【2024最新】宅建通信講座ランキング|おすすめ17社を徹底比較!
この記事は専門家に監修されています
宅建士
関口秀人
「宅建士の通信講座を探してるけど、多すぎてどれを選べば良いのか分からない…」
そんな悩みをお持ちの方も多いと思います。
実際、宅建士の通信講座は非常に数が多く、一つ一つ調べていては途方もない時間がかかってしまいます。
特に初めて宅建士試験に挑む方の場合、なんとなく通信講座を選んでしまい、後になって「自分にはこの通信講座は合わなかった・・・」と後悔してしまうことも少なくありません。
そこでこの記事では、資格Times運営陣が宅建士の通信講座をあらゆる面から徹底的に分析し、通信講座選びにもっとも大切な
- 講座費用の安さ
- 教材の分かりやすさ
- 受講生に対する学習サポート
- 合格率
- 会社の信頼性
の5つのポイントをもとにランキング形式で紹介します!
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宅建おすすめ通信講座ランキング
以下では、宅建のおすすめ通信講座をランキング形式でご紹介します。
1位:フォーサイト
項目 | 点数 | 内容 |
---|---|---|
価格 | 17 | 59,800円(バリューセット1)と標準的な講座価格。 |
教材 | 20 | 出るところだけに絞った無駄のないカリキュラムが人気。テキストはフルカラーかつ図表も豊富なので非常に分かりやすい。 |
サポート | 20 | スマホで勉強もスケジュール管理も可能。さらに不合格なら受講料全額返金とサポートも万全。 |
合格率 | 20 | 受講生の合格率は76.1%、合格者数は721名と業界トップクラスの合格実績が魅力。 |
信頼性 | 20 | 数多の資格講座で抜群の実績を誇る名門。教育訓練給付制度の対象講座でもあるので信頼度は抜群。 |
合計 | 97 | 宅建講座で1番のおすすめ! |
業界最高クラスの受講生合格率!
フォーサイトの宅建士講座の最大の特徴は全国平均の4.63倍という業界最高クラスの合格率です。
テキスト・講義・スマホ学習システム、どれをとっても非常にクオリティが高く、これら全てが高い合格率を支えていることが伺えます。
さらに2020年度からは「不合格者への全額返金制度」を導入し、他の追随を許さない通信講座となりました。
講座費用が特別安いわけではありませんが、合格というゴールを見据えるのであれば1番おすすめの宅建講座です。
フォーサイトの評価項目
コース名 | コース内容 | 価格(税込) |
---|---|---|
基礎講座 | 合格まで必要な一通りの教材 | 47,800円 |
過去問講座 | 過去問を中心とした演習コース | 47,800円 |
直前対策講座(1) | 法改正・統計資料対策 | 10,800円 |
直前対策講座(2) | 択一対策 | 10,800円 |
直前対策講座セット | 直前対策2つ同時申し込み | 16,800円 |
科目別答練講座 | 試験直前期に各科目50問ずつ演習するコース | 21,800円 |
バリューセット1 | 基礎講座+過去問講座 | 59,800円 |
バリューセット2 | 基礎+過去問+直前対策 | 64,800円 |
バリューセット3 | 上記内容全て+全額返金保証 | 69,800円 |
フォーサイトの1番人気のコースである「バリューセット1」は59,800円(税込)で受講可能です。宅建講座の費用相場がおよそ60,000円なので、相場と同様の価格です。
また、全額返金制度が適応される「バリューセット3」は69,800円(税込)となっています。
バリューセット3は相場費用よりも割高ですが、期間限定で割引されることも多いことや、返金制度も存在することを考慮すると、決して高すぎるということはありません。
このように、フォーサイトは相場と同等の価格で最高峰の学習サービスを受けられる講座となっています。
画像出典:フォーサイト公式HP
フォーサイトのテキストは他の通信講座と比較しても非常に薄く、範囲を絞った効率的な勉強をすることが出来ます。
また、テキストはフルカラーで作られており視覚的に記憶しやすくなっているのも素晴らしいです。
図表やイラストの量も非常に多く、初学者でも安心して取り組めるでしょう。
さらにフォーサイトでは講義動画の質にもこだわっており、講義は生徒から大人気の熟練講師が担当しているほか、映像は全て専用スタジオでハイビジョン撮影されています。
画像出典:フォーサイト公式HP
フォーサイトのサポート体制は、受講生が最高の環境で試験勉強できる支援を行っています。
特に、リニューアルしたeラーニングシステム「ManaBun」は、スマホ1つで講義の視聴から学習スケジュール管理まで全て一元化して行える非常に優れた学習機能であるといえるでしょう。
現在はペースメーカーに最適なライブ授業「eライブスタディ」が好評を集めており、こちらを活用することで通信講座でありながら対面授業のような臨場感を持って学習を進めることが可能です。
また、フォーサイトの不合格者への全額返金制度も大きな魅力です。これは、フォーサイトを受講すれば、「合格するか、タダで受講できるか」の2択に自然と絞られる破格の制度です。
また、こうした返金制度にありがちな「返金条件の異常な厳しさ」もなく、講座に沿って勉強していれば正当に返金制度を受けられるようになっている点も嬉しいポイントです。
画像出典:フォーサイト公式HP
フォーサイト宅建講座受講生の2023年度の合格率は76.1%で、合格者数は驚異の721名に上りました。
合格率の全国平均が17.2%であることを考えれば、如何に飛び抜けた数字であるかがよく分かります(平均の4.42倍)。
ちなみに前年度2022年のフォーサイト受講生の合格率は75.0%であり、この年も全国平均の4.41倍という実績を出しています。
毎年高い合格率を維持し続けているのは、フォーサイトの講座内容が本当に高品質であることの証といえるでしょう。
フォーサイトは宅建士講座を含め、全ての資格の講座で7年連続全国平均合格率を大幅に上回っています。
会社として高品質な講座を展開するノウハウを持っていることは間違い無いでしょう。
また、フォーサイトの宅建講座は厚生労働省に認められた教育訓練給付制度の認定講座でもあります。
会社の信頼度はこの上なく高いと判断できます。
フォーサイトはどんな人におすすめ?
