営業職おすすめの資格25選!営業マンに必要な資格や営業力強化に役立つ検定まで解説

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「営業職にはどんな資格がおすすめ?」

「営業マンにはどの資格が必要?営業力アップにつながる検定は?」

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

営業職で成功を収めるには、幅広い知識やスキルを備えていることが望ましいです。

それらを身につけるための方法の一つとして資格の取得を検討している方も多いのではないでしょうか?

今回は営業職におすすめの資格を、営業マンに必要な資格や営業力向上に役立つ検定を含めて、25種類紹介するので参考にしてください。

営業職が資格を持つメリット

契約成立で握手をする営業マン

営業職に従事するビジネスマン・ビジネスウーマンが資格を保有することには、以下のようなメリットがあります。

営業職としての実力を証明できる

営業職には、携わる業種に関連する専門知識に加え、商材・サービスを魅力的にアピールできる提案力やコミュニケーションスキルなどが必要です。

また昨今は顧客の潜在的なニーズを見抜いて商材・サービスを売り込むインサイト営業の注目度が高まっていることから、今後は洞察力も求められるようになるでしょう。

資格を取得すれば、そのような能力を客観的に証明できるため、営業マンとしての活躍に繋がります。

具体的には、資格試験の勉強を通じて、現在の営業分野に特化したスキルを磨くことで、業務を効率化することが可能です。

営業としてのキャリアアップを図れる

資格を取得すれば、能力が客観的に証明されるので、転職先の会社や異動先の部署でも評価を得やすいです。

また資格を取得したこと自体が勤勉性をアピールする材料になる場合もあります。

特に難関資格を取得したり、コンスタントに資格に挑戦したりすれば、その頑張りが評価される可能性は高いです。

具体的には、志望する企業への転職や希望する部署への異動、昇進・昇給など明確なキャリアアップに結実することも珍しくありません。

専門資格保有で採用率アップ

専門性の高い資格を取得すれば、経験の浅さをカバーできたり、採用担当者に好印象を与えられたりといった効果を得られます。

そのような資格は基本的に価値が高く、履歴書に自信を持って書けることはもちろん、面接でのアピール材料にもなるので魅力的です。

なお、営業職の向けの資格には、専門性の高いものと汎用性の高いものがあり、どちらを取得するかで影響の仕方や大きさが変わってきます。

よって取得する資格を選ぶ際には、これらの観点を予めリサーチをするのがおすすめです。

営業マンとして必要な総合力向上

営業職には、経理や法務などの職種に比べ、幅広い能力が要求されます。

第一にコミュニケーション能力が欠かせませんし、顧客からの信頼感を得るためには豊富な知識や専門性も必要です。

また営業成績を高めるには、業務を効率化するのが望ましく、WordやExcel、PowerPointなどの活用スキルも身に付けておいたほうが良いでしょう。

そうしたスキルがあれば、短時間で質の高い資料を作ることができ、魅力的なプレゼンも行えます。

このように営業マンに求められるスキルや知識は色々ありますが、それらを効果的かつ体系的に習得するには、資格を取得するのがおすすめといえるのです。

他業界への転職も狙える

昨今は男女を問わず、キャリアチェンジやライフプランの大きな変更が盛んに行われており、誰しもがそうした変化を経験する可能性があります。

自分の希望によって仕事や生活スタイルを変えることもあれば、様々な事情で変更を余儀なくさせられる場合もあるでしょう。

知識やスキルを習得でき、それらを客観的に証明できる資格は、そうした変化に直面した際に大きな威力を発揮します。

例えば、営業職から他の職種に転職したい場合、志望の職種に関連する資格を持っていれば、スムーズにキャリアチェンジできる確率が高まります。

また開業したり、フリーランスとして活動したりする際にも資格は役立つので、将来の安定性を高める目的で取得しておくのもおすすめです。

営業職の資格の選び方

梯子に紙を貼る女性

営業マンが取得する資格を選ぶ際は、以下のポイントに着目してみてください。

目的に合った資格を選ぶ

営業職向けの資格は、主に営業一般に役立つ基本的な能力を証明する資格と、特定の業種で活かせる専門的なスキルや知識を証明する資格に分類できます。

また「業務を効率化できる」「今後の社会に対応するための知識やスキルが身に付く」「商談の際のネタになる」など、資格が持つ性質もものによって様々です。

よって現在の仕事内容や職場環境、スキルの状況などを踏まえて、それらにふさわしい特質を備えた資格を選択しなければなりません。

評価してもらえる資格がおすすめ

それぞれの環境によって、どの資格が評価されやすいかは異なります。

