精神保健福祉士の合格率や難易度は?合格基準点や受験資格を満たせる大学も紹介

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医師

安藤広真

「精神保健福祉士とはどんな仕事なの?」

「精神保健福祉士の合格率や難易度が知りたい」

このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

精神保健福祉士という職業は聞いたことがあるけれど、具体的な中身については知らないという人は一定数存在します。また、難易度や合格率に不安を感じている方もいるでしょう。

そこで、精神保健福祉士の合格率や難易度などについて紹介します。仕事の内容はもちろん合格基準などについても解説しますので、参考にしてください。

精神保健福祉士についてざっくり説明すると

  • 精神保健福祉士試験には受験資格がある
  • 精神保健福祉士試験の合格率は高め
  • 目指すのなら学校選びが重要

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精神保健福祉士試験の合格率の推移

棒グラフと線グラフ

試験実施年度 合格率(%) 受験者数(人) 合格者数(人)
2020年(第22回) 62.1 6,633 4,119
2019年(第21回) 62.7 6,779 4,251
2018年(第20回) 62.9 6,992 4,399
2017年(第19回) 62.0 7,174 4,446
2016年(第18回) 61.6 7,173 4,417
2015年(第17回) 61.3 7,183 4,402

上記は、過去5年分の精神保健福祉士試験の合格率の推移を一覧表にしたものです。

精神保健福祉士は、弁護士や公認会計士同様に「士業」と呼ばれる国家資格の一つです。精神保健福祉士になるには、国家試験に合格しなければならないということです。

国家資格の多くは難易度が高く、同じ「士業」に分類される弁護士や公認会計士の国家試験合格率はどちらも30%前後です。さまざまな試験の中では、比較的難易度は高いと言われる試験に分類されます。

しかし、精神保健福祉士の合格率は上の一覧表を見るとわかるように、合格率が60%を超えています。国家試験の中では、かなり合格率が高いと言えます。

精神保健福祉士国家試験の合格率が、他の国家試験に比べて高いのには理由があります。その理由については、これから紹介していきます。

そもそも精神保健福祉士とは?

精神保健福祉士国家試験の内容などについて触れる前に、精神福祉士そのものについて解説します。

精神保健福祉士という資格の概要

精神保健福祉士は厚生労働省が管理する国家試験の一つで、「三大福祉家国家資格」と呼ばれています。これには社会福祉士と介護福祉士が含まれています。

資格そのものは「名称独占資格」とされており、精神保健福祉士と名乗って仕事をするには資格が必要です。しかし、絶対に資格保持者でなければならないというわけではなく、無資格でも生活相談などに従事することは可能です。

精神福祉士の仕事に従事する場合、無資格であっても可能な部分はいくつかあります。ただ、社会福祉施設での実務経験が必要など、有資格者に比べてハードルは高くなります。

精神福祉士の仕事に従事したいのなら、資格を取得しておいた方が良いでしょう。有資格者の場合は就職のハードルは下がるため、早い段階で重要な業務に従事できるなど、メリットがあります。

精神保健福祉士の仕事内容と就職先

精神保健福祉士の仕事は主に相談支援です。 一口に相談支援と言っても、精神保健福祉士が担当する対象者は限られています。具体的には精神障がいを持つ人を中心に支援を行います。

詳細な仕事内容としては、精神障がい疾患を持つ人の入退院や社会参加に向けた支援活動などです。保険や福祉に関する専門的な知識や技術を活かし、自分らしいライフスタイルが実現できるようサポートします。

試験の基本データ①試験日程や試験内容・受験資格

精神保健福祉士国家試験の日程や試験内容、受験資格などについて詳しく解説していきます。

受験資格は限定的で福祉系大学・短大など

精神保健福祉士国家試験は、すべての人たちに広く門戸が開かれているわけではありません。厳しい受験資格があり、これをクリアしていなければ国家試験に挑戦することはできません。

