銀行員のおすすめ資格19選!就職や出世に必要な資格や選び方まで解説!

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「銀行員におすすめの資格について知りたい!」

「就職や出世に必要な資格はあるの?」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

安定というイメージがある銀行員ですが、低金利の影響もありメガバンクでも地銀でも経営状態が思わしくないところは多くあります。

銀行員が取得しておくと役立つ資格は多くあるため、出世に繋げるためにも積極的に勉強することをおすすめします。

こちらの記事では、銀行への就職や出世に役立つおすすめの資格や選び方について、詳しく解説していきます!

銀行員のおすすめ資格についてざっくり説明すると

  • 銀行員に必須の資格は多い
  • メガバンクでは英語力も求められるので、TOEICの受験もおすすめ
  • 資格があれば就職や転職のみならず、出世やキャリアアップに大きく寄与
  • 「フィンテック」の浸透もあり、IT知識の重要性も高まっている

銀行員に資格・試験は必要?

まず、銀行員になるために必要な資格は特にありません。

一般的な就職活動を行い選考をパスすることができれば銀行に就職できるため、資格を取得することは必須ではありません。

しかし、資格を取得していることで採用選考が有利になったり面接でアピールできる武器が増えるため、資格取得は有意義です。

なお、実際に銀行員として勤務する際には、金融商品や保険商品を販売する際に証券外務員の取得が必須となります。

他にも銀行から資格の取得を推奨されることもあるため、自分のスキルアップも兼ねて日々勉強することが大切です。

銀行員という仕事の特性上、取得しておくと出世やキャリアアップに直結する資格は多くあるため、ぜひ自分の価値を高めるためにも以下で紹介する資格取得を目指してみてください。

銀行員に必要な資格の選び方

こちらのトピックでは、銀行員が取得しておきたい資格を選ぶ際のポイントについて解説していきます。

必要な場面をイメージしながら読み進めてみてください。

銀行への就職・転職が有利になる資格を選ぶ

銀行への就職や転職を目指すにあたって、資格は必ずしも必要ではありません。

しかし、資格を取得できれば採用選考を有利に運ぶことができる武器にもなり、面接でうまくアピールできれば高評価を得ることにも繋がります。

無資格者よりも有資格者の方が高い評価を得られるのは言うまでもなく、また勉強を継続できる意識の高い人材として認められるでしょう。

大学生や転職を考えている社会人の方は、これらの観点を踏まえて取得を目指す資格を決めましょう。

融資などの業務上で取得必須な資格

就職にあたって資格は必要ありませんが、銀行員として働いていくために取得が必須となる資格もあります。

例えば、投資信託などの運用商品や保険商品の販売に必要な証券外務員という資格は、銀行員として働く上では必ず取得しなければなりません。

また、各部門で働く際に必要となる資格もあります。

例えば、融資に関する部門であれば簿記が必須となるなど、部門ごとに必須の資格は異なります。

管理職への出世のために必要な資格も

銀行員として出世するために必要な資格もあり、課長レベルになるためには仕事で結果を残すことに加えて資格の取得が条件として挙げられることもあります。

高い役職に就くためには、監督者としての知識やコンプライアンスを理解できている必要があるため、その指標として資格の有無が判断材料となるのです。

そのため、常に研鑽を積んでレベルアップすることで、収入アップに繋げることが可能となります。

メガバンクは英語力が必須

三菱UFJ銀行やみずほ銀行などのメガバンクでは、金融に関する知識だけでなく英語力が求められる場面が多いです。

メガバンクは豊富な人材とネットワークを生かして、収益を増やすために海外進出を積極的に進めています。

つまり、グローバルに活躍できる人材を求めている傾向にあるため、英語力の高い人材は厚遇してもらえるチャンスなのです。

なお、銀行によってはTOEICなどのスコア基準をクリアできなかった場合に通信教育を受けさせる事例もある点からも、高いレベルの英語力が求められていることが分かります。

