保育士資格の難易度は?試験科目や合格率の推移・合格点まで徹底解説!

更新

保育士試験の難易度ってどれくらいなの?

保育士の合格率について詳しく知りたい!

保育士になるには、学科試験と実技試験からなる保育士試験を突破する必要があり、特に学科試験の難易度が高くなっています。

今回は保育士試験の難易度についての基本情報や原因について詳しく解説するとともに、他の資格との難易度比較についても併せて解説していきます。

保育士試験の難易度ざっくり説明すると

  • 保育士試験は学科試験と実技試験がある、学科試験の難易度が高い
  • 全体の合格率は20%前後
  • 学科試験の合格点は全科目で6割以上の得点が必須

保育士試験の難易度はどれくらい?

保育士の難易度表

保育士試験の合格率は上昇傾向にあり、平成20年度からの10年間で10%程度から20%前後へと2倍近くになりました。

保育士不足の深刻な状況もあり、保育士数の増加が強く求められていることも影響しているかと考えられます。

しかし、以前より高くなったとは言え、合格率20%というのは決して高い数字ではなく、競争率の観点から見ると難しい試験であると言えます。

偏差値の観点から見ると、保育士は「58」で、基準の50と比較すると高いと言え、その他の一般的な資格試験と比べるとやや難しいと言えるでしょう。

この合格率の数字の裏にはいくつかの理由が隠されており、その理由をきちんと把握した上で難易度を正確に理解することが重要です。

以下では難易度が高くなっている理由について詳しく解説していきます。

筆記試験の内容が盛りだくさん

保育士試験は、9科目から成る筆記試験と、「音楽」「造形」「言語」の3つから2つを選択して受ける実技試験に分かれています。

筆記試験の詳しい内容は以下のとおりです。

科目名 問題数 試験時間
保育の心理学 20問 60分
保育原理 20問 60分
子ども家庭福祉 20問 60分
社会福祉 20問 60分
教育原理 10問 30分
社会的養護 10問 30分
子どもの保健 20問 60分
子どもの食と栄養 20問 60分
保育実習理論 20問 60分

※教育原理・社会的養護は同時試験。60分間で2科目を解く。

筆記試験はすべてマークシート方式で、各科目が100点満点となっています。9科目の試験範囲をこなし、全ての科目で基準点を超える必要があるため、これが試験の難易度を押し上げている要因の一つとなっています。

難易度の高い科目の存在

学科試験の9科目の中でも難易度差が存在します。比較的点数を取りやすい科目もありますが、しっかりと勉強をしておかないと得点できない科目もあります。

特に、「社会的養護・教育原理」「社会福祉」「子ども家庭福祉」の3科目が難易度が高い傾向にあり、これらの科目を落としてしまう人が多くなっています。

一科目でも落としてしまうと試験に合格することが出来ないため、難関科目を把握し、きちんと対策を行っていくことが大切となります。

ここでは、難関とされる上記の3科目について特徴を解説していきます。

社会的養護・教育原理

「社会的養護」「教育原理」の出題範囲は以下の様になっています。

【社会的養護】

  • 現代社会における社会的擁護の意義と歴史的変遷
  • 社会的擁護と児童家庭福祉
  • 社会的擁護の制度と実施体系
  • 施設擁護の実際
  • 社会的擁護の現状と課題

【教育原理】

  • 教育の意義
  • 教育の思想と歴史的変遷
  • 教育の制度
  • 教育の実践
  • 生涯学習社会における教育の現状と課題

他の科目は科目ごとに試験時間帯が分かれますが、「社会的養護」と「教育原理」は同じ時間帯に二つの科目の試験が行われます。

そのため、問題数は2科目合わせて他の科目と同数ということになります。

しかし、2科目それぞれで6割の得点が必要になり、どちらか一方でも6割に満たないということになると不合格になってしまいます。

これが、保育士試験の難易度を上げている大きな要因の一つとなっています。

社会福祉

「社会福祉」の試験内容は以下のようになっています。

【社会福祉】

  • 現代社会における社会福祉の意義と歴史的変遷
  • 社会福祉と児童家庭福祉
  • 社会福祉の制度と実施体系
  • 社会福祉における相談援助
  • 社会福祉における利用者の保護に関わる仕組み
  • 社会福祉の動向と課題

