【最新版】社労士の予備校・学校おすすめ人気ランキング|主要8社を徹底比較


「社労士の勉強がしたくて予備校を探してるけど、自分に会った学校がどれか分からない・・・」
予備校を探している人でこのような悩みを抱えている人もいると思います。
社労士の試験は難易度が高く、合格のために予備校や通信講座を使って勉強する人はとても多いです。
様々な予備校が社労士の講座を提供していますが、種類も多くどれにすればいいかわからないという人も多いのが現状となっています。
そこで資格Timesでは社労士講座を開講している予備校・通信講座を徹底調査して、ランキング化しました。
これを読んで自分に合った予備校をきちんと探していきましょう!
社労士の予備校・通信講座の選び方
予備校を一つ一つ見比べる前に、まず予備校を選ぶ際に押さえておきたい重要ポイントを順番に4つ紹介します。
①通学か通信かを選択
資格学校が開講している社労士講座は、学校のようにて通学して決められた時間に先生の講義を聞いて勉強する「通学」と、スマホやPCを使って時間や場所を気にせず好きな時に学習を進めていく「通信」の2つに分けられます。
自分でスケジュールを管理できない方や、常にほかの受験生からモチベーションを得ながら勉強したい人は、予備校への通学がおすすめでしょう。
一方で仕事が忙しく授業のスケジュールの都合がつかない方や、スキマ時間を使って多忙な中でもコツコツ勉強したい方は通信講座(オンライン講座)の受講に向いています。
更に予備校では自宅でも授業を受講できる「通信コース」が用意されていますが、通信での受講の場合は「通信講座専門会社」での受講をするほうが安全です。
理由として通信講座専門会社と比べて予備校の通信コースは価格が10万円以上高額になってしまう上に、そもそも通信講座専門会社のほうがスマホなどを生かしたオンライン学習システムがよく整備されている場合が多いからです。
したがって通学を希望する場合は予備校を、通信を希望するのであれば通信講座専門会社を選択するのがおすすめです。
②受講料の相場を確認
予備校と通信講座では受講の際の費用相場が大きく変わってきます。
予備校の場合、通学コースの費用相場は22万円前後であり、通信コースの場合の費用相場は20万円前後となっています。
一方通信講座専門会社の場合、相場価格は8~10万円となっています。通信講座専門会社の場合、価格は予備校の半分以下となっておりお得に受講できることが特徴です。
この価格差の理由として、通信講座専門会社は建物の維持費や土地代等の固定費が予備校に比べて圧倒的に少ないことが主に挙げられます。
よって金銭的な余裕のある人は予備校の選択肢も併せて検討してみるといいでしょう。
一方予備校は費用がとても高いため、費用を抑えて勉強を進めたい方は通信講座の中から講座を選んで勉強することがおすすめでしょう。
③講座ごとのおすすめポイントや長所を理解する
社労士講座を開いている予備校・通信講座はたくさんありますが、講座ごとの特徴や強みはそれぞれ違ってきます。
各講座から得られる効果をしっかり認識し、自分のニーズに合った講座選びを行うことが重要です。
講座選びで大切なポイントとしては、講座の価格が高いほど内容が優れているわけではないということです。
場合によっては安い値段の講座でも質のいい講座を提供していることもあります。
受講料の高い講座を見る際は、講座の内容がしっかり価格に見合うものになっているかをチェックする必要があります。
④通学の際は立地も大事
予備校の通学コースの場合はその校舎の立地も重要になってきます。
自分の家から離れている予備校を選んでしまうと、通学にかかる時間が増えてしまい学習に充てられる時間が大きく減ってしまいます。
また学習面以外でモチベーションがそがれる可能性が高くなり、学習効率が下がってしまうことも考えられます。
自分の家や仕事場など身近な環境から通いやすい予備校を選ぶことが時間を有効に活用し、モチベーションを維持する秘訣なので、予備校選びは慎重に行うことがおすすめです。
社労士予備校・通信講座おすすめランキング
以下では社労士の予備校・通信講座ランキング1~8位を詳しく紹介します。
1位:フォーサイト
フォーサイトの社労士講座は受講者の合格率が全国平均の4.23倍と高い実績を残していることが大きな売りです。(2022年度試験)
前年の2021年度試験でも平均の3.72倍の合格率を記録しているなど、フォーサイトは毎年のように極めて高い合格実績を叩き出しています。
高い合格率の要因には試験に出される重要分野に焦点を当てた高品質な解説の充実、スマホアプリを用いた学習スケジュール管理や確認テストの実施などが挙げられます。
また講座費用も安く一番の人気講座の「バリューセット1」は77,800円と他と比較しても安い価格設定となっています。
