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TOEIC・TOEFL・IELTSはどう違う?試験の特徴や勉強法・活用シーンまで徹底比較!

更新日時 2020/10/06

「TOEIC・TOEFL・IELTSはどれも有名な英語資格だけど、具体的にどんな違いがあるの?」

「それぞれのテストの特徴や勉強方法について知りたい!」

このようにお考えの英語学習者の方は、多くいらっしゃると思います。

どのテストであっても、高スコアを取ることで高い評価を受けることができますが、必要となる英語力や資格を生かせる場面など多くの違いが存在するのです。

そこで、この記事では様々な観点からTOEIC・TOEFL・IELTSのテストを徹底比較し、それぞれの特徴について幅広く紹介していきます。

また後半では試験の対策方法やおすすめの参考書・講座なども紹介するので、ぜひ参考にして見てください。

TOEIC・TOEFL・IELTSの違いを簡単に比較

TOEIC・TOEFL・IELTS、それぞれのテストの基本的な情報について簡単にまとめると、以下の表のようになります。

比較項目 TOEIC(L&R) TOEFL iBT IELTS
実施団体 ETS ETS IDP Education
スコアの上限 990点 120点 9.0
英語技能 2技能 4技能 4技能
試験時間 約2時間 約3時間 約3時間
試験形式 筆記(マークシート) コンピューターでの解答 コンピューターと筆記で選択可
受験費用 6,490円(税込) US$235 25,380円(税込)
2019年度受験者数(日本) 約220万人 約8万人 約3万1000人
実施会場 日本全国の大学・専門学校 日本全国のテストセンター 日本全国のテストセンター
年間の実施回数 10回 40回以上 約60回

受験者数はTOEICが圧倒的に多く、日本でのシェアが圧倒的に高い試験であると言えるでしょう。

一方で、実施回数についてはTOEFL、IELTSの方が圧倒的に多く、より受験しやすい検定試験であると言えます。

スコア換算によって難易度を比較すると

文部科学省の発表する「検定試験とCEFRの対象表」を参考にして、それぞれのスコアを換算すると以下のようになります。

CEFR TOEIC L&R TOEFL iBT IELTS
C2 990+ 120+ 8.5〜9.0
C1 920〜990点 95〜120点 7.0〜8.0
B2 780〜915点 72〜94点 5.5〜6.5
B1 575〜775点 42〜71点 4.0〜5.0
A2 310〜570点

上記の表から、難易度はTOEIC<TOEFL<IELTSの順であると言えるでしょう。

一方で、TOEICは受験者が非常に多く相対的にレベルが落ちやすい、という点も考慮する必要があります。

CEFRとは?

CEFRとは、2001年に欧州評議会が発表した、語学能力の客観的評価基準のことです。

上記のように、試験ごとの難易度比較に用いられることが多く、A1から C2の順に難易度が高くなります。

Cランクで「熟練した言語使用者」Bランクで「自立した言語使用者」Cランクで「基礎段階の言語使用者」という位置づけになります。

TOEIC・TOEFL・IELTSのテストの種類

TOEIC L&RテストやTOEFL iBTのような代表的なもの以外にも、様々な種類のテストが存在します。

TOEICは5種類のテストが存在

TOEICには、以下の5種類のテストが存在します。

  • TOEIC Listening & Reading Test
  • TOEIC Speaking & Writing Test
  • TOEIC Speaking Test
  • TOEIC Bridge Listening & Reading Test
  • TOEIC Bridge Speaking & Writing Test

TOEICの場合はL&RテストとS&Wテストで、英語の4技能全てをテストする形式となっています。

ただし、現状S&Wテストに受験者はL&Rテストに比べて非常に少なく、評価されるのもL&Rテストのスコアである場合が多いです。

また、TOEICには英語初心者用のBridge Testも存在しており、様々な受験者に対応しています。

TOEFLはITPとiBTの2種類

TOEFLには以下の2種類の試験が用意されています。

  • TOEFL iBT(internet-based test)
  • TOEFL ITP(institutional test program)