フォーサイトの宅建講座は教材の質や合格実績など、あらゆる面でトップクラスの品質を誇る大変優れた講座となっています。そのため、講座選びで迷ったらまずはフォーサイトから検討しておけば間違いないでしょう。
ただし、講座の料金だけは相場よりも若干高めであり、講座費用の安いスタディングやスタケンと比べると2倍以上の出費となってしまうので、「とにかく安さ重視」という方には少々不向きと言えそうです。
フォーサイトを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
通信講座初体験の為不安はありましたが、届いた教材を見て、とても見易くテキストも薄かったので、これなら大丈夫と思い勉強を始めました。受講ガイドや入門講座等で、一から丁寧に教えて頂けたので、効率よく勉強出来たと思います。テキストはカラーでイラスト入りのため、飽きることなく集中出来ました。 フォーサイト合格者の声
フルカラーでポイントごとにスッキリまとめられており、とても見やすいテキストでした。 個人的にはテキストの随所にあるコラムが好きで、勉強の息抜きやモチベーションの維持の薬になりました。 フォーサイト合格者の声
フォーサイトだけで合格出来ました。
他社の直前予想問題集やその他の教材は一切使わずに、最終的には43点で合格することが出来ました。
窪田先生からの「先週は死ぬほど勉強しましたか?」のメールは毎回モチベーションが上がりましたし、具体的な学習方法もメールをいただけるので、最後まで迷うことなく突き進み、合格することが出来ました。
本当にありがとうございました! フォーサイト合格者の声
上の声以外にも多くの人が、学習しやすいテキストと勉強時間を確保しやすいeラーニングシステム「ManaBun(旧:道場破り)」について絶賛していました。
また、講師の窪田先生の指導力の高さ・人柄の良さを絶賛する声も大変多かったです。
受講生の口コミ・評判を見ても、フォーサイトの講座のレベルの高さが証明されているといえるでしょう。
項目 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
価格 | 59,800円 | 相場並み 資料請求経由のお申し込みで10,000円割引 |
テキスト | フルカラーテキスト | 出るところだけに絞った無駄のない学習設計 記憶定着率の高いフルカラーテキスト 理解・暗記を助ける図解テキスト |
講師 | 窪田義幸 真鍋サキ(バーチャル講師) |
講義動画は専用スタジオでハイビジョン撮影 鮮明で聞き取りやすい講義 |
オンライン学習 | ManaBun(旧:道場破り) | 特許取得の独自のeラーニングシステム スマホ・PCであらゆる教材を利用可能 eライブスタディ(ライブ配信授業)も大好評 |
合格実績 | 全国平均の4.42倍の合格率 (令和5年度) |
業界最高レベルの合格率 受講生の過半数が合格 |
サポート体制 | 質問対応 全額返金保証(不合格時) 教育訓練給付制度の対象講座 |
各種サポートも万全 不合格の場合は全額返金 合格特典はほとんど無い |
フォーサイトのキャンペーン・割引情報
割引名 | 期限 | 対象講座 | 割引内容 |
---|---|---|---|
資料請求割引 | - | バリューセット1~3 | 資料請求するとセット価格から10,000円割引 |
全額返金保証 | - | バリューセット3 | 不合格で条件を満たした場合全額返金 |
教育訓練給付制度 | - | バリューセット1・2・3 | 対象講座で条件を満たした方に学費の20%(最大10万)が支給 |
合格祝い | - | 直前対策・科目別答練講座は対象外 | 本試験合格で条件を満たした際にAmazonギフトコード最大2,000円プレゼント |
ダブルライセンス割引制度 | - | バリューセット1・2・3 | すでにフォーサイトを受講された方で2つ目の対象資格講座で受講料が最大7,000円OFF |
以下にフォーサイト宅建講座の実体験レビュー記事を掲載しておりますので、教材の中身をより詳しく知りたい方はぜひご覧ください。
2位:スタディング
項目 | 点数 | 内容 |
---|---|---|
価格 | 20 | 標準コースが19,800円で受講可能。業界最安値の宅建講座。 |
教材 | 19 | スマホ学習に特化した高品質な教材が特徴。通勤時などの隙間時間に学習を進められる点が人気を集める。 |
サポート | 17 | AIによる実力測定やスケジュール管理など独自のサポートシステムが充実。ただし質問対応はオプション料金が必要なので注意。 |
合格率 | 20 | 2023年度試験では1,085名もの合格者を輩出しており、実績も申し分ない。 |
信頼性 | 19 | 上場企業運営の大人気オンライン講座。なお、教育訓練給付制度は対象外。 |
合計 | 95 | スマホで学べるコスパ抜群の講座! |
スマホ学習に特化したコスパ抜群の講座
スタディングの宅建講座で目を引く特徴といえば、その講座費用の安さでしょう。
相場の3分の1以下の価格で講座を提供しており、もちろん業界最安値の通信講座となっています。
安くても講座のクオリティは非常に高く、スタディング独自のスマホ学習システムは隙間時間での学習を最大限サポートしてくれます。
なるべく安い通信講座を受講したいとお考えの方には特におすすめの講座です。
スタディングの評価項目
コース名 | 価格(税込) |
---|---|
宅建士合格コース ミニマム | 14,960円 |
宅建士合格コース スタンダード | 19,800円 |
宅建士合格コース コンプリート | 23,430円 |
冊子版オプション | 7,480円 |
スタディングの最も標準的なコースである「宅建士合格コース スタンダード」では、講座費用が19,800円(税込)という破格の安さとなっています。
ただしこちらのコースには冊子版のテキストがついておらず、デジタルテキストしか存在しません。
学習効率を考えれば冊子版のテキストをオプションで購入するのがおすすめです。
冊子テキストの価格は7,480円(税込)であり、これを加えても合計で27,280円(税込)なので、最安値であることに変わりはありません。
また、合格者には合格祝いとして3,000円分のAmazonギフト券が貰えるのも嬉しいポイントです。
なお、学生であれば20%OFFで講座を受講できる「スタディング学割」を利用できるので、さらにお得に受講することが可能です。
画像出典:スタディング公式HP
スタディングはスマホ1台であらゆる学習ができるように様々な機能が搭載されています。
スマホで講義を受けたりテキストを確認したりするのはもちろん、問題集や過去問演習、学習スケジュールの管理や講義ノートを作成したりすることも可能です。
これにより、場所や時間を選ばず常に効率的な勉強を行うことができます。
スタディングの学習サポート機能には、モチベーション維持に繋がる「勉強仲間機能」や勉強の全体像を可視化できる「学習フロー機能」などがあります。
このようにスタディング独自のサービスが存在する一方で、他の通信講座にあるような質問対応サービスが基本的には付いておらず、質問をするためにはオプションの利用が必要です。
オプション | 価格(税込) |
---|---|
Q&Aチケット1枚 | 1,500円 |
Q&Aチケット5枚 | 6,000円 |
Q&Aチケット10枚 | 9,000円 |
そのため「分からないことが質問できるから・・・」という理由で通信講座をお選びの方は、オプションの利用を忘れないようにしましょう。
スタディングの合格者数は1,085名となっており(2023年度合格者)、スキマ時間のスマホ学習で十分合格を狙えることが明らかになりました。さらに学習期間3ヶ月の短期合格者も輩出しています。
2万円を切る価格でここまでの実績をたたき出す講座は他になく、コスパの良さと実績の高さを兼ね備えたハイレベルな講座であることが証明されたといえるでしょう。
よって、仕事で忙しい方や金銭的な負担を最小限に抑えたいとお考えの方は、ぜひスタディングの受講を検討してみてください。
スタディングを運営している「KIYOラーニング」は2018年のベストベンチャーにも選出され、2020年には東証マザーズ(現:東証グロース)上場を果たした多方面から注目を集めている会社です。
スマホを活用した学習という、今の時代に合った勉強法が多くの受講生の評判を集めており、受講者数も右肩上がりで急増しています。今後ますます存在感を放っていくことは間違いないでしょう。
ただし、教育訓練給付制度の対象講座ではないので、本制度を活用したい方はお気をつけください。
スタディングはどんな人におすすめ?
スタディングは数ある宅建講座の中でも圧倒的な安さを誇るので、できるだけ出費を抑えて勉強したい方には極めておすすめです。
また、安くても学習システムは非常に洗練されており、スマホ学習の利便性は業界最高クラスなので、スマホを使って効率よく学びたい方にはぴったりの講座だと言えるでしょう。
スタディングの宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
机に向かう元気の無い時も寝転がったままアプリで動画を見たり問題を解いたりしていました。勉強をするハードルが下がったため、隙間時間でちょこちょこやったりマイノートを確認したりしていました。マイノートの暗記マーカーの機能も気に入っています。 スタディング合格者の声
スタディングの講義で理解を深め、過去問も手軽にスマホで何回も練習できたおかげで、合格することができました。 問題を解き、すぐに答え合わせと解説を見て覚える、という作業を繰り返し行いました。 とても学習効率がよかったです。AI学習診断もやる気アップに繋がりました。 スタディング合格者の声
竹原先生の講義は秀逸です。無駄なことが無く、要点を端的に教えてくれます。それでいて、飽きさせないように時々クスっと笑える所があり、講義が全然飽きませんでした。講座料金も安く、無駄な機能も無いので本当に大満足です。 スタディング合格者の声
「忙しい私でもスマホ学習で合格までたどり着けた」という意見が最も多く聞かれました。
講義もわかりやすくAI問題復習等のオンライン教材も充実していることから、スマホ1つでも十分試験に合格できるコンテンツをそろえているといえます。
実際、スタディングだけで合格できたという口コミも非常に多いので、完全オンラインの講座でも安心して学習を進めることができるでしょう。
項目 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
価格 | 19,800円(合格コース スタンダード) | 相場の半額以下 業界最安値の宅建講座 |
テキスト | デジタルテキスト | 学習範囲を絞った効率的な教材 冊子版もオプションで購入可能 |
講師 | 竹原 健 | 1本10分〜20分の学びやすい講義時間 スマホ学習に最適化された講義画面 指導のクオリティも極めて高い |
合格実績 | 854名以上(2022年度) | 毎年多くの合格者が確認されている |
サポート体制 | 学習レポート機能 勉強仲間機能 質問対応は追加料金が必要 |
オリジナルの学習補助機能が多数搭載 快適なオンライン学習が可能 合格後の特典は標準的 |
スタディングのキャンペーン・割引情報
割引名 | 対象講座 | 割引内容 |
---|---|---|
合格お祝い制度 | 宅建士合格コース | 試験合格でAmazonギフト券3000円分プレゼント |
スタディングについて合わせて読みたいおすすめ記事!
