不況に強い資格TOP15を紹介!資格別の仕事内容や需要の状況まで徹底解説!
「ずばり不況に強い資格はどれ?」
「各資格の仕事内容は?不況時の需要はどうなの?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
コロナ禍で経済状況が不安定な今こそ、不況に強い資格を取得するのがおすすめです。
またリモートワークの増加などで、今後は個々の能力がより重視されるようになると考えられるため、ポストコロナ時代に活躍するためにも資格は有用だと言えます。
そこで今回は不況に強い資格を、それぞれの仕事内容は需要とともに15種類紹介するので参考にしてください。
不況に強い資格についてざっくり説明すると
- 国家資格は信頼性抜群
- 時間に余裕のある方は難関国家資格に挑戦すべき
- 対策教材が充実している資格取得を目指すのがおすすめ
- 資格試験対策には通信講座を活用
不況に強い資格の人気が上がっている
新型コロナウイルスの影響によって、リモートワークをはじめとするオンラインを活用した働き方は一気に普及しました。
個々が独立的に業務を行うことが増えたので、今後は組織とうまく協調していくスキルに加えて、一人ひとりの実務遂行能力がより重要視されるようになると考えられます。
そのため、これからの時代において、スキルを客観的に証明してくれる資格を取得することのメリットは大きいです。
コロナ渦の不況が、実務能力に乏しい人から職を奪っていく中で、資格はリストラのリスクを低減することに働きます。
また、たとえリストラされても、資格でスキルの高さをアピールできるため、新たな職場を見つけやすいです。
資格は取って損をする人はまずいません。ほとんどの場合、仕事に少なからず好影響をもたらしてくれるので、今から資格取得を目指していくのは非常におすすめであるといえます。
以下では、不況に強い資格の選び方やおすすめの資格について詳しく紹介していきます。
不況でも稼げる資格の選び方
不況で強い資格を見極めるには、以下の内容に注目するのが有効です。
経験がある分野の資格を取ろう
不況でも儲かる仕事につながるとしても、これまでに全く経験がない新しい分野に関する資格を取得するのはハードルが高いです。
過去に学習したことのある分野や現職と関わりのある分野のほうが、持っている知識を踏まえて勉強できるので、無理なく取得できます。
勉強時間に余裕がある学生ならまだしも、働きながら勉強する社会人なら、そのような少しは予備知識の使える資格を選ぶのがおすすめです。
また経験がある業界のほうが転職に成功しやすいということを踏まえても、不況で活かしたいなら、心得のある分野の資格が適しています。
学習サービスが充実している資格を選ぼう
不況に強い資格は、多くが難関資格です。そのため、資格を取得するための学習サービスが豊富に存在しているかという点も意識しましょう。
通信講座や予備校、参考書などが乏しい難関資格だと、試験勉強がかなり大変なので、働きながら取得するのには向いていません。
また忙しい中で効率よく資格試験の対策を行うには通信講座が便利であることから、特に通信講座の充実ぶりに注目するのがおすすめです。
信頼性の高さを求めるなら国家資格
信頼性の観点では国家資格の右に出る資格はありません。取得の難易度は高いですが、取ることによって得られるメリットも大きいです。
一方で難易度の低い民間資格は、合格のハードルこそ低いものの、信頼性や権威性の観点では国家資格に大きく劣ります。
そのため、不況に強い資格を取得したいなら、基本的には国家資格を選ぶのがおすすめです。
独立を目指している人は稼げる資格を選ぼう
独立して起業すれば、作った会社の成り行きによって生活が大きく左右されるので、独立・開業のために取得する資格はより慎重に選ぶべきです。
まずは独立・開業が目指せる資格なのかを、前例があるかも含めてよく調べましょう。
また資格を活かしてやろうとしていることが、不況でも儲かる仕事なのかも十分に検討するのがおすすめです。
求人が多い資格を選ぼう
同じ難関資格でも、それぞれで求人数に違いがあります。一般に求人数が多い資格のほうが転職には有利なので、選ぶ際には十分な求人数があるかもよく確認しておきましょう。
