大原の基本情報技術者講座の評判・口コミは?教材の特徴や科目A免除講座まで徹底解剖
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「大原の基本情報技術者講座はどのようなカリキュラムなの?」
「大原の基本情報技術者講座の評判や口コミってどうなの?」
このように大原の基本情報技術者講座について気になっている方はいませんか?
この記事では大原の基本情報技術者講座のカリキュラムや教材の特徴、教材の種類や評判や口コミなどについて、詳しく丁寧に解説していきます。
他社の基本情報技術者講座との価格の比較や、大原の基本情報技術者講座の残念な点、受講をおすすめする方とおすすめしない方なども紹介するため、本当に良い講座かどうか客観的に判断できるはずです。
大原の基本情報技術者講座についてざっくり説明すると
- 科目A試験が免除されるコースがある
- 価格は高めだが、優れたカリキュラムやテキストでしっかり学べる
- 様々なニーズに答えられるように豊富な講座を用意している
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大原の基本情報技術者講座の特徴
- 科目A試験免除制度適用講座がある
- ニーズを踏まえた豊富な対策コースを用意
- 合格に必須の情報が掲載されたテキスト
- イメージしづらい部分は図表を用いてわかりやすく解説
- 問題集はテキスト連動で復習しやすい
- ミニテストや実力判定テストで理解度を確認できる
- コースによっては教室通学やWeb通信など受講形式が選べる
大原の基本情報技術者講座には科目A試験免除制度を活用できる講座があることが大きな特徴です。
こちらのコースを活用して修了試験に合格すれば、修了認定日から一年間、科目A試験が免除されます。
科目Aと科目B試験の両方をバランス良く対策するのが難しいと感じる多くの方にとって、とても安心感のある制度であるといえるでしょう。
また基礎から学びたい方向けの総合本コースの他にも、科目B試験だけを対策するコースやアルゴリズムのみを対策するコースなど、ニーズに応じた多彩な講座を用意していることも魅力のひとつです。
総合的な対策をしたい方だけでなく、ピンポイントに的を絞って一部分だけの講座を受講したい方にも非常にありがたい講座だといえます。
大原の基本情報技術者講座の価格を他社と比較
大原の 「基本情報技術者 総合本コース」 はWeb通信講座で75,300円(税込)で受講できます。
ちなみに科目A試験免除のオプション付きの 「基本情報技術者 科目A試験免除対策つき総合本コース」 はWeb通信講座で95,700円(税込)で受講可能です。
大原の基本情報技術者講の講座の価格と、他社で実施している総合的な対策を行える基本コースの価格を比較するために、それぞれの価格を以下の表にまとめます。
会社名 | 講座名 | 価格(税込) |
---|---|---|
スタディング | 基本情報技術者合格コース | 36,850円 |
ITEC | 基本情報技術者プレミアコース | 44,000円 |
資格の大原 | 基本情報技術者 総合本コース | 75,300円 |
TAC | 基本情報技術者 本科生 | 87,000円 |
※大原、TACは全てWebコースでの価格
上記の表からスタディングとITEC、大原とTACでは2倍前後の価格差が付いていることが分かります。
この事実から価格面でのアドバンテージはそこまでないと言えるでしょう。講座を選ぶ際に価格面を大きな基準としている方は注意が必要です。
大原のカリキュラム・教材の特徴
それでは早速、大原の基本情報技術者講座のカリキュラムと教材の特徴について具体的に見ていきましょう。
基本的理解と応用力を引き上げるカリキュラム
大原の基本情報技術者講座のカリキュラムでは受験に必要な基礎知識を理解し、さらに解答力を引き上げることに注力しています。
理解力の引き上げのためにアウトプットを重視しているため、講義後には例題と問題演習が豊富にこなせるようになっています。
このようにインプット後にしっかりとアウトプットを行うことで、知識の核となる部分を確実に理解できるようになります。
また応用力を伸ばすために、アルゴリズムの基礎講座だけでなくアルゴリズムの答案練習や言語対策も準備されています。情報処理技術者試験で鬼門となる科目B試験の対策もばっちり行えます。
頻出分野を学びやすいテキスト
大原のテキストでは、情報処理技術者試験に合格するために必要な範囲の情報を過不足なく網羅しています。
他にも知識を効率よくマスターできる工夫がたくさん詰まっているので、テキストの特徴をより具体的に見ていきましょう。
図表で理解がスムーズに
文章では分かりづらかったり理解しづらかったりする用語は、図・表・写真を用いることで、理解しやすくなるように配慮されています。
初学者でも分かりやすい表現で簡潔にまとめてくれていることも理解しやすいポイントです。
例題で知識の確認が容易に
