司法書士試験は学歴が高い方が有利?合格者の学歴や開業後の活躍を徹底解説!

更新日時 2020/02/28

「司法書士試験は高学歴じゃないと合格できないの?」

「中卒や高卒でも司法書士試験の合格は目指せるの?」

このように司法書士を目指したいけど、難しそうで挑戦するのをためらっている人はいませんか?

司法書士は合格率3~4%の難関試験ではあるものの、学歴などの受験資格もないため、だれでも挑戦することが可能です。

そこで今回資格Timesでは「実際に司法書士試験に合格するのに学歴は関係あるのか」「高学歴でないと司法書士になれないのか」について徹底解説します!

この記事を読めば、「司法書士試験に合格するのに学歴が関係あるのか」という答えがわかるはずです。

司法書士試験合格者の学歴についてざっくり説明すると

  • 超高学歴の司法書士は少ない
  • 大卒の司法書士は関関同立やMARCHの出身者が多い
  • 司法書士は高卒や中卒でも狙える
  • 司法書士の業務に学歴はほとんど関係ない

司法書士は高学歴しかなれない?

?の中で傘を差す男性 司法書士は専門的な法律の知識に基づいて不動産登記をしたり、裁判所などへの書類の作成提出をおこなったりする、士業のひとつです。

士業の中でも比較的身近な法律を扱うことが多いため、身近な法の専門家として高い知名度と社会的地位を誇ります。

合格率は4%台で国家資格の中でも最難関の部類に入るということもあり、「司法書士は学歴が高いんだろう」という印象を持っている人も多いのですが、司法書士になるのに学歴などの受験資格はありません。

つまり、高学歴でなくても司法書士になれる可能性があるのです。

超高学歴の司法書士は多くない

「超高学歴」と聞くと東大や京大を思い浮かべる人が多いかと思いますが、実はこうした超高学歴の司法書士はかなり少ないです。

なぜなら超高学歴な人は同じ法律系の資格であれば弁護士を目指すからです。または一流企業への就職や官僚などの国家公務員を狙う人も多いです。

超高学歴の人が目指す弁護士以外の資格としては公認会計士もあります。

司法書士も決して簡単に取れる資格ではないものの、超高学歴の人にとってはよほどの理由がない限り、司法書士を資格を受けるより上記の資格取得や就職を考えた方がメリットが大きいです。

そのため、結果として超高学歴の司法書士は少なくなるのです。

MARCHや関関同立卒が目立つ

超高学歴の人は少ない司法書士ですが、大卒の司法書士に多い出身校は関関同立やMARCHです。法律を扱う資格ということもあり、法学部がない大学の出身者は相対的に少なくなっています。

さらに司法書士は地域によっても差があり、関東にはMARCH出身者、関西には関関同立や神戸大学などの関西地方の大学出身者が多い傾向があります。

これらの大学の学歴は低いとは言えないものの、東大や京大などの超難関大学ほど難しくはありません。

司法書士は超高学歴の人にしかなれないと思われがちですが、そこまで超高学歴でなくても目指せるということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

司法書士試験の合格率と学歴の関係

帽子を投げる学生たち 「関関同立やMARCHも十分高学歴じゃないか」「やはり高卒や中卒では難しいのか」と不安になってしまった人もいるかもしれませんが、大卒では上記の出身校が多いというだけで、実際の司法書士の学歴は多種多様です。

受験資格に学歴は一切関係なし

司法書士は専門的な法律の知識を扱うため、大学で法律を学ぶ必要や法律に関わる職務経験が必須なイメージがあります。しかし先ほども触れたように、司法書士試験には学歴や職歴などの受験資格がないため、だれでも取得することが可能です。

さらに国籍や年齢による制限もないため、司法書士試験の受験者の年齢や学歴は実に多様です。

もちろん大学などで法律の学習経験を生かせるため、法学部出身者が多い傾向はあります。

しかし通信教育などの司法書士講座を受講することで専門知識を身に付けることもできるため、大卒でも法学部出身ではない人や高卒・中卒の合格者も多いです。

学歴が高いと合格率も高い?

