文系大学生におすすめの資格17選一覧|資格の選び方から勉強のコツまで解説!

「文系大学生におすすめの資格はあるの?」

「文系大学生が就職活動を有利にできる資格を知りたい!」

このような疑問をお持ちの大学生の方、いらっしゃいませんか?

理系の大学生は特定の分野で活躍できるスキルを習得できますが、文系大学生はなかなか特定の分野を磨くことは難しいです。

ただ、文系学生も資格を取得しておけば就職活動を有利に進めることができる可能性が高まるため、積極的に資格取得に励むことをおすすめします。

こちらの記事では、文系大学生におすすめの資格を17選種類ピックアップし、資格の選び方や勉強のコツまで詳しく解説していきます!

文系大学生のおすすめ資格についてざっくり説明すると

  • 法律系や事務系スキルの資格がおすすめ
  • 取得することで、自分のアピールポイントが増やせる
  • 自分と相性の良い資格を選ぶことが大切

なぜ文系大学生に資格は必要?

飛び上がる青年たち

文系大学生が資格取得を目指すべき理由は3つあります。

  1. 特定の業界や職種に自分が適しているか、見極められる

  2. 大学生は時間に余裕がある

  3. 就職活動が有利になる

大学生で自分がどのような業界に向いているのか判断できる方は少ないですが、資格の勉強を通して自分の向き不向きや相性を知ることができます。

例えば、不動産業界に興味がある方であれば宅建士の取得をおすすめしますが、宅建士の勉強がスラスラと頭に入ってくれば不動産業界に向いている可能性が高いです。

また、大学生は社会人と比べると勉強に集中できる環境が整っており、資格取得するには絶好のタイミングです。

資格を取得できれば就職活動でアピール材料になり選考を有利に進めることができるため、大いに役立つこと間違いなしでしょう。

文系大学生の資格の選び方

クエスチョンマーク

就職で有利になる資格を選ぶ

資格を取得していることでスキルや知識を持っていることを証明できるため、就職や転職において大きな武器を手に入れることができます。

ただし、日本の就職活動においてはポテンシャルを重視して採用する傾向にあるため、資格を取得していれば内定が取れる、というわけでは必ずしもありません。

つまり、採用の段階でのスキルよりも採用後の将来性が重視されているのです。

この点を踏まえて、資格取得の際には自分と相性の良い分野の資格を取得して自らの高い将来性をアピールする一つの材料としていきましょう。

難易度が高く食える資格を選ぶ

難易度と専門性の高い資格は非常に価値が高く、保有しているだけで食える資格であることが多いです。

例えば、弁護士や税理士などは難易度が非常に高いですが、取得後のお給料などは高い水準で安定し生活に困ることはまずないでしょう。

ただ、これらの資格は数年スパンでまとまった学習量を確保しないと合格を掴むのは難しく、頭が良くても時間をかけないと合格は難しいです。

その点、文系大学生は時間に余裕のある方が多く、これらの難関資格に挑むための土台はばっちり整えられています。

よって、自分の現在地からストレッチして難関資格に挑戦してみるのもよいでしょう。

自身の学びをアピールできる資格を選ぶ

理系に比べると、文系の学部出身者は専門的なことを学んだとしても、それを就職活動などで活かせないのが実情です。

しかし、資格を取得することで自信が付き、アピールポイントとすることができます。

学部と全く違う分野の勉強をすると手間がかかってしまいますが、自身のこれまでの学びをアピールできる資格を選ぶことで、企業側に良い印象を与えることができるでしょう。

自己分析をした後に選ぶことが大切

資格を選ぶ際には、その資格の分野が自分とマッチしているかどうかを見極めることも重要です。

そこで、まずは自己分析を入念に行い、自分はどの分野に適正があるのかを知っておきましょう。

相性の悪い資格を取得しても、実際の場で活用することができずに勉強時間と費用が無駄に終わってしまいます。

そのため、自分の適性を活かせるような資格を選び、丁寧に勉強していくことが大切になります。

文系おすすめ資格ランキング【就職篇】

スーツと時計

ここでは就職に有利に働く文系大学生におすすめの定番資格を紹介していきます。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは金融に関する代表的な資格で、社会的信用度と知名度が非常に高い割には難易度が低いため、積極的に取得を目指すと良いでしょう。

