社労士試験の難易度は?合格率や勉強時間・他資格との差まで徹底考察

更新日時 2020/11/06

「社労士の資格に興味があるけど、実際どれくらい難しいの?」

そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

社労士は一般に取得難易度の高い資格だと言われていますが、何と比べて難しいのか、難しくても合格チャンスはあるのかなど、明確でないことも多いと思います。

この記事では社労士試験の難易度をあらゆる面から分析して、その結果を分かりやすく解説していきます。

読み終わった頃には、社労士試験の難易度について明確に理解し、社労士試験に対する正しい向き合い方が分かるはずです!

社労士の難易度をざっくり説明すると

  • 社労士試験は難しいが誰でも合格が目指せるレベル
  • 合格までには勉強時間にして1000時間、期間にして1年程度の学習が必要
  • 合格率は約6%だが近年は回復傾向にある

社労士試験の難易度は高い

考える女性の写真 社会保険労務士(以下、社労士)は毎年5万人近くの人が取得を目指す大人気の国家資格であり、その資格試験の難易度は高いです。

合格率は一般的に6%を平均にして推移している点からもその難易度の高さは一目瞭然でしょう。

では、なぜ社労士試験の難易度が高いと言えるのか、その理由を具体的に見ていきましょう!

試験範囲が広くて難しい

社労士試験の難易度を上げる主な要因の1つとなっているのが膨大な試験範囲です。

社労士試験の出題形式は選択式と択一式に分かれており、試験科目は合計で8科目となっています

8科目が選択式と択一式の形式で出題され、また合格基準も各科目に定められているのでまんべんなく範囲を勉強する必要があります。

ここでは具体的な試験範囲の内容とその対策方法についてみていこうと思います。

労働基準法及び労働安全衛生法

労働基準法と労働安全衛生法は2つの法律で1科目にまとめられています。

労働基準法は社会人になじみの深い労働時間や就業規則に関する法律について学習する科目となっています。

一方労働安全衛生法は学校で受けたことのある健康診断を規定した法律であり、具体的には労働者の安全を守るための法律を学習する科目となっています。

労働基準法のほうが出題数が多く、判例が主に問われ、法律の深い理解が求められる科目となっています

比較的得点しやすい科目となっており、十分得点源にできる科目となっています。

一方労働安全衛生法は出題数が少ないので、頻出項目を中心に対策を行って問題に対応できるようにすることが重要です。

労働者災害補償保険法

労働者災害補償保険法では、労働者が業務中などに病気になった場合に会社や国がとるべき補償の中身について学習します。

保険給付を中心に出題され、深い内容は問われない科目となっているので基礎知識の学習が重要になってきます

雇用保険法

雇用保険法は法律の範囲が広く、失業時に支給される「基本手当」の内容から育児休業について定めた「育児休業給付」まで幅広く学びます。

基本手当の給付率や日数などの基本事項がそのまま問われることが多いので、それぞれの数字についてきちんと覚えておくことが大切です。

労務管理その他の労働に関する一般常識

労働者関連の法律全般について学習する科目となっており、男女雇用機会均等法や労働者派遣法など多岐にわたる法律を学習していきます。

出題範囲が広く対策が難しいため、法律の改正内容などの内容を幅広く勉強することが大切になるでしょう。

社会保険に関する常識

社会保険に関する様々な分野から出題される科目となっており、医療や財政など幅広い分野からの出題が特徴となっています。

年金制度や医療保険などの社会の最新動向を注意深くおっていく必要があります

また出題範囲は広いですが、実際はほかの法律科目と出題範囲がかぶっていることが多いので十分得点源になる科目となります。

健康保険法

健康保険法は仕事以外の日常生活でけがや病気を負った際に医療費を国が負担するための法律となっています。

基本的な保険給付以外にも難しい通達内容も出題される場合があるので学習時間をしっかり当てて対策することが重要な科目となってきます

