司法試験は辛い?予備試験の大変さや勉強のやる気を上げる方法まで解説!

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「司法試験の勉強ってどれほど辛いの?」

「予備試験に落ちた人はどのようにモチベーションを保っているの?」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

司法試験や予備試験は最高クラスの難易度を誇る試験であるため、大変な思いをして勉強したり死ぬほど頑張っている方も多いでしょう。

これから勉強を始める方にとって、具体的に司法試験や予備試験の勉強はどれほど大変なのか、気になる方もいるはずです。

そこで、こちらの記事では司法試験の具体的な辛さや試験に落ちた場合のメンタル管理のヒントなどについて、詳しく解説していきます!

司法試験の勉強の辛さについてざっくり説明すると

  • 死ぬほど大変な思いをして勉強した人が合格できる
  • 勉強は長期化するため、モチベーションの維持も大変
  • 司法試験を受ける前段階の予備試験も非常に難しい

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司法試験の勉強は大変である

「司法試験の勉強ってすごく大変なんでしょ?」と思っている方は多いですが、全くその通りです。

司法試験は国家資格の中でも最難関の難易度を誇る試験なので、大変な思いをして長期に渡って勉強しなければなりません。

合格率は予備試験で約4%、本試験でも約40%となっており、非常に狭き門であると言えるでしょう。

司法試験に合格できれば一生価値のある資格を取得できる一方で、勉強の負担が非常に重い資格であるため、本気で目指すべきかは冷静に判断しなければなりません。

死ぬほど勉強しなくてはいけない?

司法試験に合格するために必要な勉強時間は3,000時間~8,000時間と言われており、合格するためには数年かかるのが一般的です。

司法試験は試験範囲が膨大で、憲法・民法・刑法など学習する科目が多い上に一つ一つの法律もヘビーな内容なので、勉強は非常に大変なのです。

勉強のモチベーションを長期間に渡って保ちながら膨大な学習量をこなす必要があるため、司法試験の勉強をする場合は相当な覚悟が求められます。

自分の時間を犠牲にする必要がある

学生が司法試験の合格を目指す場合は、周囲が遊んでいる中で自分だけ勉強漬けの毎日を送ることになることになります。

つまり、誘惑をシャットアウトしながら勉強に集中して高いパフォーマンスを維持しなければならないのです。

さらに、自分の趣味の時間や遊ぶ時間を犠牲にしなければならないため、遊びたい盛りの時期にこのような状況下で勉強を続けるのは精神的にもきついはずです。

体力的にも精神的にも辛い思いをしなければならない点は、覚悟しておきましょう。

予備試験を突破するのも難しい

司法試験の受験資格を獲得する1つの方法として司法試験予備試験を突破するルートがあります。

ところが、この予備試験の合格率は4%ほどであるため、そもそも司法試験への挑戦権を得るのも非常に高いハードルなのです。

実際に、司法試験合格者の中でも約8割は法科大学院を卒業するルートで試験の合格を掴み取っています。

法科大学院ルートではなく予備試験を受験するルートを選んだ場合、費用を大きく抑えることができたり短期間で合格をが目指せるメリットがありますが、勉強は非常に辛いものになるでしょう。

司法試験に落ちたら?

前述したように、司法試験の合格率は非常に低く、途中で勉強を諦めてしまったり何度も不合格になってしまう方もいます。

つまり、試験に合格して司法修習を終え、晴れて弁護士になれる方は非常に少ないのです。

実際に、弁護士を目指している方の7.5人に1人が司法試験浪人生になると言われていることからも、司法試験に落ちたときの対策について知っておく必要があります。

再受験はかなりしんどい

司法試験は年に1回しか受験するチャンスが無いため、落ちてしまった場合に再び受験できるのは1年後となります。

不合格という現実を思い知らされた後に、再び1年間勉強のモチベーションを保ちながら学習を継続するのはとても辛いであろうことは容易に想像できます。

なお、再受験の数が増えれば増えるほど司法試験に合格できる可能性は下がっていくと言われているため、短期間で質の高い学習をするのがもっとも効率的であると言えます。

学習の質を上げるためには、独学で無理に進めるのではなく司法試験対策通信講座や予備校を利用することが有効なので、自分の勉強法についても適宜振り返ってみてください。

また、受験生同士の交流や勉強会を設けることも、モチベーションの維持や学習の質を向上させる有効な手段となり得ます。他の受験生のアプローチや考え方を知ることで、新しい視点や学習方法を取り入れるきっかけにもなるでしょう。