TOEFL ITPテストは、日本では大学院入試や大学のクラス分けなどに使われることが多いようです。

またITPテストはスピーキングとライティングの試験がなく、TOEICと近い感覚で受験を行うことが可能です。

ITPについてはiBTと比較して情報が少ないので、以下の記事でその詳細を詳しくチェックしてください。

IELTSは3種類の試験が存在

IELTSには以下の3種類が存在します。

  • IELTS Academic(アイエルツ アカデミック・モジュール)
  • IELTS General Training(アイエルツ ジェネラル・トレーニング・モジュール)
  • 英国ビザ申請用IELTS

学業目的の留学の場合は、一般的には1番上でのIELTS Academicを受験します。

それぞれで取得の目的が異なるため、どの試験のスコアが必要であるのかしっかりと確認してから受験しましょう。

TOEIC・TOEFL・IELTSはオンラインで受講できる?

どのテストとも、会場での受験だけでなくオンラインでも受験ができるテストが存在します。

  • TOEIC IPテスト(オンライン)
  • TOEFL iBT Special Home Edition
  • Computer-delivered IELTS

の3種類です。

なお、どのテストでも、試験時間や受験環境などの面で、しっかりとしたカンニング対策がとられています。

TOEIC・TOEFL・IELTSのスコア活用場面

それぞれのテストで高得点を達成すると、具体的にどのような場面で有利になるのでしょうか。

スコアを活用できる場面について、詳しく解説をします。

TOEICは就職・転職で有利になる

TOEICテストは、主に「ビジネスの場面での英語利用」を想定した試験内容となっています。

そのため、スコアは特に就職・転職活動の際に有効に活用することができるでしょう。

実際に出題される内容も、ビジネスシーンや日常での会話で用いられる英語が中心となっています。

TOEICは何点から履歴書に書ける?

一般的に、TOEICで英語力をアピールできるのは600点からと言われています。そのため初心者はまずこのスコアから狙うと良いでしょう。

ただし、600点以下の場合でも、評価してもらえる企業は少なからず存在します。そのため、どのようなスコアであっても履歴書には記入しておくと良いでしょう。

ただし、履歴書にはスコアを正しく書き込まないと、印象が悪くなりかねないので注意しましょう。

TOEFLは留学の際に使える資格

TOEFLは特に留学を目指す際に、スコアが英語力の参考とされることが多いです。留学先の選択肢が広がる目安として80点が挙げられます。

試験内容も、アカデミックで専門的な内容の英語が中心となって出題され、海外でキャンパスライフを送るために必要な英語力が試されます。

また、海外での知名度がTOEICよりも圧倒的に高いことから、外資系企業の採用にTOEFLスコアが参考にされる場合もあるようです。

IELTSは留学・移住で使える

IELTSは特に、海外移住をする時に必要となることが多いです。例としてイギリス、オーストラリア、カナダなどの国では移住申請の際にIELTSの受験が必須となります。

