TOEICリーディング対策おすすめ参考書10選!パート・レベルごとの良書を紹介!
「TOEICのリーディングパートのスコアを上げたいけれど方法はあるの?」
「リーディング対策に役立つ参考書や問題集が知りたい」
このような疑問をお持ちの方もいら写るのではないでしょうか。
TOEICのリーディングパートは1問あたりの時間が非常に少なく、スピーディーに問題を進めることが非常に難しいです。
そこで、対策参考書を使って問題に慣れるとともに解法のメソッドを仕入れておくことが必須となります。
ここでは、TOEICの中でも特にリーディングパートに焦点を当てて対策におすすめの参考書などを紹介します。
テキスト選びのポイントについても解説しますので、参考にしてください。
TOEICリーディング対策のおすすめ参考書についてざっくり説明すると
- 語彙力を強化することがリーディング対策の近道
- 教材は1つのものを徹底的にやり抜くことが大切
- パートごとに個別の対策を施すのがおすすめ
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TOEICのリーディング対策参考書の選び方は?
TOEICのリーディングを強化するためには、基本的には特化した参考書や問題集を用いる必要はありません。リーディングパートで登場する英単語は文法は、リスニングパートでも登場するからです。
公式テキストなどを用いて、リスニングと並行して対策を立てることが最も効率的です。同時に実力を上げていくことで、全体的なTOEICのスコアを伸ばすことも可能になります。
しかし、リーディングだけどうしても重点的に対策したいということもあるでしょう。その場合は、リーディング対策に特化したテキストも活用すると良いでしょう。
教材は自分に合ったものを選ぶことが重要です。具体的なポイントを紹介します。
語彙力強化のため単語帳を持ち歩こう
リーディングで最も重要なのは、語彙力です。充分な語彙力がなければリーディングはもちろん、リスニングのスコアも伸びません。
TOEICに特化した単語帳は、さまざまな出版社から出版されています。選び方としては、表紙に数字が書かれているのでそれを参考にしましょう。
単語帳に書かれている数字は、TOEICで目指すスコアです。例えば700点台を目指すのなら、「730」と書かれた単語帳を購入して学習します。
単語帳はポケットサイズのものがほとんどです。これは、持ち歩きやすいように考えられているからです。常に持ち歩き、スキマ時間をフルに活用して学習する癖を身につけましょう。
シンプルな教材を選ぼう
TOEICのテキストや問題集などは、さまざまな出版社から数多く出版されています。そのため、教材選びで目移りしてしまい、複数の教材を並行して使用してしまうことがあります。
しかし、複数の教材を同時並行で活用するのは大変効率が悪い学習方法です。教材によってパターンや傾向が異なるため、必要な知識や実力が身につきにくいというデメリットが生じます。
教材は1分野で1冊のルールを守るようにしましょう。複数を同時並行するよりも、1冊の教材をとことん使った方が、着実に実力が身につきます。
また、リーディングでは文法が重要です。そのため、文法書や辞書を揃えることが多くなります。しかし、演習も行わなければ、試験で実力が発揮できないので、問題練習をすることも忘れないでください。
おすすめのリーディングテキスト・対策本を紹介
TOEICでは、どのレベルを目指すのかによって学習量は異なります。しかし、過去問演習を行うという点は同じです。
過去問を活用した演習を行う場合には、公式問題集がおすすめです。「公式TOEIC Listening&Reading 問題集6」は、TOEIC公式から出版されている過去問題集です。新形式にも対応しているのでおすすめの1冊です。
400点(リーディング200点)以上を目指す場合
TOEICで400点を目指す場合、リーディングでは200点以上のスコアが目安です。200点以下のスコアでは、TOEICで400点を目指すのは少し難しいと言えます。
リーディングで200点を目指すのなら、基本的な英単語は必ず覚えておきましょう。反対に言えば、基本的な英単語を確実に押さえておけば、リーディングで200点を取ることは可能ということです。
おすすめの対策本は「TOEIC L&Rテストやたらと出る英単語クイックマスター+」です。
基本的な英単語が網羅されており、これ1つでTOEICに必須の単語知識をしっかりと身につけることができます。
500点(リーディング250点)以上を目指す場合
TOEICで500点を目指す場合は、リーディングで最低でも250点のスコアを取る必要があります。
リーディングで250点以上のスコアを目指す場合、まずは英単語の基礎固めが必要です。200点以上を目指す場合で紹介した、基本的な英単語は必ず覚えておきましょう。
その上で、パート5を対策してスコアを伸ばす対策方法が有効です。
パート5は短文穴埋めの文法パートであり、ここの対策をしっかり行うことでリーディングで250点以上を取ることが可能です。
おすすめの対策本は「1駅1題新TOEIC TEST文法特急」です。高校レベルの英文法が掲載されており、このテキストをフルに活用することで、パート5を得点源にすることが可能になります。
600点(リーディング300点)以上を目指す場合
TOEICで600点を目指す場合、リーディングでは300点以上のスコアを出すことが目標になります。
