マンション管理士試験の難易度は?合格率・勉強時間・偏差値まで徹底解説!

「マンション管理士試験の難易度って高いの?」

「合格率や合格に必要な勉強時間はどれくらい?」

このような疑問をお待ちの方もいるのではないでしょうか?

マンション管理士は資格の歴史は浅いものの、不動産系資格の中では認知度が高く人気の資格です。

具体的な難易度や合格率のデータは詳しく知らないという人は多いのではないでしょうか?

こちらの記事では、マンション管理士試験の合格に必要な勉強時間や合格ラインなど、試験データについて解説していきます!

マンション管理士の難易度についてざっくり説明すると

  • 合格に必要な得点率はおよそ7割
  • 合格率は低く、例年7〜9%で推移しており難関資格に分類される
  • 500時間の勉強が必要とされている

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マンション管理士試験の難易度は?

マンション管理士の難易度表

マンション管理士の合格率は7~9%

まず、直近8年間の合格率データを見てみましょう。

年度 合格率
平成27年度 8.2%
平成28年度 8.0%
平成29年度 9.0%
平成30年度 7.9%
令和元年度 8.2%
令和2年度 8.6%
令和3年度 9.9%
令和4年度 11.5%

合格率は直近2年で上昇していることがわかります。

試験内容も近く類似資格としてよく比較される管理業務主任者の合格率は20%程度、宅地建物取引士では15%程度となっており、マンション管理士はかなり難しいと言えます。

しかし専門知識が無いと合格が不可能なわけではなく、きちんと対策をして試験に臨めば十分合格を狙える難易度です。

合格までに必要な勉強時間は500時間

マンション管理士試験合格のためには、一般に500時間ほどの勉強時間が必要と言われています。

500時間をこなすためには、働きながら勉強をする人の場合かなりゆとりを持った日程が必要です。

一日に3時間程度の勉強時間を確保できると仮定すると、半年ほどの期間になります。

しかし、1日に3時間の勉強を仕事と両立するのは実際にはかなり難しいでしょう。

そのため、半年ギリギリの勉強期間で考えるのではなく、1年前くらいから勉強を始めると心理的にも余裕を持って勉強ができます。

マンション管理士試験の合格点

合格ラインは、例年7割程度の得点率となっています。

つまり、50点満点中35点程の得点で合格点をクリアできることになります。

例年の合格率の推移は以下の通りとなります。

年度 合格点
平成27年度 38点
平成28年度 35点
平成29年度 36点
平成30年度 38点
平成31年度 37点
令和2年度 36点
令和3年度 38点
令和4年度 40点

