弁護士の名刺を作ろう!書き方のポイントや偽弁護士として疑われない方法まで解説!

「晴れて弁護士になれたけど、名刺って必要なのかな…」

「名刺の内容ってどんなことを載せたら効果的なんだろう」

この記事を読んでいるあなたがきっと上記のようなお悩みをお持ちの方だと思います。

弁護士として独立開業したとしても安泰なわけではありません。黙ってても顧客が集まってくるわけではありませんので、顧客を獲得する行動を取っていく必要があります。

ではどのように顧客と接していけばいいのでしょうか?顧客にアポイントを取って口頭の会話で自己紹介をし回るというのは非効率です。相手も日々仕事で忙しいため、あなたの印象は数日もすれば消え去ってしまいます。

そこで活用できるのが名刺です。名刺は司法書士などの士業活動においてとても重要なツールであり、あなたが弁護士であることの証明書となります。

この記事では、弁護士としての名刺の効果的な表現方法や注意点、名刺の活かし方について解説していきます。

新米弁護士の方は是非ご一読ください!

名刺についてざっくり説明すると

  • 名刺はあなたの素性を表す身分証明書である
  • 素性をさらけ出すことで、相手に安心感を与える
  • 顔写真や事務所HPのQRコードが効果的

名刺の重要性

ビジネス ビジネスシーンにおいて挨拶を交わす際には当たり前のように名刺交換が行われます。そもそもビジネスマンにとって名刺とは以下の目的で使用されています。

  1. 自分の所属を明らかにして、相手に不審感を無くすため

全くの初対面の相手にいきなり仕事をくださいと言っても、相手は不審に思ってしまい相手にしてくれません。会社名や役職、資格などを名刺で示してあげることで、不審感を取り除くことができます。

  1. 挨拶の一貫として

ビジネスマンにとって初対面の人と挨拶する際には、名刺とセットなのがビジネスマナーです。

  1. 人脈形成のため

名刺を渡すことで相手に自分のことを認識してもらうことができます。交換相手と現時点で仕事が無かったとしても、今後困った時や客先を紹介したいといった時に連絡をもらえるきっかけになります。

名刺はいわばあなたの証明書です。どんな業界でも仕事をする上で欠かすことができないビジネスツールです。

司法書士や弁護士といった士業活動においても名刺は重要です。この名刺の扱い方や見栄えによってあなたの印象を大きく左右すると言っても過言ではありません。

相手に合わせた名刺作成

相手 名刺には自分の名前やメールアドレス、弁護士であることを表現することはもちろんですが、工夫を加えるとで相手に好印象を持ってもらえたり、覚えてもらいやすくなったりします。以下の項目で詳しく解説していきます。

顔写真

名刺に顔写真を載せると、インパクトが大きいため相手の印象にも残りやすくなります。

相手はあなた以外にも数多くの方と名刺交換をしています。普段お付き合いの無い方の場合、顔写真が載っていないと次会った際に忘れられている可能性があります。

顔写真についても無表情ではあまり効果がありません。不愛想と返って逆効果になるかもしれません。笑顔で好印象を持ってもらえるように心がけましょう。

弁護士記章マーク

弁護士の証明である弁護士記章のマークを名刺へ載せると華が出ます。顧客に対しては当たり前の情報かもしれませんが、あなたのことを弁護士と知らない人に名刺を配った際に弁護士であることの印象を強く残すことができます。

フリーメールは避けるべき?

ビジネスにおいてはyahooやgoogleといったフリーメールを活用されている方も多いです。もちろん業務上支障をきたすケースもほとんどありません。

ですが印象上の問題として、簡単に変更できるフリーメールよりもお金を払ってメールアドレスを取得している物の方が、相手に安心感を与えることができます。

電話番号

普段の業務連絡については携帯電話さえあれば事足りますが、事務所直通の固定電話も用意しておいた方が相手も信頼してお付き合いできると感じていただくことができます。

経営しているのに携帯電話だけでフラフラしている人なのではと感じられる方も少なくないことを理解しておきましょう。

HPのQRコードもあると良い

名刺には事務所ホームページのQRコードを掲載すると効果抜群です。

ビジネスにおいてほとんどの方がスマホを活用している時代ですので、QRコードがあると気軽にホームページを見てもらえます。

相手に数ある同業者の中から自分を選んでもらうには、こういった小さなきっかけから仕事につながっていくことが意外にあります。

事務所所在地の明記

例え事務所が自宅と兼用していたとしても、名刺には事務所と記載した方がいいです。

ここでも印象上の問題として、事務所が自宅であることを明記してしまうと、事務所を設けていない人には不安で依頼できないと選択肢から削除されてしまう可能性もあります。

名刺には、「事務所:〒100-0000 東京都文京区本郷〇-▲」というように明記しましょう。

弁護士の名刺を作成するメリット

弁護士 弁護士の名刺を作成するメリットとしては、相手に自分の素性を形として表現することになりますので、自分への信頼感を得られることと、仕事を引き受ける際の責任感を持って取り組むことができます。