国家試験の受験資格を得るための具体的なルートは次に挙げる6種類です。

  1. 福祉系大学を卒業
  2. 福祉系短期大学を卒業
  3. 一般大学を卒業
  4. 一般短期大学を卒業
  5. 社会福祉士の資格を保有
  6. 相談援助の実務経験を積む

大きく分けると上記の6ルートですが、それぞれのルートはさらに細分化されています。その細分化されたルートも含めると、精神保健福祉士になるには全部で11のルートが存在します。

早い段階で精神保健福祉士を目指すのなら、1や2のルートがおすすめです。また、すでに社会人経験を積んでいる人の場合は、3や4のルートを選択すると、比較的スムーズに精神保健福祉士への道が開けるでしょう。

試験日程や試験内容・郵送申込の流れ

精神保健福祉士の試験の申し込みは郵送のみです。インターネットなどを利用した申し込み方法は採用されていません。

めったにありませんが、郵送の場合は天気の影響などにより、集荷や配達が遅れる場合もあります。何が起こるかわからないため、締切より1週間以上の余裕をもって申し込みをした方が良いでしょう。

また、試験は年に1回のみ2日間に渡って実施されます。開催場所は北海道、宮崎県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県の7都道府県のみと限られているため、受験場所の確認もしっかり行ってください。

試験日 試験時間 試験科目
1日目
2022年2月6日(土)
13時30分~15時50分 精神保健の課題と支援
精神保健福祉相談援助の基盤
精神保健福祉の理論と相談援助の展開
精神保健福祉に関する制度とサービス
精神障害者の生活支援システム
2日目
2022年2月7日(日)
10時00分~12時15分 人体の構造と機能及び疾病
心理学理論と心理的支援
社会理論と社会システム
現代社会と福祉
地域福祉の理論と方法
福祉行財政と福祉計画
社会保障
障害者に対する支援と障害者自立支援制度
低所得者に対する支援と生活保護制度
保健医療サービス
権利擁護と成年後見制度

試験時間は基本的には1日目は2時間10分、2日目は2時間15分です。ただし、弱視や点字受験者の場合は、1.3~1.5倍の時間が確保されます。

試験の基本データ②合格基準と難易度

精神保健福祉士の合格基準や難易度について見ていきましょう。

精神保健福祉士試験の合格基準

精神保健福祉士国家試験の合格点は、「総得点の60%」程度とされています。ただし、この総得点60%程度とする合格点には条件が強いられています。

精神保健福祉士国家試験の受験科目は全部で16種類あります。合格点を満たしていると判断される受験生は、これら16科目すべてで得点をしていなければなりません

例えば、総得点の60%程度は満たしていたけれど、「精神保健の課題と支援」の科目のみ0点だったとします。この場合、合格点に届いていないと判断され、不合格になります。

簡単に言えば、すべての科目で得点を取り、尚且つ総得点60%程度を取らなければならない、ということです。

なお、それぞれの科目における具体的な合格点は明確に定められていません。「0点でなければ良い」ということです。すべての科目で1つでも得点していれば、総得点60点程度の基準に達していた場合、合格と認められます。

男女比・年齢別等の合格者内訳

精神保健福祉士の合格者を男女比で見た場合、男性「3」に対して女性は「7」の割合です。女性の方が多いということです。

また、年齢別で見た場合は、30代までで4割程度を占めています。しかし、他の世代でも精神保健福祉士の資格を取得する人が多いという特徴があります。あまり年齢を気にする必要ない資格である、と言えるでしょう。

受験資格別の合格者の内訳で見た場合は、大学よりも養成施設を卒業した人の方が圧倒的に多くなっています。大学よりも専門的な知識やスキルを身につけれられるところから精神保健福祉士を目指す人が多いということです。

なお、大学を学校別に見た場合、一般的な大学よりも福祉系の大学の方が受験者数は多くなっています。全体的な合格率を見ると、学校別では圧倒的に福祉系の学校の方が合格率は高くなっています。

