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中小企業診断士は簿記何級レベル?難易度差や関連性を徹底調査!

「中小企業診断士、簿記と関連性の高い資格が知りたい!」

「中小企業診断士って簿記何級レベルの試験なのだろう?」

そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

中小企業診断士と簿記はどちらも企業経営について深く関わる資格なので両資格の取得を狙う方もいると思います。

この記事では中小企業診断士と簿記検定のレベル比較から関連性の高い資格について詳しく解説していきます

中小企業診断士、簿記検定の受験を検討している方は是非参考にしてみてください!

中小企業診断士と簿記についてざっくり説明すると
  • 中小企業診断士と簿記は関連性が高い
  • 合格率が低いのは中小企業診断士
  • 中小企業診断士の簿記範囲の難易度は簿記1級と2級の間

中小企業診断士の簿記のレベル

学習 中小企業診断士における簿記のレベルは何級相当になるのでしょうか?まずは簿記検定の概要から解説していきたいと思います。

簿記検定の概要

ここでは日商簿記検定について解説していきます。日商簿記検定は1~4級まで設定されています。日本商工会議所の公式ホームページによると、1級・2級はそれぞれ以下のようにレベル設定されています。

1級:極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。 合格すると税理士試験の受験資格が得られる。公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。 簿記|商工会議所の検定試験

2級:経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。 高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。 簿記|商工会議所の検定試験

2級までは企業における経理業務の従事に必要なスキルとなっており、1級になると経営管理及び経営分析ができるレベルになるため財務責任者レベルとなります。

中小企業診断士試験と簿記検定の関係

中小企業診断士の資格試験では、簿記という科目が直接的に出題されるわけではありませんが、「財務、会計」「事例4」という分野の問題を解くために簿記の知識が必要となってきます。簿記2級の学習領域で約40%、簿記1級の学習領域で約65%内容が重複しています。

簿記についての内容理解が中小企業診断士の学習をスムーズに進めることができると断言してもいいでしょう。

中小企業診断士に必要な簿記レベルは何級程度?

中小企業診断士の1次試験では、財務諸表を読み解く力が必要となってきます。かといって複式簿記の記帳方法を完全に理解しておかなければならない!というわけではなく、穴埋め問題に対応できるだけの基本的な知識を押さえておけば問題ありません。

中小企業診断士に必要な簿記の知識のレベルとしては、簿記1級相当です。さらに中小企業診断士の2次試験である意思決定会計分野では、簿記検定1級でも見ることがない論点が出題されており、出題範囲としてはかなり広くなっています。

ですが、基本的な出題のレベルは2級相当が大半を占めていることと、計算処理や専門性の観点から言えば中小企業診断士試験よりも簿記1級試験の方が総合的に難しいと言えるでしょう。

中小企業診断士・簿記それぞれの試験傾向をまとめると、「浅いながらも広い知識と、処理能力」を求められるのが中小企業診断士試験、「理解と、複雑な計算をやりきるという専門性」を求められるのが簿記試験となります。

中小企業診断士・簿記検定の試験内容について

本

中小企業診断士もしくは簿記検定をこれから受験しようと考えている方もいると思いますので、まずはそれぞれの試験内容について解説していきたいと思います。

中小企業診断士試験について

中小企業診断士試験は中小企業診断協会が主催しているもので、1次試験と2次試験の2つの試験から構成されています。それぞれ詳しく解説していきます。

1次試験について

中小企業診断士になるために必要な学識を判定するもので、マークシート方式となっています。経済学・経済政策、財務・会計、企業経営理論、運営管理、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策、の7科目が出題範囲となっており、毎年8月上旬の土日2日間をかけて実施されます。

総得点の60%以上かつ1科目でも40%未満が無いことが合格条件となります。1次試験合格率は20%前後を推移しています。

2次試験について

中小企業診断士としての実務的な課題に対応できるかどうかを判定するもので、10月下旬に開催される筆記試験と、12月上旬に開催される口述試験に分かれます。

筆記試験では、中小企業の診断及び女権に関する実務の事例が計4題出題され、1次試験と同様に総得点の60%以上かつ1科目でも40%未満が無いことが合格条件となります。2次筆記試験の合格率は20%前後を推移しています。