この科目の特徴としては、情報や知識がそのまま問われるのではなく、それらをしっかりと理解した上で具体的なイメージが出来ているかが求められていることであると言えます。

また、問われる視点も幅広くなっており、これらの理由からこの科目の難易度が高くなっていると考えられます。

子ども家庭福祉

「子ども家庭福祉」の試験範囲は以下のようになっています。

【子ども家庭福祉】

  • 児童家庭福祉の理念と歴史
  • 児童福祉六法と関連法令の支援対象
  • 児童家庭福祉の実施期間と施設
  • 少子化と次世代育成施策
  • 社会的擁護施策
  • 障害児施策
  • 子育て支援・健全育成施策
  • 母子保健施策
  • ひとり親施策
  • 少年非行施策
  • 児童関連の職員

出題範囲が広く、学習する分野や覚えるべき事項がとにかくたくさんあることが、この科目の難易度アップに繋がっています。

しかし、この科目については他の科目と重複している部分もあるため、それらの科目と併せて効率的に攻略していくことが大切になってきます。

すべての科目で合格点を超える必要がある

保育士試験の合格には、学科試験の9科目それぞれで得点が6割を超えることが必要になります。

そのため、得意科目で高得点を目指し、苦手科目は捨てるといった方法は通用しません。苦手科目を作らず、すべての科目をまんべんなく勉強していく必要があります。

特に、先程紹介した3科目については合格基準点を超えるのが難しいため、重点的に対策していかなければなりません。

合格科目は引き継ぎ可能

保育士試験には科目合格制度というものが存在します。これは、科目ごとに合格/不合格が付けられ、合格した科目が3年間有効となる制度です。

例えば初めて受けた試験で9科目中の6つは基準点に達していたが3科目で得点が足りず落としてしまったというような場合、次回試験の際にはその3科目だけを受験すれば良いということです。

つまり、一度の試験で全ての科目を取ろうとせずに、複数年かけて9科目の合格を目指すという戦略が取れるということです。

当初から複数年かけて計画的に資格取得を目指す人も多くいます。

データでは、初回受験で学科試験と実技試験の両方に合格するいわゆる一発合格は全体のうちのほんの数%程度と言われるくらい極めて難しいものとなっているため、戦略も合格のための重要なカギといえるでしょう。

保育士試験の受験資格は要確認

養成施設等に通わずに保育士試験を受ける場合は、受験資格をきちんと確認しましょう。受験資格は、最終学歴によっていくつかのパターンがあります。

  1. 四年制大学、短期大学、専門学校を卒業していること
  2. 高等学校、中等教育学校等を卒業し、児童福祉施設で2年以上且つ2,880時間以上勤務していること
  3. 義務教育を修了し、児童福祉施設で5年以上且つ7,200時間以上勤務している 若しくは平成3年3月31日までに高等学校を卒業していること

3つのうちいずれかを満たしていれば、保育士試験を受けることができます。

保育士試験の合格率の合格率はどれくらい?

