人気の外国語19選!学習メリットや難易度・勉強法・おすすめ講座まで徹底解説
グローバル化が進む今日、日本にいながらにして海外の方々と関わったり、海外の文化に触れる機会が増えてきました。
外国語が話せると、海外の人々とコミュニケーションを取ることができたり、文化をより多くの面から楽しむことができます。
また、ビジネスシーンでもグローバルな人材として活躍の場が広がったり、給与アップも期待できるでしょう。
一方、たくさんの外国語がある中で、それぞれがどんな特徴なのか、どのように役立つのかといったイメージがあまり湧かない人もいるのではないでしょうか。
ここでは、そんな方々に向けて、おすすめの言語やその特徴を紹介します!
中国語
中国語は世界一話者の多い言語です。第二言語として中国語を話す人の人数も合わせると、なんと世界で10億人以上が中国語話者となります。
中国語は中国全土にとどまらず、近年の中国・アジア諸国の経済成長によりその重要性を増しているのです!
ちなみに中国にはほぼ外国語のように異なる方言が数多くあり、一般に私たちが中国語というとき、それは中国全土で共通語として話されている普通語(標準語)を指します。
中国語の漢字も二種類あり、中国本土やシンガポールでは簡体字が、台湾や香港・マカオでは繁体字が使われています。
基本的には簡体字を学べばOKですが、自分のニーズに合わせて、勉強する文字を選びましょう。
中国語は声調が難しい
中国語の文法は比較的簡単と言われています。
中国語の上手さを決めるもの、つまり中国語で難しい点は発音、特に声調です。
中国語での感じの発音をローマ字で表した発音記号をピンインと言い、辞書を引くときなどにも使うので習得は必須です。
また中国語には一つの音節ごとに4つのアクセントのつけ方(声調)があり、これが日本人にはとても難しいとされています。
下の記事では、中国語の難易度についてより詳しく紹介しています。
中国語の勉強方法
中国語の基礎はピンインです。まずはピンインの読み方を覚え、実際の発音を聴きながら真似をしてみましょう。
中国語の文法は学習ハードルが低いこともあり、初心者は文法固めを行うのがおすすめです。
それと並行して、単語は日常的なものを中心に、少しずつ継続して覚えていくと良いです。
単語を勉強する際も、音声を用いた学習を意識するとより実践的でしょう。
また、漢字の学習も重要な部分となりますので、日本人であればすでに知っている漢字から関連する単語を覚える方法など、効率的な学習法を探ると良いでしょう。
会話で使うなら講座を受けよう
中国語の文法学習は比較的簡単なので独学も可能ですが、発音の学習は独学では難しいです。
発音の上達には、講座などで中国語話者に矯正してもらうのが最も効率的と言えるでしょう。
中国語を勉強するメリットとして大きいのは、世界一話者が多い言語でコミュニケーションが取れるようになることです。
せっかく中国語を勉強するなら、実際に会話で使えるような中国語を目指してみませんか?
中国語のおすすめ通信講座・教室
上でも述べたように、中国語は会話できるととても大きなメリットがある言語です。
他人に発音を直してもらったり表現をチェックしてもらうことで、より速い成長が見込めますよ!
下の記事では、実践的な中国語を学ぶ際におすすめの教室や通信講座を紹介するだけでなく、それぞれの特徴や費用も解説しています。
グローバルな人材を目指す人におすすめ
中国語は話者が多く、また中国・アジア諸国の急成長により世界での重要度が増している言語です。
世界で活躍したい、グローバルな人材を目指す人には、中国語はとてもおすすめの言語です。
勉強内容としてはピンインや声調など覚えることがたくさんあるため、地味な勉強が得意な人が向いていると言えます。
もちろん、中国や台湾の文化に興味がある、旅行に行ってみたいという人にもおすすめです!
韓国語
韓国語は近年の韓流ブームで勢いのある言語です。K-POPや韓国ドラマが好きという人も多いのではないでしょうか。
韓国は日本と地理的にも近く旅行に行きやすかったり、逆に日本に訪れる韓国人も多いので、韓国語を使える機会はたくさんありますよ!
