【最新版】宅建の予備校・学校のおすすめ人気ランキング|主要10社を徹底比較!
この記事は専門家に監修されています
宅建士
関口秀人
「宅建の予備校に通ってみたいけど、数が多くて結局どれが良いのか分からない…」
そんな悩みをお持ちの方も多いかと思います。
宅建は毎年20万人以上が受験する大人気国家資格なので、その試験対策ができる予備校の種類も沢山あります。
しかし、いざ予備校選びを始めてみると、教材の良し悪しや講座費用など気になることが多く、どれを選んだら良いのか迷ってしまいますよね。
そこでここでは宅建講座を開講している主要資格学校10社を徹底調査して、それぞれの講座の特徴やおすすめの選び方まで解説します。
これを読めば宅建の講座選びはバッチリです!
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宅建の予備校の選び方
それぞれの予備校の特徴を見ていく前に、まずは予備校を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
①通学か通信かを選ぼう
資格学校が提供している宅建講座は大きく分けて、校舎に通う「通学」と、スマホやPC・タブレットを用いて場所・時間を選ばず受講できる「通信」の2種類があります。
学習時間をキッチリと定めてくれた方が続けやすいという方や、周りに人がいた方が集中して勉強できるという方は予備校に通学するのがおすすめです。
一方で、毎日忙しくて予備校に通う時間がないという方や、通勤時間などの隙間時間を使って勉強したいという方は通信講座の方が合っているでしょう。
また、予備校にも校舎に通わずに講義が受けられる「通信コース」が存在しますが、通信を選ぶ際は「通信講座専門の会社」を選択することを強くおすすめします。
理由は、通信講座特化の会社と比べて予備校の通信コースは費用が10万円近く高額である上に、通信講座特化の会社の方がスマホ等を使ったオンライン学習システムが優れているからです。
そのため通学であれば予備校を、通信であれば通信講座特化の会社を選ぶようにしましょう。
②費用相場を知ろう
宅建の予備校の費用は100,000円〜280,000円となっています。
予備校では通学する場合も通信コースの場合も基本的に価格は変わらないので、予備校を利用して宅建の勉強をする場合は10万円以上の出費は覚悟しておいた方が良いでしょう。
対して通信講座特化の会社の場合、講座費用の相場は約60,000円になります。
価格の差がかなり大きいので、なるべく講座費用を抑えたいという方は必然的に通信講座の中から講座を選ぶことになるでしょう。
③それぞれの講座の特徴・強みを知ろう
それぞれの予備校には独自の強みや特徴があります。
それぞれが推しているポイントをしっかりと把握して、自分が重視しているポイントと合っている講座を選ぶことが大切です。
また、講座費用に大きな差がある場合は、価格差に見合うメリットが本当にあるのかどうかも考える必要があります。
④通学の場合は立地を重視
通学制の予備校に通う場合は立地も極めて重要なポイントです。
日々の移動時間が10分違うだけでも本番試験を迎えるまでの総勉強時間は大きく変わってきます。
また、立地は予備校に通う際のストレスや交通費にも影響を与えます。
そのため自宅や学校、職場から近い予備校を選ぶことをおすすめします。
宅建予備校・通信講座おすすめランキング
1位:フォーサイト
ロゴ出典:フォーサイト公式HP
宅建の通信講座の中でも一番のおすすめがフォーサイトの宅建講座です。
2023年度宅建試験におけるフォーサイトは受講生の合格率は75.0%であり、全国平均の4.42倍という極めて高い合格実績を叩き出しています。さらに合格者数も721名と母数も非常に多いです。
極めつけは不合格者に対する全額返金保証制度の存在です。
この制度はあらゆる対策コースを詰め込んだバリューセット3で行っており、万が一不合格になっても全額戻ってくるため安心して学習を進められるでしょう。
あらゆる面でこだわりぬかれた教材が魅力
画像出典:フォーサイト公式HP
フォーサイトの教材は頻出範囲に的を絞って、重要な内容を重点的に勉強できるようになっています。
レイアウトはすべてフルカラーとなっており、図表も豊富に用いられていることから、内容理解もスムーズに進むでしょう。
