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司法試験&予備試験の予備校・通信講座ランキング|人気9社を徹底比較!

更新日時 2021/06/09

「司法試験を目指して勉強したいけど、どの予備校を選べば良いか分からない…」

「予備試験対策におすすめな予備校ってどこなのかな…」

このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

確かにどの予備校も同じような講座を提供していて、どこを選んだらよいのかわかりにくいですよね。

司法試験合格までは最短でも2年間の勉強をすることになるうえ、実際予備校ごとに講座や実績はかなり異なります。そのため自分にとって最適な予備校を選べるかという段階からすでに司法試験対策は始まっているといっても過言ではありません。

非効率的な学習を避けて最短で司法試験に合格し、法曹としてのキャリアを築くためにも、慎重に予備校選びを進めていきたいものです。

そこでここでは、資格Times運営陣が実際に予備試験と司法試験に合格された方の意見をもとに予備校・通信講座をあらゆる面から徹底的に分析し、講座選びにもっとも大切な

  • 講座費用
  • 教材の質
  • 学習サポート
  • 合格実績
  • 会社の信頼性

の5つのポイントをもとにランキング形式で紹介します。

目次
  • 司法試験のおすすめ予備校・通信講座ランキング

  • 司法試験&予備試験のおすすめ予備校・通信講座比較表

  • 司法試験講座は予備校と通信講座どちらを選ぶべき?

  • 【合格者に聞いた】司法試験・予備試験講座選びの5つのポイント

  • 司法試験・予備試験を目指す上で気をつけるべきこと

  • 次回の司法試験・予備試験の試験日程

  • 司法試験・予備試験のおすすめ予備校・通信講座まとめ

司法試験のおすすめ予備校・通信講座ランキング

以下では司法試験対策のおすすめ予備校・通信講座ランキング9選を一挙紹介していきます。

1位:アガルート

アガルートの司法試験講座の得点のチャート
項目 内容
価格 652,960円(1年合格カリキュラム)
教材の特徴 明快なテキストと精鋭講師による講義
サポート 添削指導・個別指導など手厚いサポート
合格実績 司法試験合格者のうち44.8%がアガルート生
学習スタイル オンライン中心、通学オプションあり

アガルートの司法試験講座は、良心的な価格と万全の受講生サポート、そして業界トップクラスの合格実績を併せ持った大人気司法試験講座です。

2013年に設立された新しい資格試験対策校ですが、令和2年度の司法試験合格者のうち、44.8%にあたる650人がアガルートアカデミーの受講生であるなど、極めて優れた合格実績を上げている通信講座です。

特に予備試験1年合格カリキュラムはアガルートアカデミーが自信を持って提供している講座で、初学者の方でも短期集中的に学習を進め、最短ルートで予備試験に合格することを可能にしています

アガルートは今後さらに司法試験・予備試験の合格実績を上げていくことが予想されており、まさに今一番おすすめの司法試験講座だと言えるでしょう。

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アガルートの評価項目

アガルートアカデミーでは932,800円(税込)から「予備試験1年合格カリキュラム」講座を受講できます

この講座は全受験科目の通信講座・音声ダウンロードの他、60通もの論文添削指導、月1回の定期カウンセリングまで含んでいるので、予備試験対策としては十分の内容であると言えるでしょう。

また、アガルートでは割引キャンペーンが頻繁に開催されており、期間中はお得に講座を受講することができます。

例えば現在開催中の「早期申し込み割引キャンペーン」では上記のカリキュラムが通常価格の30%OFFとなる652,960円(税込)となっており、大手予備校の半額程の受講費用と大変お得な受講機会となっています。

アガルートの講義画面

アガルートでは伊藤塾などの通学講座での受講を念頭に置いている講座とは異なり、設計段階から通信講座で受講されることを想定してテキストなどの教材が作成されています。

メインのテキストはフルカラーで記述されており、難解な法律事項も視覚的に理解しやすくなっています

また、あらかじめテキストが色づけされているため、テキストの重要事項を自分でマークするといった手間が不要で、重要事項がすぐにわかるという点で学習効率が高まるという工夫もされています。

こうしたわかりやすいテキストを、全員が新司法試験合格者という精鋭の講師陣が解説するため、法律初学者の方でもしっかりと理解しながら学習を進めることができるでしょう

オンライン講座を受講する際には、疑問点を誰かに質問できるのか、また論文問題の添削指導を受けられるのか、という2点が特に心配になるでしょう。

質問に関しては受講生限定のFacebookグループにて直接講師に質問できるため、疑問が生じてもすぐに解決へと導くことができます。

また、論文問題もひとりあたり100通から150通もの添削指導が受けられます

1〜2年コースでは50~100通ほどの添削指導が目安と言われているため、アガルートでは十分量の添削を受けることができるといえるでしょう。

このようなプロ講師による個別指導体制が整っている通信講座はアガルートアカデミーだけであり、こうしたサポート体制の充実度の高さをアガルートを選んだ理由として挙げる受講生も多いです。

アガルートの合格実績

アガルートアカデミーは2015年に新たに指導を開始した通信講座ですが、2020年度には早くも司法試験合格者1,450人中44.8%にあたる650人もの合格者を輩出したという抜群の合格実績を誇ります。

また、予備試験指導においては、マネージメントオプションと呼ばれる講師による個別指導を受講した方は全国平均合格率(2020年)の4.16%の実に4.9倍にあたる20.29%が予備試験に合格しています。

このように予備試験においても、司法試験においてもかなりのハイレベルな合格実績を記録しているため、合格実績の面から見てもアガルートは極めておすすめの通信講座といえるでしょう。

アガルートアカデミーは法律・教育を軸にテクノロジーを掛け合わせイノベーションを下支えすることを理念として掲げている予備校です。

看板講師で司法試験合格者でもある工藤(岩崎)北斗氏が設立した予備校であり、特に司法試験講座にかける思いは熱いという社風があるといわれています。

そうした熱意は質の高いテキストや講義という点に現れ、多くの受験生に支持されています。

また、アガルートアカデミーの論文問題の答案は工藤講師自身が作成・監修しているもので、信頼性の高い答案を参照できる点も心強いでしょう。

アガルートの講座が向いている人

アガルートは高い合格実績とリーズナブルな価格で受講できる点が魅力の講座なので、費用を抑えつつも確実に合格を目指したい方にはピッタリです。

特に合格実績は通信講座としては異例の高さを誇るため、アガルートを信じて学習を続けることで合格に足る実力を身につけられるのは間違いないでしょう。

ただし、アガルートの強みは分かりやすい教材や個別指導などの親身な学習サポートであり、オンライン学習の利便性という点では資格スクエアやスタディングに軍配が上がります