このようにフォーサイトは、驚異的な合格実績・優れた教材・リーズナブルな価格と、どこを取っても隙のない社労士講座だと言えるでしょう。
フォーサイトで合格をつかんだ人の声
フォーサイトの社労士講座を使って合格した人の声としては
毎日の積み重ねでスキマ時間に有効活用するためには、いつでもどこでも繰り返し見られる講義動画というのはすごく役立ちました。
また、テキストのどこを説明しているかテキスト上に重要ポイントを記入しながら音声で説明してくれるところも、学習を進めるうえでは大変わかりやすく、オススメポイントだと思います。 フォーサイト合格者インタビューより
まとまった時間が取れないときは、スキマ時間で単語カードをみたり、eラーニングで講義を観るようにしていました。もう、ずっとスマホでeラーニングを開いていたような感じです。 フォーサイト合格者インタビューより
フォーサイトは、スマホ・タブレットでの学習ツールが多彩なので、仕事でいっぱいになりがちな社会人生活の中で、時間や場所を選ばず学習を進められることが魅力だと思いました。 フォーサイト合格者インタビューより
のように、フォーサイトの強みであるテキストの充実度と、スキマ時間を有効活用して学習を進められるeラーニングシステムについて評価する声が多く挙がりました。
特にeラーニングシステムが充実していると、自宅やファミレスなどでもオンラインでいつでも学べるので、働きながら資格取得を目指す方には嬉しいポイントと言えるでしょう。
このように、フォーサイトの講座は合格をつかみ取るために十分な内容となっていることが伺えます。
講座費用は予備校の2分の1
フォーサイトの講座価格は以下のとおりです。
講座名 | 価格(税込) |
---|---|
バリューセット1 | 78,800円 |
バリューセット2 | 110,800円 |
バリューセット3 | 121,800円 |
基礎講座と過去問講座のついた、1番の基本コースである「バリューセット1」で78,800円(税込)となっており、価格は予備校の平均相場の3分の1程となっています。
よって、質の高い講座を低価格で受講することが可能なのです。
出典:フォーサイト公式HP
バリューセット3だけやや高めですが、バリューセット3には不合格時の全額返金保証制度がついているので、支払った費用が無駄になることはありません。
また、教育訓練給付制度もついている場合もあることから、さらに20%OFFチャンスです。
フォーサイトはお値段の面でも魅力的な講座と言って良いでしょう。
フォーサイトの詳細はこちらも併せてチェック!
2位:資格の大原
資格の大原はテレビ広告などでもよく目にする有名予備校です。
校舎を全国主要都市に展開しているので、身近なところに校舎がある人も多いでしょう。
無理なく実力をつけられる合格カリキュラム
大原のカリキュラムでは生徒の実力が確実に伸ばせるように様々なプランが用意されています。
例えば学習リズムをきちんとつかむために講義を週1~2回として、その後の自習時間をきちんと確保できる設計となっています。
これにより仕事と勉強の両立も可能となり、無理なく合格に近づくことができるでしょう。
また合格に必要な教材をすべて含んだプランとなっているため、試験内容を確実に網羅した効果的な学習が可能です。
さらに通学講座だけでなくWeb通信特化の時短講座「社労士24」も用意されており、こちらはわずか24時間で社労士の全範囲がインプットできる上に料金もお手頃なので、多くの受験生から支持を集めています。
出典:資格の大原 公式HP
大原の講座で合格をつかみ取った人の感想
実際に大原で合格を勝ち取った人は
わかりやすくて、楽しい授業と心の中の不安をぶちまけても一つずつ丁寧に拾って修正して下さった事に大変感謝しております! 大原喜びの声より
分かりやすいテキストに講義が加わることでより理解することができ、暗記がしやすくなりました。 大原 合格実績・喜びの声より
初年度は熊代先生、翌年から吉野先生に5年間お世話になりました。選択式の一般常識のあと一点で何年も泣かされ続けましたが、先生を信じて諦めずに頑張ってきて本当に良かったです。毎年、諦めずに背中を押し続けていただいたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。 大原喜びの声より
など大原の講師に対する感謝や教材のクオリティを絶賛する声が多数挙がっていました。
ここから大原の講座は、カリキュラム面だけでなく、それを実現するための教材・講師陣の質も極めてハイレベルなものであることが伺えるでしょう。
講座費用はリーズナブル
大原の講座費用は以下の通りとなっています。
※全て税込表示
社労士合格コースが195,000円からとなっており、予備校の中でも比較的安価に講座を受講できるでしょう。
また社労士24のようなWeb特化の講座であれば、さらに出費を抑えることができます。
資格の大原の詳細はこちらも併せてチェック!
