行政書士は儲かるのか?仕事がない・稼げない原因や専門分野の選び方を解説!

更新日時 2019/11/11

「行政書士としての開業を考えてるけど、仕事がないって聞いて不安・・・」

このような不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

開業するとなると自分の力で顧客を集めなければなりませんし、上手くいかずに廃業してしまう可能性も捨てきれません。

一方で行政書士として活躍し、高い収益を得ている方も多くいるのもまた事実です

そこでここでは、行政書士の収入の実態や稼げないと言われる原因について分かりやすく解説します!

行政書士の仕事についてざっくり説明すると

  • 行政書士は認知度の高い士業である反面、稼げないという悪評も目立つ
  • 「仕事がない」という行政書士の方には特徴がある
  • 実務経験がない状態でも開業に向けて動き出すことは可能
  • 週末起業という道もある

行政書士は儲からないのか

女性の悩み

行政書士は「稼げない仕事」というイメージを持っている人は多いです。

また、実際インターネット上の書き込みでは、行政書士というキーワードに続いて、「廃業寸前」「年収100万円」「仕事がない」など、ネガティブなキーワードが目立ちます。

それでは、なぜ行政書士が儲かることがないと言われるのでしょう?

以下では行政書士が儲からないと思われている理由とその真偽について考察していきます。

誰にでもできる仕事だらけ?

行政書士としてのメインの業務は、役所へ提出する書類を依頼者の代理で作成することと、提出の代行をすることです。こうした特徴から、行政書士は「代書屋」とも呼ばれています。

実際、これらの申請書類の作成はわざわざ行政書士に頼まなくても自力で行うこともできます。

そのため「誰でもできる簡単な業務」と言われやすいのです。

しかし実際は、行政書士の業務は一般的に思われているよりも専門的な知識が求められる、難易度の高い業務です。

知識のない方が一からこれらの提出作業を行うと膨大な時間と労力が必要になるので、通常は行政書士に頼るのが現実的となります。

仕事が少ない?

最近では申請書のテンプレートがインターネット上などで入手できるようになりました。

そのため、行政書士にわざわざ書類作成を依頼してくる人が減り、行政書士の数に対して案件の数が減っているのは事実です。

さらに、行政書士の仕事は景気変動により左右されます。対法人業務だと、経費削減のために行政書士に依頼する企業が減るからです。

そのため不況が始まると仕事が激減すると言われています。

実際に全く仕事を受注できていない行政書士も一定数いるのは確かです。

一方で人を雇わないと回らないほど、多くの案件を受注し、儲かる行政書士もいるため、格差が大きいのが実態といえます。

小遣い稼ぎにしかならない?

行政書士は高収入が期待できない、という意見も散見されます。

なぜなら、行政書士の業務は社労士等と違い、一定に儲かる安定的な収入を見込める顧問契約などの継続的なサービスが少ないためです。

さらに、「申請書の作成のときだけ依頼する」というようなスポット業務が多く、そのうえ行政書士の数が多いためにスポット業務の単価も安くなっています。

そのため仕事を引き受けても大して大きい金額は稼げずに、小遣い稼ぎにしかならないと言われるのです。

しかし実際には、スポット業務が多いものの1回案件を引き受けた顧客は、次に行政書士が必要になったときに継続して依頼してくれることが多く、継続的に儲かることがあります。

また、案件の単価は現在でも10万円を超えるものが大多数であり、月に数件の仕事でも十分生活できるレベルです。

そのため、スポット業務が多いことは決して問題ではないといえます。

「稼げない」で廃業する行政書士の特徴

儲からない人

どんな業種であれ、稼げないのには原因があります。

ここでは実際に廃業してしまう行政書士にはどのような原因があるのかを以下で述べていきます。

営業を全くしない

当然ですが、開業してただ待っているだけでは仕事は入ってきません。

廃業する行政書士の特徴として、「事務所を開けば勝手に仕事が降ってくる」と思い込み、実際は仕事がないにも関わらず、自ら営業をしないことが挙げられます。

具体的には、営業の方法を知らず、自前のホームページを作成するだけで一切営業をしない行政書士です。

このように営業に手を抜くと、仕事を受注できずに廃業してしまうのは当然です。

また、実務経験が無いため、実務の勉強に時間を割いて営業をせずに廃業してしまう行政書士がとても多いのです。

「安い」がセールスポイント

依頼する側からしたら、内容が同じであれば当然高いサービスよりも安いサービスに依頼します。

ところが、専門分野を儲けずに「低価格」だけを売りにした行政書士はすぐに潰れてしまいます。

その理由は、低価格だけを売りにすると様々な分野の仕事が依頼されますが、その都度申請書類の作成方法や記入方法を調べる必要があるからです。

そのため労働の手間の割に合わなくなって廃業してしまう行政書士が多いことや、大手の老舗事務所が行う低価格競争に巻き込まれると勝ち目がないため廃業してしまう行政書士がとても多いのです。

