受講料が安い司法試験&予備試験の予備校・通信講座ランキング|おすすめ6選を徹底比較

「安さを重視して司法試験・予備試験の予備校や通信講座を選びたい!」

「安いだけじゃなく内容も良い予備校や通信講座はないかな・・・」

司法試験・予備試験に合格するために予備校や通信講座を受講したいけど、できるだけ安く済ませたいと考える方は少なくないでしょう。

そこで今回は、比較的受講料が安く、さらに内容も充実しているおすすめの予備校と通信講座を6つ紹介します。

この記事を読めば司法試験・予備試験の対策講座の受講料の相場や、各講座の費用や特徴が分かり、どの司法試験・予備試験の対策講座が自分に向いているかが分かるはずです。

司法試験&予備試験の予備校・通信講座の価格についてざっくり説明すると

  • 司法試験・予備試験の対策講座の相場はおよそ100万円
  • キャンペーンや割引制度を活用すればよりお得に受講できる
  • 一般教育訓練給付金制度が利用できる場合もある

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司法試験・予備試験の予備校・通信講座料金比較一覧表

以下の表は、司法試験・予備試験の対策を行っている予備校と通信講座の中から、予備試験対策を一通り学べるスタンダードなコースの料金をまとめたものです。

各講座を料金面で分かりやすく比較するために、受講料が安い順に並べました。以下の通りです。

講座名 コース名 価格(税込)
スタディング 予備試験合格コース(総合) 204,880円
Wセミナー 超速逐条総合パック 529,000円
資格スクエア 合格フルパッケージ 759,000円
アガルート 予備試験最短合格カリキュラム 998,800円
LEC 【法律初学者向け】2年合格コース 1,102,870円
伊藤塾 司法試験入門講座 合格プレミアムコース 1,238,500円

今回紹介する司法試験・予備試験対策を行っている通信講座・予備校のうちの、主要な予備試験講座の受講料は上記の表の通りです。

司法試験・予備試験の対策講座は、答練や添削サポートなどを含めると相場価格が約100万円になるため、かなり高いといえます。

表の中でもっとも安いのは「スタディング」の予備試験講座で、2位のWセミナーと比較しても30万以上安く受講できます。さらに相場価格と比較すると75万円以上も安いです。

このようにスタディングの司法試験・予備試験の対策講座は圧倒的に安いため、値段を重視して対策講座を選びたい方には、スタディングの受講をおすすめします。

以下では、各予備校・通信講座の特徴を詳しく紹介していきます。

【安さ順】司法試験・予備試験の予備校・通信講座ランキング

それぞれの予備校や通信講座が行っている主要な司法試験・予備試験の対策講座を、受講料が安い順に紹介していきます。

1位:スタディング 204,880円(税込)

今回紹介する司法試験・予備試験の対策講座の中で、もっとも受講料が安いスタディングの主要コースの受講料と相場価格との差についてまとめると、以下の表のようになります。

コース名 料金(税込) 相場価格差
予備試験合格コース(基礎) 89,100円 約910,000円お得
予備試験合格コース(総合) 204,880円 約800,000円お得
法科大学院生向け司法試験合格コース(総合) 129,900円 約870,000円お得

先述の通り、1位のスタディングは圧倒的な安さを誇る講座です。相場価格と比較すると受講料が圧倒的に安いことが良く分かります。相場価格のおよそ10分の1の金額で受講できます。

これほど安い金額なら、他の司法試験・予備試験対策講座の金額を見て受講を諦めていた方でも、十分に検討の余地があるでしょう。

受講料の高さで受講を諦めていた方や、安い講座を探している方には、絶対にチェックしていただきたい講座です。

スタディングの公式サイトはこちら

スタディングの特徴

スタディングは、スマートフォンだけですべての学習を効率良く完結できる学習システムを採用しています。

いつでもどこでも学習できるため、仕事や学業などで忙しい方でも、隙間時間を活用しながらコツコツと学習を進められます。

テキストを持ち歩かなくても良いのは利点ですが、スタディングには紙ベースのテキストがありません。そのため、机に向かって長時間の学習をするのには向いていないといえます。

安さと隙間時間での学習のしやすさが最大の売りですが、紙のテキストがないことは懸念点だと事前に押さえておきましょう。しかし、スタディングは受講料が安いだけでなく内容も優れているため、非常にコスパが良い講座だといえます。

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2位:Wセミナー 529,000円(税込)

Wセミナーの司法試験・予備試験対策の主要コースの料金と、相場価格との差は以下の表の通りです。なお、今回紹介するWセミナーのコースは、すべてWeb通信講座の価格です。

コース名 料金(税込) 相場価格差
超速逐条予備フルパック 639,000円 約360,000円お得
超速逐条総合パック 529,000円 約470,000円お得
超速基礎力完成パック 449,000円 約550,000円お得