3位:クレアール
クレアールの社労士講座は「非常識合格法」と呼ばれる長年の経験に基づいた独自の学習方法が売りとなっています。
具体的には過去問を分析することで頻出論点をピックアップし、そこの部分を中心に勉強することが可能です。
出典:クレアール公式HP
また「セーフティコース」と呼ばれるアフターサービスも充実しています。
これはその年の試験で不合格になった場合次年度の受講料をただにしてくれるもので、受講生は費用を気にせず安心して学習を継続することができるようになっています。
クレアールの講座を受講した人の声
クレアールの社労士講座を受講した人の声として
斉藤先生の講座では一日で総復習ができ、またテキストはコンパクトですが必要事項が網羅されており、私は試験当日に試験会場へ持ち込んで試験開始直前の最後の最後まで目を通していたほどです。 クレアール合格体験記より
クレアールを信じて、最後まで諦めなかった・・・ それが、今回合格できた理由だと思っています。
クレアールを選んで、本当によかったです。 クレアール合格体験記より
クレアールの答練のレベルは素晴らしいです。本試験の分析が細部までされており、実際答練結果と本試験の結果(点数)は各科目同じような点数でした。2017年に関してはレベルも傾向も本試験と同等と実感しました。直前期には答練を解きこむことをおすすめします。 クレアール合格体験記より
など、講師の授業の質の高さを評価する声や、クレアールの講座を最後まで信じて結果として報われたという声が多く挙がっていました。
価格は割引で大きく安くなる
クレアールの講座価格は以下のとおりとなります。
講座名 | Web(税込) | 割引価格 |
---|---|---|
一発ストレート合格パーフェクトコース | 192,000円 | 80,640円 |
一発ストレート合格セーフティコース | 248,000円 | 104,160円 |
初めて社労士を目指す方におすすめな「一発ストレート合格パーフェクトコース」の価格は192,000円(税込)となっており、予備校の相場費用より少し安い価格となっています。
ただ、クレアールの講座は大幅な割引がついており、上で示したように割引で半額以下になる講座が多いため、お得に受講することができます。
ただ、この割引価格は頻繁に変更がなされているため、最新の割引価格は公式HPで自分の目で確認するようにしましょう。
クレアールの詳細はこちらも併せてチェック!