資格を取ってキャリアアップやキャリアチェンジを成功させたいなら、勤務先の上司や志望する企業の採用担当者の目に止まりやすい資格を取得すべきです。

よって職場の管理職の保有資格や転職関連の口コミサイトなどを確認し、より良い資格を見極めることをおすすめします。

取得できる見込みのある資格を選ぶ

難易度や勉強時間、受験資格などは、資格によって異なります。

資格の効力を考えることも大切ですが、取得が現実的であるかを検討することも重要です。

例えば、昇進や転職に役立つ難関資格であっても、取得までに何年もかかるなら、途中で挫折してしまう心配があります。

取得できないことには何も始まらないため、自分の能力や置かれた環境を踏まえて取得を目指せそうな資格を選択してみるとよいでしょう。

営業力を高めるおすすめ資格5選

笑う営業マン

以下では営業力を高めたいビジネスマン・ビジネスウーマンにおすすめの資格を5つ紹介します。

営業力は営業職一般に役立つ汎用的なスキルの一つであり、以下の資格を取得すれば、そのスキルの基礎を固める助けとなります。

営業士検定

営業士検定は日本営業士会が認定する民間資格です。

初級・上級・マスターという等級があり、それぞれで以下のような知識やスキルを身につけることができます。

  • 初級:営業従事者に必要な基礎知識全般
  • 上級:営業や企画、マーケティング、マネジメントなど、中堅幹部クラスに必要な応用的知識
  • マスター:幹部クラスに求められる営業事業評価などに関する高度で実践的な専門性

営業職向けでは最も定番とも言える資格なので、営業に携わる方はぜひ取得の候補に入れてみてください。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 初級 制限なし
上級 初級資格取得
マスター 上級資格取得
試験形式 選択式+記述式(オンライン受験)
合格率 75~80%程度(初級)
受験料 初級 8,800円
上級 ・マスター 13,200円
勉強時間 3~6時間程度(初級)

TOEIC

実用的なビジネス英語の運用力を測る試験です。一定以上のスコアを取得すれば、ビジネスシーンで役立つ英語力の証明になります。

語学力が重視されている企業や外資系企業を狙うビジネスマンなどにおすすめです。

海外向けの営業の業務に従事する足掛かりになりますし、英語力によっては海外赴任や海外企業への転職なども見えてきます。

スコアに関しては、外資系の営業職を目指すなら、800点以上の取得が望ましいです。

また企業によっては昇格や採用の条件に、TOEICのスコアが設定されている場合もあるので、そちらもチェックしてみてください。

資格の基本情報

「勉強時間」項目に関しては、450点から800点を目指す場合を想定した情報を記載しています。

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 マークシート方式
受験料 6,490円
勉強時間 約1,000時間
テストの構成 ◯リスニングセクション(約45分・100問)
Part1 写真描写問題 6問
Part2 応答問題 25問
Part3 会話問題 39問
Part4 説明文問題 30問
◯リーディングセクション(75分・100問)
Part5 短文穴埋め問題 30問
Part6 長文穴埋め問題 16問
Part7 1つの文書 29問 複数の文書 25問

質の高いスタディングの通信講座

TOEICの対策には、独学よりもスタディングの「TOEIC TEST対策講座」を活用することを強くおすすめします。

本講座は良質な英語教材を数々出版しているアルクと共同開発された講座であり、その最大の特徴はオンライン上で全ての学習が完結する点です。

単語の暗記からリスニング・リーディングの学習までスマホ一つで完結するため、忙しい営業マンの方でも効率よくスコアを引き上げることができるでしょう。

MOS

Microsoft Office Specialist、通称MOSは、WordやExcel、PowerPointなどのOffice製品の運用スキルを証明できる人気の資格です。

例えば、ワードやエクセルの試験に合格すれば、相手にとってわかりやすい資料を効率的に作成できるようになります。

またパワーポイントのスキルは、効果的なプレゼンをする上で有用です。

さらにMOSがあればパソコンスキル一般を証明することもできるので、資料を作ったり、売上データを集計したりと何かとPCを使う営業従事者に適しています。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 コンピュータを用いた実技試験(CBT)
合格率 一般レベル 約80%
上級レベル(エキスパート) 約60% ※
受験料 一般レベル 10,780円
上級レベル 12,980円
勉強時間 一般レベル・上級レベルともに40〜80時間程度
独学できるか 可能

※推定値(公式の発表ではありません)