先輩とのつながりがない

行政書士として食っていく上で、人脈はとても重要です。

開業したての行政書士は仕事の獲得が難しいので、先輩とのつながりで仕事を譲ってもらったり、信頼する先輩行政書士と共同受注して仕事を得たりするパターンが多いです。

また先輩の経験から儲かるポイントを教えてもらうこともできます。

予め顧客が確保できるなどの特別な事情が無い限り、先輩行政書士とのつながりがないとすぐに廃業に追い込まれてしまうのです。

行政書士を廃業しないために

鍵をかける光景

それでは、廃業せずに続けていくにはどのようなことを行っていけばよいのでしょうか?

ここでは行政書士として収益を上げるための基本事項を解説していきます。

営業をしよう

行政書士として案件を受注して儲かるためには、「営業」は何よりも重要です。特に最初は得意不得意にかかわらず、依頼を受けたものはすべて着手するくらいの心意気が必要です。

実務経験が無くても積極的に受注しない限り仕事を任せてもらえません。そのため、より人目に付く営業方法などを考えていく必要があります。

コツコツと任せられた仕事をこなしながら信頼を得ていくことができれば、すぐに廃業に追い込まれることはありません。

主流は足を使った営業

行政書士の行うことができる営業方法には、

  • チラシを撒く
  • DMを送る
  • 交流会などで人脈を作る
  • 先輩による受注
  • セミナーを実行する -Webを用いる
  • SNSを活用する
  • 雑誌や新聞を使う

これら8種類の営業方法が挙げられます。

主流になるのはやはり「異業種交流会に行って名刺を配る」や「チラシを撒いて反応を待つ」など、実際に自分の足を使った営業が効果的です。

自分の顔と名前を覚えてもらうことが第一歩なのです。

Web集客はしり上がり型

行政書士業界でWebを使った集客を行う行政書士は多くいます。

確かにここ数年はスマホの普及などが著しく、Webを使った集客は効果的と思われがちです。

しかし、実際はSEO対策などに時間がかかり効果はすぐに表れないため、事務所が軌道に乗ってくるまではピン広告を打つ程度にとどめるのが良いでしょう。

最初は本格的なWeb集客は行わないのがベターであると言えます。

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実務経験はなくても大丈夫

働く女性

実務経験が無い場合、自分に自信が持てずに業務を引き受けるのを躊躇してしまいがちです。

しかし、実際は実務をサポートしてくれるツールは多々あるため極端に不安に思わなくても全く問題ありません。

研修会や懇親会を活用

行政書士として登録をすると、行政書士会に加入することになります。

行政書士会が定期的に行う研修会では、「相続関係書類」「風営法の営業許可」など様々なテーマで実務について丁寧に教えてくれるため、とても有意義です。

料金も無料~1000円程度と非常に安いため負担になりません。

また、人脈を作るという意味で、研修会の後などに行われる行政書士会の支部の懇親会も先輩行政書士とのつながりを深めることでできるため、参加をオススメします。

人脈を作っておくことで、実務について分からないことや困ったことが出てきた時に助けてもらえるためです。

手引きや書籍も利用可能

都道府県や市町村のホームページには申請書類の書き方や記入例が載っている場合が多いです。

仕事を受けた際には、それらの資料を読み込むことで書き方を習得できます。不明点は役所の職員に聞けば教えてくれるはずです。

また、書店では行政書士実務についてわかりやすく書いた書籍も多数発売されているため、これらを購入し読んで見るのも良いでしょう。

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行政書士と高収入を目指すのであれば、他の行政書士との差別化を図ることが重要です。

差別化することにより受注案件が増えて、儲かることにつながります。

専門分野をつくる

行政書士として、特に自分の専門分野を決めずに様々な案件を引き受けてみるのは開業初期に仕事に慣れる目的であればとても有効です。

しかし、仕事を進めていくと実感しますが、受注する度に都道府県や市町村のホームページに記載されている申請の手引きについて調べるのは億劫です。

また、専門の書籍を読み込んだりと勉強をする必要があり、労力の割に合わないことが次第に分かってきます。

そこで、専門分野を1つ設けると、仕事が軌道に乗ってきます。

専門分野を設けると、申請書類の書き方を覚えるため、仕事の効率が良くなりその分受注できる仕事が増えます。 それにより月収が増えて儲けることができるようになってきます。