4位:資格の学校TAC
ロゴ出典:TAC公式HP
TACは資格予備校の中でも知名度の高い大手予備校です。
社労士試験では例年TACから多くの合格者が輩出されており、安定した合格実績が魅力の予備校となっています。
多様な学習メディア
TACでは通学スタイルを含めて7種類もの講座を用意しています。
通学スタイルでは、教室講座はもちろん受講ブースで集中力を高めながら講義を受けられるビデオブース講座もあります。
出典:TAC公式HP
通信講座ではインターネットでいつでも受講可能なweb通信講座、TACオリジナルの教材で学習できる資料通信講座などがあります。
特に通信講座では受験生の多様なニーズに合わせて様々な形態の講座が用意されています。
したがって多くの受験生がTACの合格ノウハウを使って学習できるようになっています。
TACを使って合格した人の声
TACを使って合格を勝ち取った人の声として
主に、予習で音声DLフォローを利用しました。テキストを見ながら講義を一通り聴き、その後テキストを一読して、講義を受けていました。 TAC合格者体験記より
色々な教材に手を出さずTACの講師の方、教材を信じて繰り返し学習することで合格することが出来ました。 TAC合格者体験記より
教材も使いやすく、私は同じ問題を何回もやることでリズムを作る勉強法をするのですが、トレーニングはすごくそれがやりやすかったです。
また、受付の方が本当に親切でスクールの使い方でわからないことでもいろいろ教えていただき、サポートいただけたことが、TACを受講してよかった点です。試験の後もデータ分析など様々なサポートをしていただき自分がどの位置にいるのか知ることができたことも良かったです。 TAC合格体験記より
などWebフォローや音声DLなどの多様なフォローで学習しやすかった・講師のアドバイスが的確でわかりやすかったという声が挙がっています。
講座以外にも多様な学習サポートが欲しかったり、一流の講師の講義を受けたい人にはTACが向いていると言えるでしょう。
講座費用はやや高め
資格の学校TACの社労士講座の種類は主に初心者用コース、受験経験者コースの2つに分かれています。
ここでは初心者用の講座を主にまとめてみました
以下の表が講座の一覧となります。
※価格は全て税込表示
通学でも通信でも値段はほぼ変わらないので自分に合ったコースの選択が必要です。
5位:スタディング
スタディングの社労士講座は費用が46,800円とかなり安く、通信講座の相場の半額で受講可能となっています。
スタディングの大きな特徴としては「スマホ学習に特化している」ことが挙げられます。
これにより、忙しくてなかなか机で勉強できない社会人の人でも、スキマ時間で効率よく学習することが可能となっています。
出来るだけ低価格な講座を受講したい方、仕事で勉強時間の確保が難しい方に特におすすめの社労士講座です。
出典:スタディング公式HP
スタディングを使って合格した人の声
スタディングの社労士講座を受講した人の中には
合格への最短距離を最速で走れたのは、すべてスタディングのおかげです。
社会保険労務士は試験科目数が多く、かつ、各科目に基準点が設けられているために科目の取捨選択はできず、全科目の確実な学習が求められます。
そのような広範囲な試験対策を、効率的に行えたのは本当にスタディングのおかげでした。 スタディング合格者の声より
スタディングを選んだ理由は無料視聴を体験し、早苗先生の講義がわかりやすかったからです。
受講して特に感じたことですが、板書のまとめがわかりすく、長々としたテキストを読むよりも視覚的に理解を深めることができました。 スタディング合格者の声より
スマホ1つで効率よく勉強できました。 最初は独学で始めるつもりでしたが、スタディングなら無理なく出来そうだと思いました。 通勤時間を中心に隙間時間に、スマホで講義と問題を解くの繰り返し。
あとは、ひたすら問題を繰り返し解き、間違いを重点的に勉強をしました。 スタディング合格者の声より
など、スマホ学習が便利だったという声や、講座内容がとてもよかったという声が挙がっていました。
このように、スタディングはスマホやPCを活用した効率学習が強みなので、忙しい人には非常におすすめであるといえます。
価格は社労士講座の中で最安
スタディングの社労士講座の価格は以下のとおりです。
講座名 | 価格 |
---|---|
合格コース ミニマム | 46,800円 |
合格コース レギュラー | 59,800円 |
合格コース フル | 74,800円 |
冊子オプション | 28,600円 |
基本コースである「ミニマムコース」は社労士講座の中でも最安値の価格であり、大きな魅力となっています。
さらに、直前対策や模擬試験のついた「フルコース」も予備校の相場の3分の1となっており、低価格で質の高い講座を受けることが可能です。
なお、スタディングのテキストは全てスマホで閲覧可能ですが、紙のテキストも欲しいという方は、冊子オプションもあわせて利用すると良いでしょう。
スタディングの詳細はこちらも併せてチェック!
