応用情報技術者の難易度はどれくらい?合格率・合格点から資格偏差値まで解説!
応用情報技術者試験(スキルレベル3)は合格率が4人に1人・偏差値61という難易度の高い試験と言えます。
しかし、資格取得のメリットが大きいこともあり、応用情報技術者試験の「難易度が知りたい、合格率や勉強法を知りたい」という人は多いようです。
そこでこの記事では、応用情報技術者の難易度をメインに合格点・勉強時間・試験時間まで解説します。
応用情報技術者試験の難易度をざっくり説明すると
- 応用情報技術者試験のITスキル標準は「レベル3」
- 合格率は20%前後で推移
- 合格点は午前・午後の2つの試験とも60点以上
- IT初心者が合格するために必要な勉強時間の目安は500時間
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応用情報技術者試験の難易度は高い
応用情報技術者試験とは、主に数年のキャリアを積み、ランクアップを目指すITエンジニアのための資格試験と言えます。
この応用情報技術者試験は、レベルが1~4まで設定されている情報処理技術者試験の1つです。
応用情報技術者の難易度が高い要因
応用情報技術者試験は情報処理技術者試験の区分でレベル3のかなり難易度の高い試験として位置づけられています。
このように高い難易度となっている要因は主に2つあります。
1つは、出題範囲が広く、IT系の知識にとどまらずマネジメント・ストラテジ分野なども含まれることです。
このため勉強するべき範囲が広くなっており、試験で戦えるようになるためにはそれなりの時間がかかることとなります。
もう1つは、午後試験は長文形式の問題を記述式で解く必要があることです。
よって知識面はもちろん、その知識をきちんと状況把握という応用場面に活かせるかも問われる試験であるため、難易度は高くなっているのです。
応用情報技術者の偏差値は61
資格Timesの調査では、応用情報技術者試験の偏差値を61と判定しています。
偏差値が61にランクされる資格は社会保険労務士や通訳案内士などで、比較されることの多い「基本情報技術者試験」の偏差値は49です。
偏差値だけが資格の難易度を表わすわけではありませんが、偏差値61の応用情報技術者の難易度の高さがうかがえます。
受験資格はない
応用情報技術者試験の「受験資格」には、性別・年齢な制限が設定されていません。したがって、受験ハードルが低いのでだれでもが合格を目指せます。
ただし、「指定された方法(インターネットか郵送)での申込み・受験費用7,500円の振込み」の手続きを誤ると受験できないので注意が必要です。
合格率や必要な勉強時間は?
ここでは、「合格率・合格点・勉強時間」などの観点から、応用情報技術者試験の難易度を考察します。
合格率はかなり低い
応用情報技術者試験は、どのぐらいの人が受験してどのぐらいの人が合格しているのでしょう?
下に、平成21年度春期~令和4年秋季における「応用情報技術者の合格率の推移」を一覧表で紹介します。
実 施 | 受験者数(人) | 合格者数(人) | 合格率(%) |
---|---|---|---|
21年春期 | 36,653 | 9,549 | 26.1 |
21年秋期 | 41,565 | 8,908 | 21.4 |
22年春期 | 42,338 | 8,592 | 20.3 |
22年秋期 | 43,226 | 9,898 | 22.9 |
23年特別 | 37,631 | 7,745 | 20.6 |
23年秋期 | 36,498 | 8,612 | 23.6 |
24年春期 | 35,072 | 7,945 | 22.7 |
24年秋期 | 38,826 | 7,941 | 20.5 |
25年春期 | 33,153 | 6,354 | 19.2 |
25年秋期 | 34,314 | 6,362 | 18.5 |
26年春期 | 29,656 | 5,969 | 20.1 |
26年秋期 | 33,090 | 6,686 | 20.2 |
27年春期 | 30,137 | 5,728 | 19.0 |