IELTSのテストの中でも、永住ビザを申請する国によって受験すべきテストが異なってくるため、必ず受験前に確認をしましょう。

また、海外留学でもIELTSのスコアは使う場面があります。この場合も、アメリカ以外の英語圏の国が中心となるようです。

英検とTOEIC・TOEFL・IELTSの比較

有名な英語検定の一つである英検とは、どのような点で違いがあるのでしょうか。

英検とTOEICはともに日本国内での権威性が高い英語検定です。そのため、日本国内で就職・転職の際に資格を生かせる場合があります。

一方で、海外においてはほぼ無名とも言ってよく、TOEFLやIELTSのように日本以外で英語力を示すことはほぼ不可能と言えるでしょう。

また、英検は大学入試などで特に有利になることが多く、受験者は中学・高校生がメインです。

そういった点で、受験者層にも大きな違いがあると言えるでしょう。

詳細については、以下の記事で徹底分析・徹底比較を行っていますので、是非ご覧ください。

TOEIC・TOEFL・IELTSのスコア別レベル

TOEIC・TOEFL・IELTSそれぞれの試験において、スコア別の英語力がどの程度であるのか詳しく見ていきましょう。

TOEICのスコア別英語力

TOEICは受験者も非常に多く、また満点も990点と比較的高めです。そのため受験者のレベルについても幅広い傾向にあります。

TOEIC400点のレベル

TOEIC400点付近は「高校英語の基礎がまだ出来上がっていないレベルの英語力」と言えるでしょう。英検だと準2級レベルです。

まだまだTOEICテストに関しては初心者のレベルであり、英語力を評価されるまでにはある程度の勉強時間が必要となるでしょう。

勉強方法・参考書についても、初心者用のものや大学受験用のものが適正と言えます。

TOEIC500点のレベル

TOEIC500点は「中級者入りたて」の英語レベルだと言えます。初心者の最初の難関となる得点は突破し、基礎的な内容は習得できている段階でしょう。

基礎知識は習得できているため、高得点までの伸びしろが大きいレベルとも言えるでしょう。

得点アップには、まず600点を目指すことがおすすめです。参考書もTOEIC600点以上をカバーできるものを利用すると良いでしょう。

TOEIC600点のレベル

上記のように、TOEIC600点付近であれば、履歴書に書いて英語力を十分にアピールすることができます。

また英語の到達度としては、一般国立大学や私立大学に英語科目を使って合格した学生が、最低限到達しているレベルと言えるでしょう。

日常的な英会話には困らないレベルですが、英語を頻繁に使って仕事をする場合には少し心許ないスコアでもあります。

TOEIC700点のレベル

TOEIC700点は、受験者全体の上位約30%に入るスコアです。英検だと2級〜準1級程度と言えるでしょう。

700点前後のスコアを取得できる英語力であれば、英語を使って業務を行うスタートラインに立ったといえます。

一方で、海外赴任・海外出張などで積極的に英語を使った仕事をしたい場合は、やはりより高いスコアが必要です。

TOEIC860点のレベル

一般的に、860点以上からTOEIC高得点者の仲間入りができると言われています。

公式の発表する「TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」でも、860点から最高ランクのA評価を受けることが可能です。

