甲種危険物取扱者試験の難易度は?丙種・乙種との違いや試験について解説!

甲種危険物取扱者試験の難易度はどのくらい?

乙種や丙種とはどう違うの?

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

甲種危険物取扱者は、乙種・丙種よりも多くの危険物を取り扱うことが可能です。そのため、試験の難易度は当然高くなります。

今回は甲種危険物取扱者試験の難易度について、乙種・丙種との違いや試験内容などを解説します。

これを読めば、甲種危険物取扱者試験の難易度と対策法がよく分かるはずです。

甲種危険物取扱者試験の難易度をざっくり説明すると

  • 近年の合格率は40%程度
  • 乙種や丙種とは違い、専門的な物理・化学の知識が必要
  • 勉強には通信講座の活用もおすすめ

甲種危険物取扱者の難易度

甲種危険物取扱者の難易度表

まずは受験者数や合格率のデータから、甲種危険物取扱者試験の難易度を分析してみましょう。

数字で見る甲種危険物取扱者試験

以下は2014年度から2021年度までの甲種危険物取扱者試験に関するデータです。

年度 申請者数 受験者数 合格者数 合格率
2014年 27,600 24,022 7,889 32.8
2015年 26,658 22,905 7,381 32.2
2016年 26,639 22,845 7,653 33.5
2017年 26,287 22,504 8,388 37.3
2018年 24,381 20,977 8,358 39.8
2019年 22,765 19,540 7,721 39.5
2020年 21,036 17,957 7,632 42.5
2021年 26,774 22,835 9,050 39.6

合格率は30%台

甲種危険物取扱者は、受験者資格によって受験者の知識レベルが一定以上にキープされているにも関わらず、合格率は30%台というという低水準です。これは他の危険物取扱者試験よりも低い合格率になります。

しかし、かつては30%台前半だった合格率も、近年では40%近くまで上昇していることが上の表から分かります。

難易度の高さが認知されるにつれ、きちんと対策をして臨む受験者が増えたために、合格率が上昇したのでしょう。

偏差値は55程度

甲種危険物取扱者試験の偏差値は55程度です。資格試験の中では平均的な難易度であると言えるでしょう。

同程度の偏差値を持つ国家資格・公的資格としては、ケアマネジャーや二級建築士などが挙げられます。

ちなみに、乙種危険物取扱者試験の偏差値は47程度です。

受験者数は減少傾向にある

上記を見ると、甲種危険物取扱者の受験者は年々減少していることが分かります。2014年度と2021年度を比べると、減少した人数は約千人です。

ちなみに乙種・4類の受験者数は約20万人なので、甲種はその3分の1程度の受験者しかいないことになります。

また2018年度に2万人程度一気に減少していますが、これは受験料の値上げが影響したのでしょう。

難易度の高さが認知されるようになったことによる記念受験の減少が、受験者数の減少の要因と考えられます。

申請はしたが受験しない人もいる

甲種危険物取扱者試験には、例年申請はしたものの受験しない人が一定数存在します。詳細は以下のデータをご覧ください。

申請者数−受験者数 申請者数に対する割合
2014年 3,578 13.0
2015年 3,753 14.1
2016年 3,794 14.2
2017年 3,783 14.4
2018年 3,404 14.0
2019年 3,225 14.2
2020年 3,079 14.6
2021年 3,939 14.7

上記を見ると、甲種試験では例年申請者の14%程度が申請したものの受験しないということが分かります。

これらの人は何かの都合で受験できなかった人や途中で挫折した人たちです。

甲種試験は他の危険物取扱者試験よりも難易度が高く、勉強量も膨大になります。よって徹底的に試験対策を行い、絶対に合格してやるという強い意志が必要です。

危険物取扱者試験の難易度を比較

他の危険物取扱者試験と甲種試験を比較してみましょう。

甲種・乙種・丙種の違い

甲種・乙種・丙種では、扱える危険物の種類に違いがあります。詳細は以下の通りです。

種類 内容
甲種 全ての危険物を取り扱うことが可能。無資格者の危険物取扱いに立ち会うことが可能。
乙種 全6類の内の試験に合格した類の危険物を取り扱うことが可能。無資格者の危険物取扱いに立ち会うことが可能。
丙種 乙4の内の指定された危険物を取り扱うことが可能。