3位:アガルート
項目 | 点数 | 内容 |
---|---|---|
価格 | 18 | 入門総合カリキュラム/ライト:54,780円 相場よりも安く受講可能。 |
教材 | 19 | フルカラーで読みやすさに力を入れているテキストが特徴。 |
サポート | 18 | 質問回数はライトカリキュラム10回・フルカリキュラム30回 毎月1回のホームルーム、学習サポーター制度が実施されるなどサポートは手厚い。さらに合格者は受講料全額返金という破格の合格特典が存在。 |
合格率 | 18 | 受講生合格率は全国平均の3.77倍(2023年度試験実績)と非常に高い。 |
信頼性 | 19 | 受講生が急増中の注目講座。なお、教育訓練給付制度の対象ではない。 |
合計 | 92 | 合格すればタダで受講できる! |
合格特典が魅力のバランスの良い講座
アガルートの宅建講座はフルカラーの教材、高い合格率、質問対応や全額返金制度など、非常にバランスのとれた通信講座となっています。
特に合格特典の豪華さは随一であり、アガルートの講座を利用して合格した場合は無料で講座を受講することができます。
一発合格する自信のある人にとっては夢のような特典です。
アガルートの評価項目
種別 | コース | 価格(税込) |
---|---|---|
入門 | 入門総合カリキュラム/フル | 71,280円 |
入門 | 入門総合カリキュラム/ライト | 54,780円 |
中上級 | 演習総合カリキュラム/フル | 107,800円 |
中上級 | 演習総合カリキュラム/ライト | 76,780円 |
初学者の方は、54,780円(税込)〜のお値段でアガルートの講座を受講することができます。
これは相場の6万円と比較すると、やや安い〜一般的な価格設定であると言えます。
ただし、再受験生向けの演習総合カリキュラム講座は、ライト・フルともに入門総合カリキュラム講座と比較してお値段が張ってしまうため注意が必要です。
さらに最大20%OFFの各種割引制度や合格者向けの全額返金保証を活用することできるため、他社よりもお得に受講できる機会は豊富であるといえるでしょう。
画像出典:アガルート公式HP
アガルートではオリジナルのフルカラーテキストを提供しています。
フルカラーであることは単に読みやすいだけでなく学習効率をあげることが複数の研究で証明されています。
また、講義動画は集中力が持続するように1つあたり10分程度の長さとなっているなど、効率の良い学習を目指した様々な工夫が凝らされています。
一方でスマホを活用した学習システムは講義動画の視聴程度であり、eラーニングシステムの充実度は他講座と比べてやや見劣りします。
画像出典:アガルート公式HP
アガルートの宅建講座は合格者特典として「受講料の全額返金制度」を用意しています。
この上なく合格特典が豪華であり、こうした制度は学習のモチベーション維持にも役立つでしょう。
また、学習オリエンテーション、月1回のホームルーム、学習スケジュールを相談できる学習サポーター制度も受講生にとっては安心のサポートです。
一方で、不合格者に対する補助や再受講制度などは用意されていません。
画像出典:アガルート公式HP
2023年の宅建士試験において、アガルート受講生の合格率は64.8%でした。
この年の合格率の全国平均は17.2%だったので、実に3.77倍の合格率を記録していることが分かります。
数字上はフォーサイトの合格率に及ばないものの、多くの通信講座が合格実績を公開していない中で、合格率を算出・公表している点にも好感が持てます。
通信講座を提供しているアガルートアカデミーは2013年に設立した比較的新しい会社です。
宅建講座についても現時点では教育訓練給付制度の認定講座ではないので、少々不安が残る点もあります。
一方で、近年では各講座で数多くの合格者の声が上がっており、宅建講座に関しても受講生が直近3年間で7.58倍に伸長するなど極めて勢いのある講座となっています。
また実際に受講した受講生からの評判も大変良いので、決して信頼性が低いということはないでしょう。
アガルートはどんな人におすすめ?
アガルートはあらゆる宅建講座の中でも特に豪華な合格者特典を用意しています。
合格時のコスパの良さは言うまでもなく全講座の中でNo.1なので、一発合格する自信のある方はアガルートの宅建講座が向いていると言えるでしょう。
また、合格特典を目標に頑張るということも可能なので、なかなかやる気が出ずに勉強が続かないという方にもおすすめです。
アガルート宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
テキストもコンパクトで過不足なくまとめられており、負担感もあまりなかったように振り返ります。 テキストの中では「総まとめ講座」のテキストが、左側に適度・適量の洗練された問題、右側に要点がコンパクトにまとめてあって、直前期は非常に重宝しました。 アガルート合格者の声
広い範囲をカバーしつつ、出にくい分野は「余裕があればすればよい」とおっしゃっていたので、無駄を省いた非常に割り切った勉強が出来たと思います。
適切なアドバイスのおかげです。 アガルート合格者の声
宅建は2度目ということもあり、もう落とせないという緊張で疲弊していた時期もありましたが、Facebookでの質問を丁寧に答え下さる等、手厚いサポートに日々救われていました。 アガルート合格者の声
アガルートの宅建講座は、主にテキストのクオリティが高い点、講義が必要十分量で合格に直結している点が高い評判を得ていました。
項目 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
価格 | 入門総合カリキュラム/ライト:54,780円 | 受講料相場と比較してやや安い〜同等の価格設定 |
テキスト | フルカラーテキスト | 視覚的な理解を助ける色分けされたテキスト スマホでも教材を閲覧可能 |
講師 | 小林美也子、工藤美香、林裕太、横田政直 | 充実の講師陣による指導が受けられる 1講義の時間がコンパクトで学びやすい |
合格実績 | 受講生合格率は64.8%(2023年度) | 平均の3.50倍の合格率を記録 |
サポート体制 | 質問対応 月に1回のホームルーム |
質問はライトカリキュラム10回/フルカリキュラム30回 ホームルームで学習ペースを維持しやすい |
アガルートについて合わせて読みたいおすすめ記事!