一般的な大学や短大から精神福祉士を目指すことは可能です。しかし、学校別の合格率だけで見た場合には福祉系大学の方が合格率が高いことから、精神福祉士を目指すのなら福祉系の大学の方が良いと言えるでしょう。

他の福祉系資格と合格率を比較すると

精神福祉士は、「三大福祉系国家資格」と言われています。この国家資格に含まれている社会福祉士や介護福祉士の合格率と比べた場合、精神福祉士の合格率は高いという特徴があります。

これは言い換えるなら、比較的狙いやすい資格であるということです。国家試験ですから、決して簡単な内容ではありません。ただ、しっかり勉強すれば合格基準を満たすことは可能と言えるでしょう。

精神保健福祉士試験の合格率が高い理由3選

紙に印刷されたグラフを指さす人 精神保健福祉士国家試験の合格率は、なぜ高いのでしょう。その理由について解説します。

受験資格が大学や養成施設の卒業生に限られている

合格率が高い理由の一つに、受験資格で受験者をある程度限定しているためということが挙げられます。

例えば、学校別に具体的にどのようなカリキュラムや実務経験が必要かが明確に記されています。それらをクリアしなければ、試験に挑戦することはできません。土台となる知識がない人は受験できないということです。

反対に考えれば、受験者の穂と度は土台となる知識があるということです。それなのに4割が不合格になっているということですから、厳しい試験内容とも言えるでしょう。

科目ごとの合格基準点・足切りがない

科目ごとの合格基準点が決められていないという点も、合格率が高い理由の一つでしょう。精神保健福祉士国家試験の合格点は、「総得点の60%」と「すべての科目で得点すること」の2つです。

免除科目がない場合、受験する科目は16種類です。これらそれぞれで少なくとも1問は得点を取っておけば、あとは総合得点60%以上で合格となります。比較的合格点予想はしやすいと言えます。

また、試験の出題傾向はある程度決まっています。苦手な分野があったとしても、どのような出題がされるのかわかるので、重点的に対策を行うことが可能です。

このような点から学習する上で、自分の知識が現在それくらいのレベルなのか合格点予想をしながらスケジュールを立てることが可能です。対策をしっかり立てることで合格しやすい試験と言えるでしょう。

学習範囲が比較的狭い

精神保健福祉士の学習範囲は、他の福祉系の試験に比べて狭いという特徴があります。言い換えるなら、学習しやすいということです。

学習範囲が狭い理由の一つに、精神保健福祉士の対象者は精神障がい者に絞られているという点が挙げられます。仕事で対象となる人の範囲が狭いため、必然的に学習範囲も狭いのです。

試験でも精神医学や精神保健学など、限定された分野が出題されます。対策も立てやすいため、合格点も高くなっているのです。

出題形式がマークシート形式

精神保健福祉士の試験は、マークシート形式で実施されます。記述形式の試験は実施されないため、しっかり対策を行えば合格は充分狙うことが可能です。

ただし、マークシート形式の内容は五肢択一です。選択肢が多い上に、受験者が迷うような選択肢も多く含まれています。素早く正確に読み解くには、ある程度の演習量が必要と言えるでしょう。

近年は合格率はどのように変化している?

大学を卒業したメガネをかけた女性 「精神保健福祉士試験の合格率の推移」の項目で、過去5年分の合格率の推移を一覧表にしたものを示しました。その一覧表を見る限りでは、60%台をキープした状態が続いています。

精神保健福祉士試験の第1回の合格率は89.1%でした。ほぼ9割に受験生が合格していたのです。この第1回目の合格率と比べると、過去5年分の合格率は下がっていると言えます。

ただ、2013年や2014年に実施された試験の合格率は56~58%であり、過去5年間と比べると低いことがわかります。

このように、精神保健福祉士の合格率は第1回目から上がったり下がったりを繰り返しています。受験者数の変動も大きく影響するため、合格率はあまり気にしても意味がないでしょう。

