LEC税理士講座の評判は？教材・サポートの特徴から気になる価格まで徹底解説！

画像出典：LEC公式HP

LECの税理士講座の主な特徴は以下の通りです。

• 受講費用は安め
• 答練や模擬試験の的中率が高い
• 「簿記論」と「財務諸表論」を効率よく勉強できる
• 多数のコースから自分に合ったものを選べる
• 優秀な講師陣に解答のテクニックを学べる
• Web上で質問や相談が可能
• 教材がわかりやすく使いやすい
• 申し込み前に無料体験ができる

LECの税理士講座の大きな特徴としては、受講費用が比較的安いこと、答練や模試の的中率が高いことの2つが挙げられます。

リーズナブルな費用で良質なアウトプットを行えるため、コストパフォーマンスに優れた講座に仕上がっています。

また「簿記論」と「財務諸表論」を効率よく対策し、それら2つの必須科目の同時合格を狙えるという魅力もあります。

両者には共通している学習範囲があり、どちらも頭から正直に勉強していくと、二重に学ぶところが出てきます。

そこでLECでは、その無駄を削ぎ落として学習内容をスリム化し、短期間で両方の対策を完成させることが可能となっているのです。

このように魅力の多いLECの税理士講座について、以下ではその詳細を価格・教材・合格実績など幅広い観点から解説を進めていきます。

LECの税理士講座では、初学者と学習経験者を対象したコースがそれぞれ用意されています。

初学者向けのコースは以下の4つです。なお、これから紹介する料金は、全て通信Webの受講形態を選択した場合の金額になります。

＜初学者向け＞

続いて学習者向けに開講されている4コースの料金を紹介します。

＜学習経験者向け＞

なお、簿財横断コース、パーフェクトコース、上級コースに関しては1科目1万円の合格者特典の祝い金も贈呈されるので、実際には上記よりももっとお得に講座を受講できます。