そのため、スマホでの勉強がメインになりそうだという方は、これらの講座を選んだ方が快適に学習を進められるでしょう。

アガルートを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)

受講してみて,最も合格に役立った講座は,「総合講義300」「論証集の『使い方』」「重要問題習得講座」です。「総合講義300」には,予備試験を受けるにあたっての最低限の知識がコンパクトにまとまっています。そのため,予備試験用の知識を早く概観したい人におすすめです。また最高2倍速にできるため,自信のある範囲は早く終わらせることが可能です。 アガルートを受講した予備試験合格者の声

私がマネージメントオプションの最大の美点だと考えるのは,法律学習を楽しんで行うことに非常に適した環境であるところです。毎回の指導で講師の方々と法的な議論を繰り返す中で,私は法学の奥深さ・魅力の一端に触れることが出来,一見無味乾燥に思える受験勉強も楽しんで行うことが出来たと思います。 アガルートを受講した予備試験合格者の声

アガルートを受講して見事予備試験に合格した方からは、アガルートでは試験内容が膨大な予備試験の対策であってもストレスをためにくい学習環境が整っていたという声が多く上がっていました。

また、マネージメントオプションを追加した講座では、講師と間近に法律に関する議論を行ったり、論述力のブラッシュアップをすることが可能で大変評判です。

仕事上でも法律家に求められる資質も身につく点もアガルートのマネジメントオプションの大きな魅力といえるでしょう。

このように、充実した指導とサポート体制、そして圧倒的な合格実績を誇るアガルートの講座は、業界でも最もおすすめできる司法試験・予備試験対策講座といえます

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2位:資格スクエア

資格スクエア
項目 内容
価格 877,800円(逆算プラン)
教材の特徴 効率的なカリキュラムと高機能なWEB教材
サポート 200通もの論文答案添削付き
合格実績 予備試験合格者の30%以上が資格スクエア生
学習スタイル オンライン

資格スクエアはオンライン学習の高い利便性と最短ルートでの合格が目指せるカリキュラムが強みの司法試験・予備試験講座です。

資格スクエア独自の「逆算思考合格術」では、カリキュラムの設定時間が他の講座と比較しても短くなっているため、ちょっとしたスキマ時間にも学習を進めて合格を狙うことができます。

実際、2019年の予備試験では合格者の3.2人に1人に当たる147人が資格スクエアの受講生であることからも、その学習効果の高さは証明済みと言えます。

そのため、大学や仕事でまとまった学習時間が取れない方に特におすすめの講座だと言えるでしょう。

資格スクエアの公式サイトはこちら

資格スクエアの評価項目

資格スクエアのメイン講座となる「逆算プラン」は、基本講義から添削・答練指導までついた充実のセット講座であり、877,800円(税込)で受講可能です

さらに、月2回テレビ電話にて直接合格者に質問ができるという安心の「逆算プレミアム」も、987,800円(税込)という比較的リーズナブルな価格で受講できます。

大手予備校である伊藤塾で添削指導込みの講座を受講し予備試験対策をした場合は120万円近い費用がかかるので、資格スクエアでは実績・質ともにハイレベルな講義をこの価格で受けられるというのは非常に魅力的です。

なお、資格スクエアでは「独学プラン」という添削・答練指導やフォローアップは受けずに教材と講座のみが提供されるコースも存在し、こちらは547,800円(税込)で受講できます。

しかし、こちらは予備試験最大のヤマとなる論文試験の指導を受けられないので、学習経験がない方には非常に厳しいプランとなるでしょう。

そのため、受講の際は「逆算プラン」か「逆算プレミアム」でしっかりと資格スクエアの合格ノウハウを習得することがおすすめです。

資格スクエアの講義画面

資格スクエアの司法試験予備試験講座の最大の特徴は、資格スクエア創設者であり、講師としても高い人気を誇った鬼頭政人社長が自身の司法試験合格経験や指導した合格者の意見をもとに設計した逆算思考合格法です。

インプット・アウトプット共に効率よく学習が進められるよう無駄を徹底的に省いたカリキュラムとなっており、総講義時間は約520時間と他の講座よりも200~300時間程少ない学習時間で試験合格の素養を養うことができます。

さらにオンライン特化型学習システムも完備されており、利便性抜群のWEB講座をいつでもどこでも受講できる点も資格スクエアの強みといえます。

レジュメへの書き込みや単語帳の作成などもオンライン上で可能なため、外出先やちょっとした隙間時間もスマホで効率よく学習が進めることができます。

通信講座でありながらサポート体制が極めて充実している点も資格スクエアの司法試験・予備試験講座の魅力の一つでしょう。

特出すべきは論文添削指導の手厚さであり、資格スクエアは同じアガルートの添削指導数の2倍に上る200通もの論文答案を添削してくれます。

これにより、自分の納得いく状態まで答案のクオリティを引き上げることができるでしょう。

また、講義を聞きながらでも問題を解きながらでも、わからない点があればすぐにWEB上で質問が可能である点もありがたいサポートの一つです。

視聴期間中であれば何度でも質問ができるため、わからない点をそのままにせずに勉強を進めていくことができるでしょう。

資格スクエアの予備試験講座はまだ7期目ですが既に確かな合格実績を記録しており、この実績を資格スクエアを選んだ理由として挙げる人も多いです。

実際、予備試験合格者の3.2人に1人が資格スクエア受講生(2019年度実績)ということなので驚きです。

また、海外勤務を続けつつわずか11ヶ月の学習で予備試験の論文試験に1位合格した社会人受験生の方も資格スクエア出身でした。

上記の事実は時間がない方や働きながら学習を進める方でも、資格スクエアの逆算思考法カリキュラムやオンライン学習システムを使うことで、十分合格を目指せることを示しています。