精神保健福祉士の本当の難易度

教室に並べられた机と椅子 精神保健福祉士の難易度は、本当はどれくらいなのでしょう。合格点予想をする上でも、ある程度の難易度は知っておいた方が良いでしょう。

そこで、他の福祉系国家試験との比較や勉強時間などから、具体的な難易度について解説します。

試験の受験には受験資格が必要

精神保健福祉士の試験を受けるには、受験資格をクリアする必要があります。具体的には実践的な内容を含めたカリキュラムの修了です。

  • 「精神保健福祉援助技術現場実習」を、28日間以上かつ20時間以上受講しなければならない
  • 実習場所が医療施設の場合は12日間(90時間以上)、福祉施設の場合は16日間(120時間)

上記は、具体的な受験資格の内容です。現場は実務経験が重視されるため、受験資格でも実務経験がカリキュラム修了の一環として含まれています

しかし、医療施設や福祉施設において1年以上相談援助業務の経験がある人は、実習が免除されます。

福祉系の国家試験の中では依然として易しめ

「三大福祉系国家資格」の一つでもある社会福祉士の場合、合格率は30%台であり、30%を切る年もあります。それと比べると、精神保健福祉士の難易度は低めと言えるでしょう。

しかし、受験するためには専門施設での実習と座学は避けて通ることができません。特殊な内容でもあるため、未経験者にとっては困難が付きまとうことが予想されます。

十分な勉強時間・学習期間が必要

精神保健福祉士は、人間が相手となる仕事であるため、他の福祉系の試験と比べて実習が重視されます。実習だけで合計1か月以上の拘束時間が発生するでしょう。

合格率という数字だけで見た場合、他の国家試験と比べると難易度は低めに感じるかもしれません。しかし、試験内容は特殊なため、福祉への強い関心と高いモチベーションを持って挑戦することが重要です。

合格率が低いからという理由だけで挑戦すると、国家試験挑戦まで高いモチベーションが維持できない可能性があります。軽い気持ちで目指すのではなく、明確な意図と信念を持って挑戦しましょう。

精神保健福祉士になるためのポイント

スマホを持って憂鬱な顔をする女性 精神保健福祉士になるためには、いくつかの重要なポイントがあります。そのポイントについて紹介します。

学校選びは慎重に

精神保健福祉士を目指すためには、一般養成施設への通学、福祉系大学への通学、通信教育の活用の3種類があります。

費用の面を重視するなら、おすすめは通信教育です。養成施設や福祉系大学への通学と比べると、その費用は大変安いというメリットがあります。

しかしその一方で、スケジュール管理やモチベーションの維持が難しいと感じる人も一定数存在します。精神保健福祉士は、短期間で取得できる資格ではないからです。

必要とされる勉強時間が長くなればなるほど、モチベーション維持は難しくなります。また、自分のペースで学習が進められるという点から、スケジュール管理が難しくなってくるということも起こります。

学校選びをする場合は、コスト面や自分の生活のリズムだけではなく、自分自身の性格も考慮することが重要です。

精神保健福祉士合格に向けた勉強方法

精神保健福祉士に合格するには、いくつかの勉強法があります。これから紹介する勉強法を参考にすることで、効率よく学習を進めることができるでしょう。

過去問を解いて確実に得点できる分野を増やす

精神保健福祉士に限ったことではありませんが、過去問を繰り返し解くという勉強法は大変有効であり、重要でもあります。

過去問を解くことで、出題傾向がわかり、合格点予想がしやすくなるからです。出題傾向がわかれば、対策も立てやすくなるため、合格点に近づけることが容易になるというメリットも生まれます。

精神保健福祉士の合格基準は、「各科目で最低1問は得点すること」と「総得点で60%程度を取ること」の2つです。これら2つの条件をクリアするためにも、過去問を活用した演習は必要不可欠と言えます。

