Wセミナー(TAC)の司法試験講座の評判は?価格・教材面の特徴から合格実績まで解説
「Wセミナーの司法試験講座の評判を知りたい!」
「Wセミナーの司法試験講座の合格実績はどうなの?」
このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
Wセミナーは大手の予備校として有名なTACが運営している講座であり、非常に評判が高いです。
実際にWセミナーの司法試験講座から多くの合格者を輩出しているため、合格実績も申し分ありません。
こちらの記事では、Wセミナー(TAC)の司法試験講座の評判や特徴、また気になる合格実績まで詳しく解説していきます!
Wセミナーの特徴や評判についてざっくり説明すると
- 受講費用は他社と比べてもかなり安価
- ハイブリッドシリーズでは、合格するための効率的な勉強が可能
- 合格実績面では不明点も多いため注意が必要
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Wセミナー(TAC)の司法試験・予備試験講座の特徴
まずは、Wセミナー(TAC)の司法試験・予備試験講座の特徴について紹介していきます。
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入門編は学習時間で2つのコースを用意
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ハイブリットシリーズは2回転インプットで初心者も安心
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超速インプットシリーズは220時間の短時間で全体をインプット
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自習に関しても受講生をしっかりサポートしてくれる
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合格実績に関しては不明点が多い
Wセミナーは大手予備校であるTACが運営している予備校であり、昔から資格対策を行っている伝統的な予備校です。
そのため、長年の指導実績を活かして効率的な学習をサポートしてくれます。
Wセミナーの主な特徴として、初心者向けに2つのコースを用意しており、初学者の方でも手軽に学習を始めることができる点が挙げられます。
特に「ハイブリッドコース」は、法学部出身ではなく予備試験経由で司法試験に合格した御堂地雅人講師が担当しています。
そのため、初学者の苦労しがちなポイントを身をもって知っているため、法律学習が初めての方でもじっくりと知識を習得することができます。
しかし、講座内容は充実しているものの肝心の合格実績や合格者の声がホームページに掲載されていない難点があるため、講座の信頼性に疑問や不安がある点は否めません。
Wセミナーの司法試験・予備試験講座の費用
こちらのトピックでは 、Wセミナーの司法試験・予備試験講座のWeb講座の価格について紹介していきます。
- 予備試験を初めて受験する方向け
コース名 | 税込み価格 |
---|---|
ハイブリッド予備合格スタンダードバック | 549,000円 |
超速逐条予備総合パック | 499,000円 |
- 予備試験対策(学習・受験経験者)向け
コース名 | 税込み価格 |
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論文力完成パック | 269,000円 |
予備試験合格答練パック | 250,000円 |
論文セレクト過去問分析講義 | 110,000円 |
- 司法試験を受験する方向け
コース名 | 税込み価格 |
---|---|
判例思考マスター講義 | 139,000円 |
「刑法事例演習教材(第2版)」解析講義 | 55,000円 |
以上のように、ハイブリッドコースは基本的に50~60万円ほどの受講費用が必要になることが分かります。
その他にも様々なコースがあるので、必要に応じて受講を検討すると良いでしょう。
講座費用を他社と徹底比較
次に、初心者が主に受講することになる「ハイブリッド予備合格スタンダードバック」について、他の講座の初心者講座と比較してみましょう。
講座 | コース名 | 税込み価格 |
---|---|---|
Wセミナー | ハイブリッド予備合格スタンダードバック | 549,000円 |
アガルート | 予備試験1年合格カリキュラム | 652,960円 |
資格スクエア | 逆算プラン | 877,800円 |
LEC | 1.5年合格コース | 1,102,870円 |
伊藤塾 | 司法試験入門講座 | 1,114,900円 |
以上のように、Wセミナーは他の主要な予備校・通信講座と比べると最も安い価格となっています。
つまり、Wセミナーは非常にリーズナブルな価格で司法試験や予備試験の対策できる講座として、費用を抑えたい方をはじめ、多くの方におすすめできるといえるでしょう。
Wセミナーの司法試験・予備試験講座の教材を他社と比較
各コースのカリキュラムのこだわり
ここでは初心者が主に受講することになる「ハイブリッドシリーズ」と「超速シリーズ」の2種類について解説していきます。
ハイブリッドシリーズは知識を徹底インプット
