基本情報技術者は就職で有利!取得メリットから転職での活かし方まで徹底解説!

更新日時 2020/05/10

「基本情報技術者は就職や転職で使えるの?」

「基本情報技術者の取得メリットはどのようなものがあるの?」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

基本情報技術者はIT業界で活躍するためには必須の資格なので、主にIT業界への就職や転職を目指している人には大きな取得メリットがあります。

IT業界以外でも、一般事務などで活用できる知識を得ることができるため、幅広いフィールドで活躍できる点も強みです。

こちらの記事では、基本情報技術者の取得メリットや、転職などでの具体的な活用方法について解説します!

基本情報技術者の就活についてざっくり説明すると

  • IT業界では必須の資格であり、就活や転職で有利になる

  • ベンチャー企業ではあまり評価されないが、大手企業では高く評価される傾向にある

  • 基本情報技術者だけでは採用の決め手とはならない点には注意

  • 実務の理解スピードが上がり、昇給や昇進に影響がある

基本情報技術者は就職で有利なの?

大きな疑問

基本情報技術者はITエンジニアの登竜門といわれている試験であり、毎年多くの人が受験している人気資格です。

特にIT業界では必須であり、就職や転職において役に立つ場面は数多く存在します。

また、表計算などのスキルも身に着けることができるため、IT業界のみならず様々な企業で活用することができます。

基本情報技術者を持つことでアピールに

基本情報技術者は、新卒の就活において大きな武器になります。

基本情報技術者試験はIT企業に入った人が身に着けるべき内容が多く出題されるため、自然と豊富なIT知識を取り入れることができます。

また、就職時に身につけることでIT業界で最低限求められる知識レベルを兼ね備えていることをアピールできるようになります。

企業によっては基本情報技術者の資格取得を奨励している企業や、取得を義務付けている企業もあるため、できるだけ就活時に取得しておくと良いでしょう。

また、企業によっては月5000円程度の資格手当を支給しているところもあります。

それほど基本情報技術者は重要な資格ということです。

大手企業で特に評価されやすい

大手企業では、会社の採用基準として基本情報技術者を活用して一定レベルの社員を確保するケースもあります。

理由としては、採用基準を資格という客観的な指標を用いて設けることで、対外的に自社社員の一定水準の質を証明できるからです。

このような基準を設けておくことで取引先などから信頼され、安心して関係を築いていけるメリットがあるのです。

また、大手企業の中には資格取得者に対して報奨金の形などで資格を評価しているケースもあるため、金銭的なメリットもあります。

合格者には試験費用や学習費用を会社が全額負担してくれるような企業もあるため、そのような制度は積極的に活用しましょう。

ベンチャー企業ではあまり役に立たない

ベンチャー企業は即戦力の人材を求めているため、資格の有無ではなくITに関する実務能力や実績を重視する傾向にあります。

そのため、知識の証明が主となる基本情報技術者の資格はベンチャー企業での就職の際にはあまり役に立たず、評価の対象とされないケースがほとんどです。

逆に、資格を取得した上で豊富な実務経験があれば間違いなく即戦力とみなされ高い評価を受けることができるでしょう。

このように、基本情報技術者の資格を取得しているからとあってどの場面でも武器になったり役に立つとは限らない点に注意してください。

転職でも有利に働く

IT業界以外の企業から、IT業界の企業への転職を目指す際にも基本情報技術者は役に立ちます。

IT企業では技術者以外にも最低限のIT知識を保持することが必須であるため、基本情報技術者の資格を持つことでITに対して抵抗感が無く、豊富な知識を持っていることをアピールできます。