特に、2級以上を取得できれば大きな武器となり、金融や資産運用に関する知識が豊富であることが対外的にアピールできます。

なお、金融のみならず年金などの社会保険全般についても学ぶため、経済学部や法学部の大学生の方と相性が良いです。

試験の基本情報

以下ではFP2・3級の基本情報について紹介していきます。

まず、FP3級の基本情報を見てみましょう。※合格率はFP協会データ

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 学科と実技
難易度 低い
勉強時間 100時間
合格率(2023年5月 日本FP協会主催試験) 学科:88.25% 実技:86.83%

合格率データ出典:2023年5月実施3級FP技能検定試験結果

FP3級の詳細は以下ページをご覧ください。

続いて、FP2級の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 ・FP3級の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
試験形式 学科と実技
難易度 普通
勉強時間 150~300時間
合格率(2023年5月 日本FP協会主催試験) 学科:48.82% 実技:58.61%

合格率データ出典:2023年5月実施2級FP技能検定試験結果

FP2級の詳細は以下ページを参考にしてください。

合格率が全国平均の約2倍を誇るフォーサイト

FP試験の中でも難易度の高いFP2級を対策するなら、毎年全国平均の2倍ほどの合格率を叩き出すフォーサイトの通信講座がおすすめです。

受講費用は標準的ですが、試験で出題されやすい重要なポイントに的を絞っているため、効率の良い学習が可能となっています。

さらに、スマホやタブレットでの学習サポートが充実している強みもあるため、部活やサークル活動で忙しい文系大学生でも隙間時間を使いながら効果的に学習を進められるでしょう。

簿記

簿記は経理に関する資格であり、トップクラスの知名度と受験者数を誇ります。

簿記の汎用性は非常に高く、経理以外にも様々な場面で活用できるため、多くの文系大学生が取得を目指している資格になります。

特に、金融機関や商社においては簿記の知識が必須であり、またコンサルティング業界では内定後に取得が求められるケースもあります。

このように多くの会社で需要のある資格であるため、取得メリットは非常に大きいものの、簿記の2級・3級の難易度はそこまで高くないことから、とりあえず何か資格を取得したいと考えている方にもおすすめの講座です。

試験の基本情報

以下では多くの大学生が取得を目指す簿記2・3級の試験情報についてみてみましょう。

まずは、簿記3級の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 選択式+入力式3題以内
難易度 易しい
勉強時間 150~200時間
合格率(ネット試験 2023年4月~2023年6月) 42.3%
受験料 2,850円

合格率データ出典:2級・3級受験者データ(ネット試験)

簿記3級の難易度について詳しくは以下のページにて解説しています。

続いて、2級の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 選択式+入力式5題以内
難易度 普通
勉強時間 350~500時間
合格率(ネット試験 2023年4月~2023年6月) 39.5%
受験料 4,720円

合格率データ出典:2級・3級受験者データ(ネット試験)

簿記2級の難しさについては、以下ページで詳しく紹介しています。

業界最安値のスタディングがおすすめ

特に簿記2級などは、学習を開始してみたものの難しくて勉強がなかなか前に進まないと感じる大学生も多いのではないでしょうか?

そのような際には、大学生のお財布にも大変優しい価格で簿記2級試験対策を行えるスタディングの通信講座の受講を検討してみるとよいでしょう。

2万円を切る講座価格で高いクオリティの講座を受講できるため、コスパが非常に高く大学生の方にうってつけの講座なのです。

中小企業診断士

中小企業診断士は中小企業の経営や財務などを分析し、適切なアドバイスを提供するコンサルティング資格です。

日本の企業の99%は中小企業なので、需要という観点では非常に大きい資格となっています。

また、就活というフィールドでは難関資格である中小企業診断士を苦労して取得した点を魅力的にアピールすることで、将来入社した会社でも物事に向かって頑張れる人材であるという印象を与え、就職を有利に進めることができます

試験の基本情報

それでは、中小企業診断士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 1次:マークのみ 2次:記述+口述試験
難易度 高め
勉強時間 1000時間
合格率(2022年) 1次:28.9% 2次:18.7%

