管理業務主任者試験の試験会場は?過去の会場や持ち物まで注意点を徹底解説!
「管理業務主任者の試験会場はどこだろうか?」
「管理業務主任者試験当日の持ち物は何が必要だろうか?」
管理業務主任者試験の受験を検討している人たちの中には、このような疑問を持っている人も多くいることかと思います。
そこでここでは管理業務主任者試験の試験会場について、過去の会場や試験当日の持ち物、さらには試験前日の過ごし方など、様々な観点から徹底的に解説していきたいと思います。
この記事を読むことで、管理業務主任者試験に関するいろいろな疑問が解消されることでしょう。
管理業務主任者試験の試験会場についてざっくり説明すると
- 試験会場の地域は決められるが、会場そのものは決めることができない。
- ただし、多くの場合は各地域の大学が会場になるケースが多い。
- 当日必要な持ち物については、前日に必ずチェックすること。
- 前日はコンディションをピークに持っていくことに集中すること。
管理業務主任者試験の会場はどう決まる?
管理業務主任者試験の会場はどのように決まっているのでしょうか?
受験者は、受験「会場」の地域を指定することができますが、会場そのものの指定はできないこととなっています。
会場がどのように選ばれているか、その選定方法については公表されていません。しかしながら、大きな会場については先着順などの可能性が無いとも言いきれないため、できるだけ早めに受験申し込みを行うに越したことはないでしょう。
つまり、自分の試験会場がどこになっているかということは、試験1カ月前に発送される受験票に記載されており、それを見ることによって初めて分かるということになります。
管理業務主任者試験の試験会場
管理業務主任者試験の試験地域は計8地域となっていて、具体的には、北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県で、やむをえない場合はこれらの周辺の府県となっています。
受験申込者は受験希望地を選択でき、試験会場は受験票が発送されるタイミングで知ることができます。
どの建物・施設で行われているかなどの情報は一般的には公表されていないため、インターネット上で過去の受験会場の情報を集めた結果、以下の建物・施設が使用されていました。
ただし、北海道と沖縄県については、前例が見当たりませんでしたので、こちらには記載していません。
都道府県名 | 会場名(例) |
---|---|
宮城県 | 仙台青葉学院短期大学 |
東京都 | 亜細亜大学、青山学院大学、学習院大学、明治大学、早稲田大学 など |
愛知県 | 名城大学 |
大阪府 | 大阪経済大学、大阪市立大学 |
広島県 | 広島大学(東広島キャンパス) |
福岡県 | 九州産業大学 |
この例から分かるように、多くのケースでは大学のキャンパスで行われていますので、皆さんが受験する際にも、大学が試験会場になっている可能性が高いと言えるでしょう。
試験会場で気を付けるべきこと
試験当日はもちろん緊張することもあるでしょうが、そのほかにも会場の問題で自分の力を発揮できないことも多々あります。このような事態は避けておきたいところです。
ここでは、試験当日、会場で気を付けるべき注意点などについて紹介していきます。
当日の持ち物
試験日当日に持っていくべき物としては、以下のようなものが挙げられます。
- 受験票
受験する上では必須の持ち物ですが、意外と忘れてしまう人もけっこう見受けられます。必ず顔写真を貼付した上で、ダブルチェック、トリプルチェックするくらい入念に確認し、試験当日に忘れないようにしましょう。
なお、万一受験票を忘れてしまった場合には、試験日当日に仮受験票を発行してもらえるので試験自体は受けられます。もしもの時のために、頭の片隅に入れておきましょう。
- 筆記用具
これも必須です。忘れてしまった場合には、最悪コンビニに買いに走るという手段も考えられますが、普段使い慣れたものを前日に準備しておくようにしましょう。
また、試験はマークシート方式のため、普段あまり使っていない人でも鉛筆を持っていくとよいでしょう。
なお、電卓の持ち込みは不可となっていますので、うっかり机の上に出さないように気を付けてください。
- 時計
試験会場となる場所・施設の中には、室内に時計が置いていないケースも多いです。試験時間中のタイムマネジメントには必須となる道具ですので、必ず持っていくようにしましょう。
なお、音の鳴る時計や携帯電話、スマートフォンなどを時計として使うことは認められていませんので、アナログでシンプルな時計(または音の鳴らないデジタル時計)を持っていくことをおすすめします。
- 防寒グッズ
12月上旬に試験が行われている時期柄、寒さで手などが震えるなど無いように、防寒着や手袋、カイロなどといった防寒グッズはしっかりと準備しておいた方がよいでしょう。
- 飲食物
管理業務主任者試験は午後からスタートとなっていますので、昼食は早めに取っておく必要があります。また、当日は試験会場近くのコンビニは混雑することが想定されますので、飲み物などは家の近くで調達した方がよいでしょう。
- 直前に勉強するためのテキストなど
精神衛生上、試験直前まで知識の最終確認をしたいですし、直前に見たものがそのまま試験に出る可能性もあります。ただし、大量の参考書を持ち込んでもかえって非効率となってしまいますので、試験直前にはこれを見る、というテキストやノートを1つだけを持ち込むことをおすすめします。
- 前泊
試験会場は必ずしも自宅のそばにあるとは限らないため、場合によっては会場近くに前泊することも考えた方がよいでしょう。当然、それなりの費用は掛かってしまいますが、より合格に近づくための投資と思えば安いものでしょう。
試験の会場特有のトラブルもある
試験会場となる各大学の机や椅子については、ずっと座っていると痛かったり、机がつながっていて、隣の人が消しゴムを使うとこちらまで揺れたりなど、想定していないトラブルというものは試験本番ではつきものであると言えます。
そのほか、会場の音が気になって集中できないなどの問題は多発するものですので、これらは「発生するだろう」と前もって意識しておいて、解く時間などに余裕を持たせておくと、リスクマネジメントの観点からも望ましいと言えるでしょう。
試験前日の過ごし方
試験前日は、試験本番のことが気になって中々落ち着いて過ごすことができないかもしれませんが、あくまでも緊張せずにいつも通りに過ごすことが肝要です。
コンディションを最高な状態に持っていくことを第一に考え、「音楽を聴いたりしてリラックスして過ごすこと」「いつもより早めに布団に入り、しっかりと睡眠を取ること」などを心がけましょう。
管理業務主任者試験の試験会場まとめ
管理業務主任者試験の試験会場まとめ
- 試験会場は自分で決めることはできない。
- 傾向としては大学が会場になることが多い。
- 当日の持ち物は事前に必ずチェックすること。
- 前日はリラックスして過ごし、睡眠はしっかりと取ること。
今回は、管理業務主任者試験の試験会場について、過去の会場や試験当日の持ち物、さらには試験前日の過ごし方など、様々な観点から紹介してきました。
今回の記事が、管理業務主任者試験の受験を検討している人たちにとっての参考情報の1つになれば幸いです。