【2024最新】公認心理師のおすすめテキスト・問題集人気6選を詳しく紹介!

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医師

安藤広真

「公認心理士のテキストや問題集ってどれがいいの?」

「人気のある公認心理士のテキストや問題集ってどれ?」

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

公認心理士の参考書や問題集は専門的なテキストになるので、試験に特化したものがあまり多くありません。そのため、学習する上でテキスト選びに困っている人は一定数存在します。

そこで、ここでは公認心理士のおすすめテキストや問題集をランキング形式で紹介します。合わせて、参考書や問題集などのテキスト選びのコツや活用法についても解説しますので、参考にしてください。

公認心理師のおすすめテキスト・問題集についてざっくり説明すると

  • 購入者の評判や口コミは大変参考になる
  • 参考書や問題集の相性に注目するのがおすすめ
  • 問題集も有効活用して勉強を進めるのがおすすめ

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公認心理師テキスト選びのコツ3選

黒板と電球 公認心理士の参考書や問題集を選ぶ際には、いくつかのコツがあります。そのコツを知っておくと、テキスト選びが容易になるでしょう。

おすすめの参考書や問題集をご紹介する前に、テキスト選びのコツについて解説します。

教材と自分の相性

公認心理士に限ったことではありませんが、どのような教材にも自分自身との相性というものがあります。教材と自分との相性が合わなければ、どんなに優れた教材であっても身につく可能性は低くなるでしょう。

例えば、文字よりもイラストや図解の方が理解しやすい人の場合、文字の羅列が大半を占める教材を使用しても、学習は進まない可能性が高くなります。文字の羅列だけでは理解できない部分が多いからです。

また、教材との相性は学習のモチベーションにも大きく影響します。基本的な知識が皆無の人が、専門的な知識が豊富な教材を使っても、内容が理解できずにモチベーションが下がってしまいます。

このように、自分自身との相性に注目することは大変重要です。自分の知識レベルや得意な点を充分考慮した上で、テキスト選びを行いましょう。

問題集・参考書の内容

テキスト選びでは、問題集や参考書の内容に注目することも大変重要です。内容によって知識の幅や深さが変わるからです。

問題集の場合は、過去問や類似問題が多く含まれているかに注目しましょう。また、解説においては詳細に解説がなされているかどうかも重要ポイントです。

参考書の場合は、問題集と連携させたものを購入すると良いでしょう。問題集では解説しきれない部分は、参考書に書かれていることが多々あります。内容が詳しいかどうかも重要なポイントです。

購入者による評判・口コミ

テキスト選びでは、購入者による口コミや評判も参考になります。実際にテキストを購入した人の評価は、選ぶ上での重要な情報になるからです。

口コミや評判をチェックする際は、実際に出題された問題の対策に役に立ったかに着目するようにしましょう。リアルな声を参考にすると、テキスト選びでの失敗が少なくなります。

以下では、おすすめ参考書をランキング形式で紹介していきます。

1位:心理教科書 公認心理師 出る! 出る! 要点ブック

心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版
2640円
心理教科書 公認心理師 要点ブック+一問一答 第2版
2640円

心理教科書 公認心理師 出る! 出る! 要点ブックの評価

出題基準を徹底分析している

本書は、出題基準だけではなく、ブループリントも網羅して分析されている参考書です。徹底的に分析されているため、必要な知識をピンポイントで確実に得ることができるでしょう。

中身は、1テーマごとにまとめられています。「この部分だけ重点的に知りたい」という場合にも活用できるような工夫がされているため、学習しやすいという特徴があります。

表題にも書かれているように「要点」のみに注目した参考書です。試験対策はもちろん、実際に公認心理士として仕事を始めてからも活用できるのでおすすめです。

実際の試験分析も掲載

本書は、実際に行われた試験問題が掲載されています。実際の試験問題を分析することで、本試験の傾向や対策が容易になります。

具体的な内容として、第一回と北海道試験の分析と解説が掲載されています。過去問の入手は比較的可能ですが、具体的な分析まで行っているテキストは多くないため、大変貴重なテキストと言えるでしょう。

心理教科書 公認心理師 出る! 出る! 要点ブックの評判・口コミ

300ページほどの参考書ですが、1項目が見開き2~4ページに凝縮されてまとめられているので、テンポよく学べます。

公認心理師の対策本の中では一番簡潔にまとまっていて効率的な本ではないでしょうか。 amazonカスタマーレビューより

ポイントがしっかり押さえられていて簡潔明瞭。かつ、ところどころ詳述されている部分があって、第一回目の試験と北海道試験をちゃんと分析しているのが助かる。 amazonカスタマーレビューより

1位の参考書の口コミからは、ポイントが簡潔にまとまっており理解が非常に進む本であったという声が多く聞かれました。

星5の評価が非常に多く、たくさんの人がその教材のクオリティに満足の声を挙げていることがわかります。

2位:公認心理師必携テキスト

公認心理師必携テキスト 改訂第2版
5280円
公認心理師必携テキスト 改訂第2版
5280円

公認心理師必携テキストの評価

学ぶべき内容を網羅したテキスト!

