大学生におすすめのTOEIC勉強法は?点数ごとの勉強時間や就活事情まで解説!
「大学生のTOEICの勉強法が知りたい!」
「TOEICで高得点を取るためにはどの程度の勉強時間が必要なの?」
このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
就活を意識してTOEICの勉強をする大学生は多いですが、どのような勉強法で進めるべきか悩む人は多いです。
勉強の仕方次第で高得点を狙うことができるため、しっかりと勉強することが大切です。
こちらの記事では、大学生がTOEICで高い点数をとる勉強法や必要な勉強時間について解説していきます!
大学生のTOEIC勉強法についてざっくり説明すると
- まずはしっかりと単語や構文を覚えよう
- Part7の長文は優先して攻略しよう
- 高スコアを目指すには多くの時間が必要
- 就活を見据えて早めに対策すると良い
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大学生におすすめのTOEIC勉強法は?
単語は2,000~3,000語は覚えたい
TOEIC試験対策として有効なのは、まず試験に頻繁に出てくる単語を優先的に覚えることです。
多くのTOEIC用の問題集や参考書では頻出順に単語を網羅しているため、頻出度の高い単語は特に重点的に覚えるようにしましょう。
実際の仕事や日常生活でもよく用いられる、重要な2,000~3,000単語を覚えることができれば、TOEICテストで頻出の単語はほぼ網羅できるでしょう。
覚え方としては、単語帳を繰り返し読みながら覚えられていない語にチェックマークを入れたりして、覚えることができるまで繰り返しその単語をチェックする仕方がおすすめです。
リスニングは聞き取りやすい形式
TOEICのリスニングパートは、リーディングパートよりも難易度が低い傾向にあります。
そのため、リスニングが苦手な方であってもしっかりと演習を繰り返すことで得点できるようになります。
TOEICのリスニング問題はナチュラルスピードよりもゆっくりで、イギリスなまりやアメリカなまりも少ないため比較的日本人の耳になじみやすいです。
不安な方でも、公式問題集でたくさんリスニングの練習をすれば自然とリスニング能力が鍛えられるため、問題ありません。
そもそも、単語や文法があやふやで自信が無い方は基礎知識が不足している可能性が高いため、基本的な単語や構文のインプットからはじめるべきです。
リスニング問題の文章を読んでも分からない場合は、単語の意味だけでなく英語の発音を把握して、スピードに慣れるまで練習するようにしましょう。
リーディングはスピードも大切
TOEICのリーディングパートはPart5~7で構成されており、合計100問を75分で解いていきます。
基本的な方針としては、Part5の短文穴埋め問題とPart6長文穴埋め問題を時間をかけずに素早く解き、Part7の長文読解問題にじっくりと時間をかけられるようにすると良いでしょう。
リーディングパートでスラスラと英語が読めない場合は単語力が不足しているため、しっかりと単語を覚えたり文法を復習しておいてください。
正確に解くだけでなく、時間内で全問解ききる正スピードも求められるため、「早く正確に」解く練習をしておくことが大切です。
時間配分はPart7の攻略がカギ
TOEIC試験の時間配分としては、リーディングパートでは先にPart7をできるだけ早く解き終わらせて、残りの時間でPart6とpart5でしっかり得点できるようにすることがおすすめです。
Part7で時間のロスを抑えることができれば、ゆとりをもって残りの問題に取り組むことが可能です。
また、リスニング試験では全ての音声についていけるように単語力を鍛えることが大切で、日ごろから英語を耳になじませておくと良いでしょう。
油断すると聞き漏らしてしまうこともあるため、集中して英語を聞きとることを意識しましょう。
レベルに応じて狙うパートを決めよう
自分自身の英語力次第で勉強の仕方は変わります。
大学受験以来、しばらく英語から遠ざかっている場合であればスケジュールが立てやすく、基本的にはどのパートの対策からはじめても問題ありません。
ただし、得点源として押さえるべきなのは配点が高いPart7の長文読解です。
長文は対策が難しいのでたくさんの練習問題を解き、長文を読み慣れることが大切です。
必要な勉強時間はレベルと目標による
TOEIC対策の勉強時間は「TOEIC試験でどの程度の得点を目指すのか」「既にどのくらいの英語のレベルなのか」に応じて変わってきます。
必要な勉強時間をまとめると、以下の表のようになります。
目標スコア450 | 目標スコア550 | 目標スコア650 | 目標スコア750 | 目標スコア850 | 目標スコア950 | |
---|---|---|---|---|---|---|
現スコア350 | 225時間 | 450時間 | 700時間 | 950時間 | 1225時間 | 1550時間 |
現スコア450 | - | 225時間 | 450時間 | 700時間 | 975時間 | 1300時間 |
現スコア550 | - | - | 225時間 | 450時間 | 725時間 | 1050時間 |
現スコア650 | - | - | - | 225時間 | 500時間 | 825時間 |
現スコア750 | - | - | - | - | 225時間 | 600時間 |
現スコア850 | - | - | - | - | - | 325時間 |
就活でも高く評価される750点以上の得点を取るには、長い人で950時間程度の勉強時間が必要となります。
ただし、大学受験を経験してから日が浅く、英語の知識の基礎のできている方であれば200時間以内の学習でも750点を目指すことも可能です。
相当な英語力をアピールできる900点以上の得点を目指すためには、まず750点程度の得点を目指すと良いでしょう。
いつから対策をはじめるの?