転職活動においても英語を強みとして大きくアピールすることができ、ネイティブとも交渉を行える英語力と言えるでしょう。

TOEIC900点以上のレベル

TOEIC900点台は、受験者全体の上位3〜4%に属します。就活でアピールする際も、他の応募者と大きな差をつけることができるでしょう。

仕事で英語を使う際もネイティブと互角に議論を交わすことができ、海外赴任でも通訳が必要ないレベルと言えます。

一方でこのレベルの英語力を得るためには、難易度の高い参考書を用いた適切な勉強法で、試験対策を行うことが必須となります。

また、以下の記事ではTOEIC900点取得のレベルに達するまでに、必要となる勉強時間について、より詳しく解説をしています。

TOEFLのスコア別英語力

TOEFLも取得しているスコア・目標スコアによって、英語力や勉強方法が大きく変わる試験です。

また4技能に別れた試験でもあるため、同じスコアでも受験者ごとに持っている英語力が異なる場合もあります。

TOEFL80点のレベル

海外の大学への留学を目指す場合、まずはTOEFL iBTで80点以上をとることが目標となります。

英語力としてはTOEIC800点〜850点レベルと言われており、かなり高い英語力が4技能全てで求められるスコアと言えるでしょう。

一方で、TOEFl80点以上を取得できれば、全米の77%以上の大学入学条件をクリアすることができます。

TOEFL iBT80点のスコアについてより詳しく知りたい場合は、以下の記事が参考となるでしょう。

TOEFL100点以上のレベル

TOEFL100点以上は、受験者のレベルの高いTOEFLの中でも上位2割に相当します。海外大学ほぼ全ての留学条件を満たせるレベルと言えるでしょう。

TOEICであれば950点以上、英検あれば余裕を持って1級に合格できるレベルの実力がついている段階となります。

一方で、米有名大学の大学院に留学する場合は100点付近でもまだ入学条件に届かず、110点以上を目指すことが必要となります。

TOEFL ITPのスコアとレベル

iBTテストだけでなく、TOEFL ITPの場合でもスコアごとにレベルや活用できる場面が大きく異なります。

留学でTOEFL ITPのスコアを利用する場合は、最低でも500点以上のスコアを残さなければいけないため、まずはこのスコアを目標としましょう。

以下では、TOEFL ITPの詳細な英語力から、取得までの勉強法まで詳しく解説をしています。

IELTSのスコア別英語力

IELTSの場合は「バンドスコア」という0.5ポイントごとの刻みでスコアが加算されていきます。

「0.5」という他試験と比較して小さな数字ですが、その上下によって英語力の面では大きな違いがあるようです。

IELTS 6.5のレベル

IELTS6.5は、海外の学部留学や大学院留学で求められることの多いスコアです。同じ4技能テストのTOEFLと比較すると、90点以上の英語力と同等でしょう。

ただし、海外大学出願の際には「リスニングは7.0以上」とセクションごとのルールが課されている場合もあるため、大学ごとに要確認と言えるでしょう。

また、全体で6.5以上のスコアを取得するためには、セクションごとのスコア配分にも注意する必要があるようです。

IELTS 7.0のレベル

スコアとしては「0.5」の差ですがIELTS6.5と7.0では英語力の面で大きな差があります。バンドスコア7.0を取得すると、海外の99%以上の学部英語基準を満たせるようです。

また、海外大学の中でも「医学部、教育学部、法学部」やMBA取得を考えている人などは、IELTS7.0以上のスコアが必要となる場合が多いです。

全体的に高いバンドスコアを取る必要があるため、セクションごとに適切な勉強を行う必要があるでしょう。

IELTS 7.5以上のレベル

IELTS7.5以上を取るのはかなり難しく、IELTSの試験傾向を適切に把握した上で、英語力を底上げするための学習が必要になります。

スコア7.5はTOEFL102〜109点と同等と言われており、オックスフォード大学やマンチェスター大学の大学院申請などで必要となる場合が多いです。

また、IELTS8.0以上が求められることはほとんどないため、海外進学や移住の際には7.5を最終ゴールとすると良いでしょう。

TOEIC・TOEFL・IELTSの試験対策方法

ここまで解説してきたように、それぞれの試験で出題内容や必要となる英語力が異なります。そのため、それぞれで異なる試験対策の方法を取る必要があるでしょう。

以下では、パートごと・セクションごとにTOEIC・TOEFL・IELTSの試験対策方法を紹介します。

TOEICのパート別対策方法

TOEICは試験がpart1〜part7まで分かれており、リスニング・リーディングどちらかの分野から出題がなされます。

TOEICのPart1&2対策

Part1,2はリスニング問題となっており、それぞれ「写真描写問題」「応答問題」の形式で出題がなされます。

Part1は問題用紙の写真を見ながら、どのような質問がなされるか予想をしておくと良いでしょう。

Part2は質問文冒頭の「5W1H」を正確に聞き取れれば、正解の選択肢がかなり選びやすくなります。

またどちらの場合も、短文英語のリスニングを毎日繰り返し行うことで、必要な部分を逃さず聞き取れるようになるでしょう。

TOEICのPart3対策

Part3もリスニング問題となっており、2人または3人による「会話問題」が計39題出題されます。

加えて、図表つきの会話問題も出題される場合があるため、出題パターンごとに解き方のポイントを押さえる必要があるでしょう。

どのようなパターンの問題でも、「導入」「要求」「提案」など、会話のストーリー展開を押さえることが聞き取りの際に効果的です。

TOEICのPart4対策

Part4もリスニング問題となっており「説明文問題」が出題されます。長文のナレーションを聞き、3つの問題に解答する形式です。

解答の選択肢は問題用紙に記載してあるため、「Part4のディレクション」を読み上げている最中に設問を先に読んでおくと良いでしょう。

この際、問題用紙への記入は禁止されているため、目で見て確認する程度にとどめ、なるべく多くの設問に目を通すようにすると良いです。

また、長文を聞き取る必要があるため「ディクテーション」「シャドーイング」による学習が特に効果的です。

TOEICのPart5対策

Part5はリーディングセクションとなっており、短文穴埋めの文法問題が出題されます。出題範囲が広いですが、頻出文法事項については設問が単純になる傾向があります。

語彙問題、品詞問題、前置詞問題、動詞問題、接続詞問題、代名詞問題、比較級問題と様々な分野から出題されるため、それぞれで解き方を押さえることが必要です。

参考書は問題を解きながら文法事項を網羅的に学べるものを選び、毎日継続することで完璧に仕上げていきましょう。

TOEICのPart6対策

Part6もリーディング問題となっており、長文穴埋め形式の問題が出題されます。長文に対して4つの空白が存在し、最適な選択肢を選ぶ形式です。

「文法的に正しいものを選ぶ」選択肢と「文脈的に正しいものを選ぶ」選択肢の両方が存在するため、どちらのタイプであるか即座に判断できるように練習を積む必要があるでしょう。

