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社労士の将来性は実際どうなの?AI時代の社労士需要を徹底考察!

更新日時 2019.07.19

「社労士の仕事は消えていくって聞いたけど本当なの?」

自動化やAI技術の進歩が目覚ましい現在において、このように社労士の将来を不安視している方も多いのではないでしょうか。

結論から申し上げると、社労士の仕事はなくならないどころか、今後ますます重要になってくると予想されます。

この記事ではそんな社労士の将来性について、具体的な理由も含めて丁寧に解説していきます。

また、将来も安泰な社労士になるための対策についても紹介しています。それでは早速みていきましょう!

社労士の将来性についてざっくり説明すると
  • 社労士の業務の一部は機械に代替されていく
  • 社労士の仕事の一部は需要が拡大する
  • 社会の変化が社労士の将来性を高めている

社労士の仕事の将来性

人の手の写真 ここ数年、事務的作業のIT化による業務の効率化によって、社労士の仕事が減ってきているとの記事をよく見かけます。

社労士の仕事には主に書類作成などの手続き業務と、人事や労働問題に関する相談に乗るコンサルティング業務が存在します。

このうち、手続き業務が機械に代替されていくというのは紛れもない事実です

それでは、単純に社労士の仕事の総量は減っていってしまうのでしょうか。

社労士の未来は明るい?

社労士の仕事と言えば、労働・社会保険関係書類の作成、給与計算書類の作成等のイメージがありませんか?

現在の不況で経費削減を行っている企業は、上記の様な事務手続きの仕事を自ら行い、こうした社労士の仕事は企業にとってメリットを感じなくなってきています

しかし、そのイメージだけが社労士の仕事ではありません。労務の専門家として、社労士は企業にとって重要な人事の分野で大いに力を発揮していきます。

今後の社労士の未来は、これまでのような事務手続き業務ではなく、労務の専門家としていかに企業をサポートできるかにかかってきます。そして、社労士にサポートを依頼したいと考える企業は今後ますます増えていくと考えられます

社労士の仕事の幅は広がっている

社労士による企業へのコンサルティング業務は、働き方改革や企業競争が活発に行われる現在において、ますます必要性を増してきています

現状世の中では様々な法律や制度が改変され、労働者時間の短縮や突発的な解雇の禁止など、労働者を守る方向に仕組みが変わりつつあります。

しかし企業側からしてみれば、自分の企業の労働者にはなるべく安く働いてほしいですし、都合が悪くなれば解雇も厭わないはずです。

このように相反する世の中の変化と企業側の要望を受けとめ、専門家として企業を導くのが社労士の仕事です。社会の変化に企業が対応するためには、社労士はなくてはならない存在なのです

社会の変化が大きくなっている現在、それに伴い社労士の需要が高まっているのは想像に難くないでしょう。

AIの影響から見る社労士の将来性

それでは、AIによる仕事の減少は大丈夫なのでしょうか。高度な人工知能による仕事は、企業のコンサルティングにまで及んでも不思議ではありません。

しかし、社労士のコンサルティング業務はAI時代でも減ることほとんどないでしょう。なぜなら、社労士の扱う内容はデータベース上の問題ではなく、企業と労働者という「人」が深く関わる問題だからです。

人にはそれぞれ感情がありますし、個々人ごとに違ったデリケートな問題も多くなってきています。

非常に単純なFAQのような相談内容に限っては、AIに代替可能ではありますが、逆に言えばAIによる相談業務の代替はその程度に止まるでしょう。

社労士の仕事にはどんなものがある?

仕事する人の写真 社労士は社会保険労務士試験である国家資格に合格することで、社労士として仕事に就くことができます。

これまでみてきたように、労働・社会保険関係書類の作成や給与計算等の仕事が主な業務です。また、年金相談や快適な職場環境作りにも貢献しています。

一言で言えば、企業の悩みを解決するのが社労士の仕事です。その為に、コミュニケーション能力やAI時代へのITスキルを磨いていく必要がありますが、大変やりがいがある仕事です。

独占業務と呼ばれる、社労士の有資格者しかすることが許されない仕事が存在することも、社労士の仕事の特徴の1つです。

社労士の独占業務はどんなもの?