定番のユーキャンの通信講座

MOSの対策には、ユーキャンの通信講座を活用するのが最もおすすめです。

映像と音声を通じてパソコン操作を丁寧に解説してくれるため、わかりやすさは抜群です。初学者であっても無理なく学習を進めることができるでしょう。

また同講座は累計受講者数が3万人を超える大人気のサービスなので、信頼度が申し分ない点も大きな魅力です。

ビジネス実務法務検定

ビジネスパーソンに必要な法律知識を有していることを証明できる検定です。

法務部門だけでなく、営業や総務、人事、販売など、幅広い職種を対象としており、法務や法律に関する基本的な知識を習得する良い機会になります。

法律に詳しくなれば、自社に不利益な契約を結ぶことを回避するなど、営業でのトラブルを避けるために役立つので、法律面の知識に精通したいと考えている営業マンの方はぜひ取得を検討してみるとよいでしょう。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 3級・2級 なし
1級 2級合格
試験形式 3級・2級 インターネット経由の試験(IBT)
1級 共通問題+選択問題(ペーパーテスト・論述式)
合格率(2021年) 3級 88.2%
2級 65.2%
1級 21.2%
受験料 3級 5,500円
2級 7,700円
1級 12,100円
勉強時間 3級 40時間
2級 60時間
1級 100時間
独学できるか 可能だが特に1級は難しい(通信講座がおすすめ)

コスパ最高のスタディングで学習を進めよう

ビジネス実務法務検定の3級・2級を受検するなら、スタディングの通信講座で対策するのが一番おすすめです。

3級・2級セットコースの受講料は19,800円(税込)と、他社の通信講座よりもかなり安い点は大きな魅力です。

ただ、安いだけでなく講座はスマホ学習でも高い学習成果が挙げられるように、テキスト・講義動画・問題集はスタディングの英知を結集して作られているので、講座のコスパは非常に高いといえます。

ITパスポート

ITパスポートは、ITの利活用に関わる基本的な知識やスキルを証明できる国家資格です。

ITについての正しい知識を持ち、ITを活用して業務を効率化できる知識が身に付きます。

なお、こちらはエンジニア向けの専門的な資格ではなく、一般向けの資格なので、難易度は決して高くありません。

取得を通じて、ITを幅広く勉強できるので、IT系の営業職についており一般的な知識を身に着けたい方や、これからそちらの分野の営業にチャレンジしたいと考えている方は、ぜひ積極的に挑戦してみてください。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 四肢択一式(CBT)
合格率(2022年) 51.6%
受験料 7,500円
勉強時間 約100時間
独学できるか 可能

フォーサイトの通信講座がおすすめ

ITパスポートの試験対策は、フォーサイトの通信講座を活用して行うのが最もおすすめです。

フォーサイトは2022年度ITパスポート試験において全国平均の1.86倍の合格率である96.2%程度の合格率を記録しており、抜群の合格実績を擁する講座です。

よって、IT学習に不安を抱えている初心者の方でも安心して合格を目指せる講座内容に仕上がっているといえるでしょう。

高みを目指す営業職におすすめ資格6選

時計を確認する男性

続いては営業力向上に関わる応用的な資格を紹介します。

高度な専門性を身に付けられるので、スキルアップはもちろん、昇給やキャリアアップも目指せます。

MBA

Master of Business Administration(MBA)は、大学院で経営学を修学した者に与えられる学位です。日本語では経営学修士などと訳されます。

MBAを取得する過程では、ビジネスを体系的に学ぶことができ、営業に関わらずビジネス全体を俯瞰したような知識を習得することが可能です。

「ヒト」「カネ」「モノ」に関わるビジネスシーンのキーワードについての全般的な知見が得られ、尚且つ論理的思考も鍛えられます。

またMBAは営業職にとどまらず、様々な業種・職種において評価されることから、取得すれば理想のキャリアチェンジを大きく後押ししてくれます。

営業マンなら海外MBAよりも国内MBA

海外MBAは今の仕事を休職・退職して学業に専念する必要があるため、理想の学習環境を手に入れられるなどメリットが大きい反面、失うリスクも大きいです。

これらのリスクを避けて、MBAを現在の仕事と両立しながら取得したいと考えている方は、国内MBAを目指すのがおすすめです。

なお、昨今はオンラインでMBAが取れるカリキュラムを設けている大学院・ビジネススクールもあるので、仕事と学業を両立させたい方は国内MBAの他に、そうしたところも検討してみてください。