さらに、自分が弁護士であることを知らない人に対して資格のアピールも行うことができます。

自身の身分証明書になる

最近では弁護士を装った偽弁護士による詐欺が流行しておりニュースでも取り上げられています。取得した資格を悪用して偽弁護士として顧客を騙す詐欺が多くなってきています。

これから仕事の依頼を検討している方は、騙されたくないのでより信頼できる人に依頼したいという気持ちが強くなっています。

弁護士の名刺を用意することで、自分の情報を相手に伝えることができますので、顧客も安心して仕事の依頼ができるようになります。

顧客が日弁連での登録確認もできる

弁護士としての名刺を渡すことによって、顧客はあなたが本当に弁護士なのかどうかを調べることができます。

弁護士として活動するためには、日弁連に登録する必要があります。調べた結果、登録されていないことが分かったら、それは偽弁護士であると詐欺を仕掛けられていると判断することができます。

日弁連での確認方法

日弁連のホームページにて弁護士情報検索をかけることができます。氏名や性別、事務所名はもちろんですが、登録番号でも検索をかけることができるようになっています。名刺には登録番号も明示してあげると顧客に対して親切です。

名刺の上手な活用方法

効果的 名刺を作成する際のポイントとして、自分の得意分野を掲載するようにしましょう。

弁護士の業務範囲はとてつもなく広いです。依頼側に立って考えた場合、何でも対応できると謳っている人と、依頼したい事案に特化した人では、後者の専門性を期待して依頼する傾向にあります。

自分の得意分野で仕事をする方が効率良く業務を進めていくことができます。

目的・用途に合わせて配る名刺を使い分けるといったことも効果的です。

挨拶用として名刺を配る際にはシンプルな名刺の方がスッキリ見せることができますし、顧客獲得のために名刺を配る際には、相手のニーズに合わせた分野をPRした名刺の方が相手の心に刺さります。

弁護士の名刺はどこで作るのか

犬 弁護士の名刺は一体どこで作るのが良いのでしょうか。

10分で注文できるVistaprint

弁護士の名刺の作成をどこで行うか迷っている方は、「Vistaprint」で行うのがベストと言えるでしょう。

Vistaprintのメリットは、5000種類以上のテンプレートが存在することです。スタイリッシュなデザインから、カジュアルなデザインまで様々なデザインの中から選ぶことができます。

また、どんなテンプレートでも100枚で980円から発注することができるので、「自分で良いデザインを思いつかない」「なるべく低価格で作りたい」と言う方は、Vistaprintがオススメです。

オリジナルの名刺なら協北印刷

「自分オリジナルの名刺を作りたい」「全て自分でデザインした名刺を使いたい」と言う場合は、協北印刷に発注するのがベストでしょう。

価格は、100枚で2,500円からと少し高くなってしまうものの、「もの作り」が大好きな社員さんが出来にこだわって作った優美な名刺を使うことができます。

オリジナルの名刺を頼む際は、デザインの打ち合わせや確認などで時間がかかってしまうので、早めに頼むよう気をつけましょう。

名刺を用意して顧客に自分のことをPRしていこう!

弁護士としての名刺についてまとめ

  • 偽弁護士による詐欺が発生しており、弁護士であることの明示は顧客に効果的
  • 業務範囲が広いので、得意分野に絞ってPR
  • 名刺を配る目的・用途によって、名刺を使い分ける

弁護士の名刺について解説してきました。

仕事を獲得するためには、まず顧客に自分のことを信頼してもらわなければなりません。名刺を渡すことによってあなたの素性を理解してもらえるので、安心感を持ってもらうことができます。

さらに弁護士は他にも数多くいますので、その中からあなたを選んでもらわなければいけません。

顔写真を載せて覚えてもらいやすくしたり、得意分野を明記することで仕事の依頼がきやすくするようにすると効果的です。

名刺はあなたの顔になるものです。上記で解説したポイントを理解した上で、納得いくものに仕上げていきましょう!

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