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【最新版】宅建試験の合格点は?今後の合格ラインの推移を予想!

更新日時 2019/10/03

「宅建の合格点は何点?」「過去のボーダーラインはどれくらいだった?」「今後の合格ラインはどうなる?」

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

宅建の合格点や合格ラインは、受験生にとって最も気になる情報の一つではないでしょうか。

宅建は誰でも簡単に受かるような試験ではありませんが、合格点の背景にあるものを知り、しっかり対策することで十分に合格を狙えます。

ここでは宅建試験の合格点について、今後の合格ラインの推移を予想しながら徹底的に考察していきたいと思います。

この記事を読み終わる頃には、宅建の合格ラインがイメージできるはずです!

宅建の合格点をざっくり説明すると
  • 宅建の合格点は年度ごとに変わリ、試験は相対評価に基づく
  • 合格ラインはあらかじめ決まっているわけではない
  • 過去10年間のボーダーラインは31点~37点である
  • 今後、合格基準点が上がり続けることは考えにくい

宅建の合格基準点を見る際の注意点

ドアと豆電球

宅建は相対評価の試験です。合格基準が絶対評価の試験とは異なる部分があり、合格基準点を見るときにも注意が必要です。

合格基準点の決まり方

「宅建は何点取れば合格できる?」といった疑問があるかもしれませんが、宅建の合格点は試験前の段階では分かりません。というのも宅建試験は試験終了後に合格基準点が決まるからです。

宅建は相対評価の試験といわれています。スクール関係者や受験生の間では 「合格者数と合格率を一定のラインにするために、合格基準点を調整している」という予測もあるようです。

宅建士試験では合格点が事前に設定されていないので、合格基準点はその年ごとの試験問題の難易度に左右されることになります。具体的には、問題が難しければ合格基準点が低くなり、問題が易しければ高くなります。

相対評価の試験なので、受験生の質が上がって合格点が40点以上に跳ね上がるのではないかと心配になる方もいらっしゃるかもしれませんがその点は心配しすぎる必要はありません。

問題を作成する側も、過去のデータ等から受験生が簡単に解けそうな問題や難しい問題などを分析して、合格率に対して合格基準点が妥当な範囲内に収まるように意識しているといえるでしょう。

合格基準点と試験難易度の関係を誤解しない

「合格基準点が高いと試験難易度も高い」と勘違いする方もいらっしゃいますが、合格基準点と試験難易度は比例するわけではありません。 では双方の関係性はどのようなものなのでしょうか?

たとえば、受験生が解けないような難問が多く出題されれば、試験の難易度は上がります。そして、試験が難しければ合格基準点は低くなるはずです。

この考え方からすると、むしろ合格基準点が高いということは、多くの受験生が得点しやすかったということであり、試験自体は簡単だったという見方もできます。

しかし、試験の難易度だけでなく、他にも受験生のレベルの高さや受験者数などが、合格基準点に大きく影響します。

したがって、合格基準点だけを見て試験の難易度を判断することはできないといえます。

宅建の合格点の推移

グラフの写真

ここでは宅建の合格率や合格点の推移などを、試験の難易度と合わせてみていきたいと思います。

直近10年の宅建の合格点の推移

直近10年の受験者数、合格率、合格点の推移を以下の表に示しました。

年度 受験者数 合格率 合格点(一般受験者)
2009年 195,515人 17.9% 33点
2010年 186,542人 15.2% 36点
2011年 188,572人 16.1% 36点
2012年 191,169人 16.7% 33点
2013年 186,304人 15.3% 33点
2014年 192,029人 17.5% 32点
2015年 194,926人 15.4% 31点
2016年 198,463人 15.4% 35点
2017年 209,354人 15.6% 35点
2018年 213,993人 15.6% 37点

上記のデータによると、28年度~30年度の合格基準点は35点を超えており、ここ数年の合格基準点は高い傾向にあることが分かります。

合格率は10年間で15%から17%の間を維持しており、合格率については変動が小さいといえます。

数値をみても、合格基準点が高くても低くても、合格率にその影響が及ぶわけではなく、合格基準点と合格率には相関がないことが分かります。

宅建試験の難易度は上がっている?

宅建の受験者数が年々増加しているにもかかわらず、合格率に大きな変化はありません。

したがって、数値上は難易度の変化は読み取れない、つまり難易度は一定であると判断できます。

一方で近年では、宅建の士業化や通信講座の普及などに伴い、レベルの高い受験生が増加しており、以前より合格しにくくなっているのが実態です。

宅建は他の国家資格よりも取得しやすい部類に入りますが、ある程度の勉強時間を確保して計画的に取り組まなければ、合格するのは難しいといえます。

また、宅建士の質を一定に保つためには、それ相応の合格ラインを設定する必要があります。

受験者の上位15%に入るためには、熾烈な競争に勝ち抜くべく試験勉強をする必要があり、必然的に受験生のレベルも上がってきます。

すなわち、合格基準点が上昇するのも、得点率の高い受験生が増えたことが原因だと推測されます。

2019年度宅建士試験の合格点を予測

女性とハテナマーク

ここでは宅建試験の今後の合格点合格ラインを中心に考えていきたいと思います。

今後の合格基準点はどうなる?

