IELTS対策におすすめの参考書・問題集18選|初心者の勉強方法も併せて紹介!
「IELTSの勉強におすすめの対策本はどれ?」
「初めて受ける人がするべき勉強法は?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
IELTSはイギリス英語の活用能力を総合的に評価する国際的な英語試験です。
4技能全ての対策をしなければならず、試験勉強は比較的大変なので、より良い対策本を選ぶことが重要になります。
今回はIELTSの対策におすすめの参考書・問題集を18冊紹介します。初心者がするべき勉強法も合わせて解説するので、参考にして下さい。
IELTSの対策におすすめの参考書・問題集についてざっくり説明すると
- 公式問題集は全受験者必携
- 初めての場合は日本語の参考書を使うのが良い
- オンライン英会話やアプリも活用するべき
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IELTSは世界的な英語テスト
IELTSはライティングとスピーキングを含めた4技能の運用力が評価される国際的なイギリス英語の試験です。
学生や社会人にメリットが大きい
イギリスやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどの英語圏の大学・大学院に進学・留学する際は、IELTSで一定以上のスコアを取得する必要があります。
また最近はアメリカの大学でもIELTSのスコアを活用するところが増えてきているので、アメリカで学びたいという方にもおすすめです。
さらにイギリスやカナダ、オーストラリアなどへの移住や現地での就労、イギリスの長期滞在ビザの取得の際にもIELTSのスコアは有用です。
試験内容は4つのパートから成る
IELTSの試験はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングという4つのセクションで構成されています。
よって4技能それぞれも対策をしなければならないので、リスニングとリーディングだけで良いTOEIC L&Rテストなどに比べると、試験勉強は大変だと言えるでしょう。
日本人は特にライティングとスピーキングが苦手な人が多いので、それらの対策では特に苦労するはずです。
なお、IELTSにはアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールという2種類の試験があり、ライティングとリーディングで若干試験内容が異なるので注意しましょう。
スコア別の必要な英語力
公式サイトによると、IELTSの各バンドスコア(0〜9、0.5刻み)に対応する英語力のレベルは以下の通りです。
スコア | レベル | 英語能力 |
---|---|---|
9.0 | エキスパート・ユーザー | ○英語を自在に使いこなすことができる ○適切さ・正確さ・流暢さ・理解の完全さのどの観点においても優れている |
8.0 | 非常に優秀なユーザー | ○不正確さや不適切さはあるものの概ね自在に英語を使いこなすことができる ○不慣れな状況では誤解することもあるが込み入った議論にも対応可能 |
7.0 | 優秀なユーザー | ○不正確さ・不適切さ・(状況によっては)誤解もあるが英語を使いこなすことができる ○複雑な言葉遣いや詳細な論理にも対応可能 |
6.0 | 有能なユーザー | ○不正確さ・不適切さ・誤解はありながらも概ね効果的に英語を使うことができる ○手慣れた状況下ならかなり複雑な言葉遣いの使用・理解も可能 |
5.0 | 中程度のユーザー | ○ほとんどの状況で大体の意味が理解できるだけの英語力を有するが間違いも多いので完全ではない ○自分の専門分野なら基本的なコミュニケーションが可能 |
必要英語力と自身のレベルをしっかりと比較し、目標スコアを決定すると良いでしょう。
初心者が7.0をとる勉強方法
「優秀なユーザー」のレベルであるIELTS7.0が取得できれば、難関大学を含む英語圏のほとんどの大学に進学・留学することができます。
よって初心者が高い目標を持ちたいという場合は、7.0を目指すと良いでしょう。
具体的な勉強法ですが、まずは日本語の参考書を購入して問題を解くコツを学ぶのがおすすめです。
その後は公式問題集などを使って、ひたすら実戦的な問題演習を繰り返しましょう。
なお、演習を通して苦手箇所を発見した場合は、その対策に特化した問題集で重点的に勉強するというのも有意義です。
当日に役立つ解答テクニック
リスニングとリーディングに関しては、設問を先読みして質問される内容を予め把握し、必要な情報だけを音声や英文から抽出するというつもりで臨むと効率的です。
またIELTSでは問題用紙への書き込みも認められているので、設問のキーワードに印をつけるというのも良いでしょう。
スピーキングに関しては、まずはじめに結論を言って、その後にそれを補強するための根拠・理由や事例、自分の体験などを述べるのがおすすめです。