求人数が少なく、活用の幅が狭い資格に対して勉強時間を投資するのは合理的でないため、必ず勉強を開始する前に求人数を調べるのがおすすめです。
ハローワーク資格別求人数をチェック
以下はハローワークに登録されている資格ごとの求人数をまとめたデータ(令和3年3月15日分)の一部抜粋です。
資格 | 求人数 |
---|---|
危険物取扱者(乙種) | 3896件 |
登録販売者 | 2179件 |
宅地建物取引士 | 3978件 |
電気工事士(第2種) | 7950件 |
電気主任技術者3種 | 1102件 |
行政書士 | 163件 |
日商簿記2級 | 2324件 |
日商簿記3級 | 3149件 |
FP2級 | 74件 |
FP3級 | 50件 |
基本情報技術者 | 405件 |
※赤字は今回紹介する不況に強い資格 |
上記を見ると、今回紹介する資格の中では、登録販売者や宅建士、日商簿記などが特に働き口が多く、汎用性の高い資格だと言えます。
最新の有効求人倍率も確認
以下では厚生労働省が発表した令和3年1月分の一般職業紹介状況に関するデータを参照し、有効求人倍率が2.00以上であった職業を紹介します。
「有効求人倍率が2.00以上であった」というのは、2.0以上令和3年1月の時点のハローワークにおいて、1人の求職者に対して2件以上の求人が存在していたという意味です。
職業 | 有効求人倍率 | 関連資格 |
---|---|---|
建築・土木・測量技術者 | 5.49 | 建築士・土木施工管理技士・測量士など |
医師・薬剤師等 | 2.11 | 医師・薬剤師・登録販売者など |
保健師・助産師等 | 2.16 | 看護師など |
医療技術者 | 2.84 | 診療放射線技師・臨床検査技師など |
社会福祉の専門的職業 | 3.20 | 社会福祉士など |
外勤事務の職業 | 3.18 | 消費機器調査員など |
家庭生活支援サービスの職業 | 3.37 | 生活援助従事者など |
介護サービスの職業 | 3.87 | 介護福祉士など |
保健医療サービスの職業 | 2.91 | 看護師など |
生活衛生サービスの職業 | 3.12 | 美容師・理容師など |
保安の職業 | 6.68 | 救急救命士など |
金属材料製造等 | 2.04 | 鉛作業主任者・金属熱処理技能士など |
機械整備・修理の職業 | 3.79 | 建設機械整備技能士など |
自動車運転の職業 | 2.17 | 第二種免許など |
建設躯体工事の職業 | 8.48 | とび技能士など |
建設の職業 | 4.12 | 建築設備士など |
電気工事の職業 | 3.64 | 電気主任技術者など |
土木の職業 | 6.02 | 技術士・コンクリート診断士など |
採掘の職業 | 4.33 | 地山の掘削作業主任者など |
包装の職業 | 2.04 | ラッピングクリエーターなど |
参照:『職業別一般職業紹介状況[実数](常用(含パート))』 |
※赤字は今回紹介する不況に強い資格
よって、資格の需要を重視している際は、こちらの職業に関連する資格を中心に取得を検討してみるのがおすすめです。
資格を選ぶ際には難易度を重視しよう
不況に強い資格は難関資格であることが多いですが、中には比較的簡単に取得できる資格もあります。
仕事などで忙しい合間を縫って難易度の高い資格に挑戦するのも良いですが、内容が難しすぎるとなかなか勉強が捗らないことも多いです。
また勉強を頑張っても、試験のレベルが高すぎて合格できなければ、せっかく時間と労力を費やした価値が薄れてしまいます。
そのため、勉強時間や教材に投資できる金額を考慮し、場合によっては難易度が高くない資格を選ぶのもおすすめです。
なお、以下では高難易度の資格と比較的簡単な資格のランキングをそれぞれ紹介するので参考にしてください。
不況に強い資格8選【高難易度編】
一般的には難易度が高いほうが希少価値も高いので、難関資格は不況に強いことが多いです。
しかし、取得するのは決して簡単ではないため、忙しい社会人にはあまり向いていません。余裕を持って勉強ができる学生などにおすすめです。