まず、自分の目指している点数と自分の現状のスコアを総合的に勘案し、逆算して学習スケジュールを立てましょう。
大学1年の頃は受験で学んだ英語の知識がフレッシュでなので、この時期からTOEICの勉強をするのは非常におすすめです。
単語や構文などの知識の蓄えがあるアドバンテージがあり学習しやすいメリットがあるため、入学してから間を開けずにTOEICの勉強をすると良いでしょう。
また、学習期間が長いことで、落ち着いてサークルやバイトなどの活動と両立させて学習できるメリットもあり、さらにTOEFLの学習をして留学を目指すという選択肢も生まれます。
大学生は社会人に比べてまとまった勉強時間を確保しやすく、勉強に割くことができる時間が多い点も強みです。
TOEICは英検準1級以上やTOEFLよりも時間の面でもコスパよく学習できるため、英語力を磨いて将来的に活躍していきたいと考えている方は、早い段階からTOEICの勉強に着手しましょう。
就活解禁半年前から対策のスケジュール例
遅くても就活解禁の半年ほど前から学習をはじめることで、3回はTOEIC試験を受けるチャンスがあります。
何度も試験を繰り返し受けることで試験の形式にも慣れることができ、得点力を鍛えることができるというメリットがあります。
TOEICは1年に10回試験が行われるため、この試験の特性を活かして試験慣れすることができるスケジュールを組むと良いでしょう。
最初は「とりあえず受ける」といった感じで自分の現状を把握し、2回目以降の受験の際に弱点や課題を徹底的に分析して対策を行うと自然と得点が伸びます。
大学生の平均点は450~520点
大学の学年に応じて平均点はやや異なりますが、大学生のTOEICの平均点は大学1年生では450点程度、就職活動のある4年生では520点程度となります。
受験者の中には勉強せずに試験を受ける層もいるので、このような受験者が平均点を押し下げていると言えます。
そのため、自分の課題を把握してしっかりと試験の対策をしてコツコツと勉強ができれば、平均点以上を取ることは難しくないでしょう。
「大学生は勉強時間を確保しやすい」という強みを生かして、ぜひ毎日コツコツと勉強を続けていってください。
スコアを偏差値に換算すると?
TOEICの点数が低い層は点数を示さずに就活を行うので、偏差値50は600点程度となります。
600点以上の偏差値は、以下のスコアが目安となります。
- 670点で偏差値55
- 760点で偏差値60
- 850点で偏差値65
- 930点で偏差値70
偏差値が60を超えていると就活においても大きなアピールになるため、英語力を活かして仕事したいと考えている方は760点を目標にすると良いでしょう。
目指す点数別の勉強の仕方は?
