【2024年】医療事務の通信講座おすすめ人気ランキング|主要13社を徹底比較!
この記事は専門家に監修されています
医師
安藤広真
「医療事務の通信講座はたくさんあって、何が違うのか分からない…」
「医療事務の通信講座を受講してみたいけど、どこを選べば良いのかな…」
このように悩んでいる方はいらっしゃいませんか。
子育てなどと両立して取り組むことの多い医療事務の資格試験の勉強ですが、独学では難しいと感じて通信講座の受講を考える方が多いです。
しかし、実際に通信講座を選ぼうとしてみると、通信講座会社によって目指す資格が異なっていたり、サポートの内容が異なっていたりして、自分に合っているのはどの講座か選ぶのは簡単ではありません。
そこでこの記事では、資格Times運営陣が医療事務通信講座をあらゆる面から徹底的に分析し、通信講座選びにもっとも大切な
- 講座にかかる費用
- 教材の分かりやすさ
- 学習サポートの手厚さ
- 取れる資格
- 会社の信頼性
の5つのポイントをもとにランキング形式で紹介します!
このページにはプロモーションが含まれています
医療事務のおすすめ通信講座ランキング
講座名 | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|
ユーキャン | 医療事務講座:49,000円 | 丁寧なカリキュラムで圧倒的な実績 わかりやすいテキストも魅力 |
ヒューマンアカデミー(旧たのまな) | 医療事務講座:38,000円 | 5分ごとの講義動画がスキマ学習に便利 診療報酬請求事務能力認定試験講座などラインナップも多数 |
フォーサイト | 診療報酬請求事務能力認定試験【医科】スピード合格講座:42,800円 | 講座提供終了 |
日本医療事務協会 | 医療事務講座 通信コース:37,400円 | 無制限の質問対応や担任制など手厚いサポート 実務をイメージしやすいテキストも好評 |
キャリアカレッジジャパン | 医療事務講座:41,900円 | キャンペーンで2万円以上お得に受講可能 わかりやすいテキストは様々な大学でも採用 |
ニチイ | 医療事務講座(メディカルクラーク):47,850円 | 人気のメディカルクラークを取得可能 信頼の厚労省認定テキスト |
大栄 | 「通学」「通信」「ハイブリッド」を選択可能 価格はやや高め | |
ネバギバ | 85,657円+入学金22,000円 | 医療事務管理士技能認定試験を目指せる 講座費用がかなり高額 |
ソラスト | スタンダードコース:31,800円 | 3~5ヶ月で人気資格を取得可 講義動画はなし |
資格の大原 | 医療事務能力検定3級:14,200円 | 医療事務能力検定試験3級講座は破格の値段 目指せる資格は限定的 |
LEC | - | 現在休止中で講座購入不可 |
TAC | - | 2019年4月以降新規募集を終了 |
中央福祉学院 | 社会福祉主事資格:89,000円 | 社会福祉主事資格を取得可能 |
それでは、医療事務資格の取得におすすめの通信講座ランキングを紹介していきます。
1位:ユーキャン
項目 | 内容 |
---|---|
目指せる資格 | 医療事務認定実務者 |
価格 | 49,000円と相場よりも高め。 |
教育訓練給付制度 | あり |
サポート体制 | 質問対応や添削指導など充実したサポートが魅力。ただしどちらも回数制限あり。 |
特徴 | お客様満足度88.4%の大人気講座! |
ユーキャンの医療事務講座は、他講座と比較しても圧倒的に丁寧なカリキュラムが特徴です。
この講座では、医療事務認定実務者の資格を4ヶ月で取得することを目指しています。
医療事務認定実務者試験では学科試験のほか、実技試験でレセプト業務も出題されるので、通信講座を用いて対策するのが得策な資格であると言えるでしょう。
ユーキャンの医療事務講座では誰でも1から合格できるように、図やイラストを用いた分かりやすいテキストが用いられています。
また講座の受講期間は4ヶ月と、余裕を持ったスケジュール設計がなされているので、まとまった勉強時間が取れなかったり、急に勉強時間を確保できなくなることもある忙しい社会人の方に最適な講座と言えるでしょう。
受講生に寄り添った丁寧な講座作りが功を奏し、過去10年間で74,000人を超える合格者数を輩出していることからも、おすすめNo.1に相応しい講座であると言えます。
ユーキャンの評価項目
名称 | 価格(税込) |
---|---|
医療事務講座 | 49,000円 |
ユーキャンの医療事務講座は49,000円(税込)となっています。
医療事務講座の相場が4万円程度であることを考慮すると、受講費用は若干高めであり、決して安くはない点は惜しいと言えるでしょう。
しかし、後の項目で解説するように、ユーキャンの医療事務講座には教材の質の高さや人気資格が取得しやすいなどの魅力的な点が多いです。そのため、コストパフォーマンスはかなり高い講座だと言えるでしょう。
なお、一括での支払いが難しい場合は月々3,300円の分割払いも可能です。ただしその場合支払い総額は49,500円になる点に注意しましょう。
画像出典:ユーキャン医療事務講座公式HP
医療事務関連の資格では、この講座が対象にしている資格もそうですが、資料の持ち込みが可能な試験が非常に多いです。
その理由の一つに、実際に医療事務従事者として働くうえでも資料を見て行う業務が多いことがあります。
そのため医療事務資格の勉強をする際には、テキストを用いた勉強が欠かせません。その点、ユーキャンのテキストでは図やイラストを用いて、要点を分かりやすく説明しています。
図やイラストは全てフルカラーなので、視覚に訴える構成で記憶に残りやすく、初学者でもスムーズに内容理解を進めることができます。
また、テスト本番や実務の際にも用いる「医科点数便覧」なども極めて分かりやすい形で用意されており、学習を進める上で不便に感じることはほとんどないでしょう。
一方で、学習はテキストや問題集を用いたものがメインなので、講義動画をたくさん視聴したいとお考えの方はご留意ください。
ユーキャンの通信講座を受講している方は、お手持ちのスマホを活用して隙間時間に学習を進められるサポート「合格デジタルサポートパック」が用意されています。
「合格デジタルサポートパック」ではスマホを使って主に下記の機能を活用することができます。
- デジタルテキスト
- 学習スケジュールの管理・ナビゲート
- Webテスト
これらの機能を有効活用することで、通勤・通学などのスキマ時間を生かして効率的に学習を進める上でも役に立つでしょう。
さらにユーキャンでは就職後のイメージがつくオリジナルのDVDまでついてくるので、資格取得後も安心です。このように、ユーキャンのサポート体勢は非常に優れていると言えるでしょう。
