韓国語の勉強方法は?初心者におすすめの独学法やハングル習得のコツまで解説!
「韓国語を習得するための最適な勉強方法ってあるの?」
「韓国語初心者が独学で上達するにはどれくらいの学習が必要?」
韓国語を学ぼうとしている初心者や実際に学習をしている人は、このような疑問を持っているのではないでしょうか。
実際には効率的に韓国語を学ぶことができる勉強法は存在します。そこで、この記事ではおすすめの独学法やハングルを習得する最適な勉強方法を紹介していきます。
この記事を読めば、韓国語をマスターするのにかかる時間が短くすることが期待できます。
韓国語の有効な勉強方法についてざっくり説明すると
- 韓国語の学習は勉強量の確保も大切
- ハングルや単語・定型文は確実に覚える
- 習得するための勉強時間はだいたい1,000時間
韓国語を習得するための勉強方法
初心者が韓国語を習得する勉強方法ってどんなものがあるのでしょうか?
ここではどのように勉強を進めていけばいいか、どのような心の準備をするのが有効かを紹介していきます。
語学の上達にはとにかく学習量が大事
まずいえることは、韓国語に限らず語学の学習にはかなりの勉強時間が必要という点です。 赤ちゃんでも1日中母国語を聞いていても、話せるようになるのに2年程度かかります。
母語以外の言語として韓国語を学ぶ場合も、最低でもそれくらいの時間はかかると思って、焦らずに学習を続けるようにしましょう。また、はじめは文字の読み方や単語学習が中心になり、インプットばかりで挫折しやすい時期です。
しかしここで進歩がないと思うのではなく、着実に土台ができていると考えて気長に学習を続けるようにしてください。
また、ドラマや映画などの韓国語の実際の発話を聞いたり、言語交換相手と実際に会話するなど、実践的な学習を取り入れることで、さらに韓国語の理解が深まり、より自然な表現が身につくようになります。
初心者はまず参考書を揃えよう
初心者が韓国語の学習をする時は「ハングル」「単語」「文法」というように、分野別に参考書を買うのが有効です。
なぜなら、分野ごとに有効な学習の仕方が違います。それゆえに別々の参考書を買った方が、勉強がしやすく専門性も高い教材に出会いやすくなるのです。
また、正しい順番で進められるので効率的に知識をつけていけることもメリットとしてあります。
参考書はいくつもあるので、人気だけでなく自分に合っているかも含めて選ぶようにしてください。その方がモチベーションの維持が容易で続けやすくなります。
語学学習はモチベーションの維持が難しいですので、参考書からつまずかないようにしましょう。
バランスの取れた学習を
初心者が韓国語を学ぶ時は、単語や文法、発音、リスニングなどの分野をバランスよく学習していくことが大切です。
なぜなら、言葉というものはさまざまな要素で成り立っているからです。単語だけを知っていてもしゃべれませんし、文字が書けてもリスニングができなければコミュニケーションをとれません。バランスよく学習を進めていくのが、最も韓国語を習得する近道と言えるでしょう。
また、1つの分野に集中して学習をしていると、飽きてしまう恐れもあります。韓国語を学習する時は、ハングルはしっかりと学ぶように意識しつつ、その他の分野はバランスよく学べるとよいでしょう。
韓国語はハングルを理解していないと全く進められません。その後に単語や文法、例文と、それぞれの分野を並行して進めていくのがベストです。
反復すると定着率アップ
語学では反復学習が大切と考えてください。 なぜなら確実に知識が定着していないと瞬発力が必要なスピーキングやリスニングができないからです。
知識は1回だけで覚えられるわけではないので、知識の定着率を高めるために何度も繰り返して覚えていってください。
なお、反復学習には有名な「忘却曲線」を意識すると効果的です。忘却曲線とは、記憶した内容をどれくらい脳で記憶しておけるかを示した曲線であり、忘却曲線を知ることで復習をするベストなタイミングがわかるのです。
復習のおすすめのタイミングは下の表の通りになります。是非参考にしてください。
回数 | 最適な復習の日にち |
---|---|
1回目 | 2日以内 |
2回目 | 1週間後 |
3回目 | 1ヶ月後 |
メリハリをつけた勉強
効果的な学習をするにはメリハリをつけた勉強を計画することも大切な要素です。
例えば、1日ダラダラと勉強をするよりも、時間を決めてその間集中してやった方がはるかに高い効果が得られます。
語学の習得にはかなりの勉強時間が必要と説明しましたが、ただ単に勉強をすればよいわけではありません。集中して勉強をすることが重要なのです。
また、集中して勉強をすると休憩時間も増えてきます。するとまた勉強に戻る準備ができるので、学習効率が高められるのです。