韓国語は日本人にはとても簡単
実は韓国語は日本語と語順や文法の構造、語彙体系がとても近いんです。
そのため初級段階では、韓国語の単語を覚えて日本語の語順通りに並べるだけで韓国語の文章がほぼ完成するようなこともしばしばあります。
また漢字を使う単語の場合、ある漢字の読み方は一つの読み方に決まっていることも簡単です。
外来語に関しては日本語と被っていたり、日本人にとって韓国語は極めて学習しやすい言語と言えるでしょう。
下の記事では、韓国語の学習のしやすさについてより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
韓国語の勉強方法
韓国語の勉強ではまずはハングルを覚えましょう。ハングルは韓国語のひらがなのようなものです。
次にハングルの発音、特にパッチムに慣れると良いでしょう。簡単と言われる韓国語の中でもパッチムは少し慣れが必要なので、ここは踏ん張りどころです。
並行して、単語や定型表現を覚えていきましょう。韓国語の単語やイディオムは、K-POPの歌詞やドラマのセリフからの気付きも多く楽しんで勉強できると思います。
これらで得た知識を、文法学習や会話練習の中で定着させていく、というのがおすすめの勉強方法です。
下の記事では韓国語のおすすめ勉強方法だけでなく、モチベーション維持の方法なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
韓国文化が好きな人におすすめ
韓国語の勉強がおすすめなのは、なんと言っても韓国文化に親しみのある人です。
韓国料理や韓流アイドルなど、日本だけでなく世界中で韓国文化は人気を博しています。
韓国語が読める・聞けるようになりたい、旅行で韓国語を話したいという目的が明確な人は、勉強に身が入ったり、楽しんで勉強できるでしょう。
韓国語は独学でも習得できる
韓国語は日本語に似ている部分が多く、日本人が独学で習得するハードルが低い言語です。
韓国の文化が好きで韓国語を勉強する人も多いので、モチベーションも維持しやすく、独学に向いていると言えます。
そのため、初心者でも比較的短期間で基本的な会話力をつけることができると言われています。
下の記事では、独学での韓国語の勉強方法やおすすめの参考書などを詳しく解説していきます!
韓国語のおすすめ通信講座・教室
韓国語は独学がしやすい言語ではありますが、そもそも言語学習なんて中高の英語以来で不安…という方もいるでしょう。
韓国語講座を受けることで、勉強の効率的な進め方がわかったり、一緒に勉強する友人ができて継続しやすかったりするメリットもあります。
また韓国語を実際に会話で使いながら楽しく学びたい!という方にもおすすめですよ。
下の記事では、韓国語のおすすめ通信講座や教室を、それぞれの長所・短所を踏まえて紹介しています!
ドイツ語
ドイツ語はドイツだけでなく、オーストリア、スイス、ベルギーなどで公用語とされています。
世界中には1億3千万人ほどのドイツ語話者がおり、ヨーロッパ内ではなんと英語話者より多くなっています。
英語と同じゲルマン系言語なので、英語が得意という人はドイツ語も習得しやすいでしょう。
ドイツ語は文法が厄介
ドイツ語は文法が難しいと言われており、中でも厄介なのが、3つある名詞の性別です。名詞ごとに性別を覚える必要があるのでなかなか大変です。
他にも複数形や4種類の格の存在、語順の変化が激しいことなどもドイツ語学習者を悩ませる原因となっています。
文法の難しさに対して、発音はローマ字読みがほとんどなので易しいと言えるでしょう。
ドイツ語の勉強方法
ドイツ語の文法は難しいと紹介したばかりですが、ドイツ語を学ぶ際は、まずは文法から学びましょう。
実はドイツ語は文法を覚えてしまえば極めてシステマティクな言語なんです。
ただし初心者の方はいきなり細かい点まで覚えようとすると難しすぎて挫折する可能性が高いので、ポイントを押さえた入門書から始めるのが良いです。
並行して単語の勉強も行い、学んだ文法や単語を会話の中で定着させていくというのが、実践的なドイツ語を習得するのには効率的です。
ドイツ語の独学は難しめ
ここまで述べたように、ドイツ語は比較的難易度が高めの言語です。
ドイツ語を独学で勉強したい方は、地味な文法もコツコツ勉強できる忍耐力の強さが必要です。
ドイツのおすすめ通信講座・教室
ドイツ語を勉強する際は、文法や単語のインプットを自分で行い、それを会話でアウトプットしつつ定着させるのがおすすめです。
ドイツ語教室や講座を利用し、積極的に会話の機会を作りましょう。講座に通うことで、ドイツ語学習のモチベーションも維持しやすいと思います。
下の記事では、ドイツ語学習におすすめの通信講座や教室を、ランキング形式で紹介しています。
英語が得意な人におすすめ
ドイツ語は英語との関連が深く、英語が得意な方は文法学習も有利に進められるでしょう。
またドイツ語文法は複雑かつ量が多いので、コツコツ勉強をを続けられる性格の人も向いています。
フランス語
フランス語はフランスだけでなく、カナダのケベック州やアフリカの国々で話されている言語です。
流暢にフランス語を話せる人は世界に2億人以上もいると言われ、フランス語を話せると世界の多くの人とコミュニケーションが取れますよ。
話者の多い言語の中でもフランス語は権威ある言語で、国際連合や国際オリンピック委員会などで公用語となっています。
ビジネスシーンでも需要の多い言語なので、習得により様々なメリットが期待できる言語です!