司法試験浪人が就活に響くことも

司法試験浪人をした場合、学校を卒業してから就職をしていない空白の時間ができます。

勉強を継続する意思は素晴らしいですが、何年も空白期間があることで就職の採用の際に「これまで何をしてきたのか?」という印象を与えてしまう恐れがあります。

ただし、司法試験に不合格になってしまっても大手企業に就職して充実した職業人生を送っている方もいるので、過度に心配する必要はありません。

司法試験合格のために勉強したことは人生においても大きな財産となり、決して無駄にはならないため、日々の勉強の質を意識しましょう。

司法試験の勉強が辛いと感じた時はどうすればいい?

司法試験の勉強は長期戦になり、精神的にも体力的にも辛いと感じる場面が多くあります。

辛い時でもあきらめずに学習を継続していくことで、合格の道が拓けるでしょう。

こちらのトピックで、司法試験の勉強が辛いと感じた際の対処法を紹介していきます。

合格した自分を想像する

友達と遊んだり趣味に使う時間を削り、ひたすら毎日勉強する日々はとても辛いものです。

長期間に渡って勉強を続けるのは一筋縄ではいかないため、辛くなった時は合格した時の自分を想像して良いイメージを持つと良いでしょう。

司法試験に合格して弁護士として活躍している自分を想像することで、より強く合格する覚悟が芽生えて勉強のモチベーションが湧いてくるでしょう。

仲間と励ましあう

勉強を1人で続けると孤独を感じてしまい、次第に辛くなってくるでしょう。

特に、司法試験の場合は合格するまでに最低でも3年はかかると言われているため、精神的にかなりしんどく感じることは多々あるはずです。

孤独を感じたり辛さを感じたときは、法科大学院や予備校で一緒に勉強している仲間と励まし合って息抜きをすることが大切です。

仲間と共に切磋琢磨しながら学習することで自分の学習がより捗り、気持ちも楽になるでしょう。

合格した人の話を聞く

勉強のモチベーションが無くなってきたときは、司法試験に合格した先輩の話を聞いてみるのも有効です。

経験者だからこそ分かる学習のポイントや、実際に試験に合格した感想などを聞いてみることで「合格したい」という気持ちも高まっていくでしょう。

さらに、合格者の体験が自分の刺激になることで勉強のモチベーションを高める効果も期待できます。

実際に自分の周囲に合格者がいない場合は、インターネットなどで合格者の声を実際に見てみると良いでしょう。

学習記録を作る

自分の学習記録を作り、自分のこれまでの努力を振り返ってみるのも良いでしょう。

特に、司法試験は膨大な学習量が必要とされるため、合格を掴み取るためには日々勉強を継続することがとても大切です。

今まで自分がどのくらい勉強してきたのかを可視化することで、自分の努力を俯瞰して見ることができ「これまでの努力を無駄にしないためにも頑張ろう」という気を引き締めることができるでしょう。

また、自分の成長が感じられ、勉強のモチベーションアップも期待できます。

実社会・実務を見ることで光が差すことも

実社会や実務の様子を見て、法律知識の活かし方を知っておくことも重要です。

これにより、実際に働いている自分のイメージを持つことができるでしょう。

一度辛い状況を客観的にみてみる

弁護士を目指して司法試験の勉強を毎日長時間頑張っている方は多くいますが、「なぜ司法試験を目指しているか」「なぜ弁護士になりたいのか」をよく考えないと、モチベーションの維持は難しいでしょう。