ハイブリッドシリーズは初学者から人気があり、法律学習未経験者でも無理なく合格を目指すことができるカリキュラムが組まれています。
具体的には、2年間でインプットを2周こなすことにより、じっくりと基本的な知識や判例を学んでいくスタイルです。
短答プラクティス講義と論文エッセンス講義を用いて試験対策上必要となる知識をインプットしていくことで法律を勉強するための土台は完成するのです。
アウトプットの最大化を目指す超速シリーズ
司法試験や予備試験では、単純な知識量ではなく知識の応用力がが問われる問題が多く出てきます。
そのため、試験対策を進めていく上ではアウトプットをこなすことが非常に重要となります。
超速シリーズはインプットを最短で終わらせて、アウトプットの機会を多めに確保しているカリキュラムです。
学校や仕事と両立しながら短期の予備試験合格を狙っている人にはピッタリの講座であるといえるでしょう。
正しい学習方法を習得できる基本講義
ハイブリッドシリーズでは、司法試験や予備試験に合格するための効率的な攻略方法をマスターすることを目的としています。
実際に効率的な勉強をすることは合格するための大切な要素であるため、安心して受講することができます。
「基礎エッセンス講義」を受講することで効率的な学習ノウハウを身に着けることができるでしょう。
具体的には、まず簡単な問題で全体の概要を掴み、それをベースとして合格するために欠かせない知識を把握していくことになります。
その後、学んだ知識を実際に身に着けるために何が必要なのかをアウトプットを通して確認していきます。
このように、司法試験や予備試験の勉強法を身に着けることができる講座として、初心者の方には特におすすめの講義と言えるのです。
初心者に寄り添った指導が売りの御堂地講師
講義を担当する御堂地講師は、早稲田大学教育学部を卒業して社会人として働きながら予備試験と司法試験を突破した経歴を持ちます。
セミナー講師兼弁護士としても仕事をする御堂地雅人講師が、自身の経験を踏まえながら受講生が予備試験と司法試験を突破するコツを伝授してくれます。
ハイブリッドコースは、御堂地講師が一から学力を築き上げて合格した経験を受験生に還元してくれるコースです。
初学者がつまずきやすいポイントを先回りしてサポートしてくれたり、受験生に寄り添った講義をしてくれるため、合格まで安心して学習することができるでしょう。
演習の機会が豊富に設けられている
ハイブリッドコースでは演習の機会が豊富に用意されています。
具体的には、
- 短答プラクティス講義
- 論文プラクティス講義<答案表現編>
- 論文プラクティス講義<予備過去問編>
の3つのプラクティス講義が準備されており、各講義をしっかり受けることで総合的な知識を身に着けることが可能です。
必要な条文と判例知識を押さえることができるだけでなく、試験対策で必須となる論文の書き方などを身に着けることができるため、非常に有意義なトレーニングとなるはずです。
Wセミナーは予備校ならではの充実サポート
個別学習カウンセリングで進捗を相談可能
Wセミナーで行われる個別学習カウンセリングは、日々の勉強の進捗具合を確認したり、勉強の中で生じた疑問を相談することができる貴重な機会です。
講師は受講生1人1人の受講生の事情を勘案した上で最適なアドバイスを授けてくれるため、計画を狂わせることなく学習を進めることができるでしょう。
特に、司法試験受験は短期間ではなく数年にも及ぶ長期的な学習となるため、このアドバイスを基に適宜軌道修正しながら学習を進めることが非常に重要です。
また、講師と話す機会があることで「自分は支えられている」という感覚を得ることができるため、精神的にも安心できるメリットがあります。
論文添削サポートも充実
司法試験や予備試験に合格するためには、論文の演習が欠かせません。
Wセミナーでは作成した論文答案について個別で添削指導を行ってくれるため、適宜フィードバックを受けて内容をブラッシュアップすることができます。
独学で自分の論文答案を読んで改善するのは極めて困難であるため、この論文添削サポートは記述力向上の観点から非常にありがたいと言えるでしょう。
ただし、このサポートを受けられるのは対象コース受講生に限定されるため、受講前に添削を受けられるかどうかは必ず確認しておきましょう。
個別相談は全て司法試験合格者が担当
Wセミナーは、受験生をサポートするために個別相談を行っています。
この個別相談は司法試験の合格者が行ってくれるため、受験生の目線から勉強で躓きやすいポイントを教えてくれたり、不安な気持ちに寄り添いながら親切に様々な相談に乗ってくれます。
このような個別相談の機会があることで、自分の勉強を見直す機会になったりモチベーションを高める効果が期待できるため、不安があれば隠すことなく相談すると良いでしょう。
TACの自習室で集中して勉強できる
当然のことながら、勉強は講義を受けるだけでなく自習時間も効率よく使わなければなりません。
Wセミナーでは、自習を効率よく行うために全国のTAC校舎を自習室として開放しており、いつでも利用することが可能です。
自宅だとなかなか集中できない方は、喫茶店に行ったり図書館に行ったり勉強場所を探す必要がありますが、TACの自習室は集中できる環境が最大限整えられています。
長時間の勉強でも集中できる環境が提供される点は、受験生にとって非常に大きなメリットであるといえるでしょう。
Wセミナー(TAC)の合格実績はどれくらい?
