P検のタイピングってレベルは高い?練習方法から準2級・3級の注意点まで解説!
「P検のタイピングってレベルは高い?」
「練習方法や注意点は何なのか?」
そんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
P検は複数の級があり、受験しようとしている人は各級のタイピングのレベルが気になってくるでしょう。
この記事では、P検のタイピングのレベルや練習方法から準2級・3級の注意点まで解説しています。
最後まで記事を読んだ方は、安心してP検に臨むことができるでしょう。
P検のタイピングのレベルについてざっくり説明すると
- 4級から準2級はタイピングのテストがある
- P検のタイピング試験は5分間
- タイピングの上達は日々の練習
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P検のタイピングってどんなもの?
P検は1級・2級・準2級・3級・4級・5級の6つの級に分かれています。各級ごとに点数配分や内容は異なっているので、注意しましょう。その中でも準2級・3級・4級は試験でタイピングがあります。
タイピングの試験は各級ごとに決まった時間で、基準の文字数を打ち込むようになっているのです。級ごとに文字数は違っており、級が上がるごとに文字数の規定は増していきます。
本番の試験の時に基準の文字数を超えなければ、合格することはできません。P検に合格するためにも、タイピングの合格基準を超えれるように技術を向上していきましょう。
タイピングは仕事でも必須の重要スキル
タイピングは早さと正確さが求められて、仕事にも直結していきます。仕事の時のパソコンを上手く使いこなせるためにも、タイピングは重要です。
しかし、タイピングのスキルだけ長けているだけでは仕事が上手くできないでしょう。仕事をしていく上で他のスキルも必要となります。
受験者はP検へ合格するためにタイピングのスキルを磨きつつ、勉強を通じてワード・エクセル・情報通信に関する知識も深めていきましょう。一般的な知識を身につけることで仕事に活かすことができます。
また、就職・転職を考えている人は評価される大事なアピールポイントになるでしょう。
タイピングの練習方法は?
P検の準2級・3級・4級を受験する人は、タイピングの技術を磨かなければなりません。最初の頃はタイピングの速度と正確さに関して、なかなか向上しにくいでしょう。パソコンの操作に慣れるまでに、多少時間がかかるはずです。
タイピングが上手くなりたい人は、毎日コツコツと練習をしていく必要があります。例えば、毎日5分ずつでもタイピングの練習をすると技術は向上していくでしょう。
タイピングの練習は根気強く、少しずつ行っていくと良いです。技術が上達するには、日々の積み重ねが大切になります。練習をしていく途中で諦めてしまうことなく、最後までやり遂げましょう。
無料タイピング練習ソフトを活用しよう
練習方法の1つとして、P検で無料提供されているタイピング練習ページなどを活用しても良いでしょう。どこで練習をすれば良いか迷っている方は、試してみて下さい。
また、P検の対策としてテキストも多数あるため、活用してみるのも1つの方法です。自分に合ったテキストを見つけることができれば、効率的に勉強を進めていくことも可能になっています。
受験者は試験の本番で、実力を最大限に発揮できない可能性もあります。それは試験で緊張してしまい、練習での成果を発揮できない場合です。
本番の試験を想定して、練習を行う際は目標を高めに設定して技術を磨いていきましょう。
楽しみながら継続しよう
上記では、P検が提供している無料ソフトを使用してタイピングの練習を行う方法について伝えてきました。まずは、無料ソフトから練習を行っていくと良いです。
P検とベネッセが提供しているタイピングの練習ソフトや「すし打」などの、タイピングの練習ツールがあります。自分が楽しみながら練習できるツールを使用して、キーボードに毎日触れていきましょう。
試験への合格が目標ですが気を張り過ぎず、楽しみながら継続的に勉強を進めるべきです。
級ごとのタイピングのレベルは?