1位:公認会計士
公認会計士は、企業の監査と会計を専門とする国家資格です。企業の財務を精査し、信頼性を担保する役割を担います。
具体的には経理や財務、会計監査、企業再生、コンサルティングなどの業務に便利です。実績を重ねれば、独立・開業も十分に現実的だと言えます。
合格率は11%前後と難易度が高いですが、受験資格がないので、誰でも挑戦が可能です。
なお、近年は監査業務の厳格化によって公認会計士の需要が増しており、尚且つ業務は景気に関わらず必要なものであるため、不況に強い資格という観点から見ると最もうってつけの資格であるといえるでしょう。
確実に公認会計士を取得したい人にはCPAがおすすめ
CPAは公認会計士の対策に特化した予備校です。
高い水準の講師陣と独自の講座カリキュラムで非常に高い合格実績が魅力で、2019年の合格率も42.9%と、全国平均の約4倍ほどになっております。
公認会計士に確実に合格したい方は、ぜひCPAの講座を受講することをおすすめします。
2位:弁護士
弁護士は言わずと知れた法律のプロフェッショナルで、法的な紛争の解決や個人及び法人の法律相談などの業務に携わる職種です。
弁護士資格は国家資格の中で独占業務の範囲が最も広いと言われており、不況の際でも仕事の需要は簡単には減らないといえるでしょう。
なお、法科大学院を卒業せずに弁護士試験を取得するには、司法試験予備試験(9科目)と司法試験(7科目)に合格する必要があり、それらの難易度は1科目だけで他の難関国家資格に匹敵するとされているので、ハードルはかなり高いです。
受験者は予備試験合格者やロースクール卒業生といった猛者ばかりであり、超ハイレベルな母集団の中で合格を勝ち得る必要があるため、この観点からも非常に厳しい戦いが予想されます。
最短ルートでの合格にはアガルートが最適
司法試験の合格はたとえ高学歴の方でも一筋縄ではいかないため、業界トップクラスの合格実績を誇るアガルートの講座を受講するのがおすすめです。
比較的新しい資格試験対策校ですが、令和2年度の司法試験合格者のうち44.8%がアガルートの受講生とその高い普及率からも人気が伺えます。
特に司法試験合格を1年で目指せるカリキュラムが魅力的で、初学者の方も短期間での合格が目指せます。
初学者の方から上級者の方まで、最短ルートで合格を目指したい方におすすめです。
3位:司法書士
司法書士は登記の専門家で、法務局や裁判所、検察庁へ提出する書類の作成を含む登記の手続きに関する業務に携わります。
身近な法律問題の解決に関わるため、「くらしの法律家」などと呼ばれることもある職種です。
司法書士は需要の高い業務に携わりますが、資格の取得者が少ないため、有資格者はかなり不況に強いです。
また司法書士資格を取得すれば、50〜150万円程度の資金で開業が可能であることから、独立開業を狙う方にも向いています。しかし、独立する人が多く、年収の差が激しいという現実もあるため、その点は予め注意が必要です。
司法書士の取得ならスタディングがおすすめ
スタディングはスマホ学習に特化したオンライン通信講座です。
場所や時間を選ばずに手軽に学習を進められる司法書士講座として抜群の人気を誇っています。
ハイクオリティな講義動画やスマホ学習機能に加えて丁寧なサポートも提供されており、講座費用も10万円をきるなど相場よりも7万円以上安いです。
合格実績も一定程度兼ね備えており、従来の学習スタイルとは異なる形でも十分合格を目指すことができるため、多くの方におすすめできます。。
4位:行政書士
行政書士は、官公署に提出する書類と事実証明・権利義務に関する書類の作成代理という独占業務を有する国家資格です。
有資格者は様々な書類作成の代行から相談業務まで、幅広い仕事に携わります。
弁護士や司法書士同様、独占業務を持つことから、不況に強い資格だと言えます。取得すれば就職・転職時の良いアピール材料になるだけでなく、独立・開業も可能です。
行政書士試験の合格率は10%前後と低いですが、弁護士や司法書士と比較すると、法律系の士業資格の中では取得しやすい部類に入るため、上記の資格よりも手軽に取得できる点は非常にありがたいポイントであるといえるでしょう。
