加藤ゼミナールの評判は？教材の特徴や気になる口コミまで徹底解説！

加藤ゼミナールとは、資格スクエアの講師であった加藤喬先生が立ち上げた予備試験・司法試験対策講座を行う予備校です。

オンライン予備校なので、全国のどこに住んでいても良質な講座を受講できる強みがあります。

また、「教える側と教わる側とがしっかりと向き合う」ことを重視している点が特徴で、受講生はきめ細かいサポートを受けられるため、安心して勉強に着手できます。

また、加藤ゼミナールの特徴は他社よりも講座料金が安いため、学習費用を抑えたい方にもおすすめできる予備校です。

資格スクエアとの気になる関係性とは？

加藤ゼミナールの講師陣は、

• 加藤 喬先生
• 高野 泰衡先生
• 加藤 駿征先生

の3名です。

高野先生と塾長の加藤先生は、元々資格スクエアというオンライン予備校で教鞭をふるっており、資格スクエアから独立して加藤ゼミナールが設立されました。

加藤先生は資格スクエアから離れたため、加藤先生の講義は資格スクエアで受講することはできません。

高野先生の講義は資格スクエアで受講することが可能ですが、8期までの講座となっているため、全ての講義を受けられるわけでは無い点に注意しましょう。

なお、最新情報については資格スクエア公式ホームページに随時掲載されているため、併せてチェックすると良いでしょう。

予備校や通信講座を選ぶ上で、受講料金の安さを重視する方は多いでしょう。

実際に、「安いけど分かりやすく学べる」という講座は存在するため、料金の安さは講座を選ぶ上で非常に大切な要素です。

まずは、予備試験の合格を目指す講座について、加藤ゼミナールと他の講座を料金面で比較してみました。

上記のように、スタディング以外の講座の中では、加藤ゼミナールの予備試験対策講座が最も安いです。

このように、加藤ゼミナールの特徴の1つに「料金面の安さ」が挙げられますが、他社の講座と比較検討すると加藤ゼミナールの強みがより感じられるでしょう。

どの講座で受講しても、「予備試験に合格する」「司法試験に合格する」というゴールは一緒である以上、できるだけ学習費用を抑えた方がメリットは大きいです。

この点を踏まえると、他社よりも安く受講できる加藤ゼミナールは非常に魅力的と言えるでしょう。

なお、詳しくは講述しますが、加藤ゼミナールでは教材と指導の質が高いく分かりやすく学べるため、「安くても安心」です。

受講生からの評判も高く、安心して受講できるため、安さを不安に感じることはありません。

続いて、教材や講義面にフォーカスして、他社と加藤ゼミナールの特徴を紹介していきます。

自分との相性は良さそうかチェックしつつ、加藤ゼミナールの強みを把握していきましょう。

カリキュラムが分かりやすい

加藤ゼミナールが取り扱っている「予備試験合格パック」では、純粋初学者から司法試験の合格を目指すことができます。

「インプットとアウトプットを統合した新スタイルの講義」を展開している点が特徴で、初学者でも効率よく学ぶことができるため安心です。

加藤ゼミナールのカリキュラムは「入門講座」と「試験対策講座」に分かれており、まずは入門講座で法律学の基礎や基本7科目の基礎講義を行います。

その後、試験対策講座において過去問講義・選択科目講義・短答対策講義を経て、問題を解くための学力を習得する流れになっています。

インプット用の講座だけでなく、過去問講義などの問題演習を通じたアウトプット用の講義も用意されているため、知識が身に着きやすいカリキュラム構成になっている点が特徴です。

インプットとアウトプットを統合することにより、最短で合格を目指せることから、「とにかく早く合格したい！」という方に向いています。

講師のレベルが高い

先述したように、加藤ゼミナールには3人の講師がいますが、3人とも非常に優れた経歴を持ったハイレベルな講師です。

創業者の加藤喬先生は慶應の法科大学院を卒業しており、労働法の受験者数2,466人の中で1位を取ったことに加えて総合でも39位であったように、優れた実績を持っています。

また、加藤先生が作成した労働法講座は、司法試験受験界において圧倒的なシェアを占めていることから、指導の質の高さにも定評があります。

高野泰衡先生は、LEC、伊藤塾、資格スクエアで30年近く司法試験予備校講師を務めた経験と実績があります。

資格スクエアでも「指導が分かりやすい」と定評があり、担当する入門基礎講座の受講者から予備試験の短期合格者を多数輩出しているため、非常にレベルが高い講師と言えるでしょう。