こういった教材面でのこだわりが、フォーサイト受講者の高い合格率&スピード合格に直結しています。
更にフォーサイトはこだわりのテキストに加えて、eラーニングシステムも充実しています。
学習スケジュールの作成から講義動画の視聴まで幅広い学習を行えるので、忙しい人でも学習を効果的に進められるのも大きな魅力であるといえるでしょう。
フォーサイトで合格をつかんだ人の声
フォーサイトで合格をつかんだ人の声としては
講義動画は全部見るほど、すごく良かったです。テキストを読んでいるだけだと、頭に入って来ないことがあるので、役に立ちました。
また、テキストにもポイントが書いてありますが、改めて窪田先生が動画で「ここ重要ですよ」と教えてくださるので、復習にもなり、助かりました。 フォーサイト合格者インタビューより
一番使ったのは過去問再現演習の機能でした。他にも、テキストをダウンロードできたので、重たい本のテキストを持って歩かなくて済んだので、デジタルテキストも結構使っていました。 フォーサイト合格者インタビューより
基礎講座と過去問講座を中心に勉強させていただいたのですが、初学者にとっても分かりやすい解説と文章があって、無駄なものもなく、非常に使いやすかったです。 フォーサイト合格者インタビューより
など、こだわりのテキスト・講義映像に関してよかったという声や、eラーニングシステムの充実度を評価する声が大きく挙がっていました。
これらの声から多くの人がフォーサイトの講座クオリティの高さを実感しているといえるでしょう。
講座費用は予備校の半分程とかなり安い
フォーサイトの講座価格は通信講座ならではの安さが売りとなっています。
以下がフォーサイトのコース別の価格一覧となっています。
コース名 | 価格(税込) |
---|---|
バリューセット1(基礎+過去問講座) | 59,800円 |
バリューセット2(基礎+過去問+直前対策講座) | 64,800円 |
バリューセット3(基礎+過去問+直前対策+科目別答練+過去問演習システム) | 69,800円~ |
スタンダードなセットであるバリューセット1では予備校の費用相場の半分以下で受講できます。
ここから、「予備校の価格はちょっと高いな」と思っている人でも無理なく宅建の学習を始められるのです。
フォーサイトの詳細はこちらも併せてチェック!
2位:資格の学校TAC
ロゴ出典:TAC公式HP
資格の予備校といえばTACを思い浮かべる人も多いかと思います。超大手資格学校であるTACはもちろん宅建講座も取り扱っています。
また、TACは宅建試験の市販テキストも毎年販売しており、宅建試験対策の教科書として売上NO.1を達成しているなど、資格学習の領域において圧倒的な存在感を放っている会社です。
TACの宅建講座の特徴
画像出典:TAC公式HP
TACの宅建講座の最大の特徴は合格実績の高さです。
2023年度宅建試験におけるTAC受講生の合格者数は940人と、予備校の中でもトップクラスの実績を誇ります。
また2013~2023年の過去11年分の実績でみても11,882人の合格者を輩出しており、毎年高い合格実績を継続していることもわかります。
このように実際に受講生の多くを合格に導いていることを考えると、TACの合格実績の高さは本物だと言えるでしょう。
TACで合格をつかんだ人の声
Webでの講義でしたが、臨場感にあふれていて講師の熱気が伝わってきました。
論点もわかりやすく整理してあり明快に指導いただいたので頭にすんなりと入りました。 TAC合格体験記より
講師の授業は分かりやすい!というのは言うまでもないですが、とても気さくな先生で話し掛けやすかったです。 TAC合格体験記より
基本テキストは近年の出題傾向が一覧表となってわかりやすく、余白へメモや図も書き込めるためインプット用のメイン教材として使用しました。また、基礎以外に応用編も掲載されているため、得意科目においてはプラスαで学習することができました。 TAC合格体験記より
テキストの理解しやすさ、講師の解説の分かりやすさ、各種親切なサービスなど、合格体験記にはTACの講座を全体的に評価する声が多く見られました。
高い合格実績に見合った、非常にクオリティの高い講座であると言えるでしょう。