フランス語は活用がくせ者
フランス語には一つの時制につき動詞の活用が6つあり、また時制の種類も多いです。
さらに不規則活用をする動詞もあり、フランス語の初心者は文法学習の際の暗記に悩む人が少なくないです。
下の記事ではそんなフランス語の難易度について、発音など他の観点からも説明しています。
フランス語の勉強方法
フランス語は文法・発音ともに日本人には馴染みの少ない言語です。
文法学習と並行して、音声を利用した単語学習や会話練習を行い、目と耳両方を使ってフランス語に慣れていく必要があります。
下の記事では、日本人にとって難易度が高めのフランス語を攻略するために、インターネットを活用した勉強法も紹介しています。
フランス語は独学も可能
上記の通りフランス語は難易度の高い言語ですが、独学で習得している人もいます。
フランス語は人気言語なので、本屋にもフランス語の参考書は充実しており、独学するための環境は整っていると言えるでしょう。
下の記事では、難易度の高いフランス語の独学方法について解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
フランス文化が好きな人におすすめ
フランスはファッション、ワイン、芸術、など様々な文化の面で世界を牽引している国の一つです。
日本の街を歩いていても、店や商品の名前に実はフランス語がたくさん使われています。
フランス語を学ぶことで新たな気づきを得られたり、文化を新たな面から捉えることができて楽しいですよ。
もちろんフランス旅行を考えている方も、勉強することで旅行がより一層楽しくなること間違いなしです!
また、フランス語はスタートアップが注目されているアフリカでも広く使われているので、ビジネス用の言語をお考えの方にもおすすめです。
フランス語のおすすめ通信講座・教室
フランス語は独学でもある程度まで上達することができますが、発音や表現を磨く際に独学は不向きです。
ビジネスで使う方など、人と会話することを目的に勉強する方は、講座を利用して発音や表現を矯正してもらうのが良いでしょう。
また講座の利用により、難しい文法学習で挫けて勉強をやめてしまうことを防ぎやすいというメリットもあります。
イタリア語
イタリアというと、ファッション、グルメ、サッカー、宗教、など様々なイメージが湧く人も多いのではないでしょうか。
そんなイタリアは日本人の旅行先としても人気で、イタリア語を話せることでイタリアがより身近に感じられるでしょう。
イタリアはかつて植民地支配した国々が自分の言語を使ってくれているというわけでもないため、イタリア人にイタリア語で話しかけるととても喜んでもらえますよ。
イタリア語は発音が簡単
イタリア語の発音は日本語と同じくa,i,u,e,oが母音であり、単語の多くが母音で終わります。
もちろんアクセントなど細かい点はありますが、それを除けばイタリア語は基本的に日本人にも発音が簡単な言語と言えます。
ちなみにイタリア語はラテン系言語であり、文法は活用が多く少々骨が折れるのは事実です。
以下の記事ではイタリア語習得の難易度について詳しく解説しています。
イタリア語の勉強方法
イタリア語で難しいのは主に文法です。イタリア語の勉強は文法学習が中心になるでしょう。
活用の概念など、文法書でインプットを地道に行っていきましょう。単語については身の回りのものを毎日少しずつ覚えていくと良いです。
そして何より、イタリア語は会話が明るく楽しい言語です。会話を学習の中に積極的に取り入れて、楽しく学ぶのがおすすめです。
イタリア語は独学でも習得可能
イタリア語はヨーロッパの言語の中では比較的簡単な言語で、独学のハードルも低いです。
ただし、繰り返しになりますが、イタリア語は会話が楽しい言語です。学んだ文法や単語を、誰かと一緒に会話しながら楽しく定着させていくのがおすすめです。
以下の記事では、イタリア語の独学の難しさやメリット・デメリット、おすすめ参考書などを解説しています!
