基本情報技術者の履歴書への書き方は?正式名称や取得日などの書き方を解説!

更新日時 2020/05/10

「 基本情報技術者の履歴書ってどうやって書けばいいの?」

「書くときのルールってあるのかな?」

こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

基本情報技術者とはIT企業に就職する際にとても役に立つ資格です。この記事では履歴書上でどのように基本情報技術者の資格をアピールするかを解説していきます。履歴書を書こうとしている方はぜひ参考にしてみて下さい!

基本情報技術者の履歴書の書き方についてざっくり説明すると

  • 基本情報技術者試験は、IT系企業の就職に有利な資格
  • どんなに良い資格でも、履歴書のルール通りに記載されていなければ意味がない
  • 履歴書の基本ルールと資格の記入方法をしっかり押さえる
  • 応募先に合わせて有効な資格を記載しよう

基本情報技術者は履歴書で有効な資格

基本情報技術者試験の効果と履歴書

基本技術者試験は国家資格の一つで、履歴書に記載できる資格の一つです。履歴書に記載出来れば、企業に対する良いアピールポイントとなります。 基本情報技術者の資格を正しく履歴書に書く方法を解説していきます。

基本情報技術者の履歴書への書き方

基本情報技術者は、履歴書や面接試験で良いアピールポイントとして活用できる資格です。しかし、履歴書の資格欄に書く際の書き方が間違っていれば、効力を発揮しません。まずは、正しく履歴書に書く方法を覚えましょう。

「免許・資格欄」に記入

当たり前ですが、履歴書に記載する時は 「免許・資格欄」に記載します。記入欄を間違えると、書類審査の時点で落とされてしまいます。間違えないようにしましょう。

履歴書は様々な形式があり、これによって記入欄の位置や記入できるスペースに違いがあります。 資格欄も履歴書によって記入する場所やスペースが違いますので、確認してから記入して下さい。

資格名は正式名称で書く

基本情報技術者に限ったことではありませんが、資格名は正式名称で記入しましょう。運転免許証がただ単に「免許」と呼ばれているように、世の中にある免許や試験の名称は略されている場合があります。

履歴書に記載する免許や資格名は正式名称で記載しなくてはなりません。資格欄に記入する際は、正式名称を確認し、その通りに記入して下さい。

こちらで紹介している基本情報技術者ですが、正式名称は 「基本情報技術者試験」となります。

取得日の書き方

履歴書の免許・資格欄は年月を記載する項目があります。ここは、受験日ではなく 取得日を記載して下さい。合格日は以下の書類やページで確認できます。

  • 免許や資格の公式HP
  • 合格通知書
  • 賞状

資格によって確認出来る方法が違います。合格年月日が確認できるHPや書類はいつでも確認できるようにしておきましょう。

合格を確認出来る書類を無くしてしまった場合、免許や資格試験を主催している団体に問い合わせをします。

基本情報技術者の場合は、情報処理推進機構が主催です。合格通知書を無くしてしまった場合は、こちらに問い合わせ、確認して下さい。

具体的な書き方

実際に履歴書に書く場合は、履歴書の免許・資格欄に以下の様に記載します。令和元年の11月15日に合格した場合は 「令和元年 11月15日 基本情報技術者試験 合格」となります。

履歴書によっては年月の部分が分かれているものや、月までしか記載しないものもあります。履歴書の仕様に合わせて作成して下さい。

基本情報技術者の有効期限はない

免許や資格によっては、有効期限やその更新が必要なものもあります。有効期限が切れているものや、更新されていないものは記載できませんので注意して下さい。

基本情報技術者ですが、この資格には有効期限はありません。 一度取れば、一生使い続けられる資格です。いつでも履歴書に書ける資格ですから、取得した後の履歴書には書き忘れないようにしましょう。

履歴書に書く際に気を付けるべき点

履歴書は記入ルールがたくさんあります。それは、免許・資格欄も例外ではありません。免許・資格欄の共通ルールも合わせて覚えておきましょう。

取得した日付順に資格を並べる

履歴書で年月日を記載する欄は、 古い年月日から記入していきます。免許・資格欄だと、取得年月日順に記入していく形になります。記入する免許や資格の年月日がバラバラにならないように記入して下さい。