リーディングで300点以上を取るのなら、パート5だけを得点源にするのは難しいので、パート6の完成度も高めておいた方が良いでしょう。
パート6は長文の穴埋め問題です。短文補充とは異なるので、一定の読解力が必要とされます。
パート6の完成度を高めるためには、「TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ パート5&6」の対策本がおすすめです。パート5だけではなく、パート6で出題される文法などが網羅されています。
700点(リーディング350点)以上を目指す場合
TOEICで700点を目指す場合、リーディングでは350点以上取っておくことが必要不可欠です。
リーディングで350点以上を目指すのなら、更なる単語力をつけることが重要な課題となります。
リーディングで300点以上を目指すのなら、基本的な英単語を覚えておくだけで充分です。
しかし、350点以上の場合は改めて知っている英単語の数を増やさなければ突破できません。
さらなる英単語力をつけるには、「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」の単語帳がおすすめです。
多くのTOEIC受験者が活用している単語帳であり、頻出の単語をレベル別にしっかり網羅してくれるため、さらなる単語力向上が見込める1冊でしょう。
800点(リーディング400点)以上を目指す場合
TOEICで800点のスコアを目標とする場合は、リーディングで400点以上取らなければ難しいでしょう。
リーディングで400点以上を目指すには、パート7でどれだけスコアを伸ばすことができるかがポイントです。パート7は長文読解です。いかに素早く長文を読み進めて解答できるかが重要な鍵になります。
パート7を攻略するには、長文読解に慣れる必要があります。多くの長文に触れるには、「TOEICテスト新形式精選模試 リーディング2」がおすすめです。
本番さながらの問題が掲載されています。自分で時間を計って繰り返し演習を行いましょう。試験当日は緊張することが予想されるため、実際よりも短い時間で設定して演習を行うことが重要です。
900点(リーディング450点)以上を目指す場合
TOEICで900点を目指すのなら、すべてのパートにおいて全問正解を狙う必要があります。リーディングだけで見るなら、450点以上の得点を出さなければなりません。
TOEICの試験は時間との戦いでもあります。リーディングでは、スピーディーに読み進めていかなければ、あっという間に時間が無くなってしまうでしょう。
英語を日本語に変換するのではなく、英語のまま文章を理解していく力が必須です。
おすすめの対策本は「TOEIC L&R テスト 究極の模試600問+」です。これは総仕上げの問題集でもあり、繰り返し演習を積んで高得点を出すことで、実際の試験でも900点以上を取ることができるでしょう。
本気で900点以上のスコアを目指すのなら、全問正解を目指す必要があります。
膨大な演習を積むことで、リーディングで満点を取ることも現実味を帯びてくるので、愚直に問題を解き続けることがスコアアップの肝です。
パートの対策ごとのおすすめ参考書・問題集
TOEICのスコアが伸び悩む一番の原因は、苦手分野や弱点があることです。これはリーディングだけでも同じことが言えます。
反対に苦手分野や弱点が克服できれば、リーディングのスコアを伸ばすことは可能です。
パートごとに練習を積むことで、苦手分野や弱点は克服できます。ここでは具体的な問題集や参考書を紹介しながら、その克服方法を詳しく解説します。
パート5(短文穴埋め問題)
パート5を攻略するためには、基本的な英単語が必要です。ですが、それと同時に「解く力」「文法力」「語彙力」が必要となります。
おすすめのテキストは「極めろ! リーディング解答力 TOEIC L & R TEST PART 5 & 6」です。
このテキストでは、演習問題を多く掲載し、出題されるすべての分野を網羅学べるように工夫されています。
内容のレベルは高め(対象は700点が取れる受験生)に作られているので、TOEICで満点を目指す人も充分満足できる内容であるといえるでしょう。
パート6(長文穴埋め問題)
パート6が弱点だと感じている人は、英語のフレーズの暗記が不充分なケースが多く見られます。決まりきった英語のフレーズの知識が足りていないため、苦手だと感じてしまうのです。
パート6の対策テキストとして、「TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル」をおすすめします。新形式にも対応しているので、試験本番さながらの問題形式に慣れることも可能です。
テキストには、TOEICでよく出るフレーズが網羅されています。繰り返し演習を行うことで、覚えておかなければならないフレーズは自然と身についていくでしょう。
パート7(読解問題)
パート7は長文読解で、大量の英文を読み進めながら英文の問題に答えなければなりません。
よって、パート7に苦手意識を抱える人の多くは速読力に難点を抱えているパターンが多いです
パート7で必要な速読力を測るために、WPMというものが用いられます。
WPMは
文章の単語数÷読むのにかかった時間
で表すことができ、1分間で読むことができる単語数を示しています。
パート7で必要なWPMは150以上だと言われています。高校生の平均は70~75、大学生の平均は80~100と言われているので、この平均数字と比べた場合かなりの速読力が必要だということがわかります。