大学の偏差値と司法書士合格率の関係を示すデータはありませんが、超高学歴層がいないため、学歴による差は表れにくいと考えられます。

そもそも司法書士試験の受験者は8割が30代以上なため、10年以上前に受けた大学入試の結果と、司法書士試験の結果の相関を結びつけるのは無理があります。

強いて言えば、高学歴な人は過去に勉強した実績があるため、試験合格に向けての勉強が得意な人が多いことは考えられます。

逆に言えば、司法書士試験に合格するための学習方法を知って実現すれば、学歴に関係なくだれでも司法書士試験に合格する可能性は十分にあるということでもあります。

高卒や中卒で合格する人も多い

司法書士試験に限ったことではありませんが、司法書士試験は特に難関試験の部類に入るため、上述通り勉強に慣れていない人より、過去に勉強に取り組んで勉強のやり方を知っている人の方が有利です。

しかし司法書士試験の内容は中学や高校で学ぶ内容とはほとんど関係がないため、学生時代の知識や学歴はほぼ影響しません。

先ほども述べた通り、司法書士試験合格を目指すための通信講座などの講座があり、勉強に慣れていない人や法律の知識がない人でも、講座を利用することで正しい勉強法や必要な知識を身に付けることができます。

事実、司法書士試験合格者には高卒や中卒の人もたくさんいます。 学歴を足かせにすることなく、正しい知識を身に付けて司法書士試験に挑戦する姿勢が大切です。

司法書士は学生のうちから目指すべき?

現在学生で、すでに司法書士の道を目指すと決めているなら、大学にいるうちに司法書士試験に向けて勉強を始めるのは非常におすすめです。

社会人になると仕事が最優先になります。そのため大学時代に比べるとどうしても勉強時間を確保しにくくなります。大学生は勉強に集中しやすい環境が整っているため、比較的短期間での合格をねらいやすいです。

しかし、勉強時間を確保しやすくても司法書士試験は難関試験です。残念ながら集中して勉強しても落ちる可能性はあります。

大学を卒業しても試験勉強を続けなければいけないケースも珍しくないことも知ったうえで覚悟を持って挑戦する必要があります。

開業後は学歴が高いほど活躍できる?

向かい合って座る男女 司法書士試験の合格を目指すのに学歴が関係ないことはお分かりいただけたかと思います。

では実際に仕事をする中ではどうでしょうか?

実務で学歴が生きることは滅多にない

司法書士試験のために勉強した内容は、実務においてそのまま使える知識です。そのため試験勉強がスムーズで成績の良かった人は仕事への取り掛かりがスムーズになる可能性があります。

しかしある程度仕事に慣れることができれば、一般的な実務をおこなうのに、試験勉強の成績は関係がなくなっていきますし、学歴の差はもっと関係なくなります。

司法書士として働くのに重要なことは学歴よりもしっかりと実務をこなすことです。

司法書士試験に向けて勉強する中でしっかりと専門知識を身に付けることで、学歴に関係なく、同等レベルで業務をおこなうことが可能です。

司法書士は誠実さが何より大切

司法書士として仕事を続けていく中で重要なことは、顧客からの信頼を獲得していくことです。

そのためには、すべての仕事に真摯に向き合ったり、対人スキルを身に付けたりして、顧客に対して誠実に対応する姿勢が重要になります。

顧客側も司法書士を学歴で判断することは非常に少ないです。顧客にとっては学歴よりも司法書士としての実績や人柄の方が重要です。

たとえ学歴が低くても、司法書士として働くうえで学歴について気にする必要はありません。司法書士の仕事のスキルを高めて顧客からの信頼を獲得していき、顧客から頼られる司法書士を目指しましょう。

司法書士試験合格者の学歴まとめ

司法書士試験合格者の学歴まとめ

  • 正しく勉強すればだれでも司法書士試験合格は目指せる
  • 大学生の内に司法書士を目指すのはおすすめだが覚悟が必要
  • 司法書士の実務に学歴は関係ない

司法書士には受験資格がないため、だれでも挑戦できる資格ですし、実務においても学歴に関係なく働くことができます。

予備校や通信講座などの司法書士講座を受講することで、より合格に近づきやすくなります。

講座の受講を検討しながら、司法書士試験合格を目指してみてはいかがでしょうか?