銀行員のおすすめ資格・検定5選【就職・大学生篇】

こちらのトピックでは、銀行への就活を控えている大学生におすすめの資格・検定を紹介していきます。

FP2級

FPはファイナンシャルプランナーの略で、金融リテラシーを高めることができる上に就職や転職でも活かせる資格として注目度が高まっています。

金融に関する知識があることをアピールできるため、銀行員を目指している方にはうってつけの資格です。

一般的に就職や転職で活かせるのは2級以上であり、3級はあくまでも基礎的な内容なので仕事に応用できるレベルではありません。

そのため、取得を目指す場合は2級の合格を目指すことがおすすめです。

試験の基本情報

それでは、FP2級試験の基本情報を見てみましょう。

なお、FP資格には日本FP協会ときんざいが主催している試験がありますが、今回は日本FP協会主催のものをお伝えしていきます

項目 内容
受験資格 FP3級の合格者
FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
試験形式 学科と実技
難易度 普通
勉強時間 150~300時間
合格率 学科:59.29%(2024年5月) 実技:54.87%(2024年5月)
受験料 8,700円(学科+実技)

FP2級の合格率が高いフォーサイトがおすすめ

FP2級の合格を勝ち取る際はフォーサイトの講座を活用するのが一番の近道となります。

フォーサイトの受講生の合格率は80%を超えており、過去の受講生の結果でも80%を下回る年は確認できません。

つまり、非常に優れた合格実績を誇るため、誰でも安心して利用することができるのです。

スマホ学習サービスやフルカラーのテキストを用いて質の高い勉強ができるにも関わらず、受講費用は平均よりも安価なのでコストパフォーマンスも優れていると言えるでしょう。

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簿記2・3級

簿記は年間で50万人が受験している人気の資格であり、企業会計に関する基本的な知識を習得することができます。

簿記の汎用性は高く就職で有利になるケースが多いため、学生の受験生が多い点も特徴です。

勉強を通して経理や会計について詳しく知ることができる上に、特定の企業の経営状態まで見抜くスキルを習得できます。

どの企業にも経理のセクションは存在するため、高い評価を受けることができるでしょう。特に銀行員であれば、簿記3級だけでなく2級まで取得しておくと良いです。

試験の基本情報

それでは、まず簿記3級試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 選択式+入力式3題以内
難易度 易しい
勉強時間 100~150時間
合格率(2024年6月) 40.7%
受験料 2,850円

次に、2級の基本情報は以下のようになっています。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 選択式+入力式5題以内
難易度 普通
勉強時間 200~250時間
合格率(2024年6月) 22.9%
受験料 4,720円

リーズナブルな価格のスタディングがおすすめ

スタディングは業界最安値の安い費用で受講できる点が大きな魅力であり、2級と3級をセットで対策できるコースは税込19,980円となっています。

講座の特徴は、テキスト・講義・ノートの機能をスマホ一つでにまとめられている点で、スマホと通信環境さえあればいつでもどこでも勉強できる点が好評を得ています。

コストパフォーマンスが優れている講座なので、受講を検討する価値は大いにあるでしょう。

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TOEIC(700点)

英語の重要性は年々高まっていますが、就職でアピールできるTOEICのスコアは700点と言われています。

TOEICは、マーケット部門や海外のマーケティングや法務を担当する部署に配属された際に必要となるでしょう。

また、銀行からも強制的にTOEICの受験を命じられることがあることからも、金融業界でも英語の重要性は高まっており、ぜひ学習を進めていくとよいでしょう。

試験の基本情報

それでは、TOEIC試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 マークシート方式
難易度 やや難
勉強時間 450~700時間
受験料 6,490円

スタディングは充実した学習サポート付き

スタディングではTOEICの試験対策も行っており、スマホでの学習機能が充実している点が特徴的です。

「パーソナルトレーナー」制度という、担当のアドバイザーがTOEIC学習に関する相談に乗ってくれるサポートもあるため、多くの利用者から好評を得ています。

700点レベルを目指す上でも丁度良い講座となっているため、英語が苦手な方でも安心して取り組めるでしょう。

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ITパスポート

金融業界では近年フィンテックが浸透しており、ITの注目度が高まっています。

そこでIT面の基本知識を一通り押さえるという観点から、ITパスポートはおすすめの資格であるといえます。

ITパスポートは難易度が低く取得がしやすいですが、IT業界以外でも広く通用するため金融業界での活用も期待できます。

試験の基本情報

それでは、ITパスポート試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 多肢選択式・CBT方式
難易度 易しい
勉強時間 100時間
合格率(2023年) 50.3%
受験料 5,700円

