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【社労士試験】試験科目・難易度・受験資格など基本事項を全て解説!

更新日時 2019/06/14

「社労士に興味があって試験も受けてみたい!だけどそもそもどういう試験なの?そしてどう勉強したらいいのかもわからない・・・」

そんな方も多いのではありませんか?これら様々な不安を私たち資格Times運営陣が取り除きます!

この記事では、社労士試験の内容・受験資格・難易度・勉強法など、試験に関するあらゆる情報を詳しく解説しています

これを読めば社労士試験についての知識を完璧に身につけることができます!そのまま合格に向けて駆け抜けていきましょう!!

社労士試験についてざっくり説明すると
  • 受験資格を得るには学歴または実務経験などが必要
  • 試験科目は労務関係の法律が中心
  • 合格者のほとんどが企業に勤めながら勉強している

社労士試験の概要

ペンとノート

社労士の基礎知識

まずは社労士について最低限知っておくべき知識をおさらいしましょう。

社労士とは正式には社会保険労務士と言い、国家資格のひとつです。労働基準法などの労働法令に沿った働きやすい職場環境作りを企業に提案したり、複雑な年金制度を活用できるようにサポートしたりする仕事です。

社労士になるためには、まず社会保険労務士試験(以下、社労士試験)に合格する必要があります。

しかし、 「社労士試験ってどんなもの??詳しいことが全くわからない・・・」 という方もいると思います。

ここでは、社労士試験の受験資格や試験日程、試験形式など、受験の際に知っておくべきである様々なことを説明していきます。

早速、社労士試験について詳しく見ていきましょう!

受験資格

社労士試験は、誰もが気軽に受験出来るわけではありません。受験するには指定された受験資格が必要になるのですが、それは主に学歴による受験資格資格による受験資格実務経験による受験資格に大別されます。

以下、これらの受験資格について詳しく説明していきます。細かい受験資格の条件については、社労士試験の公式サイトをご覧ください。

学歴による受験資格

以下の条件に当てはまる人は、社労士試験の受験資格を持つことが出来ます。

  • 大学、短期大学、専門職大学、専門職短期大学、もしくは高等専門学校(5年制)を卒業した、または専門職大学の前期課程を修了した
  • 大学において、62単位以上を取得している
  • 専門学校において、総授業時間数が1700時間以上の専門課程を修了している
  • 全国社会保険労務士会連合会に短大卒以上の学力があると認められた

資格による受験資格

厚生労働大臣が認めた国家試験に合格した人は、社労士試験の受験資格を持つことが出来ます。

実務経験による受験資格

以下の条件に当てはまる人は、社労士試験の受験資格を持つことが出来ます。

  • 公務員であり、行政事務の仕事を3年以上おこなっている
  • 公務員であり、労働社会保険諸法令の仕事を3年以上おこなっている
  • 社労士または社労士法人、弁護士または弁護士法人の仕事の補助の事務を3年以上おこなったことがある
  • 労働組合の役員経験があり、3年以上働いたことがある
  • 労働組合の職員、法人、個人事業会社の社員として、労働社会保険に関する事務を3年以上おこなっている

試験日程

社労士試験は毎年1回実施されており、例年試験日は8月の第4日曜日です。その後、11月の第2金曜日に試験の合格者が発表されます。

以下、今年の試験日程を含めた詳しい試験日程を表にしてみましたのでご覧ください。

申し込み期間 試験日 発表日
例年 厚生労働大臣の発表から5月31日まで 8月の第4日曜日 11月の第2金曜日
2019年 4月12日から5月31日まで 8月25日 11月8日

試験形式

社労士試験ではマークシートが用いられます。そして形式としては選択式(空欄補充形式)択一式(五択式)の2種類の試験があります。

試験時間

試験形式によって試験時間が2回に分かれています

以下の表からもわかるように、選択式、択一式それぞれの試験時間は80分、210分となっています。

累計すると290分(4時間50分)とかなり長く、集中力を必要とする試験であることがわかります。いかに集中を切らさずに試験に臨めるかが重要ですね!試験本番に挑む前に、290分集中し続ける練習もしておきましょう。