7割で合格できると考えると一見簡単そうですが、実際は問題の中の選択肢の一つ一つが難解なためしっかりと対策しないと7割は取れません。

また、年によっては合格点が40点だったりするため、日頃の勉強は8割以上の得点を目指すくらいの気持ちで行ってください。

合格点ギリギリを目指す勉強だと、分からない問題が多い回だったときのリスクが大きいためオススメできません。

マンション管理士試験の合格率が低い理由

ここではマンション管理士の合格率がなぜここまで低いのかについて考察していきます。

マンション管理士は試験範囲が広い

マンション管理士の合格率が低い理由の一つに、試験範囲が広いことが挙げられます。

しかし、前述したように合格ラインは7割程度なので、全ての問題を完璧に解けるようになる必要ありません。

「3割は間違えても大丈夫」という余裕を持ちましょう。

試験時間は2時間で全て四肢択一形式です。記述問題は出題されません。

試験分野は以下の4つになります。

マンション管理に関する法令及び実務

この分野では、民法や建物区分所有法などの法律では定めきれない不動産に関する詳細な法律事項について問われます。

いわば、マンション管理の専門的な法令と実務についてです。

試験問題の多くで専門知識を問われるため、しっかりと対策を行わないと難しいでしょう。

管理組合の運営の円滑化に関すること

マンション管理士は、マンション管理のエキスパートとして、マンション住民からなるマンション管理組合のアドバイス役として活躍します。

そこで、管理組合の運営の円滑化に関する知識も実務においては重要なため、こちらの分野で学習していくことになります。

合格後の実務でも特に大切になってくるため、しっかりと準備を進めていきましょう。

マンションの建物・付属施設の構造・設備

マンション管理士はマンションの修繕が必要になった際に工事会社の選定をするといった仕事も行います。

そのため、マンションや付属施設の構造・設備に関する知識も求められます。

また、マンション管理士の中には簡単な共有設備の修理は自分で行ってしまう人もいます。

設備の構造などを理解しておくことは実務においても大いに役立ちます。

マンション管理適正化法

マンション管理適正化法は2001年に施行された法律です。

この法律がマンション管理士の業務について規定しており、いわば「マンション管理士が必要とされる根拠」を示す法律でもあります。

業務のベースとなるため、この法律についても知っておく必要があります。

マンション管理士試験に受験資格はない

試験に受験資格は設けられておらず、特に制約は無いため受験ハードルが低いといえます。

試験は性別問わず男女平等に実施されており、合格率は男女でほぼ同じです。

受験のハードルが低いがために「ひやかし」「記念受験」で受験する人が多く、このように明らかに勉強不足の人も受験することが合格率を下げる一因となっています。

このような背景もあり、合格率が低く見えてしまうのです。

試験受験者の年齢層

令和4年度試験の年齢別受験者数の内訳は以下の通りです。

年齢 人数
~29歳 964人
30~39歳 1,858人
40~49歳 2,818人
50~59歳 3,504人
60歳 3,065人

受験する年齢層は、50代の方の受験が最も多いです。

次いで40代、60代以上の方の受験生が多いことから、シニア層に人気のある資格であることがわかります。

しかし、20代で受験する人もおり、若い内に合格した強みを生かして仕事をしている方も一定数います。

どの年齢で挑戦してもメリットがあるため、幅広い年齢層に人気なのです。

受験者は男性の方が多めではあるものの、性別を問わず試験は公正に行われています。

令和3年度のマンション管理士試験の受験者の男女比と合格者の年齢層は、以下の通りになります。

性別 人数
男性 10,774人
女性 2,087人

管理業務主任者合格後に受ける人も多い

管理業務主任者を既に取得していると、マンション管理士試験においてマンション管理適正化法に関する問題の5点分が正解とみなされ、免除されるというメリットがあります。

このメリットを利用して、管理業務主任者とのダブルライセンス狙って管理業務主任者試験と同じ感覚のまま受ける人が多いです。

ただし、管理業務主任者よりもマンション管理士の方が難しいため、不合格者が多く出ています。

最初からダブル受験する人は有利

管理業務主任者とマンション管理士は勉強範囲が9割ほど重複しているため、最初からダブル受験を目指すと良いでしょう。

この場合、両資格の勉強がそれぞれに良い影響を及ぼし、ダブル合格できる可能性が高くなるのです。

ダブル取得することで自分の価値も高まるので、ぜひ検討してみてください。

マンション管理士試験は難化している?

マンション管理士業は2001年に新設された歴史の浅い資格です。

当初は年間10万人ほどの受験者がいましたが、近年は受験者は1万人程までに減少しています。これだけでは一概に試験が簡単になったとは言えません。

合格率だけで判断すれば、当初と変わらず7~9%の水準で推移しているため試験は難化も易化もしていません。

今後、試験が難化する恐れもあるので今のうちにマンション管理士の資格を取得しておくと良いでしょう。

マンション管理士の難易度は偏差値で言うと?