27年秋期 | 33,253 | 7,791 | 23.4 |
28年春期 | 28,229 | 5,801 | 20.5 |
28年秋期 | 35,064 | 7,511 | 21.4 |
29年春期 | 31,932 | 6,443 | 20.2 |
29年秋期 | 33,104 | 7,216 | 21.8 |
30年春期 | 30,435 | 6,917 | 22.7 |
30年秋期 | 33,932 | 7,948 | 23.4 |
31年春期 | 30,710 | 6,605 | 21.5 |
令和元年秋期 | 32,845 | 7,555 | 23.0 |
令和2年秋期 | 29,024 | 6,807 | 23.5 |
令和3年春期 | 26,185 | 6,287 | 24.0 |
令和3年秋期 | 33,513 | 7,719 | 23.0 |
令和4年春期 | 32,189 | 7,827 | 24.3 |
令和4年秋期 | 36,329 | 9,516 | 26.2 |
この表から分かるように、応用情報技術者試験の合格率は20%前半での推移です。
基本情報技術者試験よりも上位の資格試験でありながら合格率がほぼ同じになっているのは、両試験の受験者層の違いに因ります。
具体的には、基本情報技術者試験の受験者の多くは学生や新卒の社会人ですが、応用情報技術者試験は就職して5~6年の経験を持ったエンジニアなのです。
つまり、応用情報技術者試験はハイレベルな母集団での合格率なので、基本情報技術者試験と同じような合格率であっても、応用情報技術者試験の方が難易度の高い試験と言えます。
合格点は60%
応用情報技術者試験は午前試験時間150分(80問・100点満点)・午後試験時間150分(11問中5問・100点満点)の2つの試験で実施されます。
合格点(合格基準点)は、午前・午後の試験とも満点の60%(60点)以上です。ですから、合格するためには、どちらの試験も満点の60%以上得点しなければなりません。
なお、合格基準点は満点の60%以上なのでそれほど高くありませんが、「合格点は平均で満点の60%以上」ということではないので、どちらかが満点の60%未満の場合は不合格です。
この点は誤解する人もいると思うので注意が必要です。
多くの勉強時間が必要
応用情報技術者試験に合格するために必要な勉強時間の目安は、状況により異なります。
IT経験者の者基本情報技術者で200時間、つまり、毎日継続して1日2時間の勉強をしても3カ月程度の日数がかかります。
また、IT初心者の場合は500時間、つまり、1日2時間の勉強を毎日継続しても7カ月程度の時間と日数がかかると思ってください。
一般的には、IT初心者でゼロから勉強を始めるのであれば勉強に長期間を要することから、独学よりも通信教育やスクールを利用するのがおすすめです。
しかし、体系化された情報処理技術者試験にステップをふみながら挑戦する人には、基本情報技術者試験を合格してからの独学での勉強をおすすめします。
基本情報技術者試験合格者であれば、午後試験 にウェイトをかけた独学で合格が可能だからです。
応用情報技術者の勉強時間については以下の記事をご覧下さい。
応用情報技術者試験合格平均年齢は29歳前後
実施 | 平均年齢 | 最年少 | 最高齢 |
---|---|---|---|
平成21年春期 | 29.5歳 | 15歳 | 63歳 |
平成21年秋期 | 29.0歳 | 14歳 | 75歳 |
平成22年春期 | 28.6歳 | 13歳 | 67歳 |
平成22年秋期 | 28.8歳 | 13歳 | 62歳 |
平成23年特別 | 29.3歳 | 15歳 | 60歳 |
平成23年秋期 | 29.2歳 | 13歳 | 62歳 |
平成24年春期 | 29.0歳 | 12歳 | 62歳 |
平成24年秋期 | 28.5歳 | 13歳 | 63歳 |
平成25年春期 | 28.3歳 | 13歳 | 63歳 |
平成25年秋期 | 28.9歳 | 11歳 | 66歳 |
平成26年春期 | 28.5歳 | 14歳 | 62歳 |
平成26年秋期 | 29.4歳 | 14歳 | 66歳 |