合格率データ出典:中小企業診断士協会

中小企業診断士試験の難易度や合格率についての詳細は以下ページを参考にしてください。

圧倒的安さが売りのスタディング

中小企業診断士試験対策は数々の合格者を輩出しているスタディングがおすすめです。

10万円を超える中小企業診断士講座も多い中、スタディングは5~6万円台前半で1次・2次試験対策を行うことができます。

これは中小企業診断士講座の中でも最安値の部類に入るため、金銭的な関係から仕方なく独学に切り替えようと検討している方も安心して受講することができます。

秘書検定

秘書検定は社会人として身に着けておくべきビジネスマナーを習得できる資格です。

文系理系問わずビジネスマナーは重要ですが、秘書検定を取得しておくことで対外的に堂々とアピールできるようになります。

文系出身者は営業職などの対人業務に従事する方が多いため、取得を通じて社会人として通用するマナーを身に付けておくのがおすすめです。

試験の基本情報

以下では秘書検定1~3級の試験情報について詳しく見ていきます。

それでは、秘書検定3級の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 筆記・面接
難易度 易しい
勉強時間 20~40時間
合格率(第130回) 73.3%

合格率データ出典:ビジネス系検定 受験者状況

続いて、秘書検定2級の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 筆記・面接
難易度 易しい
勉強時間 30~50時間
合格率(第130回) 57.6%

合格率データ出典:ビジネス系検定 受験者状況

続いて、秘書検定1級・準1級の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 筆記・面接
難易度 普通
勉強時間 準1級:180時間
1級:2~6か月
合格率(第130回) 準1級:45.9% 1級:26.4%

合格率データ出典:ビジネス系検定 受験者状況

ユーキャンはクオリティが高め

秘書検定対策には、教材や指導のクオリティは総じて優れたユーキャンが最もおすすめです。

十分な量のテキストに加えて、DVD教材も付いているため実践的な場面を想定したビジネスマナーをしっかりと習得できるでしょう。

ユーキャンでは3級・2級・準1級と多くの方が受験する3つの級の取得を狙えるため、マナーを初めて学習し、他の方と差別化できる武器まで持っていきたいとお考えの大学生の受講がおすすめです。

宅建士

宅建士は不動産業界で働く上では欠かせない資格であり、大学生も多く受験する資格です。

民法や宅建業法などの法律を学んでいくため、特に法学部出身者の方は非常に有利に学習を進められるでしょう。

暗記するべきポイントが多く、ある程度の時間を書けてしっかりと勉強すれば取得することは十分可能であるため、就職までに何か大きくアピールできる武器を身に付けたいと考えている方はぜひ取得を検討してみてください。

試験の基本情報

それでは、宅建士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 四肢択一式
難易度 やや高め
勉強時間 300時間
合格率(2022年) 17.0%

合格率データ出典:不動産適正取引推進機構

宅建士試験の内容や難易度は以下のページにて詳細を紹介しています。

合格率ダントツのフォーサイトがおすすめ

宅建対策にはフォーサイトがおすすめで、優れた合格率と学習教材にわかりやすさを誇る講座です。

2022年度の試験において、フォーサイト受講生は全国平均の約4.41倍となる75.0%もの合格率をマークしており、非常に信頼度が高い講座と言えるでしょう。

学習は合格点主義に基づき、合格に必要な部分だけを重点的に学べるよう工夫されているため、効率よく必要範囲を学習することができます。

ITパスポート

ITパスポートはIT系資格の中では最も難易度が低く、取得しやすい資格です。

ITと聞くと理系の方をイメージしがちですが、ITパスポートは文系の方でも取得を狙えるレベルです。

今後ますます世の中はIT化が加速していることを考えると、活躍の幅を広げるためにも文系理系問わず取得しておくべき資格と言えるでしょう。

試験の基本情報

それでは、ITパスポート試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 多肢選択式・CBT方式
難易度 易しい
勉強時間 100時間
合格率 51.6%(2023年5~8月試験結果累計)

合格率データ出典:ITパスポート試験 試験結果

合格率90%以上のフォーサイト

ITパスポート対策は受講生合格率96.1%という優れた実績を残しているフォーサイトがおすすめです(2022年度実績)。

フォーサイトの講座では効率性が重視されており、合格するために必要な重要論点に的を絞って学習するため、短期間で合格を狙えます。

テキストも分かりやすく、スマホで学習できるeラーニング機能も充実しているため、バイトやサークルで忙しい大学生でも難なく取り組めるでしょう。

TOEIC(750点~)

