東京CPA会計学院は本当に信頼できるの?理事の方に直接取材してきました!
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「CPA会計学院って本当に信頼できるの?」
「CPAの指導方針や特徴が知りたい!」
公認会計士を目指されている方の中には、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
東京CPA会計学院は、公認会計士試験合格者数357名・受講生合格率42.9%(2019年度試験結果)という圧倒的な合格実績を誇る会計士予備校であり、近年ますますその存在感を増してきています。
そこで今回はCPAの実態を調査すべく、資格Times運営陣が東京CPA会計学院の理事を務める国見健介様に直接お話を伺ってきました!
CPAの指導方針や高い合格実績の秘訣など、ここでしか見られない情報が満載です!
ぜひ最後までご覧ください!
CPAの指導方針
本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。
資格Timesを運営しております、株式会社ベンドの近藤と申します。
よろしくお願い致します。
東京CPA会計学院 理事の国見健介と申します。
本日はよろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
国見様は現在CPA学院の理事を務められていますが、元々は公認会計士の資格を生かして大手監査法人に勤務されていたと伺っています。
どういった経緯で教育業界への転身を決意されたのでしょうか。
端的に言えば、教育という仕事にやりがいを感じたからです。
教育は人の人生に大きな影響を与える力を持っているので、今の仕事は非常に魅力的だと思っています。
教育に対して熱い思いをお持ちなのですね。
国見様から見て、現代の会計士教育業界にはどういった課題があるとお考えですか。
会計士教育に限らず、大学受験でもそうなのですが、教育が点で終わっているのが問題だと感じています。
東大に何人受かったとか、会計士に何人受かったとか、「試験の合格」という1点のみをゴールとしている予備校が非常に多いのですが、実際にはむしろ合格後に社会で活躍できるのかの方が重要なはずです。
にも関わらず、「受かった後は知らないよ」といったスタンスが標準化してしまっている点に、違和感を感じています。
確かに、どの予備校もとにかく合格実績のみを求めていて、いたずらにカリキュラムをスリム化・簡素化している感は否めませんね。
そういった課題意識は、CPA様の講義にも生かされているのでしょうか。
CPAでは「自分の力で目標を設定する力」と、「目標を達成するための方法を模索し、実行する力」を養うことを大切にしています。
これまでの教育は目標も外から設定してあげて、進み方も教えてあげる、といった形が一般的でした。
確かに戦後の高度成長期はこれで良かったのかもしれませんが、日々加速度的に変化している現代においては、やはり自分の頭で考えて目標を達成していく力が不可欠です。
本来こういった力は非常に大切であるはずなのに、教育機関ではこうした主体性を育む教育をしてくれません。
そうして社会に出ると、今度は急に自分で考えることを求められてしまうので、学校内で勉強ができていた人でもなかなか活躍できないという現象が起こってしまうのです。
私も、自分で主体的に考えて行動する力は、近年ますます重要度を増しているように感じています。
一方で、やはり受験生からするととにかく合格することが何よりも大切だというのもまた事実です。
自ら考える力を身に付けることと、最短ルートで会計士試験への合格を目指すことは両立可能なのでしょうか。
もちろん可能です。
会計士に受かった後に活躍するための力と、会計士試験に合格するために必要な力は重なるとことが非常に多いのです。
例えば、会計士試験は応用力を求められる試験であり、闇雲に暗記を繰り返すだけでは合格することができません。
その点、CPAで知識の根幹となる部分を押さえつつ「自分の頭で考える力」を養っていれば、難易度の高い応用問題にも対処することができます。
社会で活躍していくために必要な「考える力」をしっかりと身に付けることが、実は会計士合格の近道でもあるのですね!
高い合格実績の秘訣
CPA様の大きな特徴の一つとして、非常に高い合格実績が挙げられるかと思います。
先ほど指導方針として「自分で考える力」を大切にしているとおっしゃっていましたが、こうした力がどのように合格に繋がっていくのか、改めて詳しくお伺いしたいです!