危険物取扱者甲種の公的特権

甲種危険物取扱者になれば、以下の特権を得ることが可能です。

  • 危険物保安監督者になった場合、甲種防火管理者・防災管理者の資格が専門講習なしで得られる

  • 陸上自衛隊・航空自衛隊の自衛官なら、技術陸曹・空曹の任用資格が得られる

  • 東京都の公害防止管理者の受講資格が得られる

ちなみに危険物保安監督者は、甲種もしくは乙種危険物取扱者のうち、6ヶ月以上の実務経験を有する者に資格が与えられます。

危険物取扱者試験の難易度はどれくらい?

甲種・乙種・丙種の難易度をそれぞれ確認してみましょう。

甲種危険物取扱者試験の場合

先述した通り、甲種危険物取扱者試験の合格率は30%台です。甲種試験の試験科目では、特に「物理学及び化学」が鬼門です。

乙種では基礎的な内容しか出題されない物理と化学ですが、甲種では専門的な内容が問われるため、難易度がかなり上がります

乙種危険物取扱者試験の場合

乙種危険物取扱者試験の合格率は40%程度です。基礎的な内容しか出題されないものの、物理及び化学を含まない丙種よりも難易度は上がります。

合格するには各科目60%以上の得点が必要なので苦手科目を作れません。

丙種危険物取扱者試験の場合

丙種危険物取扱者試験の合格率は50%程度です。丙種は四肢択一式のため、五肢択一式の甲種・乙種に比べると難易度が下がります。

また物理や化学の問題が出題されないため、比較的対策がしやすい試験と言えるでしょう。

危険物取扱者試験合格までの勉強時間

甲種・乙種・丙種のそれぞれに合格するのに必要な勉強時間は以下の通りです。

勉強時間
甲種 120時間程度(1日2時間の勉強で2ヶ月程度)
乙種 50時間程度(1日1時間の勉強で2ヶ月程度)
丙種 10時間程度(1日1時間の勉強で2週間程度)

上記を見ると、3種類の中では甲種が圧倒的に難しいことが分かります。

甲種・乙種・丙種のどれを受験するべき?

甲種・乙種・丙種のどれを受験すべきか迷ったら、以下の内容を参考にしてください。

甲種の受験がおすすめな方

甲種試験の受験資格があるなら、初めから甲種を受験すると良いでしょう。大学・大学院で化学を専攻していた場合は、「物理学及び化学」のハードルは下がります。基礎知識があるため、楽に勉強を進められるでしょう。

