税理士事務所のパートはきつい?業務内容や時給・必要な資格まで徹底解説!

更新日時 2020/01/23

「税理士事務所のパートってどんな仕事をするのか仕事内容が知りたい!」

「税理士事務所で働いてみたいんだけど、応募や実務に資格とか必要?」

このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?

税理士は難関資格です。また税理士業務は堅苦しいというイメージがあるかもしれませんが、実際はどのような仕事を行っているのでしょうか。また、求人はどのような条件で出ているのでしょうか。

こちらの記事では、税理士事務所での仕事内容や、また実際どのような人が税理士事務所で働いているのかを解説します。

この記事を読めば、税理士事務所での業務について理解が深まるはずです!

税理士事務所での仕事についてざっくり説明すると

  • 被雇用者に占めるパートの方の割合も大きい
  • 税理士の補助業務を主に行う
  • 業務未経験者でも事務所で働けるが、資格や経験があると有利
  • 細かい作業や計算ができ、コンプライアンスを遵守できる人に向いている仕事

税理士事務所のパートってどんな仕事をするの?

仕事の風景

税理士事務所で働くのは税理士だけではありません。むしろ税理士事務所で被雇用者として勤務している税理士は珍しく、パートの方の割合は比較的大きいのです。

また、税理士の資格がなくても働くことが可能です。

税理士の補助業務が中心

「税務の代理・税務書類作成代理・税務相談」といった仕事は税理士の独占業務であるので、税理士資格者以外は行うことができません。そのため、当然パートなどで勤務をし、資格を保有していない方はこれらの独占業務にタッチすることはできません。

しかし、これらの業務に付随する業務は沢山あるため、パートの方はそれらをメインに行い税理士の方のサポートをしています。

具体的には記帳代行といい、顧客からいただいた資料をもとに会計ソフトに入力する業務などがメインです。

記帳代行の具体的な流れは、顧客から送られてくる会計資料の内容を勘定科目ごとに分けて会計ソフトへ入力する、といったものです(顧客が税金を納める際の資料となります)。

とても地味な作業ですが、税理士事務所の仕事の大半を占める業務であり、税理士業務の基本となります。

応募に必要な資格や知識は?

どの企業にも会計・経理の部署はあるため、これまでに経理の実務経験があれば引く手数多です。良質な求人も見つけやすいでしょう。

もし経理未経験者であれば、簿記2級以上の資格が求められることが多いです。簿記の勉強は同時に税理士資格の勉強にもなるため、簿記の勉強を経験しておくと良いでしょう。

もちろん、税理士を目指している方や、税理士試験の科目合格者も歓迎されます。

また、税理士として求められる知識以外に、wordやexcelといった基本的なPCスキルなどは最低限求められます。前述の記帳代行はパソコンで行っていくため、基本的な操作や入力ができるレベルでないと仕事になりません。

時給・月給はどれくらい?

特段他の一般的なアルバイトと大きな差はありません。

パートやアルバイトとして税理士事務所に勤める場合は時給1,100〜2,500円と幅が広くなっていますが、難しい仕事まで任されるとその分時給単価も上がる傾向にあります。

また、資格さえあれば未経験者でも歓迎している「未経験者歓迎」の事務所が多く、実務経験がないことを心配する必要はありません。

週2日から応募ができるケースもありますので、自分が働きやすい求人が見つかるでしょう。

どんな人が働いているの?

働く人たち

税理士試験の受験生

税理士試験の合格を目指す受験生であれば、生活費を得ながら実務経験を積むことができ、また税理士登録もスムーズに行いやすく、税理士事務所で働くことには大きなメリットがあります。実際に多くの受験生や大学生がアルバイトで税理士事務所で働いています。

また、人脈を作ることができるというメリットもあります。先輩税理士に試験の相談に乗ってもらえたり、実務で「この場面はこのように処理すると良い」などといったアドバイスを受けられるという理由から、事務所では税理士を目指す方が働いていることが多いのです。