2位にランクインしている、WセミナーはTACが運営しています。

1位のスタディングと比較すると見劣りしてしまいますが、Wセミナーの受講料は40~60万円台で、相場価格の半分ほどの価格で受講できます。

また、「超速逐条総合パック」は業界唯一の一般教育訓練給付金制度の対象講座であるため、対象者であれば、受講料の最大20%(10万円)が支給されます。

この制度が利用できれば、30万円台前半という破格の安さでの受講も可能です。

また、講座の内容も非常に充実しているため、こういった点も重視したい人には特におすすめです。

Wセミナーの特徴

インプット用のテキストやアウトプット用の問題集など、必要な教材や経験豊富な講師陣、充実した指導環境がしっかりと揃っているため、コスパが非常に優れているといえます。

また、初学者用の「ハイブリッドシリーズ」と、学習経験者向けの「超速シリーズ」という2つのコースが用意されているため、自分のレベルに合わせて選ぶことができます。

ただ、Wセミナーはホームページなどで合格実績を公表していません。実績が分からないことから講座の信頼性に疑問が生じてしまう点がネックとなってしまうでしょう。

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3位:資格スクエア 759,000円(税込)

資格スクエアの主要コースの料金と、相場価格との差は以下の表の通りです。

コース名 料金(税込) 相場価格差
合格フルパッケージ 759,000円 約24万円お得
合格フルパッケージ(製本なしプラン) 719,400円 約28万円お得

資格スクエアの主な予備試験対策コースは、合格フルパッケージのみです。

2位までの講座と比較すると、やや高めの価格設定であることが分かります。

ただ、相場である100万円を大きく切る価格で受講でき、かつ講座のクオリティも非常に高いためコスパは抜群です。

講座の質の高さは合格実績が物語っており、2023年は予備試験の合格率25.9%で全国平均の7倍以上を記録しました。

資格スクエアの公式サイトはこちら

資格スクエアの特徴

資格スクエアの合格フルパッケージでは論文演習に力を入れていて、200通を超える業界最多の論文演習数を用意しています。

さらに、過去問演習を1問につき2回まで提出できるだけでなく、優秀なスタッフが1つ1つの答案を添削してくれます。

価格だけを見ると安いとはいえませんが、内容が充実しているためコスパは良いといえます。初学者で、予備試験の確実な合格を目指している方に特におすすめの講座です。

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4位:アガルート 998,800円(税込)

アガルートの主要コースの料金と相場価格差は以下の通りです。

アガルートではキャンペーンが頻繁に行われているため、受講を決める前にキャンペーンが行われていないかを必ずチェックすると良いでしょう。

コース名 料金(税込) 相場価格差
予備試験最短合格カリキュラム 998,800円 約2,200円お得
予備試験最短合格カリキュラム(ライト) 888,800円 約110,000円お得
予備試験最短合格カリキュラム マネージメントオプション 866,800円 約130,000円安い
司法試験インプットカリキュラム 321,255円 約680,000円お得
司法試験アウトプットカリキュラム 576,477円 約420,000円お得

アガルートで基本のコースとなる「予備試験最短合格カリキュラム 」は、相場価格よりも数千円ほど安い金額で受講できます。

資格スクエアよりは高くなりますが、後述するように圧倒的な業界シェアを誇る講座ですので、圧倒的な実績がある講座を受講したい方におすすめの講座です。

また、キャンペーンが頻繁に行われるアガルートですが、再受講割引や友人紹介制度、他校乗換割引制度などの割引制度も豊富に用意されているため、さらにお得に受講できる可能性が高いです。

アガルートの公式サイトはこちら

アガルートが実施しているキャンペーンや割引については、以降でより詳しくご紹介します。

アガルートの特徴

アガルートの主な特徴として、合格者占有率が非常に高いことが挙げられます。

2023年度試験では、司法試験全体の合格者が1,781名でしたが、その内のなんと641名がアガルートの司法試験講座の受講生でした。

アガルートの司法試験・予備試験対策講座はまだ比較的新しい講座ではありますが、これほど高い占有率を叩き出していることから講座内容の高さに疑いの余地はないといえるでしょう。

受講料の安さと、ここまで高い合格実績を兼ね備えている講座は他にないため、4位とはいえ非常に魅力的な講座です。

初学者が司法試験合格に向けてスタートを切るのにも、非常におすすめできます。

アガルートの講座の詳細はこちらをチェック!