評判の高い予備校アガルート

MBAを取得するには、まずは大学院やビジネススクールの受検対策をしなければなりません

特に多くの方が目指す国内MBA入試を見据えている方は、人気の予備校であるアガルートを活用するのがおすすめです。

数々の教え子を国内MBA合格に導いてきた業界指導歴20年の飯野講師から指導を受けられる点が最大の特徴です。

カリキュラムやテキストの作成はもちろん、講師へ直接質問・添削指導を依頼できる環境を整えているため、国内MBA受験にはこれ以上ない最高の環境で学習を進められます

中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業を専門にした経営コンサルタントです。

経営に関する高い専門性を有することを証明できる国家資格であり、取得することで各会社の経営状況をより深く理解できるようになり、営業でも説得力のある提案をすることができます。

また取れば転職先の選択肢を増やすこともできるため、キャリアチェンジを考える方にもおすすめです。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 第1次試験(マークシート方式)+第2次試験(筆記+口述)
合格率(2022年) 1次試験:24.8%
2次試験:18.7%(筆記)
2次試験:99.6%(口述)
受験料 1次試験 14,500円
2次試験 17,800円
勉強時間 約1,000時間
独学できるか 難しい

人気急上昇中のスタディングの通信講座

かなり難易度の高い中小企業診断士試験の対策には、スタディングの「中小企業診断士講座」を利用するのがおすすめです。

同講座は、短期間で中小企業診断士試験に合格したい方を念頭に開発された通信講座で、スキマ時間を使って効率よく試験対策を進められます

ビデオ講座や音声講座を用いてスピーディにインプット学習をした上で、効果的な順序で問題演習ができるので、短い期間でグッと得点力を向上させることが可能です。

基本情報技術者

基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門とされる国家資格で、エンジニアの業務に必要な知識やスキルを証明できます。

技術者向けのやや専門的な資格ですが、IT関連の商材やサービスを扱う営業職業従事者にとっては、最低限のITリテラシーを身につける意味でも取得は有意義です。

IT営業に携わる方やIT業界に転職したい方などに取得をおすすめします。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 多肢選択式
合格率(2022年) 37.4%
受験料 7,500円
勉強時間 200時間
独学できるか 比較的難しい

破格の安さを誇るスタディングの講座がおすすめ

基本情報技術者試験の対策を行う際には、スタディングの基本情報技術者講座を活用するのが一番おすすめです。

破格の安さを誇る点が最大の強みであり、初学者向けの「初学者コース」の料金は43,800円(税込)と相場費用の6~7万円よりも大幅に安くなっています。

また、安さだけでなく多くの方が試験にしっかりと合格している点も評価できるポイントであり、高い学習クオリティと低価格を兼ね備えた理想的な講座といえるのです。

販売士

流通や小売などの業種における販売職に従事する者が備えておくべき知識やスキルを証明する資格です。

個人宅や店舗に飛び込みの営業をかける際には、接客マナーをわきまえた販売員のような振る舞い方が役立つときもあり、取得しておいて損はありません

また小売やサービスなどの業界に取引先を持つなら、それら業界の仕組みやビジネスの仕方などを理解する意味でも、販売士を取得するのは有意義です。

資格の基本情報

以下では受験者の多い販売士2・3級の基本情報を紹介していきます。

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 2・3級 選択問題(マークシート方式)
合格率(2022年4月~2023年3月) 3級 57.1%
2級 55.4%
受験料 3級 4,200円
2級 5,770円
勉強時間 2級 60時間程度

スタディングは手厚いサポートが受けられる

販売士検定を受験するなら、スタディングの「販売士講座」を活用して試験対策をするのがおすすめです。

こちらの講座は販売士2級に対応しており、その最大の特徴はオンライン学習のサポートの手厚さにあります。

基本的なテキストや問題集はもちろん、学習管理ツールやメモ機能として最適なマイノート機能まで、スマホで学習上のすべての行動が完結します。

よって、まとまった学習時間をあまりとれずスキマ時間を使って学習を進めたい営業マンの方には特におすすめできる講座といえます。

応用情報技術者

応用情報技術者は、基本情報技術者の上位資格です。エンジニアなどに求められる高度なIT知識を有することを証明できます。

IT営業と並行して、エンジニアやプログラマーが関わるプロジェクトの管理などにも携わる上位の役職に就く方や、そうしたポジションを目指す方などにおすすめです。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 多肢選択式+記述式
合格率(2022年) 25.3%
受験料 7,500円
勉強時間 200~500時間程
独学できるか 比較的難しい

忙しい方にピッタリのスタディング

応用情報技術者試験の対策にも、スタディングの通信講座を活用するのが一番おすすめです。

忙しい方でも試験を攻略できるように、すべての学習コンテンツをスマホ上に搭載しているため、通勤時間帯や休み時間などちょっとした時間でコツコツと学習を進めることができます