試験時間 試験形式
10:30〜11:50(80分) 選択式
13:20〜16:50(210分) 択一式

試験の出題範囲、出題数と配点

社労士試験では、予め出題範囲と配点が以下の表ように決められています。選択式8問40点、択一式70問70点の計110点満点で採点されます。

出題範囲全てから出題されるため、全範囲をまんべんなく勉強する必要があります。いわゆる「捨て問」を作ることが出来ないのは、後々説明する「基準点」の項目からもわかるでしょう。

試験科目 選択式 択一式
労働基準法及び労働安全衛生法 1問5点 10問10点
労働者災害補償保険法 1問5点 10問10点
雇用保険法 1問5点 10問10点
労務管理その他の労働に関する一般常識 1問5点 (10問10点)
社会保険に関する一般常識 1問5点 (10問10点)
健康保険法 1問5点 10問10点
厚生年金保険法 1問5点 10問10点
国民年金法 1問5点 10問10点

※「労務管理その他の労働に関する一般常識」と「社会保険に関する一般常識」の択一式の問題は、二科目合わせて10問10点分で出題されます。

試験会場

試験会場の割り当ては申込み受付順となっており、定員に達した場合は指定された別の会場での受験となります。そのため、必ずしも望み通りの受験会場で受験できるわけではないということを心に留めておきましょう。

今年の試験会場はこちらの14ページから15ページに載っています。 また、自分がどの会場になるかは送付される受験票によって判明します。

社労士は大人気資格?

幸せな二人の女性

社労士試験には毎年5万人前後の受験者がいます。これは他の国家資格と比べてもかなり多い受験者数であり、人気の資格であることが伺えます。

例えば、同じ士業系である中小企業診断士の受験者数を見てみると、毎年2万人前後であり、受験者数にかなりの差があることがわかります。

では、いったいなぜ社労士はこのように多くの人を惹きつけるのでしょうか?社労士が人気である秘密を解き明かしていきましょう!

社労士が人気の理由は?

独占業務がある

まずはじめに言えることは、社労士にしか出来ない仕事があるということです。

  1. 労働法や社会保険に関する書類を作成し、提出をすること
  2. 労働法や社会保険に関する帳簿を作ること

これらの仕事は順に1号業務、2号業務といい、社労士の資格を持つ人にしか出来ない仕事です。これらを総称して独占業務といいます。

このように、社労士にしか出来ない仕事を任されやり遂げることで、日々の仕事にやりがいを感じることが出来ます!

独立開業が可能な一方で企業で働くこともできる

さらに、社労士は企業と顧問契約を結んで仕事をすることが出来ます。また、企業に勤める形で仕事をすることも出来るのです。このように人によって好きなように資格の使い道を考えられることも社労士の魅力と言えますね!

働きながら合格できる

社労士試験の合格者のうち7割は、企業で勤めながら合格している人です。他の国家資格では仕事と資格の勉強を両立することが難しいものが大多数を占めるでしょう。

このデータからもわかるように、働きながらも合格を目指すことが出来ることも社労士が人気の理由のひとつです。

生活で役立つ

労働法や社会保険の知識は自分の生活や将来設計においても役立ちます。労働法を理解していると、仕事をする際に活用出来たり、自分の身を守ったりすることが出来ます。また、社会保険の知識を入れておくと、自分の生活を自ら考え人生設計をすることが出来ます。

今後の自分の生活を充実させるためにも、社労士資格の取得を検討されてはいかがでしょうか?

幅広い年齢層で合格

20代から80代まで、他の国家資格と比べて毎年幅広い年齢層の合格者が出ています。2018年の合格者の最高年齢は84歳でした。年齢に関係なく資格を取ることができ仕事に繋げられるということも、社労士資格の人気の理由の一つとなっています。

社労士の年収

大人気資格である社労士の平均年収はどのくらいなのでしょうか?

厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、社労士の年収は平均して650万円程度です。この数字からもわかるように、社労士の資格は高い年収に恵まれる魅力的な資格であると言えます。

社労士の年収についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

社労士試験の難易度・合格率

社労士試験は、合格率が毎年一桁%を推移しているほど難易度が高くなっています。

難易度が高い理由としては、試験範囲が広く、さらにそれらの法律が互いに密接に関わるものであることが挙げられます。しかし合格者の中には仕事と勉強の両立をしている人も多いため、あいた時間にいかに効率よく勉強をするかが大事であることがわかります。