また、Part5と同様に文法や語彙力を向上させることで得点がアップしやすい傾向にあるので、Part5が得意な人は得点しやすい部分となっています。

TOEICのPart7対策

Part7は長文読解問題となっており、1文章の問題が29問、複数文章の問題が25問出題されます。

Part7はリーディングセクションの中でも苦手な人が多く、最大の難所となる傾向にあるため、特に時間をかけて対策をすべきでしょう。

設問の順番と、該当部分の本文での登場順番が一致する傾向にあるため、特に一問目の設問を確実に正解することに注力するのがおすすめです。

また、複数文章の問題は特に難しい場合があるため、目標スコアによっては捨ててしまい、一つの文章の問題のみに集中するのも良いでしょう。

TOEICのコツを把握してスコアアップ

TOEICは毎年異なる問題が出題される試験ですが、その出題傾向は一貫しています。

さらに、パートごとの解き方についても毎年共通する「攻略法」が存在するのも事実です。中には知っているか知らないかで、スコアに大きな影響を与えてしまうものもあります。

以下の記事では、TOEICパートごとのコツ・テクニックはもちろん、直前対策の方法についても解説しています。

特に、スコアに伸び悩んでいる人には役立つ情報が満載なので、ぜひ参考になさってください。

TOEFLの4技能別勉強方法

TOEFLの場合は、4つの英語技能ごとに問題の解き方を押さえると良いです。

TOEFLのスピーキング対策

TOEFLのスピーキングでは独立型(リスニングなしの問題)と複合型(リスニングありの問題)の二つが出題されます。

それぞれで出題される問題のタイプがある程度決まっているため、パターンごとにどのような回答をするか、フレーズを決めておくと良いでしょう。

勉強の際には「会話で用いるテンプレートを増やす」「実際に発音してみて、それを録音して発音をチェックする」などを行うと効果的です。

TOEFLのライティング対策

TOEFLのライティングでは「文章を読み、音声を聞いて、意見をタイピングする形式」と「自分の意見を30分でタイピングする形式」の二つが出題されます。

どちらの場合でも、文章の要約力が大切になります。また、文章構成のテンプレートもパターンごとに決めておくと良いでしょう。

文法、文章量、内容の3要素での採点となりますが、内容については文章とリスニング内の文言をある程度書き換えるだけで対応できることも多いです。

TOEFLのリーディング対策

TOEFLのリーディングセクションでは「語彙」「代名詞置き換え」「文挿入」「一文要約」「事実正誤」「推測」「著者の意図の特定」「文章要約」など幅広い分野から出題がなされます。

純粋な英文読解力の勝負となるため、特に精読に力を入れて試験対策を行うことがおすすめです。

また、リーディング対策の効率を高めるために、単語・語彙・文法をある程度学習し終えてから取り組みましょう。

TOEFLのリスニング対策

TOEFLのリスニングでは「大学での会話」と「学術的な講義」の2パターンから出題がなされます。

また点数には影響しない「ダミー問題」が出題されている場合もあります。解かずに休憩時間にすることもありですが、どれがダミーかわからない以上、全問解くことがおすすめです。

勉強をする際には「聞くこと」よりも「理解する」ことに注力しましょう。実際にその場にいるようなイメージを頭で持ちながら問題演習を行えるとなお良いです。

IELTSの4技能別勉強方法

同様に4技能で出題がなされるIELTSですが、試験対策はTOEFLと異なる場合もあります。

IELTSのスピーキング対策

IELTSのスピーキングは試験管との1対1の面接形式となっており、3つのパートにおいて実施されます。

流暢さと一貫性」「語彙力」「文法の正しさ」「発音」の4つの分野において主に採点がなされます。また、ボディーランゲージも交えて話すことも大切なので意識しておきましょう。

スピーキングセクションにおいて、最もしていけないことは「沈黙すること」です。ある程度は文法を気にせず話し続けることや、質問を聞き返すフレーズを覚えたりといったことも有効でしょう。

