2018年社労士試験の難易度は?受験者数や合格率・合格基準まとめ

更新日時 2020/01/31

2015年に大きく下がった社労士試験の合格率も、2016年、2017年を経て徐々に回復していきました。

それでは、一昨年2018年の社労士試験はどのような結果となったのでしょうか。

この記事では2018年社労士試験の難易度や合格ライン、受験者層まで試験の全貌を丁寧に解説します

2018年社労士試験についてざっくり説明すると

  • 合格率は6.3%と現状維持
  • 救済は選択式試験でのみ実施
  • 受験者数の減少は落ち着いた模様

2018年社労士試験の難易度

上のグラフを見て分かるように、近年社労士試験の難易度および合格率は安定しておらず、大幅な変動を見せています。

そんな中、直近の2018年試験はどのような結果となったのでしょうか。

試験合格率は6.3%と前年並み

2018年社労士試験の合格率は、2017年試験よりも0.5%減少し6.3% となりました。

前年の合格率の大幅な回復を受け、本年は合格率が7%台に回復するかと見込まれましたが、結果的に2018年試験は社労士試験の合格率の水準を下げることとなりました

試験の難易度は上がった?

気になる試験の難易度ですが、結論から言うと例年通り、いわゆる「普通」の難易度となりました。

特出して難易度の高い科目も見られず、逆に極めて簡単な科目も見受けられませんでした。

2014年から3年間続いた大幅な難易度変動ですが、ここ2年で落ち着いたように思われます。

社労士試験の難易度についての詳細は以下の記事で確認できます。

2018年社労士試験の合格ライン

2018年を示す写真

2018年試験の合格基準点や救済科目は以下のような結果となりました。

選択式総合点 選択式科目別得点 択一式総合点 択一式科目別得点
23点 3点 45点 4点

救済は選択式で2科目実施され合格基準点が2点に、択一式では救済措置の実施はありませんでした

選択式試験の合格基準点と救済科目

2016年選択式試験の総合点の合格基準点は23点と例年通りの点数となりました。23点という点数はここ10年の選択式試験の合格基準点で最多となっています

救済措置が取られたのは以下の2科目でした。

社会保険に関する一般常識

基本的には難易度が低いことが多いこの科目ですが、本年では救済の対象となりました。

同様に受験者の得点率の低かった「労務管理その他の労働に関する一般常識」ですが、こちらは救済が実施されることはありませんでした。こちらの科目が原因で試験に落ちてしまった受験生の方が多かったのではないでしょうか。

国民年金法

本年度の国民年金法は難易度が高く、多くの受験生が失点することとなりました。救済が取られることも事前にかなり明確に予測されていましたね。

択一式試験の合格基準点と救済科目

択一式試験の総合点の合格基準点は45点と、これも平均的な数値となりました。直近5年間の択一式試験総合点の合格基準点は5回中4回が45点です

ここ数年は択一式試験での救済が目立ちましたが、2018年試験では択一式で救済措置が取られませんでした

他年度の救済科目について知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

2018年社労士試験の受験者数とその内訳

黒板の写真

試験申込者数と受験者数

2018年社労士試験の受験状況は以下のようになりました。

申込者数 受験者数 合格者数
49582人 38427人 2413人

ここ数年社労士の受験者数が大幅に減少していましたが、近年ではその減少も収まりを見せています。前年から受験申込者数が300人ほど減ったものの、その減少率はたった0.6%です。

受験率は78%と例年通りの結果となりました。

受験者の男女別割合

2018年試験受験者の男女比は次のようになりました。

男性 女性
65.1% 34.9%

社労士受験者に占める女性の割合は国家資格の中でも非常に高い水準をキープしています。

2019年社労士試験はどう変わる?

2019年を表す画像 ここ5年間における社労士試験の合格率の変遷は非常に大きいものでしたが、現在はそれも落ち着きつつあります。

2013年以前の社労士試験の難易度や合格率が極めて安定していたことを考えると、近年の社労士試験の激動はむしろ一過性のものであり、すでにその事態は収束しつつあると言えます。

今後は試験の合格率は6~7%を平均に安定的に推移していくと予想されます。2019年の試験で難易度に急激な変化が起きるとは考えにくいでしょう。

2018年社労士試験まとめ

2018年社労士試験結果まとめ

  • 難易度や合格ラインなど、あらゆる側面で平均的な試験だった
  • 今後も社労士試験は大きな変遷は見せないと予想される

2018年の社労士試験について説明しました。

2018年度は合格率回復の期待を裏切り、社労士試験の合格率を低い水準で停滞させるきっかけとなった年とも言えるでしょう。

社労士試験について理解を深め、今年の試験に向けて頑張っていきましょう!

資格Timesではこの他にも社労士試験についての有益な情報を提供しています。ぜひチェックしてみてください。