まず合格する上で重要なこととして、目標と現在地を自分できちんと認識することが挙げられます。
うまくいかない時は、目的地もあやふやで、かつ現在地もしっかりと把握できていないことがほとんどです。つまり、試験で求められるレベルがどのくらいで、自分の理解が今どのレベルなのかが把握できていないのです。
また、「どのように目的地まで向かえば良いのか」を考える力も重要です。
残された時間や資源などいろいろな制約条件がある中で、何をやれば一番効率的なのか。そうやって自分で考えることが大事だと講義の中で言い続けるようにしています。
目標と現在地がはっきりとしていて、かつどのように目標に向かうべきかを考えられるのであれば、当然ながら着実に合格に近づくことができます。
もちろん、これらは受かった後に社会に出た際も必要な力だと言えますね。
おっしゃる通りだと思います!
そうした「自分で考える勉強」とは真逆の、間違った勉強法にはどのようなものが挙げられるでしょうか?
一番やってはいけないのは、ただ闇雲に知識を詰め込むことや、何も考えずひたすら問題を解き続けることですね。
よくある例えですが、素振りを毎日1000回頑張っても、プロ野球選手になることはできません。
プロになるためには自分の目指すポジションを定め、そのために自分に何が足りないのかを把握し、その弱点を補強するための練習メニューを考える必要があります。
スポーツだと皆さんすんなりと納得してくださるのに、勉強のことになると途端にそれができなくなる方が非常に多いです。
よく「とりあえずこの問題集を3周すれば良いですか?」といった質問をいただくのですが、闇雲に問題集をこなしてもなかなか点数は伸びません。
例えば問題集を解くのであれば、「問題集を周した結果どういう力をどういうレベルで身に付けたいのか」を意識しながら勉強することが大切なのです。
柔軟な指導とフォロー体制
極めて理にかなった指導方針ですね!
こうしたCPA様の考え方というのは、教材や講義にどのように反映されているのでしょうか。
まず、日々の講義や教材の中で、こうした「目標を見据えた努力」を意識するように随所で伝えるようにしております。
またそれだけでなく、受講生一人一人について個別のフォローも行っています。
CPAではいつでも講師やチューターに相談することができるので、受講生の方は自分の状況を客観的にみてもらったり、個別に学習方針のアドバイスをもらうことが可能です。
こうしたフォローを大切にしている点も、CPAの特徴だと思います。
特に初めて会計士受験をされる方の場合は、なかなか目標の定め方等で苦労するでしょうから、講師やチューターの方に個別で相談ができるのは極めて魅力的ですね!
オンライン講義にも完全対応
そのほか、CPA様特有の特徴がございましたらお伺いしたいです!
CPAでは講師の個性を認めており、それぞれの講師が自分が最も良いと信じている方法で講義を行っています。そのため、講師ごとに教え方の色が結構違います。
また、同じ科目を複数の講師が担当しているので、受講生は同じ科目を勉強するにしても複数人の中から講師を選ぶことができます。
つまり、受講生は自分と相性の良い講師の講義を選んで受けられるということです。これは他の予備校にはなかなかない強みだと思います。
WEB講義を視聴できるシステムが整っているからこそ出来る取り組みですね!
やはり今はライブ授業ではなくWEBで講義を受ける方が多いのでしょうか?
そうですね、現在は95%くらいの方が映像講義を受けています。
他のスクールは普段の授業は収録しておらず、一人別枠で収録講師がいて、休んだ場合はその先生の講義しか受けられない仕組みになっていることが多いです。
なるほど。
つまりライブ授業を休んでしまうと、普段受けている講師とは別の講師の講義を受けなければならないスクールがほとんどなのですね。
はい。
一方でCPAでは全ての授業をその場で収録しているので、次の日には全ての授業がWEB上にUPされます。
したがって、受講生はライブの講義に出ても良いし、翌日以降WEBで見ても良い。ライブ講義を休んだ場合も、同じ先生の授業をWEBで見られる、という環境が整っています。
こうした受講環境は、CPAが支持されている要因の一つとなっていますね。
全ての講義が収録されているのはすごいですね!
ライブ講義派の人も、事情があって出席できなくても普段の講義が受けられるのは、非常に魅了的だと思います。
そうですね。
また、どの講義もWEBで見られるということで、やはり皆さん映像講義派になられることが多いです。
映像ですと1.5倍速で見られたり、巻き戻し等も出来るので、学習効率を上げやすいという面があります。
WEB講義を中心に受けられる方が多いのですね。
そうなると、完全に自宅で受講される方もいらっしゃるのでしょうか?