またスマホ学習の質は従来の机での学習に劣らず、高いものとなっているため、学習の質の面での心配は不要といえるでしょう。

情報セキュリティマネジメント

情報セキュリティマネジメント試験は、組織の情報セキュリティ確保に寄与する一連の業務に必要な基本スキルを評価する国家試験です。

企業などを情報面の脅威から守るべく、マネジメント計画を立案・運用したり、それを評価・改善したりするための技術を身に付けられます。

営業職では、顧客の個人情報や自社の機密情報を扱うことも多いため、この試験を機会に情報セキュリティについて勉強するのは有意義です。

またこの資格があることで、営業職に従事する人材としての信頼性の高さを、顧客や雇用主にアピールすることもできるため、ぜひ積極的に取得を目指してください。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 多肢選択式
合格率(2022年) 56.2%
受験料 7,500円
勉強時間 200時間
独学できるか 可能

大原の通信講座で対策を始めよう

情報セキュリティマネジメント試験に挑戦する場合は、大原の通信講座を活用して対策を行うのが最もおすすめです。

大原の講座では、ITの初学者を意識したカリキュラム作りがなされているため、ITや情報セキュリティに関する予備知識に乏しい方でも問題なく学習を進めることができます。

指導経験に優れた専任講師がこだわって作成した教材や講義は、クオリティが非常に高く、さらに初学者向けのサポートも豊富に用意されているので、一から情報セキュリティを学ぶ場合でも、効果的に実力を引き上げることができます。

不動産業界の営業マンにほしい資格3選

検索ボックスに指をさす男性

以下では不動産業界で役立つ営業力を向上させられる応用的な資格を3種類紹介します。

不動産業界におけるスキルアップや昇給、キャリアアップに直結する資格であるため、それらを目指す方におすすめです。

宅建(宅地建物取引士)

宅建士は、不動産取引を仲介して専門性や経験に乏しい顧客に、重要事項を説明したり、説明内容に関する書類を作成・交付したりする職業及び国家資格です。

不動産取引において、不当な契約を鵜呑みにしないように顧客を守る役割があり、その知識やスキルは顧客と密接に関わる営業職にも必ず役立ちます。

不動産業界で非常に重宝される資格なので、同業界でのキャリアアップやキャリアチェンジを狙う営業職の方は取得が必須といえるでしょう。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 4択(マークシート方式)
合格率(2022年) 17.0%
受験料 8,200円
勉強時間 300時間程度
独学できるか 比較的難しい

合格率の高いフォーサイトがおすすめ

宅建士試験の対策は、フォーサイトの通信講座を使って行うのが最もおすすめです。

同講座最大の魅力は、2022年度の試験において全国平均の4.41倍に相当する合格率を記録した高い合格実績であり、信頼度は圧倒的だと言えます。

経験豊富な講師が試験を徹底分析し、カリキュラムの作成から教材執筆まで一貫して行うことで、合格に必要な要素を講座内でもれなく吸収できる環境を整備し、このような高い実績を実現しています。

合格に一番近い講座であるといえるため、資格を取得したいと考えている方はぜひフォーサイトの受講を検討してみてください。

マンション管理士

マンション管理士は、マンション管理組合の運営や、建物の維持・管理に関するコンサルティング業務に携わる職業及び国家資格です。

取得することで、マンション管理に関する法律知識をはじめとする高い専門性を有することを証明できます。

また、上記で紹介した宅建士と合わせて取得することで、不動産業界における専門性を高めることができ、活動の幅が広がります

よって、不動産業界で今後仕事を続けていきたい方は、キャリアアップの足掛かりとしてマンション管理士も取得を検討してみるとよいでしょう。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 四肢択一式(マークシート方式)
合格率(2022年) 11.5%
受験料 9,400円
勉強時間 500時間程度
独学できるか 難しい

信頼度の高いフォーサイトの通信講座

マンション管理士試験の対策も、フォーサイトの通信講座を活用して行うのが最もおすすめです。

フォーサイトのテキストには、試験合格に必要な部分だけが収録されているため、他社の教材に比べてコンパクトであり、無駄のない試験対策ができます。

eラーニングシステム「ManaBun」も搭載されスマホでの学習もばっちりであることから、仕事が忙しくて満足な勉強時間が確保できないビジネスマン・ビジネスウーマンにはぴったりの講座です。

不動産コンサルティングマスター

不動産コンサルティングを行う上で必要となる知識やスキルを有することを証明する資格です。

この資格は試験に合格するだけでは有効とはならず、活用するには合格後に5年以上の実務経験を積まなければなりません

そのため、取得するハードルはかなり高いと言えますが、不動産知識の豊富さをアピールできるという点で、他の資格とは一味異なります

経験が豊かな人物は、顧客や取引先から信頼される傾向にあるので、不動産業界で成功したい営業マンにおすすめです。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 宅建士・不動産鑑定士・一級建築士のいずれかを保有
試験形式 択一式+記述式
合格率(2020年) 43.3%
受験料 31,000円
勉強時間 50~150時間程度