マンション管理士試験の難易度は、多くある資格の中での位置づけとしては偏差値60程度だと言われています。

難易度の近い資格としては管理業務主任者や宅建がありすが、一般にマンション管理士は管理業務主任者や宅建より少し難しいレベルです。

合格率も宅建などと比べると低いことから、やはり不動産系資格の中では難しい部類に入るでしょう。

なお、偏差値は合格率などを勘案して数値化されており、低い合格率から高い偏差値が見積もられているようです。

国家資格難易度ランキングでの位置づけ

難易度ランキング

それでは、マンション管理士の難易度をランキングしたときに、どのような位置づけになるか見てみましょう。

ちなみに、同じ士業で偏差値の近い資格は社会保険労務士(偏差値62)、行政書士(偏差値60)があります。

一般的に偏差値60を超える資格は「難関資格」と言われているため、偏差値が60程度のマンション管理士は難関資格に分類されることになります。

決して簡単な資格ではありませんが、その分取得のメリットも大きいと言えます。

他の資格と偏差値を比較

各資格の偏差値を比較したグラフは下記の通りとなります。

社労士・行政書士・マンション管理士が難関資格の目安と言われている偏差値60を超えています。

また、管理業務主任者は偏差値55とマンション管理士とは一定の難易度差があることも伺えます。

他の資格と勉強時間を比較

資格 勉強時間
社労士 800~1,000時間
行政書士 500~1,000時間
マンション管理士 500時間
簿記2級 350~500時間
管理業務主任者 300時間
宅建 250時間
FP2級 150~350時間
簿記3級 150時間
FP3級 30~120時間

マンション管理士の勉強時間は500時間となっており、難関国家資格の社労士・行政書士と比較するとかかる時間は少なめであると言えます。

ただ、マンション管理士で学習する内容の多くは見慣れないものも多いため、内容解釈に苦しむ場合はより多くの学習時間を要する可能性もあります。

他の不動産関連資格との難易度を比較

不動産系の資格で真っ先にイメージされるのは宅建・管理業務主任者・マンション管理士ではないでしょうか?

マンション管理士は、管理業務主任者や宅建と重複する出題分野もあるため、ダブルライセンスとして取得が目指しやすいというメリットがあります。

一般に、マンション管理士試験は管理業務主任者や宅建よりも難易度が高いです。

そのため、最も難易度が高いマンション管理士の合格を目指せば、宅建と管理業務主任者の合格も決して高いハードルではないでしょう。

管理業務主任者

管理業務主任者試験合格に必要な試験時間は300時間程と言われています。

管理業務主任者試験の合格率は20%前後で推移しています。マンション管理士試験よりも難易度はやや低めだと言えるでしょう。

管理業務主任者とマンション管理士は試験科目の重複がとても多いため、ダブルライセンスの組み合わせとしては一番オススメできます。

また、マンション管理士試験に合格すると管理業務主任者試験の最後の5問分が免除されるため、合格がしやすいというメリットがあるのです。

また、管理業務主任者はマンションの住民側ではなく管理会社側の立場の人間なので、ダブルライセンスを取得すると視野を広げることができるでしょう。

管理業務主任者とのダブルライセンスについては下記の記事を詳しくチェック!

宅建

宅建試験合格に必要な試験時間は一般に250時間程と言われています。

宅建士の合格率は例年15%前後で推移しており、マンション管理士試験よりも難易度は低いです。

宅建はマンション管理ではなく不動産売買のプロフェッショナルであるため、不動産営業をする際には必須の資格です。

マンション管理士試験と宅建は区分所有法など、試験科目の重複も多いため勉強しやすいでしょう。

管理業務主任者とマンション管理士の組み合わせもオススメですが、マンション管理士と宅建のダブルライセンスも親和性が高くオススメです。

実際にマンション管理士と併せて取得を目指す人も多く、不動産の知識を広げたい人はぜひダブルライセンスを目指してください。

宅建とのダブルライセンスについては下記の記事を詳しくチェック!

他の人気資格との難易度比較

マンション管理士は不動産系資格以外の、簿記3級・2級やFP3級・2級になどと比べると難易度は高いと言えます。

日商簿記

簿記3級の合格に必要な勉強時間は150時間程度、簿記2級の合格に必要な勉強時間は350~500時間程度と言われています。

最上級の簿記1級合格に必要な勉強時間は500時間以上と、とても難易度が高くなっています。

1級は求められるレベルが非常に高くなりますが、簿記2級・3級と比べるとマンション管理士合格の方が難易度が高いと言えます。

簿記を取得すると企業会計に関する知識が身に付くため、多くの企業で活躍できるようになります。

また、簿記2級と3級は年3回、1級は年2回試験があるため1年で受験できるチャンスは多いです。

一方、マンション管理士試験は毎年11月に年1回行われるのみであるため、一度不合格になるともう一年勉強しなければなりません。

つまり、マンション管理士試験に合格するためには、時間をじっくりと使ってでもしっかりと対策をする必要があります。

完成度を高めてから、年に一度しか無いチャンスに備えるべきなのです。

難易度が比較的近い簿記2級の難易度は下記の記事をチェック!

