LEC公認会計士講座の評判は?驚きの受講費用から教材の内容まで詳しく紹介!
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「公認会計士の受験を考えているけれど、どの予備校の講座が自分には合っているのだろう?」
「LECの公認会計士講座に興味があるけれど、講義についての評判はどうなのかな?」
公認会計士試験の予備校の受講を考えている人で、このような疑問を持っている人はいませんか?
公認会計士は各種資格の中でも難易度が高く、それに応じて予備校の学習期間も長め、かつ高額な授業料になる傾向があります。
そのような事情から、「少しでもコスパの良い講座を選びたい」と考えている人におすすめの講座が、LEC公認会計士講座です。
この記事では、LEC公認会計士講座の評判やカリキュラムについて、詳しく解説しています。
どの予備校を選んだら良いのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
「LEC公認会計士講座の評判」についてざっくり説明すると
- コスパの良さに定評のある講座
- 試験を徹底分析して作成された答練や模試
- リーズナブルなのはもちろん、サポート体制も手厚いので初学者におすすめ
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LEC東京リーガルマインドの公認会計士講座の特徴
画像出典:LEC公式HP
LECで公認会計士講座の特徴を簡単にまとめると、次のような特徴が浮かび上がります。
- 業界の中でも破格の安さを誇る受講費用
- 割引制度の種類が豊富
- 答練や模試の的中率が高い
- 質問・相談ができるサービスが充実している
- 合格実績は明記されていない
LECの最大のポイントは、何と言ってもコストパフォーマンスの良い受講料です。後述するように、他の公認会計士試験対策の予備校と比較しても、受講料の安さは業界トップクラスと言えます。
また、答練や模試の的中率も目を見張るものがあり、各種テキストも最短ルートで合格を狙える内容で、本格的な試験対策をするのにふさわしいテキストです。
一方、他の予備校と異なり受講生の合格実績は明記されていません。LEC公認会計士講座は会計分野の中では比較的後発の存在であり、ネックになる部分も存在します。
以下の段落で、それぞれの特徴について詳しく解説していきましょう。
LEC公認会計士講座の価格を他社と比較
画像出典:LEC公式HP
まず、LEC公認会計士講座の価格について、他の予備校の価格と比較してみましょう。
LECの短答式対策コースは、278,000円(税込)です。基本的にはこの短答式対策の講座を中心に販売されており、短答式試験の結果によって、次のように論文コースの価格が変動します。(価格は税込)
- 2024年短答式合格:論文合格コースが5万円で受講可能
※LEC奨学生として、論文コースを特別価格で受講
- 2024年短答式不合格:短答・論文合格コースが220,000円〜
※2024年合格向けの短答・論文コースを特別価格で受講
LECを利用して短答式試験に合格した場合は、早期受講割引制度を併用し、かつ短答式と論文コースを合わせても、30万円以下の価格で論文試験までの対策が可能です。
大手の会計系予備校で公認会計士の初学者向けのコースを受講すると、基礎講義~論文対策まで含めて70万円を超える講座も多くなっており、LECの価格は非常にリーズナブルであるといえるでしょう。
また、LECの講座価格を他の予備校と比較した場合は以下のようになります。
講座会社 | コース名 | 価格(税込) |
---|---|---|
LEC | 2024年短答合格コース<春生>+論文合格コース | 328,000円~ |
2024年短答合格コース<秋生>+論文合格コース | 328,000円~ | |
資格の大原 | 1年初学者合格コース | 720,000円~ |
CPA | 1年スタンダードコース | 620,000円 |
TAC | 短期集中本科生 | 730,000円 |
この表を見ると、LECの講座は主要公認会計士講座の価格と比較しても非常に安価であることが伺えます。
他の講座は価格的に手を出しづらくお困りであると考えている方は、ぜひ安価な価格を誇るLECの講座を受講してみることをおすすめします。
さらに割引制度も充実
さらに、LEC公認会計士の割引制度は、以下のようにバラエティに富んでいます。
春生・秋生向け
春生・秋性は初学者を対象としたコースで、まずは短答式試験での合格が目標です。
- 再受講割引:30%割引
- 退職者・離職者応援割引:20%割引
- 早期申込割引:最大5万円割引
- 大学生協・書籍部割引:最大5%割引
- 資格説明会当日申込割引:1万円割引
- 資格説明会予約割引:5千円割引
- 簿記検定 受験生割引:1万円割引