4位:ユーキャン
項目 | 点数 | 内容 |
---|---|---|
価格 | 15 | 講座費用は63,000円と標準的〜少し割高。 |
教材 | 18 | 初心者でも安心な分かりやすいテキストが特徴。必須ポイントに絞って効果的にアプローチできる。 |
サポート | 18 | ユーキャンならではの添削指導付き。大手ならではの安心のサポートが受けられる。 |
合格率 | 20 | 2022年の合格者1,494人と合格実績も抜群。 |
信頼性 | 20 | CMでお馴染みの大手通信講座会社が運営。 |
合計 | 91 | リニューアルで大幅パワーアップした最新講座! |
あのユーキャンの講座が更にグレードアップ
ユーキャンの宅建講座は、2020年からのリニューアルにより、講座の内容が大幅グレードアップした今大注目の講座です。
テキストは内容を改めて見直すことで、合格に必要な知識だけを厳選して、ページ数を極力少なくしています。
また、学習管理から動画講義視聴・弱点の克服まで全てスマホ1つでできるため、忙しい人も効果的に実力をアップさせられる講座となっています。
これらのパワーアップにより、受講生がより合格までの学習を進めやすくなったといえるでしょう。
ユーキャンの評価項目
名称 | 価格(税込) |
---|---|
宅地建物取引士講座 | 63,000円 |
ユーキャンの宅建講座は63,000円(税込)となっており、相場の6万円と比較するとやや高いくらいでほとんど同じであるといえます。
クオリティもリニューアルで大きく向上したので、この価格設定は妥当であるといえるでしょう。
また、ユーキャンの宅建講座は教育訓練給付金制度の対象講座となっており、条件を満たすことで、価格の最大20%が支給されるため、こちらも必ずチェックしておきましょう。
画像出典:ユーキャン公式HP
ユーキャンの教材は、「わかりやすさ」「学びやすさ」の2つを徹底追及したものとなっています。
わかりやすさの面では、知っておくべきポイントを「チェックポイント」に集約して、図表を使って丁寧に説明することで、スムーズに知識を理解できます。
学びやすさの面では、ユーキャンの徹底した試験分析に基づいて必要内容を厳選することで、初めての人でも学習を効率的に進めることができるのです。
この2点がバランスよく整ったテキストであるため、使いやすさは抜群であるといえるでしょう。
ユーキャンでは、受講生のニーズのある箇所にサポート体制を幅広く張り巡らしています。
忙しい人のニーズには、スマホ学習ツールの提供という形で応え、進捗管理からスキマ学習まで徹底アシストしていきます。
また、弱点を効率よく克服したい人は、充実の指導陣による丁寧な添削指導により、自分1人では改善できない箇所までしっかりアプローチすることができるのです。
これらの充実サポートにより受講生は1人でも安心して学習を進められるのです。
ユーキャンの講座は、毎年多数の合格者を輩出しており、2022年度実績では1,494名もの合格者を輩出しています。
この数字は、他の通信講座と比較しても圧倒的な数字であり、その実績の高さが伺えるでしょう。
また、これまでの累計合格者は10年間(2013~2022年)で14,000人を超えることからも、そのクオリティの高さは長い期間継続されていることがわかります。
ユーキャンは、言わずと知れた資格通信講座の大手であり、多数の資格で受講生から高い満足度を得ています。
宅建講座も開講から30年以上が経過しており、その合格ノウハウの熟練度は他の通信講座の比ではないでしょう。
ここから、ユーキャンの講座の信頼性は抜群であるといえるでしょう。
ユーキャンはどんな人におすすめ?
ユーキャンは大手ならではの抜群の安定感が魅力の通信講座です。
したがって、講座選びで大きな失敗は避けたいという方や、多くの人が使っている有名な教材で学びたい方と相性が良いと言えるでしょう。
また、添削指導は他講座では滅多に見られないユーキャン特有の強みなので、添削を通じて講師からアドバイスを貰いたいという方にもおすすめです。
ユーキャンの宅建講座の評判・口コミ
何より嬉しかったのが、わかりやすいテキストで学習できたことです。イラストがあり、文字も大きく簡潔で、本当にわかりやすい!勉強時間を確保できなかった私が唯一勉強できた場所が通勤電車の中でしたが、本を読む感覚で勉強が進みました。 資格講座みんなの口コミ評判
独学で勉強していた時は、市販のテキストの内容をすべてを覚えようとして広く浅い知識になっていましたが、ユーキャンのテキストは重要なところが絞られ、狭く深く知識を固めることができました。 ユーキャン宅建講座 合格体験談
1年目は行政書士、2年目は社会保険労務士、3年目は宅建士を受験したのですが、すべてユーキャンの講座で勉強しました。
どの講座も大変わかりやすく、初学者には絶対にオススメです! ユーキャン宅建講座 合格体験談
ユーキャンの宅建講座の評判として、特にテキストにポイントが明瞭に示されていた点や、内容が厳選されていた点を評価する声が挙がっていました。
また、ユーキャンならではの添削指導は「添削課題のおかげで学習ペースを維持できた」と口コミで評判でした。
今後は、リニューアルによりこれらの絶賛の声はさらに増えること間違いなしでしょう。
ユーキャン宅建講座の詳しい内容はこちら!
5位:クレアール
項目 | 点数 | 内容 |
---|---|---|
価格 | 18 | 40,664円(完全合格パーフェクトコース)とリーズナブルな価格 |
教材 | 16 | 最短合格が目指せる「非常識合格法」という独自カリキュラムが特徴 |
サポート | 17 | 予備校さながらの手厚いサポート体制が魅力。ただしスマホで使えるスケジュール管理機能等は無い。 |
合格率 | 16 | 一般には非公表なので少々不安が残る。 |
信頼性 | 18 | 60年近い歴史を持つ資格学校なので信頼性は高い。 |
合計 | 85 | ややレガシーだが、安くてハイレベル! |
過去問を徹底研究した独自の学習法が人気
クレアールは大手予備校と通信講座の中間のような立ち位置の講座を展開しています。
通信講座でありながらも校舎を持ち、実際に行って学習相談を受けたりすることも可能です。
教材はクレアール独自の学習法である「非常識合格法」を採用しており、過去問を徹底的に研究して最短合格できるメソッドを確立しています。
また、大手予備校のようなベテラン講師による講義が体験できるのもクレアールの魅力です。
クレアールの評価項目
コース名 | 通常価格(税込) | 割引価格(税込) |
---|---|---|
2023年合格目標 完全合格パーフェクトコース | 59,800円 | 40,664円 |
2023・24年合格目標 完全合格セーフティコース | 71,600円 | 51,552円 |
クレアールの初学者向けコースである「完全合格パーフェクトコース」は受講料が割引込みで40,664円(税込)であり、非常に割安な価格で講座を受けることができます。
ただしクレアールの割引時期は限定的であり、毎月のように新しいキャンペーンが行われるので、講座費用が1~2ヶ月程度のスパンで頻繁に変わってしまいます。
ご購入の際はまずは資料請求などをしてその時期の講座費用をしっかりと確認することをおすすめします。
また、「完全合格パーフェクトコース」は教育訓練給付金制度の対象講座で、こちらの制度を活用することで受講料が20%OFFとなります。
パーフェクトコースを受講される方はこちらの制度も忘れず活用するようにしましょう。
画像出典:クレアール公式HP
クレアールの宅建講座では、宅建士試験指導歴20年の石川秀才先生の講義を受けることができます。
石川先生の暗記ではなく理解を重視した講義は評判が良く、これまでなかなか内容が理解できなかったという方もスムーズに学ぶことができるでしょう。
また、講義およびテキストはPCやスマホでも閲覧できたり、スマホで受けられるWebテストの存在など、最低限のeラーニングシステムも用意されています。
一方でテキストや問題集といった教材は赤と白の二色刷りであり、作りもやや簡素であるのが少々惜しいポイントです。
クレアールでは質問対応を何度でも無制限で行うことができます。
また、東京都の水道橋にあるクレアールの本館に行くことで、専門アドバイザーの方から宅建試験の最新情報を聞いたり対面で学習の悩みを相談することも可能です。
通信講座選びで迷っている方でも相談に乗ってくれるので、関東圏にお住いの方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
クレアールの宅建講座でも公式に合格率は発表していません。
一方で、教育訓練給付制度を利用した方々の合格率は、厚生労働省による教育訓練給付制度検索システムで確認することができます。
検索システムで閲覧できる結果をここに転載することは公式に禁止されているのでここでは公表しかねますが、クレアールの宅建講座も高い合格率を誇っていることが確認できます。
これは全受講生ではなく給付制度を利用した方に限ったデータではありますが、参考になる数値です。
クレアールは元々は資格取得のための予備校として運営しており、その歴史は60年近くにもなります。
通信講座に本格的に移行してからはそこまで年数は長くないですが、それでも長年の指導ノウハウはしっかりと講座に反映されています。
最近できたばかりの通信講座が多い中で、実際の指導ノウハウに基づいた質の高い授業を提供してくれる信頼できる会社です。
クレアールはどんな人におすすめ?