資格スクエアは代表の鬼頭政人氏のもと、先進的な学習方法を模索し続ける注目の資格講座です。

特に脳科学に基づく出題予測問題集「未来問」はその取り組みの代表例であり、受講者の内容理解度に合わせて取り組むべき問題をAIで自動的に抽出してくれます。

これらの意欲的な取り組みは多数のメディアでも取り上げられていることからも、その注目度の高さは明らかです。

また、こうした先進的な取り組みをしっかりと試験の結果に結び付けている点も大きな評価ポイントであり、他社とは一線を画する合理的な学習法のもとで合格を目指せる講座であるといえるでしょう。

資格スクエアの講座が向いている人

資格スクエアの最大の強みは、効率の良い学習を実現する「逆算思考合格術」と隙間時間でも学びやすい高機能なオンライン学習システムです。

これら2つの特徴が相まって、短期で十分合格を狙える講座となっているので、多忙でなかなか勉強時間が確保できない方には相性抜群の講座と言えるでしょう。

一方、全体として効率性を重視していることから、試験範囲の網羅性は不十分という側面もあります。

そのため、大学生の方など比較的時間に余裕があり十分な学習時間を確保できる方は、講義量が充実していて抜け漏れなく学べる伊藤塾も併せて検討してみることをおすすめします。

資格スクエアを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)

入門300(現:基礎攻略講座)は2周聞きました。「とにかく早く一周することが大切」と吉野講師に聞いたので、まずはその通り実践しました。

多いと1日に7時間程の講義を受け、2ヶ月ほどで一通り見終えることができました。(中略)講義時間数も短いので、早い段階で全体像を描くことができたので、その後の学習が捗りました。 資格スクエアを受講した予備試験合格者の声

インプットが高速にできるのと、充実したアウトプット量が確保できそうだなという理由から資格スクエアを選びました。

また、価格帯的にも他の予備校に比べてかなり安かったことや、テキストの海外発送等も柔軟に対応頂けたので、資格スクエアに決めました。

LINEでの問い合わせを受けていたのも印象的でしたね。 資格スクエアを受講した予備試験合格者の声

資格スクエアの司法試験・予備試験講座は、ただ膨大な勉強量をこなしていくことを強いるのではなく、スピード感をもって効率よく学習できると口コミで評判でした。

学習初期のインプットが他社の講座と比較しても早いペースで進むため、その後復習したり問題演習に割り当てる時間をしっかり確保できる点がカリキュラムの強みといえるでしょう。

資格スクエアの逆算プランはスピーディーかつ着実に知識の定着を図ることができる講座で、論文問題の添削指導も良質です。

さらに確かな合格実績も持つ大人気講座なので、是非ともチェックしておきたい司法試験講座だと言えるでしょう。

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3位:伊藤塾

伊藤塾
項目 内容
価格 1,148,000円(1年合格コース本科生)
教材の特徴 講師も教材も業界最高クラス
サポート 講師やマネージャーに直接質問可能
合格実績 合格者占有率は司法試験85%、予備試験81%
学習スタイル 通学・オンライン

伊藤塾は予備試験・司法試験ともに圧倒的な合格実績を持つ業界最大手の予備校です。

膨大な受験指導のデータをもとに設計された質の高い講義が強みで、数多くの合格者を輩出してきた現役弁護士講師陣の白熱の講義を受けることが出来ます。

講義内容は実務の土台となる知識を重視し、必要十分量の法律知識を網羅しています。そのため、合格後まで見据えて盤石の知識を身に付けたいと考えている方には嬉しい講義であるといえるでしょう。

このようなこだわりの指導が功を奏し、伊藤塾は数ある予備校の中でもずば抜けた実績を持つに至り、長年にわたって司法試験受験者から絶大な支持を集めています。

ただし、講座の費用は110万円程と、他の司法試験対策予備校に比べてかなり高めです。最適化された講座の質は確かなものなので、コストパフォーマンスは決して悪いとは言えませんが、相当の出費は覚悟しなければならないでしょう

伊藤塾の評価項目

伊藤塾の講座費用は初学者段階から司法試験最終合格を徹底サポートする「司法試験 入門講座 2年合格コース」で1,114,800円(税込)からと、他の司法試験講座と比べても高めの値段設定となっています。

そのため、伊藤塾の受講費用は出来るだけ安い講座を選びたいと考えている方にとっては、伊藤塾を選ぶことをためらう要因になると考えられます。

とは言え、教材の質やサポート体制、合格実績などを考慮すれば、決して理解できない金額ではなく、価格にあったサービスを提供してくれると信頼して良いでしょう。

伊藤真先生の講義

画像出典:伊藤塾講義動画

伊藤塾は伊藤真塾長を始めとする豪華な講師陣の講義をライブで受けられることが強みです。

伊藤塾に入ることで、伊藤塾長以外にも本田真吾講師や井関祐講師、横山えみこ講師、呉明植講師、山本悠揮講師、佐藤康行講師といった現役弁護士による法律の講義を聞くことができます

このように、他の予備校であれば看板講師とされるような講師が複数在籍しており、校舎でライブ授業を受けた後に講師に直接質問したりすることもできる点が、伊藤塾の圧倒的な強みだと言えるでしょう。

また、厳選された内容の基礎マスター講座と論文マスター講座は司法試験対策歴の長い伊藤塾だからこそ提供できるものであり、これさえ受けていれば予備試験・司法試験合格レベルに到達可能と評判です。

予備試験・司法試験対策専用に過不足なく設計されたこれらの教材は、短期合格に必要なエッセンスの詰まった、費用対効果も高い教材だと言えるでしょう。

伊藤塾の講義は校舎に通学して受講できない場合でも、パソコンやスマートフォンを使っていつでもどこでも講義を視聴することが出来ます

また、校舎で講師やクラスマネージャーに疑問点を質問できるだけでなく、WEB上でもマイページからクラスマネージャーに法律知識の質問や学習スケジュールなど、試験に関するあらゆる不安について相談することも可能です。