金融業界の営業職に必要な資格3選

チャート

今度は金融業界で役立つ営業力をつけられる応用的な資格を紹介します。

金融業界でのスキルアップや昇給、キャリアアップ、もしくは同業界への転職を目指す方などにおすすめです。

FP(国家資格)

FPはお金のやりくりに関するプロフェッショナルで、家計や教育費から、不動産、税金まで、幅広い守備範囲を持ちます。

資金計画という観点から、顧客のライフプランニングをサポートする職業及び国家資格です。

取得を通じて、年金や税金、保険を含めたお金に関する様々な知識を身に付けられます。

顧客や取引先の資金計画を踏まえた上で営業を行えば、成果も上がりやすいと言えるので、営業職の方にもおすすめの資格といえます。

資格の基本情報

以下では取得により、アピールに繋がりやすいFP2級について紹介していきます。

項目 内容
受験資格 ◯AFP認定研修の修了
◯3級FP技能検定に合格
◯2年以上の実務経験
◯金融渉外技能審査3級の合格
上記のいずれかを満たすこと
試験形式 学科 四肢択一式(マークシート方式)
実技 記述式
合格率(2022年) 学科 44.3%
実技 58.4% ※日本FP協会の数字
受験料 学科 5,700円
実技 6,000円
勉強時間 150〜300時間
独学できるか 可能

人気のフォーサイトの通信講座

FP技能検定の対策には、フォーサイトの「ファイナシャルプランナー・FP通信講座」を活用するのが最もおすすめです。

同講座は例年非常に高い受講生合格率を誇っており、全国平均の2.47倍を記録した年度もありました。

過去問を徹底分析し、合格に必要な内容のみを選りすぐった「合格点主義」のテキストが主な特徴となっています。

これにより、必ず解けるようになりたい論点を重点的に学習することができ、合格に必要な知識がしっかりと身に着くでしょう。

証券外務員

金融商品の営業・販売に携わる外務員として働くのに必須の資格で、金融機関で営業職に就くならこの資格を取らなければなりません。

そのため、営業職として証券会社や金融会社に転職したい方は取得が必須であるといえるでしょう。

また金融業界では汎用性の高い基本的な資格なので、金融業界に興味があるなら、一度取得を検討してみるべきです。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 〇✕方式及び五肢選択方式
合格率(2021年) 第一種:71.7%
第二種:70.5%
受験料 13,860円
勉強時間 100時間程度
独学できるか 可能
試験科目 法令・諸規則
商品業務
関連科目
デリバティブ取引

※一種外務員の基本情報(外務員には二種も存在)

リーズナブルなスタディングの通信講座

証券外務員試験の対策は、スタディングの通信講座を使って行うのがおすすめです。

「一種合格コース」は大手の通信講座の半額以下である8,900円(税込)で受講でき、そのリーズナブルさはスタディングの大きな武器です。

教材は全てオンラインで使用でき、スマホやPCなどを用いてスキマ時間に勉強を進められます

忙しい方でも、通勤時間や休憩時間などを活用してコツコツ学習を積み重ねられるので魅力的です。

生命保険募集人

生命保険の営業を行うには必ず持っていなければならない資格です。

生命保険会社や代理店に属する者だけが試験を受けられ、取得過程で生命保険に関する基本的な知識を習得できます。

試験に合格すれば、生命保険の募集に携わることが可能になります。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 3ヶ月にわたって所定の研修を受ける
試験形式 選択式(CBT)
合格率 80%程度
受験料 2,050円
勉強時間 10時間程度
独学できるか 研修への参加が必要

コンサルティング業界の営業職に必須資格2選

会議の様子

ここからはコンサルティング業界での営業職に活かせる資格を紹介していきます。

コンサル業界でのキャリアアップや転職などを考える方は参考にしてください。

キャリアコンサルタント

キャリアの相談において、各人の適性やスキル、経験などを踏まえて適切なアドバイスを行う専門家及び国家資格です。

キャリアコンサルタント試験を受験するには、厚生労働大臣が認定する養成講習を修了するか、3年以上の実務経験を積む必要があります。

名称独占の資格であるため、取得すれば「キャリアコンサルタント」を名乗った活動が可能になります。それゆえ、非常に信頼度が高い資格です。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 ◯厚生労働大臣が認定する講習過程を修了
◯3年以上の実務経験
◯技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験もしくは実技試験に合格
上記のいずれかを満たすこと
試験形式 学科(四肢択一)+実技(論述+面接)
合格率 学科 75.3%
実技 61.7%
学科・実技同時受験 53.5%
※CCC主催第15回試験の結果
受験料 学科 8,900円
実技 29,900円
勉強時間 100〜200時間程度
独学できるか 可能(場合によっては養成講習の受講が必要)