クレアールの宅建講座は、数ある宅建講座の中でも特に時短学習に力を入れています。そのため、できるだけ少ない学習量で合格を目指したいという方に向いています。
ただし、テキストや学習システムは昔ながらのものとなっていて少々扱い辛いので、学習の利便性も大事にしたいという方は、フォーサイトやスタディングのようなeラーニングシステムが充実した講座の方が向いているでしょう。
クレアール宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
講義の内容にもとても分かりやすく、まぎらわしく、複雑な箇所などは、講義中のいろいろな場面で何度も復習できるようになっていました。 クレアール合格者の声
クレアールの講座は、全ての講義において合格に必要な範囲だけに論点を絞り込んでくれており、試験に出るポイントが厳選されているので、効率的に学習できたところがとても良かったです。 クレアール合格者の声
口コミからは、多くの方がクレアールの教材を使って逆境の中からでも合格をつかんでいることが伺えました。
長年の指導に裏打ちされた独自の指導法で多くの合格者を送り出している、信頼ある講座であるといえます。
クレアールについて合わせて読みたいおすすめ記事!
スタケン
スタケンは通信講座と予備校のリアル授業をミックスさせた新しいタイプの宅建講座です。
通常期は、無駄のないカリキュラムをオンラインで受講することで、効率的に試験突破に必要な知識を身につけることができます。
また、受講の有無で差がつく直前期はLIVE形式のZOOM講義を採用しており、学習ペースを一定に保つことで試験前最後の追い込みを効果的にかけられる仕組みを整えています。
通信講座と合わせて、LIVE授業も活用したい方におすすめの講座であると言えるでしょう。
価格は通信講座の中でも最安値レベル
スタケンの宅建通信講座の受講料はシルバーコースで21,780円(税込)、プラチナコースで43,780円、プレミアムコースで65,780円となっており、コースによっては通信講座の中でも相当リーズナブルな部類に入ります。
動画講義や10年分の過去問、3回の模試など試験合格に必要なコンテンツは一通り揃っており、総じてコスパの良い講座であるといえるでしょう。
スタケン宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
スマホで全て完結出来る。講座直後にアウトプットの一問一答が用意されている。渡邊先生、ものすごくわかりやすかったです。 受講者様の声より
動画の学習は隙間時間にみたいものを選択して出来るので良かったです。動画もわかりやすかった。 受講者様の声より
スタケンはオンラインメインで学習を進めるため、隙間時間を活用して学習を効率的に進めることができたという声が上がりました。
また、講師の講義のわかりやすさについて高く評価する声も上がりました。
スタケンの宅建講座の詳しい情報は以下の記事を参照にしてください。
キャリアカレッジジャパン
キャリアカレッジジャパンの運営する「資格のキャリカレ」は、フォーサイトと同じく「不合格者への全額返金制度」を実施している数少ない講座です。
ただし宅建講座の口コミ評判は良いとは言えず、講義の質の低さやテキストの誤字脱字などに不満を抱える方の意見が見られました。
さらに返金制度についても、「返金方法が明記されていない」「返金の対応時期が短すぎる」といった悪い口コミも見受けられます。
講座費用も安く返金制度も魅力的なのですが、現状あまりよくない評判が目立ってしまっている点がネックとなっています。
ネット申し込みで1万円割引
キャリアカレッジジャパンの宅建講座は通常価格で49,600円(税込)となっています。
ただ、こちらはインターネットからの申し込みで1万円割引が適用されるので、実質39,600円(税込)の価格で受講可能です。そのため特に理由がなければできるだけWebから申し込みを完了させるようにしましょう。
キャリアカレッジジャパンを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
通信講座なので、内容に不安がありましたが項目ごとに復習もでき、傾向を踏まえた動画解説もとてもためになりました。手軽な価格でこのクオリティーなら、また別の試験を受ける際も活用していきたいです。 評価とレビューより
添削問題や過去問をテキストだけでカバーできませんので、自分で調べて勉強する必要があります。過去問の解説も周辺知識まで解説がないので都度調べて確認が必要です。(おかげで知識が定着したというのもありますが…)あとアプリの使い勝手があまりよろしくなかったり、エラーが多いのでそこは改善していただくと良いかと思います。 評価とレビューより
キャリアカレッジジャパンの口コミからは、講座に対する満足の声が聞かれた一方で、演習問題やアプリのクオリティの低さを指摘する意見も見受けられました。
キャリカレの宅建講座については以下の記事でより詳しく解説しています。
エル・エー
L・A(エル・エー)の通信講座は全国平均の1.6倍の合格率や、合格者に対する受講料半額返金制度などを強みにしている通信講座です。
これまで見てきた通信講座と比較すると、合格率も合格特典も目を見張るほどではないと判断せざるを得ません。
また、口コミも他の講座と比較して少ないことから講座の信頼性の面でも不安が残ります。
60,500円から受講可能
エル・エーの宅建講座は「宅建速学合格コース」の受講が基本となり、受講料は60,500円(税込)となっています。
ただ、オンライン上での学習が基本となる講座であるため、印刷レジュメの追加、講義DVDを追加する際はプラスで料金がかかり、こちらを加味すると7〜8万円まで料金が嵩んでしまうため、注意が必要となります。
エル・エー宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
講義内容は非常にわかりやすく、解答に至る背景を知り、しっかり腹落ちをさせることで、きちんと知識を習得することができたこと、また、高得点を目指す勉強ではなく、資格試験として合格点を目指すため、学習内容を割り切ることに非常に感銘を受けました。 合格者の声より
特に合格祝賀返金サービスは経済的にもモチベーション的にもありがたいサービスでした。いつでも、どこでもスマートフォン等で講義映像、音声、資料等閲覧できるところが魅力のひとつでもありました。 合格者の声より
エル・エーの宅建講座は、講義内容のわかりやすさや、合格特典の充実度が受講の決め手となったと口コミで評判でした。
ただ、口コミの数はかなり少なく、実際の利用者も他の講座と比較して少ないと考えられる点は不安要素となります。
宅建学院
宅建学院はベテラン講師による講義や丁寧な質問対応など、基本的な要素を揃えている通信講座です。
分野別模試4回、公開模試6回を用意しており(宅建超完璧講座・宅建完璧講座の場合)、演習の機会が豊富に用意されている点は魅力的です。
ただ、講義はDVDのみでスマホで視聴できないため、スマホで学習したい方にとっては不便さの残る講座であるといえるでしょう。また、特に目立った合格実績も見られません。
テキストは別売りなため要注意
宅建学院の初心者向けの講座である「宅建超完璧講座」の受講料は115,500円(税込)とかなり高いです。
また、宅建学院の講座は「らくらく宅建塾」という講義内で使用するテキストを別途購入する必要があり、こちらも3,300円(税込)かかるので、費用面で見ても他社と比べた優位性は少ないと言えます。
イープラ宅建
イープラ宅建では、法律のプロである弁護士からのわかりやすい講義が売りの宅建講座となっています。
これは、民法や宅建業法など法律学習が中心となる宅建試験は、その道のプロが教えるべきだとの考えから来たものとなっています。
講師は、27年以上の指導実績を誇る方や、延べ1万人以上を指導してきたベテラン講師など、そのクオリティの高さは一級品です。
ただ、質問は回数制限が設けられていることから、質問を気軽にしにくい点がデメリットであるといえるでしょう。
講座は現在法人受講のみ
イープラ宅建は現在は法人受講講座のみとなっており、個人向けの講座は準備中となっています。
参考までに法人向けの講座料金を確認すると、「宅建web通信講座」にて33,000円(税込)であり、リーズナブルな価格と言えます。
イープラ宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
選んだ理由には、分かりやすくまとめられたテキストと分野別の過去問など、大手資格予備校にも、おとらない内容で安く、費用対効果の大きさもあります。全国一斉模試も付いており願ったりかなったりでした。 合格体験記より