甲種には多品種の薬品を使う業務に従事する方や自分の知識を証明したい化学の専攻者などが多く受験します。

また甲種は活躍の幅が広いため、転職での大きなアピール材料が欲しい方にもおすすめです。

乙種・丙種の受験がおすすめな方

初めて危険物取扱者試験を受験するなら、一番人気の乙種4類がおすすめです。乙4があれば大抵の危険物は取り扱うことができます。

乙4が難しいと感じる場合は丙種から始めるのも良いでしょう。

乙4及び丙種が取り扱える危険物は以下の通りです。

種類 扱える危険物
乙4 ガソリン・アルコール類・灯油・軽油・重油・動植物油類などの引火性液体
丙種 ガソリン・灯油・軽油・重油など

乙4資格の特徴

乙4は危険物取扱者試験の中でも人気の資格です。また合格率が低い試験でもあります。

乙4資格が人気な理由

乙4を取得すれば、危険物全体の約80%を取り扱うことが可能です。ガソリンやアルコール類などニーズが高い危険物を扱えるため、様々な現場で活躍することができます。

他の乙種試験よりも合格率は低いですが、比較的取得しやすいことも人気の理由です。

無資格者の危険物取扱いの立ち合いができる点で、丙種よりも優れています。

乙4の合格率が低い理由

乙種の各試験の合格率は軒並み60%台なのに対し、乙4の合格率は30%台です。

乙4は会社や工業高校などで受験が義務付けられていることが多いため、モチベーションの低い受験者も一定数存在します。そのことが合格率を下げている一因です。

また一般的に乙4を受けてから他の類を受験するケースが多いため、他の類の受験時には科目免除を受ける者が大勢います。そのため、他の類の合格率が高くなっている可能性が考えられます。

乙種・丙種危険物取扱者試験の合格率

以下では乙種と丙種危険物取扱者試験の合格率を確認してみましょう。

乙種危険物取扱者試験の合格率

乙種の合格率は以下の通りです。

年度 受験者数 合格者数 合格率
2017年 325,411 135,210 41.6
2018年 304,356 136,471 44.8
2019年 282,416 126,875 44.9
2020年 250,889 112,721 43.3
2021年 295,437 127,876 44.9

先述したように乙4の合格率が低いため、乙種全体の合格率を押し下げています。

丙種危険物取扱者試験の合格率

丙種の合格率は以下の通りです。

年度 受験者数 合格者数 合格率
2017年 33,128 16,780 50.7
2018年 30,028 15,366 51.2
2019年 27,523 13,879 50.4
2020年 23,484 12,684 54.0
2021年 24,220 12,442 51.4

丙種の合格率は50%程度の高い水準です。四肢択一式で物理・化学が試験範囲に含まれないことなどから、乙種に比べて難易度が下がります。

危険物取扱者試験の概要

改めて危険物取扱者試験の基本情報をおさらいしておきましょう。

危険物取扱者試験の受験資格

危険物取扱者試験では甲種のみに受験資格が設けられています。

甲種の場合

甲種危険物取扱者試験の受験資格は以下の通りです。

対象者 証明書類
大学等において化学に関する学科等を修めて卒業した者 卒業証明書または卒業証書
大学等において化学に関する授業科目を15単位以上修得した者 単位取得証明書または成績証明書
乙種危険物取扱者免状が交付された後、危険物取扱いの実務経験が2年以上ある者 乙種危険物取扱者免状及び乙種危険物取扱者実務経験証明書
次の4種類以上の乙種危険物取扱者の免状を有する者(第1類または第6類・第2類または第4類・第3類・第5類) 乙種危険物取扱者免状
修士、博士の学位を有し、化学に関する事項を専攻した者 学位記など

乙種・丙種の場合

乙種・丙種危険物取扱者試験に受験資格はありません。学歴や実務経験などを問わず、誰でも受験できます。

甲種を取得したいが受験資格がない場合は、まずは乙種から挑戦するのが良いでしょう。乙4などを取得し実務経験を積むか、乙種を4種類以上取得することで甲種の受験資格が得られます。

試験形式

甲種・乙種・丙種危険物取扱者試験は全て、マークシート方式で実施されます。各試験の試験形式及び試験時間は以下の通りです。

試験形式 試験時間
甲種 五肢択一式 2時間30分
乙種 五肢択一式 2時間
丙種 四肢択一式 1時間15分

なお、試験科目の一部免除を受ける場合は、免除される問題数に応じて試験時間が短縮されます。

実技試験や面接試験はありません。

危険物取扱者試験の科目

以下では、甲種・乙種・丙種それぞれの試験科目を紹介します。

甲種危険物取扱者の試験科目

甲種危険物取扱者の試験科目及び問題数は以下の通りです。

科目 問題数
危険物に関する法令 (法令) 15問
物理学及び化学(物化) 10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(性消) 20問