イタリアの雰囲気に憧れる人におすすめ
イタリアはグルメや芸術、サッカーなどの中心地の一つで、観光地としても人気です。
イタリアは決して経済大国ではなく、イタリア語も世界中で使えるというわけではありません。
しかしながら、イタリアの雰囲気や文化に魅力を感じる人にとっては最高の言語と言えるでしょう。
イタリア語のおすすめ通信講座・教室
イタリア語を学びたいという方は、イタリアの陽気、情熱的、ロマンティックな雰囲気が好きという方が多いのではないでしょうか。
通信講座や教室に通うことで、そのようなイタリアの文化を知るネイティブの講師と楽しく会話しながらイタリア語を上達させられます。
スペイン語
スペイン語はスペインやラテンアメリカの多くの国々で公用語となっている言語で、母国語としての話者は4億人を超えます。
スペイン語はただ話者が多いだけでなく、ヒスパニック系の人々の活躍などにより、ビジネスでも徐々に需要が高まりつつあります。
また方言差が小さいことから、メキシコのスペイン語が具ペインでもアルゼンチンでも問題なく使えるというのもスペイン語の魅力です。
スペイン語の活用は難しい
スペイン語はフランス語やイタリア語と同じく、ラテン語に起源を持つ言語です。
フランス語やイタリア語と同様、初学者はまずその膨大な動詞の活用に頭を悩ませることになります。
しかし、スペイン語の読みはローマ字読みに近いので、発音の面では日本人にも馴染みやすいと言えるでしょう。
スペイン語の勉強方法
スペイン語の文字はアルファベットですが、スペイン語特有のものがいくつかあるのでまずはそれを覚えましょう。
その後は文法学習による基礎固めが中心です。その中でよく出てくる使用頻度の高い単語を少しずつ覚えていくと良いです。
発音に関しては簡単なのですが、ネイティブのスペイン語は非常に早口に聞こえます。リスニングを継続することで耳を慣れさせていくことが重要です。
以下の記事では、スペイン語を勉強する際のおすすめのステップなどを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
スペイン語は独学に向いている言語
スペイン語は日本人にも発音しやすく、活用以外の文法については全体的に簡単であるため、独学しやすい言語と言えます。
日常会話レベルの習得に必要な時間は720時間ほどと言われており、これは英語のほぼ半分となっています。
下の記事では、スペイン語を独学しようと考えている方に向けて、スペイン語の独学勉強法やおすすめ参考書を解説しています。
多様な人と関わりたい人におすすめ
スペイン語話者は4億人を超え、しかもその分布は世界の広範囲に渡っています。
話者の賃金や教育の水準も様々で、スペイン語を覚えると世界中の多様な人々とコミュニケーションを取れるようになります。
近年ではアメリカを中心にスペイン語話者が活躍しており、今後の多様性が増した社会でも活躍の場が多い言語であること間違いなしです。
スペイン語のおすすめ通信講座・教室
スペイン語は独学向きの言語ではありますが、人気の言語であるため通信講座や教室も充実しています。
以下の記事ではスペイン語を学べる通信講座や教室についてどこよりも詳しく解説しています。
ロシア語
ロシア語は、旧ソ連のヨーロッパ部をヨーロッパに含めた場合ヨーロッパで最も話者の多い言語です。
ロシア語はロシア連邦以外にも資源大国のカザフスタンやシルクロードの国ウズベキスタンなどでも話され、国連公用語の一つでもある強い言語です。
ドストエフスキーやトルストイといった文学者の他にも、メンデレーエフやパブロフなどの科学者もロシア語を使用しており、学問においても重要な役割を果たしていると言えます。
また、独特のキリル文字も、ロシア語が人を惹きつける一つの理由になっているようです。
ロシア語は文法が複雑で難解
ロシア語は、初心者が学習するには相当の覚悟が必要な言語と言われています。
フランス語やスペイン語に比べても単語の変化が複雑かつ記憶量が多いという点が、ロシア語学習の高い壁になっています。
ただし、ロシア語の文法はルールの多さが難しいのであって、着実に学習していけば習得することができます。覚悟と真面目さを持って勉強していきましょう。
そんなロシア語の難しさについて、下の記事ではより詳しく解説しています。
ロシア語の勉強方法
ロシア語初心者はまずはキリル文字を覚えましょう。キリル文字に魅力を感じてロシア語を勉強したいと思う人も多いのではないでしょうか。
アルファベットと形が同じでも発音が違うものなどもあるので、注意して慣れるまで頑張りましょう。