FP(AFP・CFP)

日本FP協会が実施する民間資格には、AFPとCFPの2種類が存在します。

日本FP協会はFP技能検定も実施しており、先ほど紹介した国家資格2級FP技能士を取得すれば、登録・申請によってAFPを取得することが可能です。

またCFPは1級FP技能士と同レベルの資格ですが、こちらは国際的な効力を持つため、保有者のキャリアプランによっては、1級よりも役に立ちます

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 AFP AFP認定研修の修了+2級FP技能検定の合格
CFP AFPを保有もしくは認定の大学院で所定課程を修了
試験形式 AFP 試験なし
CFP 四肢択一式
合格率 CFP 9.5%(課目ごとは40%程度)
受験料 CFP 1課目5,500円
勉強時間 CFP 1課目80〜120時間程度
独学できるか CFPはやや難しい

マーケティング・広告業界の営業にイチオシ資格3選

フローチャートを書く男性

以下ではマーケティング・広告業界での営業力向上につながる資格を紹介します。

マーケティング・広告業界でのスキルアップやキャリアアップなどを狙う方は、ぜひ参考にしてください。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定では、Webデザインに関する実務的な知識やスキルを証明できます。

Web業界唯一の国家資格であることから、その信頼度は非常に高い点が主な特徴となります。

Webサイトの作成や運営に関する業務に興味がある方や、そうした業務を兼務する営業マンなどにおすすめできます。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 3級 なし
2級 2年以上の実務経験/大卒/3級合格 など
1級 7年以上の実務経験/大卒+3年以上の実務経験/2級合格+2年以上の実務経験 など
試験形式 学科(多肢選択・真偽)+実技(課題選択)
合格率(2021年) 3級 61.2%
2級 36.0%
1級 29.4%(学科)
受験料 3級 学科6,000円+実技8,000円
2級 学科7,000円+実技16,000円
1級 学科8,000円+実技25,000円
勉強時間 3級 30時間程度
2級 100時間程度
1級 100時間以上
独学できるか 可能

Google AdWords認定資格

Googleが提供する広告の出稿・管理サービスであるAdWords(アドワーズ)に関する資格です。Google公式が実施・認定しています。

取得することで、AdWordsの操作スキルや知識を有することを証明可能です。

デジタルマーケティング業界では高く評価される資格であり、試験は無料で受験できるので、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。

資格の基本情報

受験資格 Google Partnersへの登録
試験形式 四肢択一
受験料 無料
独学できるか 可能

上級ウェブ解析士

ウェブマーケティングやウェブ解析、ウェブコンサルティングなどに関する専門的な知識やスキルを証明できる資格です。

取得過程で、それらの項目について体系的に学ぶことができます。

Web業界の営業職やWebコンサルタント、Webディレクターなどとして働く方や、それらの職種を志望する方などにおすすめです。

資格の基本情報

受験資格 ウェブ解析士協会正会員もしくは法人会員のウェブ解析士認定者+講座の受講
試験形式 不明
合格率 68%(2018年度)
受験料 88,000円(講座の受講費用)
勉強時間 40〜60時間程度
独学できるか 不可(講座の受講が必須)

人材業界での営業力アップを狙える資格3選

名札

以下では人材業界で営業職として活躍するために役立つ資格を紹介します。

人材業界でのスキルアップや昇給、キャリアアップ、もしくは同業界への転職を狙う方などは参考にしてください。

キャリアコンサルティング技能士

国家資格であるキャリアコンサルタントの上位資格とも言える国家検定です。

受検には実務経験が必要であり、取得すればコンサルタントとしての経験の豊かさや安定した業務を行えることなどを証明できます。

人材業界では重宝される資格であり、取得すればキャリアコンサルタントとしての箔が付くので、同業界での活躍を目指す方には大いにおすすめできます。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 2級 5年以上の実務経験/3年以上の実務経験+指定科目8単位以上を修得して大学院を修了/3年以上の実務経験+キャリアコンサルタント試験の合格 など
1級 10年以上の実務経験/8年以上の実務経験+指定科目8単位以上を修得して大学院を修了/8年以上の実務経験+キャリアコンサルタント試験の合格 など
試験形式 学科(2級は四肢・1級は五肢択一)+実技(論述+面接)
合格率 2級 学科63.04% 実技16.82%1級 学科14.57% 実技7.25%
受験料 学科 8,900円
実技 29,900円
独学できるか 比較的難しい