映像講義では、弁護士の先生による講義を受けることができ、表面的でなく深い理解をしながら学習を進めることができました。特に法律関係に疎かった私には合っていたように思います。 合格体験記より
イープラ宅建講座の受講者からは、コスパ面が優れているといった声や講師の講義によって試験内容をより深く理解できたとの声が寄せられていました。
LETOS
LETOSは点数の8割に相当する40点を取ることに主眼を置いた学習テキストを用意しており、頻出範囲を中心に学習することで最短での合格を目指すことができます。
また、個々に対して課題の抽出とその対応策を提示していることから、個人に合ったノウハウで実力アップをアシストしている点も魅力的であるといえるでしょう。
ただ、個人で経営している講座であり、信頼性に関しては疑問が多いため、受講の際には要確認です。
通信講座も選べる宅建予備校一覧
通学講座を主として取り扱っている予備校でも、最近では通信講座も同時に開講していることが多いです。
しかし、いずれも講座費用が100,000円以上するものばかりなので、価格の観点から通学ではなく通信講座を選ぶつもりという方は、読み飛ばしてしまって大丈夫です。
資格の大栄
資格の大栄は全国に100校舎以上を持つ大手資格予備校です。
「スキのない」学習法・サポート体制を兼ね備えた講座で誰でも合格が目指せる講座である点が特徴的です。
学習法では、復習に特化した学習法を提案しており、スマホも活用することで、いつでも復習に取り組むことができます。
また、疑問点や合格に際してのポイントを専門講師が伝授してくれたり、不安点を専属のキャリアナビゲーターに相談できる体制を整えており、合格にあたって「スキのない」サポートを受けることができるのです。
お値段は高め
資格の大栄宅建講座の基本コースである「宅建士 SkiP」は、入学金22,000円+受講料220,000円の合わせて、240,000円(税込)となります。
他の予備校同様高めの価格設定ではありますが、分割払いも可能ですので、1回あたりの負担は最小限に抑えることができます。
大栄宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
先生方の対応が的確で真剣に相談に乗ってくださり、自分の将来のことに対して、一緒に考えてくださるので学びやすいです。 受講生レビューより
約2年、なんでも気軽に聞けてすごく楽しく通うことができました。面談も定期的にあるので不安とか迷ってることにも親身になってくれる先生ばかりでありがたかったです。映像授業も見返して見れるので復習の時にもすごく役に立ちます! 受講生レビューより
大栄の講座を受講された方の声として、講師が親身に相談に乗ってくれてとても助かったとの声が多く上がりました。
大栄の大きな魅力である「スキのない」学習を行うためのサポート体制がしっかりと確立されている信頼できる講座であると言えるでしょう。
TAC
TACは通学メインの大手資格予備校ですが、通信講座のようにオンラインで学習を進めることも可能です。
カリキュラムは通信講座に多い「出るところに絞った内容」とは異なり、宅建の試験範囲を全てカバーしています。したがって短期間で合格したい人向けとは言えないでしょう。
また、通学メインではあるので通信講座ならではのスマホ学習システムなどは期待できません。
受講料は15〜20万円で推移
予備校ということもあり講座費用は高く、通信講座の価格はコースによって15〜20万円近くで推移しています。
上でご紹介した通信講座と比較して手軽に受講しづらい点は大きなデメリットと言えるでしょう。
TAC宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
テキストは本試験の出題範囲履歴があり、どこを重点的に学習すればいいのかが分かりました。 講師が大事なところにマークをするように指示してくれるため、自分オリジナルの教材に出来る点が良かったです。 合格体験記より
共に受験勉強を戦ってくれているなと感じる言葉や、難しい分野に入っていく時や難問にぶつかった時「今は焦らなくて良いんだよ。今は分からなくて当然だから本番までにピークを持っていけば良いんだよ」という言葉に何度も救われました。
たまにジョークも入れて頂けるので、滅入る心が緩くなれました。 合格体験記より
TAC宅建講座は、テキストの見やすさ・わかりやすさや講師の熱のこもった指導が口コミで評判でした。
大手予備校ならではの高い指導クオリティが魅力の講座なので、カリキュラム通りに学習することで着実に合格圏内に入る力を身につけることができるでしょう。
資格の大原
TACと並ぶ大手予備校である資格の大原は、その講座の性質もTACと似ており、宅建の試験範囲を網羅的に学ぶことができます。
また、教育訓練給付制度検索システムを利用して大原の通信講座を利用した方の合格率を見ると、合格率は60%から77.8%と極めて高いことが分かります。
初学者コースの受講料は15万円ほど
大原の講座費用は通信と通学であまり差はなく、「宅建士合格コース・入門パック(週2)」で156,800円(税込)となっています。
そのため自宅やカフェ等で勉強したいのであれば、敢えて大原の通信コースを選ぶよりもフォーサイトやスタディングといった通信専用の講座を受講した方がお得です。
大原宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
大原のおかげでようやく合格を勝ち取ることができました。直前期、親身に相談に応じてくださり、アドバイスをいただきました今野先生には感謝しかありません。本当にありがとうございました。 合格体験記より
池袋校で井上先生にお世話になりました。質問にもいつも丁寧に対応してくださり、熱心なご指導を受けたことで、最後までモチベーションを保ちながら勉強することができました。
井上先生、ありがとうございました。 合格体験記より
大原の合格者からは、講師の丁寧な指導・親身なサポートに対して感謝の声が多数寄せられていました。
講師から直接フォローしてもらえる点は、大原の宅建講座の強みと言えるでしょう。
大原についてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。
LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインドは上に見た大手予備校2社と比べると、比較的通信講座にも力を入れている資格予備校です。
講師の質の高さに定評があるほか、ほぼ全てのコースを通学でも通信でも受講することができます。
上記全ての予備校に言える事ですが、せっかく予備校を選択するのであれば、通信よりも通学を選択して予備校の利点を最大限に生かすのをお勧めします。
反対に、通信講座を受講する!と決めているのであれば予備校は選択肢から外してしまって良いでしょう。
初学者向け講座は12万円台から受講可能
LEC東京リーガルマインドの初学者向け講座は下記の2つです。
コース名 | 価格(税込) |
---|---|
パーフェクト合格フルコース | 126,500円 |
プレミアム合格フルコース | 154,000円 |
合格に必要な最低限の教材だけで良いとお考えの方は「プレミアム合格フルコース」、万全の対策を打ちたいとお考えの方は「パーフェクト合格フルコース」を受講されると良いでしょう。
どちらの講座も通学予備校の間で比較するとリーズナブルな部類に入ります。
LEC宅建講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
各社検討させていただきましたが、金額面も他社より納得のいくもので、比較的リーズナブルな割に、実績や、教材もしっかりしているので、LECに決めました。 合格体験記より
その中で、LECは会社との提携があり、授業料が安くなっていたこと、また合格体験記での記載内容も魅力的に感じ、体験授業を受けました。 合格体験記より
LECの受講生の口コミを見ると、リーズナブルな費用が受講の決め手となったという意見がよく見られました。
時期によっては割引キャンペーンも開催しており、上記でご紹介した価格よりもさらに安く受講することができます。
総合資格学院
総合資格学院は個別対応主義を掲げている資格予備校です。
宅建士の講座以外でも建築士や建築設備士など、不動産系の資格を中心に取り扱っているので、その道に長けた専門性の高い講義が期待できます。
身に着けた知識を確実に得点できる形へと変える学習サイクルを採用していることから、知識を身に着けて終わりということがありません。