医療事務認定実務者試験は2016年の設立以降非常に注目を集めている資格であり、毎年出願者が10,000人を超えている大人気資格です。
試験は毎月1回実施されているため、万一不合格になってしまった場合や、どうしても試験を受けられなかった場合でも、すぐに再挑戦することができるので安心だと言えるでしょう。
ユーキャンの医療事務講座は標準スケジュールとして4ヶ月での資格取得を目指していますが、自分のペースで学習を進め月に一度の試験に合格することが目指せます。そのため、最短ペースではさらに早く合格することも可能です。
受講期間の目安は4ヶ月となっていますが、受講から8ヶ月間は今まで通りのサポートを受けることができるため、1度で絶対に受からないといけないといったプレッシャーもなく試験に臨めるでしょう。
また、医療事務認定実務者試験は在宅試験の形式でも受験できるため、普段通りの環境で試験に臨むことができます。
知名度・実績ともに抜群のユーキャンですが、その中でも医療事務講座は特に評判の良い大人気講座となっています。
人気講座ランキングでも毎年1位を冠しているなど、あらゆるユーキャンの講座の中でも不動の評価を得ています。
また、講座のお客様満足度も9割近くの数値を獲得しており、多くの方が医療事務講座のクオリティに満足していることがわかります。
実際にユーキャンを受講して医療事務の資格を取得した方は過去10年間で74,000人を突破しており、信頼度という点でユーキャンの右に出る通信講座はないと言えるでしょう。
また、ユーキャンの医療事務講座では、就職ガイドや就職後のイメージをつかむためのオリジナルDVD等も配布されます。
このようにユーキャンでは受講後も高い就職率で次のステップへ進めるように配慮されている点でも信頼できるといえるでしょう。
ユーキャンを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
通信講座なので自分の好きな時間やスキマ時間に気軽に取り組めたのと、学びオンラインの動画や試験対策の問題を解いたのが良かったです。 ユーキャンコミュニティ学びーズより
通信は少し苦手意識がある人でも、わかりやすい教材と質問しやすい環境、あと誰よりも一緒に合格を喜んでくれるユーキャンなら取り組みやすく続けやすいと思います。 頑張って本当によかったと思いますし、知識が増える喜びを教えてもらって感謝しています。 ユーキャンコミュニティ学びーズより
ユーキャンの医療事務講座は、資格取得に必要なもの(テキストや問題集など)が全てそろっています。どの教材を買ったらいいか、何を勉強したらいいか分からないという方は受講することをオススメします。 ユーキャンコミュニティ学びーズより
ユーキャンの医療事務講座の口コミとして、内容が非常にわかりやすいという声が多く挙がっていました。
サポートも丁寧に行ってくれるため、多くの人が医療事務の勉強をスラスラ進めることができるでしょう。
ユーキャンの医療事務講座については以下の記事で詳細に解説しているので、是非参考にしてください。
2位:ヒューマンアカデミー(旧たのまな)
項目 | 内容 |
---|---|
目指せる資格 | 医療事務認定実務者など全5種類 |
価格 | 医療事務講座で38,000円とほぼ相場通りの講座費用。 |
教育訓練給付制度 | あり |
サポート体制 | 回数無制限で質問できるので安心して学べる。 |
特徴 | 豊富な資格を取り扱っている講座。 |
ヒューマンアカデミーの通信講座(旧たのまな)は合計5つの医療事務資格の取得を目指せる講座であり、その資格取扱数は業界屈指の幅広さを誇ります。
人気資格である医療事務認定実務者や診療報酬請求事務能力認定試験など人気の医療事務資格も含まれており、そのラインナップは非常に充実しているといえるでしょう。
一方でテキストに用いられている色が少ない点に関しては好き嫌いが分かれています。また、費用もそこまで安いとは言えません。
ヒューマンアカデミー(旧たのまな)の評価項目
講座名 | 価格(税込) | 扱う資格 |
---|---|---|
医療事務講座 | 38,000円 | 医療事務認定実務者 |
医療事務+診療報酬請求事務能力認定試験対策講座 | 78,000円 | 医療事務認定実務者・診療報酬請求事務能力認定試験 |
認定医師秘書(医師事務作業補助者)講座 | 44,000円 | 認定医師秘書 |
診療報酬請求事務能力認定試験対策講座 | 52,000円 | 診療報酬請求事務能力認定試験 |
医療事務コンピュータ講座 | 38,700円 | 医療事務OA実務能力認定試験 |
電子カルテオペレーション講座 | 51,900円 | 電子カルテオペレーション実務能力認定試験 |
DPC請求事務講座 | 35,600円 | - |
ヒューマンアカデミー(旧たのまな)の医療事務講座は7つ開講されていますが、費用相場に近いおすすめな講座としては、診療報酬請求事務能力認定試験講座や、認定医師秘書講座、医療事務講座があります。
費用はそれぞれ52,000円、44,000円、38,000円(全て税込) となっており、相場の40,000万円から大きく外れることはないものの、相場通りか若干高いと言えます。
ちなみに、その他の講座は電子カルテを扱うなど専門性が高いため、こういった部分的な資格・講座よりは、ある程度学べる範囲の広い講座が良いと考え、上の3つの講座をおすすめしています。
ヒューマンアカデミー(旧たのまな)の医療事務のテキストは、モノクロが基本となっています。
「医療事務講座」などでは、テキストのサンプルを見ることができます。実際に見てみると、見出しなど一部は青色が用いられていますが、基本的にはモノクロとなっていることが確認できるでしょう。
カラーのテキストのほうが見やすいという意見も多いでしょうが、試験でテキストの持ち込みが可能であることを考えて、モノクロでは自分なりにマーカーを引いたりすることもできます。 ただしこの点に関しては好みが分かれるところでしょう。
画像出典:ヒューマンアカデミー医療事務講座公式HP
ヒューマンアカデミーのeラーニングコースでは、通勤・通学や日常のちょっとした時間で勉強できるように、5分ずつで区切って講義動画を編集してあります。毎日忙しく、まとまった時間が取れない人でも勉強を継続しやすくなっていると言えるでしょう。
ヒューマンアカデミーの医療事務講座では、
- 医療事務認定実務者
- 診療報酬請求事務能力認定試験
- 認定医師秘書
- 電子カルテオペレーション実務能力認定試験
- 医療事務OA実務能力認定試験
の5つの資格取得を目指すことができ、この幅広さは業界でも屈指の数を誇ります。
特に医療事務認定実務者・診療報酬請求事務能力認定試験は多くの受験者がいる人気資格であり、2つの資格の資格取得を同時に目指せる講座が存在する点は非常に魅力的なポイントであるといえます。