主婦の方も多い

税理士事務所や会計事務所の求人は良質なものが多く、子育てと仕事を両立しやすい事務所も多いため主婦の方にも人気があります。

また、以前は一般企業の経理などで働いており、出産育児を経てから過去の経験を活かして税理士事務所や会計事務所に転職する人も多いようです。

税理士事務所で働くメリット・デメリット

オフィスの風景

資格や経験を活かして働ける

簿記資格を持っている方や、経理の経験がある方はそれを活かして働くことができます。

税理士事務所や会計事務所で行う記帳などの業務では、簿記の知識や経理の経験が活きるため、簿記資格保持者や経理経験者は即戦力として見てもらえます。

そのため様々な仕事を任せてもらえるようになるでしょう。

未経験者でも歓迎する求人は多いのですが、実際には、当然資格や経験がある人の方が採用されやすいのです。

求人が豊富で業務量を調節しやすい

税理士業界は高齢化が進行しており、人手不足も顕著です。

そのため税理士事務所からの求人も多く、様々な求人から自分にあったものを探すことができるため、売り手市場と言えます。

主婦の方を歓迎しているところも多いので、ライフスタイルに合わせて、パートやアルバイトなど働きやすい職場を選ぶことができます。

チラシや無料の求人誌などを日頃から確認しておくと良いでしょう。

繁忙期は仕事が大変・きついという声も

税理士事務所には繁忙期があり、その時期はどの事務所も忙しくなります。 年末調整や確定申告の時期は特に多忙です。

一方でパートの方は繁忙期であっても、子育てなどを考慮してもらえるため、残業で帰宅が遅くなるといったことはあまり起こりません。

ただし、予め勤務日程について相談しておくなどして、自分が長い時間勤務することが難しいということに関して、周囲の理解は得るようにしましょう。

知識や経験だけでなく、こういった細かい心配りで人間関係を良好に保つことも長く勤務していく上で重要だと言えます。

事務所によって忙しさは変わってくる

多くの顧客がいるか、多くの仕事を請け負っているかなどの状況によって、その事務所が忙しいかどうかが変わってきます。

また、税理士事務所の多くは個人事業主の形態をとっているので、所長の税理士の方のスタンスによって事務所の雰囲気や働きやすさが大きく変わってきます。

事務所選びの際は「この人の事務所なら良さそうだ」と思えるような人が所長である事務所を選ぶことが重要です。

逆に、事務所内の人間関係に不安があれば、例え条件が良くても、勤務を長続きさせることが難しいので避けるべきです。

税理士事務所や会計事務所での勤務に向く人

女性と矢印

細かい作業をコツコツ続けられる人

税理士事務所での仕事は細かい計算作業や膨大な数の伝票・領収証などの確認です。

複雑な税額計算をしたり、また税に関する法改正がある度に新しい制度を覚える必要があるため、細かい作業などが苦にならずにコツコツ続けられる人が、税理士事務所や会計事務所での勤務に向いていると言えます。

コンプライアンスを遵守できる人

税理士事務所に勤務していると、顧客から節税のアイデアなどを求められることがあります。

税理士事務所の仕事は、所得税や法人税などの税金を確実に納めるように納税者に対して教えることです。

顧客からの相談に対して、適法の範囲内で節税することは問題ありませんが、違法となるいわゆる「脱税」は絶対に許されません。

顧客の利益だけを見るのではなく、コンプライアンスの遵守を優先した上で、適法の範囲内でアドバイスをすることが求められるでしょう。

税理士は税務調査などの立ち会いにも行くことがあるため、日頃から正義感をもって取り組むようにしなければなりません。

計算が得意な人

税理士事務所に勤務していると計算作業はつきものです。

税額を計算する際や、企業の決算書を作成する際にもたくさんの数字を正確かつ迅速に処理する計算能力が求められます。

難しい数式などは不要ですが、細かい計算作業が得意な人は税理士事務所での勤務が向いていると言えます。

税理士の業務内容に関するまとめ

税理士の業務内容に関するまとめ

  • 税理士試験の受験生や主婦などによるアルバイトやパートも多く、働く人の志望動機も様々
  • 税理士の補助業務を主に行うが、基本的なPCスキルは求められ、実務経験や簿記資格があると優遇される
  • 求人は多くあり、ライフスタイルに合わせて働ける
  • 税理士の資格はなくても問題なく、細かい作業や計算ができ、コンプライアンスを遵守できる人に向いている仕事である

税理士事務所の仕事の求人は実際に多く出ているため、税理士事務所でのパートやアルバイトを希望している人は実際に求人をチェックしてみると良いでしょう。

事務所によっては必ずしも資格や経験は必要ではないため、相談をしながら自分の働きやすい職場を見つけてください。

様々な税金の制度に詳しくなれるというメリットもあります。興味のある方はぜひ税理士事務所の勤務を前向きに検討してみてください!

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