保育士の過去13年のグラフは以下のようになっています。

保育士試験の合格率は、近年20%前後で推移しており、10年前から比較すると約2倍に増えています。

この数字は、学科試験・実技試験両方の合格率を考慮したものであるため、各試験単独での合格率はまた違う数字となります。

大まかいうと、筆記試験の合格率は全体の合格率よりやや高いくらいの数字で、実技試験の合格率は大体80~90%台で推移しています。

よって保育士試験の最大の山場は筆記試験であるといえるでしょう。

今後も合格率はこれくらいの数字で推移していくことが予想されるので、競争率は落ち着いていくでしょう。

保育士試験の合格率についてより深く知りたい方は以下の記事を参照ください。

保育士試験合格までに必要な時間

保育士試験を独学で受けようとする場合に必要な勉強時間は、1~6ヶ月程度と言われています。

予備知識の有無や勉強に対する慣れなどの個人差はありますが、専門学校で保育士を目指す場合は1年~2年かかるので、それと比較すると短い期間で済むと言えます。

しかし、独学の場合は、モチベーションの維持や、勉強していてわからないことがあっても自分で解決していかなければならないなど、心理的負担は大きくなります。

よって、後で勉強時間の想定が変更して慌てないように、あらかじめこれより多い時間で見積もっておくことが大切になります。

保育士の難易度を他の資格と比較

保育士の難易度は近年易しくなっていますが、それでも受験生の大半が落ちてしまう資格であることに変わりはありません。

そこでここでは、保育士の難易度を他の資格と比較して相対的にどれほど難しいかを確認していきましょう。

公務員保育士

公務員保育士は、公立の保育園等で働く保育士です。公務員保育士になるためには、保育士資格の所有を前提として公務員試験を受験します。

つまり、受験の際にはすでに保育士資格を持っているか、取得見込みであることが条件になります。

試験は一次試験と二次試験に分かれており、一次試験では中学高校の5教科が中心となった一般教養試験と、保育士としての専門知識を問われる専門試験を受けます。

一次試験の合格者だけが二次試験に進めます。二次試験では面接や小論文などが課されることが多いですが、内容は自治体によって異なります。

公務員保育士試験の難しさとしては、保育士試験ではあまり触れないような分野の勉強もしなければならないということがあります。

また、合格基準点に達すれば合格できるというタイプの試験ではなく、自治体が設けている採用枠に入らなければ合格できないため、実力があっても他の人との競争に負けてしまえば不合格になってしまうということになります。

そのような競争面で比較すると圧倒的に公務員保育士試験は難しいということになります。

公務員保育士についてもっと知りたい方は以下の記事をご覧ください。

看護師

看護師の国家試験は、看護師として最低限の知識が求められる試験で、覚えるべき専門用語の多いテストです。

試験は必修問題・一般問題・状況設定問題の3つで構成されており、験内容は人体構造や世代毎の看護学などです。

合格基準は必修問題で80%以上の得点と、それ以外の問題でその年の基準点を満たすことが必須条件となっています。

合格率は、2022年の試験では91.3%となっており、保育士の合格率よりもはるかに高いため、合格率の観点だけで言えば保育士試験の難易度の方が高いと言えます。

ただし、誰でも受けられるような試験ではなく、看護学校などで専門の勉強をしないと受けられない極めて専門性の高い資格となっています。

よって、受験資格の面でみると看護師試験のほうが難しいといえるでしょう。

社会福祉士

社会福祉士は、障害者や高齢者、経済的に困窮している人や虐待を受けている児童など、障害や置かれている環境により日常生活に困難を抱えている人の支援を行う国家資格です。

児童福祉など保育士試験と内容が重なるところもありますが、保育士が幼児全体を対象としているのに対し、社会福祉士は幼児も含む生活に困難を抱えている人たちを支援の対象としており、より福祉的要素の強い資格であると言えます。

試験は類似試験の精神保健福祉士との共通科目(11科目)と、専門科目(8科目)から構成され、全体の得点率が約60%以上で且つ全ての科目で得点があることが合格の条件となります。

合格率は例年27%前後で推移しており、低い数字であるといえます。

合格点の条件は保育士試験と全く一緒であるため、合格率で比較するとやや保育士の難易度のほうが高いといえるでしょう。

社会福祉士資格の難易度について以下の記事で詳しく記載しています。気になる方はぜひ参考にしてください。

保育士資格のメリットは多い!