さらに、司法試験や予備試験の過去問をデータベース化した学習支援システムも完備されているため、移動中などでもスマートフォンで短答過去問を繰り返し解くことができる点も魅力的です。

このように伊藤塾では、仕事の都合などでたとえ校舎に足を運べない場合でもしっかりとフォローできる制度が整っていると言えるでしょう。

他にも、伊藤塾では基礎・論文といった基本的な講義は入塾から4年間何度でも受講することができるようになっています。4年以内に予備試験に合格できた場合でも、司法試験対策講座を無料で受講可能です。

伊藤塾の合格実績

画像引用:伊藤塾公式HP

2020年の司法試験予備試験における伊藤塾の有料受講生の合格者数は360人でした。これはこの年の全合格者のうちのなんと約81%にも上ります

司法試験での実績もやはり圧倒的で、2020年の司法試験合格者のうち約85%にあたる1,234人が伊藤塾の有料講座受講生でした

さらに、就職や転職の際にも特に優秀とみなされる予備試験ルートでの司法試験合格者をみても、全体の90.1%が伊藤塾の有料講座受講生でした。

このように、伊藤塾は司法試験の指導校として絶大な実績を持っていると言えるでしょう。

伊藤塾は普段の法律講義のほかにも、「明日の法律家講座」や「スタディーツアー」など、法律家としての素養を養うのに大変役に立つ任意参加のプログラムも充実しています。

こうしたイベントでは、普段はなかなかお目にかかれないような各界の第一人者の話がきけるので、将来法曹界に進もうと考えている方とっては極めて魅力的だと言えるでしょう。

また、普段はWEB上で勉強していて勉強仲間との交流が少なくなりがちな人でも、こうしたイベントを通じてモチベーションを保つことが出来るという点も伊藤塾がおすすめできる理由です。

こうした伊藤塾の教育体制は、「真の法律家を育成する」という伊藤塾の指導理念をよく表していると言えるでしょう。

伊藤塾の講座が向いている人

伊藤塾は数ある司法試験対策講座の中でも特出した合格実績を誇る予備校であるため、合格実績や知名度を重要視する方にはぴったりの講座です。

ただし、講座価格は100万円を超えるものが多く、気軽に受講を決められる金額ではありません

合格はしたいけど予算面の制約があり伊藤塾の受講が難しい方は、リーズナブルな価格が売りのスタディングやアガルートの受講を検討してみるとよいでしょう。

伊藤塾を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)

私は、基礎マスターをはじめ、論文マスター、コンプリート答練、論文直前答練、予備試験ゼミを受講しました。基礎マスターは、合格するために必要な知識をインプットするのに最適な講義です。(中略)論文マスターは、基礎マスターでインプットした知識を盤石なものとするための講座で、アウトプットを通して確実な知識にすることができました。 伊藤塾を受講して予備試験合格者の声

結局は、基礎マスターのうち、講師が高いランクをつけた箇所やマークした箇所をどれだけ思い起こせるか、どれだけ基礎中の基礎を住所や電話番号のレベルに近づけることができるかの勝負だと思います。 伊藤塾を受講して予備試験合格者の声

伊藤塾で予備試験・司法試験の対策をする場合、基礎マスター講座でじっくりとインプット学習を進め、2年目以降に論文マスター講座で論文の書き方を習得するというサイクルで学ぶことになります。

伊藤塾の講座では資格スクエアやアガルートほど早いペースではインプット講座が終わらないため、じっくりと時間をかけてコツコツと学習を進めたいという方には向いている講座といえるでしょう。

伊藤塾は多くの司法試験・予備試験合格者を輩出している予備校ですが、愚直に継続的に学習した方が合格を勝ち取っています

伊藤塾についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

4位:スタディング

スタディング
項目 内容
価格 134,200円(合格コース総合)
教材の特徴 スマホで隙間時間に勉強できる
サポート 他社と比べると少なめ
合格実績 非公表
学習スタイル オンライン

スタディングは業界最安値の司法試験・予備試験講座であり、134,200円(税込)という圧倒的低価格で「予備試験合格コース(総合)」を受講することができます

この価格設定は他の司法試験対策予備校の10分の1から5分の1程度という破格のものとなっていますが、これは「費用の面で諦めることなく誰でも司法試験対策ができるよう」にという講座の想いが反映されたものです。

講座内容は小村仁俊講師が自身の司法試験の受験・合格経験から生み出した「アウトプットを重視した効率的学習法」が採用されており、法律未修者でも法律の基礎からわかりやすく学べる講座となっています。

また、1講座30分程度という短い講義時間設定である上に倍速受講も可能なため、スキマ時間でも効率的に学ぶことができます

スタディングの公式サイトはこちら

スタディングの評価項目

スタディングは講座費用の安さが最大の特徴であり、「予備試験合格コース(基礎)」を89,100円(税込)、「予備試験合格コース(総合)」を134,200円(税込)という破格の値段で受講することができます。

この価格には「費用面で諦めることなく、できるだけ多くの方に司法試験合格を勝ち取ってもらいたい」にというスタディングの願いが込められているのです。

実際、伊藤塾の予備試験・司法試験対策総合講座はおおよそ120万円、資格スクエアの予備試験・司法試験対策総合講座はおおよそ80万円から90万円であることを考えるとスタディングの司法試験対策総合講座の価格は圧倒的に安価だと言えるでしょう

もちろん講座内容としてはアガルートや伊藤塾などと比べるとやや充実度に欠けますが、「独学は不安だけど何十万も払えない…」とお悩みの方であれば、学習の柱としてスタディングを取り入れるのは極めておすすめできます。

スタディング司法試験講座の講義画面

スタディングの講座は1コマ30分程度とかなりコンパクトになっているほか、紙媒体のテキスト等を使用しないオンライン受講で完結した教材となっているので、移動時間等中でもハンディなく勉強することができます

また、講義は図や具体例などを用いて進められるため、初学者でも置いて行かれることなく理解することができるでしょう。

他にもスマホ上でそのまま講義ノートを作成したりなど、スマホ学習機能の使いやすさは業界トップクラスです。仕事や学校の合間を縫って勉強したい方にとって、スタディングは非常に心強い味方となるでしょう。