合格率驚異の8割超えのフォーサイトがおすすめ

フォーサイトのITパスポート講座利用者の合格率は8割を超えており、全国平均を大きく上回っています。

優れた実績を残していることで各方面から高い信頼を得ており、ITに関して初学者の方でも分かりやすく学ぶことが可能です。

重要事項に的を絞ったカリキュラムが組まれているので、ムダのない勉強が可能となっているため、有効活用することで短時間での合格を目指すことができます。

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普通自動車免許

銀行員は出張や営業の機会が多くあるため、自動車免許は必須と言えるでしょう。

個人営業や法人営業などの外回り営業も多くあるので、特に地方銀行に就職する場合は運転ができないと仕事にならないとも言えます。

社会人になってから運転免許を取得をするのは時間的に難しいので、学生の内に取得を目指すのが無難です。

25~30万円ほどの費用が発生しますが、将来への投資だと思って捻出しましょう。

銀行員のおすすめ資格・検定5選【マスト篇】

続いて、銀行員として働く上で取得が必須の資格を紹介します。

銀行業務検定

銀行業務検定は、銀行・保険・証券等を扱う金融機関で働いている方を対象とした検定で、教育研修事業の一環として企画されています。

試験内容は様々ですが、財務や外為、法務などは銀行員として働く上では欠かせない知識を学習することができます。

実際に、入社1年目から取得を推奨している銀行が多いことから、早い段階で取得を目指して勉強すると良いでしょう。

試験の基本情報

それでは、銀行業務検定試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 五答択一式 50問
難易度 やや易しい
勉強時間 1科目あたり60~80時間
受験料 3,300~9,900円

外務員資格検定(証券外務員)

外務員資格検定は証券外務員とも呼ばれており、パソコンを利用して実施されるCBT試験です。

受験のハードルは非常に低く、空いている会場を予約できれば通年で受験することができます。

証券外務員は金融機関に勤務し、顧客に対して株式や投資信託などの金融商品の販売を行うためには必須の資格となります。

なお、一種外務員だと販売できる商品に制限はありませんが、二種外務員だとリスクの低い金融商品しか販売できないため、銀行員としてキャリアアップをするためには一種を取得するのがおすすめです。

試験の基本情報

それでは、外務員資格検定の基本情報を見てみましょう。

一種 二種
受験資格 特になし 特になし
試験形式 〇×問題:70問 五肢択一選択方式30問 〇×問題:50問 五肢択一選択方式20問
難易度 普通 やや易しい
勉強時間 40時間 100時間
合格率(2023年) 71.3% 65.6%
受験料(税込) 9,880円 9,880円

スタディングはリーズナブルに受講できる

スタディングは外務員講座の中でも最も人気な講座であり、基礎知識のインプットと問題演習のアウトプットをオンライン上でこなすことができます。

銀行の仕事で多忙な方でも、隙間時間を活用して勉強しやすい講座になっているため、非常におすすめです。

受講費用も他社と比較するとリーズナブルに受講できるため、コストパフォーマンスが高い点もおすすめできるポイントの一つとなります。

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内部管理責任者

内部管理責任者は金融機関において管理職を目指す方におすすめの資格で、銀行や証券会社の各支店の運営状況を管理します。

銀行の各営業所を厳密に管理して厳しくチェックする役目を負うため、金融業界の秩序を守るためにも欠かせない人材と言えるでしょう。

内部管理責任者の資格取得を通して責任感も高まり、自身のキャリアアップにも繋げることが可能です。

試験の基本情報

それでは、内部管理責任者試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 パソコンによるテスト
難易度 易しい
勉強時間 10~20時間
合格率 80~90%

生命保険募集人

生命保険を販売するためには、生命保険募集人資格の取得が必須です。

銀行の窓口では保険会社から販売を委託されて多くの生命保険の商品を取り扱っているため、銀行員は基本的には取得が必須と言えます。

また、営業で生命保険を販売する場合は、併せてFPも取得できれば顧客に対して安心感を与えることができるでしょう。

試験の基本情報

それでは、生命保険募集人試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 CBT方式
難易度 易しい
受験料 2,050円