はい。通信メインで受講される地方の方も多くいらっしゃるので、全体で半数ほどが通学をせずに自宅等で講義を受けています。
なお、全てのコースに標準装備でWEB講義がついているので、こうしたサービスは全て追加料金なしでご利用いただけます。
完全オンラインでも問題なく受講できる環境が整っているのですね!
国見様自身としては、講義のオンライン化は推奨されているのでしょうか?
そうですね。やはり専門知識のインプットは映像講義の方が効率が良いと考えています。
一方で、対面で会うことによってリアルタイムで質問をしたり、周りの人がどのように勉強しているのかを知ったりなど、校舎に通うことのメリットも依然としてあると思います。
また、通信ですとどうしても孤独を感じてしまい、勉強のモチベーションが続きにくいという側面も無視できません。
その点、CPAでは通信の方でも開校時間中はいつでも講師に質問・相談可能なので、通信特有の孤独を感じることなく勉強を続けられるのではないかと考えています。
通信ならではのデメリットも、手厚いフォロー体制でしっかりとカバーされているのですね!
簿記3級講座を無料で提供
CPA様はオンラインで受けられる簿記3級コースを全て無料で提供されていますよね!
ご存知いただいているのですね。
おっしゃる通り、CPAでは2020年の10月から簿記3級の教材を「WEB講義」「教科書」から「問題集・直前予想問題」まで全て無料で提供しています。
「CPAラーニング」に無料登録いただければ、追加費用等も一切かからず簿記3級の全ての学習が可能となっております。
実は私もCPAラーニングの告知を目にしておりまして、こちらの講座が開講された初日から利用させていただいておりました!(笑)
講師の方の熱意ある講義や分かりやすいテキストなど、「本当に無料で受けて良いのかな…」と心配になるほどのクオリティで、正直かなり驚きました。
CPA様はどうしてこのような取り組みを実行されたのでしょうか?
日本全体の会計リテラシーを高めるためにも、簿記の独学という概念をなくしていきたいと考え、CPAラーニングをスタート致しました。
開講から1ヶ月で既に3,000名以上の方々にご登録いただいているのですが、近いうちに全ての簿記学習者に広めたいと考えています。
実は私自身、簿記の勉強にはなかなか手をつけられていない状況だったのですが、CPAラーニングをきっかけに会計を学んでみて、非常に面白い学問だなと思いました。
全ての方に簿記を学ぶきっかけを与えてくれる、本当に素敵な取り組みだと思います!
実際の卒業生の活躍について
CPA様の卒業生の方は、公認会計士の資格を取られた後どのようにご活躍されているのでしょうか。
まず、そもそも会計士の資格を目指す方は安定を求めている場合が多いです。
そのため、CPAのOBは大手監査法人や大企業の経理などに進まれる方が多いですね。
一方で、会計士という保険を手に入れたということで、ベンチャー企業のCFOなどリスクのある方向に攻めていく方も少なからずいらっしゃいます。
会計士の資格さえ持っていれば、どうやっても食っていけないということにはならないので、むしろリスクを取りやすいのだと思います。
このように、如何様にでもキャリアを選択することができるのも、会計士の強みですね。
確かに、会計士の資格を持っていれば就職や転職で困ることはほとんどありませんから、キャリア選択の幅も広がりそうですね。
CPA会計学院の今後の展望
CPA様の今後の展望をお伺いしたいです!
まずは、会計士業界で活躍するCPA出身者を圧倒的に増やしたいと考えています。
そのためには、まずはCPAとして会計士合格者の半分以上のシェアを占めたいと思っています。
また、CPA卒業生の方に対するキャリアサポートにも力を入れていきたいです。
さらに先の話をすると、CPAを会計士業界に対してプラスの影響力を持つ存在にしていきたいと考えています。
会計士業界は私たちのような教育機関だけでなく、監査法人や日本公認会計士協会、金融庁など、様々な関係各所から成り立っています。
会計士業界におけるCPAの存在感を強くしていくことで、こうした関係各所と協力しながら、会計士業界をより良くしていきたいです。
本日は本当に貴重なお話をありがとうございました!