他の士業や行政書士と被らない分野を

専門分野を作る場合は、参入障壁が高く、他の士業と競合しないような分野を選ぶと良いでしょう。

例えば参入しても実績がないと受注できないような分野である、離婚問題や相続問題は弁護士や税理士等とも競合しやすいためオススメできません。

逆に、あまり参入がされていない分野、例えば産業廃棄物関係など誰もやりたがらないような業務は競合も少ない分、狙い目であるといえます。

このように少し視野を広げると「行政書士は仕事がない」という悪評は嘘だと分かります。

新しい仕事をする

行政書士の仕事は、法律が新しく施行されたり、改正がされたりすると増えていきます。

実際、近年では法改正により新しい仕事がたくさん生まれています。

例えば、ドローンの許認可申請や民泊の営業許可などです。

法改正が行われると、精通した行政書士が少ないために需要過多となります。(ブルーオーシャン市場と言います) つまり仕事の受注は増えるのです。

そのため、常に法改正など国会の動きや、流行などには敏感になっておくと良いでしょう。

ニュースや新聞など、意識してアンテナを張っておくことが儲ける行政書士になるポイントなのです。

週末起業はありか?

招き猫の画像

現役で働いている方の中には、週末だけ起業して行政書士として働いているケースもあります。

この働き方だと、いきなり独立開業するよりも金銭的リスクが少ないです。

これを一般的に週末起業と言いますが、まずはこの形で行政書士の業務を経験していくのも良いと思います。

まずは本業の会社から副業の許可をもらったり、また行政書士会に登録したりと多少の手間はかかりますが、それでも試してみる価値は十分あります。

資格を生かしたい人・副業をしたい人・開業を目指している人は、ぜひ週末起業からやってみてはいかがでしょうか?

週末起業の魅力

行政書士の起業は年齢に関係なくできるので、若い内から経験できるのもメリットになります。また、週末だけしか行政書士として働かないため、本業に支障が出ません。

そのため、「小遣い稼ぎ程度になればいいかな」と、気楽な気持ちで始められるため、精神的なゆとりが持てます。

また、週末起業であれば事務所はたいていの場合自宅となるため、時間ができたときに行政書士業務をすれば良く、時間の融通が利きます。

ただし、役所などは土日祝日は開いていないため、実際の提出は平日に時間を作るなど、工夫が必要になります。

しかし書類の作成などはいつどこでもできるため、隙間時間を有効活用すれば全く問題ないのです。

週末起業のデメリットとしては、専業の行政書士と比べると営業力や信頼は弱いことが挙げられます。

これは仕方がないことなので、諦めるしかありません。

しかし、それでも「実務を実際に経験する」ということが何よりも重要なので、不安に思う必要はありません。

完全な独立に向けて

近年は年金財政の不安などもあり、定年退職後の暮らしに不安を持っている方も多いです。

そのため、年金収入以外に、例えば行政書士として独立して収入を得られれば、安心して老後を過ごせます。

行政書士は経験や信頼がとても重要であるため、早い段階から週末起業でコツコツと信頼を積み重ねていくと将来有利になります。

ダブルライセンスでさらに差別化

行政書士は、他の資格との相性も良いため、ダブルライセンスでより週末起業の役に立てる可能性があります。

行政書士とFP

FPは家計相談などの専門家です。

これにより、行政書士としての仕事の請け負いに加えて、家計相談や税に関するコンサルタントができるようになります。

FPは行政書士と比べれば難易度の低い資格なので、ダブルライセンスがしやすいのも魅力です。

行政書士と宅建

宅建士は、不動産に関する専門家です。

行政書士は、相続の際の遺言書作成や遺産相続の分割協議などに関連した仕事を受ける機会が多いです。

そこで、相続の中で不動産が絡んできたときに、ダブルライセンスが生かせます。

不動産契約や権利関係などに詳しい人は多くないため、その点に特化し周囲と差別化できるようになります。

行政書士は稼げるかどうかのまとめ

行政書士は稼げるかどうかのまとめ

  • 行政書士の仕事には確かに逆風はあるものの、仕事がないというのは一部の人にすぎない
  • 年齢は関係なくいつでも独立開業できるのが魅力の資格
  • 儲かるかどうかは自分の努力次第であり、営業や人脈作りなど積極的に動くことが大切である
  • 週末起業も選択肢のひとつである

インターネット上では「仕事がない」「開業しない方がいい」と言われていますが、儲かるかどうかは結局自分の努力次第です。

また、行政書士は今後新たな技術に合わせて新しい法律が施行されることで、さらに活躍の幅の拡大が見込まれています。

この先も様々なビジネスチャンスはあるため、取得を迷っている方も是非行政書士の勉強を始めてみるのをおすすめします!

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