損害保険募集人

生命保険募集人資格と同様に、損害保険を販売するためには損害保険募集人資格が必須です。

銀行の窓口では様々な保険商品を取り扱っているので、生命保険募集人と損害保険募集人資格は早い段階で取得するべきです。

損害保険募集人も、生命保険募集人と同様に、インターネット上でテキストを見ながら受験できる簡単な試験なので、取得のハードルは低いです。

試験の基本情報

それでは、損害保険募集人試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 CBT方式
難易度 易しい
受験料 1科目:1,900円 2科目:3,500円 3科目:3,700円 4科目:3,900円

銀行員のおすすめ資格・検定9選【出世篇】

続いて、銀行員として働く上で出世に役立つ資格を紹介します。

宅地建物取引士

宅地建物取引士は不動産業界では必須の資格で、主に不動産業界や建築業界で役立ちます。

しかし、不動産は様々な業界で関わってくるため、宅建士を取得していれば不動産業界以外にも様々な業界で活用することができるでしょう。

銀行においては、不動産の購入や担保取得が関わる融資に関する部門で活かすことができ、また信託銀行で不動産取引をすることも可能となります。

なお、金融業界において宅建士資格は課長レベルに出世するために必要な資格なので、積極的に取得を狙うべきです。

試験の基本情報

それでは、宅地建物取引士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 4肢択一式のマークシート式
難易度 やや高め
勉強時間 300時間
合格率(2023年) 17.2%
受験料 7,000円

平均を大きく上回る合格率を誇るフォーサイト

宅建試験の合格を目指すならフォーサイトで対策を始めるのがおすすめです。

フォーサイトの宅建士合格率は業界トップクラスで、2023年の一般合格率は17.2%であるのに対して、フォーサイトは76.1%と4.42倍の合格率を誇ります。

このような高い合格率を叩き出している背景には、出題可能性の高い範囲に絞って学習を行えるテキストや、幅広い学習デバイスなどが挙げられ、非常に質の高い学習コンテンツのもと学習を進められるでしょう。

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中小企業診断士

中小企業診断士は国が「経営コンサルタント」として認める唯一の国家資格であり、企業経営のスペシャリストです。

この資格を取得することで、企業の管理部門で働く上で欠かせない知識を習得できるため、就職や転職でも有利に働くでしょう。

なお、銀行では中小企業への融資をの可否を決める仕事で経営状況を分析する際に役立ちます

また、中小企業への営業や経営支援を行う際に正確な助言を行うなど、レベルの高い業務を任されることもあることから、中小企業診断士は課長レベルの昇進を目指す際におすすめです。

試験の基本情報

それでは、中小企業診断士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 1次:マークのみ 2次:記述+口述試験
難易度 高め
勉強時間 1,000時間
合格率(2023年) 1次:29.6% 2次:18.9%
受験料 1次:13,000円 2次:17,200円

コスパ最強なスタディングがおすすめ

中小企業診断士は難易度が高い試験なので、効率良く勉強できるスタディングで合格を目指すのがおすすめです。

スタディングの講座費用は相場よりも圧倒的に安く、隙間時間でも勉強しやすいスマホ学習機能や評判の良い講義動画などが用意されているため、非常にコストパフォーマンスに優れています。

講座の質と安さを両立した魅力的な講座なので、受講者からの評判も高いです。

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税理士

税理士は税金に関するプロフェッショナルですが、税理士の勉強を通して財務諸表を読み解くスキルを習得できます。

財務諸表が正確に読み取ることができれば、融資などの銀行業務に活用できるだけでなく税務の相談にも乗ることができるため、活躍の幅を広げることができるでしょう。

税理士資格は課長レベルを目指す際の取得が推奨されている資格の一つであるため、より高い職種を目指したい方におすすめです。

試験の基本情報

それでは、税理士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 学歴・実務経験など
試験形式 記述式
難易度 難しい
勉強時間 3,000時間
合格率(2023年) 21.7%(全科目平均)
受験料 5科目10,000円

業界最安値のスタディングがおすすめ

税理士試験の難易度は非常に高く、独学で合格を狙うのは現実的ではありません。

そこで、最もおすすめの通信講座はスタディングで、業界最安値の費用で質の高い講義を受けることができます。

スタディングはスマホ学習に特化しているため、隙間時間でも勉強しやすく忙しい社会人でも着実に必要な知識を習得できるでしょう。

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不動産鑑定士

不動産鑑定士は不動産の価値を算定するエキスパートで、この資格を取得することで不動産に関する高いレベルの業務を任せてもらえます。

例えば、相続が発生した際の不動産の評価を行ったり、不動産投資をする際に正しい資産価値を見積もることができるのは、不動産鑑定士だけです。

こちらの資格も課長に昇格を目指す際にぜひ取得を検討したい資格の一つであるといえます。

試験の基本情報

それでは、不動産鑑定士試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 択一式・記述式
難易度 難しい
勉強時間 2,000~5,000時間
合格率 択一式:33.6%(2023年) 記述式:16.4%(2022年)
受験料 13,000円