6位:LEC東京リーガルマインド
ロゴ出典:LEC公式HP
LECは幅広い資格を取り扱っている大手資格予備校です。
価格面の特徴として、くじ引き、タイムセールなど様々な種類の受講割引をつけている点です。タイミングを図ることで質の高い講義をリーズナブルに受講できます。
受験生へのフォローが充実
LECでは本試験で毎年ネックとなっている「一般常識対策」、近年の本試験で問われる「労働判例徹底解説」を通常の授業に加えて行っています。
特に後者は判例の重要ポイント・結論を理解できるだけでなく法的な分析も併せて理解でき、本試験での応用力強化につながるでしょう。
LECを使って合格した人の声
LECを使って合格した人の声として
早い段階から色々なタイプの問題に触れることができ、それぞれにおいて詳細講義があること、また、違う講師の先生方の視点の違った解説を聞くことができたのは効果が高く、その点は受講して良かったと思っています。 LEC合格者体験記より
試験であまり出ないところはしっかり出ないと言ってくれたので勉強するところのメリハリがつけられて効率よく勉強できたと思います。 LEC合格者体験記より
確認テストで過去問題集にない論点や法改正に触れることができ、直前対策の各講座テキストに付いている問題も復習に役立ちました。 LEC合格者体験記より
など演習できる問題の種類が多いこと・試験に出てくる判例を学習時間外でもインプットすることができたという声が上がりました。
問題演習後の解説をしっかり聞いて演習の質を上げたい人や講座外のフォローもしっかり受けたい人はLECがおすすめでしょう。
受講料はベーシック
LECの社労士講座の受講料は以下のとおりです。
※価格は全て税込表示
LECの講座料金は一般的な値段~やや高めとなっています。
割引もうまく使うことで上記の値段よりさらに安くすることも可能となっています。
7位:資格スクール大栄
ロゴ出典:大栄公式HP
大栄は教育を様々な観点から科学し、「挫折させない」・「続けられる」にこだわった受講管理システムが売りの大手予備校です。
全国100校以上に校舎を展開しているなど、規模がとても大きいことも特徴です。
大栄のテキストは重要ポイントを押さえた構成となっています。
これにより試験頻出分野を重点的に学習でき、合格に向け最も効率的よく知識をインプットすることができます。
また問題集は試験の最新トレンドを踏まえた上で各科目ごとに作成されています。
この問題集を使うことで問題演習の際に試験の傾向を正しくつかむことができ、学んだ知識を問題の中でどのように活用できるかを肌で実感できるでしょう。
大栄で合格した人の声
大栄で試験に合格した人の声としては
授業はかなり細かく丁寧にされていたので、わかりやすくて良かったです。私は細かい箇所も気になるので、よく先生に質問しましたが、その度に丁寧に教えてもらいました。 大栄合格者体験記より
先生による生講義(ライブ講義)があることと、さらにオンデマンド講義については何度でも受講可能だったことは魅力でした。 大栄合格者体験記より
など講義の質を称賛する声や、答練について言及している声が挙がっていました。
iDE社労士塾は残念ながら閉校
iDE社労士塾は社労士専門の塾として有名です。
井出和幸が主催している塾で、塾長自らテキスト・カリキュラムを入念に考えており、クオリティの高さに定評があります。
また、iDEの社労士講座は試験に合格するだけでなく、その後も見据えた学習法を取っている点も評価できるポイントです。
このような質の高い講座により抜群の信頼を集めていたiDE社労士塾ですが、この度新型コロナウイルスの影響により2020年9月4日をもって閉塾してしまいました。
これからiDE社労士塾で講座を受講しようと考えていた受講生には大変残念なお知らせとなっており、上で紹介した予備校・通信講座を中心にもう一度どれを受講するか検討してみるとよいでしょう。
社労士講座の比較表
講座名 | 講座の特徴 | 費用 |
---|---|---|
フォーサイト | 圧倒的な合格率 | 激安 |