社労士の難易度についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

社労士試験の合格基準点

選択式試験、択一式試験共に「総得点」と「各科目点」があります。 いずれも基準点以上の得点をとると合格であり、例年は総得点は60%〜70%が基準点となっています。

科目点は、選択式が各科目6割程度、択一式が各科目4割程度が基準点となっています。 総得点が基準点を満たした上で科目点も全て基準点に届かないと合格することが出来ない仕組みです。

先にも説明した通り、総得点で7割を得点することのみを目標としていては合格することは出来ません。どの科目も均等に勉強をし、均等に点数を重ねていかなければならないのです。

毎年合格発表の際に合格基準点が発表されるので絶対的な合格点数は断定出来ませんが、各科目70%以上を得点するように目標設定をし勉強を進めるべきだと言えるでしょう。

社労士試験の救済措置とは

社労士試験では毎年、特定の科目の合格基準点を例年より下げる救済措置というものが行われます。

救済は難易度が高すぎて受験生が大半がほとんど得点できなかった科目に取られます。ただし、科目の難易度が高いからといって必ずしも救済が行われるとは限らないので、試験を受ける際はあまりアテにしてはいけません。

社労士の救済については以下の記事で詳細を解説しています。

社労士試験に向けた勉強について

勉強中の男性

ところで、社労士試験に合格するにはどのように勉強をしていけばよいのでしょうか?

ここまで、効率的な勉強を!と何度も言ってきました。それでは効率的な勉強法とは具体的にどのような勉強法なのでしょうか。

早速、詳しい勉強方法について見ていきましょう!

社労士試験のための勉強時間の目安はだいたいどれくらい?

社労士試験合格のためには、独学では800~1,000時間が合格の目安といわれています。しかし、合格までに何年もかかるような大変な試験ではありません。例えば毎日3時間を勉強時間にあてると、1年以内に1,000時間に到達することになります。

ところが実際、半年もかからずに合格できる人もいます。毎日どの程度の時間を勉強時間に回すことが出来るのかは人それぞれですので、自分に合った期間を設定すると良いでしょう。

社労士試験の勉強時間についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

具体的にどのような勉強をすればいい?

社労士試験は、どれくらい多くの量を覚えられるかの勝負となります。とにかくテキストを読んで問題を解くということをひたすら繰り返すこと(4周程度)が大事です。

しかし試験形式がマークシートであるため、条文を丸々暗記するよりも正誤判断に必要なキーワードを記憶することの方が大切です。出来るだけ短い勉強時間で合格するためにも、効率的な勉強を志しましょう!

法律の勉強をしたことなくても大丈夫?

法律初学者の人も社労士試験には多数合格しています。 そのため、法律の勉強をしたことがなくても合格には全く問題はありません。 これは、社労士試験において必要な法律(労働基準法や労働者災害補償保険法など労働と保険に関する法律)は、法学部で学ぶ法律(憲法、民法、刑法)とは異なるためです。

「法律の勉強をしたことがない…」という人でも大丈夫です。法律の勉強経験の有無は気にせず、積極的に社労士試験に挑戦しましょう!!

勉強はいつごろから始めるのが望ましい?

勉強を始める時期の理想は、試験日のおよそ1年前です。これ以上の期間勉強に励んだとしても集中力が続かずダレてしまう危険性があるからです。社労士試験が一年に一度実施されるというサイクルから考えても、最適な時期設定なのです。

また、以前にも言及したように、半年もかからずに合格できる人もいるため、人により合格に必要な勉強期間は様々です。勉強期間の長さではなく、いかに効率的に勉強できるかが合格の鍵となります。

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社労士試験突破には通信講座がおすすめ

pcを見つめる女性

これまで見てきたように社労士試験は科目数が多く、合格までにかかる時間も長いです。そんな社労士試験でも確実に合格を勝ち取るには通信講座の受講がおすすめです。

実際、独学だけで社労士試験に合格するのは難しく、合格者の約8割が通信講座や予備校を利用しています

以下の記事ではおすすめの通信講座を紹介していますので、社労士試験にチャレンジされる方は是非ご覧になってください。

社労士試験についてまとめ

社労士の試験まとめ
  • 受験資格は学歴または実務経験
  • 試験科目は8科目
  • 試験難易度は高い

ここまで社労士試験について様々なことを紹介してきましたが、理解は深まったでしょうか?

ぜひこのような魅力的な資格の取得に向けて勉強していきましょう!応援しています!!

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