IELTS公式問題集は必須
公式問題集である「IELTS Academic Student’s Book」は、IELTSの受験者には必携の教材です。
IELTSの試験問題を作成しているケンブリッジ大学英語検定機構によって、本番そっくりの問題が作られ、収録されているので、IELTSの出題傾向や試験形式を把握するのには最適だと言えます。
ちなみに最新版は「IELTS 17 Academic Student’s Book」であり、1冊につき4回分の試験問題が収録されているので、演習量を増やしたい場合は15なども合わせて購入すると良いでしょう。
ただし、この公式問題集は全て英語で書かれており、解説は付いていないため、ある程度IELTSの対策をした上で使うのがおすすめです。
また試験直前期にシミュレーションをするのにも役立つでしょう。
とにかく、利用できるシーンが非常に多い参考書であるため、絶対に持っておきたい一冊と言えます。
IELTSのおすすめ単語帳3選
以下ではIELTS対策におすすめの英単語帳を3冊紹介します。
実戦IELTS英単語3500
IELTSに特化した単語帳では数少ない、日本人向けに作られた一冊です。
5.0以上の取得に必要な「基本語1000」と、7.5以上もカバーする頻出語を500語ずつ分類した「重要語2500」の計3500語が収録されています。
またIELTSに合わせて、スペリングや発音、ダウンロード音声は全てイギリス英語で収録されているため、イギリス英語に慣れる上でも有用です。
さらにIELTSについての詳細な情報や単語を覚えるコツ、受験・留学を経験した者の体験談などのコラムも掲載されているので、モチベーションアップや学習の効率化にもつながるでしょう。
IELTS必須英単語4400
IELTSに必須の英単語3300語と英熟語1100語を収録した単熟語帳です。単語・熟語をそれぞれA〜D、もしくはA〜Cの難易度ごとに掲載しているため、段階的に語彙を増やしていくことができます。
またリーディングに頻出の同意語やテストにおける注意点などについても解説されているのも魅力的です。
一つ前に紹介した「実戦IELTS英単語3500」でも十分ではありますが、熟語も含めてより多くの英語を覚えたいという方は、こちらを使うと良いでしょう。
TOEFLテスト英単語3800
TOEFLに頻出の3800語をRANK1〜4の難易度ランク順に収録した単語帳です。TOEFL対策の教材ではありますが、IELTS対策にも活用することができます。
見出し語と語義の音声も付いているため、リスニングの対策にもなるでしょう。
なお、本書にはTOEFLに登場するアカデミックな単語・内容に対応するための「分野別英単語」という付録がありますが、こちらはIELTS対策には必要ありません。
IELTSではTOEFLほどの学術的な専門用語は扱われないからです。
初めてにおすすめの日本語参考書4選
続いては初心者におすすめの日本語で書かれた参考書を4冊紹介します。
新セルフスタディ IELTS 完全攻略
IELTSの各問題タイプに関する攻略法が網羅的に解説されているので、独学でスコアアップを目指すならぜひ一読しておくべきです。
日本人が犯しやすいミスや不注意なども紹介されているため、特に初心者にとってはかなりためになるでしょう。
また練習問題も数多く収録されているため、コツを学んだ上でそれを実践すれば、効率よく得点能力を磨くことができます。
さらにライティングのタスク1に関しては、問題タイプごとの解答例や役立つ表現などが豊富に掲載されているため、充実した対策ができるでしょう。
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集
IELTSの主催団体の一つであるブリティッシュ・カウンシルの公認を受けた問題集なので、出題形式などを確認するのには有用です。
先ほど紹介した公式問題集とは異なり、こちらには日本語の丁寧な解説がついているので、まずはこれから取り組むのが良いでしょう。
また同シリーズの「ブリティッシュ・カウンシル公認 本番形式問題3回分」には、詳細な解説付きの模擬問題3回分が収録されているため、公認問題集と併用するのがおすすめです。
IELTS実践トレーニング
IELTSに関する基本知識や定番の出題形式、頻出の語彙などが学べる参考書です。
また受験のノウハウも解説されているので、特に初心者にとっては一読しておくだけでも価値があります。
さらに本書に収録されている実践問題は、実際の試験問題よりもやや難易度が低いので、英語が苦手な人にもおすすめです。
本書を足掛かりに、本試験と同レベルの問題集にステップアップすると良いでしょう。
ちなみに本書の問題は、英語圏への留学・進学の際に用いられるアカデミック・モジュールに合わせて設計されています。
ターゲットバンドスコア7.0
世界的に著名な人気講師で、一番人気のIELTS対策ブログの運営者でもあるシモーネ・ブレイバーメン氏が書いた「Target Band7」の日本語版です。