ヒューマンアカデミーは、それぞれの医療事務講座の紹介ページの下部に非常に多くのユーザーの声を掲載しています。講座によっては、テキストのレイアウトや、問題を解き進める方法などに不満を抱いているコメントが見られます。
講座に対して悪い評価が目立ってしまうのは少々気になりますが、率直な意見を見ることができるのは信頼できるポイントです。
また、大手教育系会社であるヒューマンアカデミーの講座ということで安心感があります。
ヒューマンアカデミーを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
eラーニングのおかげで、仕事先でも勉強することができ、約2ヶ月で資格取得することができました! わかりやすい動画解説や、再生速度なども自分で決められるので、自分のペースに合わせて、学ぶことができました。ありがとうございました! たのまな受講者の声より
無理なく勉強ができるのと、普段は自宅で学習していますが、外出した際にはeラーニングを使って勉強しています。大学生の私にとってeラーニングはとてもありがたいです。これからも資格取得のためにもっともっと頑張ります。 たのまな受講者の声より
eラーニングコースを受講しました。自分のペースで学習を進めることができ、私にはあっていました。様々な事情で通学が難しい方は、eラーニングがおすすめです。
内容は、講師の方が細かいところまで説明があるので分かりやすいです。わからないところはメールを送り翌日には返答が来ました。(私が送ったのは平日です)フォローもありますので、安心です。 たのまな受講者の声より
ヒューマンアカデミー(旧たのまな)の医療事務講座を受講した人の中でも、eラーニングシステムでいつでも勉強できるため利便性がとても高かったという声が多く挙がっていました。
これにより、忙しい人でも学習を継続することができるのです。
また、「わからないところがあれば質問できる」という点についても評価している受講者の方の声も見られました。
ヒューマンアカデミー(旧たのまな)の医療事務講座の詳細はこちらをご覧ください。
3位:フォーサイト
項目 | 内容 |
---|---|
目指せる資格 | 診療報酬請求事務能力認定試験【医科】 |
価格 | 高難易度資格を42,800円で目指せるコスパの良い講座。 |
教育訓練給付制度 | あり |
サポート体制 | 学習スケジュールの管理機能や質問対応など充実したサポートが使用可能。なお、質問は回数制限があるので注意。 |
特徴 | 受講生合格率は46.2%(2022年12月試験実績)と実績抜群の講座。 |
フォーサイトの医療事務講座は、特許も取得している「道場破り」という独自のeラーニングシステムが特徴な通信講座です(道場破りは現在ManaBunにリニューアル)。
これは、他資格でも高い合格率を誇るフォーサイトの代名詞ともなっており、実績のあるコンテンツだと言えます。
一方で、この講座で目指す診療報酬請求事務能力認定試験という試験は非常に専門的な内容まで出題される難関試験であるため、初学者の方にはあまりおすすめできません。
もちろん、その分信頼性は抜群の資格であるため、医療事務の勉強をしたことがある方が更なるスキルアップを目指す場合には、フォーサイトの講座はかなりおすすめできると言えます。
なお、残念ながらフォーサイトの診療報酬請求事務能力認定試験講座は、2023年をもって終了してしまい、現在は受講することができなくなってしまいました。
フォーサイトの評価項目
名称 | 価格(税込) |
---|---|
診療報酬請求事務能力認定試験【医科】スピード合格講座 | 42,800円 |
診療報酬請求事務能力認定試験【医科】スピード合格講座+DVD | 46,800円 |
フォーサイトでは、「診療報酬請求事務能力認定試験【医科】スピード合格講座」が医療事務分野での主力講座です。
「通常セット」で42,800円(税込)、「通常セット+DVDオプション」で46,800円(税込)となっています。
診療報酬請求事務能力認定試験は医療事務の最難関資格の一つであるので、独学での長い勉強時間を考えると特にコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。
ただし、この資格は医療従事者として働きながら目指すことも多い資格ですので、本当に今この資格を取得するべきかどうかを考える必要があると言えます。
なお、フォーサイトには資料請求を行うことで通常セット価格より5,000円割引で購入することができるお得なサービスがあります。受講を検討している方はぜひ一度資料請求してみるのが良いでしょう。
画像出典:フォーサイト公式HP
診療報酬請求事務能力認定試験では、試験中に膨大な資料の中から必要な情報を抽出して回答する必要があるため、テキストのボリュームとクオリティが大切です。
その点、フォーサイトの通信講座はフルカラーで見やすいテキストが、記憶に定着しやすいと評判なのでぴったりと言えるでしょう。
また、覚えるべき項目が分かる重要度アイコンも存在するため、ボリュームのある内容の中でどこを中心に勉強する必要があるかが一目でわかります。
加えて、フォーサイトの講義動画は自社で構えている専用スタジオでハイビジョン撮影されているので、他社のものと比べても圧倒的に鮮明かつ観やすいものとなっています。
そのため受講生の方は、映像・音声の乱れなどに気を散らされることなく、学習に集中することができるでしょう。
フォーサイト独自のeラーニングシステム「道場破り(現:ManaBun)」は特許を取得しており、学習スケジュールの管理から講義動画の視聴・質問メールの送信まで全てスマホで行うことが可能です。
特に学習スケジュール管理機能は業界随一であり、学習進捗を入力することで今後のスケジュールが自動生成されるようになっています。
このように、道場破り(現:ManaBun)は数ヶ月にわたる試験勉強の道しるべとして絶大な効果を発揮するでしょう。
診療報酬請求事務能力認定試験の医科は、医療事務資格の中で最難関の資格の一つだと言われています。勉強時間は未経験で独学の場合には400時間が必要とされていますが、その分取得すれば信頼は抜群です。
フォーサイトの通信講座を用いれば効率的に勉強できるため、ここまでの勉強時間はかからないことが多いと考えられますが、それでもやはり1からの勉強は根気が必要です。
フォーサイトにはその他の医療事務資格に合わせた通信講座も存在しないため、フォーサイトの通信講座を選ぶ場合にはこの資格に限定されてしまう点には注意が必要です。
フォーサイトでは全国平均の36.1%を上回る46.2%の受講者が診療報酬請求能力認定試験に合格しているという実績があります。これは全国平均の1.28倍の数値です。(2022年12月実績)