加藤駿征先生は、2016年の司法試験において経済法1位（受験者865人）・総合5位（受験者6889人）となった実績を誇ります。

加藤ゼミナールで経済法の講座を担当しており、都内の大手弁護士事務所で勤務しながら、中央大学法科大学院で経済法講座を担当していたため、指導経験も申し分ありません。

このように、実績のある講師から知識だけでなく試験臨む際のマインドなどを学べるため、モチベーションを高く保ちながら勉強できるメリットがあります。

加藤ゼミナールでは、現在セット講座なども合わせると全部で32もの講座を取り扱っているため、学力に応じて最適なコースを選択できます。

受講生の様々なニーズに対応できる準備が整っている点が加藤ゼミナールの強みですが、中でもおすすめの講座は下記の6つです。

いずれも受講生からの評判が高く、効率よく司法試験の合格を目指せます。

自分の学力レベルに応じて、最適なコースを選択してみてください。

続いて、加藤ゼミナールと相性が良い可能性が高く、おすすめできる人の特徴を紹介していきます。

基本的に、加藤ゼミナールは評判が高く多くの方におすすめできる優良講座ではありますが、自身との相性をチェックすることは大切です。

下記に該当する人は加藤ゼミナールで効率よく勉強できる可能性が高いので、受講を検討してみてください。

料金面の安さを重視する人

できるだけ受講費用を抑えたいと考えており、料金面の安さを重視している方は加藤ゼミナールの利用がおすすめです。

安い講座を利用して司法試験に合格しても、高い講座を受講して司法試験に合格しても、「弁護士になる」という最終的な成果は変わりません。

加藤ゼミナールには優秀な講師が在籍しており、分かりやすい教材を用いて分かりやすい講義を行ってくれるので、コストパフォーマンスは抜群です。

加藤ゼミナールの受講料金は、他の講座に比べて30~40万円程度安いため、非常に魅力的な講座と言えるでしょう。

質の高い講師の講義を受けたい人

加藤ゼミナールには3名の講師が在籍していますが、いずれも経験と実績が豊富な優秀な講師です。

講師自身が優れた成績で司法試験に合格していることから、指導内容にも説得力が伴うでしょう。

特に、加藤喬先生は労働法の受験者数2,466人の中で1位を取った実績に加えて、長年にわたって質の高い労働法講座を提供しています。

質の高い講師の講義を受けることで、難解な法律の知識を分かりやすく吸収できるため、着実に合格するための知識を習得できます。

続いて、加藤ゼミナールが合わない可能性が高く、おすすめできない人の特徴を紹介していきます。

合わない講座を受講すると、かえって非効率な勉強になってしまう恐れがあるため、注意しましょう。

サポート体制を重視する人

受講生へのサポート体制を重視している方は、加藤ゼミナールが向かない可能性があります。

加藤ゼミナールは、安い料金でありながらも優れた講師から指導を受けられる魅力がある一方で、サポート体制の充実度ではアガルートをはじめとする他社講座よりも劣っています。

具体的には、加藤ゼミナールの講座には「論文答練」や「予想模試」などが含まれていないため、必要に応じて自力でアウトプットをこなす必要があります。

また、添削指導を受けられないことで客観的な評価やフィードバックを受けられないため、「サポートが無いと不安…」という方はじっくり検討する必要があるでしょう。

初学者の人

初めて法律を学ぶ初学者の方も、加藤ゼミナールと合わない可能性があります。

加藤ゼミナールは、初学者の方でも勉強できるカリキュラムになっているとはいえ、口コミにもある通り、人によっては「難しい」と感じることがあります。

また、初学者の方は勉強でつまずくことが多いため、質の高い教材や講義に加えてサポート体制が充実していることが非常に大切です。

サポート体制が充実していれば、分かりやすく勉強できるのはもちろん、勉強のモチベーション維持にも繋がります。

先述したように、加藤ゼミナールの講座は論文添削などのサポートを受けられないため、加藤ゼミナールの講座は必ずしも「初学者向けとは言えない」点に留意しましょう。

加藤ゼミナールも非常に魅力的な講座ではありますが、先述したデメリットなどを踏まえて「加藤ゼミナールだと不安」と感じた方は、アガルートの司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座の利用がおすすめです。

加藤ゼミナールの講座は、添削指導などのサポートが不足していることに加えて、初学者には講義内容が少し難しく感じる可能性がありますが、アガルートはサポートが非常に充実しています。

具体的には、論文の添削指導は持ちろん、講師から直接指導を受けられる「ラウンジ」スペースの利用、自習室の提供などが挙げられます。

ラウンジは勉強に集中できる空間で、講師や合格者スタッフが常駐して必要に応じて受講生をサポートしてくれるため、非常に心強い存在です。

そのため、「初学者で自信が無い」「きめ細かいサポートを受けたい」「論文添削や個別指導を受けたい」と考えている方は、アガルートの利用がおすすめです。

アガルートは加藤ゼミナールよりも受講費用が高いものの、十分に良心的な価格で受講生サポートを行っています。

さらに、「司法試験合格者の約半分がアガルート受講生」という業界トップクラスの合格実績を持っているため、合格実績を重視して講座を選びたい方にも最適です。

安さを追求した結果、効果的な勉強ができずに不合格を繰り返してしまうのは本末転倒です。

そのため、

• 手厚いサポートを受けたい
• 勉強に集中できる環境を提供して欲しい
• 質問対応もしてほしい

と考えている方は、アガルートの受講をぜひ検討してみてください。

アガルートの公式サイトはこちら

加藤ゼミナールの評判や口コミ、特徴などを解説してきました。

加藤ゼミナールでは、経験と実績が豊富な講師から質の高い講義を受けることができるため、効率よく司法試験対策を進めることができます。

一方で、もし「きめ細かいサポートを受けたい」と考えるのであれば、アガルートの利用も検討すると良いでしょう。

自身と相性が良い講座で勉強すれば、司法試験の合格も近付くため、ぜひこちらの記事を参考にしながら自分にとって最適な講座を選んでください。