大学生のTOEICスコアの分布は、10~500が25%、500~700点が40%程度という調査結果があります。
700~850が約15%、850以上はわずか5%であるため、700点以上を達成できれば上位20%に入ることになり、一目置かれて就活でも有利になるでしょう。
400点
TOEICの400点は、特に意識して対策をせずに受験しても得点することができるレベルです。
400点はあくまでも通過点でしかないため、まずは英語の学習習慣を身に着けるという意味で目指してみると良いでしょう。
なお、499点以下のスコアだった人の中には「大学の英語の授業で受けさせられた」という人たちが一定数いるため、さほど対策をせずに受験したことがうかがえます。
500点
500点を目指す場合は、難易度が低く比較的解きやすいパートで得点を取ることを目指すと良いでしょう。
500点の英語力のレベルは初級~中級レベルで、基礎的な単語や構文はある程度理解できている状態です。
しかし、応用力が足りないので長文や複雑なリスニング問題は対応できない人が多いです。
そのため、400点台からさらに点数を伸ばしたい方は、しっかりと単語帳でTOEIC頻出の単語を覚えていきましょう。
600点
TOEICの600点は、就活や転職に有利になる基本的なラインなので、基礎が完成した人は600点を目標にすると良いでしょう。
TOEICのホームページによると、600点の英語力は「日常生活は問題なく送ることができる」レベルです。
600点を目指す場合は、大学受験の経験があり基本的な英語の知識がある学生であれば、300~400時間程度の学習で達成することが可能です。
600点を取るためには4,000〜5,000の単語力が求められるため、頻出の単語をしっかりとインプットすることが重要です。
また、公式問題集を用いて問題練習を重ね、試験形式に慣れることも重要です。
700点
TOEICで700点以上取ることができれば、就活でもかなり高く評価されるレベルになります。
センター試験では満点に近い得点に換算されるレベルであるため、英語を扱う業界や企業においては好印象を持たれるでしょう。
一冊の単語帳をしっかりと把握し、公式問題集を1冊解ききることができれば700点を狙えるようになります。
また、700点クラスになるとビジネス英語などの高いレベルの英語力が求められるため、NHKの英語番組なども見るなどビジネス英語の表現に慣れていくことをおすすめします。
800点
800点を獲得できれば一般的にかなり優れた英語力を身に着けているレベルですが、就活で人気の商社や外資系企業では、800点が足切りラインとなることもあります。
800点に到達するためには高校で学ぶ英文法をもれなく理解して、難関大学レベルの英文法と英文読解をしっかり身に着ける必要があるため、相当な努力が必要になります。
具体的な勉強法としては、TOEIC試験向けの単語帳や公式問題集を繰り返し解き、問題の処理スピードを速めることが大切です。
800点を目指すレベルになるとヒアリング能力とリーディング能力も相当高いはずなので、英語の動画を聞いたり英語の文章を読んだりすることでも英語力を伸ばすことができるでしょう。
通学時間などのちょっとした時間を利用することで着実に英語力を鍛えることができるため、時間を無駄にせず寸暇を惜しんで勉強することを心掛けましょう。
900点以上
900点以上を目指すためには、毎日単語帳に触れて頻出の2,000〜3,000程度の単語を常に覚えているレベルをキープすることが大切です。
900点以上は相当な英語力であるため、外国人と全く問題なくコミュニケーションを取ることができ、ビジネスの場でも勉強した英語力を存分に発揮することができるでしょう。
就活の場でもTOEIC900点以上の人は採用担当者の目を引くため、非常に高い評価をしてもらえるはずです。
リーディングパートの問題練習では、Part5はできるだけ速く問題を解けるようにして、Part7を解く時間をできるだけ多く残せるようにしましょう。
リスニングパートの問題練習では、シャドーイングをするなどして、試験本番のスピード感に付いていけるようにしましょう。
短時間でも毎日英語に触れるような生活習慣を作り、コツコツと継続することを常に意識するようにしてください。
TOEICは就活で役立つの?
基本的にTOEICは就活で役立つことが多いですが、志望する業界に応じてTOEICの評価は異なります。
特に、外資系企業や商社・旅行・航空業界などのように外国と関わる場面や海外での仕事の多い企業に対する就活では、TOEICが大いに役に立つでしょう。
一方で、官公庁やIT・マスコミ・国内インフラなどの日系企業の場合は英語を使う機会がそこまで多く無いため、TOEICのスコアが就活で有利になることは少ないでしょう。
このように、自分が目指している業界をしっかり分析して目指すTOEICのスコアを決めると良いでしょう。
TOEICのスコアをとるプロセスも活かせる
純粋なTOEICのスコアだけでなく、その過程で頑張ったことや工夫したことなども、就活でのアピール材料になります。
具体的には、TOEICのスコアを取るために学習計画を立てて、自分の立てた計画に従って実行したという経験があれば、就職後の仕事にも活かせる経験となります。
このように、様々な努力や工夫をして実務上で役立つ経験があれば、相手に好印象を持たれて高い評価をしてもらえることが多いです。
TOEICのスコアが大して評価されない業界であっても、仕事上で使えそうな経験があれば積極的にアピールすると良いでしょう。
TOEFL・英検と比較
こちらのトピックでは、TOEICとTOEFL・英検を比較してみましょう。
TOEIC、TOEFL、英語検定のレベルをそれぞれ比較すると以下の表のようになります。
TOEIC L&R | TOEFL IBT | 英検 |
---|---|---|
880-960 | 100-108 | 1級 |
805-875 | 90-99 | - |
730-800 | 79-89 | 準1級 |
650-725 | 69-78 | - |
590-645 | 61-68 | 2級 |
500-585 | 52-60 | - |
445-495 | 45-51 | 準2級 |
315-440 | 31-44 | - |
270-310 | 29-32 | 3級 |
「TOEICのスコアを英検のレベルで例えるとどの程度なんだろう?」という疑問を持っている方は多いため、ぜひ参考にしてみてください。
TOEICとTOEFLはどちらがおすすめ?