Wセミナー(TAC)の司法試験の合格実績は公表されておらず、実績を重視して講座選びをしている方にとっては不安なポイントと言えるでしょう。
多くの予備校や通信講座では合格実績を公表しているため、「Wセミナーの実績はそこまで良くないのでは?」と思ってしまっても不思議ではありません。
また、受講生の声も超速シリーズ以外は基本的に公表されておらず、情報収集も難しい面があります。
つまり、口コミや評価を重視して講座選びをする方にとっても、そもそも受講生の生の声もあまり聞くことができないため、やや心許ない点は否めません。
そのため、合格実績を考慮するのであればWセミナーを検討しつつも他の予備校や通信講座の情報を集めて、どの講座を受講するべきか決めると良いでしょう。
Wセミナーの講座受講時に注意するべき点
Wセミナーは教材やサポート体制が充実している上に受講費用も安価であることから、基本的に多くの方に受講をおすすめできます。
しかし、Wセミナーの決定的な弱点として合格実績が公表されていない点が挙げられ、実際にこの点をネックに感じている方は非常に多いです。
司法試験や予備試験のような難関試験に臨む以上、講座の合格実績を気にするのは当たり前のことです。
他の予備校や通信講座は実績を公表しているのに対して、Wセミナーはその点が不明瞭である点は非常に不安を抱きやすいポイントと言わざるを得ません。
そのため、実績を重視して講座を決めたい場合には、他の著名な予備校や通信講座を受講することをおすすめします。
特に、他社の中でもアガルートの司法試験・予備試験講座は、近年合格実績を急激に伸ばしている注目の講座です。
実績面でみると、2022年度の司法試験合格者の45.3%をアガルート受講生が占めているという驚異の数字を誇っています。
司法試験合格者の人数は636名にも上るため、近年の実績を重要視している方にとってアガルートは非常に魅力的な講座と言えるでしょう。
アガルートの講座の詳細はこちらをチェック!
Wセミナー(TAC)の司法試験講座のコース一覧
こちらのトピックで、Wセミナーの司法試験講座のコースを紹介していきます。
入門編コース一覧
まず、入門編のコースを見てみましょう。
コース | 特徴 |
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ハイブリッド予備合格フルパック | 予備試験対策に必要なものがすべて含まれる講座 |
ハイブリッド予備合格スタンダードパック | 法律基本科目と予備試験科目対策がセットになっているスタンダードな講座 |
超速逐条予備フルパック | 「超速逐条基礎講義」でスピーディにインプットを行い、予備試験合格に必要な対策が全て詰まったパック |
超速逐条予備総合フルパック | 論文も含めて法律基本7科目の対策がこなせるパック |
以上のコースの中でも、基本からじっくり学習を進めたい方はハイブリッドシリーズを受講するのがおすすめです。
じっくりと法律の勉強の基礎を仕込むことができるため、学習の土台を築くことができるでしょう。
一方で、既に法律に関する学習経験があり早く知識のインプットを行いたいと考えている方は、超速シリーズを受講すると良いでしょう。
予備試験の受験・学習経験者向けコース一覧
次に、予備試験の受験・学習経験者向けのコースを紹介します。
コース | 特徴 |
---|---|
論文力完成パック | 答案の書き方をじっくりと学ぶことができる、論文対策に重点を置いたパック |
論文セレクト過去問分析講義 | 全20回の実践演習を通して、優先的に学習するべき良問を徹底解説してくれるコース |
予備試験合格答練パック | 「重要判例答練」と「予備試験 論文応用答練」で充実の演習を行えるパック |
一般教養科目論文対策講義 | 対策が難しい予備論文式試験一般教養科目を徹底的に対策できるコース |
以上の中でも、論文力をじっくり鍛えたい方や論文に苦手意識を持っている方は「論文力完成パック」を受講するのがおすすめです。
また、段階を踏みながら総合的な知識を身に着けたい方は「予備試験合格答練パック」を受講すると良いでしょう。
司法試験受験者向けコース一覧
次に、司法試験受験者向けコースを紹介していきます。
コース | 特徴 |
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判例思考マスター講義 | 判例知識を本試験で活用するための思考を学べるコース |
「刑法事例演習教材(第2版)」解析講義 | 刑法の答案の書き方を徹底的に鍛えることができるコース |
論点別「刑法」弱点克服講義 | 論点別に刑法をじっくり学べるコース |