しかし、予備校の中では珍しく合格実績を公開していないほか、知名度もあまり高くないので信頼度はあまり高くありません。
受講料は30〜40万円と非常に高い
総合資格学院の受講料は30〜40万円となっており、あらゆる宅建講座の中でもトップレベルに高額です。
宅建講座の中にはリーズナブルかつ質の高いものも多数存在するので、ここまで高額な支出をするだけの価値がある講座なのか、よく検討の上で受講を決めることを推奨します。
日建学院
日建学院は50年以上も運営している資格予備校であり、合格実績の高さに定評があります。通学はもちろん、通信講座にも対応しています。
2022年度試験の日建学院からの合格者数は2,319名にも登り、これは合格者全体のおよそ6%を占めます。また、公開している合格率は毎年65%前後と非常に高いです。
ただし、日建学院は合格率の算出方法が独特であり、「出席率60%以上、かつ模試正答率60%以上」の生徒に限り合格率を算出しています。
この出し方で合格率を大々的に公表しているのは、果たして正しい情報提供だといえるのか疑問が残ります。
講座費用はコースによって50,000円から300,000円弱まで幅広いですが、直前対策講座や公開模試などを組み合わせると合計費用はかなりかかるとみてよいでしょう。
受講料負担は予備校内でも特に大きい
日建学院の受講料は、「本科コース」で253,000円(税込)、「スーパー本科コース」で308,000円(税込)となっています。
日建学院は総合資格学院と並んで、宅建予備校の中でもトップクラスに高額な講座なので、支出を抑えたい方はあまりおすすめできません。
おすすめ宅建通信講座の比較表
ここまで数多くの講座をご紹介してきたので、一度ここで整理しておきましょう。
順位 | 講座名 | おすすめポイント | 総合点 | 価格 | 教材 | サポート | 合格率 | 信頼性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | フォーサイト | 実績・クオリティ共に業界最高 | 97 | 17 | 20 | 20 | 20 | 20 |
2 | スタディング | 最も安い通信講座 | 95 | 20 | 19 | 17 | 20 | 19 |
3 | アガルート | 合格者は受講料全額返金 | 92 | 18 | 19 | 18 | 18 | 19 |
4 | ユーキャン | リニューアルで講座クオリティ急上昇 | 91 | 15 | 18 | 18 | 20 | 20 |
5 | クレアール | 手ごろな講座価格 | 85 | 18 | 16 | 17 | 16 | 18 |
宅建士試験向けの通信講座は非常にたくさんありますが、表に挙げた5社はその中でも特にコストパフォーマンスが高い講座と言えます。
やはり群を抜いておすすめなのが、合格実績が抜群であり、不合格者への全額返金制度も備えているフォーサイトです。その上、講座費用も相場から外れず通信講座ならではの低価格を保っています。
その他の通信講座にもそれぞれ独自の魅力がありましたが、費用を適切に抑えつつ、「一発合格する」という最も大切な目的を果たすためには、フォーサイトの通信講座を選ぶのが良いでしょう。
宅建通信講座の料金比較(安い順)
宅建講座の料金相場はおよそ60,000円ですが、会社によってばらつきが大きいので講座選びの際にはよく確認しておく必要があります。
人気の宅建講座を安い順に並べると次のようになります。なお、コースは最もメジャーなものを選んでいます。
講座名 | コース名 | 料金(税込) |
---|---|---|
スタディング | 合格コース スタンダード | 19,800円 |
クレアール | 完全合格パーフェクトコース | 41,262円 |
アガルート | 入門総合カリキュラム/ライト | 54,780円 |
ユーキャン | 宅建士短期合格講座 | 63,000円 |
フォーサイト | バリューセット3 | 69,800円 |
やはり講座費用の安さという観点ではスタディングに軍配が上がります。
また、クレアールは割引次第で大幅値引きが見込めるため、こちらもチェックが必要となります。
宅建通信講座のテキストを比較
講座名 | 紙対応 | Web対応 | 特徴 |
---|---|---|---|
フォーサイト | ○ | ○ | フルカラー&豊富な図表で理解が進む |
スタディング | 有料オプション | ○ | スマホに特化した読みやすいテキスト |
アガルート | ○ | ○ | 学習効率UPに役立つフルカラーテキスト |
ユーキャン | ○ | ○ | 内容は試験合格に必要な内容を厳選 |
クレアール | ○ | ○ | テキストは2色刷りのシンプルな作り |
各講座のテキストを比較すると、フォーサイトのテキスト完成度の高さがひときわ目を惹きます。
フルカラーで見やすさに配慮されたデザインとなっている上に、解説は図表やイラストを豊富に用いることで難しい内容でもスムーズに理解することができます。
よって、テキスト完成度の高さで講座を選ぶなら、まずはフォーサイトからチェックしてみるのが良いでしょう。
宅建通信講座の講義を比較
講座名 | 特徴 |
---|---|
フォーサイト | ハイビジョン撮影により見やすさ・聴きやすさに優れた講義を実現 |
スタディング | スマホ学習に最適化された講義 |
アガルート | 1回あたり10分で隙間時間の視聴に最適 |
ユーキャン | 講義はテキストのチェックポイントをメインに解説 |
クレアール | 熟練の講師が講義を担当 |
各講座の講義を比較した場合、隙間時間の受講に役立つのがスタディング・アガルート・ユーキャンの講義です。
この中でも、スマホ学習に最適化された講座を提供するスタディングの講義は、 観やすさや移動時間・休憩時間での取り組みやすさといった観点から、まとまった勉強時間が取りにくい忙しい方に特におすすめと言えます。
宅建通信講座のサポートを比較
講座名 | 質問対応 | 特徴 |
---|---|---|
フォーサイト | ○ | 個別カウンセリングでお悩みを解消 |
スタディング | × | 進捗管理に便利なツールを搭載 |
アガルート | ○ | 学習のペースメーカーに最適な月1回のホームルームを開催 |
ユーキャン | ○ | 弱点克服に役立つ添削指導付き |
クレアール | ○ | 質問回数は無制限 |
サポート体制の中でも質問対応の充実度を重視するなら、無制限の質問対応で親身に受講生の疑問に寄り添ってくれるクレアールの講座がおすすめです。
また、アガルートの宅建講座も月に1度のホームルームで勉強の進捗を調整できるので、こうした学習フォローを重視する方にはぴったりの講座となっています。
宅建通信講座の合格特典・不合格時の保証を比較
講座名 | 合格特典 | 不合格保証 |
---|---|---|
フォーサイト | - | 全額返金(バリューセット3対象・条件あり) |
スタディング | Amazonギフト券3,000円分 | - |
アガルート | 全額返金orお祝い金1万円 (それぞれ条件あり) |
- |
ユーキャン | - | - |
クレアール | 8,000円贈呈 (完全合格パーフェクトコース、完全合格セーフティコース受講者対象) |
- |
合格特典・不合格時の保証を比較すると、不合格時の保証を実施しているのはフォーサイト、合格特典を実施しているのはスタディング・アガルート・クレアールの3社になります。
フォーサイトは不合格時の全額返金保証を実施しているので、万が一の場合のリスクを最大限抑えたいとお考えの方におすすめの講座です。また、この制度からは「絶対に合格させる」というフォーサイトの意気込みも伝わってきます。
次に合格特典を実施している講座をみると、アガルートだけが全額返金を実施しており、これは受講生の強いインセンティブになることが予想されます。
そのため、「なかなかやる気が続かない」「モチベーションを保ちたい」とお考えの方は、アガルートの宅建講座と相性が良いと言えるでしょう。
合格実績で宅建講座を比較
せっかく安くない金額を支払って宅建講座を受講しても、結局合格できなければ意味がありません。
以下では各社の合格実績を一覧で比較しています。
講座名 | 合格実績 |
---|---|
フォーサイト | 合格率76.1%(2023年) 合格者721名(2023年) |
アガルート | 合格率64.8%(2023年) |
ユーキャン | 合格者1,494名(2022年) |
スタディング | 合格者1,085名(2023年) |
クレアール | 非公開 |