特に注目したいのは、「今までの仕事を辞めて受験する人」を対象にした退職者・離職者応援割引制度です。 先に述べたように、公認会計士の試験は難易度も高い試験なので、一大決心をして離職・退職して試験に臨む人もいます。
職業絡みの学習支援サポートでは「 一般教育訓練給付金制度」の利用も考えられますが、残念ながら、LECの公認会計士講座は対象外です。
教育訓練給付金の代替制度があるのは、かなりありがたい制度であるといえるでしょう。
学習経験者向け
一方、学習経験者に対しては次のような割引制度が用意されています。
- 科目免除割引:会計学6万円割引、その他科目2万円割引
- 早期申込割引:最大20%割引
- 退職者・離職者応援割引:20%割引
- 再受講割引:15%割引
- 大学生協・書籍部割引:最大5%割引
- 資格説明会予約割引:5千円割引
- 資格説明会当日申込割引:1万円割引
このようにLECの割引制度は学習経験者向けの種類も豊富であり、リーズナブルに受講しやすい環境が整っています。
また、割引制度とは異なりますが、論文試験の合格発表前に「論文合格コース」を申し込み、実際には論文試験に合格していた場合には、合格者受講料返還制度もあるため、こちらもぜひ有効活用することをおすすめします。
LECの教材を利用するメリット
画像出典:LEC公式HP
公認会計士試験の勉強をするに当たって、効率良く学習するには教材選びも重要です。
今度は、教材の特徴について見ていきましょう。
高い的中率を誇る教材
LECの教材の中でも、特に答練や模試は高い論点的中率を誇ります。
高い的中率を誇るということは、講師が試験に良く出題される論点を熟知し、授業や演習の中でそれを上手く取り入れられているということになります。
よって、LECの教材で学習を進めることで、自然とよく問われる論点を効果的に学習できることに繋がり、結果として本番で高得点を狙うことができるのです。
効率よく合格を目指せる短答・論文テキスト
短答・論文それぞれの対策用テキストは、合格に必要な知識を横断的に学びながら効率良く学習できる内容に仕上がっています。
知識のインプット・アウトプットを小まめに繰り返すことで、短期間で着実に知識を定着できる点は大きな魅力といえるでしょう。
さらに設問ごとに論点や解法のポイントが明記されているので、「どのようなアプローチであれば高得点を狙えるのか」という根本的な部分の理解も同時に進みます。
要点が凝縮された租税法テキスト
LECでは、租税法のテキストが別途用意されており、他の科目の学習時間を圧迫せずに効率良く学習できます。
内容は膨大な範囲の中から出題頻度の高い論点を厳選され、重要度順に学習を行えるため、無駄な工程を減らしてスムーズに学習を進めることができます。
これにより、租税法の範囲を最短で攻略することができるでしょう。
理論対策に役立つ一問一答問題集
特に短答式対策に利用できるLECの一問一答オリジナル問題集は、「理論対策のバイブル」とも言うべきクオリティの高さを誇ります。
財務諸表論・会計管理論・監査論・企業法の4冊に分かれており、日々の学習ツールとして反復を繰り返すことで高い学習効果を得ることができるでしょう。
また、意味が捉えにくい・受験生が混乱しやすい論点もしっかり掲載されているので、論文試験対策としても有用な問題集となっています。
質問・相談などサポートも充実
資格予備校の利用では、質問・相談のサポート体制も気になるところではないでしょうか。
特に似た論点の解釈の仕方や、類似事例において押さえるべきポイントの違いなど、自学だけでは解決しにくい部分もあるでしょう。
ここでは、LECの気になるサポート体制について解説していきます。
個別相談会はリモートでも可能
LECでは、講師に直接質問できる個別相談会を定期的に開催しています。
現在公認会計士を目指して勉強している受験生だけではなく、これから公認会計士の学習を検討している人まで幅広く利用できるため、公式サイトなどで予め開催日をチェックしておくと良いでしょう。
また、この相談会はZOOMや電話などでも行っているため、校舎が遠いといった方や忙しくて相談会に直接出向く時間がないといった方でも気軽に利用することができる点も大きな魅力といえます。
講座の受講相談まで用意
LECでは、学習中に出てきた疑問にとどまらず、講座受講に関する質問など基本的な事項まで一つずつ丁寧に相談に乗り、回答してくれます。
具体的には、公認会計士の試験の概要や具体的な学習内容、効率的な勉強方法はもちろん、どの講座を受講するべきか・講座の受け方など基本的な質問にも一つずつ丁寧に回答を出してくれます。
これにより、初めての方でも安心して疑問を残さず学習を進めることができます。
また、疑問や不安がある時に的確で信頼の置けるアドバイスが得られることは、学習のモチベーションを保ち続ける上で非常に重要です。
そのため、LECのようなサポート体制が整っている予備校は、受験生もモチベーションが維持しやすい環境だといえるでしょう。
LEC公認会計士講座の合格実績は?