行政書士の取得ならフォーサイトがおすすめ
フォーサイトは非常に高い行政書士への合格率と、不合格者への全額返金保証制度が特徴的な講座です。
合格のための最短ルートを目指すので、試験に頻出の分野を中心に効率的な学習を進めていきます。
問題演習や学習スケジュールの管理のためのスマホアプリも提供されており、スキマ時間も無駄なく利用できるでしょう。
講座費用も比較的安めで欠点のない講座となっており、行政書士に効率よく合格したい全ての方におすすめです。
5位:税理士
税理士は、納税に関する書類作成や手続きの代行や税金に関する相談業務などに携わる職種及び国家資格です。税務の代行、税務書類の作成、税務相談という3つの独占業務を持ちます。
AI技術の発展により税理士の将来性を危ぶむ声もありますが、税務相談や納税に関するコンサルティングの業務は機械化されないため、将来的な需要がなくなることはまずないでしょう。
また税務に関する需要は景気の変動を受けにくいと言えることから、不況への強さも十分です。
税理士の取得ならスタディングがおすすめ
スタディングは全ての税理士講座の中で最も安い通信講座です。
基本的にはスマホを使用した学習がメインとなるため、通勤時間などのスキマ時間を活かして効率よく学習していくことができます。
受講費用が相場の三分の一以下ということもあり、講座費用を安く抑えたい方や空き時間を効率よく活かしたい方にはおすすめの講座となっています。
6位:弁理士
弁理士は知的財産を専門とする国家資格です。特許や実用新案などに関する独占業務を有します。
弁理士試験の合格率は8%程度で、司法書士試験や税理士試験に準ずる難関試験であるといえますが、受験資格がないため、誰にでも合格の可能性があります。
企業や個人の開発が続く限り、知的財産に関する業務は一定の需要が求められ、最近は国際的な案件も増えていることから、弁理士は景気に関係なく需要が見込める資格であるといえるでしょう。
弁護士の取得なら資格スクエアがおすすめ
資格スクエアは高品質な講座を提供しながら低価格を実現しているコスパの良い講座です。
教材の充実度が売りであり、講義内でインプットだけでなく試験を見据えたアウトプットまで対策できます。
特に講座費用を安く抑えたい学生の方や、時間や場所にとらわれずに勉強したい社会人の方におすすめです。
7位:中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業を相手に働く経営コンサルタントです。各会社の経営状況を診断し、より良い経営に向けたアドバイスを行います。
中小企業診断士試験の合格率は例年5%未満であり、合格率の観点では国家資格の中でも有数の難易度を誇ります。
日系企業の大半は中小企業であることを考えると、需要は無数に眠っているといえ、不況の際にも威力を発揮する資格であるといえるでしょう。
中小企業診断士の取得ならスタディングがおすすめ
スタディングはスマホ学習に特化した完全オンライン型の講座です。
校舎を持たず、テキストにかかる料金も削減しているので他のう講座に比べて圧倒的な低価格を実現しています。
また、オンライン学習に特化しているのでスマホを用いた学習サポートが豊富な点も魅力と言えるでしょう。
コスパよく効率的に合格を目指したい学生の方や、通勤時間などを有効に使いたい社会人の方におすすめです。
8位:不動産鑑定士
不動産鑑定士は、土地や建物などの価値を評価する不動産鑑定評価という独占業務を持つ国家資格です。
有資格者は不動産に対して評価額を決め、不動産鑑定評価書を作成したり、不動産取引に関するコンサルティングを行います。
なお、不動産鑑定士試験の合格率は5%程度です。不動産関連の国家資格では随一に難しく、取得者も少ないため、一度取得できれば不動産業界を中心に役立てることができます。
また、取得すれば独立・開業が可能であり、企業内鑑定士という進路もあるので、不況の影響を受けにくい資格であるといえるでしょう。
比較的簡単で不況に強い資格7選
続いては比較的簡単に取得できる不況に強い資格を紹介します。仕事などが忙しい社会人の方は、まずは以下の資格の取得を検討してみてください。
