TOEIC860点のレベルは?最適な勉強法やおすすめ参考書・就活での評価も紹介
「TOEIC860点ってどのくらいの英語力なの?」
「TOEIC860点が取れるおすすめの参考書や勉強法が知りたい!」
TOEICで860点を目指している方は、このように思っているのではないでしょうか。
この記事ではTOEIC860点がどのくらいのレベルなのか、就活・転職でどう評価されるのか、860点を目指すためのおすすめの参考書や勉強法などについてご紹介しています。
この記事で紹介する参考書や勉強法で860点を達成しましょう!
TOEIC860点についてざっくり説明すると
- TOEIC860点は、TOEICを運営するIIBCでは一番上のAランクに分類
- TOEIC860点は英語でビジネスができるレベルであり、就活・就職では英語力を高く評価される
- TOEIC860点を目指すには、高スコア用のレベルが高い参考書を選ぶ必要あり
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TOEIC860点の英語力・レベル
TOEIC860点というと、一般的にはかなり高いレベルだと言えます。TOEIC860点とは具体的にはどの程度の英語力なのかくわしく解説していきます。
TOEICの公式では「Aランク」評価
TOEICを運営しているIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が定めているTOEICスコアのレベルでは、860点からAランク(最高レベル)に指定されています。
860点のスコアがある方は、Aランクの英語能力があるということで就活・転職では非常に有利になると言えるでしょう。
また、一部の国立大学では指定したスコアを取得すると単位として認定しているところがありますが、860点も取得していると、単位として認定される機会が増えるというメリットがあります。
TOEIC860点は英語を実務で使える
TOEIC公式サイトでは、860点以上のAランクの方は
Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。 引用:IIBC公式HP
と評価されています。
Aランクは、英語で無理なく仕事ができ、ネイティブスピーカーと交渉をすることも可能になるレベルだと言えます。
そのため、外資系企業や、海外の企業と取引が多い企業への就活・転職では、860点以上のスコア、Aランクのレベルにあるということは、十分アピールポイントとして使うことが可能です。
他の英語検定試験と英語力を比較
TOEIC860点を他の英語検定試験と比較すると、次のようなスコア・級になります。
- 英検準一級程度
- TOEFL90点程度
- IELTS 6.0程度
英検準一級は、英検を主催する日本英語検定協会によると大学中級レベルです。そのため、高校生でTOEICで860点を取れれば、高校を卒業にするには十分な英語力があると言えます。
TOEIC860点の英語力で注意すべき点
先ほど述べたように、TOEIC860点は公式から「コミュニケーションに十分なレベル」として評価されています。
しかし、多くの方が受けるTOEIC L&R テストでは、リスニング・リーディングの能力しか測れないという点には注意すべきです。
実際のコミュニケーションで必要な「話す力」「書く力」については能力が高くない場合があるため、 TOEIC L&Rテストのスコアでの評価はあくまで参考程度に捉えましょう。
TOEIC860点が高得点者に定義される理由
そもそもなぜTOEIC860点が高得点として定義されているのでしょうか。実際に取得した方の体験談を紹介しながら理由を解説します。
TOEIC860点以上は上位7%程度
2018年度のTOEIC L&R試験の公開テスト(個人受験)でのTotalスコアについて、点数ごとの人数と割合の分布を表にすると以下のようになります。
- 全受験者数:979,474人、平均スコア580点
スコア | 人数 | 割合 |
---|---|---|
895~ | 33,541人 | 3,4% |
845~ | 38,501人 | 3.9% |
795~ | 53,733人 | 5.5% |
745~ | 65,288人 | 6.7% |
695~ | 77,245人 | 7.9% |
645~ | 88,497人 | 9.0% |
595~ | 98,340人 | 10.0% |
545~ | 102,188人 | 10.4% |
495~ | 99,725人 | 10.2% |
445~ | 92,183人 | 9.4% |
395~ | 80,931人 | 8.3% |
345~ | 66,405人 | 6.8% |
295~ | 45,100人 | 4.6% |
245~ | 25,014人 | 2.6% |
195~ | 10,386人 | 1.1% |
145~ | 1,944人 | 0.2% |
95~ | 176人 | 0.02% |
45~ | 101人 | 0.01% |