また、フォーサイトでは、医療事務資格の他にも行政書士や宅建士などの難関国家資格も扱っており、特に行政書士試験では2022年度のフォーサイト受講生の合格率が全国平均の4.46倍となったなどの確かな実績があります。
このように、フォーサイトは合格率にこだわって指導を行っている信頼できる通信講座会社といえるでしょう。
フォーサイトの医療事務講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
通学は通う時間も限られ、お金もかかるため、通信のフォーサイトの価格に惹かれ申し込みました。
今まで診療報酬は学んだことがなく、ゼロからのスタートでしたが、3ヶ月前から勉強を始め、1日平均2時間の学習で一発合格することができました。 フォーサイト合格者体験記より
4歳と1歳の子供を育てながら昼間は仕事もしています。学校には通う時間もありません。
そこで、フォーサイトを利用する道を選びました。
決めては教材が必要最低限に絞られていること。テキストが全ページフルカラーで字のフォントも大きく、視覚的に勉強の辛さを感じにくいことでした。 フォーサイト合格者体験記より
始めてみると想像以上に勉強する量が膨大で絶望したのをいまでも鮮明に覚えている。
しかし、フォーサイトの教科書はわかりやすく基礎知識から応用まで段階的に分かれていたために乗り越えることができた。 フォーサイト合格者体験記より
フォーサイトの口コミでは、フルカラーテキストで非常に見やすい構成であった点や、他の講座と比べて安価で受講できる点について、絶賛の声が上がっていました。
このテキストは、他の難関試験でも効果を発揮するものなので、自信を持っておすすめできるものであるといえるでしょう。
4位:日本医療事務協会
項目 | 内容 |
---|---|
目指せる資格 | 医療事務検定 |
価格 | 37,400円と比較的リーズナブルな料金。 |
教育訓練給付金制度 | 対象外 |
サポート体制 | 無制限の質問対応や担任による添削指導が魅力。 |
特徴 | 担任制度が特徴的な安心感の高い講座 |
日本医療事務協会を運営する日本教育クリエイトは、60校以上の専門学校を展開する三幸学園のグループ企業として、医療にかかわる通信・通学講座を行っています。
日本医療事務協会では3ヶ月で医療事務検定試験の合格を目指す講座を開講しており、費用は37,400円(税込)となっています。
講座の有効期限は1年とゆとりがあるため、焦らずに挑戦できると言えるでしょう。
日本医療事務協会の評価項目
名称 | 価格(税込) |
---|---|
医療事務講座 通信コース | 37,400円 |
医療事務講座 eラーニングコース | 41,800円 |
医療事務eラン+医事コンピュータ通信+レセプト通信 | 126,500円 |
日本医療事務協会の医療事務講座(通信コース)の受講料は37,400円(税込)となっています。
これは、相場費用と比較すると安い料金設定だといえるでしょう。そのため、講座料金を講座選びの際に重視する方は日本医療事務協会の講座を最初に検討してみることをおすすめします。
また、他の資格講座とのセット講座も用意されており、人気1位の「医療事務講座医療事務+コンピュータ・電子カルテ講座+レセプトチェック講座」は126,500円(税込)で受講できるうえに教育訓練給付金制度も利用可能です。
お得に受講したい方は、他の資格講座とのセット講座も検討してみるのもいいでしょう。
画像出典:日本医療事務協会公式HP
日本医療事務協会の教育事務講座のテキストでは、現場で使用されている伝票類を教材に取り入れているように、実務をイメージしやすいテキストを作るための工夫が行われています。
勉強しながら実務を想像できることは、学習を継続していくためのモチベーション維持にも繋がってきます。そのため、未経験者でも楽しく学習に当たることができるといえるでしょう。
日本医療事務協会の医療事務講座では、自分のペースで勉強が継続できるための様々な学習サポート体制が整えられています。
特に、担任制の個別指導を行っており、担任講師がそれぞれの理解度に合した添削指導を行ってくれるため、自分のペースを崩さずに実力アップを狙っていくことが出来ます。
また、質問対応が無制限で可能であることからも、日本医療事務協会の学習サポートの充実度を伺うことができます。
日本医療事務協会の医療事務の講座で対象にしている医療事務検定は自宅受検可能で、合格率が91.7%と非常に高く位置しています。
合格率が高い試験であるため、希少性といった観点からは見劣りするかもしれませんが、自分の努力を資格として確実に反映したいと考えている方にはおすすめの資格だと言えます。
日本医療事務協会は60以上もの専門学校を経営している三幸学園のグループ企業として運営されています。
講座を運営している会社の実績は、信頼性の観点から講座選びにおいて重要な要素になってきます。
そのため、高い実績を誇っている三幸学園のグループ企業である日本医療事務協会も講座の質が非常に高いことが予想されるため、安心して受講することができます。
日本医療事務協会の医療事務講座を実際に使った人の口コミ
受講中は課題を提出すると丁寧に添削されて戻ってくるのが嬉しくて、仕事との両立でもやる気をキープできました。
私が誤って理解しているところや間違えやすいところにいつでも気づいてアドバイスをしてくださる点はとても信頼できて、自宅学習でも心強かったです。質問には、わかりやすい解説のほかにメッセージが沿えられていて何度も励まされました。 日本医療事務協会修了生の声より
単に知識を詰め込むという授業とは違って、「実際はね…」という風に、授業内容を現場の仕事に置きかえて説明してくださるので、イメージが膨らんで楽しく勉強できました。
仕事との両立で自宅学習の時間が思うように取れないこともありましたが、教室は質問しやすい雰囲気でわからないことをその場で解決しながら進めたので助かりました。 日本医療事務協会修了生の声より
日本医療事務協会の医療事務講座の評判として、質問対応の丁寧さや、講師の授業の質の高さなどに関して、高い評価を集めていました。
このことからも、日本医療事務協会の講座と講師の質がとても高いことが見て取れるでしょう。
5位:キャリアカレッジジャパン
項目 | 内容 |
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目指せる資格 | 医療事務資格 |
価格 | 通常価格は68,800円だがWEB申込みでお得に受講可能。 |
教育訓練給付制度 | なし |
サポート体制 | 受講から12ヶ月間サポートを受けることができる。 |
特徴 | リーズナブルな価格が魅力の講座 |
キャリアカレッジ(通称キャリカレ)の通信講座は、テキストが分かりやすく、どんな人でも手軽に学習に取り組むことができるという特徴があります。