転職市場は発展しているものの、多くの企業では転職人に対して多くの教育コストを割く余裕はありません。

また、教育する人材が不足している企業も多いため、予め資格を取っておくことで企業の負担も減らることにもつながります。

企業としては教育が低コストで済み、丁寧なOJTを必要としない有資格者は貴重な人材と言えるでしょう。

ITパスポートでは効果があまり見込めない

基本情報技術者とよく比較される資格にITパスポートがあります。

ITパスポートもIT業界で活用しやすい資格ですが、残念ながら前述した転職パターンにおいても企業へのアピール材料として活用するには物足りない資格です。

その理由としては、ITパスポートの場合は実践レベルの知識があまり習得できないからです。

そのため、資格を転職でのアピール材料として活用したい場合は、最低でも基本情報技術者の資格を取得しておくと良いでしょう。

基本情報技術者をアピールする際の注意

IT業界への就職や転職で役立つ基本情報技術者ですが、注意点もあります。

その注意点とは、基本情報技術者は弁護士資格や社労士資格のように独占業務を持つ資格ではないことです。

つまり、基本情報技術者じゃないと扱うことができない業務は無く、法的な保護は受けられない資格ということです。

そのため、IT技術者として基本情報技術者を取ることは必ずしも必須ではありません。

基本情報技術者は業務に関する技術や実績をアピールするものではなく、業務において必要な知識を兼ね備えている証明に過ぎません。

「基本情報技術者=実務に精通している即戦力」とはならないため、注意しましょう。

また、基本情報技術者はあくまでIT業界における基礎的な資格であるため、この資格単体でのアピールは効果的ではありません。

「基本情報技術者は就職に直結する資格ではない」ということに留意しましょう。

基本情報技術者を取得するメリット

笑顔の男性

ここでは、基本情報技術者の資格を取得するメリットをお伝えしていきます。

会社で必要な知識を身につけられる

基本情報技術者試験はIT技術者の登竜門的役割を果たす試験であるため、IT企業に入社後に必須となる知識を体系的に身に着けることができます。

これにより仕事の理解スピードも早まり、出世も早くなる効果が見込めます。

また、基本情報技術者の取得をきっかけに、上位資格である応用情報技術者試験に挑戦する人も多くいます。

基本情報技術者の勉強を通して幅広い知識を身に着けることができるので、自分の担当分野以外の仕事への理解も深めることができ、社内での自分の評価を高めることができます。

業務の理解度が向上

多くの場合、新人は上司や先輩から指示を受けて仕事をこなすことになります。

そのときに、無資格でITに関して何も知識を持っていない人よりも、基本情報技術者の資格を持っている方がスムーズに仕事の内容を理解して実務をこなすことができるでしょう。

このような有資格者は仕事を覚えるスピードが一般的な早いため、上司や先輩との信頼関係も築きやすくなり、出世に良い影響が出ます。

他にも、資格だけでは知識しか身に着けることができず実務の具体像を意識できなかった点について、業務の中でそれらを活用することではっきりと理解できるようになります。

知識を押さえておくだけではイメージできなかった仕事も、実際に自分でやることで「こんな感じなのね!」と手応えを掴めることはよるある話です。

知識と実務を重ねることでスキルアップにつながるだけでなく、仕事の重要性なども意識できるようになるなど取得メリットが非常に多いのです。

会社をまとめる立場になった際にも有効

仕事を長年続けることで、上司や管理職として開発者のマネジメントが必要になることもあります。

この場合、自分の技術力はもちろん、相手の気持ちを理解したうえで的確な指示を出す必要があります。

基本情報技術者を取得しておくことで相手の仕事に関する知識も深めることできるため、部下の仕事の状態や進捗具合を察することができます。

当然、仕事に慣れていない新人や仕事に不安を抱えている若手からしたら深い知識を持っていて様々なサポートをしてくれる上司の存在はありがたいものです。

基本情報技術者の勉強を通して相手を慮ることで、良い職場の雰囲気作りができることにもつながるのです。

応用情報技術者も併せて取ると有利に立てる

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基本情報技術者の上位資格として、応用情報技術者という資格があります。

この資格はIT企業などに就職して数年に渡りキャリアを積んだ人が主な受験者層となっており、基本情報技術者よりも格段に難易度が上がります。

対象者層もITエンジニアを目指す人となっており、難易度もかなり高くなっています。

難しい分取得メリットは大きく、取得することでITに関する一定レベルの知識を持っている人材であると評価してもらえるため、大手企業から中小企業まで幅広い企業の就職・転職で有利に立てるでしょう。

なお、ITの発展スピードはとてつもなく早いため、若い内にレベルの高い応用情報技術者を取ることで、キャリアに良い影響を与えることができます。

そのため、まずは最初のステップとして基本情報技術者を取得して、その後にキャリアアップを目指して応用情報技術者の取得を目指すのがオススメです。

基本情報技術者の難易度はやや高い

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IT初心者にとっては、基本情報技術者で学ぶ内容は専門性が高く難易度はやや高めと言えるでしょう。

合格率は20~30%の間で推移していますが、近年では20%前半での推移となっており5人に1人しか受からない試験であることが分かります。

情報処理技術者試験のレベル区分で行くと、基本情報技術者はレベル2となっており、ITパスポートのレベル1と比較すると難易度は高い試験となっています。

特に、テクノロジ系の知識に関して深い理解が必要となっているため、この点が難易度を上げる要因となっています。

難易度を偏差値で表すと、基本情報技術者は49となっており、ITパスポートの45と比較しても高くなっています。

一方で、上位資格である応用情報技術者は65と一気に偏差値が上がります。

そのため、基本情報技術者はIT系の資格ではあくまでも入門編的な立ち位置と言えるでしょう。

基本情報技術者の就活まとめ

基本情報技術者の就活まとめ

  • 若い内に取得した方がメリットを享受できる

  • 多くの企業において就職・転職の選考で好印象を持ってもらえる

  • 部下のマネジメントをする面でも役立つ資格である

  • 上位資格の応用情報技術者を目指す足掛りにもなる

基本情報技術者は就職や転職で役に立つ資格であることは間違いありません。

しかし、資格を持っていることで採用に直結するわけではない点には注意しましょう。

基本情報技術者は自分のステップアップのきっかけになったり、活躍できるフィールドが広がるなど様々なメリットがあるため、IT業界に興味がある人はぜひ取得を目指してみてください!