10~ | 176人 | 0.02% |
TOEIC公開テストで845点以上は7.3%であることから、860点以上はおよそ7%程度であると推測できます。
つまり、860点以上は、受験者の中でもかなり少ないことがわかります。
IPテストではより希少な存在
一方、IPテスト(企業や学校での団体テスト)でのスコア分布は以下のようになっています。
- 全受験者数:1,243,777人、平均スコア471点
スコア | 人数 | 割合 |
---|---|---|
895~ | 16,990人 | 1,4% |
845~ | 17,569人 | 1.4% |
795~ | 26,115人 | 2.1% |
745~ | 35,443人 | 2.8% |
695~ | 47,068人 | 3.8% |
645~ | 62,637人 | 5.0% |
595~ | 81,467人 | 6.5% |
545~ | 100,838人 | 8.1% |
495~ | 118,386人 | 9.5% |
445~ | 134,140人 | 10.8% |
395~ | 143,553人 | 11.5% |
345~ | 145,578人 | 11.7% |
295~ | 129,386人 | 10.4% |
245~ | 100,427人 | 8.1% |
195~ | 65,542人 | 5.3% |
145~ | 17,226人 | 1.4% |
95~ | 824人 | 0.1% |
45~ | 285人 | 0.02% |
10~ | 303人 | 0.02% |
IPテストは845点以上の取得者が2.6%です。860点以上はさらに少なくなります。
TOEICの勉強をしていない一般的な人と比較すると、860点以上取得している方は非常にまれな存在ということになります。
860点取得の体験談からみる英語力
実際に860点を取得した方の体験談によると、860点を取得する前と後では、自身の英語力には明らかに差があると感じている人が多いです。
具体的にどのような英語力の違いが感じられたのかご紹介します。
リスニングなら全ての問題が聞き取れる
860点以上を安定して取れるようになると、リスニング問題でおおよその内容はしっかり聴き取れるレベルになっています。
800点レベルでは、多少聴き取れても内容が理解できていない部分が多く、聴き終わると何についての内容だったかよくわからないという事態が起こることもあります。
このような方は、800点取れたのは実力ではなく、ただ解き方のコツがわかっていただけだった可能性が高いです。
リーディングは時間内に概ね解ききれる
860点レベルになると、リーディングでは時間内に全ての問題をだいたい解き終わることが可能なレベルであり、時間が足りなくて解き残してしまうことがほとんどありません。
ただ、時間内に全ての問題に目を通すことは可能ですが、ときには全てを解き切れない場合もあります。また、急いで解いたため答えを間違ってしまう場合も考えられます。このような点が、900点以上取る方との大きな違いです。
TOEIC860点の就活時の具体的な評価
先に述べたように、TOEIC860点は英語でのビジネスが十分にできるレベルであるため、就活・転職で大いに役に立ちます。
具体的にどのようなメリットを受けることができるのか、例をあげてご紹介します。
大手企業の求めるTOEICスコア
超大手企業が就活生・中途採用者に求めるスコアは、以下のとおりです。
企業名・職種 | TOEICのスコア |
---|---|
ジョンソン・エンド・ジョンソン ファイナンス職 | 900以上 |
楽天 | 800以上 |
伊藤忠グループ 総合職・名古屋支店事務職 | 700以上 |
オリックス | 600以上 |
このように、楽天や伊藤忠グループのような海外進出に積極的な商社でも、860点は英語力が高いと評価されるレベルです。
一方、外資系企業の場合は900点以上が必要となる場合があります。外資系企業を志望している方は、より高いスコアを目指しましょう。
海外滞在経験者のスコアも上回る
また、860点は海外に滞在したことがある方のスコアを上回る場合があります。
2018年に、海外での滞在期間と、リスニングスコア、リーディングスコアの関係について調べたデータが以下の表です。
海外滞在期間 | リスニングスコア | リーディングスコア | 総合スコア |
---|---|---|---|
滞在経験なし | 198 | 249 | 447 |
6ヶ月未満 | 238 | 293 | 531 |
6ヶ月以上1年以下 | 300 | 363 | 664 |
1年より多く2年以下 | 299 | 361 | 660 |
2年より多く | 325 | 387 | 712 |
これによると、海外滞在経験なしの人の平均スコアは447点です。一方、2年以上滞在した人の平均スコアは712点となっています。
つまり、860点とは、海外であまり困ることもなく生活ができるレベルの英語力であると言えます。