P検の準2級・3級・4級ではタイピングの試験があり、各級とも試験時間5分となっております。各級ごとの試験対策は同じですが、級が上がるにつれて合格する基準が高くなってくるのです。
準2級・3級・4級のタイピング試験は、5分間で指定の字数以上のタイピング技術が求められます。指定の字数は級によって、異なっているのでご注意ください。
以下が各級で5分間の指定の字数になっています。この基準をクリアするとタイピング部門は合格です。ちなみにタイピングの文字数は、100点満点中で計算されます。
級 | 日本語 | 英字 | 100点満点中 |
---|---|---|---|
4級 | 225文字以上 | 383文字以上 | 30点以上 |
3級 | 300文字以上 | 510文字以上 | 40点以上 |
準2級 | 375文字以上 | 683文字以上 | 50点以上 |
級が上がるごとに指定の文字数は日本語・英字とも増えていきます。
特に3級・準2級では難易度が高い
タイピング試験がある級の中でも、準2級と3級はレベルが高いです。
準2級のタイピング試験の場合は、5分間で日本語・375文字以上、英字・638文字以上で合格できます。P検のタイピング試験では、100点満点の中で50点以上というレベルです。
準2級・3級のタイピングは難易度が難しく、しっかりと試験対策を行っていきましょう。
タイピングの練習方法として、キーボードの「F」と「J」のキーに左右の人差し指を基準にすると良いです。これはタイピングをする際の正しい場所となっており、正確かつ素早く打てるようになるでしょう。
自然と位置の把握するのには時間がかかりますので、根気強く行っていくと良いです。
P検準2級・3級の内容については下記の記事を詳しくご覧ください。
そもそもP検とは?
ここまで、P検にタイピングについて項目に分けて説明してきました。P検は6つの級に分かれており、タイピングの試験がある級は限られているのです。
P検の中でも、タイピング試験がある準2級・3級・4級の合格基準を把握できたでしょう。
特に準2級・3級は難易度が難しくなっており、しっかり練習を行っていかなければなりません。日々のタイピングの練習が合否を左右するでしょう。
各級ごとに分かれている合格基準をクリアできるようにしていきましょう。次にP検について詳しく解説していきます。そもそも、P検は何の略称なのかなどを伝えていきましょう。
正式名称はICTプロフィシエンシー検定
P検の正式名称は、「ICTプロフィシエンシー検定」です。以前は「パソコン検定試験」と名称でした。
この検定は、ITを活用した問題解決力を試すための試験になっています。P検の試験勉強はITやパソコンに関する知識を得るだけではなく、仕事で活用できるようになります。
例えば、仕事上で表計算ソフトの活用やプレゼン資料の作成など円滑にできるようになり、効率的に進めることが可能です。仕事で活かせる能力を身につけると、ストレスの軽減にもなるでしょう。
P検は知識と技術の両方を得ることができるので、積極的に受験しましょう。
試験実施実績は長く信頼性の高い試験
P検定はパソコン検定委員会が主催で、株式会社ベネッセコーポレーションが運営しています。この検定は1996年から実施されており、信頼性の高い試験です。実施されている期間が長くなっているので、今までに多くの受験者がいます。
試験勉強で得た知識や技術は、仕事でも活かせることができます。仕事を効率的にできるので、検定への合格を目指しましょう。
タイピングアプリの受験者数も多い
今までのP検の受験者数は、2022年3月までに約2,201,000人です。多くの人が受験しており、注目度の高い試験になっております。これは、P検のタイピング受験者・P検アプリ受験者を除いた数字です。
ちなみに2021年度のP検の受験者数は201,000人となっています。P検のタイピングアプリ受験者数とP検アプリ受験者数を除いた場合でも100,000人が受験しており、人気のある資格です。
受験者数の多くが3級から5級で、準2級以上の合格者は希少価値も高くなっています。準2級以上に合格するためには、相当な試験勉強が必要でしょう。
P検を受験するメリットは?