キャリカレでは、3ヶ月で「医療事務」及び「医療秘書」資格の合格を目指すことができます。
WEB申込みの場合、医療事務講座は58,800円(税込)、医療秘書講座は53,800円(税込)という価格で受講することができます。
キャリカレの医療事務・医療秘書講座では質問が何度でも可能な点や、一つ一つ手書きの添削指導をしてもらえる点、加えてテキストの理解しにくい箇所にはARマーカーがあり、それにスマホをかざすと映像講義が見られるなど、手厚いサポートが魅力的となっています。
キャリカレの評価項目
キャリカレの医療事務講座の受講料は、68,800円(税込)となっており、相場平均の40,000円よりも高い料金設定になっています。
しかし、WEBから申し込むと1万円割引の58,800円で受講することが可能です。そのため、インターネットからの申し込みは必須と言えるでしょう。
また、キャリカレでは不定期で受講料割引のキャンペーンを実施しているため、できるだけ受講料を抑えたいと考えている方はキャリカレでキャンペーン実施中かどうかを確認してみるといいでしょう。
キャリカレのテキストは医療事務を始めて学習する人を対象にして作っているため、「わかりやすい」をコンセプトにして作成されており、様々な大学で採用されていることからも教材の質の高さが伺えます。
また、図解やイラストが豊富であるうえに、医療事務として求められるホスピタリティの精神も、学習を通じて身に付けられるようなテキストに仕上がっています。
そのため、キャリカレのテキストは初学者の方でも安心して学習することができると言えるでしょう。
キャリカレでは、標準学習期間である3か月間で修了することが出来なかったとしても、それで終わりではなく12か月間の無料サポートサービスが付いてきます。
手続きも一切不要なため、長期間をかけて勉強しようと考えている方は自分のペースで勉強を続けていくことが可能になっています。
また、1つ1つ手書きで行われる添削指導であったり、専任講師に何度でも質問することができたりなどキャリカレの学習サポート体制は非常に充実していると言えます。
キャリカレは資格を認定している一般社団法人日本能力開発推進協会(JADP)の基準を満たした機関として認められているため、自宅から試験を受けることができます。
そのため、子育てや仕事で忙しい方でも受検しやすいうえに、試験の雰囲気で緊張してしまい実力を発揮できないような方でも自宅で落ち着いて受験することが可能です。
また、何度でも受検可能なため、仮に不合格だったとしても安心して再受験することができます。
キャリカレでは150を超える通信講座を運営しており、語学に関する通信講座から風水や占いに関する通信講座まで扱っているように幅広い分野の通信講座を作り上げています。
たくさんの講座を運営しているということはそれだけノウハウを得られていることが予想できるため、キャリカレの通信講座の質は高いことが期待できるでしょう。
キャリアカレッジの医療事務講座を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
必要なことが簡潔にまとめられていて、頭にスッと入ってきます。 学ぶことが楽しかったです! キャリカレ評価とレビューより
イラストと文字が分かりやすく、初心者にも頭に入りやすいです。 キャリカレ評価とレビューより
分かりやすく解説されていてスムーズにとりかかれました。 もっと早く受講してれば良かったです!キャリカレ評価とレビューより
キャリカレの医療秘書講座で提供されるテキストは軽さや教材のわかりやすさなどの観点から学習が進めやすいと評判でした。
ネガティブな口コミとしては「テキストで関連ページを提示したり、映像講義の内容をさらに濃密なものにしてほしい」などの要望もありましたが、質問対応制度なども充実しているため、この点はある程度カバー可能と言えるでしょう。
キャリカレの医療事務講座の詳細はこちらをご覧ください。
6位:ニチイ
項目 | 内容 |
---|---|
目指せる資格 | メディカルクラーク |
価格 | 47,850円(通信コース)と少々高めの値段。 |
教育訓練給付制度 | あり |
サポート体制 | 通学も可能で手厚いサポートを受けられるが、サポート期間は長くない。 |
特徴 | 修了生80万人突破の実績 |
ニチイの医療事務講座は講座開講50年の歴史があり、修了生は今までになんと80万人もいます。
ニチイの講座では、医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)という資格を3ヶ月で取得することを目指すものが主流となっています。
1から勉強するにはやや忙しいスケジュールになるかもしれませんが、大人気資格を短期間で取得したい方におすすめの講座だと言えるでしょう。
その他にも通学講座やフロントコンシェルジュなどの資格に向けた講座もあるので、自分の目的に合わせて講座を選ぶと良いでしょう。
ただ、価格は他の医療事務講座と比較して少し高めに設定されており、その点は注意が必要です。
ニチイの評価項目
メディカルクラークの資格の取得を目指すニチイの「医療事務講座」は、47,850円(税込)となっています。
これは医療事務講座の相場費用の40,000円程と比較すると少し高めの価格設定となっており、価格負担はネックの一つといえるでしょう。
よって、安さを軸に講座を決めたいと考えている人は他の講座も併せて検討してみることをおすすめします。
画像出典:ニチイ公式HP
ニチイの医療事務講座では厚生労働省認定のテキストを用います。内容の専門性や網羅性に関しては絶対的な信頼があると言えるでしょう。
また、教材の中にはQRコードがあり、スマートフォンやタブレットなどで読み込むことで、関連する問題などと照らし合わせながら勉強することができます。
一方で、ニチイの医療事務講座では講義動画はありません。そのため、基本的には自分でテキストを読んで勉強することになります。
ニチイの医療事務講座では、講座途中での通学コースへの編入が可能になっている他、通信講座受講中に無料で5回まで通学の授業に参加することができます。
その他にも、受講生専用サイトや電話などで気軽に何度でも講師に質問することができます。
ただし、この講座では3ヶ月の間での資格取得を目指すことになりますが、メディカルクラークを目指すのには期間が少し短いとも言えます。
サポート期間は無料で3ヶ月延長できますが、合格を急ぐあまり不合格になってしまうのでは何の意味もないでしょう。
ニチイの医療事務の講座で対象にしているメディカルクラークの資格は医療事務の資格の中で最も人気のある資格の一つであり、受験者数も非常に多い信頼度の高い資格となっています。
メディカルクラークの資格は大人気ですが、その分不合格者も多い資格で、決して簡単ではありません。