微笑む女の子

保育士試験は、難易度の高い試験ですがその分取得メリットも大きい資格であるといえます。

ここでは資格取得のメリットについて詳しく解説していきたいと思います。

子供の笑顔を見られる

保育士の仕事の一番のメリットは、子供の笑顔を間近で見られることでしょう。子どもたちの屈託のない笑顔は何にも代え難いものです。

小さい子どもはわがままを言ったり、まだまだ自己中心的であったり、他の子どもとトラブルを起こしたりと、困らせられることもとても多いですが、ふとした時に無邪気な笑顔を見せてくれることがあります。

この笑顔は、保育士の仕事をしていく上での大きな原動力にもなります。

ただし、この笑顔は最初から見られるものではありません。園児と保育士として出会い、日々を共に過ごしていくなかでその子との信頼関係を築いていった上で初めて見られるものです。

よってまずは、担当する子どもたちに誠実に向き合うことが何よりも大切です。

行事やイベントで園児の楽しそうな姿が見られる

保育園やこども園では、遠足やプール遊び、運動会や発表会など、たくさんのイベントがあります。その都度保育士は準備をしなければならず、長時間の残業になることも少なくありません。

保育士の仕事は「子どもが好き」というだけでは出来ないということを実感することも多くあるでしょう。

しかし、その準備を一生懸命にした結果として、園児が楽しそうに歌ったり、踊ったり、心から楽しそうにはしゃぐ姿を見ることが出来ます。

そしてまた、そうした我が子の姿を見て感動した保護者から、丁寧なお礼の言葉をかけられることもあるでしょう。

こうしたシーンに遭遇することで、保育士の苦労は報われ大きな喜びを感じれるでしょう。

子供の成長を目の当たりにできる

子育てをしたことのある人はわかるかと思いますが、洋服があっという間にサイズアウトしたり、昨日まで出来なかったことが今日になって急に出来たり、子どもの成長というのは思っている以上に早いものです。

保育士は、日中をずっと担当する子どもたちと過ごします。

自由遊びの時間や教育の時間、給食の時間など毎日子どもたちと接しているので、その子たちが日々小さな成長を遂げていくのを目にすることになります。

ある意味、その子たちの家族よりも成長を目の当たりにする機会は多いかもしれません。

そういった瞬間に日々立ち会えることは、保育士の大きなやりがいの一つであるといえます。

様々な働き方を選択できる

深刻な保育士不足が大きな話題となったのは数年前ですが、今もその状況は大きく変わっていません。そのため、圧倒的に売り手市場となっています。

一般的な保育園やこども園でも、正職員以外にも希望の時間帯で働けるようなパート勤務の求人も多く出ていますし、保育士の派遣会社に登録して条件の合う施設で働く派遣型の働き方もあります。

働く場となる施設も、大規模園から小規模な保育所や、企業内設置型や福祉関係事業所での保育士枠など様々です。また学童支援センターで働くことも出来ます。

多くの求人の中から、自分の興味や状況にあった働き方を見つけることが出来るでしょう。

保育士試験は独学で合格できる?

保育士試験は独学でも十分に合格を目指せる試験です。

今回は、独学の中でも大きな壁となる筆記試験の勉強法について詳しく解説していきます。

独学合格のための勉強法

まずは学習スケジュールを立てる

どんな試験でもそうですが、まずは継続的な勉強が何より大切です。試験日は決まっているはずですので、そこに向けて学習スケジュールを立て合格までの道筋をイメージしましょう。

そのためには試験範囲をきちんと把握し、どれくらいの勉強時間が必要になってくるのかを最初に理解しておく必要があります。

保育士試験は範囲がとても広いため、頻出分野を中心に効率的にスケジュールを立てていくことが特に重要となります。

インプットとアウトプットのバランスを大切に

勉強を始める際には、テキストを読み込んだり、ノートをまとめたりして知識をインプットしていくことがとても重要です。

この際一回ではなく、何度も繰り返してやることがポイントで記憶が確実に定着していきます。

しかし、インプットだけでは不十分で、蓄えた記憶を取り出す作業を行うことで本当に知識として定着していくのです。

よって、テキストなどである程度勉強したら、過去問題や練習問題などを解いてアウトプットしていくことも非常に大切な作業になります。

アウトプットで間違えた問題は放置するのではなく、必ずノートやテキストに戻ってインプットし直します。そうしていくことで着実に成果が上がっていくはずです。

過去問で傾向をつかむことを忘れずに

過去問や練習問題などは勉強の仕上げや試験の直前に解くものではありません。過去問を解くことで試験形式を肌で体感できると同時に、出題傾向や頻出問題、重要ポイントを把握することが出来ます。