パート7を攻略するためには、「正攻法で攻めるパート7読解問題」がおすすめです。文章の構造や重要構文も学べるため、掘り下げて学びながら力をつけることが可能です。
おすすめ参考書・問題集一覧表
テキスト・参考書の名称 | 対策できるパート | 目標とする点数(990点満点) |
---|---|---|
TOEIC L&Rテストやたらと出る英単語クイックマスター+ | TOEIC全般 | 400点以上 |
1駅1題新TOEIC TEST文法特急 | パート5 | 500点以上 |
TOEIC L&Rテスト 究極のゼミ Part5&6 | パート5と6 | 600点以上 |
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ | TOEIC全般 | 700点以上 |
TOEICテスト新形式精選模試 リーディング2 | パート7 | 800点以上 |
TOEIC L&R テスト 究極の模試600問+ | TOEIC全般 | 900点以上 |
極めろ! リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 5 & 6 | パート5と6 | 800点以上 |
TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル | パート6 | 600点以上 |
正攻法で攻めるパート7読解問題 | パート7 | 800点以上 |
上記は、ここまでで紹介したテキストや問題集を一覧表にしたものです。対策できるパートや目標スコアも同時に掲載しました。テキストや問題集選びの際の参考にしてください。
高得点取得のためのポイント
高得点を取るためには、具体的には何をすれば良いのでしょう。いくつかのポイントがありますので、具体的にそのポイントを紹介しながら解説します。
模試・本番形式の練習で総合対策を
TOEICは2時間という限られた時間の中で、たくさんの問題を解かなければならな試験です。スピーディーに解いていかなければ、あっという間に時間は過ぎてしまいます。
例えば、一つの問題に時間をかけすぎてしまうと、本来なら得意なパートに使う時間が足りなくなる可能性もあります。すると、得点源となるパートで点数が稼げないことになり、スコアが下がってしまうのです。
このようなことがないように、本番さながらの形式で問題集をこなすことが必要です。限られた時間の中で、どれだけ素早く解答できるかに重点を置いて練習しましょう。
また、公式問題集を活用することも忘れないでください。公式問題集は試験本番と同じ形式で出題されています。出題形式に慣れる上でも、しっかりやりこむことが大切です。
リスニング(パート1・2・3・4)の練習も忘れずに
TOEICで高得点を狙うのなら、リーディングの対策だけでは不充分です。TOEICの配点はリーディングとリスニングで1:1となっています。そのため、リスニングの対策も怠ってはいけません。
リスニングが苦手だという人は、自ら進んでリスニングの対策を行うでしょう。苦手なパートがあっては、高得点を狙うことは難しいからです。
しかし、リスニングが得意な人は、ついリーディングに集中してしまいます。その結果、リスニングの対策がおろそかになるケースも多々あります。
例えリスニングが得意であっても、リーディンと同時並行で対策を行いましょう。リスニング力をキープしつつ、リーディング力も伸ばすことが、高得点を取る必要条件です。
アプリも併せて活用するのがおすすめ
高得点を取得するためには、TOEIC英語に長時間触れ続けて対策の時間を長くとることが必須となります。
参考書だけだと、持ち運びが困難で移動中や仕事の合間を縫って学習を行うことが困難であり、特に忙しい方はここの時間をいかにうまく使うかが高得点奪取のカギとなるのです。
スキマ時間を有効活用して実力アップを狙うなら、スタディサプリのTOEIC対策講座がおすすめです。
短時間で驚きのスコアアップを数々実現している講座であり、わかりやすい数々の講義・解説によって受講生の実力アップを徹底アシストしています。
ベルリッツで実力にあった勉強法を
ベルリッツのTOEIC対応コースでは、学習者一人ひとりの英語スキルと目指す目標を詳しく把握し、それに基づいた学習プランを提供しています。
TOEIC試験の成績向上を目指し、目標点数550点、650点、750点達成を目指すために設計された3つの異なるレベルのコースが用意されているため、初心者の方から学習経験者の方まで自分の実力にあった講座を受講可能です。
この勉強法によって、学習者は自分にとって不適切な難易度の学習を避けることができるうえに、既に習得した知識の反復を省くことができ、より効率的に英語を伸ばすことができるでしょう。
TOEICリーディング対策おすすめ参考書についてまとめ
TOEICリーディング対策おすすめ参考書まとめ
- スキマ時間をフルに活用して基本的な単語力を伸ばす
- パート対策ごとのテキストや問題集も活用する
- 高得点を目指すのなら、リスニングの対策も怠らない
リーディング対策におすすめの参考書について解説してきました。リーディングの土台となる力は、基本的には単語力です。そのためには、単語帳を使って多くの英単語を覚えましょう。
また、パートによって出題傾向は異なります。最初はパート5の対策から行い、6や7へと伸ばしていくと良いでしょう。