ライティングに関しては、有用な表現や避けた方が良い書き方、評価されやすい構成など、有益な情報が豊富に収録されています。
またリスニングでは聞き取れなかった場合の対応策、リーディングでは解答スピードを上げるコツなど、他のセクションに関しても、受験者が助かるテクニックが満載です。
IELTSのおすすめ文法教材2選
以下ではIELTS対策におすすめの文法教材を2冊紹介します。
Grammar for IELTS
公式問題集と同じく、IELTSの試験問題を作成するケンブリッジ大学英語検定機構から出版されている参考書です。
IELTSの文法に特化した一冊で、文法知識をテストでどのように活用するかを学ぶことができます。
ただし、こちらも全て英語で執筆されており、内容もかなりハイレベルなので、上級者向けと言えるでしょう。
English Grammar in Use
こちらはIELTS対策に特化した参考書ではありませんが、世界的に人気の文法書なのでおすすめできます。
上と同様、全て英語で書かれていますが、表現などは比較的平易であるため、中級者から使い始めることができるでしょう。
またアプリをダウンロードすることでオンラインで閲覧できるeBook版もあります。これならタブレットなどで学習することも可能です。
今なら日本限定版も購入できます。
IELTSの人気リスニング問題集2選
ここからはIELTS対策に人気のリスニング問題集を2冊紹介します。
Listening for IELTS
この問題集の音源は本番よりもスピードが速いので、そのレベルに慣れておけば、本番では落ち着いて聞き取ることができるでしょう。
また多くの受験者が苦労する数字やスペリングの聞き取りの練習もできるので、効果的に得点力を磨くことができます。
さらに音源は設問ごとに収録されているので、シャドーイングに活用するのにも便利です。
Improve Your Skills: Listening & Speaking for IELTS 6.0-7.5
リスニングとスピーキングでバンドスコア6.0〜7.5を目指す受験者向けの教材です。2枚のCDの音源を使って、発音練習や問題演習をすることができます。
またリスニングで頻出の表現やスピーキングで役立つフレーズなども紹介されており、6.0以上を突破するためのテクニックを磨くことも可能です。
さらにオンラインの練習問題も解くことができるので、演習量も申し分ありません。
IELTSのおすすめリーディング教材2選
ここからはIELTS対策におすすめのリーディング教材を2冊紹介します。
パーフェクト攻略IELTSリーディング 改訂版
リーディングセクションで頻出の出題パターンに関する攻略法が丁寧に解説された参考書です。
12セットの演習問題を解きながら、解法を実践的に学ぶことができるので、得点力が格段に向上するでしょう。
また、本試験と同形式の実戦問題で総仕上げをすることができるので、表題の通り、リーディングの対策はこれ1冊で完璧と言える内容です。
Reading for IELTS
海外でも有名なIELTS対策の参考書です。解説を含めて全て英語で執筆されているので、読みこなすのは大変ですが、その分高い学習効果が期待できます。
リーディングセクションで6.5以上を目指すのであれば、この参考書を難なく使えるくらいの読解力はなくてはならないため、少し背伸びをしてチャレンジしてみるのもおすすめです。
IELTSの人気ライティング対策本2選
ここからはIELTSのライティング対策に人気の参考書を2冊紹介します。
Improve Your IELTS Writing Skills
ライティングでバンドスコア6.0〜7.5を目指す学習者を対象にしたテキストです。初学者には馴染みの薄いアカデミックライティングのスキルを学ぶことができます。
全部で10のユニットがあり、基礎から段階を踏んでスキルを磨くことができるので、ライティングが苦手な人にもおすすめです。
なお、本書は国内のIELTS対策のスクールでは教科書として使われているテキストなので、クオリティの高さは申し分ありません。
IELTS Graduation Student’s Book
アカデミック・モジュールとジェネラル・モジュールの両方に対応した参考書です。
構成・執筆・修正という3ステップで英作文を行うためのテクニックを学ぶことができます。
本書で学ぶことによって、論旨が一貫した英文を作成できるようになるはずなので、ライティングセクションではハイスコアが期待できるでしょう。
IELTSの人気スピーキングテキスト2選
続いてはIELTS対策に人気のテキストを2冊紹介します。
実践IELTS技能別問題集スピーキング
IELTSのスピーキングで答えるべきことや話の展開の仕方などを具体的に教えてくれる参考書です。
2回分の模擬テストを含めて問題数が豊富で、さらには全ての問題に回答例の音声が付属しているので、試験対策には非常に役立つでしょう。
自分の音声を録音して聴き比べたり、シャドーイングに活用するなどすれば、発音を含めて効果的にスピーキングスキルを磨くことができます。