FP

FPは家計相談やライフプランの設計に関しての専門家です。

金融や保険業界では必須の資格ですが、自分の実生活にも役立てることができるというメリットもあります。

FP試験の中で最も簡単な3級の合格に必要な勉強時間は30~120時間と言われています。

次のステップであるFP2級の合格に必要な勉強時間は150~300時間と言われており、FP2級・3級と比較するとマンション管理士の難易度は高いと言えます。

また、FP2級の合格率は25〜30%程度、3級の合格率は50%程度とマンション管理士と比べるとかなり易しいことがわかります。

なお、FPも年に3回試験が行われるため、合格できるチャンスという面から見ても、マンション管理士の方が難易度は高いでしょう。

難易度が比較的近いFP2級の難易度は下記の記事をチェック!

マンション管理士が将来有望である理由とは?

将来有望の図

マンション管理士の受験者数は減少傾向にありますが、その価値と重要性は高まっています。

その理由は、今後の日本社会は都市への人口集中・マンション組合員の高齢化・建物の老朽化という課題を多く抱えていくと考えられるからです。

それに伴い、マンション管理士の価値が再認識され給料などの待遇面はさらに良くなると予想されています。

また、相続税の節税対策や空き地の有効活用などの理由から、今後マンションの数は増えていくと考えられています。

マンションの数が増えればマンション管理士の仕事も増えるため、今後の将来性は非常に高いと言えるのです。

独立できる士業の中では合格しやすい

マンション管理士の資格を活かして独立開業をすることが可能です。

自由な働き方や、自分の努力次第で高収入が狙えることから、独立開業を目指す人は増えています。

マンション管理士は、独立開業が可能な国家資格の士業としては、比較的難易度は低く取得しやすいです。

マンション管理士は人によっては1年以内の勉強で合格が狙えます。

このように短期間での独立開業が目指せる士業は他にあまりなく、取得後に資格を活かしやすいという点も魅力的なのです。

需要上昇中で就職・転職に有利

今後、マンション数が増えてマンション居住人口も増えていくと考えられています。

また、マンションの老朽化とマンション管理組合のメンバーである居住者の高齢化が進むことが予想されており、管理組合だけでマンションの管理運営は難しくなっていくでしょう。

そこで、マンション管理のプロフェッショナルであるマンション管理士が求められるのです。

このような風潮もあり、マンション管理士の需要はさらに高まっていくと考えられているのです。

また、マンション管理士の求人は、不動産会社やマンション管理会社での勤務、マンション管理組合の顧問のポストなど全国各地に多数あり、就職・転職がしやすいというメリットがあります。

マンション管理士は年齢問わず活躍することができるため、「人生100年時代」においてはとても価値の高い資格と言えるでしょう。

昇格・昇給への道も

一般に、不動産業界は扱う商品が高額であり、また不動産は生活に欠かせないものであることもあるせいか、業界全体の年収は高い傾向にあります。

マンション管理業界はまだまだ発展途上であり、マンション管理士を取得して専門性を磨いておくことで昇給や昇格のチャンスが増えるでしょう。

実際にマンション管理士という資格を求めている求人もあり、こうした求人情報を逃さずに見つけることができれば昇格・昇給できるケースは多いでしょう。

マンション管理業界の発展に伴って、さらにスキルを磨いておけばさらに高収入を狙えるようになります。

資格は一生使える

マンション管理士の資格は、登録を更新の手続きを忘れずに行えば一生有効な資格です。

そのため、今の仕事を退職した後もマンション管理士として生計が立てられる可能性を秘めています。

実際に定年後に独立する人や、定年の少し前に早期退職し独立マンション管理士として活動しているシニア層はとても多いです。

最近は少子高齢化に伴う年金不安や長生きのリスクなどがさかんに議論されています。

マンション管理士は健康体を維持できればいつでも働くことができるため、年金以外の収入源を作ろうと考えたときに初期費用なしで着手できる仕事です。

また、マンションは全国にあるため働く場所も全国にあるので、住んでる地域を問わずビジネスチャンスがあります。

このように、「生涯有効の資格」であるメリットを生かして豊かな老後につなげることが可能です。

マンション管理士は独学では合格できない?