学習した用語に関して、すぐにアウトプットできるように例題が用意されています。選択式で簡単に理解度を確認でき、それぞれの選択肢についての解説も確認できるため、知識の定着がスムーズに進められます。
そして例題には出題頻度も示されています。重要性が確認できるため、今後の復習や暗記の必要性などを判断するのにも役立つでしょう。
学習のメリハリがつく工夫も
項目ごとに学習のポイントや重要語句が分かるように掲載されているため、何を重点的に学べば良いかが把握できます。勉強すべきポイントが分かることで、全ての内容をだらだらと学ぶことがなくなります。
学習の比重をある程度変えられることでメリハリを付けた勉強ができるため、効率良く学習を進められるでしょう。
テキスト連動型の問題集
大原の問題集は、頻出度の高い問題や実際に過去の本試験に出題された問題を厳選しています。
講師陣が分析を行うことで、ほかの試験区分の過去問も掲載されているため、豊富な出題パターンを演習できます。それにより様々な出題パターンに対応できる解答力が身に付くのです。
解答には丁寧な解説が付いていますが、テキストに戻ってさらに詳しく復習したい方のためにテキストの該当ページが掲載されているため、該当ページを探す手間が不要で容易に復習できる点も魅力的です。
鬼門のアルゴリズム対策もばっちり
アルゴリズムは基本情報技術者試験の必修科目ですが、専門性が高いため苦手としている方が多いです。そこで大原では充実した教材を用いてアルゴリズム対策に力を入れています。
基礎講座ではテキストとドリルでアルゴリズムの基礎的な内容や、解答のテクニックを学びます。
その後はトレーニング問題集や答案練習で勉強することで、応用問題までしっかりとトレーニングを行って実力を身に付けることができるのです。
このようにアルゴリズムの基礎から応用までしっかり学ぶことで、大きな穴となりがちなアルゴリズムを確実に攻略して得点アップすることを目指せるでしょう。
科目A試験免除制度つきの講座
基本情報技術者試験には 「科目A試験免除制度」 があり、大原なら認定講座として科目A試験免除制度が使えます。
これは修了試験に合格すれば、修了認定日から一年間、基本情報技術者試験の科目A試験が免除されるという制度です。大原の修了試験の合格率は77.3%と高いことから、非常に信頼できる講座であると言えます(2023年度)。
基本情報技術者試験は科目A試験と科目B試験のそれぞれで、100点満点中60点以上を獲得しないと合格できないため、どちらもバランス良く対策に取り組まなくてはいけません。
しかし科目A試験が免除された場合、科目B試験の対策だけに取り組めば良くなるため、圧倒的に有利になります。
科目A試験と科目B試験の両方をバランス良く対策するのが難しい方や、確実に合格を目指したい方に特におすすめな制度です。
合格実績は非公表
大原は修了試験の合格率や合格者の声は公表しているものの、基本情報技術者試験の合格実績を公表していません。
しかしこれは先ほど比較対象として紹介したどの会社の講座も同様で、合格者の声の掲載はあるものの、合格実績を公表している講座はないのです。
大原の講座のクオリティを客観的に評価する指標として、科目A試験が免除になる修了試験の合格率が挙げられます。2023年6月・7月受験対策認定対象コース生は受験者137名中106名が合格し、合格率は77.3% です。
この結果から、受講した多くの方が科目A試験で問われる基礎知識をしっかり身に付けられていると判断できるでしょう。
これほど多くの方が修了試験に合格できているのですから、基本情報技術者試験の合格実績も高いことが想定されます。
大原の基本情報技術者講座の惜しいポイント
上述のように優れた点が多い大原の基本情報技術者講座ですが、残念ながら完璧とは言えません。大原の基本情報技術者講座の惜しい点も知っておきましょう。
価格の負担が大きい
先ほど表を用いて紹介した通り、大原の基本情報技術者講座は他社の講座と比べて価格が高いことが欠点として挙げられます。
最安値の講座と比較すると価格が2倍以上離れていることもあるため、内容と価格をしっかり比較したうえで講座の受講を検討しましょう。
とにかく安く受講したい方など、価格面を重視して講座の受講を検討している場合は、スタディングの講座がおすすめです。スタディングなら初心者用の基本情報技術者講座が36,850円(税込)という破格の安さで受講できます。
スタディングの基本情報技術者講座を受講したい方は以下の記事も詳しくご覧になってください。
スマホでの学習機能が不十分
大原では教室通学だけでなく、映像通学やWeb通信にも対応しています。しかし基本的には予備校という性質のため、スマホ学習などの機能が充実しているとは言い難いです。
もちろんスマホなどで講義を受講することは可能ですが、それ以外の確認テスト機能やスケジュール管理などの機能はありません。
そのため忙しい方やスキマ時間を活用して勉強したい方が学習できる体制が整っているとは言えません。
大原の講座は種類が豊富
大原の基本情報技術者講座には様々な種類があります。現在のレベルや学びたい内容に合わせて選びましょう。大原で受講できる基本情報技術者の講座を以下の表で紹介します。