Speaking for IELTS
各章で頻出のトピックが扱われ、全ての章を学習することでスピーキングの頻出トピックを網羅的にマスターすることができます。
また模範回答も収録されているため、自分の回答と比べたり、本番で役立つ表現を覚えたりする上でも有用です。
さらに音声CDもついているため、発音を真似したり、シャドーイングをすることもできます。
IELTS参考書の特徴を一挙に比較
今回紹介したIELTS向けの参考書の特徴を、一覧でおさらいしてみましょう。
おすすめの日本語教材の比較表
初心者におすすめの日本語で書かれた参考書は以下の4冊です。
商品名 | 価格 | 出版社・著者 | 特徴 |
---|---|---|---|
新セルフスタディ IELTS 完全攻略 | 2,860円 | ジャパンタイムズ出版・Anthony Allan | それぞれの問題タイプについての攻略法を網羅的に収録 |
IELTSブリティッシュ・カウンシル公認問題集 | 2,860円 | 旺文社・ブリティッシュカウンシル | 主催団体の公認を受けた問題集 |
IELTS実戦トレーニング | 2,750円 | 三修社・木村ゆみ 他 | 本番より簡単な実践問題が収録されている |
ターゲットバンドスコア7.0 | 2,941円 | 出版社不明・Simone Braverman | 世界的な有名講師による著作の日本語版 |
おすすめの単語帳の比較表
IELTS対策におすすめの英単語帳は以下の3冊です。
商品名 | 価格 | 出版社・著者 | 特徴 |
---|---|---|---|
実戦IELTS英単語3500 | 2,750円 | 旺文社・内宮慶一 他 | IELTSに頻出の基本語1000と重要語2500の計3500語を収録 |
IELTS必須英単語4400 | 2,970円 | ベレ出版・森功 他 | IELTSに頻出の英単語3300と英熟語1100を収録 |
TOEFLテスト英単語3800 | 2,530円 | 旺文社・神部孝 | TOEFLに頻出の3800語が収録されているがIELTS対策にも使用可能 |
おすすめの文法テキストの比較表
IELTS対策には以下2冊の文法書がおすすめです。
商品名 | 価格 | 出版社・著者 | 特徴 |
---|---|---|---|
Grammar for IELTS | 3,980円 | Cambridge University Press・Diana Hopkins | IELTSの試験を作成している団体が作ったハイレベルな文法書 |
English Grammar in Use | 3,600円 | Cambridge University Press・Raymond Murphy | 世界的に有名な文法書 |
人気のリスニング参考書の比較表
IELTSのリスニング対策に人気の参考書は以下の2冊です。
商品名 | 価格 | 出版社・著者 | 特徴 |
---|---|---|---|
Listening for IELTS | 2,654円 | HarperCollins UK・Fiona Aish 他 | 本番よりも速い音源で学習できる |
Improve Your Skills: Listening & Speaking for IELTS 6.0-7.5 | 3,413円 | Macmillan Education・Joanna Preshous | バンドスコア6.0〜7.5を目指す学習者に最適な学習ができる |
人気のリーディング問題集の比較表
IELTSのリーディング対策には以下2冊の参考書がおすすめです。
商品名 | 価格 | 出版社・著者 | 特徴 |
---|---|---|---|
パーフェクト攻略IELTSリーディング 改訂版 | 1,626円 | テイエス企画・一ノ瀬安 他 | 12セットの演習問題で頻出の出題パターンに対する解法をマスターできる |
Reading for IELTS | 2,313円 | HarperCollins UK・Els Van Geyte 他 | 6.5以上を目指す受験者におすすめできる海外でも有名なレベルの高い参考書 |
人気のライティングテキストの比較表
ライティングの対策には以下2冊の参考書を活用するのが良いでしょう。
商品名 | 価格 | 出版社・著者 | 特徴 |
---|---|---|---|
Improve Your IELTS Writing Skills | 2,808円 | MacMillan Education, Limited・Sam McCarter | アカデミックライティングのスキルを培うことができる |
IELTS Graduation Student’s Book | 5,129円 | Macmillan Education・Mark Allen 他 | 首尾一貫した英文を書くためのテクニックを学ぶ |
人気のスピーキング対策本の比較表