TACの宅建講座はベーシック
TACの宅建講座の受講料は次のようになっています。価格は全て通学時のものです。
コース名 | 対象者 | 価格 |
---|---|---|
総合本科生 | 初学者向け | 154,000円 |
総合本科生S | 初学者向け | 132,000円 |
総合本科生SPlus | 初学者向け | 165,000円 |
実力完成本科生 | 学習経験者 | 99,000円 |
※価格は全て税込表示
このようにTACの宅建講座費用は初学者の場合で17万円弱と、予備校の中では比較的ベーシックな値段となっています。
3位:スタディング
ロゴ出典:スタディング公式HP
スタディングの講座最大の特徴は圧倒的な講座価格の安さです。
スタディングの講座費用はなんと19,800円であり、最も講座費用の高い日建学院の10分の1以下の価格となっています。
この価格の安さは、大きな魅力であるといえるでしょう。
スマホ1つでスキマ時間も有効活用
画像出典:スタディング公式HP
スタディングの講座は他者と比較しても、スマホ学習の利便性がとても高いです。講義の視聴はもちろん、幅広い問題演習から学習の進捗管理までこれ1つでばっちりです。
学習の基本である講義動画は初めての人でも着実に実力を身につけられるように、初心者に寄り添った解説がなされています。
特に忙しい人にとっては、スキマ時間を使ってあらゆる学習を進められるので非常に魅力的な講座内容であるといえるでしょう。
こちらの学習の効果のほどは、2023年度の受講生合格者数が1085名となっていることからも明らかであり、忙しい中で宅建合格を目指したい受験生の方におすすめの講座となっています。
スタディングで合格をつかんだ人の声
206時間の学習で合格することが出来ました。(…)スタディングの学習スタイルは私に合っていたと思いました。学習進捗を視覚的に把握できますし、いつでもどこでも取り組めるので挫折しませんでした。
挫折をしない、ということは資格試験に取り組む上で重要なことだと思います。とてもコスパの良い講座だと思います。 スタディング合格者の声より
毎日の通勤の車の中で講義の音声を繰り返し聞き、隙間時間も惜しみ過去問を繰り返し解き、全ての科目に満遍なく取り組みました。その結果今年は自己採点40点で合格することができました。 スタディング合格者の声より
スタディングは費用が安く抑えられる上に、効率の良い学習で最短合格を目指すことのできる講座でもあります。
隙間時間を有効に活用でき、気軽に勉強を進められる点もスタディングの大きな魅力と言えるでしょう。
圧倒的な価格の安さが魅力
スタディングの講座は、上でも述べたように、他の通信講座・予備校と比較した場合でも圧倒的に価格が安いことが大きな魅力です。具体的なコースの価格は以下の通りです。
コース名 | 価格(税込) |
---|---|
宅建士合格コース ミニマム | 14,960円 |
宅建士合格コース スタンダード | 19,800円 |
宅建士合格コース コンプリート | 24,800円 |
このように、非常に低価格で受講できる点はスタディングの大きな魅力と言えるでしょう。
スタディングの詳細はこちらも併せてチェック!
4位:LEC東京リーガルマインド
ロゴ出典:LEC公式HP
LEC東京リーガルマインドはオンラインで受講できる通信コースが充実している資格予備校です。
予備校なので通学コースも存在しますが、一部の資格講座では通学コースが実質存在せず、WEBによるオンライン講座だけとなっています。
LECの宅建講座の特徴
画像出典:LEC公式サイト
LECの宅建講座では「通学してリアルタイムで講義を受ける」というスタイルは基本的に取られておらず、通学者も校舎にてWEB講座を受講することになります。
そのため通学によるメリットは他の予備校と比べると小さくなるでしょう。
LECの強みは2023年度宅建試験の受講生の合格率が74.4%※であるなど、全国平均の約4.3倍の合格率を叩き出している点です。※ただし「全国模試をすべて受験し、かつ模試の正答率が60%以上だった受講生の合格率
合格者数は409人とTACには及びませんが、合格率(条件付き)の高さは大きな魅力であるといえるでしょう。
LECで合格をつかんだ人の声
