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宅建士の仕事内容を徹底解説!資格を活かせる職業や年収相場も紹介!

更新日時 2019/09/22

「宅建士の資格に興味があるけど、仕事内容ってどのようなものなんだろうか?」

「不動産業界は厳しいってよく聞くけど、実際のところどうなんだろう?」

そんな疑問を抱えている人も多いかと思います。

そこでこの記事では、宅建士の仕事内容や資格を活かせる職業、年収相場などについて紹介していきます。

この記事を読めば、宅建士に関する理解がさらに深まることでしょう!

宅建士の仕事内容をざっくり説明すると
  • 宅建士は3つの独占業務を有している
  • 不動産業界だけでなく、他の業界でも活躍の場がある
  • 成果次第で年収1000万円超も視野に入ってくる

宅建士の仕事内容

仕事内容が分からないイメージの画像

宅建とは、「宅地建物取引士」という正式名称の国家資格です。

世の中では数多くの宅地や建物が取引されていますが、大部分の人たちはこれらに関する専門的な知識を持っていません。

そのため宅建の資格を持っている人が、法律やその他専門知識の観点から、宅地や建物を取引する人たちが損をせず公正に取引ができるようにサポートをします。これが「宅建士」の仕事です。

宅建は近年とても人気のある資格となっており、年1回の試験には毎年20万人を超える人たちが受験しているほどです。

また、宅地関係の法令が年々厳しくなっていることもあり、この資格は将来的にも需要のさらなる高まりが見込まれています。

宅建士にしか出来ない業務

先に述べた通り、宅建士とは、一般の人たちが建物や土地の売買を行う際に相手方に不当な契約を結ばされることが無いよう、専門的な法律の知識を活かしながら適切な助言などの仕事を行う人たちのことを指します。

いわば宅建士は、宅地・建物売買のプロフェッショナルであるのです。

また、宅建士は以下に掲げる3つの独占業務を有しています。

建物の取引での重要事項説明

宅地・建物売買取引後のトラブルを未然に防ぐために、宅建士が不動産の買主・借主に最低限必要な情報(重要事項)を伝えなければなりません。

重要事項説明書面への記名・押印

重要事項を伝えたことを証明するため、重要事項説明書に宅建士の記名(署名)および押印が必要となります。

契約書への記名・押印

取引内容を書面(いわゆる37条書面)にすることで、契約内容や買主・売主(借主・貸主)が契約を締結したという事実を明確にします。

宅建士の仕事内容は広範囲!

上記のような宅地・建物取引契約に関わる独占業務以外にも、以下のような業務に携わっている宅建士も存在します。

  • 不動産などの運用コンサル業務
  • 土地の売主・買主の契約の補助業務
  • 土地や建物を賃貸・売買したい人の要望に沿った不動産紹介業務(いわゆる営業)

このように、宅建士の仕事は所属する業界や会社によって多岐にわたっています

宅建士の資格が活かせる職種や職場

宅建士の職場をイメージした画像

宅建の資格を持っていれば、不動産業界はもちろんのこと、他の業界・職業でも役に立ちます。そのため、大変汎用性の高い資格と言えるのです。

宅建士は不動産業界で大活躍

宅建士が活躍する業界として、皆さんが真っ先に思いつくのがおそらく不動産業界でしょう。

法律上、宅地建物取引業者には宅建士を5人に1人の割合で在籍させる義務があります。

皆さんも街中で数多くの不動産業者を見かけることと思いますが、これらの業者の数だけ宅建士が必要となってきます。このことからも、宅建士が不動産業界で大いに必要とされる人材であることが分かるのではないでしょうか。

不動産業界での宅建士の仕事には、大きく分けて「賃貸物件の仲介」「分譲マンションの販売」「不動産の仕入れ」などといった業務があります。これらの業務内容についても見ていきましょう。

賃貸物件の仲介

賃貸物件を探している人に対して、物件の提案から現地での案内、契約締結まで行う仕事です。

分譲マンションの販売

分譲マンションを探し求めている人に対して、同じく物件の提案から現地での案内、契約締結までを行います。

不動産の仕入れ

不動産業界の花形とも言われている仕事です。マンション用地や建売用地、中古住宅などの持ち主との購入交渉や、デベロッパー(開発業者)としての都市開発や建設計画などが挙げられます。

不動産以外の職業でも宅建士は有利

宅建の資格は不動産業界のみならず、他の業界・職業でも活かすことができます。

代表的な例としては、金融業界や建築業界などが挙げられるでしょう。

例えば、銀行や証券会社において融資の審査を行う際に、土地・建物をその融資の担保とする場面があります。このような時、それらの正確な価値を推定することが出来る宅建士が重宝されます。

また、建築会社では、自社で建築した物件を販売する際に宅建士の力が必要となります。建築物件の販売まで手がけていたり、さらなる事業拡大を考えていたりする建築会社においては、宅建士のニーズが高まっているのです。

転職・再就職で武器になる宅建士

宅建の資格は、転職や再就職においても武器となる資格です。

不動産業界は人の入れ替わりが激しい業界であり、ゆえに中途採用も活発に行われています。

そのような状況下で宅建の資格を持っていれば、40~50代でも営業などとして正社員採用される可能性は十分あると言えます。

また、産休もしくは育休を取得していたママさんが事務職などとして再就職する際にも、宅建の資格を持っていることが有利に働く場合があるでしょう。

宅建士の仕事は激務?