履歴書によっては、和暦と西暦両方使える場合があります。この時、和暦と西暦を混ぜて記入してはいけません。どちらか一方に統一しましょう。

和暦と西暦は対応表がネットでも公開されているので、分からなくなった時は活用して下さい。

運転免許は資格よりも上に書く

免許・資格欄は、免許を先に記載します。基本情報技術者の他に、運転免許を記載していた場合は、取得年月日が新しくても、免許の方を先に記入して下さい。

運転免許の様に、免許や資格によっては同じ資格でも種類が違うものがあります。 この場合は、取得しているものを、取得年月日順に記入して下さい。

免許と資格の後に書く文章に注意

免許と資格はその後に一文字分空白を作り、現在の状態を記載します。 この時、免許や資格を持っている場合はその旨を記載します。免許や資格によって記入の仕方が違うので注意して下さい。

ここで例として取り上げている運転免許証と、基本情報技術者の場合は、以下の様になります。

  • 普通自動車免許 取得
  • 基本情報技術者試験 合格

免許や資格によって、現在の状態を表す言葉は違います。多くの免許や資格試験の主催は、公式HP等で履歴書の書き方を公開しています。免許や資格試験について記入する際は、正式名称等と一緒に書き方も確認しておきましょう。

最後の「以上」を忘れない

免許や資格を全て書き終わったら、その下の行に右寄りに 「以上」と記入しましょう。これが抜けてしまうと、履歴書を受け取った企業に詰めが甘い、確認不足の印象を与えてしまいます。

履歴書は全て決まったルールによって記載されていますから、そのルールから漏れた書き方をしているととても目立ちます。

履歴書のミスはルールに従って作成・確認すれば必ず防げるものです。完成後は必ず確認する習慣を身に付けましょう。

資格を履歴書に書くとき気を付けること

履歴書記入時の注意点

履歴書に記入する内容を考える時、どうしたらいいか分からなくなる場合もあります。次は、その様な場合の書き方を解説していきます。

応募先で求められている資格を優先的に書く

資格や免許をたくさん保持していると、免許・資格欄に書き切れなくなる場合があります。この様な場合は、応募先で求められている資格を優先的に記入しましょう。

どんなに高難度で良い資格でも、応募先で求められていなければ、その効力を十分に発揮できません。

持っている資格を全て書ける場合なら全て記入して問題ありませんが、そうでない場合は 応募先を意識した資格を中心に書きましょう。

具体的には、IT系企業なら基本情報技術者試験等のIT系の資格を中心に記入します。 TOEICや簿記等、その他の資格はかける余裕がある場合に記載する、といった形です。

勉強中の資格も書く

履歴書を作成する時、並行して資格試験にも挑戦している場合があります。この時、挑戦している資格が、応募先の企業が求めている資格であれば、 勉強中の資格も記入しましょう。

記載する所は、免許・資格欄ではなく、履歴書下にある特記事項を記載する所に記載して下さい。

例えば、基本情報技術者試験に合格し、次のステップである応用情報技術者試験に挑戦している場合は「応用情報技術者試験 合格に向けて勉強中」と記入します。

勉強中の資格を記入する時の注意点

注意して欲しいのが、 勉強していない資格は記入しないという点です。面接官に資格について問われた時、勉強していないことが分かれば面接で嘘をついたことになります。

どんなに試験で良い結果を残せていても、嘘をついたことが分かれば内定はもらえません。もらえたとしても、嘘が分かれば内定を取り消される可能性が非常に高いです。履歴書や面接で嘘をつくのは絶対にしてはいけません。

基本情報技術者は履歴書で役立つ?

基本情報技術者試験の履歴書における効果

ここまで、基本情報技術者試験の履歴書における書き方を解説していきました。次は、基本情報技術者試験が履歴書でどのように役立つかについて解説していきます。

主に新卒の就職で大きなアピールに

基本情報技術者試験が一番効力を発揮する場面として、 新卒の就活があげられます。

基本情報技術者試験の試験内容は、丁度IT系の企業に就職した方が身に付けておくべき知識で出題されています。企業で即戦力として働けることをアピールできるのです。

企業によっては、基本情報技術者試験の合格を応募条件や、推奨している企業もあります。そうでなくても、IT系企業に応募するなら、大きなアピールとなる資格です。

IT系企業への就職を考えているなら、基本情報技術者試験は間違いなくおすすめできる資格です。 就活前や就活時に取得しておきましょう。

転職でも使える

基本情報技術者試験は、転職時にも活用できます。特に、ITとは違う職種からIT系企業に転職する時に役立てられます。

これは新卒の場合も同じですが、IT系企業に入社する場合、技術者でなくてもITに関する最低限の知識を求められます。基本情報技術者試験に合格していれば、働く上で最低限のIT知識を保有していることをアピールできるのです。

転職の場合、社員教育にコストや時間を割けない企業もあります。基本情報技術者試験に合格していれば、基本を押さえた状態で仕事に取り組めるようになるため、企業側の負担も減らせるのです。

転職の際は職務経歴書の書き方もマスターしよう!