TOEFLは英語を母国語としない方のための英語を判定するテストで、海外大学へ留学する際には必須となる試験です。
日常会話だけでなくアカデミックな英語力も勉強する必要があるため、TOEICよりも難易度が高く対策も難しいと言えるでしょう。
スピーキングやリーディングなども問題形式にも慣れる必要があるため、たくさん演習を積まなければ高得点は狙えません。
なお、難易度が高い分TOEFLを受験した後にTOEICを受験する場合、TOEICの学習もスムーズに進みやすいためおすすめです。
大学生なら英検よりもTOEICを受験しよう
英検は中学生や高校生に人気の検定試験ですが、大学生の方は英検よりもTOEICの受験がおすすめです。
なお、英検は準1級以上に合格していると就活で活かせるレベルであると言われており、相当な英語力が必要になります。
英検準1級と1級の間には大きな差があり、1級を目指すにあたっては多大な努力をしなければなりません。
そのため、このレベルの差を埋めるにはTOEICのスコアを700点台から900点以上に伸ばすことに時間を割くことがおすすめです。
英検よりもTOEICのスコアを採用選考の参考にしている企業が多いため、大学生の方はTOEICを積極的に受験してみてください。
短期間で高得点が目指せる
TOEICは英語系の資格としてはTOEFLよりも少ない勉強時間で高得点が狙える試験なので、特に大学生におすすめです。
TOEIC試験でもビジネスの場で必要となるコミュニケーション能力や英語の読み書きは身に着けることが可能です。
TOEFLはどちらかと言うと留学生向けの試験なので、社会人として英語力を鍛えたい場合やコミュニケーション能力を磨きたい場合はTOEICの勉強がおすすめなのです。
仕事に直結する英語力
TOEICでは、ビジネスで必要なメールのやりとりや会議内容の聞き取りなど、仕事に直結する英語力をが身に着けることができます。
また、文章を書きたい場合やスピーキングの練習をしたい場合はTOEIC Speaking&Writing Testsも受験することもおすすめです。
自分の高めたいスキルに応じて試験を選ぶことができる点も、TOEICの魅力と言えるでしょう。
おすすめの教材を紹介
こちらのトピックでは、TOEIC対策のおすすめ教材を紹介していきます。
大学生がTOEICで高得点を取りたい場合は、公式テキストを購入して多くの問題練習をすることは必須です。
たくさんの問題演習をすることで、本番での時間配分や本番のレベルを確認することができます。
また、問題演習だけでなく単語帳も一冊は常に持ち歩くようにして、単語力や語彙力の強化も常に行っていきましょう。
公式問題集で自分の苦手分野が分かってきたら、パートごとの対策本を利用して重点的に対策を行う勉強法が効果的です。
苦手分野を徹底的に勉強することで自然と得点力も伸びるため、できるだけ苦手を作らない勉強の仕方を意識しましょう。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
TOEICテスト対策でのおすすめの問題集は 「公式TOEIC Listening & Reading 問題集9」 です。
このテキストは多くの受験生が使っている定番のテキストのvol6なので、誰でも安心して使うことができるでしょう。
単語帳で2000~3000単語程度をインプットして公式問題集を一周解くことで得点力は確実に身に着いていくため、ぜひこの問題集を繰り返し解いていってください。
世界一わかりやすいTOEICテストの単語帳
続いて、おすすめの単語帳は 「世界一わかりやすいTOEICテストの単語帳」 です。
この単語帳は全ての見出し語にコメントが付いているため、単語の使い方を覚えやすいと好評を得ています。
非常に優れている単語帳なので、学習開始の段階から600点〜800点以上までのレベルをこの一冊で目指すことが可能です。
単語力に自身がない方は、ぜひこの単語帳を手元に置いて勉強をしていきましょう。
正攻法で攻めるパート7読解問題
TOEICのPart7で出てくる長文読解問題に苦労する受験生は非常に多く、ここで高得点ができれば周りと差をつけることができます。
Part7の対策では速読力が求められ、繰り返し問題練習をすることが重要ですが、Part7対策のおすすめ問題集は 「正攻法で攻めるパート7読解問題」 です。
長文読解能力を鍛えるためには、ひたすら英文を読むトレーニングをすることが非常に大切です。
この問題集に取り組むことでTOEICに必要なリーディング能力を効率的に身に着けることができるため、長文読解で苦労している方はぜひこの問題集を購入してみてください。
高得点取得のための裏技・コツは?