合格実績という観点で見ると、フォーサイト・スタディング・ユーキャンが頭ひとつ抜けて高い数値を叩き出しています。
特にフォーサイトは毎年のように60~70%ほどの非常に高い合格率を記録しているので、合格率重視の方には極めておすすめの講座と言えます。
なお、ユーキャン、スタディングも1,000人を超える合格者を輩出するなど目覚ましい実績をあげていますが、受講生の母数は非公開であり、合格率は分からないのが少々残念です。
【学習スタイル別】おすすめ宅建通信講座
同じ宅建資格を目指す人であっても、学生なのか社会人なのかや、じっくり学びたいのかとにかく早く合格したいのかなど、その人の属性や学習スタイルによって相性の良い講座は変わってきます。
ここでは学習スタイル別におすすめの宅建講座を紹介していきます。
効率性を重視する方におすすめの講座
試験勉強において特に効率性を重視する方には、フォーサイトの宅建講座がおすすめです。
フォーサイトのおすすめポイント
- 総講義時間は20時間程度とコンパクト
- テキストは合格点到達に必要な知識のみを厳選抽出
- オンライン学習システム「ManaBun」を使えば、いつでもどこでも学習可能
フォーサイトの講座は、ベテラン講師の講義を軸として合格点突破に必要なポイントに絞って学習が進められるので、非効率な学習をする心配がありません。
テキストやスマホ学習システムといった各種教材の質も極めて高く、合格点に最短ルートで辿り着けるので、効率よく試験対策を進めていきたいとお考えの方にはぴったりな講座であると言えるでしょう。
理解度を重視する方におすすめの講座
理解度を重視する方におすすめの講座がアガルートです。
アガルートのおすすめポイント
- 総講義時間は約70時間とかなり充実
- 大手予備校での指導経験豊富な講師陣からの丁寧な指導
- 質問対応や月1回のホームルームなど疑問解決の機会も豊富
アガルートは、フォーサイトの講義時間の3倍以上となる70時間もの講義量を誇り、1つ1つの内容を丁寧に解説してくれます。
講師陣は大手予備校で豊富な指導経験を持つ講師陣であり、丁寧な解説講義が魅力です。疑問点の解決ができるサポート体制もバッチリなので、理解度重視の学習を目指す方にとっては極めて魅力的な講座と言えるでしょう。
スキマ時間に学び方におすすめの講座
仕事や家事に忙しく、なるべく隙間時間に勉強を進めたいという方にはスタディングの宅建講座がおすすめです。
スタディングのおすすめポイント
- スマホで全ての学習が完結
- テキストなしでもわかる講義はスキマ時間の視聴に最適
- 進捗管理機能でタイムマネジメントもバッチリ
スタディングの宅建講座は、多忙でなかなか勉強する時間がない方でもスマホで隙間時間に学習を進められるよう開発された講座です。
テキストを開かずともスマホ1つで内容を理解できる講義や、1問1答で短時間で知識の定着を確認できる問題集などが搭載されており、スキマ時間を最大限活用できる講座となっています。
宅建の通信講座選びで失敗しないためのポイント5選
今回は実際に宅建士の資格を取得され、現在不動産会社の代表取締役社長を務めておられる関口秀人様に、宅建講座の選び方についてアドバイスをいただきました。
株式会社IPPO代表の関口です。
宅建士試験を目指す上での講座選びのポイントについて、自身の経験をもとにコメントできればと思います。
講座費用の安さ
宅建の通信講座の費用相場は約60,000円です。予備校の場合は講座費用が100,000円を越えるのが普通であるため、比較的安く講義を受けられると言えるでしょう。
通信講座の費用が相場から大きく外れている場合は、どういう点が優れているのか、なぜ価格が高いのかをしっかりと考える必要があります。
講座選びに限った話ではないですが、値段の高さとサービスの品質は必ずしも比例しないので注意しましょう。
教材の分かりやすさ
教材の分かりやすさを判断する際には、図表やイラストが適宜活用されているかに注目するのが効果的です。
一般に図表やイラストをテキストに含めるのは大きな手間と時間がかかるので、それを惜しまずテキストに拘っているかどうかは教材の質を測る指標となります。
またテキストだけでなく隙間時間を活かせるスマホ学習システムがあるかどうか、講義動画のクオリティにもこだわっているかも大事なポイントです。
教材は、僕はゴロで覚えるのが苦手だったので丸暗記系というよりか、重要度や頻出度がひと目で分かるものが使いやすかったです。
また、マーカーを多用する方であれば、あまりカラフルすぎないものがおすすめです。
受講生に対する学習サポート
通信講座を選んだからには、教材だけでなく質問対応や学習スケジュール管理など、独学では得られなかったメリットを最大限活用したいところです。
特に質問対応は、内容が専門的で難しい宅建試験の内容を試験までにスムーズに理解するために欠かせないサポートとなるので、含まれているかは事前にチェックしておくことがベストになります。
また、学習面以外のサポート以外にも、合格・不合格時の返金保証なども付いているかチェックするのもおすすめです。
金銭的なインセンティブは、モチベーションを上げるうえでの大きな要素の一つとして機能するため、あると苦しい時でも学習を投げ出さずに最後まで続けられる確率が高まるでしょう。
受講後、質問ができるかどうかも大事です。
ただ「試験までの日数を逆算して、やるべきことの全体感をしっかり提示してくれるか」という方が僕は非常に役に立ちました。
合格率
通信講座を選ぶ上では最も注目したいポイントの一つです。ただし、残念ながら合格実績を公表していない講座も多く、合格率で全ての講座を比較することは現状できません。
また、高い合格率を公表している会社であっても、調査の対象を受講生のうち成績優秀な方に限定していたりする場合もあるので、合格実績はその測り方にも注目する必要があります。
会社の信頼性
通信講座の運営会社の信頼性は、その講座の品質を客観的に判断する一つの指標となります。
こうした信頼度は会社の講座運営歴や講座利用者による評判だけでなく、教育訓練給付制度の対象であるかどうかも参考になります。
基本的には信頼度の高さと講座のクオリティはある程度までは比例することから、この点を見ておくことで、初めての人でも講座の良し悪しを簡単に見極めることができるでしょう。
宅建士試験の注意点
宅建試験を勉強するうえで、事前に知っておくことで効率の良い学習が可能になる情報がいくつか存在します。
ここでは、受験勉強を始めるにあたって知っておきたいことをお伝えします。
宅建の合格ラインは7割強
宅建士試験の合格基準点は少しずつ高くなってはいるものの、それでも50点満点中37~38点を取れば合格すること可能性が限りなく高まります。
つまり、宅建士試験において満点を目指す必要はあまりなく、頻出事項を抑えて8割前後の得点率を狙っていくのが最も効率的となります。
通信講座を選ぶ際も闇雲に全範囲を一律に学ぶものではなく、学習範囲を適切に絞っているかどうか意識して見ると良いでしょう。
宅建の勉強時間の目安は300時間
宅建士試験に合格するまでに必要な勉強時間はおよそ300時間と言われています。
そんな中、通信講座の講義時間が合計で100時間もあったら、動画を観ているだけで勉強時間の3分の1を使ってしまいます。
講義時間が長いと充実していて良さそうな印象を受けますが、実際は60~70時間程度あれば十分だと言えます。
合格には講義動画を見る時間以外にも、演習をする時間を十分にとる必要があるため、300時間の中でインプット・アウトプットにそれぞれどれくらいの時間を割くか決めておくとよいでしょう。
勉強時間の詳細については以下の記事を参考にしてください。
独学と通信講座はどっちがおすすめ?
宅建士試験は比較的独学でも合格しやすい試験だと言われています。平均合格率も15%前後と、決して高くはありませんが国家資格の中では難易度は低い方です。
しかし、もしあなたが一発合格をしたいとお考えなのであれば、迷わず通信講座を受講することをおすすめします。
なぜなら、独学者の合格率は15%よりもずっと低いからです。
これまで見てきたように、合格率を公表している多くの予備校や通信講座では、受講生の合格率が50%を超えています。
平均合格率は当然、こうした受講生の合格者を含めて算出されています。つまり、独学者だけで算出した合格率は全体の平均よりも大きく下がるということです。
独学者の合格率を求めたデータは現状存在しませんが、極めて低い合格率だと分かった上で、それでも敢えて独学を選択するメリットはほぼ無いでしょう。
宅建士通信講座まとめ
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