【2024年最新】弁理士試験の試験会場一覧|試験会場の概要や注意点を解説!

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「弁理士の試験会場ってどこなんだろう?」

「弁理士の試験について詳しく知りたい!」

弁理士試験の受験に興味がある方は、このように考えているのではないでしょうか。

この記事では、弁理士の試験会場についての情報や、実際の試験の概要について解説しています。

あらかじめ試験や試験会場のことに詳しくなっておけば、落ち着いて受験することができます。ぜひ参考にしてみてください。

弁理士の試験会場についてざっくり説明すると

  • 弁理士試験は短答式試験、論文式試験、口述試験の3つからなる
  • 短答式試験、論文式試験、口述試験で試験会場が変わる
  • 原則的に受験地の変更はできない

弁理士の試験会場概要

弁理士の試験は短答式の試験から始まりますが、令和3年の場合7月中旬~下旬に予定されています。

短答式試験に合格した人は、8月中旬~下旬頃に論文式試験が受けられます。 なお、論文式試験は必須科目3科目と選択科目6科目からなります。

論文式試験は必須科目と選択科目が別日程で行われ、必須科目は8月下旬~下旬、選択科目は9月中旬~下旬が予定されています。

なお、選択科目が免除される方は必須科目だけの受験となります。

そして、以上の筆記試験に合格した人は12月中旬~下旬頃に口述試験があります。

短答式、論文式(必須科目・選択科目)、口述試験のそれぞれの試験は試験会場が異なる点に注意が必要です。

同じ受験地で全ての試験を受験しても会場は毎回異なりますので、試験ごとの会場をしっかりチェックしておきましょう。

受験会場に関して、特に注意しておくべき点は

  • 受験地の変更は、原則的には変更できない
  • 受験地に試験会場が複数ある場合は、自分で試験会場を選ぶのではなく受験票に書かれている会場が試験会場となる

の2点です。

2021年弁理士試験の試験会場一覧

試験会場の画像

2021年の弁理士試験会場は、現時点では発表されていません。

2021年度の弁理士試験案内によると、具体的な試験会場は、6月下旬頃に官報と特許庁HPで発表される予定です。

そのため、今回は2020年度に開催された試験の会場をご紹介します。

短答式試験

受験地 会場
東京 青山学院大学 青山キャンパス
東京 立教大学 池袋キャンパス
大阪 大阪経済大学 大隅キャンパス
仙台 仙台医療福祉専門学校 中央校舎5号館
名古屋 名古屋市立大学 滝子キャンパス
福岡 福岡工業大学

論文式【必須科目】

受験地 会場
東京 東洋学園大学 本郷キャンパス
大阪 大阪工業大学 梅田キャンパス

論文式【選択科目】

受験地 会場
東京 昭和女子大学
大阪 梅田キャンパス

口述試験

受験地 会場
東京 ザ・プリンス パークタワー東京

このように、試験ごとに試験会場が変わるのが弁理士試験の特徴です。

弁理士の試験会場での注意点

ここからは、弁理士の試験会場での注意点について解説していきます。

試験会場への持ち物は要確認

まず、試験を受けるにあたって必要になるものは、必ず事前に確認しておきましょう。

試験を受けるにあたり、最低限

  • 受験票
  • 筆記用具

がないと試験が受けられません。特に受験票は持ってくるのを忘れてしまうケースがありますので、当日家を出る前には慎重にチェックしましょう。

また、時計がない試験会場もありますので、時計も持っていくようにしてください。

その他にも、あった方がよいものとして

  • 弁理士試験のテキストや自作のノート
  • 昼食
  • 飲み物
  • 上着

があります。

試験の直前まで、自分で確認しておきたい場所をチェックできるよう、テキストや苦手分野をまとめた自作ノートを1冊持ってくると安心です。

また、昼食は各自で用意することになりますので、昼休みには試験会場周辺のコンビニ、飲食店は混雑します。

あらかじめ昼食も用意しておきましょう。また、試験会場内で飲み物を購入できない可能性もありますので、飲み物も持参しておくのが安心です。

また、短答式・論文式の試験は7月~8月ですので、試験会場の空調が効きすぎて体が冷えてしまうことがあります。

そのため、薄手のカーディガンなどを準備するのがよいでしょう。

また、口述試験は12月ですので試験会場では暖房が効いてはいますが、席によっては寒く感じる場合もあり得ますので、厚手の上着を用意した方がよいでしょう。

各試験で時間配分を徹底することが大切

弁理士試験では、それぞれの試験で時間配分を意識することも重要です。

それぞれの試験の時間は以下の通りです。

試験 時間
短答式試験 特許法、実用新案法、意匠法、商標法、条約、著作権法、不正競争防止法 3.5時間
論文式試験 必須科目 特許・実用新案 2時間
論文式試験 必須科目 意匠 1.5時間
論文式試験 必須科目 商標 1.5時間
論文式試験 選択科目 理工Ⅰ〜Ⅴ、法律から1つを選択 1.5時間

短答式試験

短答式試験はマークシート方式であるため、淡々と解いていくことになります。

しかし、試験時間が3.5時間と長いため、集中力がどの程度続くかを考慮しておく必要はあります。

集中力が途切れてしまい、全問解けなかったという事態も起こり得ます。

日頃から、過去問や模擬試験で3.5時間以内に全問解けるよう慣れておきましょう。

論文式試験

論文式試験の場合は、時間配分についてあらかじめしっかり計画しておく必要があります。

論文試験は、問題を見てすぐ論文を書き始められるわけではありません。まずは論文の構成を考える時間が必要です。

ですから、構成を考える時間と、実際に論文を書く時間をそれぞれ考えておくことが重要になります。

論文の構成については、その人によって構成の考え方が違うため、時間配分の目安は各自によると言えます。

何回も過去問や模擬試験を解いていく中で、自分にあった時間配分を見つけていきましょう。

弁理士の試験会場についてまとめ

弁理士の試験会場についてまとめ

  • 2021年度の試験会場はまだ発表されていないため、今年度受験する人は特許庁HPなどで確認が必要
  • 試験前日には、試験会場に持っていくものを忘れずにチェックしておこう
  • 弁理士試験の各試験ごとに時間配分を決めておくことも重要

弁理士の試験会場や、試験情報について解説しました。

弁理士の試験は、試験ごとに試験会場異なります。 また、前回とは異なる受験地になることもあります。

2021年の試験会場についてはまだ発表されていませんが、予定では6月頃発表される予定ですので、発表されたら早めにチェックしておきましょう。

また、弁理士の試験では、特に論文式試験の時間配分が非常に重要です。

論文の構成をする時間と実際に論文を書く時間それぞれの配分を考えなくてはなりません。

日頃から時間配分を意識して過去問や模擬試験を解き、論文式試験に慣れておきましょう。

今回ご紹介した情報を参考に、ぜひ弁理士試験にチャレンジしてみてください!

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