上記では、P検の受験者数について紹介してきました。受験者は、現在でも約200000人もいる人気の資格となっています。ここまで多くの受験者がいる資格は、あまりないでしょう。
受験者の多くは3級から5級を受けており、準2級以上のハードルが高くなっていることが分かります。準2級以上を受験する人は、高い知識や技術が求められるでしょう。
続いては、P検を受験するメリットに触れていきます。多くの人が受験する資格で、何を目標にしているのか気になるでしょう。これから、P検の受験を考えいる人は参考にしてみても良いです。
就職・転職でも有利になる
P検の資格習得を目指す人は多くいますが、どのような人におすすめなのか伝えていきます。
この検定はパソコンの知識と技術の両面を身に付けることができる資格になっており、パソコンのスキルを基礎から高めたい人におすすめです。パソコンのスキルがあまりない人でも5級から順番に受けていくと良いでしょう。
パソコンのスキルがある人は4級や3級から受けてみても良いです。ただ、試験勉強を怠ると合格できないかもしれません。気を抜かずにしっかりと試験勉強をしましょう。
他にもP検は、就職・転職等でアピールできるIT資格になっています。アピールポイントにしたいと考えている人は積極的に受験しましょう。
また、ITやパソコンスキルを強みにしたい人は、2級以上の取得を目指しても良いです。
さらに、教育機関や企業での講師として活動したい方にも、P検の資格は高い信頼性と専門性を示す証となるため、取得を検討する価値があります。
総合的なパソコンスキルやワード・エクセルの活用力も身につく
P検の中でも準2級の試験は、5分のタイピング・コンピュータ知識・情報通信ネットワーク・情報モラル・情報セキュリティの一般問題が出題されます。
更にICTを活用した問題解決に関するプロフィシエンシーの問題もあり、主に4択の選択形式で29分間です。ワープロ・表計算の実技は、それぞれ13分間となっています。
具体的に出題される内容としては、ワープロがワード・表計算がエクセルの知識を問われます。また、マイクロソフトオフィスのバージョンとしては「2016」・「2013」・「2010」・「2007」の4つです。
P検受験の概要
資格を習得後に仕事に活かすことが出来るP検は人気があります。パソコンのスキルアップだけではなく、就職・転職でもアピールできるでしょう。興味がある方は積極的に受けても良い資格です。
試験を受けようと考えている人に向けて、P検について紹介していきます。受験する際の申し込み方や試験方式など、知っておきたい情報を伝えていきましょう。どのような試験方式や試験会場になっているのか、知りたいはずです。
P検へ向けての試験勉強を学ぶ前に試験概要を把握して、事前にしっかりと準備をしていきましょう。時間に余裕を持って、試験に臨むようにしていくと良いです。
思い立ったら受験できる
P検の試験は随時行われて、全国の1400箇所で受けることができます。試験日は会場により異なっており、最寄りのPASS試験会場に問い合わせをして確認してみましょう。
試験を受ける機会が多くなっているP検は、いつでも受験することができます。特に社会人になると仕事で忙しくなり、受験する日時が限られてくるでしょう。随時、試験が受けられるので忙しくても受験しやすくなっています。
社会人でP検を受ける方は、仕事の都合に合わせて受験日を決めていきましょう。もし、試験の事で分からないことがあれば、P検事務局に問い合わせてしてみましょう。
学生や自己啓発を目指す方々にも、多くの会場と柔軟な受験日の選択肢があることから、ライフスタイルに合わせて計画的に受験することが可能です。
申し込みはメールまたは電話にて
試験を申し込む方法は、PASS認定校に電話またはメールで可能になっています。初めて受験する方は分からないことが多いはずです。まず、直接電話をしてみても良いでしょう。
電話で申し込む際は、1つずつ確認して手続きを進めていきましょう。分からないことがあれば、しっかりと確認しながら申し込みをすると良いです。
テストはパソコンで行う
P検の試験はCBT方式(Computer Based Testing方式)で、コンピュータを使って受験します。コンピュータで試験を受けられるようになっており、随時受験が可能です。
試験結果の合否は、終わった後にすぐに知ることができます。しかし、1級・2級に関しては異なってきます。試験を後日に判定することになり、合否に少し時間がかかるでしょう。
合否は約2週間後に発送されるようになっているので、良い結果がくることを信じて待っていましょう。
2級までは受験資格は問わない
この検定の受験資格は基本的にありませんが、1つだけ注意する点を覚えておきましょう。1級を受験する時には、2級に合格していることが条件になっています。
受験する方の多くは、3級から5級を受けております。条件に当てはまる方は少なくなっているでしょう。誰でも受けることができる資格ですので、積極的に受験しましょう。
学割もある受験料金設定
P検の受験料の一般価格・学割価格は、以下のようです。
級 | 一般価格 | 学割価格 |
---|---|---|
1級 | 10,000円 | なし |
2級 | 6,220円 | 4,180円 |
準2級 | 5,200円 | 2,550円 |
3級 | 5,200円 | 2,040円 |
4級 | 3,060円 | 1,530円 |
5級 | 無料 |
この検定には学割の制度があり、学生も受けやすくなっています。そのため、若い方の受験者数が多いのです。
5級を受ける場合は無料で、準2級から4級も学割が適応されます。学生は一般価格より半額の価格で受験できるようになっています。P検に興味がある方は、受験していきましょう。
ただし、1級は学割の制度がないので注意して下さい。
自らのスキルレベルに応じて、受験する級を選んでいきましょう。また、今のレベルから上を目指したい方は試験勉強をして、上位の級を狙っていくと良いです。
P検合格のための勉強方法を解説!
