解決済み

公認会計士の将来性ってどうですか?

今税理士とどっちを目指すか迷っています。

公認会計士のほうが税理士より難易度は高いが給料も良いと聞きました。

仕事内容を加味しても公認会計士に気持ちが傾いているのですが、将来性は大丈夫なんでしょうか?

ベストアンサー

公認会計士の者です。

まず将来性についてですが、公認会計士も税理士も独占業務が法律で定められているので、今後も無くなることはありません。

また細かい給料事情は独立するかによって変わります。

税理士の場合、多くは独立開業して企業と顧問契約を結んで報酬を得る形になります。顧客が多くなるほど収入が増えますが、収入は個人差が大きくなります。

公認会計士の場合、ほとんどの人が監査法人に就職するため、給与は安定しています。しかも大企業を相手にするので給与水準はかなり高いです。

ただし注意してほしいのは、AIが公認会計士や税理士の業務を一部代替すると言われています。

仕事の獲得が難しくなり競争で負ければ収入が下がることもあり得ます。

今までのやり方に囚われることなく、時代の流れにしっかりついていく必要があるでしょう。


また難易度についてですが、公認会計士も税理士もかなり勉強量が多くレベルは高いと思います。

税理士は5科目で1年に1科目受験することができますが、公認会計士は短答式4科目、論文式6科目と科目数が多く一度で全科目合格する必要があります。

恐らくこれらの理由から公認会計士のほうが難易度が高いとされていますが、あくまでも試験制度の違いであり、税理士もかなり難易度が高いです。


もし迷っているようでしたら、難易度よりも仕事内容で判断するとよいと思います。

税理士は中小企業を中心に書類作成や相談への対応など税金に関わる業務を行います。

毎月20社ほどの顧客企業を訪問し、顧客とはがっつり関わるので顧客に寄り添った丁寧なサポートをしたい人におすすめです。

公認会計士は上場企業を中心に年間5社程度、財務諸表や会計処理の監査を行います。

大企業を多く取り扱うためレベルの高い会計処理の知識やレベルが必要で、経営に直接関わる大きな仕事をしたい人におすすめです。

自分の将来に関わることなので、いろいろな意見を聞いて慎重に決めてくださいね!










お礼のコメント

質問者からのお礼コメント

そうなんですね。回答してくださってありがとうございます。

そのほかの回答(1件)

将来性を考えるなら公認会計士のほうがおすすめです。

公認会計士なら税理士を自動的に兼ねることがことができるので、業務も将来の選択肢の幅も広がります。

一般企業に就職するとしても公認会計士のほうが有利に働きます。

公認会計士のほうが有名大学出身者の比率も高いですしね。

もちろん税務や税法について深く学び、実務経験を積みたいなら税理士がおすすめです。

給料ですが、会計士の初任給は税理士事務所の倍くらいあります。

大手法人に勤めるなら1000万円くらいまで行き、独立・開業すれば3000万円くらいまで伸びます。

税理士は勤務型ならそこまで高くないですが、独立すればかなり給料が上がります。


また今後は、会計士なら上場、国際会計など、税理士なら資産税、国際税務など、2つの資格に共通して自分の専門性を高めることが求められます。

資格の取得をゴールにするのではなく、その先を見据えて頑張ってください!

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