IELTSのスピーキング対策には以下2冊のテキストが人気です。
商品名 | 価格 | 出版社・著者 | 特徴 |
---|---|---|---|
実践IELTS技能別問題集スピーキング | 2,640円 | 旺文社・河野太一 | 答えるべきことや話の展開の仕方などを具体的に学べる |
Speaking for IELTS | 1,950円 | HarperCollins UK・Karen Kovacs | 頻出トピックの回答方法を網羅的にマスターすることができる |
オンラインサービスやアプリもおすすめ
IELTSの対策にはオンラインの学習サービスやスマホアプリも利用すると良いでしょう。
便利な無料リソースは多数ある
昨今はインターネット上にも有用な無料コンテンツが多数あります。
例えば、英国の公共放送であるBBCが運営している「BBC Learning ENGLISH」では、リスニング教材が多数利用できるので、イギリス英語に慣れる上では大変有用です。
また「Free IELTS practice tests」はIELTSを運営するるBritish Councilによる学習コンテンツですが、無料でIELTSの練習問題が利用可能なのでおすすめできます。
オンラインでスピーキング対策
スピーキングの対策を独学で行うのは難しいので、オンライン英会話を活用して、ネイティブと会話しながら勉強するのが良いでしょう。
例えば、会員数No.1のレアジョブ英会話なら、月額4,620円〜で英会話を学ぶことができるので、極力出費を抑えたいという方におすすめです。
またDMM英会話やCamblyなどでもイギリス人講師を選ぶことができるため、イギリス英語で英会話をしたい人には良いでしょう。
アプリなら隙間時間を有効活用できる
スマホアプリなら通勤時間や昼休みなどのスキマ時間を有効活用して学べるので、忙しい社会人や学生にはおすすめです。
アプリがあれば重たい参考書を持ち歩く必要もないので、外出先の学習にはもってこいと言えます。
どのアプリを使うかですが、例えば「IELTS Word Power App」などが良いでしょう。
主催団体の一つであるブリティッシュカウンシルのアプリなので、信頼度は抜群です。
またビデオレッスンが視聴できる「IELTS Prep App」もおすすめできます。
独学での効果的な参考書の使い方
以下では独学で参考書を効果的に使う方法を解説します。
まずは基本的な英語力をアップ
中学・高校の単語・文法は全てのセクションを攻略する上での基礎となるため、それらが身についていないなら、まずは単語・文法を盤石にするよう勉強しましょう。
基礎がぐらついていては、IELTSに特化した対策をしても十分な学習効果は得られないので、基礎固めを怠ってはいけません。
なお、教材には中学英語や高校英語の参考書・問題集を使うのがおすすめです。
軽くおさらいしておきたいという程度なら、大学受験用の問題集を1冊こなすのも有意義だと言えます。
参考書で解答のコツをつかもう
リーディングでは同意語を探す、ライティングでは同一の表現を繰り返し使わないなど、IELTSにはいくつか解答のコツがあります。
それらを知っていると問題演習が捗るので、まずはIELTS用の参考書でそうしたコツを一通り学ぶのが良いでしょう。
なお、英語が苦手な場合や初心者の場合は、日本語の教材から始めるのがおすすめです。
一方ですでに英語学習の中級者・上級者である場合は、「Grammar for IELTS」などの英語で書かれたテキストに挑戦するというのも有意義だと言えます。
問題集を解いたら必ず復習
参考書で解き方のコツを理解したら、後は問題演習を中心に対策を進めていきましょう。
なお、問題演習の際に最も重要なことは、解いた後に必ず復習をするということです。
間違えた問題を中心に「なぜその正解になるのか」などをよく検討し、わからない箇所については参考書に戻って確認するのが良いでしょう。
また知らない単語や文法を発見した時は、単語帳や文法書も併用して復習するべきです。
復習が面倒に感じられることもあるでしょうが、良質な復習の有無がスコアを左右すると言っても過言ではないので、根気よく行いましょう。
IELTSの対策におすすめの参考書・問題集まとめ
IELTSの対策におすすめの参考書・問題集まとめ
- まずは単語と文法の基礎固めから
- 問題集を解いたら必ず復習するべき
- オンラインサービスも活用するべき
IELTSの対策におすすめの参考書・問題集を紹介しました。
IELTSの対策本は多数ありますが、公式問題集は全ての受験者におすすめできます。
ただし、公式問題集は全て英語で書かれているので、初心者の場合は日本語の参考書や公認問題集を使うのも良いでしょう。
なお、勉強法としてはまずは参考書で解答のコツを学び、それから問題演習を繰り返すというの有効です。また問題集を解いたら必ず復習を行いましょう。
さらに必要に応じてオンライン英会話やスマホアプリなどを活用するのも有意義です。
以上を参考に、ご自身にぴったりの対策本を探して下さい。