タイトルに「必携」と入っているように、試験で絶対に覚えておかなければならない内容が網羅されています。本番の試験で出題される可能性が高い部分だということです。

本書はページ数が多く、内容も専門的な解説が多いという特徴があります。そのため、初心者や臨床心理学にあまり詳しくない人にとっては難しいと感じるかもしれません。

ただ、本書はあくまでテキストです。すべて解けるようになるというよりも、試験範囲の内容を知るために活用することがおすすめです。繰り返し通読することで、試験対策の強い味方になってくれるでしょう。

図やイラストを用いた説明

本書は、掲載されている内容は専門的な部分も多いため、難しいと感じる人も一定数存在します。しかし、堅苦しい臨床心理学の専門書というわけではありません。

内容は専門的ですが、図やイラストが多いという特徴があります。文字の羅列だけでは理解しにくい点については、図やイラストを活用して解説されているので、堅苦しい専門書よりはわかりやすいでしょう。

掲載されている内容をしっかり理解できなくても、図やイラストを見るだけで覚えられるというメリットがあります。視覚で覚える際には活用できる参考書です。

公認心理師必携テキストの評判・口コミ

説明が長文で羅列されており、「ザ教科書」と言った印象です。この本を元に自分でまとめノートを作って勉強する、という使い方なら活用できると思います。

仕事をしながら資格取得するには、短時間で確実に学習したいので別の本の方が良いかもしれません。 amazonカスタマーレビューより

2位の参考書の口コミでは、あくまでも教科書としての性格が大きく、試験対策に特化したものではないとの声が挙がりました。

他のより内容が簡潔にまとまっている参考書の辞書代わりなどとして併用していくことがおすすめでしょう。

3位:一発合格! 公認心理師対策テキスト&予想問題集

2023年版 一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集
3080円
2023年版 一発合格!公認心理師対策テキスト&予想問題集
3080円

一発合格! 公認心理師対策テキスト&予想問題集の評価

カラー付きで読みやすい!

臨床心理学などの心理系分野では、文字ばかりの参考書が多く、読むだけで疲れるというデメリットがあります。特に初心者は抵抗感を抱くこともあるでしょう。

しかし本書は、カラー付きで大変読みやすいという特徴があり、初心者に特におすすめできる一冊です。

表やカラー付きページが多い本書なら、内容を視覚的にわかりやすく捉えることができ、疲労感を感じることはあまりありません。

また、分野ごとにも色分けされています。知りたいことをすぐに見つけられるというメリットもある点も魅力的でしょう。

独自の類似問題がついている

本書は参考書ですが、独自の類似問題も掲載されています。公認心理士の学習をしながら、同時に類似問題で演習も行うことができるのです。

掲載されている予想問題には詳しい解答もついており、解答を読むことでも、知識を得ることができるでしょう。

ただ、本書に掲載されている予想問題は、試験対策には不充分な一面もあります。広く浅く網羅されているため、深く掘り下げた知識を身につけることが難しいため、その点は別の参考書で補う必要があります。