そのため、しっかりと自分の目標やキャリアのイメージを俯瞰してみないと、勉強のモチベーションが無くなってしまいます。

漠然と「最難関の資格を取得していれば良い仕事にも就けるだろう」「社会的名声も得られれば自然と高年収を狙えるだろう」という安直な考えでいる場合は要注意です。

明確な目標を持っていない場合、テストの点数が伸びなかったり挫折につながってしまう場面に遭遇した際に気持ちが折れてしまいます。

予備試験・司法試験の勉強は長期間に及ぶため、時折自分の状況を客観的に見てみて、一度冷静に考えてみると良いでしょう。

そうやって自らの意志や情熱を再確認することは、疲れたときや道が険しく感じられるときに前へと進む原動力となります。

ビジョンを明確にする時間をとる

自分の目標や目指しているビジョンを明確にして、司法試験に合格した先のキャリアをイメージすることで、揺るぎないモチベーションを得ることができます。

実際に実務で活躍しているイメージを持つことができれば、司法試験の合否や今後の勉強に関する不安を軽減することができます。

実際に、金融機関やコンサルティングファームの現場においては、資格の有無や試験の成績ではなく実務でどれだけ実績が残せるかどうかという観点で評価がされるケースがほとんどです。

弁護士や法律家の世界も例外ではないため、司法試験の勉強をしている段階から「自分がどのような実務に長けた人材になれるのか」「自分の得意分野は何なのか」を考えることは非常に有意義です。

例:M&Aに詳しい法律家像をイメージする

例えば、現在の日本の企業においては、事業継承問題の解決や企業の多角化・堅牢化をM&Aによって行うケースが増えています。

つまり、M&Aに関する専門家や実務のプロのニーズは非常に高いため、この分野を強みにできればうまくニーズが高まるでしょう。

M&Aに関連する法律は多く、会社法・金融商品取引法・独占禁止法・労働契約継承法・建築業法などさまざまな法律が複雑に絡んできます。

M&Aについて興味を持つことで、今学んでいる法律がM&Aの実務に関わる際に「具体的にどのように関わってくるか」をイメージできるでしょう。

このように、実社会でどのように法律が運用されているのかを理解することで、より勉強が捗るようになるでしょう。

司法試験に合格するためのマインド

超難関試験である司法試験を突破するためには、死ぬほど努力を重ねて勉強しなければなりません。

そこで、司法試験に合格するためのマインドを紹介していきます。

8割の得点を目指す

司法試験は短答式試験と論文式試験に分かれていますが、合格を掴み取るためには日ごろから「8割の得点」を目指すと良いでしょう。

合格基準点は毎年変動があり、概ね6~7割程度の得点で合格を掴み取ることができます。

しかし、試験の本番では緊張している影響もあり、日頃の成果や本来の実力を発揮できるとは限りません。

つまり、日頃の勉強から合格最低ラインである6割や7割を目標にしていると、緊張して得点が下がってしまった際に「タッチの差で不合格になってしまった」という悲惨な目に遭いかねないのです。

そのため、合格する可能性を少しでも高めるためにも、日頃から「8割の得点」を目指しましょう。

司法試験の勉強の辛さまとめ

司法試験の勉強の辛さまとめ

  • 勉強が辛くなったら、合格しているイメージを持ったりしてモチベーションを高めよう
  • 法曹として活躍している自分をイメージしたり、実務のイメージを持つことも大切
  • 長く辛い勉強にはなるが、8割の得点を目標にしながら勉強しよう

司法試験は超難関試験なので、一筋縄で合格することは不可能です。

長年に渡って苦労を重ねて、努力を続けた方でなければ合格を掴み取ることはできません。

途中で挫けそうになったときは、合格している自分や法曹として活躍している自分をイメージして、モチベーションを高めると良いでしょう。

こちらの記事を参考にして、長く辛い司法試験の勉強を乗り切りましょう!

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