ここまで、試験の概要について把握できたはずです。P検は随時行われており、予定が組みやすくなっています。社会人や忙しい方にとっては、時間の調整がしやすくなっているので受けやすいです。
続いて、P検に合格するための勉強方法を伝えていきます。タイピング試験がある級は、日頃からタイピングの練習をして合格基準を突破できるようにしましょう。何も対策をせずに受験することがないようにはしましょう。
試験勉強に充てる時間があまりない社会人や忙しい方は、計画的に予定を立てて慌てることがないようにするべきです。日々、試験勉強を積み重ねて確実に合格できるようにしましょう。
独学でも挑戦できる人も
この試験を受ける方の中には、独学を考えている人もいるでしょう。P検は独学でも可能になっており、一定のレベルまで対策しやすいです。ただ、計画的に行っていくことが大事になっています。
タイピングの練習は、人によって上達するスピードや費やす時間は異なっています。毎日、コツコツと練習していくことでスピード・正確さが上がってくるでしょう。
独学の際には、公式テキストやオンライン教材などを利用して、自分のペースで進められるよう計画を立てると、効率的に学習を進めることができます。
P検対策講座の受講もおすすめ
上記でP検の試験勉強は独学でも可能だと伝えました。しかし、独学で限界を感じるという方も少ないはずです。独学で難しい方は、P検の対策講座を受講することをおすすめします。
試験対策としてタイピングは、個人で勉強していくことで上達ができるでしょう。ワード・エクセル・その他のIT知識に関する分野は、対策講座を受講した方が良いです。
対策講座を受講するメリットは、効率的に勉強を進めていけることでしょう。タイピング以外の試験科目は配点が高くなっているので、しっかりと理解を深めるべきです。
また、パソコン教室アビバ(Aviva)などを利用することも1つの方法で、P検対策教室のため最適になっています。もし通うことが可能でしたら、受講を考えても良いでしょう。
おすすめテキスト・問題集は「P検合格シリーズ」
対策講座を受けず独学で試験勉強を進めていく方は、「P検合格シリーズ」のテキストがおすすめです。テキストは1級から4級までの各級に応じた対策ができるように分かれています。
受験する方は自分が受ける級のテキストを購入して、試験勉強を進めていくようにしましょう。完成物を作成しながら、P検に求められるスキルを得られます。
過去問は入手できないので工夫して対策しよう
独学する方におすすめのテキストを紹介しましたが、過去問は市販されていません。しかし、P検の対策専用問題集を利用することは可能になっています。十分に試験対策ができるでしょう。
また、ネットからP検の模擬試験プログラムもダウンロードができます。可能であれば、ダウンロードをしてみましょう。
タイピング練習に関してはP検の協会が提供している無料ソフトが良いでしょう。最も試験の本番に近くなっているので、常に試験当日を意識して練習が可能です。
P検に効率よく合格するコツ
ここまでに、P検の試験を合格するための勉強方法や試験概要に解説してきました。試験に向けての手続きや勉強の方法を分かったはずです。いつでも受けるれる試験なので興味がある方は、挑戦していきましょう。
勉強方法に関しては、自らの生活スタイルに合わせて選んでいくと良いです。真っ先に独学を選ぶ方もいるでしょうが、通信講座も検討して見て下さい。忙しい方でも通信講座で効率よく勉強ができる可能があります。
人によって勉強の方法は変わってきますが、継続して勉強を進めていくことが大事です。特にタイピングの場合は上達に時間がかかります。時間や気持ちに余裕を持って、計画的に勉強を行っていきましょう。
P検のタイピングのレベルについてまとめ
P検のタイピングのレベルについてまとめ
- 3級・準2級は難易度が高い
- 試験はCBT方式
- 独学でも合格は可能
この記事では、P検のタイピングってレベルについて、解説してきました。
タイピングのレベルが高い準2級・3級を受ける人は、しっかりとした対策が必要です。
日々タイピングの練習をし続けた人は、試験に合格できるでしょう。