長年にわたり合格基準点に大きな変化はなく、ここにきて毎年上昇を続けるというのは考えにくいです。

むしろ、宅建試験の難易度がさらに上がることで、受験生の得点が下がり合格基準点は37点以下に落ち着くと推測されます。

合格ラインが8割を超えてしまうと、試験は最低限の知識を身につけさせるという国家試験の本来の目的から逸脱したものとなってしまいます。

宅建は不動産取引を公正に行うプロであり、重要なのは試験を通じて専門的な知識を身につけることです。

今後、不動産業界などで宅建士の需要がどのくらい見込まれるか、国が宅建士をどこまで増やそうとしているかによっても、合格者の数が左右される可能性があります。

合格者数と合格率は合格基準点に影響します。しかし、合格基準点が上がるのではないかと心配しすぎず、今できる勉強を最大限にやっておくことが大切です。

2019年度宅建士試験の合格ラインは?

今後の合格ラインはどうなっていくでしょうか?

結論から申し上げると、合格ラインは高くても37点だと推測されます。そしてボーダーラインは34点~37点だと思われます。

なぜなら過去10年間で、一度も37点以上の合格点が出ていなかったにも関わらず、2018年に合格点が37点に達してしまったので、ここからさらに38点39点と合格点が上がり続けるのは考えにくいからです。

また、問題の作成者は、過去の受験生の正答率など、あらゆるデータから、易しい問題や難しい問題を分析しています。極端な話をすれば、試験は簡単にすることも難しくすることもできるのです。

しかし宅建士のレベルを一定に保つためにも宅建試験の信頼性が損なわれることがあってはなりません。「○%の合格率で△△点の合格基準点」という形で想定をして、それに合わせて問題を作っているようにも考えられます。

とはいえ、結局のところは、実際に試験を見てみないとわからないのが現状です。

今できる対策方法

合格ラインを突破するために計画的に対策していくことは重要です。しかし、無理に8割以上を目指して勉強する必要はありません。

今できることは、これまで通り7割強、つまり37点以上を目指して勉強することといえます。

37点以上を得点するには、民法などの難しい科目であっても、ある程度得点する必要があります。試験の配点や合格基準点から考えても、特定の科目だけに偏って勉強するのはおすすめできません。

合格するためには、たとえ苦手科目があっても捨て科目を作らずに、まんべんなく勉強することが肝心です。 各科目の基本問題を確実に解けるようにすることが大切です。

そもそも基礎知識をつけることが、国家試験の意義です。資格を取得することの目的を意識して、宅建士になるために必要な知識を習得していこうとする姿勢が大事だといえるでしょう。

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合格点を目指すために意識したいこと

親指を立てる手

合格点に届くためには、勉強法を工夫する必要があります。

まず、他の受験生もできるような落としてはいけない問題は確実におさえておきましょう。次に、過去問をやり込んでおくことがカギになります。

過去問の問題と解答を暗記するのではなく、条文や判例など、重要論点を理解しておくことが大切です。違った角度から出題されても、論点が分かっていれば対応することができます。

そして、試験本番で分からない問題が出ても、落ち着いてできる問題から解くようにしましょう。満点を取る必要はないのです。

また、独学での学習にこだわって何年も連続で不合格になってしまうのはあまり賢い選択ではありません。

もしも自分だけの力では合格は難しいと感じたのであれば、通信講座等の受講も検討するのが良いでしょう。

通信講座の中には合格率が平均の4倍以上という圧倒的な合格実績を誇るものもあります。きっとあなたの学習を大きく助けてくれるでしょう。

宅建の通信講座については、以下の記事でランキング形式で紹介しています。

宅建の合格点まとめ

宅建の合格点まとめ
  • 宅建は相対評価に基づく試験で、合格点は受験者数や受験生のレベルにも影響される
  • 数値上では、試験の難易度は一定であるが、近年合格は難しくなってきているのが実態
  • 今後の合格ラインは34点~37点(高くても37点)だと推測される
  • 合格基準点の上昇を心配しすぎず、今できる勉強をしよう

ここまで宅建の合格点について詳しく考察してきました。試験勉強にぜひ役立てて頂きたいと思います。

合格ラインを突破できるように、しっかりと対策して試験本番に臨んでください。応援しています!

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