1からでも合格可能な難易度ですが、サポート期間なども考え、自信がない場合にはもう少し簡単な資格から挑戦しても良いかもしれません。
ニチイの医療事務講座は、開講から50年近い年月が経過しており、修了生は80万人以上いる実績のある講座となっています。
また、目標となるメディカルクラークの資格も同じく歴史が長く、現在までの受験者数が160万人を超えている大人気資格です。
ニチイの講座に人気と信頼がなければ、これほど多くの修了生を輩出することはできません。この実績を見れば講座の質が高いことは疑いようがないと言えるでしょう。
ニチイの医療事務講座を実際に使った人の口コミ
専業主婦になり、「いつかは再就職を」と考えてニチイの医療事務講座を受講しました。子育てとの両立を考えて通信コースを選択。無料の延長制度も利用して、マイペースに学習しました。 ニチイ修了生体験談より
1.5ヵ月の短期集中型でしたが、かえって集中して学べたのが良かったと思います。就業しはじめの頃、ニチイの教育担当スタッフの方が職場に来てサポートしてくれたので、スムーズに仕事に慣れることができました。 ニチイ修了生体験談より
ニチイの医療事務講座の評判として、個人の都合に合わせた最適な受講環境を提供してくれる講座として多くの人から好評を集めていました。
修了生が累計80万人という圧倒的実績に違わない講座であることが伺えます。
大栄
全国各地に校舎を構える資格スクールの大栄も、医療事務講座を開講しています。
大栄の医療事務講座は「通学」「通信」「通学・通信のハイブリッド」の3パターンで受講可能であり、自分のスタイルに合わせた勉強法が可能となっています。
なお、受講時には複数コースから講座を選択するのですが、校舎や受講の時期によってコースが異なるので、適宜公式HPで情報収集をする必要があります。
またオンライン特化講座ではないので、ユーキャンなどと比べると値段が高めな点にも注意が必要です。
ネバギバ
ネバギバの通信講座では、医療事務管理士技能認定試験の合格を目指すものとなっています。
この試験は、他にも人気の医療事務資格試験を行っている技能認定振興協会によって行われており、受験者数の多い人気の資格となっています。
ただし講座費用は85,657円(税込)+入学金22,000円(税込)とかなり高いため、この金額を払ってでもネバギバの講座を受講したいかは良く吟味する必要があるでしょう。
ソラスト
ソラストの通信講座には、3ヶ月で医療事務技能士認定試験を目指すスタンダードコースと、5ヶ月で医療事務管理士技能認定試験合格を目指すマスターコースがあります。
管理士コースで取得を目指す資格はネバギバで目指す資格と同じであり、スタンダードコースの資格も同じ協会が主催する資格で、どちらも人気資格です。
講座の価格はスタンダードコースで31,800円(税込)、マスターコースは54,800円(税込)~となっていますが、どちらのコースも講義動画はありません。
資格の大原
資格の大原の医療事務講座では、日本ビジネス技能検定協会が行う医療事務能力検定試験の1~3級の合格を目指します。
3級では全6回の動画講義のカリキュラムとテキストなどがついて14,200円で受講が可能という破格の値段となっています。
一つ上の2級を目指す場合でも、3級の6回に加え8回の講義とテキストが付属して24,400円(税込)で受講することができます。
3級の場合にはかなり安い費用で通信講座を受講できますが、目指す資格が有名な人気資格ではなく、加えて最も簡単な3級ということで、就職・転職においてどれだけの価値があるかには疑問が残ります。
LEC
LECの通信講座の特徴は、15時間の講義動画と、サブテキスト、練習問題集が付いて27,500円(税込)ということです。
しかし、メインとなるテキストは付属していません。別売りで、医学通信社のテキストを購入するように指示されます。
このようにそれぞれの通信講座会社が競ってよいテキストを作ろうと努力している中、他社のテキストを流用しているのは良いのかという不安が残ります。
実際、テキストを基準に講義動画を作っている講座も存在するほどテキストは重要です。また、テキストは試験に持ち込むことにもなる大切な要素であるため、医療事務の資格では特に注意するべきだと言えます。
このような特徴を持つLEC医療事務講座ですが、現在休止中で講座購入ができません。購入を検討されている方はご注意ください。
TAC
TACは、様々な資格に対応した通信・通学講座を開講している業界大手の企業です。2022年度の総受講者数は20万人を超えており、誰もが知っている資格学校だと言えるでしょう。
そんなTACですが、医療事務講座に関しては2019年4月以降新規の募集を終了してしまいました。
医療事務系の資格は非常に人気ゆえにライバル企業も多くなっているので、講座を開講し続けるためにはかなり激しい競争に勝たなければならないと推測されます。
中央福祉学院
中央福祉学院では社会福祉主事資格の取得を目指すことができる講座を通信課程で受講することができます。
社会福祉主事は福祉業務に関わる公務員であり、自治体に設置義務があるため仕事が安定しているというメリットもあります。
ただし、社会福祉主事は国家資格であり、受験資格が課されるため、講習会の受講や福祉関係の仕事を積んだ経験がなければなることができないという点に注意が必要です。
医療事務講座の比較表
ここまで、合計13社もの通信講座を紹介しました。
それぞれの会社がどの資格を対象にしているかと、簡単な各社の特徴を表にすると次のようになります。
会社名 | 対象資格 | 特徴 |
---|---|---|
ユーキャン | 医療事務認定実務者 | 分かりやすいテキスト |
ヒューマンアカデミー | 診療報酬請求事務能力認定試験など多数 | 幅広い資格に対応 |
フォーサイト | 診療報酬請求事務能力認定試験 | 講座提供終了 |
日本医療事務協会 | 医療事務検定試験 | 専門学校を展開するノウハウ |
キャリカレ | 医療事務検定試験 | 誰でも目指せる簡単資格 |
ニチイ | メディカルクラークなど | 伝統と実績 |
大栄 | 医療事務管理士技能認定試験 | スクール通学と通信の両立 |
ネバギバ | 医療事務管理士技能認定試験 | 相場の倍の費用 |
ソラスト | 医療事務管理士技能認定試験など | 講義動画が高い |
資格の大原 | 医療事務能力検定試験 | マイナー資格でやや不安 |
LEC | 医療事務認定実務者 | テキストが市販のもの |
TAC | - | 募集を終了 |
中央福祉学院 | 社会福祉主事 | 受講対象に注意 |
この中でも、やはり人気資格を期間にゆとりをもって目指せるユーキャンは非常におすすめできると言えるでしょう。
ユーキャンでは、分かりやすいテキストを用いることができることに加え、スマホを用いて勉強をすることもできます。