IELTSのライティング対策

IELTSのライティングセクションはTOEFLと異なり、鉛筆で手書きする形式となります。

出題パターンとしては「図や表・データを見て要約(150文字以上)」「課題に対する考えを知識・経験を交えて書くエッセイ(250文字以上)」の2パターンが存在します。

この内、後半のパートは得点が前半の2倍にであるため、特にエッセイ形式の問題の対策を重点的に行う必要があるでしょう。

また採点の際に、意見があっているか間違っているかという点は考慮されないため「文章構成が正しいか」「一貫した意見を述べているか」「しっかりとした根拠があるか」の3点を意識することが効果的です。

IELTSのリーディング対策

IELTSのリーディングは、日本人受験者が得点源としやすい部分です。必ず先に設問を読んでおき、該当範囲に印を付けながら読んでいきましょう。

選択問題」「正誤問題」「分類問題」「要約問題」の4種類で問題が出題されるため、それぞれにおいて解き方を確立するように演習を行いましょう。

多読力・精読力両面に加えて語彙力も必要となってきます。そのため、時間制限を決めた上でできる限り多くの文章を読むように練習しましょう。

IELTSのリスニング対策

IELTSのリスニングは日常生活での会話や学術的テーマに関するモノローグなど、様々な分野から4セクションが出題されます。

記述式も含んだ解答形式となっており、スペルミスなく正確に書く必要があることから、特に瞬時にメモする能力が大切と言えるでしょう。

また、事前準備として先に問題を読んでおき、どのような話がされるのか予測を立てておくことも非常に有効です。

TOEIC・TOEFL・IELTSのおすすめ参考書

適切な試験対策を押さえることも大事ですが、どのような教材で演習を積むかという点も同様に大事になってきます。

以下では、最適な参考書の選び方と共に、おすすめの参考書についてそれぞれ紹介をしていきます。

TOEIC対策におすすめの参考書

TOEIC対策では、パートごとに対策できる参考書を一通り揃えておくことがおすすめです。

また、必ず自分の目標とするレベルに適した参考書を選択するようにしましょう。リスニング・リーディング両面で、目標スコアごとに解き方のコツは異なってきます。

TOEIC対策には単語帳も大事

TOEIC対策において単語力は非常に重要です。こちらも、自分の目標スコアや熟練度ごとに適した単語帳を選ぶと良いでしょう。

また、TOEICの単語帳では単語の意味だけでなく、用法や文脈なども合わせて暗記できるものを選ぶのがおすすめです。

TOEIC初心者におすすめの参考書

TOEIC対策初心者の場合は、まずTOEICの全容をパートごとにしっかりと理解することが大切です。

そのため、参考書についてもレベルが低めのものをまずは用いると良いでしょう。「初めての」とタイトルについているものや、目標スコアが低めの参考書を選ぶのがおすすめです。