一発合格! 公認心理師対策テキスト&予想問題集の評判・口コミ

基礎心理学を学んだ事がない人でもおすすめとプロロゴスの山﨑先生推薦で購入。一回読んだ後第三回過去問を解いたら7割得点できた。

色々足して勉強は必要かと思いますが、初めの一歩に最適。 amazonカスタマーレビューより

3位の参考書の口コミでは、導入の参考書としては最適であるとの声が多く挙がっていました。

ただ、これだけでは足りないとの声も散見されているため、より踏み込んだ内容の参考書も同時に付け足すとよいでしょう。

4位:公認心理師現任者講習会テキスト

公認心理師現認者講習会テキスト[改訂版]
4180円
公認心理師現認者講習会テキスト[改訂版]
4180円

公認心理師現任者講習会テキストの評価

公認心理師試験の概要が掴める

本書は、公認心理士としてのあるべき姿や心構えを学ぶことができる参考書です。公認心理士は人間対人間の職業ですから、姿勢や心構えは大変重要な要素です。

具体的には、公認心理士という職業は何を求められているのかということが掲載されています。求められていることを知ることは、公認心理士試験の対策にもつながります。

試験対策を行うためには、公認心理士の全体像を掴むことも大切です。本書を読むことで全体像やあるべき姿が理解できるでしょう。

現任者講習会で使われる

公認心理士の世界では、現任者講習会が定期的に開催されています。

この講習会では本書が使われるため、参加するために持参が必要となります。

現認者講習会は公認心理士試験を受けるに際しての一つのルートであるGルートにて参加が必要となります。

特に現在心理職についている方が多く検討するのがこのGルートであるため、こちらのルートでの受験資格取得を目論んでいる方は、ぜひ本テキストを購入してください。

5位:公認心理師試験 これ1冊で!最後の肢別ドリル

公認心理師試験 これ1冊で! 最後の肢別ドリル 第3版
3190円
公認心理師試験 これ1冊で! 最後の肢別ドリル 第3版
3190円

公認心理師試験 これ1冊で!最後の肢別ドリルの評価

持ち運び可能なサイズ感

公認心理士試験対策用の問題集は大判のものが多いという特徴があります。多くの問題を掲載する必要があるため、大判になってしまうのです。

しかし、本書はB5判なので持ち運びがしやすいサイズです。移動中や外出先などのスキマ時間を活用して学習できるというメリットがあります。

1問1答が載っている

本書に掲載されている問題は、すべて1問1答形式です。スキマ時間を活用して手軽に演習量を増やしたい場合に最適な一冊と言えます。

掲載されている内容は単語チェックなどのような最終確認で役立つ問題ばかりであり、試験前の最終確認の際に大活躍してくれる問題集です。

6位:精神診療プラチナマニュアル

精神診療プラチナマニュアル 第2版
2200円
精神診療プラチナマニュアル 第2版
2200円

精神診療プラチナマニュアルの評価

精神診療の基礎がわかる

公認心理士にとって精神診療の知識が必要なのかと思う人も一定数存在します。しかし、精神診療はカウンセリングの基礎応用の一つであり、公認心理士とも切っても切れない関係にあります。

本書は基礎的な精神診療について詳しく解説されています。どのように精神診療を行っていくのかというカウンセリングの基盤を学ぶためにはぴったりの一冊と言えます。

実用的な内容が掲載

公認心理士になるためには、臨床心理学などの専門的な知識は必要不可欠です。しかし、専門的な知識を豊富に保持しているだけでは充分とは言えません

本書は自分が得た専門的な知識を、どのように実践で活用していくのかを解説しています。具体的な活用方法を知ることで、知識もより深く自分の中に定着させることができるでしょう。

独学者のためのテキスト活用法

木造の床の部屋 テキストは活用方法ひとつで、良書にも悪書にもなります。特に独学者にとってはテキストの活用法で学習の効率も大きく変わります。

そこで、どのようにテキストを活用すると良いのか、主な活用法を紹介します。

テキストの中身を見て自分に合うものを探す

テキストをフルに活用するためには、自分の好みに合ったテキストを選ぶことが重要です。そのためには、実際にテキストを手に取って探す方法が確実と言えます。

テキストに掲載されている表現ひとつを取ってみても、参考書や問題集によって大きく異なります。同じ言葉の解説でも、10冊のテキストがあれば10通りあるということです。

最近はインターネットで参考書や問題集を購入することが増えてきています。しかし、一度は書店や図書館に足を運んで現物を手に取って中身を見てみましょう。

とにかく参考書を一通り読んでみよう

初めて心理学を学ぶ人にとっては、意味や内容がわからない部分が多数出てきます。最初から100%理解しようとすると、途中で挫折してしまうかもしれません。

まずは試験の内容を把握するという目的をもって、一通り読んでみることをおすすめします。内容を理解するのではなく、試験の全体像を掴む目的で一読しましょう。

2週目以降から、わからない部分はノートに書き出すなどして理解を深めていくと良いでしょう。繰り返し参考書を読むことで理解も深まり、やがてすべての内容が理解できるようになります。

問題演習と参考書を交互に勉強する

試験対策を行うためには、参考書だけではなく問題集も活用しましょう。問題を解くことで、より理解が深まるからです。

参考書の内容が大まかに理解できたら、実際に問題集で演習を行うことをおすすめします。わからない問題や間違えた問題は、再び参考書を読み直して理解を深めましょう。

参考書と問題集は1冊ずつ揃え、交互に取り組むという方法がおすすめです。演習でわからないところは参考書を読み返す、という方法を繰り返すことで、試験に必要な実力も身についていきます。

公認心理師のおすすめテキスト・問題集についてまとめ

公認心理師のおすすめテキスト・問題集についてまとめ

  • テキストや問題集は実際に手に取って内容を確かめる
  • 参考書は繰り返し通読して理解を深めた方が効率が良い
  • 参考書と問題集を交互に活用することで必要な知識や実力が身につく

公認心理師のおすすめテキストや問題集について解説してきました。公認心理士関連のテキストは専門性が高いため、内容が難しいものも多数出版されています。

一番良いのは、実際に手に取ってみて中身を確認してみることです。購入者の口コミなども参考にして、自分に合ったテキスト選びを行ってください。

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