TOEICはビジネス英語のスキルを測る試験であり、グローバルでのビジネスが一般的になっている現在、多くの会社でスコアの取得が求められています。

業界によって目安の点数は大きく異なりますが、履歴書にスコアを掲載するなら最低でも600点は取得する必要があります。

また、TOEICを基に就職活動を有利に進めたいと考えている文系大学生は750~900点のスコアを積極的に狙っていきましょう

上記のスコアを取れれば、企業の海外進出を狙う国際部門はもちろん、外資系の企業でも高い英語力をアピールすることができます。

試験の基本情報

それでは、TOEICの基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 マークシート方式
勉強時間 225~950時間

なお、上記の勉強時間は750点を目指した場合を想定したもので、現在のスコアによって必要な勉強時間は変わってきます。

TOEIC対策はアガルートの使用がおすすめ

TOEIC対策をコスパ良く進めていく際には、アガルートの講座を合わせて活用することをおすすめします。

アガルートでは、1万円台〜というリーズナブルな価格で対策をスタートすることができ、手軽にTOEIC対策を始められる点が最大の魅力です。

講座は、主にTOEIC対策に必要な英語の基礎力養成を目的とした「基礎英語力完成講座」と、基礎力を身につけた後に必要な試験対策を行える「解答スキルマスター&解答速度超スピードUP実演講座」の2種類に分かれており、基礎から応用まで幅広く対策できる点も大きな魅力となります。

MOS

MOSはマイクロソフトが提供するWord・Excel・PowerPointなどを使いこなすためのスキルを測る試験です。

社会人になるとWordやExcelを使う場面は非常に多いため、早い段階でこれらのスキルを習得しておくと就活の際に有利になります。

事務職として長く働く上でもMOS資格保有者は優遇されることが多いため、年齢に関係なく取得しておいて損のない資格であるといえるでしょう。

試験の基本情報

それでは、MOS試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 実技
難易度 普通
勉強時間 40~80時間

文系おすすめ資格ランキング【食える資格編】

仕事をする女性

続いて、文系学生におすすめの食える資格ランキングを紹介していきます。

「食える資格」を取得することでいつでもどこでも活躍できるようになるため、ぜひ挑戦してみてください。

公認会計士

公認会計士は会計・財務系の資格の中ではトップに位置する資格であり、医者や弁護士とともに三大国家資格と言われています。

公認会計士資格を一度取得すれば、独占業務である監査業務を行う監査法人に就職可能であり、高い年収と将来性が保証された資格となっています。

そのため、文系の大学生からの人気は非常に高く、近年受験者数が急上昇していることからも要注目の資格となります。

ただし、資格取得によるメリットが大きい分難易度は非常に高く、一般的に2年程まとまった学習時間を取らないと合格は難しいといわれており、時間のある大学生のうちに取得を目指してみることをおすすめします。

試験の基本情報

それでは、公認会計士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 短答式と論文式の2段階選抜
難易度 高い
勉強時間 4000時間
合格率(2022年) 7.7%

合格率データ出典:公認会計士・監査審査会 過去の試験結果等

業界最高峰の実績を誇るCPAがおすすめ

公認会計士試験対策を始めるには、予備校の利用が必須です。

特に業界最大規模となる606名もの合格者を輩出したCPA会計学院は、指導実績抜群の講師陣とわかりやすいテキストを携えて、効果的な試験対策を行うことができるため、非常におすすめの講座となります。(2022年度実績)

多くの受験者から厚い信頼を集める講座ですので、試験対策を始めたいとお考えの方はぜひCPA会計学院の受講をご検討してみてはいかがでしょうか?

税理士

税理士は公認会計士と同じく会計や財務に関する資格ですが、税務に特化しているエキスパートです。

税理士は法人・個人問わず顧客になりうる点やグローバルな仕事も多いことから、非常に幅広い範囲をカバーすることができます

なお、20代の税理士は税理士全体の1%以下であり、学生の内に取得できれば非常に市場価値の高い人材として評価されるでしょう。

働き口は税理士法人や会計事務所が代表的ですが、一般企業の経理やコンサルティング業界での活躍も可能なので、食い先には困らない資格となっているのです。

試験の基本情報

それでは、税理士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 学識条件、職歴条件、資格条件、認定条件のうち1つでも該当
試験形式 会計と税法科目11科目中の5科目に合格
難易度 高い
勉強時間 3000時間
合格率(2022年) 19.5%(試験全体の合格率)