それができたら、とにかく文法の学習です。ロシア語の文法は難しいですが、時間がかかっても良いので、一歩ずつ進めていきます。
文法の習得には非常に長い時間がかかります。早めの段階から、会話も行なって実践的な形の練習を行なっていくのがおすすめです。
ロシア語の独学はおすすめしない
ロシア語は文法を中心とした基礎固めに非常に時間がかかります。基礎固めに関しては独学で自分のペースで行うのも良いでしょう。
徐々に上達してきて、辞書を使って簡単な作文ができるレベルになったら、会話や作文に移行していくことをおすすめします。
インプットだけでなく、実際にアウトプットで使うことで、知識が感覚的に身についていきます。
ロシア語は真面目な人におすすめ
ロシア語の勉強には時間と根気が必要です。地味な勉強でも継続していける方に向いている言語と言えるでしょう。
またキリル文字が好きな方やロシアに行ってみたい方の方が、勉強を継続するモチベーションがあるという意味でロシア語の勉強に有利です。
ロシア語のおすすめ講座
上でも述べたとおり、ロシア語は基礎固めに非常に時間がかかる地味な勉強を必要とします。
ロシア語を楽しく上達させたいなら、人との会話形式で勉強するのがおすすめです。
ポルトガル語
ポルトガル語は、ポルトガルやブラジルなどで公用語として使われている言語です。
スペイン語やイタリア語、フランス語などとともにロマンス語に分類される、ラテン語に起源を持つ言語です。
文法・発音ともにやや難しい
ポルトガル語の文法はスペイン語とほぼ同じです。そのため動詞の活用が多いなどの面で難しめと言えるでしょう。
しかし発音はスペイン語とは異なり、日本語に存在しない発音もそれなりにあります。
そのため日本人にとってポルトガル語は学習ハードルが高めの言語とされています。
ブラジル人と関わりたい人におすすめ
ポルトガル語を公用語とするブラジルの人口は約2億人おり、世界の人口ランキングでは5位ほどとなっています。
ブラジルには日系人が多く、また在日ブラジル人は在日外国人の中でも多いです。ポルトガル語を学ぶと、日本と関わりの強いブラジルの人々とコミュニケーションが取れるようになります。
それだけでなく、ラテン系の言語のニュアンスもわかるようになったりポルトガルでも使えるため、ヨーロッパでも活躍の機会がある言語です!
ポルトガル語のおすすめ講座
スペイン語よりもポルトガル語の発音の方が好きだという理由でポルトガル語を選ぶ人も少なくありません。
講座で会話練習を行うことで、美しいポルトガル語の発音が習得できます。
インドネシア語
インドネシアは人口が約2億4千万人もおり、近年の経済成長が著しい国の一つです。
そのため日本企業の進出も進んでおり、インドネシア語の需要は今大きくなりつつあります。
インドネシア語はアルファベットを使うため日本人にも親しみやすい言語ですよ。
インドネシア語は世界一簡単とも言われる
まず、インドネシア語で使う文字は英語と同じアルファベットです。しかも読み方がローマ字読みなので発音も簡単です。
そして語学学習の肝となる文法についてですが、なんとインドネシア語には初心者を悩ませる時制や性変化、複数形などがないのです!
そのためインドネシア語の勉強は単語学習が中心となり、初心者でも簡単に上達できる簡単な言語と言われています。
日本語と英語以外の言語を話したい人におすすめ
日本語と英語以外に話せる言語が欲しい!トリリンガルになりたい!という人にはインドネシア語はうってつけの言語です。
とにかく学習ハードルが低いので、時間があまりなかったり独学だったとしても十分習得が見込めるでしょう。
もちろんビジネスでも需要の高まりつつある言語なので、学ぶメリットはたくさんあると言えます。
インドネシア語のおすすめ講座
インドネシア語は独学でも習得可能ですが、語学の独学の経験が無く不安な人もいるでしょう。
インドネシア語講座では、語学学習のペースや道筋を立ててくれるため、初心者でも安心して着実に上達することができます。
また出張が目前に控えているといった場合でも、会話中心の講座を利用することで実践的なインドネシア語が独学よりも早く習得可能です。
アラビア語
アラビア語と言えば、学んでいない人には何が書いてあるのか全くわからないあのアラビア文字を思い浮かべる人も多いでしょう。
アラビア語はアラビア半島や北アフリカを中心に2億5千万人を超える人々に話されている言語で、中国語、英語、スペイン語、ヒンディー語についで世界で5番目に話者が多くいです。
2050年頃を境にキリスト教徒とイスラム教徒の人口が逆転するとも言われており、今後さらなる需要の増加が見込まれる言語の一つです。