休憩時間には、無理に学習に関連することを考えず、リラックスしたり趣味の活動を楽しんだりすることがおすすめです。
短い休息でも心地よいものであれば、精神的なリフレッシュにつながり、次の学習への意欲や集中力を高める助けになります。
このようなメリハリのある学習プランは、長期間の学習を継続する上で非常に効果的であると言えるでしょう。
勉強計画を立てる
目標が日常会話の習得でも検定に合格することでも、勉強の計画を立てることも重要です。 これは語学に限らず、あらゆる目標を達成するために欠かせません。
なぜなら計画を設定することで進捗状況が把握できるようになるからです。なんとなく勉強をするよりも意欲がわくので、学習のペースも維持しやすくなります。
具体的には、大きな目標を立ててから、「1ヶ月ごと」「1週間ごと」「1日ごと」と小さな目標も設定するのです。こうすることで、脱線することなく目標地点に近づいていけます。
また、小さな目標を達成するたびに自分を褒めたり、小さなご褒美を設定することも効果的なので、自己肯定感を高め、次の目標に対するモチベーションをさらに上げましょう。
計画的に勉強を進め、自分を正当に評価することで、長い学習の過程でも楽しみながら、効率的に目標に向かって進むことができるでしょう。
継続して勉強をすすめるのが大切
語学の習得には膨大な勉強時間が必要ですので、学習を継続することがとても大切です。
モチベーションを維持して学習を続けるためには、韓国語を話せるようになった自分をイメージするのが効果的です。
また、順調にいっている時はいいですが、思うようにいかない時もあります。そんな時は嫌々するのではなく、適度に休憩して心が折れてしまわないようにしましょう。
そうすれば継続して勉強ができ、目標を達成できます。
アウトプットが上達への近道
語学を上達させるためには、吸収した知識を実際に表現してみなければなりません。
例えば韓国語であれば、ハングルで文章を書いたり話してみたりする必要があるのです。
特に参考書を使用する人は読んで「知識が得られた」と満足してしまいがちです。しかし、それでは韓国語を使えるだけの力は身につきません。
上達するためには「読む・聞く」だけではなく、「話す・書く」というアウトプットにも力を注ぐようにしましょう。
モチベーション維持のために
語学の勉強を続けるためにはモチベーションを維持できるかが肝心です。 しかし、語学の習得は挫折がしやすいものです。
そんな行き詰まってしまいそうな時は、韓国のドラマを見たり音楽を聞いたり、ハングルのブログを読んだりして自分の成長を確認することをおすすめします。
他にも韓国語を勉強している仲間の様子を見るのもいいでしょう。こうすればモチベーションが維持できて、つまずきやすいポイントがわかったりもします。
各ステップごとの勉強方法
ここまでは韓国語・語学を習得するための勉強方法を解説してきました。
ここからはより韓国語の特徴を考慮して、どうすれば韓国語初心者がマスターできるのかをステップごとに解説していきます。
ハングルは暗記が必須
初心者が韓国語をマスターするためにはハングルを暗記しなければなりません。 なぜなら、韓国語はすべてハングルで書かれている言語だからです。
見方を変えれば、韓国語はすべてハングル表記なのでハングルだけを覚えてしまえば他の文字は必要ありません。
こうした点では、日本語はひらがなやカタカナ、漢字などがありますが、韓国語はハングルだけなので覚えやすいといえるでしょう。
単語は繰り返し覚えていこう
ハングルの次に手をつけなければならないのが単語の暗記です。 語学の習得には単語をたくさん覚えていなければなりません。
もしわからない単語があれば、それだけで文章の意味がわからなくなってしまう可能性があります。そのため、単語の勉強はずっと続けていくものと考えてください。
なお、単語を勉強する際に購入する単語帳は、何冊もいりません。自分に合った1冊を見つけて、完璧にしていくようにしましょう。
定型表現を知ろう
ハングルや単語を覚えてきたら、次は定型表現を覚えていきます。 定型表現に関しては、参考書を買ったり文法書の例文を自分でまとめたりするのが有効です。
少し学習が進めば韓国のドラマや音楽から好きなセリフや歌詞を覚えてくのがおすすめです。これだとモチベーションの維持にも役立ちます。
こうして韓国語の文章にたくさん触れて感覚をつかむ努力をしていきましょう。
文法を理解して応用力を
簡単な定型表現を覚えたら、次はより進んで文法の構造に対する理解を深めていきます。 そうすればより覚えたものが定着しやすくなります。
韓国語には日本語のように助詞があり、これを変えるだけでもさまざまな応用表現が可能です。このレベルまでくれば韓国旅行で軽いコミュニケーションも取れるようになっていることでしょう。
リスニング力向上のために