皆さんそうだと思いますが、通信講義の水野先生のWeb講義は、ユーモアがあり、飽きることなく通勤時間にも「耳学習」が出来ました。 LEC合格体験記より
水野講師の緩急織り交ぜた講義は大変面白く、早く次のところを聞きたいほど楽しかったです。 学習内容だけでなく、心構え等も何度も話していただけたところがよかったと思います。 本番でも水野講師と林講師が話されていたことをヒントに解けた問題がいくつかあり、本当にLEC様様です。 LEC合格体験記より
LECを利用して合格した方々の声を見ると、特に講師の講義内容を高く評価する声がみられました。
LECの費用は予備校の相場通り
LECの宅建講座の講座費用は次のようになっています。表のコース名は略記となっており、「プレミアム合格フルコース」を「プレミアム合格」のように略しております。
コース名(略記) | 対象者 | 価格 |
---|---|---|
プレミアム合格(通学) | 初学者 | 187,000円 |
パーフェクト合格(通学) | 初学者 | 154,000円 |
再チャレンジ合格(通学) | 学習経験者 | 176,000円 |
※価格は全て税込表示
講座費用は標準的ですが、早期申し込みによる割引制度などもあるので、初学者向けのコースを数万円割引で受講することも可能です。
5位:アガルート
ロゴ出典:アガルート公式HP
アガルートは難関法律系資格の指導に強みを持つ通信講座です。
アガルートは司法試験を中心に目覚ましい合格実績を誇っていますが、宅建講座においても受講生合格率は59.5%と全国平均の3.50倍となっており、高い指導力を武器に多くの受講生を合格に導いています。
合格特典の充実度が特筆すべきポイント
画像出典:アガルート公式HP
アガルートでは、「入門総合カリキュラム(テキストあり)/演習総合カリキュラム(テキストあり)」を受講し見事合格を勝ち取った方に合格特典として、「お祝い金1万円」or「全額返金」を贈呈しています。
特に全額返金は合格に向けた強力なインセンティブとして機能し、学習のモチベーションアップに一役買うでしょう。
ただし、合格特典の適用には合格体験記の提出等の条件が設けられているので、受講前に公式HPで一度確認されることをおすすめします。
アガルートで合格を掴んだ人の声
私自身、通信講座での資格取得は初めてなので不安もあったのですが、自分のペースで進めることができ、
小林講師や林講師が重要なポイントについては、わかりやすく強調して下さったり、「前に勉強したところ、覚えていますか?」などと語りかけて下さったりしたので、
一方的に受け身になる授業ではなく、関心をもち本当の講座に参加しているような雰囲気とモチベーションで勉強することができました。 アガルート 合格者の声より
長い期間、学習のサポートをしてくださり本当にありがとうございました。
宅建は2度目ということもあり、もう落とせないという緊張で疲弊していた時期もありましたが、Facebookでの質問を丁寧に答え下さる等、手厚いサポートに日々救われていました。 アガルート 合格者の声より
アガルート宅建士講座の受講者からは、講師のわかりやすい講義や親身なサポート体制に高い評価の声が集まりました。
お得に受講できる機会が豊富
アガルートの宅建講座受講料は下記のとおりです。
コース名 | 対象者 | 価格(税込み) |
---|---|---|
入門総合カリキュラム フル(テキストあり) | 初心者 | 64,152円 |
演習総合カリキュラム フル(テキストあり) | 学習経験者 | 97,020円 |
※価格は全て税込表示
アガルートの上記のように初心者向けと経験者向けそれぞれの講座を用意しています。また、テキストのあり・なしが選べる形態を採用しています。価格は予備校はもちろん、通信講座(オンライン講座)と比べて多少安価な価格設定になっています。
また、タイミングによっては最大20%OFFの割引制度も充実しているので、よりお得に受講できるチャンスもあります。受講前にぜひ一度確認してみましょう。
アガルートの宅建講座の詳細は、以下の記事で紹介しています。
6位:日建学院
ロゴ出典:日建学院公式HP
日建学院は建築士や宅建士など、建築・不動産関連の資格に強い資格予備校です。
TACや大原ほど資格学校としての知名度は高くないものの、宅建受験界ではかなりの存在感を放っている予備校です。