LECの受講費用は比較的安い

次に、LECのパーフェクトコースと他社の講座の料金を比較してみましょう。

上記の通り、LECの受講料は主要な税理士講座の中でみると、比較的安いと言えます。

また予備校における1科目あたりの受講料は、15〜20万円程度が相場です。

そのため、予備校に通う場合と比較しても、LECの通信講座はリーズナブルな金額で受講できます。

様々な割引・特典でさらにお得に

LECの税理士講座では、そもそも安めの価格設定になっていますが、以下の割引や特典を使えば、かなりお得に受講することができます。

割引の詳細は以下の通りです。

また割引に加えて、特典には以下のようなものがあります。

• 簿記経験者は簿財横断コース申し込みで「税理士入門　会計講座」を無料贈呈
• 1科目あたり1万円の合格お祝い金

このようにLECの税理士講座では、多種類の割引や特典が用意されているので、通常よりも受講費用が安くなる可能性が高いです。

よって、自分が割引の対象に当てはまるかどうかについては受講の際に必ずチェックしておくことをおすすめします。

画像出典：LEC公式HP

ここからはLECの税理士講座で使用する教材の特徴について解説していきます。

学習時間を短縮する簿財横断テキスト

税理士試験の必須科目である「簿記論」「財務諸表論」を同時に学ぶコースでは、それら2科目を同じテキストで勉強します。

先述した通り、簿記論と財務諸表論の学習範囲には共通部分があり、1科目ずつ勉強しているとその部分が重複するので、余分な学習をしなければなりません。

しかし、2科目の内容が一体となったLECのテキストなら、共通部分の勉強は一回で済むので効率的です。

学習時間も短縮されるため、その分を他の科目の対策などに当てることができ、効率よく試験範囲を学習することができます。

テキストには様々な工夫が施されている

学習がしやすいように色々な工夫がしてあることも、LECのテキストの魅力です。

例えば、本試験の出題傾向を踏まえて、各学習範囲にはA〜Cの重要度のランクがついています。

これにより、力を入れて勉強しなければならない部分が明確になるので、強弱のある効率的な勉強が可能です。

また覚えるべき箇所にマークが施されているという工夫もなされており、スキマ時間での暗記学習も効果的に進めることができるのです。

模試や答練は本試験の的中率が高い

税理士試験本番では、LECの模試や答練で解いたのとほぼ同じ問題や似たような問題が出題される可能性が高いです。

実際、2018年8月に行われた本試験では、簿記論で5問も的中させています。

よってLECの模試や答練に取り組み、それらで出題された問題を復習して解けるようにしておけば、本番でも類題が出題される可能性が高く高得点を期待できます。

設例や問題集で記憶定着率アップ

税理士試験に合格するには、必要な知識をインプットするだけでなく、それをアウトプットすることも欠かせません。

LECでは質の高い問題集を使って、十分量のアウトプットを行うことができます。

またテキストにも設例が載っており、インプットの段階から適宜アウトプットができるので、効率的に知識を定着させることが可能です。

LECの税理士講座では、良質な教材で学べるだけでなく、手厚い学習サポートを受けることもできます。

無料体験で事前の不安を払拭できる

本当に自分に合っているのかがわからない状態で通信講座に申し込むのは不安だという方も多いでしょう。

LECではそのような声に対応すべく、無料体験の機会が用意されています。

Webの講義を実際に試すことができるので、申し込む前に自らに適しているかを確かめられます。

内容に満足できなければ受講しないことも可能なので、まずは安心して講座を試すことができます。

Webでの質問・相談対応つき

LECの税理士講座をWeb受講する場合は、インターネットを介して質問・相談ができる「教えてチューター」というサービスが利用可能です。

合格に向けて効率よく実力を伸ばしていくには、些細な疑問でもすぐに解消することが大切なので、このサービスは大いに役立つでしょう。

また質問だけでなく、「答練の結果が悪くて、適切な勉強ができているのか不安になった」などの相談をすることもできます。

不安な状況下で相談相手がいることは非常にありがたいといえるため、ぜひ有効活用してみてください。

コース振替制度を用意

税理士試験は7月、8月に実施され、合否が発表されるのは12月中旬です。

そのため、4〜5ヶ月間は、合否がわからない状態で次の科目を勉強することになります。

よって合否の結果次第では、受講科目やコースを変更したほうが良い場合も多いです。

LECはこのような状況にも柔軟に対応してくれます。受講している1つのコースを、他の1コースに変更できるため、合否結果によらず、常に最適なコースで勉強を続けることが可能です。

画像出典：LEC公式HP

LECの税理士講座では、合格実績が公表されていません。

合格体験記は公式サイトで紹介されていますが、合格者数や合格率などは非公表であるため、合格の可能性を判断することは難しいのです。

しかし、テキストが良質であることや、模試や答練の的中率が高いことなどを踏まえると、充実した試験対策ができることは間違いないと言えます。

またLECの税理士講座では、専任講師が合格に必要な知識だけでなく、本番で役立つテクニックも教えてくれるので、合格できる確率も十分に高められます。

他の難関試験の合格実績は充実

LECは税理士試験の合格実績こそ明らかにしていませんが、司法試験や行政書士試験などの他の難関試験については、優れた合格実績を公表しています。

以下ではLECの合格実績の一部を紹介するので参考にしてください。

• 司法試験：1993〜2023で累計5,337名の合格者を輩出、5年連続最年少合格者も輩出
• 行政書士：2023年度試験の受講生合格率32.69％（S式合格講座受講生の数字）
• 弁理士：2017〜2023年度試験の初回受験合格者の5人に4人がLEC出身
• 宅建士：2023年度試験の受講生合格率74.4％

このように他の難関試験では合格実績が十分であることから、LEC自体の信頼度の高さは申し分ありません。

LECの税理士試験には魅力的な点が多いですが、以下のように惜しい点や注意すべき点もあるので気をつけてください。

Webでの学習機能が充実していない

LECの税理士講座では、Webで講義を受けることはできますが、オンラインで練習問題を解いたり、デジタルテキストを閲覧したりすることはできません。

Web学習の機能が充実していれば、通勤中にスマホで勉強するなど、スキマ時間を有効活用できますが、LECでそのような学習をすることは不可能です。

スマホ学習ではスタディングがおすすめ

デジタル教材を駆使してスキマ時間を有効活用したい場合は、スタディングの税理士講座を選ぶのもおすすめです。

スタディングの講座なら、ビデオ講座の視聴から実力テストまで、一連の学習をスマホやPC上で机での学習と変わらぬ高いクオリティで行うことができます。

尚且つ受講料も非常にリーズナブルなので、魅力的な講座だと言えるでしょう。

スタディングの弁理士講座について少しでも興味を持ったという方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