また法改正の部分が出題されやすいので要注意となっています。

厚生年金保険法

厚生年金保険法では甚大な保険事故に対して、保険給付がどのように支給されるかを主に学習する科目となっています。

法律の制度の複雑さ・法律の改正の複雑さによって覚えるべき内容が多く、難易度の高い科目となっています。

国民年金法との対比したうえでの学習が効果的となっています。

国民年金法

国民年金法は年金に関する法律内容はもちろん、その歴史なども幅広く学んでいく科目となっています。

厚生年金保険法よりは基礎的な内容が出題され、難易度は厚生年金保険法より易しいのが特徴です。

受験生の間で差が生まれやすい科目となっているので、基本知識を中心に理解することで得点アップにつながります

「一般常識」は特に注意が必要

社労士の試験科目の中で特に曲者なのがこの「一般常識」です。 一般常識といっても、漢字の読み書きや世界情勢について問われるものではなく、「労働管理・社会保険」に関する一般常識が出題されます。

試験が行われる年の前年度に行われた、政策の報道発表や総務省等の報告書などが出題範囲となり、問題が作成されます。

過去問などによる対策がしにくい分野ですので、予備校や通信講座が毎年作成している予想問題を活用するのが一般的です。

受験資格が厳しい

社労士試験の受験資格は主に学歴・資格・実務経験の3つの条件のうち1つを満たす必要があります。

主な条件は以下のとおりとなっています。

  • 大卒・専門学校卒等の学歴
  • 3年以上の実務経験
  • 指定された国家資格の保有

多くの人が気になる大卒・専門学校等の学歴は、細かく分けると5種類に分かれていることから、受験の際には実際にそれらの条件をしっかり満たしているか確認する必要があります。

学歴の要件に関して、高卒の方や中卒の方は満たすことができないので、行政書士などの国家資格を取得してから、社労士試験を目指される方が多いです。

高卒の方が社労士の受験資格を得る方法については、以下の記事を参考にしてください。

受験資格についての詳細は社労士試験オフィシャルサイトでもご確認いただけます。

社労士の偏差値は高い

社労士と主な難関国家試験の偏差値を比較した表は以下のとおりです。

資格 偏差値
弁護士 75
公認会計士 74
司法書士 72
中小企業診断士 63
社労士 62
行政書士 60
宅建士 56

この表から見てわかるように、社労士の偏差値は62と一般的に位置づけられてます。

これは、ほかの国家資格である行政書士の60・宅建の56と比較して高い数字となっているため、難関国家資格であるといえるでしょう。

一方みんながよく知っている弁護士の偏差値75・公認会計士の偏差値74などと比較すると低い数字となっていることから、難関資格と呼ばれるものの中では比較的難易度の落ちる試験であることがわかります。

よって社労士試験は十分な対策を積むことで誰でも合格が見えてくる試験であることが伺えます。

試験当日は長期戦

試験を受けるまでの勉強が大変であるのに加えて、試験当日もなかなかハードなのが社労士試験です。

試験当日は午前に80分、午後に210分の合計290分もの試験を乗り越えなければいけません。朝10:30から午後4:50まで続く長期戦です(途中休憩含む)。

学生時代であれば、1日中試験を受けるのはよくある話でした。しかし、多くの社会人の人にとって、プレッシャーのかかった状況で1日中集中力を保ち続けるのは厳しいものがあります。

本番で実力を出しきるのが難しいのも、難易度が高い1つの要因です。

試験に向けた体力づくりは必須

大人になってから何時間も試験を受け続けるのはかなり困難でしょう。

特に、30・40代の人はもともとの体力の衰えもあることから、より一層この問題はのしかかるに違いありません。

これらの事情をしっかりと考慮したうえで、長時間の試験に慣れることが非常に大切です。

具体的には、過去問を解く際に分野別で解くのではなく、フルですべてを解いて長時間の耐久を出来るようにすることや、外部模試などを利用して試験慣れをしておく必要があるでしょう。