韓国語の日常会話を目指す人も韓国語能力検定などの資格を取得したい人もリスニングは必要です。しかし、教材についている音声だけではリスニング力の向上には限界があります。そこでおすすめなのが韓国のドラマや音楽です。
「特にコレ」というものはありませんので、自分が楽しめそうなドラマや好きなアーティストの音楽で勉強してください。ただし、くだけすぎているものをはじめから聞くのはよくありませんので注意してください。
発音・スピーキングは最難関
韓国語は比較的簡単な言語といわれていますが、発音やスピーキングに難しい要素があります。
例えば韓国語には二重母音が存在したり、パッチムがあったりします。パッチムとは、基本となる子音と母音の下に入る子音のことです。ただ、これらは日本人にはあまり馴染みがないものなので、なかなか簡単には覚えられません。
発音やスピーキングは韓国語では難しい要素ですので、覚えるためにリスニングを合わせて復習して少しずつ覚えるようにしてください。
全体を通してノートを作るとよい
韓国語の勉強では自分のノートを作るのがおすすめです。 とにかく語学ではインプットした知識をアウトプットすることが肝心です。
「何を苦手にしているか」「どのような表現ができていないか」などを分析してノートを作れば、効率的に学習を進められます。文章作成では特に有効な方法ですので、取り入れてください。
また、どこまで勉強が進んでいるのかもわかるので、モチベーション維持にも有効です。
スマホの機能を有効活用
スピーキング、特にリスニングに関しては参考書を読むだけでは決してマスターできません。そこでおすすめなのが韓国語に関するアプリを利用することです。
リスニングに関してはスマホを使えば自分に合ったアプリをいくつも見つけられます。教材が付属しているものもあるので探してみてください。
もし自分に合ったアプリを見つけられれば、通勤や通学、休憩時間などの隙間時間に勉強を進められるようになります。
並行してそれぞれの復習を忘れずに
あらゆる学習では復習して知識の定着をはからなければなりません。 特に語学を習得するためには単語や文法、リスニングなどやらなければならないことは多岐にわたります。
しかもどれか1つをマスターすればいいというものではありません。そのため、満遍なく並行して学習をし続けなければならないのです。
ただし、単語は会話においてはベースとなる知識ですので、完璧に暗記しておく必要があります。そのため、特に重点的に復習を忘れないように心がけましょう。
マスターできるまでの勉強時間
韓国語の学習を始めたばかりの初心者は 「どれくらい勉強をすればマスターできるのか」 が気になると思います。
ここでは具体的にマスターまでに必要な勉強時間の目安を紹介していきます。
完全な習得に必要な勉強時間は1,000時間
全くのネイティブの人と問題なく韓国語で話ができるようになるには、ズバリ「1,000時間以上」必要とされています。
「そんなにかかるの?」と感じた人も多いと思いますが、語学の習得は時間がかかるものです。
しかし、韓国語は英語などと比べると簡単です。例えば、英語だとしっかりと習得するまでの時間は3,000時間以上といわれています。それと比べれば短いといえるでしょう。
なお、1,000時間以上はペラペラに話せるレベルです。初級レベルなら200時間、中級レベルなら500時間を目安にして目標を立ててください。
勉強期間は長め
初心者が完全に韓国語をマスターするためには1,000時間以上と説明しましたが、一般的には1年ほどかけて習得していく人が多いです。
例えば、1年後に韓国語をマスターすると目標を立てた場合は、毎日3時間程度の勉強が必要であるとわかります。
ただし、初級レベルなら習得までの時間は200時間で中級レベルなら500時間です。決して短期間では習得できませんが、初級・中級なら比較的すぐになれるため、自分の成長もわかります。何か語学を学びたいと考えるのであれば、韓国語はおすすめです。
勉強時間は人によって変わる
韓国語をマスターするまでに必要な勉強時間や期間の目安を紹介しましたが、これらは人それぞれ環境や条件によって変わってきます。
例えば学生であれば学校の勉強やサークル、アルバイトなどをやりながら韓国語の学習を進めていかなければなりません。
社会人も同様で、仕事の合間やプライベートなどの限られた時間を使う必要があります。そのため、人それぞれ条件などに合わせてスケジュールを立てていくようにしましょう。
ただし1ついえることは、韓国の文化が好きな人は上達が早い傾向にあります。これは目標を明確化しやすく、モチベーションの維持もしやすいからです。
まずは親しみを持ちやすくするために、韓国のドラマや音楽などの文化に接してみてはいかがでしょうか。
独学での習得はおすすめか?