アラビア語は覚えることが多い
アラビア語の文字は28種類あり、かつ単語中の場所によって文字の形が変わります。
また不規則活用の単語が多く単語ごとに活用を覚えていく必要があったり、そもそも動詞の数が多いなど、暗記しなければいけない量がとても多い言語です。
このような複雑さから、アラビア語の学習は他の言語に比べて時間がかかることが一般的であり、専門的な教材やプロの指導がある場合に効率的に学べることが多いです。
アラブ諸国に関心のある人におすすめ
アラビア語が活躍するのは主にアラブ諸国においてです。アラブ諸国に行ってみたい、そこにいる人と話してみたいという人は勉強をおすすめします。
またアラビア語が読めるようになると、イスラム教の聖書『コーラン』も読めるようになります。イスラム教の文化に興味がある人も勉強すると楽しい言語です。
アラビア語のおすすめ講座
アラビア語を学ぶ際は教室や講座の活用もおすすめです。簡単ではない言語なので、指導してもらうことで継続しやすくなります。
アラビア語の講座は貴重ですが、ベルリッツではアラビア語ネイティブの講師から直接指導を受けることができます。
広東語
広東語は中国語の一種です。一般的に中国語と行った時に指す「普通語(標準語)」との違いは、中国南部の広東省や香港、マカオで話されるということです。
普通語とは異なる点も多いですが、実は1億人以上の話者がおり、また香港やマカオで公用語にもなっているので、使用範囲のGDPは韓国のGDPに匹敵するほどです。
広東語は発音が難しい
広東語は普通語と同じく声調が複雑で発音の難しい言語です。しかし普通語の声調は4種類なのに対し、広東語の声調は6~9種類あります。
語順や助詞も普通語とは異なる点が多いので、広東語を学ぼうとする際は普通語とはしっかり区別して勉強する必要があります。
広東語はビジネスマンにおすすめ
広東語は香港やマカオでビジネスを行う上で、英語とともに必須の言語です。
香港やマカオは中国でもビジネスの主要拠点なので、中国でビジネスをする人には積極的におすすめしたい言語です。
広東語のおすすめ講座
広東語は発音が難しい言語です。講座を利用して、できればマンツーマン指導してもらうことで、正しい発音を効率よく習得することができます。
ベルリッツのように中国語と分けて「広東語」の講座を開講する例は少ないと言えるでしょう。
タイ語
タイは日本との繋がりが大きい国の一つです。今日ではタイ在住の日本人も訪日タイ人も数多くいます。
しかしその関係性の深さに比して、タイ語を話せる日本人が非常に少ないのが現状です。つまり、タイ語を学ぶことで希少かつ需要の大きい人材になれるということです!
タイ語は文意を取るのが難しい
タイ語の大きな特徴として、同音異義語の多さが挙げられます。例えば「カオ」は、ご飯、9、膝、山、気配、掻くなど様々な意味になり得ます。
このようにタイ語は文意を取るのが難しい言語ですが、これは単語の組み合わせで多くの物事を表せるという魅力でもあります。
希少人材を目指す人におすすめ
上でも述べたように、日本とタイの結びつきは強いにも関わらず、タイ語ができる日本人は非常に少ないです。
需要の多い領域で、希少性の高い人材になりたいという人にとっては、タイ語はうってつけの言語と言えるでしょう。
タイ語のおすすめ講座
タイ語の難しさは文脈から文意を読み取るということにあります。これは実際に文章に触れたり会話をする中でついていく力です。
タイ語を学びたい人には講座の利用がおすすめです。タイ語のレッスンは存在そのものが貴重ですがベルリッツでは良質なタイ語講座を開講しています。
ベトナム語
ベトナムの人口は約1億人で、かつ右肩上がりで増加傾向です。そのうえ若者が多い国く平均年齢が30歳ほどなので、将来的な期待度が大きい国です。
文化面では、仏教国であったり、米や麺を多く食べるなど、日本との共通点が数多くあります。
日本国内にもたくさんの在日ベトナム人がおり、ビジネスでもベトナム語の需要はどんどん大きくなっています!
ベトナム語は発音が特に難しい
ベトナム語は日本人にとって非常に学習の難しい言語と言われています。
その大きな理由は、発音の難しさです。発音の種類が日本よりも多く、少しの違いで意味不明に聞こえてしまう点が難しいです。
逆にベトナム語の文法は英語と同じようなもので比較的簡単と言われています。
ベトナム語はビジネスマンにおすすめ
ベトナムもタイと同様に日本との関わりが深いにも関わらず、ベトナム語を話せる日本人がまだ少ないです。
日系企業のベトナム進出も進んでおり、今後ベトナム語が話せることでチャンスが大きく広がっていくでしょう!