日建学院の特徴
日建学院の特徴はなんといっても合格実績の高さです。
2023年度試験の宅建試験における日建学院受講生の合格者数は2,554人と、他社の追随を許さない圧倒的な実績を誇っています。
日建学院は受講料が非常に高額
極めて優れた合格実績を持つ日建学院ですが、講座費用は予備校の中で最も高いです。
日建学院の各コースの受講料は次のようになっています。
コース名 | 対象者 | 価格 |
---|---|---|
スーパー本科コース | 全員 | 308,000円 |
本科コース | 全員 | 253,000円 |
短期集中コース | 全員 | 198,000円 |
直前対策コース | 全員 | 132,000円 |
直前攻略コース | 全員 | 55,000円 |
※価格は全て税込表示
ちなみに、学生であれば各コース50,000~80,000円安く受講することができます。とは言え、それでも依然として高額であることは変わりありません。
7位:ユーキャン
ロゴ出典:ユーキャン公式HP
ユーキャンは資格の通信講座の最大手として、数々の講座で高い信頼度を誇ります。
宅建講座はこの度大きくリニューアルされ、講座クオリティは大きくアップしているため、現在大注目の講座であるといえるでしょう。
ユーキャンの宅建講座の特徴
画像出典:ユーキャン公式HP
ユーキャンの宅建講座の特徴として、必要な内容に的を絞った教材にあります。
長年の試験傾向を分析して、頻出箇所に的を絞ってページ数を徹底的に削減しているため、無駄のない試験対策を進めることができます。
これらの内容は、動画講義やスマホでも手軽に学べることから、忙しい人でも効率よく学習を進めることができるでしょう。
ユーキャンで合格を掴んだ人の声
学びオンラインプラスは毎日活用しました。動画もすごくわかりやすかったです。 ユーキャンコミュニティ 学びーズより
添削課題の解説をいただいたことや、疑問に思ったことがあれば質問をして回答してもらえるというシステムがあるのは何よりも心強かったです。 ユーキャンコミュニティ 学びーズより
教材についてだけでなく、ユーキャンの講座が備える充実の学習サポートについて「気に入った」という声が多くみられました。
ユーキャンの価格はベーシック
ユーキャンの宅建講座は1種類だけであり、価格は一括払いの場合、63,000円(税込)となっています。
これは通信講座のほぼ相場通りの価格であり、講座のクオリティや信頼度を考えると非常にコスパのよい値段であるといえるでしょう。
ユーキャンの詳細はこちらも併せてチェック!
8位:資格の大原
ロゴ出典:資格の大原公式HP
資格の大原も極めて認知度の高い大手資格予備校です。
大原は様々な資格講座の中でも簿記や税理士、公務員講座で有名ですが、宅建講座でも毎年多くの合格者を輩出しています。
大原の宅建講座の特徴
大原の宅建講座の特徴は「40問正解戦略」に基づいたカリキュラムと「講義の満足度」でしょう
大原の40問正解戦略では的を絞った学習をすることで効率的に合格ラインを突破することを実現しています。例年宅建試験の合格点は50点満点中34~37点なので、40点を取る学習でも余裕を持って合格を目指せると言えます。
また、大原の講義の満足度は87%以上であり、ほとんどの受講生が「講義が分かりやすい」と感じていることが分かります。
大原の費用は標準的
大原の宅建講座(通学コース)の受講料は次のようになっています。
コース名(略記) | 対象者 | 価格 |
---|---|---|
宅建士合格コース・入門パック | 初心者 | 174,100円 |
宅建士合格コース | 初心者 | 151,500円 |
宅建士速修合格コース全員 | 初心者 | 124,000円 |
宅建士超短期マスター合格コース | 初心者 | 124,000円 |
10時間超特訓講座 | 経験者 | 45,000円 |
直前対策パック | 初心者&経験者 | 29,500円 |
※価格は全て税込表示
大原では入学時期によって講座費用は変わるものの、TACと比べると講座費用を抑えつつ合格を目指しやすくなっています。
予備校の宅建講座の中では標準的な講座費用だと言えるでしょう。
資格の大原の詳細はこちらも併せてチェック!