平成27年春期 | 28.7歳 | 14歳 | 66歳 |
平成27年秋期 | 28.9歳 | 16歳 | 65歳 |
平成28年春期 | 28.8歳 | 13歳 | 66歳 |
平成28年秋期 | 29.4歳 | 14歳 | 67歳 |
平成29年春期 | 29.4歳 | 15歳 | 67歳 |
平成29年秋期 | 28.7歳 | 14歳 | 65歳 |
平成30年春期 | 29.3歳 | 15歳 | 75歳 |
平成30年秋期 | 29.2歳 | 14歳 | 74歳 |
平成31年春期 | 28.2歳 | 14歳 | 63歳 |
令和元年秋期 | 29.0歳 | 14歳 | 64歳 |
令和2年秋期 | 28.5歳 | 16歳 | 68歳 |
令和3年春期 | 28.9歳 | 11歳 | 65歳 |
令和3年秋期 | 29.0歳 | 13歳 | 68歳 |
令和4年春期 | 28.9歳 | 14歳 | 70歳 |
応用情報技術者試験合格者の平均年齢は約29歳ですから、基本情報技術者試験合格者の平均年齢の26歳前後よりも2~3歳高齢です。
このことから比較的キャリアを積んだうえで合格する人が多いことがわかります。
また、最年少合格者のところを見ると、中高生で合格している人もいることがわかります。
合格者の若年層が増えていく傾向は、現在高まりを見せているプログラミング教育をきっかけにさらに増えていくことが予想されるでしょう。
他の情報技術者試験と難易度を比較
ここでは、「応用情報技術者試験」と他のIT系の資格試験の基本情報技術者試験・情報セキュリティマネジメント試験・高度情報技術者試験の難易度を比較します。
なお、比較するデータ項目は、「ITスキル標準」「合格率」「勉強時間」の3項目です。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験とは、情報技術全般に関する基本的な知識・技能を持つ人やIT企業勤務者が最初に取得する国家資格の認定試験です。
試験では「IT業界で働くなら、ここは理解しておいてほしい」という情報技術に関する知識が実践できるかどうかが問われます。
応用情報技術者試験と基本情報技術者試験を3項目で比較すると次のとおりです。
応用情報技術者試験 | 比 較 項 目 | 基本情報技術者試験 |
---|---|---|
レベル3 | ITスキル標準 | レベル2 |
20%前後 | 合格率 | 20%台 |
200~500時間 | 必要勉強時間 | 100~200時間 |
合格率はともに同じ20%台ですが、受験者層のレベルが応用情報技術者試験のほうが高いことから、難易度も高いと判断できます。
また、基本情報技術者試験はレベル2で応用情報技術者試験のレベル3であり、総合的に見て応用情報技術者のほうが難易度の高い試験です。
基本情報技術者の難易度は以下の記事で詳しくご覧ください。
情報セキュリティマネジメント試験
情報セキュリティマネジメント試験は、次々と巧妙化するサイバー攻撃に対抗できるセキュリティ人材の育成を目的に創設されました。
応用情報技術者試験と情報セキュリティマネジメント試験を3項目で比較すると次のとおりです。
応用情報技術者試験 | 比 較 項 目 | 情報セキュリティマネジメント試験 |
---|---|---|
レベル3 | ITスキル標準 | レベル2 |
20%前後 | 合格率 | 50%前後 |
200~500時間 | 必要勉強時間 | 200時間 |
合格率は応用情報技術者試験の20%前半に対し、情報セキュリティマネジメント試験は50%前後で推移しています。
しかもITスキル標準は応用情報技術者試験がレベル3であるのに対し、情報セキュリティマネジメント試験はレベル2です。
この2つの項目を見るだけでも、応用情報技術者試験のほうが高難度であると言えます。
情報セキュリティマネジメントの難易度は以下の記事で詳しくご覧ください。
高度情報技術者試験
高度情報技術者試験とは、情報処理技術者試験でレベル4にランク付けされている9つの資格試験の総称です。