試験範囲の膨大な司法試験・予備試験に短期で合格するためには、すべてインプットしてから問題演習を開始するよりも「問題練習をしながら実力をつける」ことが合格の秘訣となります。

この点に関していうと、スタディングでは最適な順番で段階的に無理なくアウトプットをしていく「学習フロー」が設計されていることが強みです。

スタディングの学習フローではビデオでインプット学習をした後、すぐに各種問題演習機能を使って問題練習をしつつ基礎力を固められます。

特にスタディング独自の「セレクト問題集」では間違った問題が繰り返し出題されるようになっているので、短答試験合格レベルの確かな実力を身に付けられるでしょう。

しかし、スタディングには論文試験の基礎講座はあるものの、論文試験対策用の添削講座がありません。論文試験は司法試験の最大のヤマなので、試験対策をする上で少々不安が残ります。

そのため、スタディングの講座を中心に勉強する場合には、司法試験合格者の添削指導や他の予備校の論文添削指導を受けることがおすすめでしょう。

スタディングの司法試験・予備試験講座を利用した司法試験合格者は毎年輩出されています。実際、スタディングのホームページなどでこうした合格者の喜びの声を確認することができます。

一方で、どれくらいの人数がスタディングを使って司法試験・予備試験に合格しているのかなど、実績に関してはいまだ情報が不十分な面もあるのが事実です。

そのため、実績の面で言えば、アガルートや伊藤塾に軍配が上がるでしょう

スタディングは資格各種のeラーニング講座の有料講座累積受講生数は、10万人を突破しています

スタディング独自のeラーニングが多くの方から支持されていることが伺える数字であるといえるでしょう。

スタディングの通信講座は短期合格者の勉強法を徹底に研究し開発されています。年々、スタディングのラインナップは増加しており、現在では司法試験講座の他にも28もの講座を提供しているほどの人気講座です。

このようにスタディングは近年急成長中の講座であるため、今後更なる躍進が期待されます。

スタディングの講座が向いている人

スタディングの最大の売りはこれまでの常識を覆すほどの価格の安さです。

これほどまでに低価格な司法試験・予備試験講座は他にないため、プロの講義を受けたいけどあまり出費はできないという方には非常におすすめです。

ただし、添削指導などはついておらずスタディングだけで十分な対策が出来るとは言えないので、市販教材等で足りない部分は補う必要があります。

費用を抑えつつも1つの講座だけで合格を目指したいのであれば、合格実績の優れたアガルートや資格スクエアの方が向いているでしょう。

スタディングを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)

スタディングは、学習時間を多くとれない方でも十分司法試験に合格できるよう、どこまでの法律知識を教えるのか、そしてそれをどのような形で受験生に理解してもらうのかについて、徹底的に考え抜いて講座設計がされていると思います。司法試験の要求水準に、スタディングの講義は十分に応えてくれると思います スタディングを受講した司法試験合格者の声

そもそも法的三段論法とは何なのかというところから始まり、それぞれ7科目につき比較的短く簡単な事例問題を使用しながら法的三段論法に則った論述で解答するとどうなるかということを丁寧に教えてくれます。各事例問題には先生が作成した参考答案があるため、どういう答案を書けば良いかということをイメージしながら受講することができます。 スタディングを受講した司法試験合格者の声

スタディングの司法試験・予備試験講座は働きながら司合格を目指す方や、ロースクールでの学びを補強したいという方に特に向いている講座といえます。

未だ合格者の輩出数ではおすすめ上位3位の講座には劣りますが、「費用を抑えて司法試験の論文問題に対応できるほど質の高い講座である」という司法試験合格者の声もしっかりと確認できます。

スタディングでは十分に勉強時間が取れないことを前提に講座が設計されている点も、多忙な受験生にとっては嬉しいポイントでしょう

スタディングについてあわせて読みたいおすすめ記事!

LEC東京リーガルマインド

LECのロゴ

画像引用:LEC東京リーガルマインド公式HP

LECは1979年から司法試験受験生の指導をしている歴史ある予備校です。全国各地に校舎を構えており、法律系の資格を中心に試験対策講座を開講しています。

LECの実績を分析

LECの合格実績を確認すると、1993年から2018年の司法試験合格者のうち5,134人がLEC受講生となっております。

しかし、この数字はLECの入門講座申し込み後7年以内に司法試験に合格した人数であり、実際に何人がLECの司法試験講座をメインで活用して合格を勝ち取ったのかがはっきりしていません。また、近年の司法試験・予備試験の具体的な合格人数は公開されていません。

このように、LECの合格実績には不明瞭な点もあり、少々不安があるといえます。

ただし、LEC専任講師の田中正人講師のゼミは、少人数ながら高い予備試験合格実績を誇っており、2018年の司法試験ではゼミ受講生の85.71%にあたる6人が予備試験に合格しています。

そのため、LECで学ぶ場合はこのような少人数ゼミに参加することがおすすめといえるでしょう

LECの受講料は高め

LECの司法試験通学講座の受講料は「1.5年合格コース」で1,102,870円となっています。

そのため、LECの通学講座の受講を検討している場合、ほぼ同額の受講料で確かな合格実績の発表のある伊藤塾の通学講座の受講もあわせて検討してみてもよいでしょう

ちなみに、通信講座の受講料は1,042,870円からと、通信講座も決して安価な部類ではない価格設定になっています。

LECの公式サイトはこちら

LECの司法試験・予備試験講座の詳細はこちらをチェック!

Wセミナー(TAC)

Wセミナーは司法試験指導を長年行っており、司法試験対策参考書も多く出版している予備校です。そのため、司法試験受験生の間では広く知られた存在といえるでしょう。

非法学部出身の御堂地雅人講師や小堀信賢講師といった講師も多いことが特徴の一つです。法律知識0からでも司法試験合格へと導いてくれる講師の指導を受けられるのもWセミナーの魅力といえるでしょう。

ただし、Wセミナーの予備試験・司法試験合格実績には不明な点も多く、実際にどれくらいの人がWセミナーの司法試験対策講座を利用して司法試験・予備試験に合格しているのかというデータは公表されていません。

そのため、Wセミナーの司法試験対策講座の受講を検討している場合、同水準かそれ以下の価格で確かな合格実績のあるアガルートの受講もあわせて検討してみてもよいでしょう

Wセミナーの詳細はこちらをチェック!