特に、不測の事態が起きても冷静に対応できるように、外部模試は積極的に活用して、どんな時でも最大限集中できるようにしておくことが大切です。

社労士試験の合格率

喜ぶ女性の写真 社労士は難易度の高い試験となっていますが、実際の合格率はどのようになっているのでしょうか。

ここでは社労士試験の合格率や合格基準点の推移から目安の勉強時間までを見ていきましょう。

社労士の合格率は6%前後

社労士試験は年に一度実施されます。 次のグラフは社労士試験の直近11回の合格率の推移です。

社労士試験の合格率は約6%を平均に推移しています。合格率が1桁を超えることはここ10年で一度もなく、難易度が高い試験であることが伺えます。

社労士試験は2015年に2.6%という驚愕の合格率を記録し、その翌年も4.4%と低い合格率が続いていましたが、近年は回復傾向にあります。

社労士の合格者数は毎年変動するので定員は決まっていませんが、結果から判断すれば受験倍率は高い年で20倍以上、低い年でも10倍以上となっています。

社労士試験の合格率が低い理由

特に独学で勉強している人は、受験本番を待たずして合格を諦めてしまう人も多いです。実に2割以上の受験生が、受験申し込みをしたものの受験を受けることすらしないで諦めてしまっています

また、仕事の都合などで思うように勉強が進まず、「一応申し込みしたから・・・」 と、勉強量が不十分なまま受けにくる人も大勢います。

合格率が6%程度と聞くと気負いしてしまいそうですが、実際に十分な勉強を積んで試験に臨む人は多くないことを考えれば、合格可能性は数値が示すほど低くはないと言えます。

社労士試験の合格率については、以下の記事でより詳しく解説しています。

社労士の試験の合格ラインは?

社労士試験では合計点数だけで合否は決まらず、選択式と択一式のそれぞれで総得点・科目別得点を超える必要があります。

具体的には社労士試験は全部で8科目存在し、選択式では8科目、択一式ではそのうちの7科目が出題されます。

よって各試験形式の総合得点2つと科目別得点の15個の計17個の合格ラインを突破しなければなりません

苦手科目を作らないで、各科目をそつなくこなせる必要があります。

選択式試験の合格ライン

択一式試験の総合得点の合格ラインは近年は40点満点中23点前後となっています。

よって総合得点の得点率は70%以上確保できればほぼ確実に試験を突破できたと思っていいでしょう。

一方科目別の合格ラインは各科目5点満点中3点が一般的です。

科目別合格基準では、問題の難易度が上がり受験生の得点率が低かった科目で救済措置が取られる場合があります。

具体的には救済措置を受けると合格ラインが3点から1~2点に変更され、大量の受験生が落ちないように配慮されます。

択一式試験の合格ライン

択一試験の総合得点の合格ラインは70点満点中41~49点の幅で変動しており、択一式試験も選択式試験と同様に70%以上の得点率でほぼ間違えなく合格ラインを突破しているといえるでしょう。

一方択一式試験の科目別の合格ラインは10点満点中4点が基本となっています。

選択式試験と同様に救済措置が取られる場合もあり、その場合は3点に変更されます。

しかし択一式試験で救済措置が取られることはめったにないので確実に4点を狙いに行くことが重要です。

社労士試験合格に必要な勉強時間は?

一般に、社労士試験合格までに必要な勉強時間は800~1000時間程度と言われています。

1000時間というと、1日平均3時間勉強しても合格までに1年弱かかります。

合格者の7割は働きながら合格しているというデータからも、実際毎日3時間の勉強時間を確保するのは難しく、合格までに2年以上かかる人も少なくないのが実情です。

もちろん勉強時間は個人差が大きいものではありますが、合格までには1年程度は勉強が必要ということは覚えておくと良いでしょう。

社労士の資格取得までの勉強時間については、以下の記事で詳しく解説しています。

社労士試験の受験者層

社労士試験を受ける人はどんな人が多いのでしょうか。試験の難易度を知る上で受験者層の把握は欠かせません。

例えば合格率70%の試験と言われても、試験を受ける人がみんな東大生となれば難易度が低いとは言い難いでしょう。

ここでは受験者層の観点から社労士試験の難易度を解説していきます。

合格者の年齢層は?