1位:日商簿記
簿記は会計知識や経理のスキルに関する検定試験で、1〜3級までの等級があります。進学や就職、転職に活かせる資格として人気です。
1級は難易度が高いため、まずは2級・3級から狙うことをおすすめします。2級・3級の合格率及び難易度は以下の通りです。
合格率(2019年) | 難易度 | |
---|---|---|
2級 | 27.1% | 普通〜やや難 |
3級 | 49.2% | 易しい |
なお、簿記は取得すれば特別な業務に携われるといった性質の資格ではありませんが、汎用性が高く、数々の職場で重宝されます。
転職の際のアピール材料にもなりますし、十分不況に強い資格だと言えるでしょう。
簿記の取得を目指すならスタディングがおすすめ
簿記の対策には、スタディングの簿記講座を活用するのがおすすめです。
この講座の特徴はスマホ学習のコンテンツが充実していることであり、時間や場所の制約を受けることなく、スキマ時間を有効利用して勉強が進められます。
受講費用もかなりリーズナブルで、その上学習サポートも手厚いため、あらゆる方におすすめです。初学者でも気軽に始めることができ、高い学習効果が期待できます。
2位:宅地建物取引者
宅建士は、不動産系資格の中で最も知名度の高い国家資格です。不動産取引に際して、取引の対象となる土地や建物を調査したり、契約内容をまとめた「重要事項説明書」の交付・説明を行ったりします。
家を借りる際などに不動産会社で受ける重要事項説明は、宅建士の独占業務であることから、有資格者はかなり重宝されます。
宅建士試験の合格率は15%前後、難易度は「普通〜やや難」であり、取得にはある程度の勉強量が必要です。
不動産業界での需要が非常に高い資格であるため、不況への強さは申し分ありません。就職・転職の際にも、パートを探す際にも役に立ちます。
メリットと取得難易度を天秤にかけるとかなりコスパの良い資格であると言えるでしょう。
宅地建物取引者を本気で目指すならフォーサイトがおすすめ
フォーサイトは講座のクオリティが非常に高いことで有名な講座です。
特に宅建の資格取得には抜群の実績を持っており、受講者の合格率は例年全国平均の約4倍にもなります。
2020年度からは不合格者への全額返金制度も導入されたため、リスクヘッジも行いながら受講を進めることができます。
宅建の合格を本気で目指したい方や、合格できるか不安がある人にはフォーサイトがおすすめです。
3位:社会福祉士
社会福祉士は、加齢や障害などによって、普通に日常生活を送ることが難しくなったクライアントの相談相手になる存在です。
高齢者や障害のある方などに対して助言や指導を行い、福祉サービスや保険医療サービスを受けるためのサポートをしたりもします。福祉事務所や児童相談所などで働くケースが多いです。
福祉関連の仕事は景気の影響を受けにくく、高齢化によって市場も拡大しているので、十分に不況に強い資格だと言えます。
社会福祉士の取得ならユーキャンがおすすめ
ユーキャンは通信講座業界最大手の一つとして名高い会社です。
講座は初心者でも分かりやすく、丁寧な添削指導からスケジュール作成まで充実した学習サポートまで提供されています。
費用は安いわけではありませんが、値段以上の良質なサービスが受けられるので、時間がない社会人の方や初学者の方が確実に合格を目指す際にはおすすめです。
4位:賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士は2013年に新設された注目度の高い民間資格です。賃貸住宅の管理に関する高い専門性を活かし、マンションやアパートの管理サービスで活躍することが期待されています。
初年度の合格率は85.8%でしたが、徐々に難化し、令和元年度には36.8%まで下がりました。しかし、まだまだ取得しやすい資格であると言えます。
不動産業界の業務、特に賃貸の管理業務は、景気が悪くなっても減りにくいと考えられるため、賃貸不動産経営管理士は景気が良くない際にも重宝する資格であるといえるでしょう。