BEXA

BEXAのロゴ

画像引用:BEXA公式HP

BEXAは、司法試験・予備試験講座以外にも、司法書士や公務員試験講座も展開している2015年に開校したかなり新しい資格学校です。

講座はレベル・科目別に分けて、それぞれ開講しており、受講生の細かいニーズにもきめ細かく対応している点が大きな魅力となります。

司法試験指導で有名な講師の指導も受けられることから、創設したての学校とは思えないほどの充実度を誇ります。

この受講生に寄り添った講座形態が実を結び、2019年にはなんと司法試験合格者の3人に1人がBEXAを利用していたという圧倒的実績をたたき出しています。

これは、創設5年余りの資格学校としては異例のことであり、BEXAの指導力が本物であることを裏付ける確固たる証拠であるといえるでしょう。

BEXAについてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

辰巳法律研究所

辰巳法律研究所

画像引用:辰巳法律研究所公式HP

辰巳法律研究所は、「あなたの熱意・辰巳の誠意」の合言葉の元、1973年の誕生以来、半世紀弱にわたり数多くの司法試験合格者を世に送り出してきました。

辰巳法律研究所には原考至先生という名物講師がおり、司法試験全国模試や司法試験対策書籍などで知名度も高いです。

かつては司法試験対策専門校であったことからもわかるように、45年以上という長い司法試験指導実績がある点も魅力です。近年でも予備試験・司法試験合格者を毎年着実に輩出しているようです。

ただし、近年では圧倒的合格実績を誇る伊藤塾か、新進気鋭のアガルートかのいずれかを選択する司法試験・予備試験受験生が多くなっています。

よって、老舗の司法試験予備校として信頼感は抜群であるといえますが、現状の司法試験講座の覇権を握れているかといえば、微妙なところがあります。

ライバルの台頭により、なかなか合格者数を伸ばせていないというのが、辰巳法律研究所の現状のようです。

資格スクール大栄

まだ知名度は低いですが、資格スクール大栄も司法試験予備試験対策講座を提供しています。資格スクール大栄の講座は基本的には資格スクエアの吉野勲講師が行います。

大栄のカリキュラムは、「基礎攻略講座」として300時間の講義で7科目を高速インプットし、その後120時間の「論文攻略講座」で論文試験問題400題を制覇するという充実の構成になっています。

ただし、資格スクエアの吉野講師が講義を行う以上、講義の質では資格スクエアと同等以上になることは考えにくいといえるでしょう。

そのため、資格スクエアなどで講義を受講したほうがフォローアップ体制も含めて、高い学習クオリティを実現できるといわざるを得ないでしょう。

他社と異なり、合格実績に関する情報もないため、本当に信頼できる講座なのか疑問符が付きます。

司法試験&予備試験のおすすめ予備校・通信講座比較表

順位 講座名 特徴 総合点 価格 教材 サポート 合格実績 信頼性
1 アガルートアカデミー 司法試験合格者の44.8%を占有 95 18 18 20 20 19
2 資格スクエア 低価格で高い合格実績 94 18 19 20 19 18
3 伊藤塾 圧倒的指導実績 93 14 19 20 20 20
4 スタディング 費用を抑えて勉強できる 86 20 17 16 16 17

おすすめの司法試験・予備試験講座上位4社を比較した表は以上の通りとなります。

合格実績を最重要視するのであれば、業界トップの合格者占有率を誇る伊藤塾をまず検討することになるかと思います。

一方で、アガルートの司法試験講座も非常に高い合格実績を記録しているほか、近年はその実績をますます伸ばしつつあります。

さらに価格も伊藤塾よりかなり安いことを考えれば、おすすめの講座第1位はアガルートに軍配が上がるでしょう

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費用・価格面で講座を比較

司法試験・予備試験講座を受講するうえで最も気になるのは、価格面なのではないでしょうか?

そこで、今回は予備試験対策講座と司法試験対策講座の主に2つの価格比較表を作成しました。

予備試験

ランキングTOP4の予備試験講座の価格を安い順に並べると以下のようになります。

講座 コース名 価格(税込)
スタディング 予備試験合格コース(総合) 134,200円
アガルート 予備試験1年合格カリキュラム 652,960円
資格スクエア 逆算プラン 877,800円
伊藤塾 1年合格コース本科生 1,148,000円

ここでは、主に予備試験対策を総合的に行えるコースを比較対象としました。

ここから、各講座で価格差が大きいことがわかり、特にスタディングの破格の安さが特に際立っているといえるでしょう。

司法試験

講座 コース名 価格(税込)
スタディング 司法試験合格コース(総合) 119,900円
資格スクエア 秒速・完全パック(販売終了) 225,000円
伊藤塾 司法試験本科生(フル) 560,000円
アガルート 司法試験インプット+アウトプットカリキュラム 311,300+471,900円

ここでは、予備試験合格者を対象とした司法試験対策のスタンダードな講座を比較対象としています。

司法試験対策講座も同様にスタディングが最安値となっています。

ただ、スタディングほどではないものの資格スクエアの価格の安さも際立っているので、価格で選ぶなら主にこの2つを検討するとよいでしょう。

司法試験&予備試験の料金順の講座ランキングを詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

働く社会人におすすめの講座は?

働きながら予備試験または司法試験の合格を目指すのであれば、オンラインメインで学びつつ必要に応じて個別指導も付けられるアガルートがおすすめです。

アガルートならわざわざ校舎に通わずとも高品質な講義をいつでもどこでも観られるので、多忙な社会人の方でも仕事の合間を縫って勉強することが可能です。

さらに追加料金が必要ですがマネージメントオプション(通称マネオプ)という個別指導をつけることもできるので、プロの講師による直接の添削やアドバイスを貰うことも可能です。

なお、他社予備校ではバイトが添削をしていることが多いので、プロの講師に直接答案を見てもらえるアガルートのマネオプはかなり強力です。実際、マネオプは受講生からの口コミ評価も非常に高いです。

「時間を有効に使いたい」「個別指導も検討したい」とお考えの方には、アガルートはまさにピッタリの講座と言えるでしょう。

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司法試験講座は予備校と通信講座どちらを選ぶべき?