以下は2020年度の社労士試験合格者の年齢分布です。

データから社労士の受験者のうち6割を超える合格者は仕事も忙しい30・40代の社会人であることがわかります。

よって社労士試験は社会人が「働きながら」あるいは「家事・育児をしながら」でも、十分合格を目指せる試験であると言えるでしょう。

合格者の男女比は?

毎年変動はあるものの、2020年度でみると社労士の合格者のうち36.0%は女性であること公式に発表されています。

これは同じ国家資格である行政書士の23.3%、中小企業診断士の8.7%と比較してもかなり高い数字となっています。

このことから社労士は女性の働き方が確立している職業であることが伺え、男女問わず活躍の場が豊富な資格であるといえるでしょう。

社労士試験の受験者層についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

社労士の国家資格難易度ランキング

考える男性の写真 社労士の難易度の把握には他資格との比較が有効です。

主な国家資格の難易度ランキングは次のようになっています。

資格 難易度 勉強時間の目安
簿記1級 難関 800~2000時間
FP1級 やや難 500時間
行政書士 やや難 500~800時間
社労士 難関 1000時間
中小企業診断士 難関 1000時間
税理士 超難関 3000時間以上
司法書士 超難関 3000時間以上

自分のよく知る資格や身近な資格と比べて、社労士がどれくらいの難しさなのかを見てみてください。

社労士の国家資格難易度ランキングについては、以下の記事でより詳しく確認できます。

社労士と難易度が近い資格

簿記と社労士の難易度比較

簿記は1~3級まで難易度がある大人気の試験となっています。

簿記2級であれば、平均合格率が23.0%で勉強時間も350時間であることから難易度は社労士試験と比較して低いでしょう。

しかし簿記1級は合格率が9%程度であり、勉強時間は初学者の場合800~2000時間程度となっていることから難易度は同程度とみられます。

FPと社労士の難易度比較

社労士と同じく、大人気国家資格であるFPと社労士の難易度を比較してみます。

FP2級と社労士であれば、比較にならないほどFP2級の方が簡単です。

また、FP1級の合格に必要な勉強時間は約500時間、合格率は10%程度です。やはりFPの方が易しい資格であると言えるでしょう。

ただし、FP1級にはいくつか受験資格が存在するため、それを考慮すると資格取得難易度はだいたい同じくらいだと言えるかもしれません。

行政書士と社労士の難易度比較

行政書士の合格に必要な勉強時間は500~800時間と言われています。また、試験の合格率は約10%と、社労士よりもやや易しい試験であると言えます。

行政書士が憲法などのなじみの憲法が出てくるのに対し、社労士は労使関連の専門的な法律が出題されることからも、行政書士試験で出てくる基本的な内容を押さえておかないと社労士の勉強は難しいです。