LECでは合格実績について、具体的な受講生合格率などは公表されていません。
合格体験記の数も大手予備校と比較すると少ないため、この点はLECの残念なポイントであるといえるでしょう。
しかし、的中率の高い教材や各種サポート、指導経験が豊富な講師による授業など、講座自体の質は他の予備校と比較しても遜色ないものとなっています。
価格を考慮するとコストパフォーマンスに優れており、「最初は価格に魅力を感じたが、受講してその質の高さに満足した」という評判も耳にしますから、同校の教材でも十分に公認会計士を目指せると考えられます。
よって、LECの合格実績に不安がある方はそのまま他の講座を見るのではなく、まずは一度LECの説明会や無料体験会を通じてその講座のクオリティを体感してみることをおすすめします。
LECの惜しい点や受講時の注意点
ここまでLEC公認会計士講座の評判やその実態について紹介してきましたが、それでも不安を感じる人もいるかもしれませんね。今度は、若干懸念される点について紹介しましょう。
スマホなどの機能が充実していない
Webで受講できるコースもありますが、基本的には通学形式の授業を前提とした講座が展開されています。そのためWeb上の機能面はまだ不備が多く、通信教育と比べるとスマホ対応などに不満を感じる人もいるかもしれません。
ただし、公認会計士の試験そのものが、計算など机に向かって勉強するスタイルが適しているので、大きな懸念材料とは言えないでしょう。また、高い合格実績を誇る他の公認会計士予備校の場合でも、Web環境に大差はありません。
よって、あまり心配し過ぎる必要はないといえるでしょう。
合格率が不明な点は一番のネック
LECの受講材料で一番のネックになるのは、やはり合格率や実績が明示されていない点です。
また、受講生の母数自体も把握しにくいため、論文試験に進んだ際に、周りの受験生の実力や出来具合が図りにくいと言えます。
論述試験は相対評価であるため、自分ではできたつもりでも周りの成績が良いと、落とされる可能性があります。
よってこれらの部分については、講座内容を自分でもしっかりと確認し、合格を狙うのに十分な内容であるかを判断してから受講を開始するようにしましょう。
LEC公認会計士講座のコース一覧
ここで、LEC公認会計士講座のコース別の料金について、改めて確認しましょう。 先に述べたように、初学者向けのコースがメイン講座であり種類は次のコースのみです。
- 短答合格コース:278,000円(税込)
「春生」と「秋生」の違いですが、短答式試験を受験する目標時期が「第1回」と「第2回」かで左右され、講座内容そのものに差があるわけではありません。
その後は短答式の合否によって、論文試験対策コースの値段は以下のように変動します。
【2024年合格を目指すコースの場合】
短答式の合否 | コース | 価格(税込) |
---|---|---|
合格 | 2024年圧縮論文合格コース | 50,000円 |
2024年論文合格コース | 50,000円 | |
不合格 | 2025年短答・論文合格コース(webフォロー) | 220,000円 |
2025年短答・論文合格コース(DVDフォロー) | 260,000円 |
また、短答式と論文式のセットではなくて論文式の合格を目指すことに特化した講座も以下のように用意されています。
【論文合格を目指すコースの場合】
コース名 | 価格(税込) |
---|---|
大学生応援!論文合格コース | 75,000円 |
論文合格コース | 268,000円 |
司法試験合格者専用コース | 398,000円 |
租税法&経営学セレクトパック | 88,000円 |
LECの受講がおすすめである人
ここまでの情報を整理してみましょう。LECの公認会計士講座は、特に次のような方におすすめだと言えます。
- とにかく費用を抑えて公認会計士対策をスタートしたい人
- 的中率の高い教材で合格に直結する学習をしたい人
- web受講でも手厚い学習サポートを受けたい人