乙種危険物取扱者の試験科目

乙種危険物取扱者の試験科目及び問題数は以下の通りです。

科目 問題数
危険物に関する法令(法令) 15問
基礎的な物理学及び基礎的な化学(物化) 10問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(性消) 10問

丙種危険物取扱者の試験科目

丙種危険物取扱者の試験科目及び問題数は以下の通りです。

科目 問題数
危険物に関する法令(法令) 10問
燃焼及び消火に関する基礎知識(燃焼) 5問
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法(性消) 10問

一部試験科目の免除が可能

乙種・丙種危険物取扱者では、一部試験科目に関する免除制度が存在します。

乙種危険物取扱者試験

乙種危険物取扱者試験では、以下の3つの免除が存在します。詳細は以下の通りです。

乙種危険物取扱者免状を有する場合 詳細
免除種類 全類
免除内容 法令及び物化の全部免除
受験科目と問題数 性消10問
試験時間 35分
火薬類免状を有する場合 詳細
免除種類 全類
免除内容 物化及び性消の一部免除
受験科目と問題数 法令15問・物化6問・性消5問
試験時間 1時間30分
乙種危険物取扱者免状と火薬類免状の両方を有する場合 詳細
免除種類 全類
免除内容 法令及び物化の全部免除・性消の一部免除
受験科目と問題数 性消5問
試験時間 35分

こららの免除を受けたい場合は、願書に各免状のコピーを添付する必要があります。

なお、火薬類免状とは以下のどちらかを意味します。

  • 甲種・乙種・丙種の火薬類製造保安責任者免状

  • 甲種・乙種の火薬類取扱保安責任者免状

丙種危険物取扱者試験

丙種では、5年以上消防団員として勤務し、消防学校における教育訓練の基礎教育または専科教育の警防課を修了した者に以下の免除が適用されます。

丙種の一部免除 詳細
免除内容 「燃焼及び消火に関する基礎知識」の全部免除
受験科目と問題数 法令10問・性消10問
試験時間 1時間

合格基準は60%

危険物取扱者試験に合格するには、各試験科目で60%以上の正答率が必要です。上位何%が合格という相対評価ではないため、合格基準をクリアすれば必ず合格できます。

ただし、3科目全てで60%以上に正答しなければならないので、苦手科目を作ることができません。甲種の場合は、法令で15問中9問以上、物化で10問中6問以上、性消で20問中12問以上にそれぞれ正答する必要があります。

試験結果通知では、合否に加えて各科目の正答率も開示されるため、不合格の場合は合格基準に満たなかった科目を強化して再挑戦しましょう。

受験料

危険物取扱者試験の受験料は以下の通りです。

受験料
甲種 6,600円
乙種 4,600円
丙種 3,700円

支払いは郵便局の窓口にて行います。一度納入した受験料は返金されないため注意しましょう。

なお、危険物取扱者試験の受験料は非課税です。受験料は人件費及び物件費で構成されています。

試験当日の流れ

危険物取扱者試験の問題文は短く、計算問題等の時間を要する問題も少ないため、試験時間が足りなくなる心配はありません。

基本的には解ける問題から取り掛かるのがおすすめです。わからない問題は残しておいて、後でじっくり取り組みます。

ただし試験時間には余裕があるため、時間配分や解答する順番などは特に意識しなくても良いでしょう。

なお、試験開始から35分が経過すると、試験官の指示に従って途中退出することが認められています。

危険物取扱者試験の勉強方法

危険物取扱者試験の試験対策には、以下の内容を参考にしてください。

大学で物理や化学の知識を身につけた方

大学や大学院で化学を専攻していた場合は、甲種の受験資格があります。化学の研究者であれば、甲種試験の物化は問題なく突破できるのでそれほど学習に時間を割く必要はありません。