9位:資格スクエア
資格スクエアは、予備試験講座をはじめとして難関資格を中心に近年急速に存在感を増している通信講座会社です。
法律系資格に精通し、法律系の指導実績に優れた田中講師のわかりやすい講義が最大の魅力です。
森講師は、多くの人が躓く「民法」を担当し、難解な概念を具体例を混ぜながら内容をときほぐして説明をしてくれる点が大きな魅力です。
田中講師は、自身の宅建・行政書士・司法書士の受験歴を最大限活かし、合格に必要なテクニックを余すとこなく伝授してくれます。
講座費用は6~7万円台となっており、「標準〜やや高め」の値段設定となります。
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10位:資格スクール大栄
ロゴ出典:大栄公式HP
大栄も全国各地に数多くの校舎を持つ資格予備校です。
大きな特徴として「For You答練」という答案練習が存在し、自分の弱点をカバーすることのできるオリジナルの問題演習を行うことができます。
また、学習スタイルとしてインプットよりもアウトプットを重視しており、短期間で効率よく知識の定着ができるようになっています。
講座費用は予備校としては標準的となっています。
人気宅建講座の検証結果比較表
宅建講座 | 講座の特徴 | 講座費用 |
---|---|---|
フォーサイト | 不合格なら全額返金 | 安い |
TAC | 高い合格実績 | やや高額 |
スタディング | 最も安い通信講座 | 激安 |
LEC | 通学生もWEB受講 | やや高額 |
ユーキャン | 厳選した教材内容 | 安い |
日建学院 | 合格者数最多 | 超高額 |
アガルート | 合格すれば全額返金 | 安い |
大原 | 高い講座満足度 | やや高額 |
大栄 | 独自の答練が存在 | やや高額 |
資格スクエア | 実力は講師陣の講義が魅力 | 普通 |
このように比較してみると、出来るだけ安く講座を受講したいとお考えの方は通信講座をメインで検討することがおすすめであると言えます。
特に1位のフォーサイトは講座クオリティの高さや価格の安さに加えて、全額返金保証制度などアフターフォローも充実していることから、スキのない講座であるといえます。
よって、迷ったらまずはフォーサイトの講座から検討してみるのがおすすめです。
初学者向けの宅建士講座
フォーサイト
フォーサイトの宅建士講座で使用されているテキストは、頻出分野を分析し重要な内容を集中的に勉強していくように作られています。
レイアウトも全てフルカラーで作られているため視覚的にも理解しやすく、初学者の方でも安心して学習を進めていくことができるでしょう。
また、フォローシステムとして合格者スタッフによる質問受付を実施しているため、難しい箇所もしっかりと理解しながら進んでいくことができます。
TAC
TACには短期合格を目指していくうえで頼りになる質の高い講師陣と長年に渡って宅建士講座を開催してきたノウハウが集結したオリジナル教材が用意されています。
また、カリキュラムも無駄なことをせずに短期間での合格を実現させる戦略的なカリキュラムが用意されている点も特徴的です。
TACの講座の質の高さは圧倒的な合格実績にも現れており10年間で10,942名の合格者を輩出してきました。この様に、TACには初学者の方が安心して受講できるような質の高い宅建士講座が用意されています。
中・上級者向けの宅建士講座
LEC
LECの宅建士講座には学習経験者向けの再チャレンジ合格フルコースが用意されており、176,000円(税込)で受講することが可能です。
この講座は、圧倒的な演習量が用意されており、豊富なアウトプット作業と効率的な学習プログラムで合格に必要な得点力を向上させていきます。
そのため、再び宅建士試験にチャレンジしてみようと考えている方はLECの講座から検討してみることをおすすめします。
アガルート
アガルートの宅建士講座には演習総合カリキュラムという学習経験者向け講座が用意されており、テキスト付きで69,800円(税込)で受講することが可能です。
この講座では、インプットとアウトプットの反復に力を注ぐことで、着実な実力アップを図っていきます。
また、この講座は合格率に優れており全国平均の4,19倍の合格率71,2%を記録しています。学習経験者の方は、必ず次の宅建士試験で合格すると心に決めている方も多いでしょう。