ベトナム語のおすすめ講座
ベトナム語の難しさは発音です。逆に言えば、発音が少しできてしまえば、ベトナム語の難易度はぐんと下がります。
ベトナム語を学ぶ際は、講座を利用して発音の改善点を指摘してもらいつつ、効率よく学習を進めましょう。
タガログ語
タガログ語と聞いても、そもそもタガログ語って何?という人も多いでしょう。タガログ語はフィリピンで使われている現地語です。
フィリピン人は英語が得意な人が多いですが、日常生活ではタガログ語が最も使われるので、タガログ語が話せることでフィリピン人ととても親しくなれますよ。
タガログ語はローマ字のみで簡単
タガログ語は簡単な言語と言われています。その大きな理由は、基本的にローマ字のみを使用し、読み方もローマ字読みに近いことにあります。
文法は難しいというよりも、語順などが特殊で慣れが必要です。
フィリピン人と親しくなりたい人におすすめ
フィリピンでは比較的英語が通じやすいので、旅行にいく程度ならタガログ語は必要ないかと思われます。
しかし、フィリピンに出張で現地に長期滞在する場合や、フィリピン人の友人や恋人ができたり、フィリピン人と結婚するといった場合にはタガログ語がとても活躍するでしょう。
タガログ語のおすすめ講座
タガログ語は簡単な言語ではあるのですが、実は日本には学習教材が少ないというのが難点です。
ある程度上達してきて会話の練習がしたいなどの場合には、講座の利用も検討すると良いでしょう。
下の記事では、タガログ語のおすすめ講座を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
マレー語
マレー語(マレーシア語)は、マレーシアで使われる言語です。
インドネシア語と非常に似ていますが、細かい単語が違うなどの区別があります。
マレーシアの人口は約3千万人ですが、インドネシアでもある程度通じると考えると使用価値は高い言語です。
マレーシア語はとても簡単
マレーシア語はインドネシア語同様、「世界一簡単な言語」と言われるほど簡単です。
文法がシンプルで、英語由来の単語が多く、英語以外の言語を初めて学ぶという人にもおすすめです。
マレーシアに滞在する人におすすめ
インドネシア語でなくマレー語を学ぶことをおすすめするのは、マレーシアに滞在する人です。
英語が話せない現地人とも友達になれたり、店で割引をしてもらえたりするなど嬉しいメリットが多いですよ。
マレー語のおすすめ講座
インドネシア語の教材は比較的手に入りやすいですが、それとわざわざ区別してのマレー語は教材が見つからない場合もあるでしょう。
マレー語を会話中心に楽しく学びたいという方に向けて、下の記事でマレー語のおすすめ講座を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください!
ペルシャ語
ペルシャ語はイランを中心に中央アジアに至る地域まで使われている言語です。
ペルシャ語は豊富な文学を生み出し文化教養語としての地位を確立したほか、その響きの美しさから「東洋のフランス語」と呼ばれてきました。
ペルシャ語は意外に簡単
ペルシャ語はアラビア語と同じく独特なアラブ文字を使用します。
しかしながら単語は少なく、その組み合わせで様々な意味を作れるので暗記量はアラビア語よりも相当少ない言語です。
また発音もアラビア語より簡単で、単語が文の中にあることを聞き取りやすいので、会話のハードルが低めです。
美しいマイナー言語を学びたい人におすすめ
ペルシャ語はマイナー言語の中でも簡単な部類に属する言語です。中高の英語学習に苦い思い出がある人でも、比較的簡単に勉強に取り組めるでしょう。
ペルシャ語の魅力は何と言ってもその発音の美しさです。美しい発音で外国語を話したいという人にはおすすめです。
ペルシャ語のおすすめ講座
ペルシャ語の発音を練習するなら、講座を利用して正しい発音に近づけていくことをおすすめします。
ペルシャ語の講座は貴重ですが、ベルリッツなどではペルシャ語のレッスンを受講することも可能です。
トルコ語
トルコはヨーロッパとアジアを結んでおり、親日国としても有名で旅行でも人気の国です。
トルコ語は住居環境がしっかりしていて滞在でも安心できるような国であり、トルコ語を勉強すると旅行でもビジネスでも役立つ場面が多いでしょう。
トルコ語は日本人に学びやすい言語
トルコ語は発音がほぼローマ字読みのため、日本人が簡単に読むことができます。
文法面では、語順が日本ととても似ているという珍しい言語です。母音調和という独自のルールがありますが、他の言語と比べても暗記量は少ないといえます。
トルコ語はトルコで生活したい人におすすめ
トルコは多様な人種が集まる国で、かつ親日国であるため、日本人でも生活しやすい国の一つです。
トルコに滞在したいという人は、トルコ語を覚えると市場で値引き交渉ができたりニュースが聞けるようになって生活が便利になりますよ!