口述試験は、筆記試験科目問題からランダムで出題され、10分間の面接試験となります。口述試験については、コミュニケーション能力の確認の意味合いが強く、合格率は99%以上となっています。

1次試験・2次試験通しての合格率は単純計算で4%ということになります。合格に必要な勉強時間は1,000時間程度と言われています。

中小企業診断士の試験内容についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

簿記検定について

簿記検定には、通称「全経」「全商」「日商」と呼ばれている主催団体があり、最も知名度・評価が高いのは「日商」いわゆる日本商工会議所が主催する検定です。受験者数についても「日商」が圧倒的に多く全国各地で施工されており、2級・3級は年3回、1級は年2回行われています。

簿記検定2級について

購買・販売活動における外部取引を記録・計算する技能をはかる商業簿記、企業内部における部門及び製品別の材料・人力などの資源投入について記録・計算する技能をはかる工業簿記(原価計算を含む)の2つのうちから合わせて5題以内、得点率70%以上で合格となります。試験時間は120分となっています。

過去10回の最高合格率は47.5%、最低合格率は11.8%、平均合格率は23.9% となっています。勉強時間は200時間以上必要と言われています。

簿記検定1級について

商業簿記・会計学で90分、工業簿記・原価計算で90分の2回構成となっており、得点率70%以上かつ1科目ごとの得点率40%以上となっています。

過去10回の最高合格率は13.4%、最低合格率は5.9%、平均合格率は9.3% となっています。勉強時間は800~2,000時間は必要と言われています。 これは全くの初学者か既に簿記2級を取得しているレベルでスタートするのかで大きく差が出ます。

中小企業診断士と簿記の関連資格

関連 ここでは中小企業診断士、簿記と関連性の高い資格について紹介していきます。ダブルライセンスや効率よく資格取得を考えている方は是非参考にしてみてください。

中小企業診断士の関連資格

まずは販売士検定(リテール・マーケティング)3級という資格です。中小企業診断士の運営管理の科目と重なります。続いてビジネス実務法務検定2級・3級になります。こちらは中小企業診断士の経営法務の科目と重なってきます。

また、中小企業診断士試験においては他の資格を保有していることで免除となる科目が存在します。例を挙げると、公認会計士や弁護士、税理士やITストラテジストが挙げられます。

中小企業診断士の関連資格についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

簿記検定の関連資格

簿記検定と関連性のある資格としては、同じお金に関する資格としてファイナンシャルプランナーが挙げられます。さらにレベルの高い国家資格としては、公認会計士、税理士といった資格も関連性が高いです。

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中小企業診断士と簿記はどちらを取るべきか

疑問 まずは自分の環境(例えば勤務している会社の資格手当の条件や従事している業務に関連性があるかどうか)を考慮し、どちらの資格を取得した方がメリットが大きいか考えてみてください。中小企業診断士・日商簿記検定1級どちらも難易度の高い試験です。勉強を開始する前に一度じっくりと検討してみましょう。

また日商簿記検定1級資格を保有していたとしても、中小企業診断士1次試験の「財務・会計」が科目免除にはなるわけではないので、必ずしも取る必要性はありません。

もし迷っているのならば、勉強に取り掛かりやすい日商簿記2級資格を取得してから中小企業診断士の勉強に移るのがおすすめです!

中小企業診断士と簿記まとめ

中小企業診断士・簿記まとめ
  • 中小企業診断士科目である「財務・会計」と簿記の学習範囲は重複している
  • 中小企業診断士に必要な簿記レベルは1級相当。だが出題の大半は2級相当のレベル
  • 中小企業診断士・簿記ともに関連性のある資格が多いため、ダブルライセンスも検討することができる

中小企業診断士及び簿記についての関係性やレベル比較などについて解説してきました。

中小企業診断士、簿記検定の受験について是非前向きに検討してみてください!

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