韓国語って簡単なの?ハングル・単語の覚え方から日常会話の勉強法まで徹底解説!
「韓国語って簡単に日常会話レベルまで習得できるの?」
「韓国語の単語や基本フレーズの覚え方ってある?」
韓国語に興味を持っている人やすでに勉強をしている人はこのような疑問を持つのではないでしょうか。
外国語の習得にはかなりの努力が必要ですが、覚え方のヒントなどがあれば勇気けられると思います。
そこでこの記事では、韓国語はの習得はどのくらい簡単なのかや単語の覚え方、日常会話の勉強法などを紹介していきます。
この記事を読めば、韓国語の習得のヒントを得ることができるので、是非参考にしてください。
韓国語は簡単なのかどうかについてざっくり説明すると
- 韓国語は覚えやすい言葉
- ハングルは基本を暗記してしまえば、後は簡単
- 日本人に向いているので独学も可能
韓国語の習得は簡単なのか?
==まず、韓国語の習得は比較的簡単な部類に入ります。==ここでは、 なぜ簡単なのかについて詳しく解説していきます。
韓国語が簡単といわれる理由
韓国語が日本人にとって簡単といわれる理由は主に以下の2点があります。
- 日本語と語順が同じ
- 日本語よりも文字の種類が少ない
また、漢字がルーツという説もあるので、日本人にとっては類似点が多く覚えやすいとも言われることもあります。
日本語と語順が同じ
最も大きなポイントが日本語と語順が同じということです。 日本語の基本構造は「主語+目的語+動詞」ですが、韓国語も同じ配列で構成されています。
英語などの外国語は「主語+動詞+目的語」となるので、日本語とは違う語順に戸惑った経験がある人は多いでしょう。しかし、韓国語の語順なら日本人なら違和感なく覚えやすいです。
また、助詞を変えれば意味が変化することも同じで、これも日本語と共通しています。文章を作るときは日本語と同じ感覚で作れるので、日常会話のハードルは相対的に低いです。
日本語よりも文字の種類が少ない
韓国語の文字はハングルの1種類のみですので、文字が少なく取っつきやすいことも韓国語が学びやすいポイントとして挙げられます。日本語や英語と比べれば一目瞭然です。
例えば、日本語なら平仮名やカタカナがあり、合わせて約100字です。英語もアルファベットには大文字と小文字があるので、合わせて約50字あります。
一方の韓国語のハングルには20種類程度の母音と子音とパッチムのみです。これらの組み合わせで文字が作られるので、覚える文字が少なく簡単に習得できるのです。
日本語と同じく漢字がルーツという説もある
日本人が韓国語を覚えやすいといわれる理由には、漢字がルーツという説も存在します。
例えば、日本語では道路は「ドウロ」と発音しますが韓国語では「ドロ」ですし、日本語で無料は「ムリョウ」ですが韓国語なら「ムリョ」です。
あくまで、決定的な根拠は存在しないため、韓国語は漢字をルーツといい切ることはできません。
しかし、高い類似性があることは事実であり、それが日本人にとって韓国語をより簡単にしているのです。
韓国語の習得に挫折する人も
ここまでいくつか韓国語が簡単な理由を説明してきましたが、中には習得に挫折してしまう人も一定数存在します。
その原因の1つがハングルを覚えたり単語の暗記をつまらなく感じたりして、行き詰まってしまうというものです。
韓国語で挫折をしてしまわないために大切なことは、日本人にとって簡単な言語であっても外国語の習得には時間がかかるということを認識しておくことです。
またそれを踏まえてやる気が最もある学習開始の段階で、勉強のスケジュールを立ててることがおすすめです。学習の道筋がある程度わかっていれば、目標のレベルまで頑張り続けやすくなります。
韓国語の基本の簡単な覚え方
韓国語は日本人にとって簡単ですが、学び方を知っていればより習得が容易です。ここでは韓国語の基本を学ぶ際のコツ・覚え方をいくつか紹介していきます。
ハングルの覚え方
韓国語はハングルの正しい覚え方を知っているとかなりスムーズに学習を進めることができます。
すでに説明しましたが、ハングルは20種類の母音と子音とパッチムを覚えてしまえば、後は組み合わせを記憶するだけです。
例えば、母音のnが「ㄴ」で子音のoが「ㅗ」というのを覚えれば、no(ノ)という文字は「노」であるとわかります。
つまり基本の仕組みさえ覚えれば、後はとにかく書いたり読んだりして定着させていけば覚えられるのです。
単語の暗記も忘れずに
外国語の習得で忘れてはならないのは、単語を暗記することです。 いくらハングルの理屈がわかっても単語を知っていないと文章を理解することはできません。
韓国語は日本語と語順が同じなので、文章として完璧に理解できなくても単語を拾えればある程度の理解ができる場合が多いです。
まずは完璧に文章を理解しようとこだわるのではなく、単語を理解していくように努めると進歩が早いです。
特に学習初期は韓国語ではハングルを覚えることに集中してしまいがちですが、ハングルと単語の両方を覚えるようにするとよいでしょう。
次は簡単な挨拶・フレーズの具体例
ハングルや単語を覚えてきたり暗記学習に少し飽きてきたりしたら、次は基本的な挨拶を覚えていくといいです。 以下におすすめのフレーズをいくつか紹介していきます。
- 「안녕하세요」
「アンニョンハセヨ」と発音します。意味は「おはようございます/こんにちは/こんばんは」です。
日本語では状況に合わせて挨拶を変えますが、韓国語ではすべてアンニョンハセヨです。
- 「감사합니다」
「カムサハムニダ」と発音します。意味は「ありがとうございます」で、かなり丁寧な言葉です。類義語として「고맙습니다(コマプスムニダ)・고마워(コマウォ)」があります。
고맙습니다(コマプスムニダ)は少しやわらかい表現で、고마워(コマウォ)は友達など親しい間柄の人に対して使う表現です。
- 「안녕히 가세요」
「アンニョンヒカセヨ」と発音します。意味は「さようなら」です。使い方の注意点として、안녕히 가세요(アンニョンヒカセヨ)はその場に残る側が発する言葉です。
その場から立ち去る人は「안녕히 계세요(アンニョンヒケセヨ)」といいます。別れの挨拶が2つありますので、使い分けてください。
覚えやすい日常会話表現から覚えよう
簡単な挨拶を覚えたら、次は覚えやすい日常会話表現を覚えていきます。 韓国語は日本語と同じ語順なので覚えやすいです。
一例として、「私は吉田です」の文章を作ってみると、以下の通りです。
저는 요시다 에요.