一般的には、不動産業界や金融業界など、宅建士が勤務する職場は激務であることが多いようです。

理由としては、宅建士が有する独占業務に加えて、他の社員と同様の仕事を行う場合もあることなどが挙げられます。

ただし、最近はいわゆる働き方改革への対応の中で、完全週休2日制を採用する企業が多いほか、残業時間の削減に取り組んでいる企業も増えてきています。

したがって以前は激務と言われていた業界も現在は変わってきており、その変化はこれからさらに顕著になることでしょう。

宅建士の仕事の忙しさについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

女性でも活躍しやすい

宅建士は「士業」に分類される職業ですが、「士業」というと男性が活躍している姿をイメージするかもしれません。

しかし、宅建士については、女性にも向いている職業であると言えます。

例えば、不動産の売買に関しては、知識があまり無い、いわば素人であるお客さんに丁寧な説明が求められることになります。そういった場面においては、男性より女性の方がお客さんにとっては優しいイメージを抱きやすく、安心感を持つことが多いでしょう。

また、一般的には女性の方が男性よりも細かな点に気が回る傾向にあるので、抜け漏れが許されない重要事項説明にも向いていると言えます。

以上の理由から、宅建は女性にも向いている資格であると言えるでしょう。

宅建士の年収はどれくらい?

お金をイメージした画像

ここまで、宅建士は様々なフィールドで活躍できるということを見てきました。

では、そんな宅建士の年収は一体どれくらいなのでしょうか?

資格を持つだけでも年収アップに直結!

宅建取得者の平均年収は「450万円~550万円程度」となっており、一般的なサラリーマンの年収とさほど変わりません。

しかし、宅建の資格を資格手当の対象としている企業も多いので、例えば月2万円~3万円の資格手当であれば、資格を持っているだけで年収にして約30万円程度の上乗せが期待できることになります。

そのため、資格の取得は年収アップに大きく貢献すると言えるでしょう。

宅建士の資格手当についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

高収入のためには専任業務以外も磨こう!

宅建士は、その働き方次第では年収1000万円を超えることも見込める職業です。

ただし、それを達成するためには、重要事項の説明や契約行為以外の業務も多くこなさなければなりません。

例えば、契約行為以外の業務としては、営業としての顧客探しや不動産の仕入れ、保険会社などとの交渉、顧客への金融機関の斡旋などが挙げられ、その業務は多岐にわたっています。

いずれにしても、宅建士という職業は、宅地・建物取引におけるエキスパートとして、消費者に寄り添う必要があると言えるでしょう。

これらの業務を磨いていくことで立派な宅建士となることができ、高収入に繋がるのです。

宅建士とあわせて取得しておきたい資格

他の資格に挑戦するイメージの画像

宅建は単体でも十分な力を発揮する資格ですが、他の資格と組み合わせると相乗効果によってさらなる力を引き出すことが出来ます。

不動産鑑定士やマンション管理士が注目

宅建との相乗効果が期待できる資格は色々とありますが、中でも「不動産鑑定士」や、「マンション管理士」の資格を一緒に取得しておくと、年収アップにつながることが期待できます。

不動産鑑定士の資格があれば、不動産の物件調査や価格査定などの仕事を行うことが出来るようになるため、銀行や投資信託会社で働く際に有利になります。

また、最近は不動産屋がマンションの賃貸・管理などを一括して実施するケースが増えているため、マンション管理士を取得しておくと、就職や転職をするときに有利となるでしょう。

宅建士とダブルライセンスの相性が良い資格については、以下の記事でより詳しく解説しています。

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宅建資格をとるなら今がチャンス

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さて、宅建士の仕事内容については分かってきたでしょうか?

ここからは、「宅建士については分かってきたし、資格取得を前向きに検討したい!」という方向けに解説していきます。

宅建は早いうちに取るのがお得!

不動産関連の法令は毎年厳しくなっており、それに伴って試験内容・レベルも年々上がっている点や、今後さらに宅建の重要性が高まることが見込まれている点を踏まえると、どうせ取るのであれば早めに取っておいた方が得策でしょう。

宅建試験の合格率は毎年15~17%となっており一見すると高倍率に見えますが、この中には、あまり勉強せずに受験しているライト層や無勉強層がかなり含まれています。

そのため、難易度的には他の国家資格と比べて比較的低く、一般的に200時間~300時間の勉強をこなせれば取得可能と言われています。

資格を取得するか悩んでいる人でも、チャレンジする意義は大いにある資格と言えるでしょう。

大学生なら在学中の取得もオススメ

宅建は合格後に登録を行わなければ、資格としては認定されません。ですが合格自体は試験合格から一生涯有効なものですので、あなたが現在大学生であれば、比較的時間に余裕がある在学中に取っておくのも良いでしょう。

また、実務経験が無い場合でも「登録実務講習」や「法定講習」を受講することで宅建士として登録可能となります。

そこで、例えば試験だけ先に合格しておき、就職前になったら講習を受けて資格認定するという方法もあります。

大学生が宅建資格を取得するメリットについては、以下の記事で解説しています。

はじめの一歩としての宅建士

宅建は、難易度に対するコストパフォーマンスやその汎用性から、法律関係の資格の登竜門ともいうべき資格です。

宅建の学習で身につけた法律知識は他の資格を取得する際にも役に立ちますし、宅建士の仕事は他の資格における業務とも関連する部分が多いため、まさにはじめの一歩にふさわしい資格と言えるでしょう。

宅建士の仕事内容まとめ

宅建士の仕事内容まとめ
  • 多様な業界・仕事で活躍できるシーンがある
  • 就職や転職にも有利な資格である
  • 取得するなら早めがチャンス

今回は、宅建士の仕事内容や資格を活かせる職業、年収相場などについて紹介してきました。

是非あなたも宅建の資格取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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