また、英語の基礎ができていない場合は、中学・高校レベルの英語参考書から学習を始めるのもおすすめです。

TOEIC900点以上を目指す人の参考書

TOEIC900点以上を目指す際には、それ相応にハイレベルな参考書を用いて試験対策を行う必要があるでしょう。

タイトルに「990点取得」「990点攻略」の様に明示されている参考書を選ぶのが無難におすすめと言えます。

以下の記事では、TOEIC900点以上を目指す人におすすめの参考書を、ランキング形式で紹介しているので、参考にしてください。

TOEFL対策におすすめの参考書

TOEFL対策の参考書も、4技能のセクションごとに対策できる参考書を選ぶと良いでしょう。

TOEFL初心者であれば「入門編」の参考書も用意して、まずはTOEFL試験の概要について理解を深めることがおすすめです。

TOEFL ITPテスト用の参考書も

TOEFLでは、iBTテストとITPテストで出題内容が大きく異なるという特徴があります。

そのため、ITPテストを受験するなら、専用の参考書で対策をすることがおすすめです。

公式問題集だけでなく、英単語、英文法、リスニング、リーディングとある程度揃えておくと良いでしょう。

IELTS対策用のおすすめ参考書

IELTSの参考書も、単語帳に加えて4技能それぞれの対策本を揃えておくと良いです。もちろん、公式問題集も忘れずに購入しましょう。

IELTSでは、それぞれの分野である程度高いバンドスコアを達成することが重要となるため、苦手な分野に関しては問題集を増やして対策することもおすすめです。

公式問題集だけでなく、過去問・予想模試も多く出版されているため、合わせて用いると得点アップにつながります。

TOEIC・TOEFL・IELTSのおすすめアプリ

隙間時間を利用した英語学習をするために、アプリも併用すると良いでしょう

TOEICの勉強におすすめのアプリ

TOEIC対策には便利なアプリが多く存在します。 リスニング用・単語学習用などのアプリはスマホで気軽に使うことができるため、特におすすめです。

有料アプリ・無料アプリ両方が販売されていますが、特に大切なのは「コストパフォーマンスが良いか」という点でしょう。

英語学習において、隙間時間を利用することは非常に重要と言えます。そのため、有料であっても得点アップにつながるものであれば、ダウンロードすることがおすすめです。

TOEICリスニング対策に最適なアプリ

リーディングセクションと比較して、リスニングセクションは特に隙間時間での学習が得点アップにつながりやすいです。

そのため、リスニング対策に特化したアプリは全受験者必須と言えるでしょう。上記のアプリと併用すると、学習効率がより高くなります。

以下の記事では、TOEIC対策の中でも特に「リスニング」に焦点を当てて、おすすめのアプリをいくつか紹介しています。

TOEFLの勉強におすすめのアプリ

TOEFLのアプリも、4技能ごとに非常に効果的な学習ができるものが揃っています。優れたアプリは試験の傾向まで反映している場合が多いため、必ずTOEFL対策専用のものを選ぶようにしましょう。

またTOEFLのアプリの場合も、無料アプリだと広告が多すぎて学習がしづらい、といった問題があるため、使いやすいものであれば有料アプリの購入も検討すると良いです。

復習がしやすいように、自分の解答記録が見られるアプリを選ぶとより効率的な勉強をすることができるので、おすすめです。

IELTSの勉強はアプリでもできる?

上記2つに比べてアプリの数は少ないものの、得点アップにつながるような学習のできるアプリはいくつか存在します。

特に、IELTSの元締めである「ブリティッシュカウンセル」が作成したアプリは演習量や、語彙の網羅度共に素晴らしいので、一番のおすすめです。

また、YouTubeのアプリをダウンロードしてリスニング対策に役立てるのも、一つの手としておすすめできます。

TOEIC・TOEFL・IELTSのおすすめ通信講座

いずれの試験でも、独学だけではスコアアップに限界を感じてしまう人が多いでしょう。そのような場合には通信講座を利用することがおすすめです。

TOEICのおすすめ通信講座ランキング

TOEIC対策講座は多くの有名会社から開講されており、それぞれ非常に高いクオリティを誇ります。

一方でそれぞれの講座の特徴を把握し、最適なものを受講できないと、効率の良い得点アップを実現するのは難しいでしょう。

そこで、我々資格Times運営陣はTOEIC対策通信講座を徹底的に分析し、重要項目において点数付けを行いました。以下の記事ではおすすめの講座をランキング形式で紹介しています。

スタディングのTOEIC対策講座がおすすめ

資格Timesイチオシの「スタディングのTOEIC対策講座」は、英語教育において高い評価と実績を兼ね備える「アルク」との共同開発講座です。

特に600点突破にフォーカスした講座となっており、初心者から中級者へのステップアップに最適な講座といえるでしょう。

パートごとの解き方のノウハウなど、より高スコアを目指す人にも有益な情報が詰まった講座となっています。

スタディサプリTOEIC対策講座の評判は?