したがって各資格試験には、「ITストラテジスト試験」「データベーススペシャリスト試験」といった、対象となる情報処理技術の名称が付されています。
応用情報技術者試験と高度情報技術者試験を3項目で比較すると次のとおりです。
応用情報技術者試験 | 比 較 項 目 | 高度情報技術者試験 |
---|---|---|
レベル3 | ITスキル標準 | レベル4 |
20%前後 | 合格率 | 10数%台 |
200~500時間 | 必要勉強時間 | 200~500時間 |
合格率は応用情報技術者試験の20%前後に対し、高度情報技術者試験は10数%台で推移しています。
また、応用情報技術者試験のITスキル標準はレベル3ですが、高度情報技術者試験はレベル4です。
高度情報技術者試験のほうが応用情報技術者試験よりも難易度が高いことは明らかと言えます。
応用情報技術者取得のメリット
応用情報技術者試験は情報系の資格試験で最もベーシックで,IT系に関わる人であれば取得することが必須と言われている国家資格です。
しかも、豊富な取得メリットがあることが人気をよぶ大きな要因となっています。だからこそ、難易度が高いにもかかわらず多くの人が挑戦しているのです。
ここでは、応用情報技術者資格取得のメリットについて解説します。
就職・転職でアピールできる
システムエンジニアとして就職や転職をする際には、応用情報技術者の資格を持っている人は難易度の高い資格を取得するだけの能力や可能性があると評価されます。
特にIT会社への就職・転職で有利になること間違いなしです
したがって転職の場合も就職の場合も基本情報技術者資格などと比べて格段にアピールポイントとなり、採用される可能性が高いのです。
応用情報技術者試験に合格していると、就職・転職でどのようなメリットがあるかを、具体的にいくつか紹介しておきましょう。
- 企業だけではなく省庁や官公庁などでも評価されており採用、昇給、昇格などの条件になるケースがある。
- 教員採用選考試験において、応用情報技術者試験合格者に対して試験の一部免除をする自治体がある。
- 警視庁サイバー犯罪捜査官に採用された場合、初任で巡査部長に任じられる。 このように応用情報技術者試験合格者は、就職・転職で有利になる可能性が高いのです。
応用情報技術者と就職の関連性については以下の記事をチェックしてください。
一部の国家資格は免除可能
応用情報技術者の資格を取得すると、次の国家試験では一部の科目について免除申請を受けられます。
①「中小企業診断士試験」の一部免除
中小企業診断士試験の第1次試験には「科目免除制度」があり、他の資格を保有していて一定の条件を満たしていれば、第1次試験の一部の科目が免除されます。
この科目免除制度を利用できる資格は応用情報技術者のほか公認会計士、税理士、弁護士、司法試験合格者、不動産鑑定士などです。
なお、応用情報技術者の場合、「経営情報システム」の科目が免除申請できます。
②「弁理士試験」の一部免除
弁理士試験では、論文試験(選択科目)の免除申請が可能として、応用情報技術者を含めた27種類の資格を指定されています。
なお、弁理士試験の論文試験は6つの分野があり、応用情報技術者の場合は「理工V(情報)」の免除申請が可能です。
高度情報技術者試験の午前試験一部免除も
応用情報技術者試験の合格者は、合格した年度を含む2年以内であれば、応用情報技術者試験よりも上位の高度試験を受験する際に免除措置を受けられます。
具体的には、ネットワークスペシャリスト試験やITストラテジスト試験などの情報処理技術者試験の高度区分の9つの試験において、午前試験が免除されるのです。
資格手当を受け取れる場合も
応用情報技術者試験はさまざまな企業や組織で高い評価を受けていることもあり、会社や組織によっては合格すると特別に手当てが支給される場合があります。
具体的な金額や支給方法は企業や組織によってばらつきがあることから、就業規則に記載されていない場合は人事部や総務部で確認してください。
なお、こうした資格手当の制度がない場合でも、企業や組織内でのキャリアアップがしやすくなったり評価・信頼を得られたりするケースは多いようです。
応用情報技術者は独学で受かるの?