合格率データ出典:令和4年度(第72回)税理士試験結果

コスト重視ならスタディングがおすすめ

税理士は非常に難易度が高いため、費用を抑えたい方はスタディングの利用がおすすめです。

税理士予備校の受講費用を平均すると80万円ほどですが、スタディングは何と5科目対策しても20万円程で合格を目指せ、お財布事情の厳しい大学生の強い味方となります。

通学時間や隙間時間に勉強しやすいスマホ学習機能が付いているため、コツコツと学習を継続することで着実に知識を習得できる点も大学生には嬉しいポイントといえます。

USCPA

USCPAは米国公認会計士で、アメリカにおける各州が認定している会計の専門資格です。

国内の公認会計士ではなく、USCPAを取得することで会計の知識だけでなく高い英語力を備えていることを証明できます。

近年はグローバル化を進める企業が増えていることから、この資格を取得できれば活躍の幅を大きく広げ、高収入を狙うことも可能でしょう。

理系学生よりも文系学生の方が語学も会計知識もスムーズに習得できるケースが多いため、将来海外で会計士として働きたいと考えている方はぜひ取得を検討してみることをおすすめします。

試験の基本情報

それでは、USPCA試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 学位要件・単位要件
試験形式 選択問題・シミュレーション・記述問題
難易度 高い
勉強時間 700~1500時間
合格率 43.1%(日本人受験者の数字)

Abitusでの対策がおすすめ

USCPAの対策をするなら、日本国内のUSCPA合格者の3人に2人が利用したAbitusの講座を利用するのがおすすめです。

累積合格者数は6,187名(2023年8月末時点)と古くから日本国内におけるUSCPA試験の対策を一手に担ってきた予備校であり、その信頼度は圧倒的であると言えるでしょう。

受験資格に必要な単位の取得から、インプット・アウトプットに必要な教材まで漏れなく取り揃えてもらえる講座ですので、USCPAの対策を始めたい方は、ぜひこちらの予備校を利用してみてください。

司法試験

司法試験は国内の試験の中でも最高峰の難易度を誇り、合格まで数年に渡って勉強する必要があります。

しかし、司法試験に合格して弁護士になることができれば働き口に困ることはなく、また独立開業することも狙えるなど将来の選択肢は大きく広がります

また、平均年収も働き方にもよりますが、1000万円を超える場合も多く金銭面でも大きなメリットがあります。

法律の勉強は文系学生の得意分野でもあるので、法学部に在籍している方は高みを目指すためにも司法試験の合格を目指してみてはいかがでしょうか?

試験の基本情報

それでは、司法試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 法科大学院の卒業又は司法試験予備試験合格
試験形式 短答式・論文式
難易度 高い
勉強時間 3000~8000時間
合格率(2022年度試験) 司法試験:45.5% 司法試験予備試験:3.6%

合格率データ出典:法務省:司法試験

アガルートは価格と合格実績に優れている

手ごろな価格で司法試験・予備試験対策を始めたい方はアガルートの通信講座を受講することをおすすめします。

予備試験に1年で合格を目指す「予備試験1年合格カリキュラム」で65万円程で受講でき、この価格は100万円を超える講座も多いことを鑑みると非常にリーズナブルな価格となっているのです。

また実績面も申し分なく、2022年度試験では司法試験合格者の45.3%をアガルート受講生が占めており、安い価格でも十分合格を目指すことができる講座に仕上がっているのです。

司法書士

司法書士も最難関クラスの国家試験ですが、こちらも文系学生におすすめです。

不動産登記や会社の登記などに関する独占業務を持っており、司法書士を取得することで独立開業して自分の事務所を構えることも可能となります。

やはり法学部に在籍している学生は非常に有利なので、民法や情報などの関連講義を積極的に受講しすることで在学中に合格するのも夢ではありません。

試験の基本情報

それでは、司法書士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 筆記・口述
難易度 高い
勉強時間 3000時間
合格率(2022年) 5.2%

合格率データ出典:令和4年度司法書士試験の最終結果

法律資格に強いアガルートを使った対策が有効

司法書士試験対策を行う際には、法律資格の対策に大きな強みを持つアガルートの司法書士講座を活用するのがおすすめです。

司法試験業界で優れた実績を残すアガルートは、司法書士試験対策でもその強みを遺憾なく発揮しており、2022年度試験においては全国平均の3.43倍の受講生合格率を記録しています。

あらゆる法律系資格において大きな強みを発揮するアガルートで試験対策を行なってみてはいかがでしょうか?

