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社労士資格は簡単に取得できる?他の資格と比べた難易度や仕事の需要を考察!

更新日時 2019/09/16

「社労士の資格は簡単に取れるのかな?」「他の資格に比べてどの程度難しいの?」

「社労士試験は簡単だ」という話を聞いたことがある人がいるかも知れませんが、果たして本当に簡単に取得できる資格なのでしょうか?

実の所、社労士試験の合格率は低く、そう簡単には合格できません

では他の資格と比べた場合はどうなのでしょうか?

ここでは社労士資格の取得のしやすさについて、他の資格と比べた難易度や仕事の需要も踏まえながら徹底考察します。

この記事を読み終わる頃には、社労士資格が簡単なのかどうなのかがはっきり見えてくるはずです!

社労士資格は簡単かどうかをざっくり説明すると
  • 社労士試験は簡単ではない
  • 他の士業と比較すると難易度は標準的である
  • 社労士の仕事内容には独占業務もある
  • 社労士には需要がある

社労士試験は簡単なのか

クエスチョンマーク

社労士は簡単だという話をどこかで耳にしたことはありませんか?

社労士は税理士や公認会計士などと比べるとマイナーな資格であるが故に、簡単な資格ではないかと勘違いしてしまう人も一定数います。

超難関資格と比べれば易しいように思えるかも知れませんが、かといって社労士試験は決して簡単な試験ではありません。

合格までには1年以上かかる

社労士試験に合格するためには1000時間前後の勉強が必要です。

社労士試験の受験生には30~40代の社会人が多いといわれています。

働きながら勉強時間を確保するには、意思の強さと自己管理が不可欠で、途中で挫折してしまう人もいるかも知れません。

そして試験は年に1回しか行われず、合格率は6%前後です。合格までに何年もかかってしまう方も多く見られ、合格者の平均受験回数は3~4回です。

近年は更に難易度が上がってきている

上のグラフからも分かるように、社労士試験の合格率は1桁%台を推移しているのに加え、近年は合格率がやや下降傾向にあります。社労士試験の難易度が上がってきていることに疑いはないでしょう。

身近な数字を例にとってみると、100人が受験しても5~7人程度しか受からない試験だとも言えます。

このように、社労士試験は簡単ではないことがお分かりになったと思います。

学歴が低くても合格できる?

一方、「頭の良い学校を出ていないから自分には難しいのでは?」などと気にする必要はありません。社労士試験には学歴の高低はほとんど関係ありません。

重要なのはきっちりと試験対策をすることです。継続して学習することや、効率的な勉強法を実行できているかで合否が分かれます。

高偏差値の大学出身者はもちろんですが、高卒で合格を勝ち取った社労士もいます。

社労士よりも簡単な士業系資格は?

豆電球型の人間と、クエスチョンマークが書かれたドアの写真

社労士は難しい試験だといわれていますが、士業の中では標準的な難易度だといえます。

ここで他の士業系資格の試験と、社労士試験の難易度を比較してみます。

社労士と税理士の難易度差

社労士と税理士の資格を比べると、税理士試験のほうが圧倒的に難しいです。

税理士のほうが難易度が高い理由として、勉強時間、合格までにかかる年数、試験の出題形式などの違いが挙げられます。

合格に必要な勉強時間は、社労士は1000時間以上、税理士は3000時間以上が目安となります。

合格までにかかる年数については、社労士は1~3年ですが、税理士だと5年以上かかることもあります。

また試験の出題形式にも違いがあります。社労士試験がマークシート形式ですが、税理士試験は論文形式です。そのため税理士のほうがより深く学習しなければなりません。

このようにして、税理士のほうが社労士よりも難易度が高いことが分かります。

社労士と行政書士はどっちが簡単?

社労士と行政書士の資格を比較した場合、行政書士のほうが簡単な資格だといえます。

行政書士のほうが社労士より合格率が高いです。行政書士は受験資格に制限がなく誰でも受験できますが、社労士には受験資格があります。これは社労士のほうが難易度が高い理由の1つだと考えられます。

しかし、社労士と行政書士は比較的難易度が近い資格で、税理士と社労士ほどの差はありません。

社労士の仕事内容は簡単か

ノートPCと人の手

社労士は労働や社会保険に詳しい専門家で、仕事内容も書類の作成からコンサルティング業務まで多岐にわたります。

加えて、社労士には資格がある人しか行うことができない、法律によって定められた独占業務があります。

社労士の仕事内容は簡単だといえるのでしょうか?ここから詳しくみていきたいと思います。

独占業務は誰でもできる?

社労士の独占業務には、まず1号業務と2号業務があります。

1号業務には、労働社会保険諸法令に基づく申請書類の作成、行政官庁に提出する手続きの代行があります。

具体的にいうと、厚生年金保険や健康保険の加入や給付の手続き、給与計算、ハローワークや年金事務所に書類の提出などを行います。

2号業務に、労働社会保険諸法令に基づく帳簿書類等の作成があります。帳簿書類とは就業規則、労働者名簿、賃金台帳など、会社で備え付けておかなければならないものです。

仕事内容は事務的なものが多いです。しかし業務の関連法律は幅広く、法改正にも対応しなければならず、専門的な知識が必要になります。

3号業務には高い専門性が必要

3号業務では、企業からの人事や労務に関する相談を受け、状況に即したアドバイスや指導など、コンサルティング業務を行います。

3号業務は独占業務ではありませんが、社労士は人事・労務の最高位の資格だといえます。

これらの分野のプロフェッショナルとして適切なアドバイスができるのは社労士だけです。

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社労士の仕事に需要はあるのか

男性が机に向かう写真

社労士の仕事には専門性があり、社労士の仕事の需要はまだまだ存在するといえます。

将来的には事務的な業務が機械に代替される可能性もあります。

しかし、機械が人の相談に乗ったり適切なアドバイスをすることには無理があり、コンサルティング業務を行うには専門家である社労士の力が必要です。

社会で働き方改革を推進する動きもあり、企業は労働者が働きやすいように労働環境を整えることが大切です。しかし、人が集まるところでは小さなことがトラブルに発展するケースも珍しくありません。

社労士は問題が起こる前にトラブルを回避するという役割が果たせますので、企業にとって人事や労務のプロである社労士は心強い存在です。

社労士試験の需要についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

社労士に合格することに価値はあるのか

社労士のメリットとして、独占業務があり仕事が比較的安定していること、独立開業も可能だが企業勤務がしやすいことがあげられます。

社労士は企業の人事や労務管理だけでなく、個人の顧客から年金に関する相談に乗ることもできます。試験内容も実務と関連性があり、勉強で身についた知識が仕事に役立ちます。

よって社労士に合格する価値は十分にあるといえるでしょう。

社労士資格は簡単かどうかまとめ

社労士資格は簡単かどうかまとめ
  • 社労士試験は合格率が低く、簡単には取得できない。
  • 社労士試験の難易度は、行政書士よりも難しく税理士より易しい。
  • 社労士は専門性がある仕事で、今後も社労士の需要はあると考えられる。

ここまで、社労士資格は簡単に取得できるかについて、あらゆる側面から徹底的に考察してきました。

社労士は簡単に合格できる資格ではありませんが、取得しておくとスキルアップはもちろん、転職に有利で独立開業も可能です。

社労士は専門性が高くやりがいのある仕事で、今後も需要は続くものと考えられます。

興味のある人は、社労士をぜひ前向きに目指してください!

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