ただし、あくまでもリスニングとリーディングの能力に限った話である点には注意が必要です。
海外業務担当者とスコアを比較すると
また、企業の海外業務担当者の2018年の平均スコアは、以下のようになっています。
- リスニング:311
- リーディング:368
- 総合スコア:679
このように、海外業務を行っていても意外とTOEICのスコアの平均は低めであることがわかります。
最近では中国語などを専門に扱う海外業務担当者が増えており、海外=英語圏ではなくなっています。そのことから、英語がそれほど得意ではない社員もいるため、平均スコアが600点台になっているのです。
転職をしなくとも仕事内容を変更できる
それまでは一般的な仕事をしており、辛い仕事をこなさなければならないこともあった人でも、860点を取得することで、仕事の内容が変わることがあります。
例えば、これまでの部署や職種から、英語を使う部署や職種に異動になることがあります。
そして、それまで仕事の辛さが悩みだった人でも、新たな環境で自分の能力を活かす仕事を任されるようになるなど、職場環境がガラっと変わり生き生きと仕事ができるようになるのです。
このように、TOEICのスコアがよいと、転職をしなくとも職場環境を変えられるチャンスが訪れる可能性があります。
海外出張で充実した生活を送れる
また、TOEICの学習をして高スコアが取れるようになり、英語に不自由さを感じなくなると海外出張をする機会も増えてきます。急に出張になったとしても、英語が話せるようになっているので焦ることもないでしょう。
特に、860点程度のスコアの場合、英語でビジネスコミュニケーションができるレベルであるため、海外出張をしても出張先の社員たちと問題なく会議などをこなすことが可能です。
また、出張先での生活でも特に問題を感じることなく過ごすことができるというメリットがあります。
言葉がわからないと仕事以外ではひきこもってしまうという方もいるかもしれませんが、そんなことをする必要はなく、休日に行きたいところに遊びに行けるなど、海外生活を満喫することができるようになります。
TOEIC860点を目指すおすすめ参考書
860点を達成するためには、860点レベルに適している参考書を使って勉強をする必要があります。
ここからは、レベルが高めで、かつ効率的な学習ができる優れた参考書をご紹介します。
単語帳は「金フレ」がおすすめ
TOEICはビジネス英語に特化した試験であるため、TOEICの対策をする際には大学受験用などの一般的な英単語帳ではなく、TOEIC対策専用の英単語帳を使うことが必須です。
『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、TOEICで頻出する単語やフレーズが掲載されています。このテキストではフレーズごとに単語を覚えられることが特徴です。
また、このテキストはTOEICのPart5対策にも効果的です。Part5は短文の穴埋め問題で、得点源となりやすいセクションです。このテキストで頻出単語・フレーズを覚えれば、Part5で高得点が狙えます。
英文法は網羅的に学べる参考書を
860点取得を目指すためには、Partごとの対策だけではなく、長文をスムーズに読み解く対策も必要であり、できる限り早い段階で文法を学び完璧にしておく必要があります。
『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』では、Part5対策で必要な文法の知識を網羅的に学ぶことができます。Part5で必要となる文法の知識を習得するためには、何度も繰り返し解くことがおすすめです。
リスニング・リーディング共に演習量重視
860点になるまでには、リスニングはある程度聴き取れているレベル、リーディングは時間内にだいたい解き終えられるレベルである必要があります。
そのため、演習量が多い参考書で耳を慣らしたり、何回も解いて解くスピードを上げたりする練習を積み重ねることが重要です。
『TOEIC®テスト新形式精選模試リスニング2』は500問の設問があり、毎日聴くことで内容を聴き取れるようになります。
また『TOEIC®テスト新形式精選模試リーディング2』も同じように500問あり、解き方の解説もあるため勉強しやすいテキストです。何回も解いて、問題を解くスピードを上げられます。
公式問題集も必ず用いよう
どれだけ高スコアになったとしても、公式問題集は必ず解いておくようにしましょう。公式問題集は、TOEICを主催しているETSが作成している問題集なので、他の問題集と比べて本番に最も近い演習ができます。
『公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 』は、リスニング音声が公式スピーカーによるものなので、本番でのリスニングテストに慣れておくことができます。
また、テスト2回分の設問400問が収録されているため、本番のテストを2回解くような感覚で勉強できます。
模試形式の問題集で演習を積む