そのような方にとって,全国平均の4,19倍の合格実績を誇るアガルートの演習総合カリキュラムはピッタリの講座だといえます。
費用を抑えたい人向け宅建士講座
スタディング
スタディングの宅建士講座の特徴は圧倒的な低価格な料金設定です。宅建士合格コースのスタンダードであれば19,800円(税込)で受講することができます。
また、スタディングの講座は料金面の安さだけでなく、通勤時間などのすき間時間に勉強を進めていきやすい機能が充実しています。
そのため、講座を選ぶ際に料金面の安さを大切にされる方はスタディングの宅建士講座から受講を検討してみるといいでしょう。
フォーサイト
フォーサイトの宅建士講座ではバリューセット1を59,800円(税込)と他社と比べても安価に受講することができます。
また、フォーサイトには宅建士講座のバリューセット3を対象とした全額返金保証制度があり、不合格であっても適用条件を満たせば全額返金を受けることが可能です。
出来るだけ費用を抑えてお金を無駄にしたくないと考えている人にとって、フォーサイトの全額返金保証制度は非常に魅力的な制度だといえるでしょう。
最短ルートで合格したい人向け講座
TAC
TACの学習スケジュールは戦略的カリキュラムに乗っ取り短期間での宅建士試験合格を可能にしています。
講義でインプットしていき、問題集を使ってアウトプットをしていくことに加えてミニテストで学習の定着度をチェックしていきます。このサイクルを回していくことは、合格に必要になる力を着実に伸ばしていくでしょう。
そのため、最短ルートで宅建士に合格したいと考えている方はTACの講座を検討してみることをおすすめします。
フォーサイト
フォーサイトは、合格点主義を採用しており、最短3か月の学習で宅建士試験合格を目指していきます。
この合格点主義は試験に合格することを第一に考え、全ての学習内容を網羅的に学んでいくのではなく、重要分野に絞って学習を進めていくことで最短ルートでの合格を実現させていきます。
このため、試験に受かることに集中し、短期間での合格を目指す人にとってフォーサイトの合格点主義はピッタリのカリキュラムだといえるでしょう。
宅建は独学での合格が難しくなっている
もちろん宅建試験に独学で合格される方もいらっしゃいます。
しかし近年の試験の傾向を見てみると、年々独学での合格は難しくなっていることが分かります。
試験は難化傾向が続く
宅建の受験者数は年々増加しており、2019年度試験では27万6千人と過去27年間で最多の受験者数を記録しました。
これと併せて、予備校や通信講座の利用者も増加しているので、合格争いをするレベルの高い受験者数が多くなっているのが現状です。
そのため試験の出題難易度が上がっても合格基準点が下がらず、これまでよりも高得点を取らないと合格できない試験になってきています。
民法は捨てられない状況に
宅建の合格点は一昔前までは33点前後で推移していたので、試験範囲の中でも特に難易度の高い民法については「捨てて」、他の科目で得点を稼いで合格するという方法も可能でした。
しかし近年の合格点上昇に伴いこうした作戦を取ることは不可能になっており、民法でもある程度の得点力が求められるようになりました。
民法改正の影響も顕著
独学を困難にしている最大の要因が、2020年度に行われた民法の大改正です。
この改正によりこれまでのように民法対策を過去問中心で行うことが極めて困難になります。
そのため予備校や通信講座の受講生であれば講師の方の最新のカリキュラムに準じて学習ができる一方で、独学者は自分で法改正情報をチェックし、自己流で対策する必要があるためです。 ノウハウが蓄積されていない領域の勉強は時間も労力も費やすことになります。
つまり、今回の民法改正で独学者と予備校・通信講座受講生の格差がこれまで以上に広がることが予想されます。
試験日程を把握して早めの対策を
宅建試験は毎年10月の第三日曜日に行われます。2022年度宅建試験10月16日に実施されました。
宅建試験は民法改正の影響もあり、毎年難化傾向にあると言われています。
また、多くの宅建受験生がそのことを察知して例年以上に対策を強化してくるので、受験者層のレベルも毎年向上している可能性が高いです。
宅建試験の対策は半年前後あれば可能だと言われていますが、2023年度試験に関しては早めの対策を取っておくに越したことはないでしょう。
よくある質問
予備校利用のデメリットはある?