転職の際は、履歴書の他に職務経歴書の記載も必要です。 職務経歴書に書かなくてはならない内容は以下の通りになります。こちらも忘れずに用意しましょう。

  • 経歴要約(今までの経歴を簡潔に記載)
  • 勤務先企業(現在働いている企業の正式名称や勤務開始日を記載)
  • 職務内容
  • 開発歴(自分の関わったプロジェクトや業務の内容を記載)
  • 取得資格(履歴書と合わせて記載する場合がある)
  • アピールポイント

他の資格と基本情報技術者を比較

基本情報技術者試験と他の資格

最後に、基本情報技術者試験と他の資格の比較を解説します。資格の内容と合格率、そこから分かる有用性等を取り上げていくので、就活や転職対策として資格取得を考えている方は、参考にして下さい。

ITパスポート

ITパスポート試験、通称「Iパス」は、ITを利用する全ての学生、社会人が身に付ける必要があるIT知識を持っていることを証明出来る資格です。合格率が高く、国家試験であるため、受験する方がたくさんいます。

ITパスポートと基本情報技術者試験の違いですが、ITパスポートの合格率が 50%前後なのに対し、基本情報技術者試験は 20~30%と、かなり低めです。試験難易度でいえば、基本情報技術者試験の方が高くなります。

ITパスポートはその難易度の低さから、就職や転職のアピールとしては少々弱い資格です。企業に対するアピールとしては、基本情報技術者試験の方が役立ちます。

情報セキュリティマネジメント

情報セキュリティマネジメントは、2016年から始まった新しい資格です。インターネットの普及に伴い、IT技術だけではサイバー攻撃から身を守るのは難しくなりました。

そこで、情報セキュリティに詳しい人材を作り、サイバー攻撃を人材から対策していくことを目的として、情報セキュリティマネジメント試験が生まれたのです。

基本情報技術者試験との合格率の違いですが、基本情報技術者試験の合格率は先程も触れたとおり、 20~30%です。

それに対して、情報セキュリティマネジメントの合格率は 近年50%台となっています。基本情報技術者試験の方が、難易度が高いのです。

また、情報セキュリティマネジメントはITを使用する人の為の資格です。基本情報技術者試験は、IT技術者向けの試験と、試験が目指している層が違います。

IT系企業へのアピールとして取得するなら、基本情報技術者試験の方が向いています。

応用情報技術者

応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験の上位に当たる資格です。 受験者年齢を見ると、20代後半が多く、社会人としてある程度経験を積んだエンジニアの方が多く受けている資格でもあります。

応用、と付いている通り、基本情報技術者試験よりもワンランク上の知識や技術が要求される試験です。

当然、難易度も応用情報技術者試験の方が高くなります。取得は大変ですが、もし合格できれば就職・転職の両方で大きなアピールとして活用できます。

もし、基本情報技術者試験とセットで取得する資格を探しているなら、 応用情報技術者試験をおすすめします。

他の資格の表記の仕方は?

他の資格の表記について

最後に、他の免許や資格の正式名称や書き方をご紹介します。正式名称等を表にまとめましたので、履歴書作成の時に活用して下さい。

資格 正式名称
MOS Microsoft Office Specialist
初級シスアド 初級システムアドミニストレータ
日商簿記 日本商工会議所簿記検定
秘書検定 秘書技能検定
FP ファイナンシャル・プランニング技能士
TOEIC TOEIC公開テスト

次に、実際に履歴書に記載する時の例を表の形で紹介します。履歴書の書式によって記入方法が微妙に変わる場合がありますが、基本はこの形です。

免許・資格
平成○年 △月 Microsoft Office Specialist 取得
令和元年 △月 日本商工会議所簿記検定 2級 合格

これに加え、これまで解説した履歴書の基本ルールも忘れずに確認・記載しましょう。

基本情報技術者の履歴書まとめ

基本情報技術者の履歴書まとめ

  • 基本情報技術者試験は資格欄に正しく記載しよう
  • 正式名称や履歴書のルールを守って作成・確認することが大切
  • 免許・資格欄は応募先が求めている内容を中心に記入する
  • 基本情報技術者試験だけでなく、その他の資格にも目を向けよう

基本情報技術者試験は、就職や転職に有利な資格ですが、履歴書に正しく記載されていなければ意味がありません。履歴書のルールや企業が求めている人材を正しく理解し、その上で履歴書を作成するようにしましょう。