公式問題集だけでは本番形式の練習が足りない場合もあります。公式問題集の他にも、模試が付いている参考書を利用して、演習量を増やすことがおすすめです。
『TOEIC® L&Rテスト 至高の模試600問』は、本番の試験と同じような内容の模試が3つ付いており、600問を解くことができます。本番の試験とレベルが同じくらいなので、模試の結果からスコアを予想することも可能です。
リスニングの音声がダウンロードできる他、解答や解説の電子書籍版が付いているので、自宅以外でも勉強を進めることが可能です。演習量を増やしたい方にはぴったりの教材だと言えます。
スタディサプリのアプリでも学習
独学の手段として、参考書のほかにもアプリを使った学習がおすすめです。
特に、スタディサプリは有名講師の講義動画の視聴をはじめとして、ディクテーションやシャドーイングを使った効果的な復習までスマホ1つでTOEICに必要な対策をすべて行うことができます。
それぞれのコンテンツのクオリティも非常に高く、参考書の学習に劣らない充実の対策を行うことができるでしょう。
TOEIC860点を目指すための勉強法
よいテキスト・問題集を選び、適切な勉強法を身に付けることによって効率的にスコアアップすることが可能になります。
ここからは、どのような勉強法で860点を目指せばよいのか具体的にご紹介します。
TOEIC860点までの勉強時間
現在のスコアから860点を取得するまでの勉強時間の目安は、おおよそ以下の通りです。
- 現在550点:725時間
- 現在650点:500時間
- 現在750点:275時間
現在650点の方は、860点になるためには約500時間の勉強時間が必要です。毎日2時間勉強すれば、250日(約8ヶ月)で達成できます。
社会人には毎日2時間の勉強は難しいと感じるかもしれませんが、通勤中や帰宅中、帰宅してからの時間などを合わせると2時間の勉強は可能です。
特にアプリなどで隙間時間にも勉強していくと、2時間の勉強時間は意外と簡単に取れるものなのです。
リスニングは音読やディクテーションで復習
リスニングを復習するときには、TOEICの本番での音声と同じ速さで音読をしたり、ディクテーションをしたりすることがおすすめです。
先ほどご紹介した参考書を使って最低10回は反復練習を行えば、TOEICのリスニングに対応できる耳を作ることができます。
リスニングの参考書だけではなく、単語帳や公式問題集に付いているCDなど、さまざまな音声で音読やディクテーションをしてリスニングの能力を上げましょう。
また、リスニングは毎日行うことが効果的です。社会人の方は、通勤・帰宅時など外出時は音声を聴くことに集中し、帰宅後に音読、ディクテーションをするというようなメニューでもよいでしょう。
リーディングは時間配分に注意
リーディングは時間との勝負になることが多く、安定して得点を取れない原因の多くは「時間配分のミス」です。
リーディングはPart5~Part7までが75分間で行われますが、最も難易度が高いPart7で1時間ほど時間をかけられるように、Part5とPart6は合計15分以内で終わらせることが重要です。
普段から問題集を解くときには、時間配分や解くスピードを意識しつつ問題を解く練習を積んでおきましょう。
Part5は短文の穴埋め問題なので10秒ほどで解ける問題もあるため、テンポよく解けるように練習しておきましょう。
Part6は長文の穴埋め問題ですが、空欄に入る適切な文章を選ぶ問題です。時間がかかってしまいがちなので、苦手な方はPart6に時間をかけずにわからないところは飛ばし、Part7のために時間を取っておくことも戦略の一つです。
TOEIC860点より高スコアをとるためには
TOEIC860点を取るための勉強法について解説してきましたが、ここからは860点よりも高スコアの900点台を取る勉強法についてもご紹介していきます。
TOEIC900点は上位3〜4%
先ほどご紹介した表を参考にすると、公開テストの場合895点以上取得できる人は3.6%しかおらず、900点はかなり高いレベルであることがわかります。
TOEICは高スコアを取ってから満点近くまでに得点を伸ばすことが最も難しいとも言われています。
例えば860点程度取れる方はあと40点取れば900点となりますが、単純に得点差だけで「あと40点だから900点はすぐ取れるようになる」と考えることはできません。
その40点を取れるようになることが非常に困難であり、勉強法には細心の注意が必要です。
リスニングは内容の完璧な理解が必須
860点までのリスニングはおおよその内容がわかっていればよかったのですが、900点以上を目指すのであれば、内容はほぼ理解できるレベルが求められます。
例えば海外ニュースの内容が理解できるレベル、職場での議論を聞いて理解できるレベルです。
リスニングはリーディングよりは得点を取りやすいセクションなので、900点以上を取るためにはリスニングの満点である495点に近い450点以上が最低ラインになります。