はい、宅建の資格取得のための予備校利用にはデメリット・メリット双方あります。 こちらで簡単に紹介します。
予備校のデメリットは、金銭的負担と時間の拘束です。
予備校のメリットは、プロの講師によるわかりやすい授業と予備校からの手厚い学習サポートです。
一つ一つ紹介していきましょう。
デメリットは金銭面と時間の拘束
手厚いサポートがある反面、十数万円~30万円の金銭的負担や授業時間割に基づく拘束時間はデメリットといえるでしょう。
帰宅時間が不規則な方や、受験費用をどうしても数万円に抑えたい!という方は予備校以外にも通信講座や独学といった勉強スタイルが視野に入ることになります。
メリットは手厚いサポート
特に勉強に苦手意識を持っている方には、予備校のサポートは宅建受験の心強い味方となります。
独学では学習スケジュール作成からテキストの購入、模試の申し込み、学習スケジュールの修正、モチベーション管理、苦手対策、模試対策などすべて独力でこなさなければいけません。 試験勉強から長く離れていた方にとっては、試験日までに挫折しかねない壁がたくさんあるのです。
予備校は多くをカリキュラムに沿って提供してくれるため安心して勉強に臨むことができます。
予備校の選び方を教えて!
はい、予備校の選び方は以上でも説明したように以下の4つを意識しましょう。
- 費用相場をしっかりと把握しよう
- 通学か通信か自分にあった方を選ぼう
- 通学したい時は通いやすいように立地を意識しよう
- 講座ごとの特徴とメリットを知っておこう
この4つのポイントを意識しながら自分にあった予備校を見つけることが合格への第1歩ですので予備校選びは丁寧に行いましょう。
独学でも合格できる?
はい、独学でも宅建士合格は可能です。
しかし、近年の宅建士講座は難化傾向にあるため年々独学だけでの合格は難しくなってきている現実があります。
予備校に通った方が独学で勉強を進めていくよりもプロの講義を聞けるため合格率はより高くなりやすいですし、理解もスムーズに進んでいきます。
費用面を気にする方には、通信講座などの比較的安価で受講できる講座を選ぶことをおすすめします。
数万円を勿体なく思い無駄な時間を試験勉強に費やさないように注意してください。
宅建士に合格するにはどれくらいの勉強量が必要なの?
はい、宅建士に合格するために必要な勉強時間は約300時間と言われています。
早い方だと1ヶ月程度で合格可能ですが、基本的に学習期間は半年ほどを見ておくと安心です。
また、宅建士の試験は年に1回のみ行われていますので上記の勉強時間を目安に試験日から逆算して勉強のスケジュールを立てておくようにしましょう。
宅建資格って一生有効ですか?
宅建士資格は5年ごとの更新・法定講習の受講が宅建業法第22条で定められています。
資格の有効期間満了となる半年前から法定講習を受講することが可能です。
1回あたりの法定講習の受講料は16,500円ですが、受講さえすれば一生ものの資格といえるでしょう。
年齢・性別・学歴問わず誰でも受験・合格可能である国家資格のため、一生ものの資格を手に入れたい方に非常にお勧めの資格です!
独学と予備校はどちらがおすすめ?
独学と予備校ではメリット・デメリットが異なります。 そのため、各受験生によって独学と予備校どちらがおすすめか異なります。
独学のメリットは、低価格で好きな時間に勉強ができる点です。
しかし、宅建士ほどの難易度の高い国家資格となると、勉強の習慣がない受験生にとっては合格難易度がぐんと高まり、デメリットが大きくなります。自分でのスケジュール管理やモチベーション維持は、勉強が得意でない方にとっては挫折の大きな要素となります。
一方で、宅建試験の予備校利用は「モチベーション維持」ができる点が大きな魅力です。プロが作成したカリキュラムや仲間や講師がいるなかで勉強できる環境というのは、人によっては数十万の価値が大いにあります。
そして、デメリットは高額な受講料や毎週校舎に通う肉体的な負担が挙げられるでしょう。
宅建の予備校まとめ
宅建の予備校まとめ
- 予備校を利用する場合は通学がおすすめ
- 通学の場合は立地も重要
- 通学の時間が取れない場合や費用を抑えたい場合は通信講座も検討しよう
宅建の予備校について説明しました。
宅建は様々な業界で重宝され、就職・転職にも強い魅力的な資格です。
予備校や通信講座を活用して宅建試験を突破し、キャリアアップへの第一歩を踏み出しましょう!