中でも受講費用の面において、LECよりも安い予備校の講座は、他にありません。
よって、価格の安さで講座を選ぶ方には特にLECの講座の受講をおすすめします。
また気になるクオリティ面も、以前は租税法などで難色を示す意見も見られましたが、近年の改訂後は前向きな評判もよく耳にします。
そのため、LECの公認会計士講座は通信講座の中でもバランスの取れた講座として位置づけられ、業界の中でもコスパの良さはダントツの講座だと言えるため、クオリティ重視の方も要チェックの講座といえるでしょう。
LEC以外の受講がおすすめである人
逆に、以下のような希望を持つ方は、LEC以外の講座がおすすめでしょう。
- 合格実績が明確に示されていないと不安である人
- 公認会計士対策の最大手で学習をしたい人
- 1年以下の超短期合格を目指したい人
特に実績面では他の予備校と比較しても劣っており、合格者数などの数字が具体的に公表されていない点に不安を抱く方も多いでしょう。
こちらの指標を重視する方は、大原やCPAなど他の予備校を受講するのがおすすめです。
【合格体験記】LEC受講者の口コミ・評判
ここでは実際にLECの公認会計士講座を受講して、見事合格をつかみ取った方の声を見ていきましょう。
他社よりも段違いに安い
理由は二つあります。一つ目は高校受験の際に通っていた学習塾の名前と同じで運命を感じたからです。二つ目は、ほかの予備校と比べて講座価格が安価だったため、挑戦しやすいと思ったからです。短答式試験に1年で合格することができれば、奨学生価格で論文コースを受講することができたというのも、短答式試験に励むための大きなインセンティブになりました。 LEC合格体験記より
最初に予備校数社のパンフレットを取り寄せ、内容や値段を比べてみました。LECは飛び抜けて値段が安く、正直なところ不安に思いましたが、カリキュラムやサポート体制など、特に他の予備校と大きく変わりはないように感じましたので、コスパの良さからLECを選びました。 LEC合格体験記より
LECの公認会計士講座を選んだ理由として、多くの人が他社と比較して受講費用が安いことを挙げていました。
他の予備校の最大半分以下の受講料で短答式・論文式の両試験を突破できる点は多くの方にとって魅力的なポイントであるといえるでしょう。
質問しやすい環境が整っている
私は特に講師LINEを利用していました。私はすぐ質問するのではなく何度も何度も思考を巡らせて自分で問題を解決するように心がけていました。ただしどうしても分からない点についてはその場で気軽に質問したかったためLINEがとても便利だったといえます。LINEだと写真付きで質問でき、また講師がすぐに返信してくれるためストレスなく質問することができました。また通信の人にとっても気軽に質問できることはLECの強みといってもよいと思います。 LEC合格体験記より
基本的に、テキストや答練を作成した先生が講義をしてくださるので、担当する先生によって配布されるレジュメが違ったり、講義の質が一定に保たれないということがないので安心して学習を進めることができます。また、テキストや答練を作成した先生に直接LINEで質問できるので、よりタイムリーにお返事がいただけているのではないかと思います。 LEC合格体験記より
気軽に質問できた点を多くの方が評価していました。
公認会計士試験の出題範囲を一人で学習しきるのは難しいため、質問しやすい環境を予備校側が積極的に整えてくれている点は大きく評価できるポイントの一つといえるでしょう。
LEC公認会計士講座の評判についてまとめ
「LEC公認会計士講座の評判」についてまとめ
- 圧倒的安さとコスパの高さを兼ね備えた講座
- 答練や模試で高い的中率を誇る
- サポート体制も充実
ここまでLECの公認会計士講座について詳しく解説してきました。
安さが最大の魅力の講座であり、講座クオリティも近年改善がみられることから、非常にコスパの良い講座に仕上がっています。
公認会計士試験を受験する際は、ぜひLECの講座も候補に入れて、自分に最適な公認会計士講座を探してみてはいかがでしょうか?