よって、受験の順番としては、行政書士→社労士の順番で受験していくといいでしょう。

どちらも士業であり、お互いの足りない部分を補える親和性を兼ね備えていることから、行政書士と社労士のダブルライセンスを取得する方が多いことも知っておきましょう。

中小企業診断士と社労士の難易度比較

中小企業診断士の試験は、必要勉強時間1000時間、試験の合格率約4%と、社労士試験とほぼ同じ難易度であると言えます。

中小企業診断士も行政書士試験と同じく、ダブルライセンスが推奨されており、仕事の面で高い需要が見込めることが予想されます。

具体的には、働き方改革の影響で社内の労務環境へのコンサルティング業務の需要が高まっており、中長期的な需要が見込めるのです。

超難関資格と社労士の難易度差

税理士

税理士の試験は数的処理が求められる問題が多く、数学が苦手な方にとっては紛れもなく超難関の資格となっています。

一方で、一発勝負の社労士とは異なり、税理士試験では1科目毎に合格を積み上げられるという特徴があります。5年以上かけて合格する人も多い、非常に難しい国家資格です

よって、社労士と比較すると、圧倒的に税理士試験のほうが難しいといえるでしょう。

司法書士

司法書士は、合格までに5年は必要と言われる超難関資格です。合格率は平均3%程度と、勉強時間の面でも合格率の面でも比較にならないほど難関だと言えます。

また試験範囲も膨大であり、11科目が出題され、さらにその中から筆記試験では3科目が出題されることからも、膨大な科目1つ1つをしっかりと勉強する必要があるのです。

司法書士と比べれば、社労士試験は非常に簡単に思えてくるはずです。

社労士人気の要因

読書する少女の写真 社労士の人気の要因は様々あります。

ここでは主に4つの要因を紹介していきたいと思います。

就職・転職に有利

社労士は資格を取得することで就職・転職の際のアピールポイントに繋げられます

社労士には独占業務として主に申請書類の作成や人事コンサルタントなどが与えられており、これが大きな強みです。

就職先の選択肢としては、社労士事務所にとどまらず企業の人事部など多岐にわたるため、幅広い選択が可能です

求人状況としては実務経験を重視する傾向がありますが、未経験者OKの場合もあるため心配はいらないでしょう。

独立開業の選択肢もある

社労士は士業のため、独立開業の選択肢も一般的となっています。

開業すると高年収を狙える・業務内容・業務量を自由に選択できることが主なメリットとして挙げられます。

このように独立による恩恵はとても大きいですが、集客を自分で行う必要があるため収入が安定しないという弱点もみられます。

よって自分から積極的に営業に行ったり、人脈を作ることを意識する必要があるでしょう。

難易度がずば抜けて高くない

社労士は各科目・総合得点にそれぞれ合格基準が厳しく設定されているため、苦手科目を作らずまんべんなく勉強することが求められる難関資格となっています。

しかし、税理士や司法書士のような合格率が極端に低い超難関資格ではないため、正しい勉強を実践することで誰でも合格を勝ち取れる試験とも言えます

数年かけて学習をする必要がなく、働きながらもしっかりと勉強することで合格できるポイントが人気の高さの秘訣であるといえるでしょう。

高年収を期待できる

社労士は独立に限らず就職した際にも高い年収を期待できます。

具体的には平均年収が600~700万円と、日本人の平均年収の432万円と比較してもかなりの高水準となっていることがわかります。

このほかにも資格手当などを受け取ることでさらに高水準の給料を目指せるでしょう。

開業では1000万円を目指せるケースもあることから、頑張り次第ではより高い年収を目指せる職業となっています

社労士はやり方次第で独学合格可能

勉強する男性の写真 社労士を独学で目指そうと考えておられる方もいらっしゃると思います。独学は学習費用を抑えられるという大きなメリットがあるので、難易度の低い試験にはおすすめの勉強法です。

一方で、これまでみてきたように社労士試験は難易度が高く、独学で合格するのは簡単ではありません。その上で独学合格を目指すのであれば、試験の特徴を理解し、効率的な学習を徹底することが大切です。

独学で合格するための勉強法は?

独学での学習において、最も大切なのは大まかな学習スケジュールを立てることです。一年で合格を目指すのであれば、まずは1科目につき1ヵ月程度の学習期間を見込んでおきましょう。

各科目の学習が済んだら(ここまで約8ヵ月)、それぞれの科目で7割以上が取れるまで復習を繰り返します。

ここで重要なのが、学習のメインをテキストではなく過去問や問題集にすることです。本番試験の接近に合わせて、意識的にアウトプットの量を増やしていきましょう。

社労士試験に向けた独学での勉強法についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

独学合格を目指す上で注意すべきことは?