法令と性消の2科目の対策を入念に行えば、十分に合格が可能です。短期間での合格も目指せるでしょう。

勉強法としては問題集や過去問を用いた演習を繰り返し行うことがおすすめです。

高校や中学で物理や化学の基本知識を身につけた方

中学や高校の物理や化学の内容を十分に理解できていれば、乙種の「基礎的な物理学及び基礎的な化学」の対策はそれほど苦にならないでしょう。

特に高校で理系の物理や化学を得意としていた人にとっては、学習しやすい内容と言えます。

まずは乙種に挑戦し、危険物取扱者における物化の基本を定着させるのが良いでしょう。甲種の受験資格を得るためにも、乙種の受験は必要です。

物理や化学の知識が全くない方

学生時代に学んだ内容を試験勉強をする中で思い出すこともありますが、特に文系の場合は物理や化学に疎い人が多いでしょう。

その場合は、危険物取扱者試験合格に特化した物化の勉強をするべきです。乙種の「基礎的な物理学及び基礎的な化学」の約半分は「燃焼や消火に関する基礎的な理論」で構成されています。よって、物化に関してはこの分野を重点的に対策するのがおすすめです。

試験に合格すれば良いだけなので、物理や化学を得意になる必要はありません。しかし、最低でも60%以上は得点しなければいけないので、ある程度の知識は必要です。

過去問を有効活用しよう

危険物取扱者試験の過去問は、一般財団法人消防試験研究センターのホームページから入手することが可能です。

また過去問.comやぜんせきwebなどのサイトでは、危険物取扱者試験の模擬問題を解くことができます。

過去問を解いて試験形式に慣れることは重要です。試験対策の際は過去問を積極的に活用するようにしましょう。

間違えた問題やわからない部分を参考書で復習することも得点力アップには効果的です。

過去問を使って繰り返し演習することで、試験の出題傾向や問題の難易度を把握し、自分の苦手な分野を特定し改善していくことが、合格への近道となるでしょう。

危険物取扱者受験準備講習会も有用

各都道府県の危険物安全協会は、危険物取扱者試験の受験者に向けた講習会を開催しています。

準備講習会の内容は危険物安全協会ごとに異なります。詳細はそれぞれの公式サイトより確認してください。

準備講習会に参加すると危険物取扱者試験の対策テキストも手に入るため、試験勉強には有用です。

なお、準備講習会で使用されるテキストや問題集は一般社団法人全国危険物安全協会のホームページからも購入できます。

通信講座の活用もおすすめ

多忙な社会人には通信講座の活用がおすすめです。通信講座なら好きな時間に講義が視聴できるため、働きながらでも勉強時間を確保することができます。

現在はユーキャンやたのまななどが、危険物取扱者試験向けの通信講座を開講しています。受講料は1万円〜4万円程度です。

仕事と受験勉強の両立は大変なので、通信講座を利用して効率の良い学習を行うことをおすすめします。プロの力を借りて、短期間での合格を目指しましょう。

特に危険物取扱者甲種の対策講座は乙4対策用講座と比べると提供している会社が少ないですが、たのまなは良質な甲種対策講座を提供しているます。本気で危険物取扱者甲種試験に合格したいとい方にはたのまなの講座を利用して勉強することが非常におすすめです。

甲種危険物取扱者試験の難易度まとめ

甲種危険物取扱者試験の難易度まとめ

  • 甲種は受験資格が厳しい
  • 偏差値は55で平均的な水準
  • まずは乙4から受験するのがおすすめ

甲種危険物取扱者試験の難易度について解説しました。

甲種は乙種や丙種に比べると難易度が高い試験です。受験資格があることに加え、「物理学及び化学」を中心に高度な内容が問われます。

危険物取扱者試験に初挑戦の場合は、まず乙4から受験するのが良いでしょう。乙種を4種類取得すれば甲種の受験資格も得られるため、合理的な選択と言えます。

多忙な社会人は通信講座を活用して短期間での合格を目指すのがおすすめです。

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