IT業界での中小企業診断士の需要は高い?資格取得のメリットを徹底考察!

この記事は専門家に監修されています

中小企業診断士

平井東

「中小企業診断士とIT業界って正直関係なさそう…」

このように考えてる方も多いのではないでしょうか?

実はIT業界出身の中小企業診断士は多く、関係性は深いのです!

この記事ではIT業界の人が中小企業診断士の資格を取ることで、どんな相乗効果や強みが生まれるのかを分かりやすく解説していきます。

読み終わった頃にはIT業界者が中小企業診断士の資格を取得するとどれだけのメリットがあるか分かるはずです!

IT業界と中小企業診断士の関係ついてざっくり説明すると

  • IT業界と中小企業診断士の結びつきは強い
  • IT業界において中小企業診断士の強みが生かせる
  • 中小企業診断士としてもITの知識が役に立つ

IT業界出身の中小企業診断士は多い

plan Bの写真

中小企業診断士の資格取得者の内、約6割が民間企業勤務者です。

その中でもIT業界は市場の成長が著しくIT業界に勤める人数や出身者そのものの数が増えていることもあって、中小企業診断士資格取得者が多いのです。

さらに、中小企業診断士との交流の際にもIT企業出身者と会う機会も非常に多いのです。

IT業界における中小企業診断士の強み

IT業界における中小企業診断士の強み

ここからは具体的にIT業界で中小企業診断士がどの程度、またどのような面で重宝されるのか見ていきます。

ITの扱い方を考えられる

ITによるシステムやツールは便利なものですが、単なるツールなのでそれを使いこなせなければ意味がありません。

「そのシステムを使うことで経営課題がどのように解決されるのか」「ツールをどのように使えば適切に成果を上げられるのか」などシステムやツールを適切に扱った上での提案をすることが重要です。

さらにITに精通していることでシステム導入後のサポート活動も可能です。

ニーズのあるシステム開発が可能になる

どんなに素晴らしいシステムを作っても企業課題を解決できなければ全く意味がありません。

中小企業診断士の知識があれば企業の課題を経営的な視点から考えて、それを本質的に解決するシステムの立案や制作をすることが出来ます。

システムは企業の課題を解決するために開発されるので、企業の課題の本質を見極める力は非常に重要です。

ITによる経営インフラ設備の需要も高い

中小企業の経営者の中には自社のホームページが作成できず苦労している人や、そもそもドメインが何かすら分からない人も多いです。

そのため、こうした基本的なインフラ整備を整える仕事は需要が高いです。

コンサルティングと並行してITサービスを提供できるのでIT知識や技術を備えている中小企業診断士は非常に重宝されます。

IT業界の人が中小企業診断士の資格を取得するメリット

IT業界の人が中小企業診断士の資格を取得するメリット

IT業界における中小企業診断士の強みを見ていきましたが、他にもメリットはあるでしょうか?

ここからはIT業界の人が中小企業診断士の資格を取る際のメリットについて見ていきましょう。

ITの知識があれば試験で得点を稼げる

IT業界にいれば必然的にITの知識が身に付くので中小企業診断士の試験科目である「経営情報システム」で得点を稼ぐことが出来ます。

また、情報処理技術者試験合格者であれば「経営情報システム」の科目は免除されます。

中小企業診断士試験の経営情報システムについては、以下の記事を参考にしてください。

IT業界の知識が役に立つ

中小企業診断士は組織やマーケティング、生産管理、財務・会計など幅広く会社を見なくてはいけませんが、そのいずれにもシステム構築やインフラ整備などでITが関連します。

特に、MEO対策といった近年注目を集めている技術や手法などは、IT業界に身をおいた人ほど柔軟に取り入れることが出来るでしょう

MEOに着目した集客を支援するような、新しいIT系サービスを顧客に案内出来るのは、ITに強い診断士ならではです。

経営とITは密接に関係しているため、IT業界で培った知識や経験は中小企業診断士としても非常に役に立ちます。

システム開発を効率的におこなえる

上に記載したように、中小企業診断士の知識を持つことで企業の課題にそったシステムを開発することが可能になります。

IT業界でも取引先に訪問して要件定義をヒアリングしますが、それを元に設計や構築したのにいざテストの段階で要件定義に全くなかったシステムが足りないと言われてやり直しになることがあります。

エンジニアが中小企業診断士の知識を持つことで経営的視点から企業経営や経営課題を把握することができ要件定義の段階から相手の業務改善に役立つシステムを立案・提案することが出来るようになります。

IT業界で働きながら資格を得るには

仕事をする人 これまで見てきたように、IT業界の知識や経験と中小企業診断士の資格の組み合わせの相性は非常に良いです。

既にIT系の仕事についている方で「中小企業診断士の資格を取得したい!」という方も多くいらっしゃいます。

一方で中小企業診断士の試験難易度は高く、働きながら資格を取得するのは簡単ではありません。特に独学で学習しようとすると合格までに何年も時間を要したり、勉強したものの結局途中で諦めてしまうパターンが多いです。

会社に勤務しつつ確実に資格取得を目指すなら通信講座の受講が圧倒的におすすめです。中小企業診断士の通信講座の中には費用が独学と大きく変わらないにも関わらず、極めてサポートが充実しているものもあります。

通信講座を利用することで、通勤電車の中などのちょっとした隙間時間にも効率的に学習を進めることができます。中小企業診断士の資格取得を目指す際は一度通信講座をチェックしてみるのを推奨します。

通信講座を選ぶなら

中小企業診断士の通信講座は数多く存在しますが、その中でも特におすすめなのが「スタディング」の診断士講座です。

スタディングはスマホ学習に特化した通信講座であり、総受講者数160,000人以上の大人気講座となっています。

スタディングでは講義の質やテキストの分かりやすさはもちろん、特にスマホ学習機能が圧倒的に優れておりスマホ1台であらゆる学習が可能となっています

さらに他社通信講座が10万円近くの受講料が必要となってくる中で、スタディングは48,400円から受講可能とコスパにも優れています。

2022年度試験では162名もの合格者を輩出するなど、確かな指導実績も併せ持つ講座となっておりますので、中小企業診断士の通信講座をお探しの際は、ぜひ一度チェックしておくことをお勧めします。

スタディングの公式サイトはこちら

IT業界の中小企業診断士の需要まとめ

IT業界の中小企業診断士の需要まとめ

  • IT業界出身の中小企業診断士は多い
  • 中小企業診断士はIT業界でも需要が高い
  • 中小企業診断士とITは密接に関係しているので、ITの知識は様々な場面で役に立つ

IT業界と中小企業診断士の関係を様々な側面から説明してきました。

IT業界でも重宝される中小企業診断士、是非取得を検討してみてはいかがでしょうか!

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