「私は」の部分が「저는(チョヌン)」で、「吉田」が「요시다(ヨシダ)」、最後の結びの「です」が「에요(エヨ)」です。
韓国語は日本語の語順のまま理解できるので、文章を作るのも理解するのも簡単と感じたのではないでしょうか。次は自分の名前で表現してみてください。
韓国語は独学でも余裕?
韓国語の習得は日本人にとって比較的簡単です。 そのため独学でも可能なのではと考える人もいるでしょう。
ここでは韓国語は独学で可能なのかやおすすめの勉強法を紹介していきます。
独学での習得も可能
言語の中でも韓国語は簡単な部類にあることから、韓国語を独学で習得することは十分に可能です。
すでに説明してきた通り日本語と類似している部分が多いので、日本人にはかなり学習しやすいです。ハングルや単語、基本フレーズなどをしっかりと覚えれば挫折することなく習得できます。
さらに、現在は韓国語に関する教材がいくつもあるので、自分に合ったものを選べことも挙げられます。つまり、日本人にとって韓国語は習得するのに条件がそろっている言語なので独学が可能なのです。
ただし、いくら覚えやすい言語でも韓国語は外国語です。習得のハードルは決して低くなく、学習モチベーションが保てるような工夫も大切です。
計画を立てて勉強しよう
韓国語などの外国語を挫折せずに習得するためには、計画をしっかりと立ててから始めることが大切です。 まずは目標を決めると、どれくらいの勉強時間が必要か把握することができます。
レベル | 勉強時間 |
---|---|
初級者 | 200時間 |
中級者 | 500時間 |
マスター | 1,000時間 |
仮に初級程度レベルの韓国語の習得を目指すのであれば、200時間の勉強が見込まれます。ただし、流暢に会話ができるレベルの力をつけ、マスターしたと言えるレベルになるためには1,000時間程度の学習時間が必要です。
いずれにしても長期間にわたる勉強が必要ですので計画をしっかりと立てておく必要があると言えるでしょう。
もし、スケジュールやモチベーションの管理に不安がある人は講座の受講をおすすめします。講座の受講費用はかかるものの、プロの講師の指導を受け、ネイティブの韓国人とも会話をする機会を設けた方が時間の面では格段にスピーディーな成長を目指すことができます。
本格的な習得を目指すには講座を受講しよう
講座を受講するメリットにはどのような点があげられるのか気になる方も多いでしょう。
まず、講座を利用するメリットとして学習スケジュールが明確になり、所定の期間内に着実に力をつけられるという点があげられます。
また、プロの講師から韓国語を学び質問もすることができるので、学習効率は独学よりも非常に高まります。
さらに、特に韓国語ネイティブの講師のレッスンを受けることができる講座を選択すれば、韓国語を習得する上で最も難しいと言われるスピーキング対策もバッチリです。
韓国語のレベルアップを目指すなら講座を選ぶこともおすすめの選択肢と言えるでしょう。
ベルリッツの指導が特に良質
韓国語の学習ができる講座はNOVAやユーキャンなど、多数の講座が存在しています。しかし、韓国語をしっかりと学びたいという方におすすめなのがベルリッツの韓国語講座です。
ベルリッツの講座はレッスンを担当する講師の全員が韓国出身のネイティブであり、語学の効率的な学習方法も指導してくれます。
ベルリッツのレッスンは各地の教室でも、自宅からオンラインでも受講することができ、継続しやすいという点も魅力といえるでしょう。
レッスン満足度は驚異の98.5%を誇り、多くの語学学習者から支持を集める講座となっています。
韓国語の力を伸ばしたいという方は以下のリンクから、ベルリッツの無料体験講座を受講してみることが非常におすすめです。
韓国語は簡単なのかどうかについてのまとめ
韓国語は簡単なのかどうかについてのまとめ
- 韓国語は最も簡単な言語の中の1つ
- 日本語と類似点が多いので、日本人はさらに覚えやすい
- ハングルの母音と子音とパッチムを覚えてしまうのがポイント
- 本格的に学習をしたいなら講座の受講がおすすめ
韓国語は言語の中でも簡単な部類に入るので習得しやすいです。 さらに日本語と単語の発音が似ていたり語順が同じであったり類似点が多いので、日本人には覚えやすいといえるでしょう。
ハングルは20種類程度の母音と子音とパッチムの組み合わせで作られているので、早期にこれらは覚えてしまうとよいでしょう。
そうして、基本的な単語や挨拶などのフレーズを覚えていくとよいでしょう。日本語と語順は同じなので、基本を知るだけで文章もある程度理解できます。
ただし、語学学習ですので長期的な計画が欠かせません。もしスケジュールやモチベーションの管理・勉強方法の面で不安があるという人は良質な講座を受講することをおすすめします。