応用情報技術者試験に独学で合格するのは非常に難しいですが、もちろん不可能ということはありません。
ここでは、独学合格を目指す場合の勉強法について解説します。
独学対策のコツ
応用情報技術者試験に合格した人の中には、50時間の勉強時間で合格した人がいれば1000時間の勉強が必要だったという人もいます。
しかし平均の勉強時間は、基本情報技術者試験合格者で200時間・IT関連の初心者の場合で500時間といったところが一般的です。
資格試験合格のためには一定の勉強時間は必要ですが、合否は勉強方法に大きく左右されます。
とくに応用情報技術者試験のように試験形式が午前と午後で異なる場合は、それに応じた準備が求められるのです。
このことを念頭においたうえで、独学の際には、次の3つのポイントをしっかりと押さえた対策が求められます。
それは、「モチベーションを維持できるスケジュール管理」「バランスのとれたインプットとアウトプット」「過去問の徹底的な有効活用」の3つです。
以下、これらのポイントについて、要約して解説しておきましょう。
スケジュール管理を大切に
独学を成功させるためには、学習スケジュールを立てることで合格までの道筋が見えるようにしたうえで、継続的にスケジュールをこなすことが何より大切です。
継続的に勉強するためには、次の2点を満たす学習スケジュールをつくります。
1つは、1日当たりの勉強時間は、70~80%レベルで作成することです。つまり、1日3時間勉強を続けたい場合でも、学習スケジュールは1日2時間程度で作成します。
他の1つは、週1回はフリーな日を組み込んでおくことです。 この日は勉強を中断するために設定するのではなく、その週で計画どおりにいかなかったことのリカバーに充てます。
このように学習スケジュールを週単位でしっかりと管理することでモチベーションを維持し、それによって独学が継続できるのです。
インプットとアウトプットが基本
独学は、目的に応じたバランスでのインプットとアウトプットの繰り返しです。
インプットはテキストを使っての理解と記憶で、アウトプットは過去問(練習問題も含め)を解くことでテキストからインプットすべきことは何かを知るために利用します。
インプットとアウトプットのバランスは、一定ではありません。何のための勉強か、ということによって違ってきます。
一般的には、勉強に着手する最初の段階は、試験範囲やどのようなことを学習しなければならないかを把握するのが目的です。
ですから、テキストに目をとおすだけなのでインプットとアウトプットの比率は10:0です。
しかし午前試験の勉強は、過去問を解いて「知らなかった・誤解していたことをテキストに戻って修正・補完して正しい情報・必要な情報だけを記憶すること」を繰り返します。
このことから、インプットとアウトプットの比率は3:7で取り組む必要があるでしょう。
午後試験は演習がメインであることからアウトプットの比率がより上昇するでしょう。
いずれにしても、インプットとアウトプットを上手に組み合わせながら勉強を継続しなければなりません。
過去問で傾向をつかもう
極端な表現ですが、「午前試験は、徹底的な過去問利用だけで十分」といわれるほど、過去問なしで応用情報技術者試験の勉強は成り立ちません。
この過去問は、実力を試すためではなく、テキストからインプットすべきことは何かを知るために利用します。
また、過去問を解くことで、問題形式や出題傾向についての貴重な演習の機会になるのです
なお、午前試験では出題される問題は、直近10回から最新2回を除いた内容が多いと言われています。
応用情報技術者おすすめの参考書
応用情報技術者試験の勉強を独学する場合には、わかりやすい参考書を使った勉強がおすすめです。
インプットの効率が格段に上がり、合格までの実力をしっかりとつけられるでしょう。
今回お勧めするテキストは「キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者 令和05年度」です。
この本の特徴として解説にイラストが豊富に登場してくることであり、難しい概念の多い試験範囲を深く理解することができます。
また、応用情報技術者の内容が体系的に網羅されていることから、これ1冊で試験に必要な知識を余すところなく身につけられるといえます。
独学合格が厳しい場合は資格講座を活用
独学での試験対策が困難であると感じている人は、ぜひ予備校や通信講座(オンライン講座)を活用してみてはいかがでしょうか?
わかりやすい講義や教材のもと、初心者でも実力をばっちりと上げることができるでしょう。
特にスタディングの応用情報技術者講座は、スマホで隙間時間に対策が進められる人気のオンライン講座となります。
さらにスタディングは受講料も4万円台と他社の応用情報技術者講座と比べてもお手頃な価格なので、効率的に対策を進めたい方はぜひスタディングの受講を検討してみてください。
応用情報技術者の難易度まとめ
応用情報技術者試験の難易度のまとめ
- 合格率は20%前後、合格者平均年齢29歳程度で推移
- ITスキル標準は「レベル4」で、偏差値は61の難易度の高い資格試験
- 合格点は午前、午後の試験とも満点の60%以上が必要で、片方が60%未満の場合は不合格
- 合格するためには、基本情報技術者でも毎日2時間、3カ月程度で200時間の勉強が必要
応用情報技術者試験について、難易度に関連したさまざまな情報提供と解説をすすめてきました。
この試験はレベル3の高難度ですが、独学でも適切な勉強を継続すれば合格は可能です。
取得メリットの豊富な応用情報技術者試験に、ぜひともトライしてください!