トルコ語のおすすめ講座
トルコ語は独学のハードルも低めですが、イベントなどのある講座で学ぶことによって、現地文化にも触れることができます。
トルコ語のレッスンはベルリッツやバークレーハウスなどで受講することが可能です。
オランダ語
オランダ語はオランダやベルギーの北部を中心に、世界で約2千万人が話している言語です。
実はオランダ語は日本にも流入しており、例えばダンス、ビール、ガラス、コーヒーなどオランダ語由来の単語が私たちの日常にたくさん隠れています!
オランダ語は英語に似ている
オランダ語の特徴として、英語に似ているということがよくあげられます。単語が似ていたり、基本の語順が<主語+動詞+目的語>である点などです。
ただしrやgの発音は独特であったり、男性名詞と 中性名詞の区別があるなどオランダ語独自の文法もあります。
オランダを拠点にしたい人におすすめ
オランダは人口は多くありませんが生活水準が高く、経済面でも有名な世界的大企業が数多くあります。
地理的にもオランダはフランスやドイツと面していたり大きな貿易港を有していたりと魅力が多い国です。
そんなオランダを拠点に生活したいという人には、ぜひオランダ語の習得をおすすめします!
オランダ語のおすすめ講座
オランダ語の講座はその有用性の割にあまり多くなく、見つけるのもなかなか難しいです。
オランダ語が学べる講座は貴重ですが、ベルリッツなどではオランダ語レッスンも開講されています。
ポーランド語
ポーランドはドイツの東に位置する国ですが、ポーランド語はスラブ語系、かつカトリックを受け入れておりラテン文字アルファベットという独特の言語です。
ポーランドは北海道に似ているとも言われ、観光地も多いですが、それ以外は自然が多く、冬には寒い気候です。
ポーランド語は文法も発音も難しめ
ポーランド語には名詞・動詞・形容詞等の活用が多く、かつ日本語の「てにおは」のような格変化も単語の語末を変形させて作るので難しいです。
文字はアルファベットで英語と同じなのに、発音が全然英語と異なり、初心者には慣れが必要です。
ポーランドで滞在するなら必要
ポーランドは観光地や中心地では英語が通じやすいです。しかしながら都市や観光地を離れると、英語の表記も減り、英語が通じない地域も多いです。
物価が安く治安も良いので滞在するのに向いていますが、そのためにはポーランド語の習得が必要と言えるでしょう。
ポーランド語のおすすめ講座
ポーランド語は難易度が高めの言語です。しかし留学や出張などでポーランドに行く人は会話で使える実践的なポーランド語が必要になるでしょう。
ポーランドを学ぶ場合もやはりベルリッツが講義の質の観点からも最も有力な講座となるでしょう。
外国語まとめ
外国語についてまとめ
- 中国語は中国の経済成長で今後も需要が伸びていく
- 韓国語は韓国文化をより楽しむのに役立つ
- ドイツ語は英語との関連が深く、英語が得意な人におすすめ
- フランス語話者は世界中に多くビジネスでも活用可能
- イタリア語は簡単かつ楽しみながら習得できる
- スペイン語話者は多様性が高く、多くの人種と関われる
- ロシア語は難易度が非常に高いが話者が多く魅力的
- ポルトガル語はブラジルでもヨーロッパでも役立つ
- インドネシア語は非常に簡単で学びやすい
- アラビア語は暗記量が多いがアラブ諸国の関心があるならおすすめ
- 広東語は香港やマカオでビジネスを行う人におすすめ
- タイ語学習は希少性が高い人材を目指せる
- ベトナム語は将来性が高くビジネスマンにおすすめ
- タガログ語はフィリピン人と関わるために必要
- マレー語は簡単で、マレーシアでの生活に特に役立つ
- ペルシャ語は発音が美しく、文化的にも価値の高い言語
- トルコ語は親日国トルコで快適に生活するのに有用
- オランダ語は英語に似ており、オランダをヨーロッパでの生活拠点にしたい人におすすめ
- ポーランド語は難しめだが留学や滞在には必要
ここまで、学習をおすすめする外国語について紹介してきました。それぞれ、習得することで多くのメリットを持つものになっています。
是非みなさんも、これらを参考にして外国語の習得を目指してください!