金融コンプライアンスオフィサー2級

金融コンプライアンスオフィサーの勉強を通して、金融機関で働く際のコンプライアンスに関する知識を身に着けることができます。

ルールや常識を身に着けていないと恥ずかしい思いをすることもあるため、早い段階で取得を目指すことをおすすめします。

金融業界に勤める方にとっては必須な資格とも言え、課長手前の役職への出世を目指す際に必要です。

試験の基本情報

それでは、金融コンプライアンスオフィサー2級試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 択一式
難易度 易しい
合格率 70%程
受験料 4,400円

証券アナリスト

証券アナリストは、金融機関の中でも市場調査部門や投資部門での仕事を希望している方におすすめの資格です。

様々な金融商品や市場を分析した上で運用に関する助言などを行う仕事なので、責任感もありますがやりがいも大きいでしょう。

なお、この資格も課長レベルの役職への出世を目指す際に必要となります。

試験の基本情報

それでは、証券アナリスト試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 研修の受講
試験形式 計算問題・選択問題など
難易度 普通
勉強時間 200時間
合格率(2023年) 1次試験:46.4% 2次試験:46.7%
受験料 3科目で12,700円

アクチュアリー

アクチュアリーは信託業務に関するエキスパートで、特に年金分野において活躍が期待されます。

具体的には、統計学や確率論などを駆使してリスクや不確実性を分析・評価する仕事を行っており、日本では保険数理士とも呼ばれています。

イメージが湧かない方は「データを使って生命保険事業や損害保険事業、企業の資産運用などを分析している」と考えてください。

この資格は課長レベルの出世に必要となりますが、非常に難易度が高いため計画的に勉強しなければ合格を掴むのは難しいでしょう。

試験の基本情報

それでは、アクチュアリー試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 学歴要件あり
試験形式 マークシート方式
難易度 難しい
勉強時間 1次試験:1科目100~200時間
2次試験:300時間以上
合格率 科目によって違うが、各科目10~20%程度
受験料 1科目あたり研究会員は10,000円 正・準会員は7,000円

応用力まで身につくアガルートがおすすめ

アガルートでは基本的な知識から応用力まで身に着けることができるため、アクチュアリー資格の取得を目指す際には非常におすすめです。

前述したように、アクチュアリーは非常に難易度が高い試験なので、独学だと挫折してしまう可能性があります。

アガルートの講座の質は高く、受講費用もリーズナブルなので総じて評価が高い優良講座と言えるでしょう。

アガルートの公式サイトはこちら

ITストラテジスト

ITストラテジストはIT関連の資格で最も上位にランクインする資格で、かなり難易度は高いです。

ITパスポートの項目でも述べた通り、近年は技術の高まりもあり、フィンテックの需要の高まりに応じることができる人材が求められています。

この資格を取得していれば金融機関でも高い評価を得られるため、課長レベルを目指している方におすすめです。

試験の基本情報

それでは、ITストラテジスト試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 特になし
試験形式 択一式・記述式・論述式
難易度 やや難しい
勉強時間 100時間
合格率(2023年度) 15.5%
受験料 5,700円

FP1級

FP1級は2級に比べると圧倒的に難易度が上がります。

問われる問題のレベルも非常に高く、個人や法人の業務相談に役立つ専門的な知識を習得できるでしょう。

名刺に「FP2級」と書かれている銀行員は多くいますが、「FP1級」になると数が大きく減ります。

トップレベルの金融リテラシーを備えている証明にもなるため、課長レベルを目指している方におすすめです。

試験の基本情報

それでは、FP1級試験の基本情報を見てみましょう。

項目 内容
受験資格 実務経験など
試験形式 択一式・記述式
難易度 難しい
勉強時間 500時間~
合格率 学科:10.38%(2023年1月) 実技:86.07%(2023年2月)
受験料 学科:8,900円 実技:25,000円