学習を進めていく上で気になるポイントとして、独学ができるかどうかと考える人も多いです。
ここでは韓国語を独学でマスターできるかどうかの可能性について紹介していきます。
独学での習得は可能である
結論からいって、まったくの初心者でも韓国語を独学で習得することは可能です。 その理由は韓国語は語学の中で簡単な部類に入るためです。
勉強時間で比べた通り、韓国語は英語の3分の1で習得できるほどマスターしやすい言語といえます。ただし、決して簡単なわけではありません。習得するためには長期的な学習計画を立てた上でそれを着実に実行していく必要があるといえるでしょう。
独学であれば学習のペースがつかめないので、なかなかスムーズに進まず長引かせてしまうことも多々あります。
もし英語など母国語以外の言語を習得した経験がある人は、それを活かしながら計画を考えられるので独学がよりおすすめです。
独学のメリット
実際韓国語を習得する人の中には独学で学んでいる人が多いです。 ここでは韓国語を独学するメリットをいくつか紹介していきます。
ただし、日常会話レベルとはいってもスピーキングなどは独学で難しい要素ですので、ネイティブの講師がいる講座を受講することも検討する価値はあります。
学習教材が豊富に揃っている
韓国語を独学で学ぶメリットとしては、韓流ブームなどがあって人気が高いことがいえます。そのため質の高い参考書がたくさん揃っているのです。
自分に合った教材が見つけやすければ、学習がはかどるので独学でも十分習得が可能といえるでしょう。
ただし、注意すべき点としては初学者がいきなり専門的な内容も載っているような上級者レベルの参考書を使わないことです。
たくさんの情報が載っている参考書の方が欲しくなるという方は多いですが、専門性が高すぎて何もわからず無駄になる危険性があります。はじめは簡単な参考書を使うことをおすすめします。
モチベーションを維持しやすい
韓国語は他のものと比べると少ない勉強時間で成長するので、モチベーションの維持が簡単で独学もおすすめです。
特に韓国のドラマや音楽が好きな人は目標などが明確でやる気が入りやすいので、さらにスムーズに学習が進められます。
韓国語のブログもたくさんあり、勉強仲間の様子を見ることでモチベーションの維持は容易です。
語学学習はモチベーションの維持が難しいですが、韓国語なら独学でもやる気を保ちやすいので独学で学ぶメリットは大いにあります。
日本語に似ている部分が大きい
韓国語と日本語は言語の中では珍しい「SOV型」の文法など類似点が多いことも挙げられます。
語順が同じ「主語+目的語+動詞」なので、英語のように文法でつまずくことはありません。日本人にとって韓国語を学習しやすい理由です。
また、韓国語には助詞があることも重要な要素です。助詞を変化させることで意味を変えられるので、日本語と同じ感覚で表現できます。
つまり日本語を扱う日本人は、似ている要素が多い韓国語を習得しやすいのです。
独学で失敗する人の勉強方法
韓国語を独学で学ぼうとしている人の中には、間違った勉強方法でやってしまっている人が多いです。 しかし、それではマスターできず挫折してしまう可能性があります。
そこでここでは韓国語を失敗する人がやっている勉強方法を例にとり、正しい勉強方法を紹介していきます。
参考書を読むだけでノートをとらない
韓国語の独学で失敗する人は参考書を読むだけでノートをとらない人が多いです。この問題点はアウトプット量が格段に少なくなってしまうことです。
すでに説明した通り、語学学習ではアウトプットをしなければなりません。そのため、勉強をしても身につかず失敗してしまうのです。しかし、ノートをとればハングルを書いたりするので、それ自体がアウトプット学習になります。
また、難しい内容でも自分にとってわかりやすいようにまとめられるので、学習効率をグッと高められるのです。
ノートを書けば自分だけの参考書が出来上がるので復習もしやすくなり、単語や定型表現などの定着もしやすくなります。
インプットしか行わない
言語学習はアウトプットがかなり大切です。 そのため「参考書を読む」「音声を聞くだけ」などインプットしか行わない人も失敗しやすいです。
日常会話であっても会話をするということは、その都度文法などを考えている時間はなく、瞬間的に口に出して表現しなければなりません。
ところが、インプット学習ばかりをしていたのでは、なかなか瞬時に理解して話せるようになりません。参考書を読んだり音声を聞いたりするだけになっているような人は、アウトプット中心の学習形態に変えることをおすすめします。
復習を全くしない
記憶したことを確実に覚えるためには復習が必要です。 しかし、韓国語をマスターできない人は復習を疎かにしています。