行政書士

行政書士は司法試験や司法書士と比べると難易度は下がりますが、それでも身近な法律の専門家として活躍することができます。

一般市民と行政を繋ぐ役割を果たしているため、やりがいと取得するメリットが大きい資格と言えます。

合格率は10%程と競争率は高いですが、合格者の多くが忙しい社会人であることを考えると、時間に余裕のある大学生は他の受験生よりも大きなアドバンテージを持つことができ、合格可能性は比較的高いです。

また、行政書士試験の範囲は弁護士や司法書士など難関法律系国家資格と被っている部分も多いため、これらの資格を最終的に取得したいと考えている方は最初のステップとして行政書士の取得を検討してみるとよいでしょう。

試験の基本情報

それでは、行政書士の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 択一式・記述式
難易度 やや高い
勉強時間 500~1000時間
合格率(2022年) 12.1%

合格率データ出典:行政書士試験研究センター

最大規模の実績を誇るアガルートで対策を進めよう

行政書士の合格を目指すならアガルートがおすすめです。

最大の強みは、その合格実績の高さにあります。2022年度試験の受講生合格者数は296名、合格率は全国平均の4.63倍に当たる56.17%を記録しており、その実績の高さは推しポイントとなります。

これまで数々の行政書士試験合格者を輩出してきた豊村講師が講義を担当するため、その指導クオリティの高さもおすすめポイントの一つです。

社労士

社労士は社会保険制度や労務管理のエキスパートで、労働環境の整備などの業務にあたっています。

年金や健康保険などの日常生活にも密接に関わる知識も習得できるため、興味を持って勉強に取り組めるでしょう。

社労士の勉強でも法律や判例などを勉強するため、文系学生の方がスムーズに学習に着手することができるはずです。

また、合格者のマジョリティ層は30~50代であり、大学生で取得している方はあまりいないです。

よって、若いうちに取得すればそれだけで他の社労士の方にはない大きな差別化ポイントとして打ち出すことができ、就職先を探す際にも有利に立ち回ることができるでしょう。

試験の基本情報

それでは、社労士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 学歴・実務経験など
試験形式 択一式・選択式
難易度 高い
勉強時間 800~1000時間
合格率(2022年) 5.3%

合格率データ出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト

アガルートの社労士講座がおすすめ

社労士試験対策をするなら、手厚いサポートが魅力のアガルートがおすすめです。

  • 定期カウンセリング
  • 質問対応
  • ホームルーム

の3つの制度を活用した、受講生一人一人に対するきめ細やかなサポートが最大の売りであり、実際の校舎に通わずとも手厚いサポートが受けられる体制が整っているのです。

このようなサポート体制が結実し、2022年度の受講生合格率は全国平均の5.16倍にも上る非常に高い数字を叩き出しています。

講座選びに迷われている方は、ぜひアガルートの受講をご検討ください。

不動産鑑定士

不動産鑑定士は、不動産の適正価値を鑑定するプロであり、土地・建物の価値判定はもちろん、土地の有効な活用方法に関するコンサルティング業務も請け負います。

不動産系資格の中では最高レベルの難易度を誇っており、合格には最低でも2,000時間以上の学習が必要となっています。

社会人でこのようなまとまった学習時間を確保するのは至難の業であることから、学生のうちに目指しておくのは有効な選択肢といえるでしょう。

出題範囲は鑑定理論・民法・会計学・経済学など、文系学部であれば履修できるであろう分野も多く含まれているため、講義も積極的に活用して着実に知識を蓄えていくことがおすすめです。

試験の基本情報

それでは、不動産鑑定士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 短答式・論文式
難易度 高い
勉強時間 2000時間~
合格率(2020年) 36.3%(短答式)
16.4%(論文式)