こちらのトピックで、TOEIC試験に臨む上でのコツを紹介していきます。
リーディングはパート7から解け?
リーディング問題は解くのに時間がかかってしまうため、慣れない内は試験時間が足りなくなりがちです。
中でも、Part7長文問題は配点が重く非常に負担も重いパートなので、1問解くにも時間がかかってしまうでしょう。
そのため、問題に着手する順番としてはまず最も大変なPart7から解き、その後にPart6とPart5に進むのがおすすめです。
とはいえ、個々人で解きやすい順番もあるため、自分が最も効率的に解ける順番で着手しましょう。
試験慣れも大切
TOEICはほぼ毎月受験のチャンスがあるため、勉強のスケジュールを立てやすい点は魅力的と言えるでしょう。
そのため、就職活動が本格化する前に何度か試験を受けて試験に慣れることも可能です。
試験に慣れることで出題の傾向を掴むことができ、頻出なポイントなども把握できるようになるため、受験回を重ねるごとに得点がアップする方も多くいます。
継続的な努力も必要
何度も受験のチャンスがある点は大きな魅力ですが、当然試験を受けるごとに受験料もかかってしまいます。
そのため「できるだけ出費を抑えて実践的な勉強をしたい」と考えている方は、過去問演習を繰り返し解く勉強法がおすすめです。
過去問も実践レベルの問題であるため、何回も繰り返し解くことで学力をアップさせることが可能です。
また、基本的な単語をしっかりと覚えたりリスニングを習慣化させるという継続的な努力も怠らずに続けることで、着実に得点力を伸ばすことができるでしょう。
勉強をとりあえずスタートさせよう
TOEICの勉強を始めたいと思っている人の中には、どのようにしてスタートすれば良いかわからないという方が多いかもしれません。
そのような方々に向けて、Berlitzでは一人で勉強しているとモチベーションの維持が難しい場合でも、経験豊かな日本人講師がきめ細やかなサポートを提供します。
加えて、TOEIC® L&R TESTやS&W TESTSの初級者から高得点を目指す方までを対象に、各自の目標に応じたカスタマイズされたプログラムを用意しています。このようにして、短期間で集中的に学習し、効率的にスコアを向上させることが可能です。
通信教育も有効活用しよう
テキストや参考書だけだと不安な方は、スタディサプリなどのTOEIC対策アプリを活用こともおすすめの勉強法です。
参考書や問題集は外出するときに持ち運びが手間になってしまうデメリットがありますが、アプリならスマホ一つあれば手軽に勉強できる強みがあります。
音声をダウンロードすればリスニング能力を鍛えることもできるため、リスニングを習慣化させたい方にもこのようなアプリを活用した勉強法は非常におすすめです。
ベルリッツで実践的な勉強をしよう
ベルリッツは、実際に会話で使う表現を中心に教育しています。中学校や高校での英語教育が文法の厳格な適用や和訳に重きを置き、話す練習が不足しているため、実際の英語会話で使うのが難しいという問題があります。
そのため、ベルリッツでは文法や翻訳にこだわらず、ロールプレイを含む様々な実践的練習を積極的に行います。こうした練習を通じて、学んだ表現を実際に使えるようになるまで繰り返し練習し、英語力の底上げを図ります。
英語を学んだ内容をすぐに実生活で使えるようになることは、学習の価値を高めるほかにも、モチベーションを維持することにも役立つでしょう。
大学生のTOEIC勉強法まとめ
大学生のTOEIC勉強法まとめ
- 最初に400点台でも、しっかり努力すれば点数は伸びる
- 勉強の仕方は様々だが、過去問演習を多くこなすことは大事
- 就活でアピールしたい場合は、早めに勉強に着手しよう
- 試験慣れしておくことも大切
TOEIC対策には様々な方法がありますが、基本的には単語や構文をしっかりと覚えて多くの問題演習を重ねることが大切です。
大学生は受験のチャンスが多いことや勉強時間を確保しやすい強みを活かして、積極的にTOEICを受験しましょう。
高スコアだと就活でも有利になることが多々あるため、ぜひこちらの記事を参考にしてTOEICの勉強を進めていってください!