スタディングの弁理士講座の評判は？口コミから読み取れる実態も併せて解明！

合格実績がない

LECの税理士講座に関して、最も惜しいと言える点は、合格者数や合格率などが公表されていないことでしょう。

合格実績の観点から講座の信頼性を判断することができないことは、大きな不安材料だと言えます。

この講座で合格の確率を大きく高められるかについては、テキストや講義などの内容を、他社の講座と比較することによって推測するしかありません。

LECの税理士講座では、初学者向けに4コース、学習経験者向けに4コース、計8コースが開講されています。

＜初学者向け＞

＜学習経験者向け＞

税理士講座の相場は1科目15〜20万円程度であり、それと比較するとLECの講座は安いと言えます。

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ここまでの解説を踏まえ、以下ではLECの税理士講座をおすすめできる人・おすすめできない人の特徴をそれぞれ紹介します。

LECの税理士講座の受講をおすすめする人

• 「簿記論」「財務諸表論」の同時合格を果たしたい人
• 的中率の高い予想問題を解きたい人
• Webで質問や相談をしたい人

LECの税理士講座では、一つのテキストで「簿記論」と「財務諸表論」という2つの必須科目を効率よく勉強し、それらの同時合格を目指せます。

無駄な学習を削減し、より効果的な対策ができるので、一回の試験でそれらをパスしたい方には非常におすすめです。

またLECの模試や答練は的中率が非常に高いため、本番での得点に直結する有効なアウトプットがしたい方にも適しています。

LEC以外の税理士講座の受講をおすすめする人

• 合格実績を重視して講座を選びたい人
• スマホ学習を充実させたい人

合格実績が公表されていないことは、LECの税理士講座最大の欠点とも言えます。

よって合格者数や合格率などを重視して講座を選びたい方にはおすすめできません。

また同講座には、スタディングの講座のようにオンライン学習のコンテンツが豊富に揃っているわけではないため、スキマ時間のスマホ学習を充実させたい方にも不向きです。

以下ではLECの税理士講座に関する評判・口コミを紹介します。

必須科目を効率よく学習できた

「富田先生は「必ずできなければいけない問題」「できなくても合否に影響しない問題」を明確にして指導して下さいましたので、合格するために必要な論点だけに集中して勉強を進めることができました。 また、直前期の答練では「どういったところに配点が来るか」や「時間をかけずに回答できる問題をどのように見分けるか」についても教えて下さり、本試験での点の取り方についてのイメージを持って本番に臨むことができました。 LEC受講者の声より

（簿記論と財務諸表論を）同時に勉強することで効率的な勉強ができ、時間が削減できたと思います。内容がかぶっている部分が多く、どちらの勉強ももう一方の勉強に活かせました。 LEC受講者の声より

やはり必須科目2つを効率よく勉強できることは好評です。

税理士試験をパスするには、簿記論と財務諸表論の合格は避けては通れないので、それらの関門を2つ一気にくぐり抜けられる可能性があるのは大きな魅力だと言えます。

教材がとても使いやすい

基礎期（9月から4月）のテキスト8冊は基本的なことから応用的に使える情報まで記載されているので、読む時期によって違う良さがありました。具体的には、基礎期は新たな知識が講義ごとに増えるので計算方法の確認や復習に使っていたためメインのところばかり読んでいたが、ある程度知識が定着した直前期には、今まで暗記していた計算方法の根拠など細かい部分まで読み直すことでしっかり自分の中に落とし込むことが出来ました。また、セットになっている問題集の難易度と量も程よく、総合問題が多めについているのも魅力的でした。 LEC受講者の声より

5月からの速習コース受講でしたので、限られた講義数で重点項目について効率良く勉強できました。講義内ではパワーポイントでの説明のためイメージしやすく、テキストはシンプルなので直前に確認もしやすかったです。また、速習コースの講義対象外の部分のテキスト・問題集も配布されますので、自分で不安論点があれば確認することも出来ました。特に今回よかったのが、試験委員対策での帳簿組織の追加講義が直前にあり大変良かったです。 LEC受講者の声より

教材のわかりやすさ、使い勝手の良さを評価する声も多いです。

理解しやすい教材を使えば、大きなストレスを感じることなくスムーズに勉強を進められるため、高い学習効果が期待できます。

よって教材の質にこだわる方や効果的な学習がしたい方などには、LECの税理士講座を強くおすすめします。

LECの税理士講座に関する評判を紹介しました。

同講座は簿記論と財務諸表論という2つの必須科目を1つのテキストで効率的に学習し、それらの同時合格を目指せる点で高く評価されています。

また教材のわかりやすさや使いやすさ、模試や答練の的中率の高さについても好評です。

今回紹介した内容を参考に、LECの税理士講座の受講を、前向きに検討してみてください。

LECの公式サイトはこちら