おそらくTOEIC対策において最も高い知名度と人気を誇るであろう「スタディサプリのTOEIC対策講座」もおすすめの講座の一つです。

TOEIC対策において、非常に高い人気を誇る関正生先生の講義を視聴できるだけでなく、約20回分の問題演習もパートごとに行うことができます。

「ベーシックプラン」であってもクオリティが非常に高いですが、「パーソナルコーチプラン」であれば、専任コーチのサポートを受けることも可能です。

学習の継続が容易になるサービスですので、高得点を安心して目指したい人にはこちらのプランがおすすめと言えるでしょう。

アルクのTOEIC対策講座の評判・口コミ

英語教材で非常に評判の良い「アルク」は、独自に開発した通信講座も開講しています。

こちらの通信講座は、TOEIC超初心者から900点以上を目指す人まで、様々な受験者のニーズに応えられるコースの豊富さが魅力です。

それぞれのコースで、専門講師が監修したカリキュラム・教材のもと学習ができるため、目標達成を最短で目指すことができます。

TOEFL・IELTSのオンライン講座

TOEFl・IELTS対策用の通信講座は種類が非常に少なく、通信講座を利用しての学習は困難でしょう。

そのためオンラインで試験対策をする場合は「塾・スクールのオンラインコース」を利用することがおすすめです。

通学するのと同様の学習を、自分の好きな時間や場所で行うことができるため、通学の時間が取れない忙しい人に特におすすめと言えるでしょう。

TOEIC・TOEFL・IELTSのおすすめ塾・スクール

通信講座だけでなく、塾・スクールに通学して学習をするのもおすすめです。

TOEIC対策のおすすめ塾・スクールランキング

TOEIC対策の塾・スクールには、みっちり対策をしてスコアを上げることのできるものが揃っています。

塾・スクールを選ぶ際には、指導内容やコースの多様性についても比較を行うと良いでしょう。

同様に、指導を担当する講師の人数も必ず確認する必要があります。マンツーマン指導であるか、グループ指導であるかという点も、自分に適しているのはどちらか判断した上で、塾・スクールを選ぶと良いです。

TOEIC対策におすすめのオンライン英会話

TOEICテスト対策はもちろん、実際に会話でも役立つ様な英語力も身につけたい、と考えている方には英会話スクールの利用がおすすめです。

中でも、オンライン英会話は時間・場所を選ばずレッスンを受けられるため、非常に効率の良い英語力向上が見込めます。

以下の記事ではオンライン英会話スクールそれぞれの特徴と共に、資格Timesのイチオシスクールをランキング形式で紹介しています。

TOEFL対策のおすすめ塾・スクールランキング

大手のプログリットやLIBERTYなど、多くの英語学習スクールでTOEFLの対策講座が開講されています。

TOEFLはスピーキングが必要となるテストですが、選ぶ際にはバイリンガルの日本人講師がいる教室がおすすめです。

TOEFLはそもそも非ネイティブのために作られたテストであることから、日本人講師の方が試験に精通していると言えるでしょう。

さらに、講師が日本人の方であれば、問題傾向や対策のコツや抑えるべきポイントなども細かく学び取ることができます。

IELTS対策のおすすめ塾・スクールランキング

IELTS対策に関しても塾・スクールが多く開講されています。1対1のスピーキングセクションも存在するため、講師の先生の力を借りることは必須となるでしょう。

TOEFL対策講座を開講している教室の多くでIELTSの対策講座も開講しているため、4技能それぞれの試験傾向・対策方法を押さえたスクールが多くあります。

比較をする際には、IELTSの実績はもちろん、TOEFLの得点アップ実績についても確認をすると良いでしょう。

TOEFL・TOEIC・ IELTSの違いまとめ

TOEIC・TOEFL・IELTSについてまとめ

  • TOEIC・TOEFL・IELTSではスコアを活用できる場面が異なる
  • それぞれの試験で出題される英語の種類が異なる
  • TOEICは一般に2技能の試験だが、TOEFL・IELTSは英語4技能の能力が必要
  • TOEIC・TOEFL・IELTSはそれぞれスコアごとに能力や、評価される度合いが異なる
  • それぞれの試験で多くの種類のテストが存在する
  • TOEICはパートごと、TOEFL・IELTSは英語技能ごとに対策をすることがおすすめ
  • TOEICは通信講座、TOEFL・ILETSは塾・スクールでの試験対策が特におすすめ

ここまで、TOEIC・TOEFL・IELTSの違いを比較しつつ、それぞれの基本知識を網羅的に紹介してきました。

それぞれの試験で特徴があるため、どの試験を受験するかは英語学習者それぞれによって異なります。

同様に試験内容や対策方法についても異なるので、自分に適した方法で高スコアを目指しましょう。

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