ユーキャンの中の人気講座ランキングでも医療事務は1位となっており、極めて受講生が多い大人気講座となっています。
このようにユーキャンの講座は万人受けする魅力的な講座ですが、もちろん人によっては別の講座の方が合っていることもあります。
具体的には、少し難しい人気試験を目指したい場合にはニチイのメディカルクラーク講座がおすすめで、医療従事者のキャリアアップにはフォーサイトやヒューマンアカデミーの診療報酬請求事務能力認定試験講座がよりおすすめとなるでしょう。
受講料を比較
各講座の受講料を比較して安い順に並べると次のようになります。
講座 | 受講料(税込) |
---|---|
日本医療事務協会 | 37,400円 |
ヒューマンアカデミー | 38,000円 |
フォーサイト | 42,800円 |
ニチイ | 47,850円 |
ユーキャン | 49,000円 |
キャリカレ | 58,800円(WEB申込時) |
このように各社の料金を比較すると、日本医療事務協会とヒューマンアカデミーの医療事務講座がお得であることがわかります。
特に、ヒューマンアカデミーは安い上に講義動画も非常に理解しやすい内容となっており、コスパは良いと言えるでしょう。
なお、各講座が実施するキャンペーンの内容によっては価格の順位が変わりうる点にご注意ください。
【初学者におすすめ】医療事務講座
ユーキャン
ユーキャンの医療事務講座は、丁寧なカリキュラムが魅力です。
テキストでは、医療事務の基礎、専門用語の解説も丁寧に行なってくれています。また、メールなどで講師に質問したり、添削問題をしっかり採点してもらえるなど、サポートも非常に充実しています。
圧倒的な実績や信頼感もあるので、初学者の方が安心して学ぶのにぴったりの講座です。
日本医療事務協会
日本医療事務協会の医療事務講座は、受講期間が1年と長いことが魅力です。
初学者の方でも、安心して自分のペースで学習を進め堅実に資格取得を目指すのに向いています。
担任制が採用されているので、担任講師から添削や質問対応などの手厚いサポートを受けることもできます。
また、受講費用が相場よりも安く、自宅受験が可能である点からみても、トライしやすいといえるでしょう。
【安さ重視の方におすすめ】医療事務講座
日本医療事務協会
日本医療事務協会の医療事務講座(通信コース)の受講料は、37,400円となっており相場よりも安くなっています。また、他の資格講座とのセット講座も用意されており、教育訓練給付金制度も利用可能なのでお得に受講することができます。
この受講料ながら、受講期間が長い、テキストが見やすい、担任制で手厚くサポートしてもらえるなど、内容も十分です。
安さを重視するのであれば日本医療事務協会がおすすめです。
フォーサイト
フォーサイトでは、「診療報酬請求事務能力認定試験【医科】スピード合格講座」が42,800円で受講可能です。
若干高めの価格設定にはなりますが、診療報酬請求事務能力認定試験は難易度の高い試験ということを踏まえるとコスパは良いといえます。
また、フォーサイトでは資料請求で通常価格から5,000円割引された価格で講座を購入できるようになります。
ただし、現在は講座提供を終了しているので注意が必要です。
【最短合格を目指すなら】医療事務講座
ヒューマンアカデミー(旧たのまな)
ヒューマンアカデミー(旧たのまな)の公式サイトによると、最短3ヶ月での医療事務の資格取得が可能です。
この秘訣は、eラーニングシステムにあるようです。ヒューマンアカデミーでは、eラーニングシステムが非常に高評価を得ています。
短く区切られた講義動画をスマホで視聴できたり、模試をオンラインで受講できたりと、手軽に学習を進められるのです。また、質問も無制限なので、わからない点をすぐにクリアして最短合格を目指せます。
また、ホームページに利用者の声が多く掲載されているので、よく吟味してから講座を購入できるのも魅力です。
フォーサイト
フォーサイトは、「合格主義」を掲げたテキストをはじめ、最短合格を優先したカリキュラムづくりがなされています。
テキストには合格するために必要な知識が厳選されて掲載してあるため、本当に出題される重要事項のみに絞って学習できます。これは、フォーサイトが過去問を徹底的に分析した結果であり、極めて合理的な学習内容といえます。
また、テキストはフルカラーで、図表も豊富で頭に残りやすいという声も多いです。最短時間で必要事項をインプットし、合格を目指すことができました。
ただし、現在は講座提供を終了しているので注意が必要です。
通信講座選びで失敗しないためのポイント
講座にかかる費用
医療事務の通信講座の相場費用は40,000円ほどとなっています。ただし、医療事務の通信講座は講座によって対象にしている資格が異なるため、単純に価格を比較することはできない点に注意が必要です。
高い講座ほど内容が良いかといわれるとそうではないため、自分の予算を決めたら、その講座が本当に値段に見合った価値があるかを検討する必要があります。
また、簡単な資格を扱っている場合は専門的な内容が少なくて済むため、値段が安いことも多いです。どれだけ難しく、信頼される資格に挑戦したいかをある程度決めてから費用の比較をすると良いでしょう。
教育訓練給付制度の存在もチェック
医療事務講座の負担を低く抑えたい方は、「教育訓練給付金制度」の存在を確認するようにしましょう。
こちらの制度は、受給資格を満たされた方を対象に、受講費用の20%がハローワークから支給される制度です。
対象講座は下記の通りですので、これらの講座の受講を検討されている方は、受給条件を確認するようにしましょう。
- ユーキャン
- フォーサイト
- ヒューマンアカデミー(旧たのまな)
- ニチイ
- 日本医療事務協会
- ソラスト
教材の分かりやすさ
医療事務資格の試験では、多くの場合資料を見ながら解くように問題が作られているため、教材の分かりやすさが試験本番の点数を左右します。
問題で問われている箇所を素早く検索することが点数アップに直結するため、各単元の要点がパッと見てわかる検索性の高いテキストを活用することがおすすめです。
また、医療事務資格試験の内容は初学者にとってとっつきづらい内容が多々登場します。
そこで、それらの内容をスムーズに理解できるようイラスト・カラーでわかりやすく内容が説明されているかもテキスト選びの際にチェックしておきましょう。
テキストを何度も見る前提の試験だからこそ、教材の分かりやすさは大事なポイントになります。
学習サポートの手厚さ
医療事務の通信講座は、今まで資格試験の勉強を一切やったことのない方に向けたものも多く、非常に手厚いサポートをしてくれる会社も多いです。
ただし、サポートの内容は会社ごとに大きく異なるので、自分に合った内容のものを選ぶ必要があるでしょう。