過去問を解くタイミングとしては、ある程度知識が固まった段階で早めに取り掛かることをおすすめします。

この際、繰り返し解くことを意識することで、試験の傾向を体に染み込ませ試験感覚をつかむことが大切になります。

インターネットや書籍を通して簡単に手に入るので、必ず活用しましょう。

以下の記事では保育士試験の独学での勉強方法についてまとめています。気になる方はぜひ参考にしてください。

試験対策におすすめのテキスト

テキストを選ぶ際には、内容を理解しやすいかどうか・解説が豊富かの2つを基準に選ぶのがおすすめです。

この段階で選択を間違えてしまうと、わかりにくいテキストでずっと学習を進めざるを得ない状況になり、実力が思うように伸びないので、上の基準に従って選ぶのがおすすめです。

この観点を踏まえた上で、おすすめのテキストとして紹介するのは「一番わかりやすい保育士合格テキスト上・下」です。

いちばんわかりやすい保育士合格テキスト[上巻] '23年版 (2023年版)
1980円
いちばんわかりやすい保育士合格テキスト[上巻] '23年版 (2023年版)
1980円
いちばんわかりやすい保育士合格テキスト[下巻] '23年版(2023年版)
1980円
いちばんわかりやすい保育士合格テキスト[下巻] '23年版(2023年版)
1980円

このテキストのおすすめポイントとしては、多くの図表と丁寧でわかりやすい解説がついていることから、初心者でも無理なく学べる点にあります。

また、〇×式の1問1党の確認テストも用意されていることから、内容を学習した後すぐに自分の理解度を確認できる形になっている部分もおすすめできる点の一つです。

ボリューミーな内容となっていることから、保育士試験対策はこれさえあれば万全にできるでしょう。

独学が難しい際には通信講座がおすすめ

保育士試験は独学でも合格できる試験ですが、保育士試験は試験範囲が広いため、1人で進めきる自信がないという人も多いのではないでしょうか?

そのような際には独学ではなく、通信講座で勉強を進めていくことをおすすめします。

通信講座は数ある試験範囲の中でも、頻出範囲を中心に学習を進められるように内容を設計しているものが多く、短い時間の中でも効率的に試験範囲を学習できます。

他にもわかりやすい説明などにより、より効果的に知識を吸収できる工夫が随所になされています。

資格Timesでは数ある保育士講座の中でも、特にユーキャンの保育士講座をおすすめしています。

ユーキャンの大きな特徴の一つとして、初心者でも学習を進めやすいように、テキストの説明をわかりやすい言葉にしたり、イラストや表などを豊富に用いて内容をイメージしやすいようになっている点です。

これにより広い試験範囲の勉強も1人できっちり進められるでしょう。

合格実績も非常に優れており、その点も大きな魅力となります。

気になる人はぜひユーキャンのホームページでその充実の内容を確認してみてください!

保育士資格の難易度まとめ

保育士資格の難易度についてまとめ

  • 学科試験は科目によっては難易度が高いので注意が必要
  • 実技試験は得意科目を選択して対策すれば基本的には合格できる
  • 合格率は全体で20%と低い数字となっている

ここまで保育士の試験難易度について詳しく解説してきました。

保育士試験は決して簡単な試験ではありません。しかし、学習スケジュールをしっかり立てて、計画的に勉強すれば独学でも十分に合格を狙えます。

科目合格制度での複数年受験も視野に入れながら計画的に合格を狙っていくとよいでしょう。

保育士不足はまだしばらく続くので、需要も高いまま維持されると予測されます。社会的認知度も高く、やりがいもしっかりと感じられる保育士の仕事に、是非チャレンジしてみてください。

資格Timesは資格総合サイト信頼度No.1