司法のイメージ

司法試験・予備試験合格を目指す際には通学講座を利用するのか通信講座(オンライン講座)を利用するのかで、どちらがよいか悩むところです。

校舎に通って勉強したいという方の場合は、通学講座の開講されている予備校に通うことになります。

現在では通学講座を利用する場合でも、予備校のマイページからライブで受講できなかった授業も視聴しフォローアップできる場合がほとんどなので、時間の都合が合わない場合もそこまで心配することはありません。

一方で、予備校は多くの校舎・講師を抱えている性質上通信講座と比べてかなり費用が高く、さらにオンライン学習システムも通信特化の会社と比べると整備されていないことが多いです。

もちろん通学講座には「わからない点があれば校舎で講師に直接質問することができる」というメリットがあるものの、オンライン学習システムが進化した現在では、価格もリーズナブルで時間の融通も効く通信講座で学ぶ方が主流になりつつあります

通信講座であれば通勤時間などのスキマ時間も使いつつ勉強を進めていくことができるため、仕事の都合などで校舎に週に2・3回通学するのがスケジュール的に厳しいという方にも特におすすめとなっています

通信講座としては、今回おすすめ第1位となったアガルートがおすすめです。通信講座でありながら論文添削指導もバッチリ受けられますし、何より確固たる実績を叩き出している講座なので、安心して司法試験対策を任せることができるでしょう。

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【合格者に聞いた】司法試験・予備試験講座選びの5つのポイント

講座選びの5つのポイント

ここでは、司法試験&予備試験の通信講座・予備校ランキングを作成するにあたって使用した、講座を見る最重要項目5点について詳しく紹介します。

今回は、実際に予備試験・司法試験ともに合格を果たしたHaruka様と、現役弁護士として大活躍中の平木太生様に、司法試験・予備試験講座の選び方についてアドバイスをいただきました。

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Haruka様

第74期司法修習生のHarukaです。2019年に予備試験に合格、2020年に司法試験に合格しました。

あくまでも私個人の意見にはなってしまうのですが、自身の受験経験を元にコメントさせていただきます。参考になりましたら幸いです!

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平木様

弁護士・公認会計士の平木太生です。主に弁護士として活動しつつ、予備校講師として教育にも携わっています。

司法試験や公認会計士試験など、複数の難関国家試験に合格した経験をもとにコメントさせていただきます。

講座の価格・費用

司法試験・予備試験講座の費用は非常に高く、答練や添削指導等のサポートを全て含めると100万円程度かかるのが一般的です。

スタディングの司法試験講座なら10万円台で受講することができますが、基本的には比較的安いものを選んだ場合も50万円以上の出費は覚悟しておいた方が良いでしょう。

また、司法試験・予備試験講座は、講座のオプションが極めて多いため、特に初学者向けの基本講座同士で価格を比較することがおすすめです。

ただし司法試験は超難関試験なので、合格するための講座選びのために最もプライオリティを置くべき箇所は、あくまでも学習クオリティになります。

ここの比重を誤ると、安いけれど学習成果がなかなか上がらないという事態にもつながりかねないので、価格と自分にとっての学習効果という両方の側面を意識したうえで、価格の妥当性を検証していくとよいでしょう。

教材の質

教材のクオリティは、司法試験・予備試験講座を選ぶ際に最も重視したい部分になります。

教材の質を図る観点として

  • わかりやすい言葉で書かれているか
  • フルカラーにしたり、図表を豊富に取り入れるなど、学習効果を高めるための工夫がなされているか
  • 講義の場合は講師の実績や教え方はどうか

という観点で判断していくとよいでしょう。

また、カリキュラムが一定の方向性のもと、論理的にみて合格までたどり着けそうなものかについても見ておくのが良いでしょう。

教材別の選び方を合格者が伝授

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Haruka様

予備校のテキストについては、重要度や頻出度が明示してあるものを使用すると、強弱をつけて学習を進めることができて効率的です。

また、条文知識や判例・学説を表でまとめられているもの、手続等を図を用いて説明してあるものもおすすめです。

基本書については、現在の主流学説を唱えている学者が執筆したもの、また多くの受験生が使用しているものをリサーチして使用することが、試験対策上良いと思います。

論文演習書については、初学者の方は論文答案例までついているものを選ぶと、論文のイメージがつきやすいと思います。既習者の方でも、少なくとも解説付きの演習書を選択することをおすすめします。

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平木様

司法試験や予備試験はとにかく学習範囲が広い試験です。学習範囲が広い試験では、いかにやるべきことを絞って勉強を進めることができるか、が合格への鍵となります。

教材は、各科目でテキスト系のインプット教材を一冊と、問題集系のアウトプット教材を一冊程度に絞り、何度も回転すると効率よく勉強することができます。市販されている基本書でもいいですし、予備校を利用するのであれば予備校テキストでいいので、やると決めたことをやり続けられるかが勝負になります。

なお、私の場合は予備校テキストに絞って学習を進め、市販の教材は一切手を出さなかったほどです。とにかく手を広げすぎない、これが非常に重要になります。

学習サポート

難易度の高い司法試験・予備試験を突破するためには、学習内容だけでなく、その理解を支えるための学習サポートが欠かせません。

まず前提条件として、内容の質問が気軽にできるかという観点は必ず確認しておきましょう。

そのうえで、個別指導や論文添削など、その講座の付加価値となる学習サポート体制がどれほど整っているかチェックするのがおすすめです。

また、精神面でのサポートも希望する人は、講師やチューターに様々なことを相談できる環境が整えられているかも見るとよいでしょう。

自分の性格や環境とも相談

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Haruka様

スケジュール管理機能は、自分で計画的に勉強が進められる人や、周囲と監視し合いながら勉強を進められる環境に身を置く方は、あまり必要ないように感じます。

質問対応は、司法試験合格者が対応してくれるもので、度々利用しました。(予備試験口述対策もしていただき、私自身とても効果的でした。)