国家資格化の議論もある将来性の高い資格なので、さらに難化が進む前に取得しておくことをおすすめします。
賃貸不動産経営管理士の取得ならアガルートがおすすめ
アガルートの賃貸不動産経営管理士講座は、試験の合格に必要なものをバランス良く詰め込んでいるので効率的に合格を目指すことができます。
2020年度では92.3%もの高い合格率を誇っていて、信頼性も十分であるといえるでしょう。
各種割引制度や返金制度もあるため、費用面が不安な学生の方や合格できるか不安な方にもおすすめです。
5位:FP
FPは、人生における様々なお金のやりくりに関する相談業務を行う職種及び国家資格です。暮らしにまつわるお金に関する幅広い知識を扱うので、多くの人に注目されています。
独占業務があるわけではありませんが、汎用性の高い資格であり、持っていると様々な職場で評価されます。
転職の際のアピール材料になり、お金の知識は家計のやりくりにも活用できることから、不況に強い資格であるといえるでしょう。
なお、FPには1〜3級までの等級がありますが、1級は難易度が高いため、取得しやすさを重視する方には2級・3級をおすすめします。FP2級・3級の合格率及び難易度は以下の通りです。
合格率(2021年1月学科試験) | 難易度 | |
---|---|---|
2級 | 44.02% | 普通〜やや難 |
3級 | 86.53% | 易しい |
※上記は日本FP協会の数字
FPの取得ならフォーサイトがおすすめ
フォーサイトは毎年全国平均の約2倍以上の合格率という高い実績を誇るおすすめ講座です。講座価格は標準的ですが、要点を的確にまとめたオリジナルテキストやスマホアプリでの学習サポートも受けられます。
また、最も大きな特徴は日本FP協会に認められた認定教育機関であることです。
本来2級を受けるためには3級の取得が条件となるのですが、フォーサイトの講座を受講すればその条件が免除されていきなり2級を受けることが可能になります。
最短ルートでの資格取得を目指す上では欠かせない講座となっているので、特に時間のない社会人の方などにおすすめの講座です。
6位:基本情報技術者
基本情報技術者は、エンジニアの登竜門とも言われる初級レベルの国家資格です。IT系の国家資格群である情報処理技術者試験の中では、下から2番目の難易度であるレベル2に分類されます。
IT業界は目下拡大中であり、冒頭で解説したような実務遂行能力を証明できる資格であることから、需要は非常に高いといえるでしょう。
なお、初学者が取得するには200時間程度の勉強が必要と言われ、合格率も例年20%台を推移しているので、事前知識が全くないところから勉強を始める人には、若干ハードルが高い資格である点は注意が必要です。
基本情報技術者の取得ならスタディングがおすすめ
スタディングは完全オンライン型の講座で、スマホ1台で手軽に学習を始めることができ、価格も超低価格に抑えられた一番のおすすめ講座です。
わかりやすさを重視した授業をしており、図や表が豊富に使用されているので躓くポイントも殆どありません。
特に分かり安さを重視したい初学者の方や、費用を安く抑えたい学生の方におすすめです。
7位:登録販売者
登録販売者は一般用医薬品の販売業務に必要な国家資格で、取得すると第2類医薬品と第3類医薬品が販売できるようになります。
主な勤務先であるドラッグストアや調剤薬局は全国に多数存在するため、不況下でもほぼ確実に働き口を見つけることが可能です。
また登録販売者の有資格者に対しては、高時給のアルバイトがたくさんあるので、パートタイムで効率よくお金を稼ぎたい主婦の方などにも適しています。
登録販売者の取得ならユーキャンがおすすめ
ユーキャンは通信講座会社として高い知名度がありますが、講座自体も良質です。
費用は安くありませんがサポートも手厚く、合計6回の添削指導ではコンピュータによる分析で自分の弱点を発見でき、着実に実力を上げることが可能となっています。
分かりやすい解説で効率よく学習を進められるので、仕事と勉強を両立したい社会人の方などにおすすめの講座です。
不況に強い資格を取得するメリット・デメリット
不況に強い資格を取ることには、メリットもあればデメリットもあります。