5位:LEC 1,102,870円(税込)

LECの主要コースの料金と相場価格差は以下の通りです。以下の料金はすべて通信コースのものです。

コース名 料金(税込) 相場価格差
予備試験 1年合格専用コース 1,102,870円 約10万円差
予備試験 2年合格コース 1,102,870円 約10万円差

LECの法律初学者向けの講座価格は、相場価格と比較するとほぼ同等か高めです。

100万円を超えてしまうことから、4位までに紹介した講座と比較すると、敷居が高く感じてしまうのは否めません。

通学講座もありますが、通学講座はさらに価格が高いため、上限予算が決まっている方はまずは通信講座の受講を検討してみましょう。

LECの公式サイトはこちら

LECの特徴

受講料が高いLECですが、40年以上の司法試験の指導歴があり、圧倒的な実績を誇っています。指導内容が大変充実している点も魅力的です。

例えば、LECでは全7科目を効率的に満遍なくバランス良く学べる環境を重視していているため、科目バランスに十分に配慮したカリキュラムを用意しています。

また、効率良く学ぶためには7科目のそれぞれを関連付けることが大切だと考えているため、1人の講師が7科目すべてを一貫して指導してくれます。講義内容の重複を防ぐことで効率良く勉強でき、短期での合格を目指せるのです。

LECの講座の詳細はこちらをチェック!

6位:伊藤塾 1,238,500円(税込)

伊藤塾の主要コースの料金と相場価格との差は以下の表の通りです。

コース名 料金(税込) 相場価格差
司法試験入門講座 合格プレミアムコース 1,238,500円 約24万円高い
司法試験入門講座 予備試験1年合格コース 1,188,600 円 約18万円高い
法科大学院1年合格コース 932,500円 約7万円お得

伊藤塾は予備校がメインとなるため、価格設定が相場価格よりかなり高いです。

内容は優れているため、金銭的に余裕がある方にはおすすめですが、そうでない方には受講するのが難しい講座といえます。

金銭的な余裕がない方や、安い司法試験・予備試験対策講座の受講を希望している方は、まずは先述の1~3位の講座を中心に、リーズナブルな価格で受講できる講座を検討するのが得策です。

伊藤塾の特徴

伊藤塾について特筆すべき点は圧倒的な合格実績です。2023年度の司法試験・予備試験の最終合格者472名のうち、402名が伊藤塾の有料講座受講生でした。

また、2024年度の司法試験の予備試験短答式試験の合格者2,747名のうち、1,571名が伊藤塾の有料講座受講生でした。合格者の10人中6人が伊藤塾を利用していたことになります。

受講料が高いことは否めませんが、合格実績は大変魅力的です。高い受講料を払ってでも確実な合格を目指したい方は受講を検討してみましょう。

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人気の司法試験・予備試験講座をよりお得に受講する裏技

ここまで受講料が安い順に司法試験・予備試験の対策講座を紹介してきましたが、実はさらにお得に受講できる裏技が存在します。

受講を決める前に、以下の裏技が使えないかどうかを必ず確認してみましょう。

キャンペーンは通信講座で特に多く開催

今回紹介した講座では、それぞれに割引セールやキャンペーンを行うことがあります。特に通信講座はキャンペーンが頻繁に行われるため、チェックしてみましょう。

割引セールを含むキャンペーンは時期によって内容や開催状況が異なります。受講を検討する際はその都度確認することがおすすめです。

割引制度は有効活用しよう

セールとは別に、以下のような割引制度も設けられています。

  • グループ割
  • 再受講割引
  • 友人紹介割引
  • 他校乗換割引制度

これらは一部で他にもたくさんの割引制度が用意されています。対象の講座や条件はそれぞれ異なり、割引内容もさまざまです。受講を決める前に使えるものがないかを必ず確認してみましょう。

受講料が割引されることもあれば、Amazonギフト券がプレゼントされることもあるので、割引額や割引率だけでなく、その形態もしっかり確認しましょう。

一般教育訓練給付金は予備校受講の際に確認

一般教育訓練給付金制度は、条件を満たしている方が厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講して終了した場合に、ハローワーク(公共職業安定所)から受講料の20%(最大10万円)が支給される制度です。

主に大手予備校で行われている制度で、今回紹介した中では2位のWセミナーや6位の伊藤塾が該当します。

一般教育訓練給付金制度を利用したい方は、受講する前に「自分が条件にマッチしているか」や「受講を検討している講座が制度の対象か」などを、あらかじめしっかり確認しておきましょう。

安価な司法試験・予備試験講座についてまとめ

安価な司法試験・予備試験講座についてまとめ

  • とにかく安い講座を探しているなら「スタディング」がおすすめ
  • キャンペーンや割引が用意されていることもあるので事前に必ず確認する
  • 特にアガルートの講座は割引制度が充実している
  • 一般教育訓練給付金制度を利用したい場合は、自分や受講を希望する講座が対象かしっかり確かめる

司法試験・予備試験の対策講座の相場価格はおよそ100万円ですが、中には価格相場よりも安く受講できる講座もあります。相場価格だけを見て受講を断念しないで、安い講座をチェックしてみましょう。

特に今回1位で紹介した 「スタディング」なら相場価格の10分の1程度の金額での受講も可能です。安くても司法試験・予備試験に必要な内容がしっかり学べるため、大変おすすめです。

また、キャンペーンや割引などを利用すれば、もっとお得に受講できる可能性があります。受講を検討する時はキャンペーンや割引などを必ずチェックして、少しでもお得に受講してくださいね。

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