採用力検定

企業の採用担当者が身につけておくべき知識やスキルを証明できる検定です。

また採用における視野の広さや意思決定の適切さなども示すことができます。

これまでに3回しか実施されていない比較的新しい検定であり、今後受験者数が増える前に受けておくことをおすすめします。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 なし
試験形式 選択式Web試験
合格率 合否判定なし(スコアが開示される)
受験料 5,500円
独学できるか 可能

職業紹介士

全国民営職業紹介事業協会が認定する資格です。取得することで職業紹介に関する専門的な知識やスキルを証明できます

また受験資格として、職業紹介責任者もしくは職業紹介従事者としての実務経験が必要であるため、職業紹介に関する経験が豊富なことをアピールする材料にもなります。

資格の基本情報

項目 内容
受験資格 職業紹介責任者として1年以上もしくは職業紹介従事者として3年以上の職業経験
試験形式 学科試験+実技試験
受験料 81,000円(非会員の場合)
勉強時間 不明
独学できるか 職業紹介研修の受講が必須

営業に求めらている資質とは?

要素図

以下では営業職に要求される資質について解説します。

顧客満足を叶える心構え

営業職には、常に顧客の満足を考えて行動することが求められます。

顧客を満足させるためには、第一に相手のことをよく理解することが重要です。

例えば、取引先のビジネスや属する業界に精通している営業マンであれば、商談の場で魅力的な提案ができる可能性が高いと言えます。

知識を増やして、顧客に対する理解を深めるには、資格の取得に挑戦するのも一つの有効な手であるといえるでしょう。

資格を取得すれば、試験勉強の過程で、特定分野について体系的に学べるので、顧客に対する理解度を高めることができます。

さらに、資格を持つことで顧客に対して自身の専門性と信頼性を示すことができ、より効果的なコミュニケーションと信頼関係の構築につながるでしょう。

汎用性の高いスキルも大切

営業職には特定の業界で役立つ知識の専門性も必要ですが、コミュニケーション能力をはじめとする汎用性の高いスキルも必要です。

そうした一般的な能力は、実務経験によっても鍛えられますが、勉強によって高められる側面もあります

例えば、コミュニケーション能力は、一般的に経験を重ねるごとに話の引き出しが増えて能力が向上してくることが多いです。

しかし、理想的な話し方や聞き方、うまくいく対話の構造などを勉強してそれらを意識的に実践に落とし込むことで、短期間にグッと力がつく場合もあるでしょう。

これらの知見は資格によって身に付けることができるため、コミュニケーション能力など汎用性の高いスキルを身に付ける際にも資格の取得はおすすめ出来ます。

高い目標を持つことも求められる

営業職は成果主義の職種なので、高い目標を持ち、それを達成できる人材は、その熱意や行動力を高く評価されます。

最も評価される場面は、無論営業において高い成果を出したときですが、有用な資格を取得したときに大きく評価される場合も多いです。

資格取得には、意欲や努力、根気などが必要になるため、取得者の能力や人間性を評価する一つに指標になり得ます。

このように、資格取得は単なるスキルアップだけでなく、自己成長と企業に対する貢献度の証明ともなりうるため、キャリアの形成においても重要なステップであると言えるでしょう。

属人化を解消できるスキル

営業職では自分自身で高い成果を挙げることも大切ですが、それだけでは会社の売り上げは頭打ちになってしまいます。

売り上げをより良く伸ばしていくには、一人だけが突出するのでなく、営業部全体の営業力を底上げするのが望ましいです。

よって優れた営業マンには、個人的な能力だけでなく、部下を指導したり、チームをマネジメントしたりといった他に働きかける力も求められます。

営業職におすすめの資格まとめ

営業職におすすめの資格まとめ

  • 上司や志望企業に評価されやすい資格を選ぶこと
  • 営業力アップには営業士検定やビジネス実務法務検定などがおすすめ
  • 通信講座を活用すれば効率よく試験対策を行える

営業職におすすめの資格を25種類紹介しました。

営業職向けの資格は、汎用性の高い資格と専門性の高い資格に分類でき、各々で性質や効力も異なるので、目的に合ったものを選ぶことが大切です。

また管理職の保有資格や転職関連の口コミサイトなどを調べ、上司や志望の企業に評価されやすい資格を取得することも心がけましょう。

以上の記事の内容をを参考に、ご自身にぴったりの営業職向けの資格を探してみてくさい。

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