社労士にしかできない仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。

社会保険労務士法第2条には、労働関係や保険手続きに関して、書類の作成や手続きを代理することを業としてすることができると規定されています。

独占業務はその内容によって、1号業務と2号業務に分けられています。

1号業務

1号業務は、社労士の独占業務で、労働社会保険関係諸法令に基ずく提出書類の作成及び提出手続き代行業務です。それらの書類を行政官庁へ提出したり、事業主の依頼を受け主張や陳述を行う事務代理を行ったりします。

2号業務

2号業務は、帳簿書類作成業務です。主なものに、就業規則作成、労働者名簿、賃金台帳作成があります。このような業務は専門的な知識がなければ行うことができません。精度の高い書類を作成できれば企業からの評価も上がります

将来性が注目されている3号業務

3号業務は、企業の人事・労務管理上の相談業務に対して、適切なアドバイスや指導を行う業務のことで、いわゆるコンサルティング業務です。

近年では、派遣や非正規社員の賃金や雇用の問題などが多く発生しています。又、社員教育や評価制度などの人事問題も多くありますので、社労士の仕事の能力が試されるところではあります。

3号業務は、企業からの相談だけでなく、年金問題等の個人の相談にも応じることができます

上でも述べたように、将来性が注目されているのが3号業務になります。

社労士とAI

ロボットの写真 AIが発達し、将来機械に多くの仕事が奪われていくと言われていますが、一方で以下の分野は機械に仕事を奪われにくいと言われています

  1. クリエイティビティ系
  2. マネージメント系
  3. ホスピタリティ系

以上3分野です。

クリエイティビティ系の側面から考えると、企業と労働者の複雑な相談やデリケートな問題に対して、創造力を働かせて仕事をする社労士の仕事にはクリエイティビティがあると言えそうです。

マネージメント系の側面から考えても、社労士の仕事は当てはまると言えるでしょう。企業を経営するのは社長ですが、その社長と共に企業の諸問題に対処していくのが社労士の仕事であるので、AI時代でも奪われることがありません。

3つの内2つの生き残る仕事をしている社労士の仕事は、将来性抜群の仕事であると言えるのではないでしょうか。

開業社労士の将来性

サムズアップする男性 社労士として独立開業していくことに不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、心配はありません。毎年のように変わる法律や雇用形態の多様化、社会保険制度の複雑化などは、企業で対処していくには時間とコストがかかりすぎる問題です

これまでのように独占業務を中心とした収益は見込めませんが、3号業務を中心に活躍できることでしょう。

ただし、3号業務主体で活躍するためには他の社労士との差別化が重要になってきます。行政書士等の資格のダブルライセンスや豊富な実務経験など、今後は他の社労士に負けないプラスαの要素が開業社労士に求められるようになるでしょう

開業社労士の将来性については以下の記事でも考察しています。

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結局社労士は目指すべき?

笑顔の女性 社労士試験に合格する為の必要時間は大体1,000時間必要とされています。1日2時間、休日6時間勉強して330日必要な計算になります。合格までに1年程度はかかると見込んだ方が良いでしょう。

資格取得には多くの時間と努力が必要なので、今の仕事や他の資格と比較して、本当に社労士として頑張っていきたいと思わないとなかなか踏み切れるものではありません。

しかし、上記で見てきた様に社労士の需要は今まさに高まっており、将来性は申し分ないです

実際、社労士の平均年収は高水準を維持し続けており、厚生労働省の賃金構造基本統計調査によれば、直近10年の平均年収は約670万円にもなります。独立した社労士の方には年収1000万円超えの人もいらっしゃいます。

将来性を考慮すれば、社労士は努力して目指すに値する資格であると言えるでしょう。

社労士の将来性まとめ

社労士の将来性まとめ
  • 独占業務の多くは失われてしまう
  • 3号業務の需要は拡大し、今後社労士の主要な仕事となっていく
  • ダブルライセンスや実務経験等があると有利

社労士の将来性について説明しました!

今、社労士を目指すべきかについて悩んでいる人は、激動の現代においてますます将来性が期待される、この社会保険労務士という仕事に向けて一歩踏み出してみませんか。

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