エビングハウスというドイツ人心理学者は人が忘却するメカニズムを解明しました。それによると、以下のような時間と記憶率の関係がわかったのです。
時間 | 記憶率 |
---|---|
学習直後 | 100% |
20分後 | 58% |
1時間後 | 44% |
1日後 | 26% |
1ヶ月後 | 21% |
これによると、学習して20分後にはすでに約40%もの記憶が忘れ去られているのです。この曲線を緩やかにする方法が「復習」です。
忘れそうなころに復習をすることで、記憶をドンドン定着させやすくなります。
なお、復習は1回だけではなく定期的に何度もすることが大切です。新しいことだけでなく、復習をする時間も予定に入れておくようにしましょう。
終わっていないのに他の参考書に手を付ける
韓国語で失敗する人に限って多くの参考書を持っていることが多いですが、いくつも持つことはおすすめできません。
その理由はやるべきタスクが多くなりすぎて効率的に学習ができなくなるからです。確かに、韓国語は単語やハングル、文法などいろいろな分野があります。
しかし、失敗する人は参考書が終わっていないのに次の参考書に移ってしまっているので、すべてが中途半端になって学習が進まないのです。
参考書は1冊だけでもやり切れば得られるものはたくさんあります。ポイントはしっかりとした参考書を探すことです。
まずは質の高いしっかりとした参考書を1冊探して、完璧にすることを目標にしてみてください。
継続しない
語学の習得で大切なことは継続することです。 なぜなら語学をマスターするためには理屈も大切ですが、感覚的な要素も重要だからです。
もし毎日リスニングをして身につけた力も、数週間・数か月も怠っていると途端に聴き取れなくなります。感覚を養い維持するためにも継続して韓国語学習を続ける必要があるのです。
モチベーションが下がっても、少しは韓国語に触れるようにしましょう。
また、赤ちゃんは母国語を身につけるのに、毎日聞いても1~2年もかかります。大人は赤ちゃんと条件が全く同じではありませんが、言語の習得に時間がかかることは同じです。
大人は勉強をしなければ韓国語に触れる機会がほとんどありません。それでは上達は見込めませんので、継続して韓国語に触れるように心がけてください。
一人で全てを解決しようとする
独学では知識が高止まりしたりリスニングが向上しなかったりするなど、限界を感じる場面が多々あります。しかし、元来言語は他者とのコミュニケーションのツールとして学ぶものであるため、独学では身につききらない箇所があるのは当然と言えます。
そんな時におすすめなのが通信講座です。
通信講座がおすすめな理由は大きく2つあります。
- 予備校よりも価格を抑えられる
- 自分の好きな時間に学習ができる
また、近年は講座の種類が多く、質の高いネイティブの先生の授業を低価格で受けられるものもあります。
行き詰まりを感じた時は自分に合った講座を探してみてはいかがでしょうか。
特におすすめの通信講座は?
韓国語を身につける上で特におすすめできるのが、ベルリッツの韓国語講座です。
ベルリッツの講座は初心者レベルからビジネスで使えるレベルまで幅広く対応しています。また、講師は全員ビジネス経験の豊富なネイティブなので、独学はもちろん他社の韓国語講座と比べても学習効率が実現可能です。
ベルリッツの講座はオンラインでも教室でも受講可能という点も非常にフレキシブルで継続して受講しやすいと好評です。
韓国語の有効な勉強方法についてのまとめ
韓国語の有効な勉強方法についてのまとめ
- 韓国語は復習をしながら継続的に学習を進めることが大切
- 韓国語を上達させるために長期的な計画を立てる
- 韓国のドラマや音楽を使って韓国語に触れる機会を増やす
- 独学も可能ではあるが、行き詰まったら講座の利用も検討しよう
韓国語を上達させる勉強方法の基本は、復習をしながら学習を進めていくことです。 語学に限らず人間は学んだことをすぐに忘れてしまうので、繰り返し時間をかけて学んでいかなければならないのです。
そして挫折することなくスムーズに学ぶには、はじめに長期的な学習計画を立てるようにしましょう。マスターするのに時間がかかるので、計画を立てることで挫折を防ぎやすくなるのです。
また、参考書による学習だけでなく韓国のドラマや音楽に触れるのも有効です。これだけでもモチベーションの維持がしやすくなるので、韓国語への関心がより高まって自然に学習が継続できます。
韓国語は比較的簡単な言語ですので、コツを抑えることで独学が可能です。しかし語学をマスターさせること自体は決して簡単なものではありません。
行き詰まりそうになったら通信教育を考えてみることをおすすめします。韓国語に特化したサービスを使うことで、日常会話までの距離がグッと縮められます。