独学合格を目指す場合、予備校や通信講座で受けられるサポートがない中で、独自で学習スケジュールを組まなければなりません。

そんな中、何も知らずに闇雲に勉強に取り掛かるのは非効率です。以下では独学合格を目指す方が特に気をつけるべきポイントを解説していきます。

法改正

社労士試験の問題は税法などの法改正を毎年反映するので注意が必要です。独学する場合は自分で法改正の情報を集める必要があります。

具体的な対策として、テキストや問題集は必ず最新版を購入するようにしましょう

合格基準点

社労士試験の特徴として、各科目それぞれに合格基準点が存在します。したがって苦手科目や勉強不足の科目があってはならず、全科目で漏れなく得点できるようになっておかなければなりません

全国模試の受験

独学者にとっては、本番の試験環境に慣れる機会であるのに加えて、自分の相対的な順位を知る唯一の場です。

自分の苦手科目を把握するためにも、必ず模試は受験しましょう

独学者におすすめのテキスト

資格学習のテキストは大手のTAC出版のものが高品質でおすすめです。

TAC出版の中でも、特に「みんなが欲しかった!社労士」シリーズは図やイラストによる解説も豊富で、初学者でも非常に勉強しやすいものとなっています。

初めての人の入門書としてぴったりの1冊です。

みんなが欲しかった! 社労士の教科書 2021年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)
4290円
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テキストを購入する際の注意点としては、以下の2点が挙げられます。

  • 必ず問題集とセットで購入すること
  • 最新版のものを購入すること

基本的に、問題集を解く方がテキストで学習するよりも学習効率が高いです。問題集をメインとして、テキストは問題集の補助として活用するようにしましょう。

また、既に述べたように法改正に対応するために、テキストは必ず最新版を購入する必要があります。ご購入の際は出版時期の確認をお忘れなく。

以下の記事では社労士テキストのおすすめ人気ランキングを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

独学者におすすめの「社労士試験攻略本」

難易度の高い社労士試験において、独学での合格には様々な困難が生じます。

特に学習スケジュールの管理や勉強法などは自分では正解がよく分かりませんよね。

そんな方におすすめなのが、大手資格学校のクレアールが出版している 「社労士試験の攻略本」 です。

これには社労士試験のプロの視点から勉強すべき順番や科目別の対策について解説がされており、独学で勉強する方にとっては極めて参考になる内容となっています。

現在クレアールではこの「攻略本」を無料でプレゼントしています。

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先着100名限定 となっているので、無くならないうちに貰っておきましょう!

社労士試験には通信講座がおすすめ

勉強する女性 これまで独学合格について言及してきましたが、社労士の難易度を考えればやはり圧倒的に通信講座の受講がおすすめです。実際、合格者の8割は通信講座または予備校を利用していると推定されます。

通信講座の中には費用が独学とあまり変わらないものも多く、通信講座を利用しない手はないと断言できます。

資格Timesではフォーサイトの通信講座を1番おすすめしています。2019年度社労士試験におけるフォーサイト受講生の合格率は全国平均のなんと3.59倍。2018年度の試験でも合格率4.08倍という圧倒的な合格実績を叩き出しています。

社労士試験において通信講座がいかに有効であるかがよく分かる数値となっています。

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以下の記事では社労士通信講座のおすすめ人気ランキングを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

社労士の難易度まとめ

社労士の難易度まとめ

  • 社労士は合格率6%の高難度資格
  • 合格までには約1000時間の勉強が必要
  • 独学でも合格可能だがかなり厳しいので、通信講座などを利用するのがおすすめ
  • 資格取得のメリットは非常に大きい

社労士の難易度について様々な側面から解説してきました!

社労士資格を取得するのは決して楽な道のりではありませんが、その分資格を取った後のメリットは絶大です。

魅力的な国家資格である社労士、是非一度取得を検討してみてはいかがでしょうか。

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