カウンセリングは、司法試験合格者が勉強の進め方等の相談に乗ってくれるものです。具体的には、勉強計画を立てる際のサポート、司法試験関連の情報をあまり持っていない社会人・他学部出身者受験生への情報の共有、仕事との両立に悩む方へのアドバイス等をしてくれます。悩みに応じて適宜利用していくと良いと思います。

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平木様

予備校によって、サポート体制は大きく異なります。

  1. 質問対応の方法(メールか、電話か、対面かなど)
  2. 質問回答の速さ(1日程度で返信が来るのか、1ヶ月経っても返ってこないのかなど)
  3. 質問回答の質(講師が回答するか、合格者が回答するか、非合格者が回答するかなど)

などは、予備校によってまちまちです。これらは予備校に入る前に、利用者の感想などを収集した方が良いでしょう。

なお、予備校のサポート体制をどれほど使うかは人それぞれです。

私の場合は「分からないところも何回か回転していればいずれわかるようになる」と考え、正直そこまで利用していませんでしたが、計画の立て方やモチベーションを維持するという意味では予備校を「うまく使う」と良いと思います

合格実績

合格実績は、その講座が謳っている学習メソッドがどれほど実際の試験に通用するのかを測るための最も信頼できる指標です。

この数字により講座のクオリティをおおよそ把握することができるので、講座を選ぶ際の重要なチェック要素の一つであるといえます。

合格実績には「合格率」と「合格者数」の2パターンの表示方式があり、どちらも受講者全体の分母を見ることがポイントとなります。

特に合格率を見る場合は注意が必要です。数人しか受けていないにもかかわらず、合格率100%などと謳っていた場合、その数字は到底信用できるものではないため、算出時の分母の数字には注意を払う必要があるでしょう。

会社の信頼性

会社の信頼性は、勉強が苦しい際にも講座を最後まで信頼してやり切れるかの目安となる指標です。

信頼性の指標を見るためには、その会社がどれほど長く資格指導に当たってきたかや、そのほかの講座での指導実績を確認することが大切になります。

また、実際に受講された方の口コミもチェックしておくのも良いでしょう。

司法試験・予備試験を目指す上で気をつけるべきこと

受験者が知っておくべきこと3つ

まずは全科目を網羅することが大切

司法試験・予備試験が最難関資格試験と呼ばれる理由はその試験範囲の膨大さにあるといえるでしょう。

現に予備試験ルートで司法試験に合格するには、行政法や選択科目を含めて8科目の法律を勉強する必要があります。

そのため、司法試験・予備試験は最初はやる気に満ちて勉強を開始した人でも、徐々に法律の量に圧倒され挫折してしまう人も多いのも事実です。

したがって、一度で全てを完璧にインプットしようとしてもうまくはいかないため、複数回科目に触れ、合格レベルの知識にまでブラッシュアップしていける講座が優れた講座といえるでしょう

こうした観点から見ると、「基礎マスター」と「論文マスター」という2段階で学習ができる伊藤塾の講座はやはり優れています

また、徹底的に練られた綿密なカリキュラムにより、1年間で試験範囲を完全網羅できるアガルートの司法試験・予備試験講座も司法試験合格に最適化されていると言えるでしょう。

特に記述試験対策を重視した講座を選ぶべき

司法試験の・予備試験では論文試験の配点が大きいです。そのため、特に論文試験対策に多くの力を費やすことが合格への必須条件になります。

したがって、論文指導が不十分な講座を受講していても、合格までたどり着けない場合が多いです。

現在では、司法試験合格者のほとんどが講座での添削指導までを含めた、充実した学習環境で勉強して試験に臨んでいます。これにより、論文試験の合格答案の水準も予備校各社のノウハウを反映したレベルの高いものになっているというのが現状です。

そのため、試験対策をする上では論文問題の答案例を読むだけではなく、実際に自分の手と頭をフル活用して論文問題に解答し、司法試験の指導歴のある人による添削指導を受けられるという学習環境を整えることが重要だと言えるでしょう。

こうした事情を踏まえ、論文の添削指導体制までを完備した、予備校・通信講座を利用することを強くおすすめします

独学での司法試験への挑戦は避けるべき

結論からいうと、司法試験や予備試験に独学で合格することは、法学部出身者であっても難しいといえます。

理由としては、試験範囲の膨大さやスケジュール管理の難しさに原因があるといえるでしょう。

例えば独学の場合、民法の条文数や論点数の膨大さに圧倒されてしまう人が多いです。そのため、いつまでも民法のインプットの目途が立たず、既に学んだ科目の復習ができないうちに、知識が失われていくというケースがあります。何年も不合格を繰り返してしまうというのが、典型的な独学受験生の失敗パターンです。

こうした事態を避けるため、ペースメーカーとして通信講座や通学講座を利用することが、合格のための戦略として考えられます。

司法試験合格が1年早くなれば、その分1年早く高収入の職につくことができるということなので、講座購入のための出費は費用対効果で考えれば実は得である場合が多いのです

次回の司法試験・予備試験の試験日程

法務省の発表によると、次回の2021年(令和3年)の司法試験予備試験の日程は次の表のようになっています。

試験 日程
短答試験 5月16日(日)
論文試験 7月10日(土)・11日(日)
口述試験 10月23日(土)・24日(日)

また、2021年の司法試験の試験日は5月12日(水)、5月13日(木)、5月15日(土)、5月16日(日)に予定されています。

願書の交付は、2021年1月22日(金)~2月19日(金)、願書受付は2月2日(火)~2月19日(金)の日程となります。

来年度に受験を検討されている皆さんは、この日程を参考に申しこみ、対策を忘れずに行うようにしましょう。

司法試験・予備試験のおすすめ予備校・通信講座まとめ

おすすめの司法試験・予備試験講座まとめ

  • 1位:アガルート
  • 2位:資格スクエア
  • 3位:伊藤塾
  • 4位:スタディング

ここでは司法試験・予備試験の予備校・通信講座について、予備校各社のそれぞれの特徴を紹介しました!

あなたに合った司法試験・予備試験対策講座を利用して、一年でも早く司法試験合格を勝ち取り、輝かしいキャリアを築かれることを心からお祈りしています!

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