サポートの活用方法や効果は口コミが参考になるケースが多いです。サポートをチェックする際は自分がそのサポートを本当に活用するのかよく検討しましょう。
取れる資格
医療事務の通信講座では講座によって目指す資格が異なるため、自分に合った資格が取れる講座を選ぶ必要があります。
目安として、初めて医療事務について学ぶ場合は医療事務認定実務者、少しレベルが高くても人気資格を狙いたいならメディカルクラークや医療事務管理士技能認定試験、すでに医療事務資格を持っていて最高峰を目指したいなら診療報酬請求事務能力認定試験がおすすめです。
よって、必ずしも順位の高い講座から選ぶことが万人にとって正解というわけではないので注意が必要です。
会社の信頼性
通信講座は一度購入したら、数ヶ月間にわたって講座の通りに勉強を進めていくことになります。もし気に入らなかった場合でも、新たに買いなおすとなると相場の4万円ほどを捨ててしまうことになります。
そのため、本当にその会社が質の高い講座を提供してくれるかどうかの指標となる会社の実績や信頼性は、通信講座を選ぶうえで大切な項目と言えるでしょう。
また、信頼性があることでその後の学習時の安心感も全く変わってくるため、モチベーション維持の観点からも一度チェックしておくことがおすすめです。
医療事務資格を目指す上で注意すること
医療事務の資格を目指す際には、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
受験資格
医療事務には様々な資格があり、中には指定された専門学校・大学等を卒業しているか、指定の通信講座を受講していないと受験できないといった資格も多くあります。
勉強していたのに申し込むことができなかったという事態を避けるためにも、自分が取りたい資格の受験資格は確認しておきましょう。
診療点数の改正
医療事務の試験に何度も登場する診療点数は、「偶数年の4月」に毎回改正されます。過去には2020年4月に改正され、その次は2022年の4月に改正されます。これに合わせて、テキストも必ず最新版であるかを確かめる必要があります。
通信講座を受講している場合は最新の制度に合った教材が用意されているので安心ですが、独学で勉強する場合は安い中古のテキストを買って診療点数の計算を間違えたというようなことが無いように注意して下さい。
試験形式
試験形式の中で特に注意するべき項目が2つあります。1つは在宅受験かどうかで、もう1つは資料の持ち込みが可能かどうかです。
医療事務の資格試験では、自宅で受験できるものも多いです。小さなお子さんがいて、長い時間家を空けるのは避けたいという方などは在宅受験可能な資格を選ぶべきだと言えます。
その反対に、自分の家では集中できないという方や、在宅受験のために問題と解答用紙を送り返すなどの作業が大変だと思うようであれば、会場を設けて試験を行っている資格を選ぶのがおすすめです。
また、医療事務の資格試験では多くの場合で資料の持ち込みが可能ですが、診療情報管理士試験などでは資料を持ち込むことができないため前もって確認しておくと良いでしょう。
独学と通信講座のどっちで勉強すべき?
医療事務の資格試験では専門性の高い難しい内容についてテキストなどを見ながら時間内に考えるというのが基本的な形式になっています。そのため医療関連の通信講座を受講していたり、病院などで働いたりした経験がなければ、用語を覚えても点数には直結しません。
これが医療事務の難しい点であり、慣れてしまえば途端に解きやすくなるのですが、どのように参考資料を使うかが分からないと勉強が進みません。
自分で勉強をする中で、分からないとなっても誰かに質問できる環境のある人や、そもそも文章を読むのが得意で専門的な内容でも理解することができる自信のある方なら独学でも良いですが、かかる時間などを考えると普通の方には通信講座をおすすめします。
医療事務の資格は、一度取得してしまえば一生自分の仕事となる可能性のある資格です。
独学でモチベーションが続かず、諦めてしまうというのは非常にもったいないことなので、不安のある人は通信講座を検討されるのが良いでしょう。
専門学校への通学と通信講座はどっちがおすすめ?
専門学校に通学して医療事務資格の取得を目指すという選択も考えられます。ただし、専門学校に通う場合は数年の時間と大学に進学するのと同レベルの高額な費用がかかります。
そのため、就職や転職の際に活かせる医療事務資格を取得したいという場合には専門学校に通うよりもスマートに通信講座で資格試験の対策を行うことがおすすめです。
通信講座にはわざわざ校舎に通う必要がなく、自分の好きな時間と場所で効率的に学習を進められるという点が大きなメリットといえます。今後ますます通信教育を有効活用して社会で活躍する人材が増えていくことが期待されます。
通信講座で合格率を記録するのは難しい?
通信講座を受講する際に気になるのは本当に通信形式の学習スタイルで合格できるのかという点でしょう。
実際に通信講座会社のホームページを訪れてみてもはっきりとした合格率を確認することは難しいため、このように不安に思う方も多いのが現状です。
これに通信講座では添削指導を行ったりする場合はあるものの、受験後は講師と受講者の連絡が密に取れないという事情を考慮する必要があります。
そのため、通信講座側も発表したくても正確な合格率を好評できない場合が多いのです。
ただし、フォーサイトが診療報酬請求能力認定試験で全国平均の2倍近い合格率を記録しているように、受講者の追跡さえ可能になれば今後ますます通信講座の指導の実力が明らかになることが期待されます。
次回の試験日程は?
医療事務の資格は日程はもちろん、試験の頻度に関しても全く異なるため、次回の日程は目指す資格によってまちまちです。
例えば、医療事務認定実務者試験やメディカルクラークなどの試験は毎月行われていますが、診療報酬請求事務能力認定試験などは年に2回しか行われていません。
また、毎月行われている試験でも、申し込みは試験の3週間前までとなっていることもあるため、申し込んだらすぐ受験できるとは限りません。日程を考えて、いつ受験するかを決めて勉強すると良いでしょう。
医療事務通信講座まとめ
おすすめの医療事務通信講座まとめ
- 1位:ユーキャン
- 2位:ヒューマンアカデミー(旧たのまな)
- 3位:フォーサイト(2023年で講座提供終了)
- 4位:日本医療事務協会
- 5位:キャリカレ
- 6位:ニチイ
おすすめの医療事務の通信講座とその特徴について説明しました!
最初はどの講座が良いのか全く分からなかった方も、それぞれの通信講座会社の良いところ・残念なポイントが分かっていただけたのではないでしょうか。
医療事務の通信講座は、各社がどんな資格を目標にしているかなどが異なるため、むしろ違いが分かりやすくて比べやすいと言えます。
あなたに最適な通信講座を見つけて、ぜひ医療事務の資格を手にしてください!