網羅式百選「刑法」短答対策講義 | 樋笠講師による、刑法の短答対策をじっくり行えるコース |
網羅式百選「刑事訴訟法」短答対策講義 | 樋笠講師による、刑事訴訟法の短答対策をじっくり行えるコース |
水町「「労働法」(第8版)解析講義 | 労働法の実務と理論をじっくり学べるコース |
租税法超速重要判例マスター講義 | 租税穂の重要判例を通して暗記すべきポイントや計算の基礎を分かりやすく学べるコース |
司法試験受験者向けもコースは多く準備されています。
法律を勉強する上で非常に重要な判例についてじっくり学びたい方は「判例思考マスター講義」の受講がおすすめです。
また、刑法や刑事訴訟法、労働法の対策に特化したコースもあるため、苦手分野や強化したい分野がある方はぜひ利用すると良いでしょう。
Wセミナー(TAC)の講座受講をおすすめする人
Wセミナーの受講をおすすめする人の特徴
Wセミナーに向いている方の特徴として、以下のようなものが挙げられます。
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法律学習初心者の方
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安い価格で講座を受けたい人
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論文添削をしっかり受けたい方
Wセミナーは、他の予備校や通信講座と比較すると価格が安いため、受講費用を抑えたい方には1番におすすめできる講座です。
また、受講費用を抑えることができる上に初心者向けの講座では法律の学習方法などの基本的な事項から丁寧にレクチャーしてくれるため、法律初学者で不安を感じている方にもおすすめできます。
Wセミナーの受講をおすすめできない人
逆に、Wセミナーに向いていない方の特徴として、以下のようなものが挙げられます。
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実績を講座選びで重視している方
-
有名講師から講義を受けたい人
Wセミナーでは実績を公表していないため、合格実績を重視している方にとっては不安が大きいでしょう。
そのため、この不安が拭えない場合はWセミナーセミナーではなく、実績を公表していて非常に優れた実績を残しているアガルートの受講を検討することをおすすめします。
また、Wセミナーは優れた講師が分かりやすく講義を行ってくれますが、他社のような有名講師というわけではありません。
そのため、有名講師から講義を受けたい方も、Wセミナー以外の講座の受講を検討すると良いでしょう。
Wセミナー(TAC)の司法試験コースの評判・口コミ
Wセミナー司法試験・予備試験コースの口コミは、開講初年度である「超速シリーズ」からいくつか挙げられています。
以下では、それらの声を紹介していきます。
上原講師の持論も交えた講義のおかげで興味を持ちながら法律を勉強でき、モチベーションを維持できました。 「超速シリーズ」受講生の声より
全体をスピーディーに総復習出来るような講座を探していた私にとって、ちょうどピッタリの講座でした。 「超速シリーズ」受講生の声より
各科目30時間以内でスピーディーに知識確認できるため、通勤中などに繰り返して聞くのにとても適しています。 「超速シリーズ」受講生の声より
「超速シリーズ」受講生の声からは、上原講師の実務も交えたわかりやすい講義により、モチベーションを維持しながら学習を進められたという声が挙がっていました。
また、超速シリーズというコースの特性上、短期間でスピーディーに知識を確認できる点も評価ポイントとして挙がっていました。
まだまだ新しい講座であるため、今後さらなる合格者が登場することが期待されます。
Wセミナーの特徴や評判まとめ
Wセミナーの特徴や評判についてざっくり説明すると
- ハイブリッドシリーズと超速シリーズがあるため、自分のレベルに合わせて講座を選択するのがおすすめ
- 個別のカウンセリングを行うなど、サポートが充実している
- 悩みを相談できる個別相談の機会もあるため、有効活用
- 合格実績は公表されていないので注意
Wセミナーの司法試験・予備試験対策講座は、初学者に寄り添ったきめ細かい講義と充実のサポート体制が売りです。
また、様々なコースやパックが用意されているので、自分のニーズを満たすものを受講すると良いでしょう。
法律について初学者の方や論文の添削をしっかりと受けたい方は、ぜひWセミナーを受講するべきです。
こちらの記事を自分にとってベストな講座選びに役立ててください!