独学の様子

マンション管理士は難易度は高いものの、独学でも合格は不可能ではありません。

しかし、試験範囲がかなり広いため、独学で合格を掴み取るためには効果的に学習を進める必要があります。

独学合格を目指す時のポイント

例えば、半年という期間で合格を目指す場合を例にとって独学合格のポイントを見ていきましょう。

学習期間の前半はテキストのインプットに努め、後半はインプットした知識を定着させつつ問題練習を多くこなしていくいわゆるアウトプットを徹底的に行うと良いでしょう。

アウトプットをするときにスムーズに解けなかったり、内容をよく覚えていない問題が出てきたら、それはいわゆるインプット不足です。

このように冷静に自分の実力を分析しながら、着実に勉強を進めていきましょう。

学習スケジュールと継続が大切

合格には継続的な勉強が何より大切です。

事前に余裕をもたせた学習スケジュールを立て、随時スケジュール通りにできているか進捗を確認することで合格までの道筋が見えてきます。

短期間で無理やり詰め込むのではなく、ゆとりを持った学習スケジュールを立てることで勉強を継続しやすくなります。

インプットした内容を忘れないためにも、毎日短時間でもコツコツと勉強していくことが合格に繋がります。

法律分野を重点的に勉強する

法律分野からの出題は毎年多数あります。

法律分野はしっかりと対策して条文や判例を理解すれば安定して得点できる「得点源」になり得ます。

そのため、特に法律分野の対策はしっかりと行い、理解があやふやな箇所やうろ覚えの箇所は徹底的にインプットし直すと得点につながります。

注力すべき科目を間違えずに、メリハリをつけることが大切です。

過去問は大切

マンション管理士試験は全て四肢択一形式で出題されます。

司法試験や行政書士などの記述式問題が出題される他の士業試験よりは対策がしやすく、取り組みやすい試験と言えるでしょう。

試験には出題傾向があるので、過去問を多く解いて傾向を掴んでおくようにしてください。

また、試験本番が近付いたら、実力がついたことの確認も兼ねて数年分の過去問を解いてみてください。

最低でも3年分は解き、時間を測りながらやってみるなど本番を意識しながら解くことで実践力が磨かれます。

その際には、「この問題は自信ないから後回しにしよう」「この問題はどう頑張っても分からないから捨てよう」など、確実に取るべき問題と捨てる問題の取捨選択も意識すると良いでしょう。

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通信講座で勉強する人が多い

マンション管理士試験の難易度を考えれば通信講座を受講するのが無難でしょう。

特におすすめなのがフォーサイトのマンション管理士講座であり、2018年度試験における受講生の合格率はなんと全国平均の4.68倍です

直近2021年度の結果でも、フォーサイトは全国平均の3.97倍の合格率を記録するなど、毎年のように圧倒的な合格実績を叩き出しています。

さらに管理業務主任者とのセット講座であれば万一不合格でも受講料が全額返金されるので、支払ったお金が無駄になることはありません。

マンション管理士の受験をされるのであれば、是非ともチェックしておきたい講座だと言えるでしょう。

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マンション管理士の難易度まとめ

マンション管理士の難易度についてまとめ

  • 難易度は宅建や管理業務主任者よりも高く、行政書士などの士業に近い
  • 合格点は35点前後であるため8割の得点を目指すと良い
  • 出題範囲は広いので幅広く勉強して捨て問を少なくしておくと良い

マンション管理士試験範囲は合格率一桁台の難関資格です。

そのため、独学で合格するのはとても難しいでしょう。

勉強を効率的に進めるコツは「過去問題を多く解いて出題傾向を知ること」「難関資格であることをしっかりと認識し、ゆとりを持った学習スケジュールを立てること」です。

難易度が高い分、取得できたときのメリットは大きいため、勉強の過程で躓いてもモチベーションは保ちやすいでしょう。

マンション管理士は需要が高く、今後の将来性も申し分無い資格なので、興味がある人や不動産業界で働いてみたいと考えている人はぜひ取得を検討してみてください!

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