合格率データ出典:国土交通省:不動産鑑定士試験

LECで必須2科目を無駄なく学習できる

不動産鑑定士は難易度が非常に高く、独学で合格を狙うのは現実的ではありません。よって、予備校を活用して学習を進めていくのがおすすめです。

特にLECは受講生の状況に応じたコースが豊富に用意されており、初学者の学生でも安心して学ぶことができる資格Timesおすすめの講座です。

基礎の理解を重視しており、本試験での対応力を鍛えることができるオリジナル教材を活用することで、合格を手繰り寄せることができるでしょう。

質問対応などの受講生サポートも充実しており、不明点があれが逐一質問すれば疑問を溜め込む心配がありません。

公務員

公務員は安定して長く働ける点が最大の魅力であり、コロナ禍においても失業の恐怖に怯えることは無いため、大学生の間でも非常に人気が高まっています。

公務員になるためには文系科目のみならず理系科目も学ぶ必要がありますが、専門的な理系知識は求められないため、文系学生でも十分に対応は可能です。

倍率が高い分しっかりと勉強しないと公務員になることはできませんが、安定したキャリアを築きたい方は早いうちに対策を始め合格を目指すのがおすすめです。

試験の基本情報

それでは、公務員試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 年齢要件など
試験形式 教養試験・専門知識試験
難易度 やや高い
勉強時間 500~1000時間
合格率 自治体や省庁によって異なる

忙しい大学生にはアガルートがおすすめ

大学生の中には、民間企業の就職活動やゼミ・サークル・部活動などと並行して、公務員試験対策を進めざるを得ない方も多いでしょう。

そのような時間が限られた皆さんにおすすめの講座が、アガルートの公務員講座です。

オンライン上で知識の習得から面接対策・論文添削まで一貫して対応してくれる講座となっており、予備校に通う時間がない方でも自分の都合の良いタイミングを活用して効果的に試験対策を進めることができます。

合格者数も近年増加している注目の講座ですので、ぜひこの機会にアガルートの公務員講座の受講を検討されてみてはいかがでしょうか?

大学生向け資格の勉強法一覧

!学生が勉強している様子

それでは、資格の勉強法の一覧を紹介していきます。

以下の一覧を参考に自分に合った勉強法を実践して、合格を手繰り寄せましょう。

試験範囲を確認

試験範囲や出題範囲を知らないまま勉強しても意味がないため、まずは試験範囲と自分が勉強するべき範囲を確認しましょう。

試験範囲を把握することはスケジュールを立てる上で非常に重要なプロセスなので、過去問や試験要領などをチェックし手を抜かずに確認するべきです。

勉強するべき範囲を明確にしておくことで効果的なスケジュールを作ることができるため、貴重な時間を無駄にしないためにも入念に調べてください。

スケジュールを立てる

スケジュールを立てておかないと「迷子状態」になってしまう恐れがあり、自分のやるべきことが分からずに非効率な勉強となってしまいます。

また、そのときの気分次第で勉強していると試験に間に合わなかったり、また途中で挫折してしまうケースもあるため、スケジュール管理を甘く見てはいけません。

学生の方は、バイトなど急に予定が入ることも多くありますが、スケジュールを立てておくことで遅れを把握し、その後にリカバリーすることができるでしょう。

テキストを読み込む

暗記のためにノートを作り、テキストの内容をまとめる方は多くいますが、資格勉強ではそのプロセスは不要です。

資格試験に合格するためには膨大な範囲の勉強をしなければならず、いちいちノートにまとめるのは時間がかかってしまい非効率なのです。

そのため、インプットの際にはテキストを繰り返し読むことを意識しましょう。

どうしても覚えられないポイントだけ自分なりにノートにまとめるなど、できるだけ労力をかけずに効果的な勉強を意識してください。

過去問・練習問題を解く

テキストを読んでインプットをこなした後は、練習問題や過去問にチャレンジしてアウトプットを行いましょう。

せっかく覚えた知識もアウトプットをしなければ脳に定着しないため、できるだけ多くの問題演習を行うべきです。

練習問題は日常的に解く習慣を身に着けておき、過去問は試験日の直前1週間でまとめて解くと良いでしょう。

また、問題を解いた後は答え合わせだけでなく解説も丁寧に読み込み、知識を正確に覚えるようにしてください。

文系大学生のおすすめ資格まとめ

文系大学生のおすすめ資格まとめ

  • 自分の興味のある分野や学部に関連する資格がおすすめ
  • 難関資格はその分価値が高く、食える資格と言える
  • 大学生は勉強に割ける時間が多いため、早い段階から取り組もう

文系大学生におすすめの資格ランキングや勉強法一覧を紹介してきました。

在籍している学部に関連する資格や興味のある分野であればストレスなく勉強に着手できるため、積極的に取得を目指すと良いでしょう。

就活で有利になるだけでなく、職業人生を豊かにしてくれるメリットがあるため、こちらの記事で紹介した資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか?

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