資格取得のためのおすすめ勉強法

それでは、資格を取得するためのおすすめ勉強法について解説していきます。

闇雲に勉強しても非効率なので、勉強のコツを押さえながらコツコツと勉強を続けていきましょう。

まずは計画を立案

まずは資格勉強に取り組むにあたっての計画を立て、勉強の全体像を自分なりにイメージすることが大切です。

なお、勉強計画は「毎日1時間勉強する」など、小さな目標から始めることで勉強習慣を身に着けることができ、ルーティン化することができるでしょう。

また、何をするべきか迷う時間を省くためにも、自分がやるべきタスクに優先順位を付けておき、それぞれに達成する期限を設けておくと良いでしょう。

メリハリをつけたり重点的に勉強するべき分野を決め、勉強計画を立案してください。

さらに、週間や月間の目標も設定しておくと、進捗を定期的に確認しやすくなり、モチベーションを維持しやすくなります。

すき間時間を活用

銀行員の普段の仕事は忙しく、休日しかまとまった勉強時間を作ることができない方も多いはずです。

そのため、少しでも勉強時間を捻出するために、隙間時間を有効活用することが非常に重要となります。

寸暇を惜しんで勉強するマインドは合否を分けるポイントにもなるため、以下では隙間時間に勉強をするコツを紹介していきます。

短い時間の場合は確認作業がメイン

隙間時間と一口に言っても長短があるため、長さによって勉強内容を変えましょう。

例えば、隙間時間が短い場合はテキストのポイント部分のみに絞って暗記をするなど、手軽に取り組める勉強を行うべきです。

勉強するのに時間がかかってしまう問題演習などは短時間の隙間時間の活用に不向きなので、気をつけましょう。

長めな時間はアウトプット中心

比較的長めの隙間時間が取れる場合は、練習問題に取り組んで答え合わせなどのアウトプットを中心に行うと良いでしょう。

このようなトレーニングを行うことで「早く正確に」問題を解くスキルが身に着きます。

やればやるほど学力が高まっていくので、繰り返し勉強を重ねていきましょう。

スマホ学習機能を使う

近年の通信講座はスマホ学習機能が充実しているものが多いため、これを有効活用しない手はありません。

ついついスマホを手に取ってゲームをしたり動画を見てしまう方は多くいますが、今後はスマホを見ていた時間を勉強に置き換えると良いでしょう。

ゲームでレベルアップしても自分の年収が上がるわけではないため、スマホでゲームをしている時間は何も生み出さない全く無駄な時間です。

今後は気持ちを切り替えて通信講座を受講しスマホ学習機能を利用することで、より質の高い学習をこなせるようになるでしょう。

参考書は1冊をやりこむ

何冊も問題集やテキストを購入してしまう方はいますが、それはあまりおすすめできません。

受験まで日数がなかったり仕事が忙しく勉強時間が少ない場合は、複数の参考書に手を付けるよりも1冊の参考書をじっくりと取り組むべきです。

結局のところ、参考書を揃えても同じようなことが書いてあることがほとんどなので、1冊の内容を極めた方が効率的なのです。

1冊の参考書を深く理解することで、その分野における基本的な知識やアプローチがしっかりと身について、応用力を高めることが可能になります。

また、何度も繰り返し解くことで記憶に問題の解き方などが定着するメリットがあるため、何冊も手を出すべきではありません。

銀行員のおすすめ資格まとめ

銀行員のおすすめ資格まとめ

  • FPや簿記の資格は2級以上を持っておく
  • 中小企業診断士や税理士などは難易度が高いが、その分取得メリットは大きい
  • 相性の良い資格は多くあるので、取得を重ねて自信を付けていこう
  • 銀行員として働く上で必須となる資格もあるので、優先順位を付けて取得を目指すのがおすすめ
  • 銀行員は多忙な方が多いので、無理に独学で勉強するのではなく通信講座などを活用しよう

以上のように、銀行員が取得することで様々なメリットが期待できる資格は多くあります。

就職や転職の際に有利になるだけでなく、出世にも影響を及ぼす資格もあるため、優先順位を付けて勉強を続けていきましょう。

自分にとって必要な資格を見極めて、自分の価値を高めるためにも資格取得を検討してください!

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