大原 | 実力をつけられるカリキュラム | 普通 |
クレアール | 独自の学習システム | 安い |
TAC | 豊富な学習メディア | 高額 |
スタディング | ずば抜けて安い | 激安 |
LEC | 充実したフォロー体制 | 高額 |
大栄 | 重要ポイントを押さえた教材 | 普通 |
以上の比較から、講師から対面で直接アドバイスしてほしい場合は通学講座、安価な値段で隙間時間を生かして学習したい場合は通信講座で学習するのがおすすめだと言えます。
通信講座はあまりの値段の安さにカリキュラムの品質を疑いがちですが、近年通信講座のクオリティは極めて高くなっており、講座によっては通学講座以上の成果を残しているので心配は無用でしょう。
特に通信講座のフォーサイトは「隙間時間に学べる充実したオンライン教材」「質問対応やスケジュール管理機能も完備」「業界トップクラスの合格率」と非常に高い水準でバランスの取れた社労士講座を提供しているので、真っ先にチェックしておきたい講座と言えるでしょう。
校舎に通学して勉強したい人におすすめの講座
「やっぱり通信じゃなくて校舎に通って直接教わりたい!」とお考えの方は、TACまたは大原のどちらかを選ぶのがおすすめです。
どちらも料金は高めですが確かな合格実績を誇っており、安心して指導を任せられる王道の予備校です。
TACと大原の直近10年の合格者数を比較すると次のようになります。
年度 | TACの合格者数 | 大原の合格者数 |
---|---|---|
2012 | 572 | 552 |
2013 | 425 | 272 |
2014 | 758 | 487 |
2015 | 160 | 127 |
2016 | 326 | 322 |
2017 | 577 | 551 |
2018 | 336 | 242 |
2019 | 445 | 370 |
2020 | 335 | 315 |
2021 | 442 | 528 |
TACの方が合格者数が多い年がほとんどだということが分かりますが、一方でそれぞれの年度での合格者数の差はそこまで大きくありません。
また、値段も大原の方がTACよりも安いので、どちらが通いやすい場所にあるかにもよりますが、大原を選んだ方がお得に学べるという方も多いでしょう。
料金面での比較表
ここでは、料金面で社労士予備校をより詳しく比較していきます。
予備校名 | 料金(税込) |
---|---|
スタディング | 46,800円~ |
クレアール | 75,360円~ |
フォーサイト | 78,800円~ |
資格の大原 | 79,800円~ |
LEC | 152,000円~ |
TAC | 209,000円~ |
※ここでは、各予備校の中で一番安い料金を比較しています。
以上のようにスタディング・アガルート・フォーサイトは料金面が非常に優れていることが分かります。
ただし、サポート面での充実度を重視するかや対面授業とオンライン授業のどちらを好むかなどは個人ごとに異なってきますので料金だけを見て直ぐに講座を決めないようにしましょう。
目的ごとにおすすめする予備校
目的別 | 予備校名 |
---|---|
初心者や初学者向け | フォーサイト・スタディング |
あらかじめ学習済み | クレアール |
弱点のみ補強したい | フォーサイト・クレアール |
費用をとにかく安く抑えたい | フォーサイト・スタディング |
キャッシュバックを受けたい | フォーサイト |
通学して受講したい | 資格の大原・LEC・TAC |
以上の表からフォーサイトが様々なニーズを満たしていることが分かります。特にフォーサイトは条件を満たせば不合格時の全額返金保証制度があることは圧倒的なメリットと言えるでしょう。
仮に不合格になってしまっても支払った費用が無駄になることはないということは精神的にも非常に楽ですよね。
ただし、予備校に通う目的は1つとは限らないです。そのため、この表を参考にしながら総合的に自分に合っている予備校を選ぶように心掛けましょう。
社労士試験に独学で挑むことは可能?