しかし、総合的に見るとメリットのほうが大きいと言えるため、挑戦するのはおすすめです。
不況に強い資格を取得するメリット
以下で紹介するように、不況に強い資格の取得には様々なメリットがあります。
不況でも儲かる仕事に就けば安定が得られる
昨今は新型コロナウイルス感染症の影響で、社会全体が大きな不安定に陥っていると言えます。
リストラされれば再就職は厳しいというのが現実であり、見えない将来に不安を感じながら日々を過ごしている人も多いです。
今回紹介したような不況に強い資格を取得すれば、そんな不安を和らげることができます。
冒頭で解説した通り、確かな実務遂行能力を持っている人間はリストラされにくく、万が一リストラされたとしても働き口がたくさんあるからです。
そのため、コロナ渦の漠然とした不安を何とかしたいと考える人にこそ、不況に強い資格の取得をおすすめします。
需要がある資格のため社内からの評価も上がる
不況への強さは、社会からの需要の高さや安定感と言い換えることもできます。そのため、不況に強い資格を取得すれば、社内で重宝される人材になれる可能性も高いです。
資格を取って知識やスキルを身につけることで、扱える仕事の幅も広がるので、社内で評価されやすくなり、そうなることでより良い環境で働けるようになります。
キャリアアップや給料アップなど、目に見える良い変化があることも珍しくありません。
独立すればより稼げるようになる
不況に強い資格には、景気の状況に関わらず社会で一定以上の需要があるため、取得すれば独立も視野に入ります。
自分で会社を経営すれば、第一にリストラのリスクがなくなり、成功すれば大きな収入アップも可能です。
サラリーマンでは到底稼げないような金額の収入を得ることもできるので、挑戦する価値は大いにあります。
在宅でもスキルアップできる
昨今は在宅でのリモートワークが普及したことによって、より個々のスキルが重視されるようになっています。
資格を取得すれば、大きくスキルアップを果たすことができ、そのスキルを客観的に証明することが可能です。
そうすれば個人でこなせる仕事の幅が広がり、より大きな仕事を任せられる確率も高まるので、昇進や昇給も見えてきます。
またスキルがあれば転職や独立のハードルも下がるため、キャリアチェンジを考えている方にも不況に強い資格の取得はおすすめです。
自分の生活スタイルに合わせやすい
不況に強い資格は試験の難易度が高く、かつては多くの方にとって取得は現実的ではありませんでした。
しかし、昨今は通信講座をはじめとする学習サービスの発展によって、難関資格を取得するハードルが下がってきています。
通信講座なら、テキストやスマホなどがあればいつでもどこでも学習が可能で、仕事や家事、学業が忙しい方でも、無理なく勉強時間を捻出できます。
多くの場合、自分の生活スタイルを崩さず、資格対策を続けられるので、積極的に挑戦してみるのがおすすめです。
難易度が高い点はデメリット
不況に強い資格には難関資格が多いです。試験の難易度が高く、取得者が少ないという希少性が、不況に対する優位性を強めている側面もあります。
特に公認会計士や税理士、弁護士、司法書士など、国内有数の難易度を誇る国家資格に関しては、予備校に通うなどして勉強漬けの日々を送って取得を目指すのが一般的です。
またそもそも実務経験や指定の学歴がないと試験に受験できないこともあるので、受験資格には十分注意が必要です。
不況に強い資格まとめ
不況に強い資格まとめ
- 難関資格は総じて不況に強い
- 簿記や宅建、登録販売者などコスパの良い資格も存在
- 通信講座を活用して効率よく対策するのがおすすめ
不況に強い資格をランキング形式で紹介しました。
公認会計士や弁護士、税理士など、難易度が高い国家資格があれば、不況でも安定して活躍できる可能性が高いので、時間に余裕のある学生の方などには大いにおすすめします。
また忙しい社会人の場合は、簿記や宅建士、登録販売者など、比較的手軽に取れて需要の高い資格に挑戦するのも有意義です。
なお、資格試験の対策を効率よく行いたい方は、積極的に通信講座を活用しましょう。
以上を参考に、ご自身にぴったりの資格を探してみてください。