しかし、TOEICのリスニングは日常会話や基本的なビジネス会話をテーマとしており、海外ドラマに出てくるようなネイティブ特有の言い回しや会話のスピードについていけるわけではないという点には注意する必要があります。
また、ただ聴くだけの一方方向のリスニングはできるようになっても、聴きながら反応を求められる双方向のリスニングができるようになるとは限りません。
そのため、TOEICのリスニングで高得点が取れたからといって、必ずしも会話ができるようになるわけではないことにも注意が必要です。
リーディングはPart5・6を完璧に
リーディングに関しては、まずは簡単であるわりに取りこぼしをしやすいPart5、Part6の対策を徹底的に行いましょう。900点以上を狙う場合、満点を取れるようにすることが理想的です。
また、Part5、Part6で満点を取れるようになった上で解くのにかかる時間を少なくして、Part7で1時間ほど時間をかけられるように時間配分をする必要があります。
パートごとの満点を目指すためには、間違えた部分とあやふやだったけれど正解した部分の2つをそれぞれ復習し、どの問題も自信を持って正解できるようにすることがおすすめです。
860以上突破にも音読が有効
900点以上を目指す場合でも、参考書での学習やその復習では音読・ディクテーション、シャドーイングが効果的です。
書くだけだと手だけを使った学習になりますが、音読、ディクテーション、シャドーイングは耳や口も使うため記憶に残りやすい学習法だと言われています。このような方法は語学学習全般で効果的であり、よく利用されている勉強法です。
もちろんTOEICでも効果があり、900点以上を目指す方は音読、ディクテーション、シャドーイングをしてスコアアップを目指しています。
990点取得用の模試で総仕上げ
900点以上を目指すなら、満点である990点を取るための本『TOEIC L&Rテスト990点攻略』の模試で総仕上げをしましょう。
この本は各パートごとにミスしがちな問題が厳選されて収録されており、解説も充実している一冊です。990点が取れる解説を理解したら、トレーニングと練習問題を解いて知識を定着させます。
また、「ハイレベル模試」は最後の仕上げとして力試しをするのに最適です。この本で900点以上を取れたという口コミは多く、おすすめできるテキストです。
ベルリッツで効率的にスコアアップ
ベルリッツのTOEIC®個別指導コースは、学習者の個々のニーズや目標に合わせて、カスタマイズされた学習プランが提供されます。そして、学習プランに基づいて専門の指導者が学習の進行をサポートします。
また、レッスンは1回120分と設定されており、これはTOEIC試験の時間と一致しています。この点が、学習者が試験に必要な集中力を自然に養うのに役立つでしょう。
以上のようにベルリッツのTOEIC®個別指導コースは、自分のペースで学習を進め、効率的にTOEICスコアを向上させたい方にとってピッタリの講座だといえます。
ハイスコア取得者におすすめの通信講座
ハイスコア取得者におすすめの通信講座として、多数の英語参考書を出版しているアルクのTOEIC講座がおすすめです。
アルクでは、「完全攻略900点コース」を用意しており、860点以上を目指したい方はこのコースを受講することで、ハイレベルな英語力を身につけることができます。
このコースでは、9割近い正答率を確保するために必要な、正確さと速さを両立しながら問題を解くトレーニングを行います。
トレーニングは模試を中心に行われることから、試験本番でも使える速読・精読力が身につくこと間違いなしでしょう。
塾・スクールで効率よく得点アップ
就職・転職や会社の都合でどうしてもTOEICでハイスコアを取る必要が出てきた人は特に、マンツーマンの指導で実力アップを担保してくれる塾・スクールを活用すべきでしょう。
特にTORAIZの英語コーチングサービスは、価格の手ごろさとスコアアップに徹底注力したカリキュラムを兼ね備えた1番のおすすめ講座です。
このカリキュラムは、専属コーチのもとで運用されるため学習効果を最大限高めることができます。
マンツーマンで確実にハイスコアを目指したい人は、ぜひTORAIZも検討してみてください。
TOEIC860点についてまとめ
TOEIC860点についてまとめ
- TOEIC860点以上が取れる人は上位7%程度しかいない
- リスニングは音読やディクテーションをして復習し、参考書を最低10回は反復しよう
- リーディングはPart7に1時間かけられるように普段から時間配分を意識して問題を解くことが大切
TOEIC860点は英語でビジネスができるレベルであり、就活・転職でも高く評価されるため、英語を使って仕事がしたい方は目指すべきスコアです。
860点を取るためにはリスニング、リーディングともに努力する必要がありますが、今回ご紹介した優れた参考書と効果的な勉強法で勉強を続けることで860点以上を狙えるようになるでしょう。
860点以上を取得できると英語力を実感できたり、仕事の幅が広がったりしてメリットが多々あります。ぜひ860点を目指して勉強を頑張っていきましょう!