社労士を目指す方の中にも一定数独学で試験にチャレンジされる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、独学での合格は想像以上に難易度が高く、険しい道のりが予想されます。
何年たっても合格できない
独学最大のデメリットが非効率な勉強に陥りやすいことです。
効率の悪い勉強を続けていると点数の伸びが鈍くなり、合格点に到達するまで多くの時間を要してしまいます。
また点数が伸びない原因の分析を適切にできず、同じ間違いを繰り返す悪循環にはまってしまう可能性も高いです。
これらの要因から独学を途中でやめてしまうケースが多いのが実情です。
このように、独学は「何年も不合格が続いて結局挫折してしまう」という最悪のシナリオに陥りやすいので注意しましょう。
社労士の合格率はかなり低い
社労士はかなりの難関資格であり、合格率は平均で6%程度となっています。
合格率が跳ね上がった年もありますが、近年は低水準で推移していて、特に難関だった平成27年度の試験では合格率2.6%でした。
今後も厳しい状況が続くとみられ、独学での合格は厳しいままといわざるを得ないでしょう。
試験日程をチェックして早期対策を!
独学者が陥りがちな意外なミスとして「気付いたら試験の申し込みがすでに終了していた」というものがあります。
令和4年度の社労士試験は以下の日程で行われました。
イベント | 日程 |
---|---|
申し込み開始 | 4/18(月) |
申し込み終了 | 5/31(火) |
試験日 | 8/28(日) |
合格発表日 | 10/5(水) |
令和5年度の試験の詳細は4月中旬に公示予定となっています。 基本的には上記に準ずる日程で行われますが、年によって多少の変更がある場合もあるので、受ける際は必ずオフィシャルサイトで確認することが大事になります。
試験日程をしっかりと把握し、早めの対策を心がけましょう!
キャッシュバックありの安い講座を選ぶのも手
ここまで独学のデメリットを紹介しましたが、そもそも独学を検討する一番の理由は「費用・料金」であることが多いです。
先ほども紹介しましたが、通信講座には不合格なら受講料をキャッシュバックしてくれる講座もあります。 例えば、フォーサイトの一部講座は不合格時に受講料を全額キャッシュバックしてくれます。
またスタディングの一番安い講座は5万円未満で受講でき、独学で書籍購入・勉強用アプリのインストールなどにかかる費用よりも安く済ませることも可能です。
費用面や柔軟に勉強を進められるなどのメリットが独学にはありますが、独学よりも予備校や通信講座の利用でコストパフォーマンスよく勉強を進められる可能性があることが分かりますね。
よくある質問
社労士予備校ってどうやって選んだらいいの?
はい、上記にも書いたように社労士予備校の選び方のポイントは以下の4つです。
- 通学か通信かを選ぶ
- 受講料が適切な料金か確認する
- 講座ごとにある長所が自分に合っているか確認する
- 通学を考えている場合は通いやすい立地を意識する
この4つのポイントはどれも必ず大事になってきますので、社労士の予備校を選ぶ際には意識しておきましょう。
社労士に合格するまでの目安時間ってどれくらい?
はい、社労士に合格者するまでには約1000時間もの勉強が必要と言われています。
これは期間に直すと約1年間もの勉強期間が必要になることを意味します。そのため、社労士を目指す際は最低でも1年間勉強し続ける決意を持ちましょう。
また、社労士を合格するのに数年間かかってしまう人もざらにいます。極端に短期合格を狙うのではなくて地道に勉強を積み上げていくことをおすすめします。
社労士って独学ではどうなの?
はい、社労士を独学で合格することは不可能ではありません。
しかし、かなり難易度が高く困難な道のりになることを覚悟しておきましょう。
独学で勉強を進めていくと非効率的な勉強になるケースがあります。その場合は何年間も継続的に勉強しても合格できないケースが多いのが正直な所です。
また、社労士の合格率は約6%前後とかなり低めです。そのため、独学での合格を目指すのでしたら出来る限り早めに試験対策を始めるようにしましょう。
社労士の予備校まとめ
社労士予備校講座まとめ
- 予備校は通学コースがおすすめだが、立地や値段に注意
- 時間のない方は値段が圧倒的に安い通信講座がおすすめ
- 自分の置かれた状況によって予備校が通信講座か選ぶことがおすすめ
ここまで社労士の予備校の特徴と値段について比較してきました。
通学して勉強する場合と通信で勉強する場合それぞれでメリット、デメリットがあるので、一概にこれがいいということはできません。
よって自分の状況をきちんと分析したうえで予備校や通信講座を選択するのがベストです。
自分に合った予備校や通信講座を選択し、ぜひ社労士の資格を勝ち取ってください!