精神保健福祉士の試験は、過去問を活用した演習量を増やすことで、試験本番でも実力が発揮しやすくなるでしょう。

模擬試験で実際の試験の練習をする

精神保健福祉士は、模擬試験を実施しています。模擬試験は試験本番と同じ形式で実施されるため、試験そのものに慣れるという点でも大変有効です。

模擬試験自体は、所属校と在宅のどちらでも受験可能となっています。仕事などで忙しい場合は、在宅で模擬試験を受験すると良いでしょう。出題形式の雰囲気などがわかるため、試験当日の緊張が軽減されます。

所属校で受験をする場合は、試験会場の雰囲気に慣れることが可能です。試験本番は試験会場で受験するので会場に慣れるという観点から、時間を作ってでも所属校で受験することをおすすめします。

ただし、所属校で模擬試験を受験する場合は、申込期間が設けられています。模擬試験は試験本番と異なって申込期間が短くなっているので注意してください。こまめに確認して早めに申し込みましょう。

科目ごとに工夫した対策を

精神保健福祉士の科目は全部で16種類あり、それぞれで得点することが合格基準に含まれています。各科目によって覚えるべき内容は異なるため、科目ごとの勉強法が必要です。

「心理学理論と心理的支援」という科目では、心理学的な観点からの問題が出題されます。選択肢も専門用語が多く使用されるため、特有の用語に対する理解度を深めることが必要不可欠です。

また、「精神科リハビリテーション学」では統計情報の問題が多く出題されます。似たような数字が選択肢として登場可能性が高いので、入院患者数などの数字を中心にした暗記をしっかり行いましょう。

このように、科目によって出題傾向は大きく異なります。同じ学習方法では、すべての科目について対策することは難しいでしょう。あらゆる学習方法を取り入れる必要があります。

暗記一つにしても、数字などの正確性が求められる科目の場合は、単語帳を作るとともに一覧表を作成するなど、自分なりの工夫をしましょう。

働きながらとるには通信講座がオススメ

すでに社会福祉などの実務経験がある、または現在福祉系の仕事に携わっている、という場合には通信講座がおすすめです。自分のペースで学習を進められるので、仕事との両立がしやすいというメリットがあります。

また、学校に通学する場合と比べた場合、費用が大変安いという点もメリットとして挙げることができます。例えば通学コースでは100万円するケースもありますが、通信講座の場合は30万円前後になることがあります。

通信講座と言っても、通信講座を専門に扱っている会社ばかりではありません。4年生の福祉系大学でも通信講座を開講しているところはいくつも存在します。

福祉系大学が開校している通信講座なら、通学と同じクオリティの講義を受講することを安い費用で受講することが可能です。その上、仕事との両立も可能ですから、選択肢の一つとして入れることをおすすめします。

社会福祉士資格があると免除が受けられる

社会福祉士の資格がある人が精神保健福祉士の資格取得を目指す場合、受験免除を受けることが可能です。理由は、共通している試験科目が多いからです。

社会福祉士の資格を取得しているということは、精神保健福祉士と共通する科目についての知識は持っていると認められたということを示しています。それなのに、もう一度同じ科目を受験する必要はありません。

また、実習についても社会福祉士の資格がある人は免除されます。仕事内容において、社会福祉士と精神保健福祉士は共通点が多いからです。

精神保健福祉士の仕事や対象となる人たちは、すべて社会福祉士に含まれています。くくりとして考えた場合、社会福祉士という大きなくくりの中に、精神保健福祉士が存在しているということです。

社会福祉士は精神保健福祉士を目指す上で必要な実習や実務経験は、すでに終えているということになります。そのため、免除されるのです。

精神保健福祉士についてまとめ

精神保健福祉士についてまとめ

  • 精神保健福祉士になるには、全部で11のルートが存在する
  • 受験資格で最も重要視されているのは実務経験
  • 社会福祉士の資格を保有していると、受験や実習が免除される

精神保健福祉士について解説してきました。合格率は高めな資格ですが、受験資格には大変細かくて厳しい条件が設けられています。

しかし、通信講座などを上手に活用することで受験資格をクリアすることは可能です。自分の生活スタイルも考慮に入れて、確実に精神保健福祉士が目指せる学校を選んでください。

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