講座名 | 特徴 |
---|---|
科目A試験免除対策つき総合本コース | 科目A試験免除制度を利用できる |
総合本コース | ポイントを絞った講義で基礎から効率よく学べる |
科目B試験対策コース | 科目B試験を徹底的に対策できる |
アルゴリズム対策コース | アルゴリズムを克服して得点アップが目指せる |
言語対策/表計算対策 | ソフトウェア開発分野を集中的に学べる |
模擬試験パック | 本試験と同じ出題形式で実力を試せる |
上記の表から分かるように、大原ではあらゆるニーズにしっかり対応した様々な講座が用意されています。
初心者は科目A試験免除付きコースか、科目A試験と科目B試験をバランス良く学べる総合本コースのように、基礎からしっかりと学習をスタートするのがおすすめです。
すでにある程度の知識を持っていてピンポイントな箇所の対策を求めている方は、個別の対策に対応したコースを選択して受講しましょう。
大原の基本情報技術者講座の受講をおすすめする人
大原の基本情報技術者講座はすべての方におすすめできるわけではありません。どのような方におすすめなのか、逆に受講をおすすめできないのはどのような方なのか見てみましょう。
受講をおすすめする人の特徴
大原の基本情報技術者講座の受講を特におすすめしたいのは以下のような方です。
- IT初心者で基礎からしっかり学びたい方
- 無理のないカリキュラムで実力を身に付けたい方
- 科目A試験免除制度を受けたい方
大原には様々な基本情報技術者の講座があるため、知識量やレベルに合わせて選択できます。
その中でも大原の総合本コースは未経験でも基礎からしっかりと学んで実力を上げるためのメソッドが詰まっているため、ITや基本情報技術者について初めて勉強する方に特におすすめです。
また大原の科目A試験免除を受けるための修了試験は合格率が8割以上と非常に高いです。科目A試験免除制度を活用したいなら、ぜひ大原の講座を受講しましょう。
受講をあまりおすすめできない人の特徴
逆に以下のような方が大原の基本情報技術者の講座を受講しようか悩んでいる場合は、特に注意して検討した方が良いでしょう。
- 基本情報技術者試験の対策に費用をかけられない方
- スマホ学習やスキマ時間を活用した学習をメインに行いたい方
これまで説明してきた通り、大原は予備校という性質上、講座費用は決して安くありません。
基本情報技術者の講座や対策の費用を抑えたいと考えている方は、大原ではなくもっと費用の安い通信講座などを受講するのが良いでしょう。
また大原はスマホ学習機能が充実していないことも紹介しました。もしスマホ学習をメインに行いたいと考えている場合も、大原ではなくスマホ学習機能が充実している他の通信講座を検討することをおすすめします。
大原基本情報技術者講座の口コミ・評判
ここでは気になる大原の基本情報技術者講座の口コミ・評判を一挙紹介していきます。
受講者の声は、受講時のイメージをするうえで非常に貴重な材料となるため、しっかり参考材料にしていきましょう。
テキストが見やすく、とても分かりやすかったです。
カリキュラムをこなして学習を進めていくうちに自然と実力が付くのが実感できました。 大原喜びの声より
基本情報は範囲が広く、独学だとどこまで学習していいか迷うこともあったのですが、大原の講義では重要なポイントに絞ってくれるので効率的に学習できました。 大原喜びの声より
午前試験免除制度を利用したことで、修了試験の合格を目指すという中間目標ができ、モチベーションも維持しやすかったです。 大原喜びの声より
講義が丁寧でわかりやすく、授業後に質問に行くとわかるまで丁寧に熱心に指導してくれました! 大原喜びの声より
大原の基本情報技術者講座の受講者の声として、講義がわかりやすかったという声や、講師からの熱心な指導が非常にためになったという声が多く挙がっていました。
ここから、実力を最短で効果的に引き上げる素地は整っているといえるでしょう。
また、科目A試験免除(旧午前試験免除)により学習のモチベーションを保てたという声や、本試験でもその学習が大いに役立ったという声が挙がりました。
よって、科目A免除試験を受験したい人にとってもおすすめの講座であるといえるでしょう。
大原の基本情報技術者講座についてまとめ
大原の基本情報技術者講座についてまとめ
- 大原の基本情報技術者講座にはさまざまなコースがあるため、ニーズに合わせてしっかり学習できる
- 科目A試験免除制度を活用したい方やIT初心者の方に特におすすめ
- 費用を抑えたい方やスマホ学習をメインにしたい方は大原以外の講座を受講することも検討してみる
大原の基本情報技術者の講座には様々な種類がありますが、どの講座も基礎的な内容を理解したうえで応用力を身に付けられるカリキュラムになっています。
そのため特に対策したい箇所がある方から、基礎からしっかり学びたい方まで、幅広いニーズに応えてくれます。
今回は他社の基本情報技術者講座と価格を比較しながら、大原の講座の特徴や評判について紹介しました。ぜひ今回の記事を参考にして、大原の基本情報技術者講座の受講を検討してみてくださいね。